霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一〇章 神楽舞(かぐらまひ)〔五七七〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 篇:第1篇 正邪奮戦 よみ:せいじゃふんせん
章:第10章 第15巻 よみ:かぐらまい 通し章番号:577
口述日: 口述場所: 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年12月5日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
神素盞嗚尊がしろしめす大海原の国々には、国治立尊が野立彦神と現れて、埴安彦命に神言を依さし給い、黄金山下に三五教の基を開かしめた。
豊国姫尊は野立姫神と現れ、神素盞嗚尊の水火を合わせて埴安姫命となった。そして、三五教を経緯に天下に宣伝し、神人はみなその徳に浴して、一時天下は泰平に治まった。
しかし邪神は次第次第に天下に広がって、やがて荒ぶる神たちは天下を充たすにいたった。
神素盞嗚大神は大海原の国を治めかねて涙に暮れた。母のいる根の堅洲国に行きたいという神素盞嗚大神に対し、御父・神伊邪諾大神は、望みのままにするがよい、ただしこの国から出て行くように、と厳しく答えた。
コーカス山を天の鳥船で立ち出た神素盞嗚尊は、天教山は高天原の姉・天照大神に暇乞いを告げようと、降り立った。しかし姉大神は弟神の心を疑い、高天原を占領しに来たのではないかと武備重々しく出迎えた。
神素盞嗚尊は自分の潔白を晴らすために、誓約の神事を姉神と執り行った。その結果、神素盞嗚尊の心が証明された。
しかし神素盞嗚尊の部下の八十猛神たちは、疑われたことに腹を立てて、誓約の後にかえって荒ぶり、諸所で乱暴を働いた。そのために天照大神がお隠れになってしまうという事態に立ち至った。
そこで、金勝要神の分霊たる思兼神は、天照大神の再出現を乞う神事を執り行うことを提案した。出雲姫命は天鈿女命と現れ、天の数歌を歌って舞い狂った。天照大神が岩戸をわずかに開けたところ、手力男神が岩戸をひき開けた。
八百万の神々は、今回の事変の罪を神素盞嗚尊に帰し、追放した。神素盞嗚尊は一人旅に出て、悪神の征服に向かわれた。
主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm1510
愛善世界社版:115頁 八幡書店版:第3輯 322頁 修補版: 校定版:115頁 普及版:52頁 初版: ページ備考:
派生[?]この文献を底本として書かれたと思われる文献です。[×閉じる]出口王仁三郎全集 > 第一巻 皇道編 > 第七篇 高天原 > 第十五章 神楽舞
001 神素盞嗚尊(かむすさのをのみこと)治食(しろしめ)大海原(おほうなばら)国々(くにぐに)島々(しまじま)は、002国治立尊(くにはるたちのみこと)003野立彦(のだちひこ)(かみ)(あら)はれて、004埴安彦命(はにやすひこのみこと)神言(かむごと)()さし、005黄金山下(わうごんさんか)(あら)はれて三五教(あななひけう)(ひら)(たま)ひ、006豊国姫尊(とよくにひめのみこと)野立姫神(のだちひめのかみ)(あら)はれ、007神素盞嗚尊(かむすさのをのみこと)水火(いき)(あは)して、008埴安姫命(はにやすひめのみこと)となり、009三五教(あななひけう)経緯(たてよこ)より天下(てんか)宣伝(せんでん)し、010神人(しんじん)(みな)(その)(とく)悦服(えつぷく)し、011(あめ)(した)四方(よも)(くに)一時(いちじ)無事(ぶじ)泰平(たいへい)神国(かみくに)(をさ)まりけるが、012天足彦(あだるひこ)013胞場姫(えばひめ)(みたま)邪気(じやき)より(あら)はれ(いで)でたる、014八頭八尾(やつがしらやつを)大蛇(をろち)(はじ)め、015金狐(きんこ)016悪鬼(あくき)諸々(もろもろ)醜女(しこめ)017探女(さぐめ)(あぶら)浸潤(しんじゆん)するが(ごと)く、018(しの)(しの)びに天下(てんか)(ひろ)がり、019邪悪(じやあく)()ち、020(あら)ぶる(かみ)(おとの)(こゑ)は、021山岳(さんがく)(ゆる)(ばか)り、022河海(かはうみ)(ほとん)()れなむとす。
023 神素盞嗚大神(かむすさのをのおほかみ)は、024大海原(おほうなばら)(くに)(おさ)めかね、025(あつ)(なみだ)(むせ)ばせ(たま)(をり)しも、026御父神(おんちちがみ)なる神伊邪諾大神(かむいざなぎのおほかみ)027(みこと)(まへ)(あら)はれ(たま)ひ、
028(なんじ)何故(なにゆゑ)()()させる(くに)(まも)らず、029(かつ)女々(めめ)しくも()きつるか』
