霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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誠の鍬(昭和8年10月号)

インフォメーション
題名:言華 著者:出口王仁三郎
ページ:下巻 303
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 OBC :B145400c74
人生の本義を知らぬ今の世はなやみの雲の晴るるひまなし
人生のなやみを救ふ光明は三世(さんぜ)貫通のかみの()をしへ
不景気の(かぜ)吹きまくり生活におびゆる人のあるは悲しき
貧乏線(びんばふせん)以下にうごめくはらからの悩み思へば()も寝られざり
天地(あめつち)の一切衆生を救はんと思ふ心に()れいとまなき
天地(あめつち)神旨(みむね)のままに(ひら)かんと思へば(しこ)のあだ雲さやる
十重(とへ)廿重(はたへ)百重(ももへ)の雲もなにかあらん月日(つきひ)の神の(われ)をまもらば
千万年(せんまんねん)歴史の(すゑ)(うま)れたるわれ(かみ)()の道しるべすも
尊王と敬神愛国(をし)へ行く道は日本(にほん)のかなめなりけり
尊王と敬神あつき大本をののしりにけり(しこ)世人(よびと)
年月(としつき)をかさねて四方(よも)(ひら)けゆく()が大本は救世(ぐぜ)(のり)なり
長閑(のどか)なる春の弥生の心地かな神に朝夕(あさゆふ)つかへ行く身は
(もも)(つた)(よこ)さのかにの道を行く人の多き世ゆゆしきろかも
大本の(をしへ)蘊奥(うんあう)も知らずして言議(ことはか)ゆとはおろかなるかも
野に山に神のめぐみは満足(みちたら)ふ人よ誠の(くは)持ちて掘れ
八洲国(やしまぐに)何処(いづこ)の果てをたづぬとも現幽神(げんいうしん)を説く(のり)はなし
目に見えぬ神の(をしへ)にまつろひし人の行ひ人の目につく
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