霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第六章 (うた)(とく)〔九七〇〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻 篇:第1篇 向日山嵐 よみ(新仮名遣い):むこうやまあらし
章:第6章 歌の徳 よみ(新仮名遣い):うたのとく 通し章番号:970
口述日:1922(大正11)年09月15日(旧07月24日) 口述場所: 筆録者:北村隆光 校正日: 校正場所: 初版発行日:1923(大正12)年12月25日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
黒姫は元気よく、双方の和解を祝す宣伝歌を歌い、一同魂を磨くよう神の道を奨励した。一方徳公は、直前まで三公がお愛を掘り出してまた心変わりをさせようと画策していたことを歌い、兼公を幽霊だと思って腰を抜かしたさまなどを出まかせの滑稽な歌に乗せた。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2022-09-24 11:11:43 OBC :rm3506
愛善世界社版:59頁 八幡書店版:第6輯 494頁 修補版: 校定版:63頁 普及版:21頁 初版: ページ備考:
001 黒姫(くろひめ)元気(げんき)よく(うた)をうたつて、002双方(さうはう)和解(わかい)(しゆく)す。003その(うた)
004黒姫三千(さんぜん)世界(せかい)(うめ)(はな)
005一度(いちど)(ひら)(とき)(いま)
006天教山(てんけうざん)地教山(ちけうざん)
007黄金山(わうごんざん)にあれませる
008三五教(あななひけう)大神(おほかみ)
009(たふと)(をしへ)四方(よも)(くに)
010(くま)なく(ひか)(かがや)きて
011(こころ)筑紫(つくし)熊襲国(くまそくに)
012(やま)(おく)まで()(わた)
013()にも(たふと)(かみ)(みち)
014虎公(とらこう)さまを(はじ)めとし
015大蛇(をろち)三公(さんこう)(きこ)えたる
016竜虎(りうこ)(ごと)両人(りやうにん)
017(こころ)(そこ)より()()けて
018(たふと)(かみ)御教(みをしへ)
019(まつろ)(たま)ひし(かしこ)さよ
020天ケ下(あめがした)なる人草(ひとぐさ)
021(たか)(ひく)きの(へだ)てなく
022老若(らうにやく)男女(なんによ)(きら)ひなく
023国治立(くにはるたちの)大神(おほかみ)
024豊国主(とよくにぬしの)大御神(おほみかみ)
025(つく)(たま)ひし御子(みこ)なれば
026(たがひ)(むつ)(した)しみて
027(かみ)(つく)りし(かみ)()
028()(なが)らへて御恵(みめぐみ)
029(つゆ)(うるほ)(よろこ)びの
030(はな)(ひら)かせ()(むす)
031千代(ちよ)万代(よろづよ)(すゑ)までも
032(おな)(こころ)(むつ)()
033(さか)()くこそ(ひと)()
034(この)()(うま)れし(つとめ)なり
035虎公(とらこう)さまは最愛(さいあい)
036(あい)(かた)(いもうと)
037(うめ)無残(むざん)三公(さんこう)
038指図(さしづ)(もと)(さいな)まれ
039無念(むねん)(なみだ)(おさ)へつつ
040(かみ)(こころ)(かへり)みて
041(すべ)ての(あだ)神直日(かむなほひ)
042(こころ)(ひろ)大直日(おほなほひ)
043見直(みなほ)(たま)ひし(たふと)さよ
044(かみ)(われ)()(まも)ります
045(ひと)(かみ)()(かみ)(みや)
046(かみ)(かみ)とは(ぜん)(ぜん)
047(ぜん)刃向(はむか)(あだ)はない
048あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
049御霊(みたま)(さち)はひましまして
050今日(けふ)生日(いくひ)喜悦(よろこび)
051千代(ちよ)八千代(やちよ)(かは)らずに
052(つづ)かせ(たま)天津(あまつ)(かみ)
053国津(くにつ)(かみ)(たち)(もも)(かみ)
054国魂神(くにたまがみ)(おん)(まへ)
055三五教(あななひけう)黒姫(くろひめ)
056(つつし)(ゐやま)(よろこ)んで
057感謝(かんしや)(ことば)(たてまつ)