030言葉(ことば)(するど)()はせ(たま)ひければ、031神素盞嗚大神(かむすさのをのおほかみ)は、
032『われ、033大神(おほかみ)(みことのり)(ほう)じ、034昼夜(ちうや)孜々(しし)として神政(しんせい)心力(しんりよく)(つく)すと(いへど)も、035地上(ちじやう)悪魔(あくま)(さかん)にして、036容易(ようい)帰順(きじゆん)せしむ(べか)らず。037到底(たうてい)吾等(われら)非力(ひりよく)(もつ)て、038大海原(おほうなばら)(くに)(おさ)むべきにあらず、039(われ)(これ)より()堅洲国(かたすのくに)(いた)らむ』
040(こた)(たま)ひぬ。041(この)(とき)(ちち)伊邪諾大神(いざなぎのおほかみ)は、
042(しか)らば(なんぢ)(こころ)(まま)にせよ、043この(くに)には()(なか)れ』
044言葉(ことば)(きび)しく()らせ(たま)ひぬ。045(ここ)素盞嗚尊(すさのをのみこと)()むを()ず、046(はは)()します()堅洲国(かたすくに)(いた)らむと(おも)はし、047天教山(てんけうざん)高天原(たかあまはら)(まし)ます(あね)大神(おほかみ)(いとま)()ひをなし、048()堅洲国(かたすくに)(いた)らむと、049雲霧(くもきり)押分(おしわ)けて、050天教山(てんけうざん)(のぼ)らせ(たま)ふ。051その(いきほひ)(あた)るべくもあらざる(ごと)()えければ、052御姉(おんあね)大神(おほかみ)は、053いたく(おどろ)かせ(たま)ひ、
054()弟神(おとうとがみ)此処(ここ)(のぼ)()ませるは、055(かなら)(うる)はしき(こころ)ならざらめ、056(この)高天原(たかあまはら)(うば)はむとの(きたな)(こころ)()たせ(たま)ふならむ』
057部下(ぶか)神々(かみがみ)(めい)じ、058軍備(ぐんび)(ととの)へ、059防戦(ばうせん)用意(ようい)(かか)らせ(たま)ひける。
060 神素盞嗚尊(かむすさのをのみこと)は、061姉大神(あねおほかみ)()くも(ふか)猜疑心(さいぎしん)(つつ)まれ(たま)うとは(ゆめ)にも()らず、062コーカス(さん)立出(たちい)でて、063天磐船(あまのいはふね)()り、064天空(てんくう)(かけ)りて、065天教山(てんけうざん)(くだ)らせ(たま)(とき)066(あね)大神(おほかみ)伊都(いづ)竹鞆(たかとも)取佩(とりを)ばして、067弓腹(ゆはら)振立(ふりた)て、068堅庭(かたには)(あら)はれ(たま)ひ、069淡雪(あはゆき)(ごと)く、070土石(つちいし)蹶散(くひち)らし、071(いきほひ)(たけ)弟神(おとうとがみ)(むか)ひ、072高天原(たかあまはら)占領(せんりやう)するの野心(やしん)ある(こと)(きび)しく詰問(きつもん)されたりける。
073 (ここ)神素盞嗚尊(かむすさのをのみこと)は、074(あん)相違(さうゐ)顔色(おももち)にて(こた)(たま)ふよう、
075()れは、076貴神(きしん)(おぼ)さるるが(ごと)(きたな)(こころ)(つゆ)だにもなし、077父大神(ちちおほかみ)御言(みこと)もちて、078(わが)()有様(ありさま)言問(ことと)はせ(たま)ふが(ゆゑ)に、079(こた)(つら)くて、080()れは(はは)()します()堅洲国(かたすのくに)()かむと(おも)ふ、081(こひ)しさの(あま)()くなりと(こた)ふれば、082父大神(ちちおほかみ)は、083(しか)らば(なんぢ)(こころ)(まま)にせよと(あふ)せあり。084(はは)(くに)()かむとするに(さき)だち、085姉大神(あねおほかみ)一目(ひとめ)()ひまつらむと(おも)ひてこそ(のぼ)()つれ、086(けつ)して(あや)しき(こころ)なし。087(ねが)はくば(あね)大神(おほかみ)よ、088()(こころ)(きよ)(こと)(さと)(たま)へ』
089(なみだ)(とも)(こた)(たま)ひぬ。
090 (ここ)(あね)大神(おほかみ)は、
091(しか)らば(なんぢ)(こころ)(きよ)(こと)092(なに)(もつ)証明(あかし)せむ』
093(なじ)(たま)へば、094弟神(おとうとがみ)は、
095()()てる十握(とつか)(つるぎ)(あね)(みこと)(たてまつ)らむ、096(あね)(みこと)御身(おんみ)にまかせる八尺(やさか)曲玉(まがたま)(われ)にわたさせ(たま)へ』
