霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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神歌(昭和3年9月号)

インフォメーション
題名:言華 著者:出口王仁三郎
ページ:上巻 50
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 OBC :B145400c08
ア 天地(あめつち)の広きが中に只一人 淋しく立ちて世を思ふかな
  (あが)御祖(みおや)国常立の御命(みこと)もて ()天地(あめつち)()れましにけり
  朝日()す夕日かがやく高熊の 峰に救世(ぐせい)(つづみ)(ひび)けり
イ 五十鈴川(いすずがは)水の流れの清ければ (あが)神国(しんこく)千代(ちよ)に移らじ
  五十鈴川(いすずがは)流れに霊魂(みたま)洗ひたる 人は神代(かみよ)の光なりけり
  (いにしへ)の隠れし神を世にあげて 国ををさむる(うづ)御子(みこ)かな
ウ 産土(うぶすな)の神の御魂(みたま)(あら)はして 御国(みくに)を守る大本(おほもと)(のり)
  海よりも深き恵みに報いんと 朝な夕なに大道(おほみち)()
  (うる)はしき神の御国(みくに)(うま)れきて (かみ)いつかざる(まが)忌々(ゆゆ)しき
エ えらまれて神の使(つかひ)となりながら (わが)霊魂(たましい)の曇りしを()
  ゑらゑらにゑらぎ(にぎ)はひをさまらん みろくの御代(みよ)をまつの(のり)かな
  絵に歌に神の(をしへ)をまつぶさに さとせどくみとる人は(すくな)
オ 大本の神の使(つかひ)とまけられて 道(つた)へ行く人ぞ尊し
  をさまれる世に大本の神の子は (みづか)ら造る天国の(その)
  大島(おほしま)の空を眺めて三千年(みちとせ)の 神の労苦を忍びては泣く
カ かけまくも(あや)(かしこ)皇神(すめかみ)の 御宣(みのり)()くる人は神なる
  惟神(かむながら)神の御宣(みのり)(かしこ)みて 朝な夕なにきみをあがむる
  (かささぎ)の声(いさ)ましく(きこ)ゆなり 高天原の岩戸(ひら)けて
キ きみの為御国(みくに)のために(たま)()の 生命(いのち)捨てんと蒙古に()でけり
  岸を打つ波の音にも(たましひ)を こめてし聞けば神の声あり
  きくらげの(みみ)持つ(やみ)の世の人に 御宣(みのり)伝へんことのかたさよ
ク 奇魂(くしみたま)曾富騰(そふと)の神とあらはれて 世を(あか)し行く伊都能売の(たま)
  久延比古(くえひこ)の神(あき)らけく(あら)はれて 足あゆまねど世の(さま)知ります
  くら(やみ)の世界を照らす(ひと)()は 伊都能売(いづのめ)(かみ)の光なりけり
ケ 毛をふいて(きず)を求むる人々の (たま)救はんと心もむわれ
  けがれたる人のみたまも玉水(たまみづ)の 鏡のぞけば清まりてゆく
  袈裟(けさ)(ころも)美々(びび)しくつけて曲神(まがかみ)が 神の御国(みくに)をくもらせてゆく
コ ここたくの罪や(けがれ)荒魂(あらみたま) 伊都(いづ)(ちから)に清められける
  越国(こしぐに)の旅をかさねて思ふかな 一入(ひとしほ)あつき聖地のめぐみを
  ()の花の匂ふが如く三五(あななひ)の みのりは四方(よも)に拡まりてゆく
サ さまざまの(をしへ)はあれど先の世の (まこと)をさとす(のり)は世になし
  さしのぼる朝日に(つゆ)の消ゆるごと (とし)をかさねて(ほろ)曲教(まがのり)
  栄えゆく神の御国(みくに)(うま)れ来て ほろびの道を辿(たど)(まが)かな
シ (しこ)みたま(わが)大本を(けが)さんと (ぜん)の仮面をかぶりしのび()
  白妙(しろたへ)(ころも)(そで)はぬれにけり 神の恵みの深きを思ひて
  注連縄(しめなは)をはりまはしつつ神徳(しんとく)を 隠さんとする曲世(まがよ)なるかな
ス ⦿()になりてすみきり給ふ()の神の 内流(ないりう)伝ふる瑞魂(みづみたま)かな
  すなほなる人の霊魂(みたま)()の神の (まこと)永久(とは)棲家(すみか)なるらん
  すたれたる神の(をしへ)を世にいだし 闇夜(やみよ)を照らす大本の(のり)
セ 迫り()るこの世の悩み救はんと (なみだ)(そで)をしぼる永年(ながとし)
  せせらぎの(おと)丸山に(こだま)して 小雲(こくも)の川に月は澄むなり
  せきとむる(よし)もなきかな(とき)(こま) しばしためらふ手綱(たづな)なければ
ソ (そま)のたく高嶺(たかね)(けむり)も風なくば 柱の如く(あめ)にたつなり
  そむきたる人の身魂(みたま)も捨てずして 高天(たかま)に救ふ伊都能売の(のり)
  (そと)よりは何もわからぬ玻璃窓(はりまど)も 鏡の如く見ゆる()(なか)
昭和三・七・三一
天界の基礎と()れにし神の子は 夢な忘れそ神の大道(おほぢ)
天国は人の精霊永遠(とこしへ)に 生きて働く御国(みくに)なりけり