058いざこれからは(みな)(ひと)
059(こころ)(へだ)てを()(はら)
060(おや)()(ごと)(した)しみて
061(こころ)(たま)(みが)きつつ
062(かみ)大道(おほぢ)(まつろ)へや
063朝日(あさひ)()るとも(くも)るとも
064(つき)()つとも()くるとも
065仮令(たとへ)大地(だいち)(しづ)むとも
066(まこと)(ちから)()(すく)
067(まこと)(この)()(たから)ぞや
068金剛(こんがう)不壊(ふゑ)如意(によい)宝珠(ほつしゆ)
069麻邇(まに)宝珠(ほつしゆ)(うるは)しく
070如何(いか)(たふと)くあるとても
071(まこと)(たま)には()かざらめ
072(たま)(みが)けよ諸人(もろびと)
073(たま)功績(いさを)永久(とこしへ)
074(あが)むる()こそ(たの)しけれ
075あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
076御魂(みたま)(さち)はへましませよ』
077 徳公(とくこう)はツと()ちてうたひ()した。
078徳公『あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
079(かみ)(めぐ)みを(かうむ)りて
080徳公(とくこう)此処(ここ)言霊(ことたま)
081(うた)をうたひ(たてまつ)
082大蛇(をろち)三公(さんこう)()(ひと)
083本当(ほんたう)(はら)(わる)(ひと)
084(いま)()(うた)(うかが)へば
085夜前(やぜん)(うち)木花(このはな)
086(ひめ)(みこと)()化身(けしん)
087天地(てんち)道理(だうり)()かされて
088(こころ)(くも)()(はら)
089(ただ)しき身魂(みたま)となりながら
090(いま)(いま)まで()らず(がほ)
091徳公(とくこう)さまを()()てて
092向日峠(むかふたうげ)山麓(さんろく)
093(うづ)めて()いたお(あい)さま
094一日(ひとひ)(はや)(たす)()
095何処(どこ)かの(やま)()()きて
096うまくお(まへ)抱込(だきこ)んで
097(たけ)(はしら)(かや)屋根(やね)
098手鍋(てなべ)さげても(かま)はぬと
099(あい)(かた)(ぬか)すまで
100うまくやつつけ()れよやと
101(まこと)しやかに()きたてて
102(さけ)()うた(とく)さまを
103無性(むしやう)矢鱈(やたら)()きたてる
104(まこと)(はら)(わる)(ひと)
105(ほか)(こと)とは(こと)(かは)
106冗談(じようだん)()ふにも(ほど)がある
107(あき)れて(もの)()はれない
108本当(ほんたう)馬鹿(ばか)にされました
109()んな(こと)だと()つたなら
110心配(しんぱい)するのぢや()かつたに
111(おも)へば(おも)へば馬鹿(ばか)らしい
112与三公(よさこう)(やつ)まで(だま)されて
113本当(ほんたう)になつて徳公(とくこう)
114(はや)()かなきや親方(おやかた)
115(おほ)きな()(たま)むき()すと
116(おど)文句(もんく)(なら)べたて
117章魚(たこ)禿頭(はげあたま)湯気(ゆげ)()てて
118(すす)めくさつたこと(おも)
119(ゆめ)(うつつ)(まぼろし)
120(わか)らぬ(やう)になつて()
121今日(けふ)(おも)はぬ(さけ)(せき)
122天下(てんか)(きは)めて太平(たいへい)
123兼公(かねこう)(やつ)がヒヨロヒヨロと
124此処(ここ)(かへ)つて()(とき)
125亡者(まうじや)(おれ)()(くび)とりに
126やつて()たかと(きも)(つぶ)
127(こし)()かした(くる)しさよ
128さはさりながら一同(いちどう)
129(かほ)をばよくよく(なが)むれば
130(いづ)れも愉快(ゆくわい)(かほ)(いろ)
131此奴(こいつ)大事(だいじ)アあるまいと
132(たか)(くく)つて虎公(とらこう)
133(こし)をば()んで(くだ)さいと
134()けても()ないわが(こし)
135瀬踏(せぶ)みの()めに()()せば
136(うら)みを(わす)れた虎公(とらこう)
137(こま)つた(やつ)ぢやと()ひながら
138(わたし)(うしろ)にツと(まは)
139(さす)つてくれた()親切(しんせつ)
140この徳公(とくこう)もこれを()
