霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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言華(昭和10年8月号)

インフォメーション
題名:言華 著者:出口王仁三郎
ページ:下巻 373
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 OBC :B145400c89
幾千度(いくちたび)オサに打たれてたたかれて(にしき)(はた)は織り上がるなり
()くるとは思ひ乍らも(あかつき)(そら)待つ心の遠くもあるかな
限りなき神の光に包まれて世のなが(ひと)とあり()きものかな
極みなき恩頼(みたまのふゆ)(いだ)かれて神の子(われ)は道を行くなり
神の(みや)神の御子(みこ)たる人の身の(きよ)生命(いのち)の長かれと祈る
子を恋ふる親の心に(いや)まして(めぐ)ませ玉ひぬ神は常永(とこしへ)
父母(ちちはは)の愛の泉を汲みながら心の沼のかはける人かも
天地(あめつち)の神の御前(みまへ)()づる事の無きは誠の神の御子(みこ)なり
皇神(すめかみ)の愛の叫びを聞き乍ら行途(ゆくて)に迷ふ人の(あは)れさ
人生の業務を忘れて自己愛に(おぼ)るる人の多き御代(みよ)なり
人生の(だい)目的は地の上の妖邪を払ひ(きよ)むるにあり
(にご)りたる世を清むるは人生の最大一の天職なりけり
無意義なる生活を為す人々の(すゑ)はかならず亡びを招かむ
()の神の人を()の世に(くだ)したるは天地(てんち)に奉仕の為と知らずや
天地(あめつち)の神の心に背きつつ知らず()らずに罪を産むなり
極みなき経綸(しぐみ)の為に人生を授けし神の御心(みこころ)(さと)らへ
空蝉(うつせみ)の人の生命(いのち)を守らむと神はすべての(そな)へしたまふ
人生に取りて尊き御宝(みたから)生命(いのち)にまさるもの無かるべし
吹き(すさ)ぶ風に(やなぎ)と任せつつ梅の(なさけ)を人は持つべき
百度(ももたび)千度(ちたび)も打たれたたかれて成りし(つるぎ)の光は()えたり
信仰の生活すれば人生の光明宇内(うだい)にかがやき渡らむ
宗教は阿片にあらず淘酔(たうすゐ)にあらず真理の光とぞ知る
生民(いくたみ)の総てに真正(しんせい)の宗教を植ゑ付けむとする大本(おほもと)(のり)
神霊の世界は常永(とは)にかがやきて光の為に活動あるなり
信仰に徹底すれば人生の(まこと)の価値を悟り()るなり
国の(いのち)人の誠を永久(とこしへ)に守らせ給へと朝夕(あさゆふ)祈るも
現代の行詰(ゆきつま)りは(みな)神界を見出(みいだ)し得ざる反影(はんえい)なりけり
神界を知らざるものは人生の目的忘れて思想を曇らせり
現幽神(げんいうしん)の三千世界を清むるは(わが)大本(おほもと)の大使命なり
いや深く(はか)らひ遠く(おも)んみる心は神の御賜(みたま)ものなり
(チャー)哈爾(ハル)(ぐん)不法越境(あひ)つぎて張北(ちやうほく)風雲(ふううん)緊迫せりけり
満洲国(まんしうこく)(がは)の警察官隊はさも勇敢に応戦してをり
問題の百三十二師団は(やく)にそむきて撤退をなさず
百三十二()は撤退の模様なく奇襲戦法をたくらみてをり
満洲国(まんしうこく)々境(こくきやう)警備軍隊は依然警戒を(げん)にしてをり
哈爾賓(ハルピン)の外蒙兵は無法にもわが軍測量班を射撃せり
哈爾賓(ハルピン)外蒙兵(ぐわいもうへい)(わが)軍の測量機械を奪ひ去りたり
測量機を奪はれ二名を拉致されて関東軍は重大視せり
外蒙兵(ぐわいもうへい)四名はハルハ(がは)を渡り満洲国(まんしうこく)に侵入し(きた)
無法にも一斉射撃を加へつつ測量手二名を拉致し去りたり
満洲里(マンチウリ)会議を(ひら)き厳重に外蒙(ぐわいもう)側に交渉なしをり
我軍(わがぐん)は陸軍機にて(チャー)哈爾(ハル)市の上空高く監視してをり
明年度(みやうねんど)の予算は二十二億円膨張(ばうちやう)突破の情勢なりといふ
新財源捻出せむと蔵相(ざうしやう)が青息吐息の(てい)たらくなり
宋哲元(そうてつげん)軍は不法侵入を(あへ)てなしつつ安定を破る
民政党は神聖選挙連盟を結成せむと提唱してをり
エチオピア問題で遂にもの別れ(えい)()会談失敗に()
当局は満洲国(まんしうこく)軍に相対(あひたい)宋軍(そうぐん)撃破の命令(くだ)せり
宋軍(そうぐん)重囲(ぢゆうゐ)(おちい)り警察隊は今や苦戦の最中(さいちう)なりけり
警察隊を救はむとして関東軍は緊急会議を開催してをり
(チャー)哈爾(ハル)(しやう)事件は(いよいよ)大詰(おほづめ)となりて円満解決をみむ
狡猾(かうくわつ)なる蒋介石は我国(わがくに)に対して二重外交をなす
我国(わがくに)の真意を知らず蒋介石は手段を用ひて国をあやまる
蒋介石二重外交は(たちま)ちに北支(ほくし)問題惹起(じやくき)したりき
(だい)亜細亜(アジア)一つとなりて栄ゆべく(われ)は愛善工作すすむ
右に(けん)左に愛善(とな)へつつかくして支那は治まり行かむ
久々に根深(ねぶか)浄瑠璃(かた)りみれば吾身(わがみ)ながらもをかしかりけり
聴衆は噴出(ふきだ)しながら()が語る浄瑠璃しみじみ聞きゐたりけり
小夜(さよ)()けて(ねむ)たけれ(ども)()が語る浄瑠璃いやいや聞ける信徒(まめひと)
()が妻は機織(はたお)り休みのすきをみて浄瑠璃の稽古はげみゐるなり
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