霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第二〇章 猫鞍干(ねこぐらぼし)〔一八二六〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 篇:第4篇 清風一過 よみ(新仮名遣い):せいふういっか
章:第20章 猫鞍干 よみ(新仮名遣い):ねこぐらぼし 通し章番号:1826
口述日:1925(大正14)年08月21日(旧07月2日) 口述場所:丹後由良 秋田別荘 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年11月7日
概要: 舞台:エルサレム市街の路上 あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる] 主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2017-11-26 20:20:32 OBC :rm64b20
愛善世界社版:269頁 八幡書店版:第11輯 597頁 修補版: 校定版:273頁 普及版:63頁 初版: ページ備考:
001 お(とら)守宮別(やもりわけ)002トンク、003テク、004ツーロと(とも)自動車(じどうしや)()り、005市中(しちう)大宣伝(だいせんでん)(はじ)()した。006そして(めう)宣伝歌(せんでんか)()つたビラをバラまき(なが)ら、007自分(じぶん)()自動車(じどうしや)(うへ)から(こゑ)(そろ)へて(うた)つてゐる。
008お寅澆季(げうき)末法(まつぽふ)(この)()には
009諸善(しよぜん)竜宮(りうぐう)()(たま)
010あちら此方(こちら)神柱(かむばしら)
011沢山(たくさん)(あら)はれ(きた)(とも)
012何奴(どいつ)此奴(こいつ)偽神(にせがみ)
013(とく)(はげ)しき偽神(にせがみ)
014()()(しま)(あら)はれた
015変性(へんじやう)女子(によし)瑞御霊(みづみたま)
016ウズンバラチヤンダといふ(やつ)
017其奴(そいつ)(をし)へを(うけ)ついで
018海洋(かいやう)万里(ばんり)打渡(うちわた)
019(かみ)(あつ)まる聖場(せいじやう)
020(はぢ)外分(ぐわいぶん)()らばこそ
021ヌツケリコーと(あら)はれて
022(くに)には(つま)()もあるに
023道義(だうぎ)()らぬブラバーサ
024アメリカンコロニーで()(たか)
025阿婆擦(あばずれ)(をんな)のマリヤをば
026女房(にようばう)気取(きどり)()()いて
027宣伝(せんでん)なぞとはおぞましや
028さめよ(さと)れよエルサレム
029老若(らうにやく)男女(なんによ)人々(ひとびと)
030アンナ ガラクタ宣伝使(せんでんし)
031(なに)をいふやらミカンやら
032坊主頭(ばうずあたま)にキンカンのせて
033(はし)つてゐるより(あや)ふい(をしへ)
034ソンナ(こと)()いたとて(なん)になる
035正真(しやうしん)正銘(しやうめい)救世主(きうせいしゆ)
036底津(そこつ)岩根(いはね)大弥勒(おほみろく)
037日出(ひのでの)(かみ)生宮(いきみや)
038(くだ)つて(ござ)るのを()らないか
039天地(てんち)(ひら)けた(はじ)めより
040澆季(げうき)末法(まつぽふ)(いま)()
041かけて(まこと)救世主(きうせいしゆ)
042一人(ひとり)()()たことは()
043ナザレのイエス・キリストも
044(わづか)(さん)(ねん)布教(ふけう)して
045学者(がくしや)とパリサイ(びと)(ため)
046無惨(むざん)最後(さいご)をとげたぢやないか
047ソンナ神柱(かむばしら)(なん)になる
048(この)()(すく)はうと(おも)ふたら
049(みづ)(おぼ)れず()()けず
050(ゆみ)鉄砲(てつぱう)大砲(たいはう)
051たてつかないやうな神力(しんりき)
052なければ(まこと)救世主(きうせいしゆ)
053(かみ)(はしら)とはいはれない
054(ねむ)りをさませよエルサレム
055(かなら)(まよ)ふなとぼけるな
056いよいよ時節(じせつ)到来(たうらい)
057アフンと(いた)さなならぬぞや
058(みな)足元(あしもと)から(とり)()
059(この)()(うへ)(した)になり
060(した)(かへつ)(うへ)となる
061(まこと)(ひと)つのウラナイの
