霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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言華(昭和6年5月号)

インフォメーション
題名:言華(昭和6年5月号) 著者:出口王仁三郎
ページ:上巻 256
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 文字数:1194 OBC :B145400c43
天地(あめつち)は栄え栄えて果てしなしわがなす業(わざ)もその通りなる
大宇宙廻(めぐ)り廻(めぐ)りて永久(とことは)にわが魂(たましひ)を引きずりてゆく
大宇宙みち足らひたるアオウエイ父音(ふおん)の言霊(ことたま)聞き得(う)る人なし
言霊の幸(さち)はふ国と云ひ乍らその言霊を知る人ぞなし
村肝(むらきも)の心の耳を澄ましみよ大音響の天地(あめつち)を聞く
わが耳は虫の音楽蝉時雨(せみしぐれ)時(とき)じくに聞く天人の群(むれ)
刻々に移り移ろひ進みゆくこの天地(あめつち)は賑(にぎ)やかなりけり
刻々に進展やまぬ大宇宙亡(ほろ)ぶといひし醜(しこ)のものしり
から国(くに)の醜(しこ)の教(をしへ)のあともなく亡びゆく世は迫り来(き)にけり
限りなきこの天地(あめつち)を狭くする人の心のあはれなるかな
花匂(にほ)ひ小鳥は謡(うた)ひ蝶は舞ふ居(ゐ)ながらこの世は地上の天国
たわたわに黄金(こがね)の稲は稔るなりいかでくやまん瑞穂の神国(かみくに)
浅芽生(あさぢふ)の野の末(すゑ)までも照る月の光(かげ)はあまねし瑞穂国原(くにはら)
天津日(あまつひ)の光りあまねき地の上(うへ)にくらき心をわれ持ためやも
君ケ代は遠久(とこしへ)なれと祈りつつわが築きたる石の宮かな
万代(よろづよ)の礎(いしずゑ)固き花明山(かめやま)の月宮殿(げつきうでん)は神の御舎(みあらか)
君ケ代の千歳(ちとせ)の礎(いしずゑ)守らむと鶴山(つるやま)に建つ長生殿(ちやうせいでん)かな
栄えてし宮居(みやゐ)の跡に佇(たたず)みて夜(よ)な夜(よ)なしぼるわが涙かな
鶴山(つるやま)の宮居(みやゐ)の跡に生(お)ひ繁(しげ)る松にかがやふ神の御光(みひかり)
永久(とこしへ)に教祖(みおや)のいます一(いち)の瀬(せ)の奥津城(おくつき)処(どころ)夜毎(よごと)忘れず
天翔(あまかけ)り国翔(くにかけ)りつつ地の上(うへ)をあまねく守らす教祖(みおや)の御魂(みたま)
人々の永遠(とは)に栄(さか)ゆる天国を開(ひら)きて教祖(みおや)は神上(かむあが)りましぬ
二十余(ま)り七年安(やす)きひまもなく教祖(みおや)は道につくし給ひぬ
天地(あめつち)の道踏(ふ)みしめて一筋(ひとすぢ)に三十余年の春吾(われ)過ぎぬ
くさぐさの曲(まが)のしひたげ悩みをも神の守りに払ひ来(き)し吾(われ)
幾度(いくたび)か命(いのち)死せんと思ひしを神の守りにょみがへりけり
地の上のあらゆる穢(けが)れ清(きよ)めんと幾度(いくたび)曲(まが)に襲(おそ)はれし吾(われ)
足曳(あしびき)の山も動かん信仰の力(ちから)に生きて道説(と)きし吾(われ)
若き日の花の楽しみょそにして六十路(むそぢ)の今日(けふ)迄道(みち)説きし吾(われ)
活気なき既成宗教雲(くも)の如(ごと)われを襲(おそ)ひぬ朝な夕なに
惟神(かむながら)神の大道(おほぢ)を知らぬ身のあはれさ地上の天国悟(さと)らず
朝夕(あさゆふ)に神と社会の恩恵に浴(よく)する人の身の幸(さち)思ふ
恐るべきものはこの土(ど)になにも無し神のまにまに進む身なれば
今といふこの瞬間も皇神(すめかみ)のわれに賜(たま)ひし命(いのち)の断片
束(つか)の間(ま)も生(いき)の命(いのち)を惜(を)しみつつ永遠(とは)の命(いのち)の住み家(か)を造る
果てしなき大海原(おほうなばら)の波の上(へ)に神の力(ちから)の偉大さを知る
久方(ひさかた)の天津(あまつ)月日(つきひ)の照り渡る地上に住む身は幸(さちは)ひなるかな
あらがねの土(つち)の力(ちから)を眼(ま)のあたり山に野に見る春はのどけし
限りなく湧き立つ温泉(いでゆ)の幸(さちは)ひに神の恵みを眼(ま)のあたり知る
久方(ひさかた)の御空(みそら)は高し海(うみ)深しひろき心を持ちて住まばや
天地(あめつち)を一度にどよもすやうな歌詠(よ)みたる人は今の世になし
生活を詠まねば歌でなしといふ現代歌人(かじん)のねぢけ心(ごころ)よ
無気力な心抱(いだ)きて歌を詠む現代歌人の無風流(ぶふうりう)なる
歌といへば善言(ぜんげん)美詞(びし)を詠むべきに泣き言(ごと)多き今の歌壇(かだん)よ
地の上を天国化する歌の道をいまは地獄の風景のみ詠む
素盞嗚の神の始めし敷島の歌は善言美詞(みやび)のはじめなりけり
じめじめとした歌のみを好む世は人の心もいぢけたるかな
敷島の大和男(を)の子(こ)の詠む歌はなべて雄々(をを)しきものなるべきを
慰めにあらず遊びにあらずして神に叶(かな)へる敷島の道
天地(あめつち)の神をなごむる敷島の歌こそ人の詠むべきものなる
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