霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一三章 三美歌(さんびか)その二〔一五三八〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻 篇:第3篇 神の栄光 よみ(新仮名遣い):かみのえいこう
章:第13章 三美歌(その二) よみ(新仮名遣い):さんびか 通し章番号:1538
口述日:1923(大正12)年05月15日(旧03月30日) 口述場所: 筆録者:加藤明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年8月12日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる] 主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm6013
愛善世界社版:182頁 八幡書店版:第10輯 657頁 修補版: 校定版:193頁 普及版:60頁 初版: ページ備考:
001第二八(二三五)
002
003やみぢにまよひし
004()(ひと)(かみ)
005めぐみのしたたる
006みをしへをきけや
007(折返)
008(なみだ)(あめ)
009たちまち()れて
010つきせぬうれしみ
011()()とかがやかむ。
012
013浮世(うきよ)のます(ひと)
014(くる)しめる(とも)
015(こころ)(きよ)めて
016瑞霊(みたま)にまつろへ。
017
018(くる)しみもだへて
019なげく罪人(つみびと)
020すくひの御舟(みふね)
021(ゆび)をり()てかし。
022
023大本(おほもと)御神(みかみ)
024なやみをはらはれ
025いさみてあそばむ
026()()はまぢかし。
027第二九(二四二)
028
029(かみ)御国(みくに)
030のぼりゆくと
031()れど(した)しき
032あとにのこし
033(にく)のやかたを
034(わか)るるとき
035なごり(をし)まぬ
036(ひと)やはある
037(折返)
038アヽみづみたま
039御神(みかみ)にまさる御力(みちから)なし。
040
041とはの生命(いのち)
042みとむれども
043()きますあとに
044()けるものに
045なごりのうれひ
046たえがたきを
047いかでなげかぬ
048ひとやはある。
049
050うき()(とみ)
051ねがはずとも
052うからやからは
053うゑにふるひ
054わが()なやみて
055いえぬときは
056たれかくるしみ
057かなしまざる。
058
059まが(かみ)たけり
060まことよわく
061つみに(くも)れる
062()にし()めど
063祝詞(のりと)()りて
064神力(みちから)()
065かよわき(たま)
066つひにかちなむ。
067第三〇(二四三)
068
069をしへのわが(とも)
070ミロクの(かみ)
071千座(ちくら)のおき()
072つみゆるします
073こころのなやみを
074(みな)うちあけて
075などかはおろさぬ
076つみの重荷(おもに)を。
077
078をしへのわが(とも)
079ミロクの(かみ)
080われらのなやみを
081しりて(あは)れむ
082(もも)のかなしみに
083しづめる(とき)
084真言(まこと)にこたへて
085すくはせ(たま)はむ。
086
087をしへのわが(とも)
088ミロクの(かみ)
089ふかきいつくしみ
090千代(ちよ)にかはらず
091世人(よびと)のわが()
092(はな)るる(とき)
093真言(まこと)にこたへて
094(めぐ)ませたまはむ。
095第三一(二四八)
096
097わが身体(からたま)わが霊魂(みたま)
098わが生命(いのち)守神(かみ)
099(あさ)なほめ(ゆふ)べたたへ
100(なほ)たらじとおもふ。
101
102したひまつる瑞御魂(みづみたま)
103いづれの御国(みくに)
104その御姿(みすがた)をあらはし
105(まも)らせたまふぞ。
106
107(おほかみ)のさけぶ山路(やまぢ)
108ふるひつつ辿(たど)
109()きなやみたる(わが)()
110あだはあざみわらふ。
111
112()花姫(はなひめ)のらせかし
113白梅(しらうめ)のかをり