限りある()の世に生きて罪つくり 永遠(とは)(さかえ)()つる人あり
人間(にんげん)永遠(とは)生命(いのち)の天国を 思ひて()の世に良き事を為せ
仁愛神(みろくしん)世に顕はれて天地(あめつち)も 安く治まる(うづ)(たる)御代(みよ)
御代(みよ)安く生代(いくよ)王代(たるよ)と治まりて 仁慈(めぐみ)の雨は四方(よも)(うる)ほす
昭和三・八・二
宣伝の旅に立出(たちい)でおもふかな 蝦夷(えぞ)の島根に道(みた)さんと
皇神(すめかみ)の光を清く照らさんと 蝦夷(えぞ)の島根に渡りけるかな
五十鈴川(いすずがは)清き流れをくみあげて 国のけがれをあななひの道
晴れわたる三五(あななひ)の月を眺むれば 心の雲も消えうせにけり
和衣(にぎたへ)の綾の聖地をあとにして 蝦夷(えぞ)の島根に道(つた)へゆく
星かげもまばらに見ゆる満月の すみきる空に(くも)ぎれもなし
ともすれば曇りの包む(わが)胸を はらさせ玉へ月の大神
千早振(ちはやふる)神の()みてし島々を ふみゆく(われ)の旅の(さち)かな
大道(おほみち)蝦夷(えぞ)岩根(いはね)に伝へんと 綾の聖地をたつとしの夏
海津見(わだつみ)(そこ)ひも知らぬみめぐみを くみてこの世をうるほす(のり)かな
惟神(かむながら)神のみことを(かしこ)みて 進みて行かん宣伝の旅
よき人を国に残して旅立つも (くに)救はんと思へばなりけり
高砂(たかさご)の島ふり出しに蝦夷(えぞ)(しま) 道(つた)へゆく(われ)(せは)しき
大本の神の光は蝦夷(えぞ)(しま) 外国(とつくに)までも輝きにけり
惟神(かむながら)神の御命(みこと)をかしこみて 蝦夷(えぞ)樺太(からふと)に旅する(われ)かな
惟神(かむながら)神の柱と(えら)まれし みたまは一日(ひとひ)も休む(ひま)なし
かりごもの乱れ乱れし(やみ)の世を あかして救ふあななひの道
神司(かむづかさ)国の内外(うちと)真心(まごころ)の 鏡いだきて(みち)照らしゆく
きみがため御国(みくに)のためにはるばると 暑さいとはず宣伝の旅
アオウエイ天地(てんち)五音(ごおん)とどろきて (につ)()(げつ)(せい)あきらかなりけり
国々をめぐりめぐりておもふかな へだてぬ愛の神の心を
牢獄に霊魂(みたま)研きし人の子も (やみ)を晴らして輝き()めたり
(まが)の世に勝たんともせず惟神(かむながら) 世に現はれし人の子われは
白雲(しらくも)外国々(とつくにぐに)(はて)までも 大本の名と(わが)(ひら)けり
人類愛(みち)に一生(ささ)げんと 願ふ真心(まごころ)神は汲ませり
国々に人類愛の花咲きて 山の奥まで()かくなり行く
山を超え(かは)(うみ)(さと)をのりこえて 蝦夷(えぞ)島根(しまね)に人類愛()
人生の悲惨苦悩も消え行かむ 人類愛善(みち)(さと)らば
内外(ないぐわい)国人(くにびと)残らず愛善の 道に生かさん生命(いのち)の限りは
昭和三・八・一二
約束を実行せんと(うま)れたる 人の子一日(ひとひ)も休む(ひま)なし
三千年(みちとせ)の昔と今を比ぶれば 人の心の(にご)りたるかな
(あめ)(つち)も曇り果てたる闇の世の 光とならむ身こそ苦しき
狐狸(こり)なぞの容器(ようき)白昼(はくちう)都路(みやこぢ)を 横行闊歩(かつぽ)する世なりけり
世の人の心に潜む邪鬼(まがおに)を 退(やら)はんとして伊都能売の(たま)
苦しみも悩みも知らぬ(われ)ながら 御国(みくに)思へばなやましさわく
同胞(はらから)の心の(ちり)を清めつつ 神国(みくに)に救はん為に働く
進むのみ(ただ)一心(いつしん)に進むのみ 積極主義の大本の道
地の上に数多の国はありながら 信ずる神は一つなりけり
一柱(ひとはしら)(かみ)のいさをを八百万 わかちてとける大本の道
(いにしへ)の釈迦も孔子もキリストも (みな)(わが)(ため)の導師なりけり
オリオンの星より(くだ)りしキリストの ありかたづねて迷ふ世の人
紫微宮(しびきう)をあとに(くだ)りし月かげは 明暗(めいあん)もなしみちかげもなし
()うる心しなくて天地(あめつち)の 神に仕ふる心おこらず
故郷(ふるさと)を遠くはなれて北のはて 神の御旨(みむね)のままにのりゆく
父君(ちちぎみ)名乗(なのり)もならぬ運命(うんめい)の (つな)()かるる身こそ悲しき
悲しみの(ひとみ)かわかずある(われ)の まだ晴れやらぬ丹波霧(たんばぎり)かな
身のすくせ思い悩みて行く(われ)の 心(くも)らす丹波霧(たんばぎり)かな
天国(てんごく)()くる望みのあればこそ ()に人生は楽しかりけり
永遠(とこしへ)(われ)(いのち)の本体と 思ふ心は神に(かよ)へる
ありし世の吾身(わがみ)の歴史思ひ出し 微笑(ほほゑみ)()く神の御子(みこ)かな
永劫(ゑいごう)に生くる命と悟りてゆ 世の()き悩み楽しくなりけり
人生の本義を知らぬ今の世の 人の心は淋しかるらむ
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