霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第六章 山下(やまくだ)り〔一一七五〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 篇:第1篇 神示の合離 よみ:しんじのごうり
章:第6章 山下り よみ:やまくだり 通し章番号:1175
口述日:1922(大正11)年12月07日(旧10月19日) 口述場所: 筆録者:加藤明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1924(大正13)年8月18日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
治国別、玉国別の一行は祠の前に集まって、ヨルからランチ将軍陣営についての情報を聞いている。ヨルによれば、バラモン軍は河鹿峠を突破することができないので、鬼春別将軍、久米彦将軍を別働隊としてフサの国を渡ってエルサレムに進軍する計画を立てているという。
五十子姫は神勅を伺おうと言って、自ら神主を申し出た。五十子姫の神掛かりにより国照姫命の神勅が下った。治国別の隊は黄金山に進んで鬼春別の別働隊を防ぎ、玉国別は河鹿峠に留まって国祖大神・豊国姫命の御舎を造り守るべし、との宣旨であった。
治国別は五人の供を連れて河鹿峠を出立した。一行は宣伝歌を歌いながら谷道を下って行く。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm4406
愛善世界社版:71頁 八幡書店版:第8輯 165頁 修補版: 校定版:73頁 普及版:34頁 初版: ページ備考:
001 治国別(はるくにわけ)002玉国別(たまくにわけ)一行(いつかう)日当(ひあた)りのよき(ほこら)(まへ)(あつ)まつてヨルの(はなし)()いて()る。
003治国(はるくに)『ヨルさま、004さうしてランチ将軍(しやうぐん)は、005浮木ケ原(うききがはら)陣屋(ぢんや)(かま)持久戦(ぢきうせん)をやる心算(つもり)だな。006なぜ大挙(たいきよ)して河鹿峠(かじかたうげ)(わた)らないのだらうか』
007『どうしてどうして、008ランチ将軍(しやうぐん)進退(しんたい)(これ)(きは)まると()羽目(はめ)(おちい)つて()るのですよ。009貴方(あなた)(がた)此処(ここ)にかうして()られる(かぎ)り、010この(たうげ)突破(とつぱ)する(こと)出来(でき)ないのです。011そこで()むを()浮木ケ原(うききがはら)陣屋(ぢんや)(かま)へハルナの(みやこ)急使(きふし)()せて、012(てき)軍勢(ぐんぜい)数十万(すうじふまん)押寄(おしよ)(きた)れり、013(いたづら)(すす)まば(らう)して(こう)なし、014(しばら)浮木ケ原(うききがはら)(ぢん)(かま)(てき)自然(しぜん)降伏(かうふく)せしむる計劃(けいくわく)なり」との報告(はうこく)をやつたのですよ。015(しか)到底(たうてい)勝利(しようり)見込(みこみ)がつかぬので、016鬼春別(おにはるわけ)将軍(しやうぐん)久米彦(くめひこ)将軍(しやうぐん)(ともな)ひ、017大黒主(おほくろぬし)(さま)(たい)()(わけ)のためだと()つて、018(じつ)(ところ)はフサの(くに)(わた)り、019エルサレムの黄金山(わうごんざん)(むか)つて進軍(しんぐん)する(こと)になつて()ります』
020(なに)? 黄金山(わうごんざん)進軍(しんぐん)するとな、021それや初耳(はつみみ)だ。022玉国別(たまくにわけ)さま、023これやかうしては()られますまい。024吾々(われわれ)はハルナの(くに)大黒主(おほくろぬし)言向(ことむ)(やは)すのが使命(しめい)だが、025先鋒隊(せんぽうたい)として照国別(てるくにわけ)026黄金姫(わうごんひめ)()()られるのだから、027貴方(あなた)()河鹿峠(かじかたうげ)(やく)し、028(てき)襲来(しふらい)()()めなさいませ。029吾々(われわれ)(てき)(かこ)みを突破(とつぱ)してエルサレムの救援(きうゑん)(むか)ひませう。030なア五十子姫(いそこひめ)さま、031どンなものでせう』