114()()くか(やま)()くか
115あい(さと)らまほし。
116
117瑞御魂(みづみたま)うるはしさに
118神人(かみびと)よろこび
119言霊(ことたま)()ちからこそ
120天地(あめつち)(ゆる)げ。
121
122いと(やさ)しき瑞御魂(みづみたま)
123(こと)()うれしき
124(きよ)生命(いのち)のいづみは
125きみにこそあれや。
126第三二(二四九)
127
128 あまつ御国(みくに) のぼりなむ みちしるべは
129  千座(ちくら)を ()ふともなど
130   かなしむべき 救主(きみ)のみ(もと)に ちかづかむ。
131
132 かをれる()に (はな)ちり (くさ)のまくら
133  しとねの (ゆめ)にもなほ
134   (かみ)をあがめ 救主(きみ)のみもとに ちかづかむ。
135
136 あまつつかひは みそらに わたす(はし)
137  うへより (むか)へたまふ
138   たまをきよめ 救主(きみ)のみもとに ちかづかむ。
139
140 ()さめし(われ) み(かみ)の あとを()ひて
141  み(さち)を いよよ(せち)
142   (ねが)ひつつぞ 救主(きみ)のみもとに ちかづかむ。
143
144 あまつくにに のぼりて さかえ()()
145  みたまの きよきいのち
146   ながくてりて 救主(きみ)御顔(みかほ)を あふぎみむ。
147第三三(二六四)
148
149(みづ)御魂(みたま)よわが()
150うづの(みや)となしたまへ
151けがれしこの()(たま)
152月日(つきひ)なす()らしませよ
153(折返)
154わが御霊(みたま)あらひて
155(ゆき)よりも(きよ)くせよな。
156
157(いづ)神力(みちから)によりて
158(しこ)曲霊(まがひ)をおひそけ
159きよき御霊(みたま)にたてかへ
160みまへに(つか)へしめてよ。
161
162(かみ)千座(ちくら)のもとに
163ふしていのるわがみたま
164()かれたまひし()しほに
165(くら)()()らしたまへ。
166
167(つき)(かみ)のいさをしに
168()らさるるこそうれしき
169霊魂(みたま)をあらたにきよめ
170あまつつかひとなしたまへ。
171第三四(二七三)
172
173(きよ)十曜(とえう)
174御旗(みはた)こそ
175御祖(みおや)(かみ)
176さだめてし
177現世(このよ)神世(かみよ)
178(たから)なり
179()はた(けが)さず
180よくまもれ
181(折返)
182(まも)れよまもれ
183よく(まも)
184十曜(とえう)御旗(みはた)
185()()てよ。
186
187十曜(とえう)御旗(みはた)
188あさ(かぜ)
189ひるがへしつつ
190すすみ()
191(かみ)(いまし)
192(とも)にあり
193(かみ)のまにまに
194()をささげ。
195
196(かみ)神軍(みいくさ)
197むらきもの
198こころを(きよ)
199()をきよめ
200御教(みのり)のままに
201すすみゆけ
202(いづ)御霊(みたま)
203御楯(みたて)とし。
204
205大地(だいち)(どろ)
206(しづ)むとも
207(つき)()(ほし)
208(くだ)るとも
209まこと(ひと)つの
210麻柱(あななひ)
211(かみ)言葉(ことば)
212(うご)かまじ。
213
214()たれやきたれ
215(かみ)()
216いづのみたまや
217みづみたま
218あらはれませる
219神園(かむぞの)
220(かみ)(なれ)()
221()たせたまふ。
222第三五(二七四)
223
224(かみ)のいくさの
225きみのみむねを
226をしへつかさよ
227よくまもれ
228ことたまきよめ
229(たま)あきらかに
230はやうちむかへ
231まが(かみ)に。
232
233(あだ)矢玉(やだま)
234はなたばはなて
235われには(いづ)
236言葉(ことば)あり
237あだよてだてを
238つくさばつくせ
239われにも(かみ)
240たすけあり。
241
242(かみ)のまにまに
243ちからはまして
244まがのいくさは
245どよめきぬ
246いさめよいさめ
247(すく)ひの瑞霊(きみ)
248かちどきあぐる
249(とき)はきぬ。
250第三六(二七五)
251
252()てよふるへよ