062(かみ)によらねば(たす)からぬ
063三千(さんぜん)世界(せかい)立替(たてかへ)ぢや
064政治(せいぢ)宗教(しうけう)立直(たてなほ)
065(この)大任(たいにん)双肩(そうけん)
066(にな)うて(あら)はれ()(もの)
067日出(ひのでの)(かみ)生宮(いきみや)
068守宮別(やもりわけ)より(ほか)にない
069あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
070御霊(みたま)恩頼(ふゆ)(かうむ)れよ
071(あさひ)()(とも)(くも)(とも)
072(つき)()(とも)()くる(とも)
073仮令(たとへ)大地(だいち)(しづ)(とも)
074(まこと)(ひと)つの(この)(はしら)
075(この)()にあれます(その)(うち)
076(たす)けにやおかぬ(かみ)(のり)
077(きた)れよ(きた)(みな)(きた)
078みたまの清水(しみづ)にかわく(ひと)
079日出(ひのでの)(かみ)生宮(いきみや)
080(たふと)(をしへ)蘇返(よみがへ)
081三千(さんぜん)世界(せかい)太柱(ふとばしら)
082(ひと)(かみ)ぢやと(あふ)がれて
083万古(まんご)末代(まつだい)()(のこ)
084橄欖山(かんらんさん)(たか)くとも
085シオンの(やま)はさかし(とも)
086日出(ひのでの)(かみ)神力(しんりき)
087(くら)べて()れば()でもない
088(きた)れよ(きた)(みな)(きた)
089(きた)(みなみ)(ひがし)西(にし)
090(まこと)(かみ)(こゑ)()いて
091(わが)霊城(れいじやう)にあつまれよ
092(はる)(はな)()(なつ)(しげ)
093(あき)(みのり)(ゆたか)なる
094天国(てんごく)浄土(じやうど)()(かへ)
095万古(まんご)末代(まつだい)()(どほ)
096(さかえ)()むと(おも)ふなら
097(すべ)ての(をしへ)をふりすてて
098(まこと)(ひと)つの大和魂(やまとだま)
099ビク(とも)(うご)かぬ(この)(みち)
100(みな)さまさつさと()るが()い』
101一生(いつしやう)懸命(けんめい)四方(しはう)八方(はつぱう)駆巡(かけめぐ)つて()る。102そこへ、103夜叉(やしや)(ごと)(いきほひ)で、104あやめのお(はな)(はし)つて()る。105守宮別(やもりわけ)自動車(じどうしや)をヒラリと()びおり、106(はな)(あと)()ふて、107一万(いちまん)(ゑん)せしめむものと(くるま)をお(とら)にあづけおき、108(くも)(かすみ)()つかけて()く。109(とら)()()でならず、110うつかりと、111ハンドルを(にぎ)るや(いな)自動車(じどうしや)はまつしぐらに駆出(かけだ)し、112瀬戸物(せともの)()店先(みせさき)さして、113ドンと(ばか)りに衝突(しようとつ)した途端(とたん)に、114自動車(じどうしや)逆立(さかだ)ちとなり、115大道(だいだう)真中(まんなか)転覆(てんぷく)し、116トンク、117テク、118ツーロの(さん)(にん)三間(さんげん)(ばか)り、119はね()ばされ、120ウーンと(ばか)り、121(あるひ)気絶(きぜつ)し、122(あるひ)悲鳴(ひめい)をあげて(くる)しみてゐる。123(とら)大道(だいだう)正中(まんなか)へはね()ばされ、124(おほ)きなポホラやウットコを(うし)猫鞍(ねこくら)日向(ひなた)()したやうな塩梅(あんばい)(しき)で、125のけぞつて(しま)つた。126あまたの群集(ぐんしふ)は、127自動車(じどうしや)だ、128転覆(てんぷく)だ、129気違(きちがひ)(ばば)アの遭難(さうなん)だ……』と(またた)()交通(かうつう)()めになる(ところ)まで人垣(ひとがき)(きづ)いて(しま)つた。130急報(きふはう)()つて警官(けいくわん)警察医(けいさつい)(とも)なひ、131(この)()()(きた)り、132一先(ひとま)()(にん)負傷者(ふしやうしや)警察用(けいさつよう)自動車(じどうしや)にのせ、133博愛(はくあい)病院(びやうゐん)さして、134砂煙(すなけぶり)()(なが)らブウブウブウと(はし)()く。
135大正一四・八・二一 旧七・二 於由良海岸秋田別荘 松村真澄録)

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