032左様(さやう)(ござ)りますなア、033これは容易(ようい)ならざる問題(もんだい)ですから、034(ひと)神様(かみさま)(うかが)つて()ませう。035(その)神勅(しんちよく)によつてお()めなさいませ』
036『なる(ほど)よい(ところ)へお()がつきました。037それなら、038これから貴女(あなた)神主(かむぬし)となつて(くだ)さい。039(わたし)審神(さには)(いた)しますから』
040(しばら)霊媒(れいばい)はやめて()ましたからどうか(ぞん)じませぬが、041()(かく)神様(かみさま)(ねが)つて()ませう』
042()ひながら、043五十子姫(いそこひめ)大地(だいち)(みの)()きて(その)(うへ)端坐(たんざ)し、044()()両手(りやうて)()み、045霊魂(れいこん)宇宙(うちう)()せける。046(しばら)くありて神霊(しんれい)感応(かんのう)ありしと()え、047五十子姫(いそこひめ)面部(めんぶ)益々(ますます)(うるは)しく(かがや)(はじ)めたり。048治国別外(はるくにわけほか)一同(いちどう)は、049ハツと(その)()(かしら)()(かしこ)まる。050五十子姫(いそこひめ)(くち)()つて、
051(われ)国照姫(くにてるひめ)(みこと)なり。052(なんぢ)治国別(はるくにわけ)053玉国別(たまくにわけ)神司(かむつかさ)054バラモン(けう)鬼春別(おにはるわけ)黄金山(わうごんざん)軍隊(ぐんたい)()きつれ進撃(しんげき)する(けん)(くわん)去就(きよしう)(まよ)うて()るやうだが、055(われ)(いま)神素盞嗚大神(かむすさのをのおほかみ)御心(みこころ)(たい)して(なんぢ)一切(いつさい)()(つた)ふべし。056これより治国別(はるくにわけ)万公(まんこう)057晴公(はるこう)058五三公(いそこう)059松公(まつこう)060竜公(たつこう)(とも)に、061ランチ将軍(しやうぐん)陣営(ぢんえい)突破(とつぱ)し、062ペルシヤを()えて黄金山(わうごんざん)(すす)めよ。063鬼春別(おにはるわけ)軍隊(ぐんたい)()(とほ)くは()かじ、064(いま)追跡(つゐせき)せば、065(あるひ)途中(とちう)にて()ひとめ()むやも(はか)(がた)し。066(また)玉国別(たまくにわけ)此処(ここ)国祖大神(こくそおほかみ)067豊国姫命(とよくにひめのみこと)御舎(みあらか)(つく)()(をしへ)(には)()(なら)べ、068斎苑(いそ)(やかた)咽喉(いんこう)たるべき河鹿峠(かじかたうげ)(まも)るべし。069サア明日(みやうにち)より(もり)()伐採(ばつさい)(つち)()きならし建築(けんちく)従事(じうじ)せよ。070(はや)くも斎苑(いそ)(やかた)よりは、071大工(だいく)072左官(さくわん)073手伝(てつだひ)074石工(いしく)など此方(こなた)(むか)つて(いそ)()途中(とちう)なれば、075玉国別(たまくにわけ)此処(ここ)(とど)まつて()養生(やうじやう)(いた)されよ。076(また)五十子姫(いそこひめ)今子姫(いまこひめ)(とも)(をつと)眼病(がんびやう)全治(ぜんち)する(まで)(とど)まつて介抱(かいほう)すべしとの大神(おほかみ)御宣示(ごせんじ)である。077(われ)はこれにて(なんぢ)()(つた)ふる(こと)なし、078サラバ』
079一言(いちごん)(のこ)し、080神霊(しんれい)(かへ)らせたまひぬ。081バラモン(けう)から帰順(きじゆん)した(まつ)082(たつ)(はじ)めイル、083イク、084サール、085ヨル、086(てる)087(はる)面々(めんめん)は、088五十子姫(いそこひめ)荘厳(さうごん)なる神懸(かむがかり)威勢(ゐせい)()たれて(えり)(ただ)し、089(いき)()らし畏縮(ゐしゆく)()たりける。
090唯今(ただいま)御神勅(ごしんちよく)によれば、091どうしても吾々(われわれ)鬼春別(おにはるわけ)軍勢(ぐんぜい)()()めなければなりませぬ。092これから(とき)(うつ)さず出陣(しゆつぢん)(いた)しませう。093何卒(どうぞ)貴方(あなた)御神勅(ごしんちよく)(どほ)り、094此処(ここ)探題(たんだい)となつて咽喉扼守(いんこうやくしゆ)御用(ごよう)をして(くだ)さい、095(しばら)くは御造営(ござうえい)でお(いそが)しい(こと)でございませう。096まづ第一(だいいち)にランチ将軍(しやうぐん)陣営(ぢんえい)を、097メチヤメチヤに()(くだ)き、098神力(しんりき)(あら)はすのを(たの)しみに、099(いさ)ンで(まゐ)ります。100玉国別(たまくにわけ)(さま)101何卒(どうぞ)御自愛(ごじあい)なさいませ。102五十子姫(いそこひめ)(さま)今子姫(いまこひめ)(さま)(その)()御一同(ごいちどう)左様(さやう)ならば』