253(かみ)のいくさ
254みずや御旗(みはた)
255十曜(とえう)(もん)
256まがのみいくさ
257()せゆくまで
258救主(きみ)はさきだち
259(すす)みたまはむ。
260
261きけよふえの()
262救主(きみ)()かす
263(こゑ)はいくさの
264かどでのしらせ
265(かみ)にしたがふ
266()にしあれば
267よろづのあだも
268いかでおそれむ。
269
270(みづ)御魂(みたま)
271ちからにより
272(いづ)のよろひを
273かたくまとひ
274直霊(なほひ)のつるぎ
275ぬきかざして
276(かみ)のまにまに
277いさみすすめ。
278
279(みづ)のみいくさ
280やがてをはり
281(いづ)のかちうた
282きよくうたひ
283つきひかざしの
284かむりをうけ
285みづの御神(みかみ)
286ともにいさまむ。
287第三七(二八〇)
288
289あらへよ霊魂(たましひ)
290こころかぎり
291ちからつくまでに
292いそぎすすげ
293みたまのひかりは
294くもにふれず
295あめつち四方(よも)八方(やも)
296()るたのしさ。
297
298をしへのつかさは
299くものごとく
300むらがりかこみて
301殿(との)()れり
302わきめもふらずに
303(かみ)のさとし
304きよむるまごころ
305うべなひたまふ。
306
307みろくの御神(みかみ)
308きよきこころ
309まなばせたまへと
310両手(もろて)あはせ
311この()()はしら
312つかへなむと
313天授(さづけ)霊魂(みたま)
314(みが)きすます。
315
316あまつ御使(みつかひ)
317みづの御霊(みたま)
318御言(みこと)のまにまに
319すすむこの()
320いかなるあくまの
321さはりあるも
322(かみ)のみちからに
323うちも(はら)はむ。
324第三八(二八八)
325
326いづの(かみ)
327のらすみのり
328かしこみまつり
329()におそれず
330ひとにたよらで
331みちをまもり
332つよきをなだめて
333よわきをたすくる
334(ひと)こそ()
335うづのみこぞ。
336
337かみのよさす
338御使(みつかひ)(たれ)
339あしきこころを
340(ゆめ)いだかず
341いづのみのりを
342かしこみつつ
343あしたに(ゆふ)べに
344たゆまずつかふる
345(ひと)こそ()
346うづの使(つかひ)
347
348みちをまもる
349まめひと(たれ)
350()にさきがけて
351御世(みよ)をなげき
352世人(よびと)のさちを
353ともにいはひ
354あめにもつちにも
355(はづ)るを()らざる
356身霊(みたま)()
357信徒(まめひと)なれ。
358第三九(三〇三)
359
360いかなるなげきも
361科戸(しなど)(かぜ)
362いきふき(はら)ひて
363()もすこやかに
364(かみ)のみをしへを
365たよりとなして
366うつしきこの()
367うたひくらさむ。
368
369浮世(うきよ)(くる)しみ
370いかがありなむ
371まことのよろこび
372瑞霊(きみ)にこそあれや
373あく()にあふとも
374救主(きみ)ましまして
375(まも)らせたまへば
376いさまざらめや。
377
378御神(みかみ)をあふげば
379こころのなやみ
380()()にはらはれ
381雲霧(くもきり)はれぬ
382かきはに(かがや)
383瑞霊(みたま)のひかり
384ながめしわれ()
385(いさ)まざらめや。
386第四〇(三〇五)
387
388(つみ)(けが)れし
389わがみなれども
390(みづ)のみたまは
391千座(ちくら)()ひて
392われ()をきよめ
393(すく)(たま)へり。
394
395きよき御国(みくに)
396御民(みたみ)となして
397(かみ)につかへて
398(ひつじ)のごとく
399ただみち(まも)
400()まはせたまへ。
401
402(くし)びにたふとき
403大御(おほみ)めぐみや
404いづのみひかり
405あふぎしわれは
406この()()づる
407もの()かりけり。
408
409伊都(いづ)御神(みかみ)
410みこころ()らで
411そむきまつりし
412まがこそは()
413かみの御国(みくに)