141(とどろ)(むね)()(おろ)
142ヤツと安心(あんしん)したわいな
143あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
144(かみ)()神酒(みき)沢山(たくさん)
145(みな)さま()んで(くだ)さんせ
146(わたし)()ますぢやない(ほど)
147大蛇(をろち)親分(おやぶん)三公(さんこう)
148秘蔵(ひざう)して()(うま)(さけ)
149地獄(ぢごく)(うへ)()(やう)
150(きも)()()して惜気(をしげ)なく
151社会(しやくわい)()めに()()した
152由緒(ゆゐしよ)(ふか)(さけ)ぢやぞえ
153(けつ)して遠慮(ゑんりよ)はいりませぬ
154ズブ(ろく)さまに()(つぶ)
155(した)(まは)らず()()えず
156(あし)さへ()たぬ(ところ)まで
157遠慮(ゑんりよ)会釈(ゑしやく)はない(ほど)
158ガブガブ()んで(くだ)さんせ
159親分(おやぶん)さまの(さけ)ぢやもの
160(わたし)懐中(ふところ)(いた)まない
161ほんに結構(けつこう)結構(けつこう)
162目出度(めでた)(こと)出来(でき)てきた
163「ドツコイドツコイ ドツコイシヨ」
164(さけ)酒屋(さかや)に よい(ちや)茶屋(ちやや)
165別嬪(べつぴん)さまは此処(ここ)()
166(あい)(かた)やお(うめ)さま
167何卒(どうぞ)(いま)から()()けて
168(わたし)一杯(いつぱい)甘酒(うまざけ)
169何卒(どうぞ)(しやく)して(くだ)さんせ
170黒姫(くろひめ)さまはチと(ばか)
171(とし)()して御座(ござ)るけど
172矢張(やつぱり)(をんな)(ちが)ひない
173(をとこ)()から(もら)ふより
174(をんな)(はう)(あぢ)がよい
175さあさあ(みな)さま(をど)りませう
176()んだり()つたり()(まは)
177(うた)うて一夜(いちや)()かさうか
178八岐(やまた)大蛇(をろち)(みたま)まで
179三公(さんこう)さまの体内(たいない)
180(くも)(かすみ)()()して
181(いま)(たふと)(かみ)(みや)
182()神酒(みき)あがらぬ(かみ)はない
183三公(さんこう)親分(おやぶん)()守護神(しゆごじん)
184(さぞ)嘸々(さぞさぞ)()満足(まんぞく)
185(あい)(かた)虎公(とらこう)
186()一同(いちどう)(さま)()満足(まんぞく)
187(ついで)(わたし)()満足(まんぞく)
188千客(せんきやく)万来(ばんらい)いつまでも
189昼夜(ちうや)(わか)たず(さけ)()
190面白(おもしろ)可笑(をか)しう(くら)したい
191(これ)一生(いつしやう)(とく)さまだ
192あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
193(かん)でも(ひや)でも(かま)はない
194(はや)一杯(いつぱい)ついで()
195(ついで)にも(ひと)つついでくれ
196本当(ほんたう)(うま)(さけ)だなア
197こんな()(さけ)()ちながら
198大蛇(をろち)(みたま)憑依(ひようい)され
199(おれ)()(かく)して三公(さんこう)さま
200()んで()たのに(ちが)ひない
201昨日(きのふ)()したる甘酒(うまざけ)
202(くさ)つた(やう)(さけ)だつた
203もうこれからは親分(おやぶん)
204(まへ)改心(かいしん)したからは
205(まへ)(わる)(さけ)()
206乾児(こぶん)(やつ)にや()(さけ)
207ドツサリ()ましてやらさんせ
208悪虐(あくぎやく)無道(むだう)三公(さんこう)
209(かみ)(ひかり)(てら)されて
210改心(かいしん)したと()(しるし)
211(おも)(ちが)ひのない(やう)
212(この)徳公(とくこう)()(こと)
213うまく()()んで(くだ)さんせ
214あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
215(かん)した(さけ)(なほ)(うま)い』
216(くち)から出任(でまか)せに(うた)(なが)()(くる)ふ。
217大正一一・九・一五 旧七・二四 北村隆光録)

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