103()ふより(はや)く、104スタスタと五人(ごにん)(とも)()()急坂(きふはん)(くだ)りゆく。105治国別(はるくにわけ)道々(みちみち)宣伝歌(せんでんか)(うた)ふ。
106(この)()(つく)(かた)めたる
107(まこと)(かみ)()(くだ)
108四方(よも)(ふさ)がる雲霧(くもきり)
109息吹(いぶき)(はら)(きよ)めつつ
110善神邪神(ぜんしんじやしん)()てわけて
111蒼生(あをひとぐさ)(とり)(けもの)
112木草(きくさ)のはしに(いた)るまで
113(すく)はせたまふ(たふと)さよ
114(われ)(うれ)しき宣伝使(せんでんし)
115神素盞嗚大神(かむすさのをのおほかみ)
116(みこと)(かしこ)曲神(まがかみ)
117征途(せいと)(のぼ)(すす)()
118河鹿峠(かじかたうげ)急坂(きふはん)
119(のぼ)りつ(くだ)りつ()(きた)
120数多(あまた)(てき)()()らし
121日頃(ひごろ)()がれし(おとうと)
122(おも)はぬ(ところ)(めぐ)()
123勇気(ゆうき)日頃(ひごろ)百倍(ひやくばい)
124いよいよ此処(ここ)にバラモンの
125寄手(よせて)(むか)つて突喊(とつかん)
126三五教(あななひけう)独特(どくとく)
127大神徳(だいしんとく)発揮(はつき)する
128(とき)こそ(まさ)(きた)りけり
129朝日(あさひ)()るとも(くも)るとも
130(つき)()つとも()くるとも
131仮令(たとへ)大地(だいち)(しづ)むとも
132(まこと)(みち)宣伝使(せんでんし)
133浮瀬(うきせ)()ちて(くる)しめる
134世人(よびと)(すく)はでおくべきか
135(あく)(みたま)(ことごと)
136生言霊(いくことたま)言向(ことむ)けて
137()かして(すす)宣伝使(せんでんし)
138鬼春別(おにはるわけ)軍勢(ぐんぜい)
139たとへ幾万(いくまん)ありとても
140皇大神(すめおほかみ)(あた)へたる
141生言霊(いくことたま)()(いだ)
142一人(ひとり)(のこ)さず皇神(すめかみ)
143(まこと)(みち)(すく)ふべし
144(いさ)めよ(いさ)(みな)(いさ)
145(すす)めよ(すす)めよ いざ(すす)
146河鹿峠(かじかたうげ)(けは)しとも
147(とら)(おほかみ)(たけ)るとも
148(かみ)(まも)りのある(うへ)
149天下(てんか)(おそ)るるものはなし
150あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
151(かみ)(めぐみ)(さち)はひて
152(わが)一行(いつかう)()(さき)
153いと(たひ)らけく(やす)らけく
154(まも)らせたまひて逸早(いちはや)
155(かみ)御前(みまへ)(かへ)(ごと)
156(まを)させたまへ惟神(かむながら)
157(うづ)御前(みまへ)()ぎまつる
158あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
159御霊(みたま)幸倍(さちはへ)ましませよ』
160 万公(まんこう)急坂(きふはん)(くだ)りながら足拍子(あしびやうし)()つて(うた)ふ。
161(かぜ)()(すさ)河鹿山(かじかやま)
162世界(せかい)名高(なだか)急坂(きふはん)
163斎苑(いそ)(やかた)()()でて
164治国別(はるくにわけ)宣伝使(せんでんし)
165晴公(はるこう)五三公(いそこう)(したが)へて
166(すす)()でます雄々(をを)しさよ
167(やうや)絶頂(ぜつちやう)(のぼ)りつき
168(つき)(ひかり)()びながら
169(みなみ)(むか)つて(くだ)(をり)
170やつて()たのはバラモンの
171腰抜(こしぬ)武士(ぶし)一団(いちだん)
172ウントコドツコイやつて()たな
173(おれ)(ちから)(ため)(どき)
174生言霊(いくことたま)連発(れんぱつ)