414(あだ)なりしかも。
415第四一(三〇九)
416
417あく()はすさびて
418暗夜(やみよ)はふかし
419わが()はいかにと
420をののきわづらふ
421(折返)
422わが救主(きみ)よこよひも
423このみをまもり
424さみしき()()
425めぐまひ(たま)へ。
426
427ちかく(まじ)こりし
428(とも)みなゆきて
429つれなき憂世(うきよ)
430ふりのこされぬ。
431
432わがみの霊衣(みけし)
433うすくなりけり
434(よる)なき神国(みくに)
435ちかづきしならむ。
436
437をしへのまにまに
438()かしめたまへ
439生世(いくよ)のあしたに
440よみがへるまで。
441第四二(三一二)
442
443霊魂(みたま)のふるさと
444あふぎ()れば
445(なげ)きにかすめる
446()()れけり。
447
448小暗(をぐら)きこの()
449(まが)をきため
450とび()矢玉(やだま)
451おそれずたたむ。
452
453やだまは(あられ)
454()らばふれよ
455まがつは(あらし)
456()かばふけよ。
457
458永久(とは)住処(すみか)なる
459もとつ(いへ)
460かへりゆく()
461いと(やす)からむ。
462
463さしもに長閑(のどか)
464(かみ)(くに)
465やつれし霊魂(みたま)
466ながく(やす)めむ。
467第四三(三一七)
468
469(つき)(ゆき)(はな)よと
470()でにし
471わがこののこしたる
472(ころも)のそで
473ながめてなげく(をり)
474()かみは
475やすくわが身霊(みたま)
476なぐさめたまふ
477(折返)
478めぐしき(わが)()
479(かみ)()
480のぼりゆき(いの)りを
481ともにせよや。
482
483わかれゆくわが()
484おくりぬ
485なみだの(あめ)()れて
486(くも)はちれり
487(はな)さき(には)()つる
488たびぢを
489いさみすすみ()けや
490(つき)すむ夜半(よは)
491
492(かみ)にひとしかりし
493わが()
494(いま)ちちは(とし)()
495(はは)はやみぬ
496()れど()(たましひ)
497いさみて
498わが()(まも)りつつ
499神国(みくに)へゆけ。
500第四四(三二一)
501
502(やま)()(はら)へば
503あたひは(くだ)
504川水(かはみづ)かわけば
505(ふね)もかよはず
506せむすべ()()
507(たれ)にかたよらむ
508(みづ)御魂(みたま)なす
509(かみ)(あい)のみ。
510
511いのちの清水(しみづ)
512かきはに()けり
513つれなきあらかぜ
514(さそ)ひくるとも
515いかでか(おそ)れむ
516(かみ)のますみくに
517めぐみの(つゆ)にぞ
518うるほひまつる。
519
520伊都能売(いづのめ)(かみ)
521ふかき(こころ)
522いかでか()()
523(ひと)()をもて
524ふたつの御霊(みたま)
525月日(つきひ)のわざを
526つつしみうやまへ
527たかきみいさを。
528第四五(三二二)
529
530救主(ぬし)のしもべの
531むつびあひて
532(かみ)たちあがむる
533うるはしさよ。
534
535御魂(みたま)あひて
536ことたまあひ
537みくにのおんため
538(ひと)つに(いの)る。
539
540(かみ)につかふ
541(うづ)(とも)
542はなるること()
543とこしなへに。
544第四六(三二五)
545
546ひとやの(なか)にも
547よろこびあり
548世人(よびと)にかはりて
549()をながせる
550(みづ)(かむ)ばしら
551(しの)()れば
552なげきはみづから
553()えてぞゆく。
554
555わがみ()きときに
556まなこさまし
557(みづ)御魂(みたま)なる
558救主(きみ)()れば
559千座(ちくら)置戸(おきど)
560()はせぬれど
561ひるみたまはぬに
562こころいさむ。
563
564(くる)しめる(とき)にも
565(たの)しみあり
566きよきをしへにも
567(まが)しのべる
568()をうごかす(みづ)
569またも(みづ)
570()のためにうごく
571()しき()になむ。