097()(たま)へば、098姉大神(あねおほかみ)(うなづ)かせ(たま)ひて、099(たま)(つるぎ)交換(とりかはし)神業(かむわざ)(はじ)(たま)ひ、100(あま)安河(やすかは)(なか)()(おの)(おの)(あま)真名井(まなゐ)()(すす)ぎ、101佐賀美(さがみ)にかみて()()(たま)へば、102素盞嗚尊(すさのをのみこと)神実(かむざね)なる十握(とつか)(つるぎ)より三柱(みはしら)女神(めがみ)(あら)はれ(たま)ひ、103姉大神(あねおほかみ)(まか)せる八尺(やさか)曲玉(まがたま)より五柱(いつはしら)男神(をがみ)(あら)はれ(たま)へば、104ここに神素盞嗚大神(かむすさのをのおほかみ)(きよ)く、105(わか)く、106(やさ)しき御心(みこころ)(あら)はれ(たま)へり。107(あね)大神(おほかみ)(はじ)めて(さと)り、
108(この)三柱(みはしら)女神(めがみ)は、109(なんぢ)(みたま)より()れませるやさしき(みづ)(みたま)なり。110また五柱(いつはしら)男神(をがみ)は、111あが(みたま)より()れませる雄々(をを)しき男神(をがみ)なり』
112了解(ことわ)(たま)ひぬ。
113 ここに姉大神(あねおほかみ)(うたがひ)(まつた)()れたれども、114(いま)()れやらぬは、115神素盞嗚大神(かむすさのをのおほかみ)(つか)へまつれる八十猛(やそたける)神々(かみがみ)御心(みこころ)なりき。116(ああ)117八十猛(やそたける)(かみ)無謀(むぼう)なる振舞(ふるまひ)()りて、118天照大御神(あまてらすおほみかみ)は、119(あま)岩戸(いはと)奥深(おくふか)(かく)(たま)ひ、120(ふたた)六合(りくがふ)暗黒(あんこく)となり、121昼夜(ちうや)咫尺(しせき)(べん)ぜず、122万妖(ばんえう)(ことごと)(おこ)り、123(くさ)片葉(かきは)(いた)(まで)124言問(ことと)ひさやぐ悪魔(あくま)()現出(げんしゆつ)したりける。125(ここ)高天原(たかあまはら)()します、126思慮(しりよ)分別(ふんべつ)(もつと)(ふか)(かみ)(きこ)えたる、127金勝要(きんかつかね)大神(おほかみ)分霊(わけみたま)思兼神(おもひかねのかみ)は、128八百万神(やほよろづのかみ)(あま)(やす)河原辺(かはらべ)に、129神集(かむつど)へに(つど)へ、130神議(かむはか)りに(はか)りて、131(ふたた)()大神(おほかみ)御出現(ごしゆつげん)()(まつ)(その)神業(かむわざ)(おこな)はせ(たま)ひける。
132 三五教(あななひけう)(みち)(つた)へたりし数多(あまた)宣伝使(せんでんし)は、133(あま)(やす)河原(かはら)(あつ)まり(きた)り、134(なほ)(すす)んで天教山(てんけうざん)(あま)岩戸(いはと)(まへ)(あら)はれ(たま)ひ、135五伴男(いつともを)(かみ)136八十伴男(やそともを)(かみ)(はじ)八百万(やほよろづ)神達(かみたち)137天津(あまつ)神籬(ひもろぎ)()て、138真榊(まさかき)(めぐ)らし、139(かがみ)140(たま)141(つるぎ)(かざ)り、142出雲姫命(いづもひめのみこと)(あめ)鈿女命(うづめのみこと)(あら)はれて、143岩戸(いはと)(まへ)桶伏(をけふ)せて、144(ひと)(ふた)()()(いつ)(むゆ)(なな)()(ここの)(たり)との(あま)数歌(かずうた)うたひ()げ、145()(くる)(たま)ひし(その)可笑(おか)しさに、146八百万(やほよろづ)(かみ)(おも)はず()()し、147常暗(とこやみ)()(くる)しさも(わす)れて、148(わら)(きよう)(たま)へば、149天照大神(あまてらすおほかみ)岩戸(いはと)細目(ほそめ)押開(おしひら)(たま)(をり)しも、150手力男神(たぢからをのかみ)岩戸(いはと)(ひら)御手(おんて)()りて引出(ひきだ)しまつり、151六合(りくがふ)(うち)152(ふたた)清明(せいめい)(かがや)きわたる(こと)()たり。153ここに八百万(やほよろづ)(かみ)(この)(たび)事変(じへん)(もつ)神素盞嗚尊(かむすさのをのみこと)(つみ)()し、154手足(てあし)(つめ)まで()()りて、155高天原(たかあまはら)神退(かむやら)ひに退(やら)(たま)ひしなり。156(これ)より神素盞嗚大神(かむすさのをのおほかみ)は、157今迄(いままで)海原(うなばら)主宰神(しゆさいしん)たる顕要(けんえう)地位(ちゐ)()て、158(こころ)(ほそ)一人旅(ひとりたび)159(くに)八十国(やそくに)160(しま)八十島(やそしま)にわだかまり、161世人(よびと)(そこな)八岐大蛇(やまたをろち)悪神(あくがみ)や、162金狐(きんこ)163悪鬼(あくき)征服(せいふく)(むか)はせ(たま)ひける。164嗚呼(ああ)165今後(こんご)素盞嗚大神(すさのをのおほかみ)御身(おんみ)166如何(いか)になり()くならむか。
167大正一一・四・二 旧三・六 松村真澄録)