175やつて()ようと坂道(さかみち)
176大手(おほて)(ひろ)げて()()すは
177神力(しんりき)無限(むげん)言霊(ことたま)
178(おそ)れて(たちま)敵軍(てきぐん)
179(さん)(みだ)して()げて()
180ウントコドツコイ ドツコイシヨ
181(その)スタイルの面白(おもしろ)
182(かち)(じやう)じて急坂(きふはん)
183(かみ)御歌(みうた)(うた)ひつつ
184ウントコドツコイ ドツコイシヨ
185(あし)拍子(ひやうし)()りながら
186(ほこら)(もり)()()れば
187玉国別(たまくにわけ)宣伝使(せんでんし)
188伊太公(いたこう)さまを敵軍(てきぐん)
189(うば)はれたりと()くよりも
190いろいろざつたと(むね)(いた)
191(やうや)(かみ)御恵(みめぐみ)
192昨日(きのふ)(てき)今日(けふ)(はや)
193味方(みかた)となつて松公(まつこう)さま
194治国別(はるくにわけ)(おとうと)
195()いたる(とき)(おどろ)きは
196(やま)(くづ)るるやうだつた
197ウントコドツコイ(この)(さか)
198だんだん(けは)しくなつて()
199晴公(はるこう)五三公(いそこう)()をつけよ
200松公(まつこう)竜公(たつこう)(その)(とほ)
201(あし)爪先(つまさき)()をつけて
202(すべ)らぬやうに()りて()
203左手(ゆんで)千尋(ちひろ)谷間(たにあひ)
204右手(めて)断岩絶壁(だんがんぜつぺき)
205(ましら)(やつ)めがキヤツキヤツと
206怪体(けたい)(こゑ)()いて()
207これやこれや畜生(ちくしやう)(さる)(やつ)
208玉国別(たまくにわけ)とは(ちが)ふぞよ
209神力(しんりき)無双(むさう)宣伝使(せんでんし)
210治国別(はるくにわけ)のお(とほ)りだ
211(くだ)らぬ真似(まね)をさらしよると
212この万公(まんこう)承知(しようち)せぬ
213(はや)()()()げて()
214貴様(きさま)()()(まく)ぢやない
215アイタヽヽアイタヽヽ(また)(すべ)
216(くびす)(かは)をすりむいた
217朝日(あさひ)()るとも(くも)るとも
218(つき)()つとも()くるとも
219仮令(たとへ)大地(だいち)(しづ)むとも
220三五教(あななひけう)吾々(われわれ)
221(かみ)(ちから)()()びて
222ハルナの(しろ)(わだかま)
223八岐大蛇(やまたをろち)醜魂(しこだま)
224(やま)尾上(をのへ)(かは)()
225()ひのけ()らしエルサレム
226(うづ)(みやこ)(そそ)りたつ
227黄金山(わうごんざん)(むか)ふなる
228鬼春別(おにはるわけ)軍隊(ぐんたい)
229(かた)(ぱし)からことむけて
230(かみ)御国(みくに)福音(ふくいん)
231(つた)へにや()かぬ(わが)一行(いつかう)
232(あつ)(まも)らせたまへかし
233高天原(たかあまはら)霊国(れいごく)
234天国(てんごく)楽土(らくど)(あつ)まれる
235神々様(かみがみさま)吾々(われわれ)
236忠誠(ちうせい)無比(むひ)真心(まごころ)
237(あは)れみたまひて逸早(いちはや)
238神素盞嗚大神(かむすさのをのおほかみ)
239(いづ)御前(みまへ)(かへ)(ごと)
240(まを)させたまへ惟神(かむながら)
241(つつし)(ゐやま)()ぎまつる
242あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
243御霊(みたま)幸倍(さちはへ)ましませよ』
244 晴公(はるこう)(また)(うた)ふ。
245古今無双(ここんむさう)宣伝使(せんでんし)
246治国別(はるくにわけ)一行(いつかう)
247天地(てんち)(はな)(うた)はれて
248美名(びめい)万世(ばんせ)(とどろ)かし
249(うつ)()(こと)(みな)()へて
250(たま)故郷(こきやう)天国(てんごく)
251意気(いき)揚々(やうやう)(すす)むべく
252(その)歓楽(くわんらく)大基礎(だいきそ)
253(つく)らむための首途(かどだち)
254あゝ有難(ありがた)有難(ありがた)
255神素盞嗚大神(かむすさのをのおほかみ)
256(みづ)御霊(みたま)思召(おぼしめし)