572第四七(三四二)
573
574うつりかはるよにしあれど
575うごかぬはみくに
576あふぎうたはむ(とも)()たれ
577とこしなへのうたを
578とこしなへのうたを
579あふぎうたはむ(とも)()たれ
580とこしなへの()うた。
581
582おきておもひふして(ゆめ)
583あまつ(かみ)のもとに
584(はな)()きにほふすがた()
585かすみは()(つき)
586かげもなく()えて
587(はな)のかをるすがたきよく
588かすみは()()れて。
589
590あくに()てるいくさびとの
591言霊(ことたま)風流(みやび)
592火口(ひぐち)そろへ(すす)みつつも
593(つき)かげを(ちから)とし
594よせきたる(なみ)わけて
595たかまのはら(のぼ)りてゆく
596うづみのりみこあゆむ。
597
598八雲(やくも)小琴(をごと)()()らして
599いづのうたうたひ
600いづの御霊(みたま)みづ御魂(みたま)
601こころなぐさまひつつ
602きよきしらべささぐ
603(かみ)ののりのまめひとらが
604いづの御前(みまへ)にふして。
605第四八(三五六)
606
607黄金(こがね)白銀(しろがね)
608(やま)なすとても
609いかで(もと)めむ
610さびゆく(もの)
611霊魂(みたま)行衛(ゆくゑ)
612天津(あまつ)御国(みくに)
613(さか)(ひさ)しき
614うづの住居(すまひ)
615かみわがたま
616あまつくにの
617いのちのそのに
618みちびきませ。
619
620(やま)とつみてし
621わが()のつみ
622はらひきよませ
623(たま)(さち)はひて
624よろこび()てる
625(かみ)(くら)
626あめ(つち)ももの
627(かみ)のつかひ
628よさしのまま
629わがみたまを
630めぐませたまへ
631すくひの救主(きみ)
632
633八雲(やくも)(こと)
634(うづ)音色(ねいろ)
635ひびき(わた)れり
636(かみ)(には)
637草木(くさき)(つゆ)
638(たま)をかざし
639(かみ)()さかえ
640(いは)ひまつる
641()()(あを)
642(はな)はあかく
643(たつ)宮居(みやゐ)
644うるはしさよ。
645第四九(三九二)
646
647国常立(くにとこたち)(かみ)
648わがたまを(まも)
649御霊(みたま)(かて)もて
650いのちを永久(とは)()
651(折返)
652みろくの御代(みよ)
653(ひら)くる()まで
654いづのまもり
655ひろけくあれませよ。
656
657やみ()()(とき)
658魔神(まがみ)たける夜半(よは)
659ゆくてを()らして
660とはにみちびきませ。
661
662ゆくてを(つつ)みたる
663しこの雲霧(くもきり)
664科戸辺(しなどべ)(かぜ)
665伊吹(いぶき)はらひすすむ。
666
667みろくの神代(かみよ)まで
668わがたまを(まも)
669(つばさ)のしたに
670かかへ(まも)らせ瑞霊(きみ)
671第五〇(四〇九)
672
673(やみ)野路(のぢ)
674ひとりゆけど
675(かみ)にまかせたる
676(たま)はやすし。
677
678あらきはやて
679(たき)なすあめ
680いかでおそれむや
681(かみ)のをしへ()
682
683あきの(みづ)
684(たま)はきよく
685月日(つきひ)はかがやき
686むねはさえぬ。
687
688(なみ)はあらく
689(かぜ)(はげ)
690この(ふね)みなとに
691いつかつくらむ。
692
693いづのみたま
694みづの御魂(みたま)
695われらを(まも)りて
696あかしたまへ。
697
698(やま)はくづれ
699かははさけて
700なやめるときこそ
701(かみ)はすくはむ。
702第五一(四一八)
703
704(みづ)御魂(みたま)
705(つき)にしあれば
706暗夜(やみよ)(きよ)
707あかしたまへり
708(折返)
709いづみたま
710みづみたま
711いづのめの
712みたまきよし。
713
714世人(よびと)のために
715てあしの(つめ)
716ぬかせたまひて
717千座(ちくら)につけり。
718
719うづの御園(みその)
720ひらきてわれを
721またせたまへり
722月日(つきひ)御神(みかみ)
723
724(みづ)のみたまよ
725ましみづたれて
726くらきこころを
727あらはせたまへ。
728第五二(四二三)
729
730伊都能売(いづのめ)(かみ)
731天降(あも)ります()
732すくはる信徒(まめひと)
733(みづ)(たま)
734(折返)
735月日(つきひ)のごとく
736かがやきます
737まことの(かみ)
738(たて)とならむ。
739
740きたなきけがれに
741そまぬ(たま)
742(かみ)のたからに
743くはへられ。
744
745みくににすすみて
746(かみ)をあがめ
747まがつに()まざる
748(みづ)(たま)
749第五三(四二七)
750
751(やま)()()
752野辺(のべ)のはたけ
753高田(たかた)窪田(くぼた)
754狭田(さだ)長田(ながた)
755いそしみまく
756いきのたねの
757八束穂(やつかほ)なす
758(あき)()たらむ
759(折返)
760()()るる
761(あき)ちかし
762いさみてまて
763やつかのほ
764とりいるる
765(あき)ちかし
766いさみて()
767やつかのほ。
768
769みそらかすむ
770のどけき()
771(さむ)かぜ()
772(ふゆ)()
773いそしみ()
774いきのたねの
775やつかほなす
776(あき)()たらむ。
777
778うきを(しの)
779()をつくして
780きよき(のり)
781たねを()
782たわに()のる
783その()()
784(かみ)はめでて
785うけたまはむ。
786第五四(四二八)
787
788(ささ)のつゆも
789すゑつひに
790(かは)とながれ
791(うみ)となる。
792
793いとちひさき
794ちりさへも
795つもればまた
796(やま)となる。
797
798あだに(くら)
799(いき)のまも
800たふとき()
801いのちなり。
802
803ありのあなも
804いつとなく
805つつみをさく
806(たね)ぞかし。
807
808あはのちさき
809一粒(ひとつぶ)
810(くら)()たす
811たまとなる。
812第五五(四五一)
813
814()けやいづの御声(みこゑ)
815()よや御姿(みすがた)
816直霊(なほひ)にかへりみて
817(いさ)みすすめよ
818大御(おほみ)神言(かみごと)をば
819かしこみまつらひて
820言霊(ことたま)のつるぎを
821かざしすすみゆけ
822(折返)
823大国常立(おほくにとこたち)
824(みこと)御声(みこゑ)
825まなこをよくさまし
826(うづ)御楯(みたて)となりて。
827
828曲津霊(まがつひ)にかこまれ
829(おに)におそはれ
830()げまどふ(とも)あり
831あはやあやふきを
832すくはでおくべきや
833言霊(ことたま)つるぎもて
834みなことむけやはし
835みちに()かすべし。
836
837曲軍(まがいくさ)にげちる
838(こと)たまきよし
839きよまれるつはもの
840(いさ)みふるひぬ
841すめ(かみ)御座(みくら)
842かちどきをあげよ。
843第五六(四五六)
844
845かなたの(きし)
846(ふね)つけて
847きよきたふとき
848(もと)()かむ
849生日(いくひ)まちつつ
850(たま)をきよめ
851うからやからや
852ともらにあはむ
853(折返)
854やがてあはなむ
855(やがてたのしく()はなむ)
856うからやからと
857したしき(とも)に。
858
859めぐみの(つゆ)
860しげき(くに)
861(のぼ)りてまたも
862えにし(むす)ばむ
863かくれし月日(つきひ)
864(ほし)もかがやき
865()えし(のぞ)みも
866(また)()きかへる。
867
868親子(おやこ)妹背(いもせ)
869めぐり()ひに
870()()をとりて
871笑顔(えがほ)つくる
872雲霧(くもきり)かすみ
873あとなく()えて
874きよき姿(すがた)
875ながめたのしむ。
876第五七(四六二)
877父神(ちちがみ)母神(ははがみ)
878おほみまへに
879いやとこしなへに
880みさかえあれ。
881大正一二・五・一五 加藤明子録)

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