257如何(いか)(あらし)(つよ)くとも
258(あめ)(はげ)しく()()とも
259()くるが(ごと)(なつ)()
260大炎熱(だいえんねつ)(なん)のその
261(かみ)(まか)ししこの(からだ)
262如何(いか)でか(われ)はたゆまむや
263ウントコドツコイ ドツコイシヨ
264段々(だんだん)(さか)がきつくなつて
265轟々(ぐわうぐわう)()ふのは谷水(たにみづ)
266()()(すか)して(なが)むれば
267(しろ)飛沫(ひまつ)(ひか)つて()
268天下(てんか)無比(むひ)絶景(ぜつけい)
269(おれ)一旦(いつたん)神業(しんげふ)
270遂行(すゐかう)したる(あかつき)
271この(うるは)しき谷水(たにみづ)
272(なが)めて(ひと)楽隠居(らくいんきよ)
273ウントコドツコイして()たい
274ヤツトコドツコイそンな(こと)
275(おも)うて()つたら神様(かみさま)
276御罰(おばつ)をうけるか(わか)らない
277(こころ)(こま)(をど)()
278(おも)はず脱線(だつせん)ドツコイシヨ
279アイタヽタツタ(いた)しました
280(ばつ)覿面(てきめん)(あし)(つめ)
281(とが)つた(いし)()ちました
282まことに(あぶ)ない坂道(さかみち)
283(ひと)運命(うんめい)もこの(とほ)
284油断(ゆだん)をしたらドツコイシヨ
285(たちま)転落(てんらく)()のあたり
286する(こと)()(こと)(つまづ)いて
287勝利(しようり)(みやこ)にや()かれまい
288あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
289直日(なほひ)見直(みなほ)()(なほ)
290(ゆる)させたまへ天地(あめつち)
291皇大神(すめおほかみ)(もも)(かみ)
292(うづ)御前(みまへ)()ぎまつる
293(わが)()(さき)()つて()
294ランチ将軍(しやうぐん)ドツコイシヨ
295鬼神(きしん)(くじ)(ゆう)あるも
296生言霊(いくことたま)神力(しんりき)
297かけてはドツコイドツコイシヨ
298一耐(ひとたま)りなく(ほろ)ぶだらう
299(おも)へば(おも)へば(いさ)ましや
300朝日(あさひ)()るとも(くも)るとも
301(つき)()つとも()くるとも
302仮令(たとへ)大地(だいち)(しづ)むとも
303(この)面白(おもしろ)言霊(ことたま)
304(いくさ)がどうしてやめられうか
305万公(まんこう)五三公(いそこう)しつかりせ
306(まへ)元来(ぐわんらい)()(よわ)
307(くち)(ばつか)りの人間(にんげん)
308これから(こころ)()(なほ)
309(へそ)(した)霊魂(たましひ)
310(しつか)()ゑて(すす)()
311(けつ)して(わる)(こと)()はぬ
312(まへ)大事(だいじ)(おも)(ゆゑ)
313老婆心(らうばしん)かは()らねども
314友達(ともだち)甲斐(がひ)()をつける
315ウントコドツコイ、ヤツトコシヨ
316これから(さき)緩勾配(くわんこうばい)
317(あし)(すす)みも(らく)になる
318(うた)(うた)ふはこれからぢや
319治国別(はるくにわけ)一行(いつかう)
320天地(てんち)(はぢ)信愛(しんあい)
321(まこと)(みち)実行(じつかう)
322世人(よびと)(かがみ)(うた)はれて
323暗黒界(あんこくかい)光明(くわうみやう)
324(あら)はしたまへ惟神(かむながら)
325(かみ)御前(みまへ)()(まつ)
326あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
327御霊(みたま)幸倍(さちはへ)ましませよ』
328(うた)ひながら山口(やまぐち)さして(くだ)()く。
329大正一一・一二・七 旧一〇・一九 加藤明子録)
330(昭和九・一二・二三 王仁校正)
   
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5/6【霊界物語ネット】大本七十年史 下巻』(1967年発行)を掲載しました。
4/18【霊界物語ネット】山吹の花」(吉野山神業の記録)を掲載しました。
4/8【霊界物語ネット】民謡 波の上』と『民謡 月の都』(王仁三郎の歌集)を掲載しました。