霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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言華(昭和6年3月号)

インフォメーション
題名:言華 著者:出口王仁三郎
ページ:上巻 244
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 OBC :B145400c41
(あさ)つ日の(すが)しくかがやう日の(もと)(われ)(うま)れしと思へば嬉し
神々の生み給ひたる日の(もと)(われ)(うま)れ来て神の道とく
さくくしろ五十鈴(いすず)の宮の神垣(かみがき)は思ひ出の(その)あこがれの(その)
高光(たかひか)る神の御末(みすゑ)()れませる(わが)大君(おほぎみ)のみいづかしこし
なにはえの高津の宮に(たみ)()(けむり)みそなはす仁徳(にんとく)(きみ)
速吸(はやす)ひのせとを渡りて大和路(やまとぢ)(みやこ)ひらきましし肇国(てうこく)(きみ)
山も()常盤木(ときはぎ)の松()(しげ)(わが)日の本はめでたき神国(かみくに)
やすみしし(わが)大君(おほぎみ)のしらす世は松の常盤(ときは)(さか)えはてなき
八洲国(やしまぐに)島ことごと大本の道ひらかばや神のまにまに
わかひるめ神の(みこと)和衣(にぎたへ)高天(たかま)天降(あも)り道をのらせり
いその(かみ)古事記(ふることぶみ)真髄(しんずゐ)をつぶさにさとす大本の道
(きは)みなき神の光に照らされてうらはづかしも大道(おほぢ)にまよふ
敷島の大和みうたをよみよみて神素盞嗚(かむすさのを)の神(しの)(かな)
千早振(ちはやふる)神の心に(かな)ひつつ()いずまからず生きんとぞ思ふ
和衣(にぎたへ)(あや)高天(たかま)(くだ)りたる元津(もとつ)みおやのしぐみ(かしこ)
久方(ひさかた)御空(みそら)の雲の限りなく高きは神の心なるらん
瑞霊(みづみたま)いづの(みたま)御教(みをしへ)を世にひろめんといづのめの神
いすくわし四季の花さく天恩(てんおん)に言葉の花はさきみちてあり
あれくるふ波の()ふみて高砂の島根にひらく神の国(かな)
()り豆に花さくためしあるものを世のたてかへの(きた)らざらめや
産土(うぶすな)の神の御前(みまへ)(ひま)こひて神のまにまに高天(たかま)(のぼ)りぬ
国の為()の為としも思はねど神国(かみくに)の為と成れるわが(わざ)
住みなれし故郷(こきやう)をあとに和衣(にぎたへ)(あや)高天(たかま)に苦しむ十年(ととせ)
妻も子も忘れて道に(つく)しけり御代(みよ)安かれと願ふばかりに
ぬば(たま)(やみ)の世なればよき事も()しと見られて苦しみしわれ
ぬば玉の闇に十年(ととせ)をさまよひて(はじ)めてあかりの道に()でたり
吹雪(ふぶき)する冬の荒野(あれの)(ただ)一人(ひとり)道ひらかんと泣きつつ()でゆく
無理解な役員信徒(しんと)にかこまれてなやみけるかな妻もろ(とも)
ゆきかひの山坂道(やまさかみち)藁草履(わらざうり)うがちて足に豆いりつ行く
ゆるゆると手足伸ばして休む()もなくなく布教に(とし)重ねたり
いろいろのなやみしひたげ受け(なが)初心(しよしん)をまげず道に進みぬ
うるはしき神のみ国をひらくものよそに求むる(まが)(のり)(かな)
エロ(がみ)(さち)も知らずに三十年(みそとせ)のなやみの坂をよぢ(のぼ)りたり
景色よき山川(やまかは)さへも目に()らず(ただ)道の為め(とし)重ねたり
せめ(きた)四方(よも)の悪魔に(うち)かちて(わが)日の本の道に()でたり
手も足も出すところなしまが(かみ)()身辺(しんぺん)をつつみし十年(ととせ)
根葉(ねは)もなき言葉かまへて(わが)道を十重(とへ)二十重(はたへ)にふさぐまが神
へりくだり天地(てんち)をおそれて惟神(かむながら)誠の道を歩み来し(われ)
目に見えぬこそ神々は(たふと)けれ曇れるものは人の()につく
(うつ)()に得られる(たから)皇神(すめかみ)は信ずる人に(ゆた)(たま)はる
よき人を恋ふるが如く千早振(ちはやふる)神を恋せよ光の神に
八雲(やくも)たつ出雲八重垣(やへがき)つまごみの歌の心を知れる人なし
(おのづか)らさとり得らるる天地(あめつち)を忘れ苦しむ学びのために
こきうすき色さまざまの桜花(さくらばな)も散りゆく風は一つなりけり
そむきたる人もおいおいしたひ来てくい(あらた)むる大本の道
とこしへに人の命は続くものをあたらほろびの道にはせ()
(しづ)()(やぶ)垣根(かきね)天津(あまつ)()はさしのぞきます(うづ)神国(かみくに)
神々の霊をうけて()れたれば()国人(くにびと)情義(なさけ)を知れり
百千々(ももちぢ)に乱れからみし人心(ひとごころ)そろへて救ふ一筋(ひとすぢ)の道
よき事にあしきことありまがことによき事まじる現世(うつしよ)の道
世の中の総ての道にあかければ地上にすむも天国なりけり
日に月に思想の濁水(だくすゐ)氾濫(はんらん)しけがれゆく世を如何(いか)で見すてむ
谷底(たにぞこ)柱木(はしらぎ)はあり高山(たかやま)の尾の()はすべてよき(ざい)はなし
細々(ほそぼそ)としたたり落つる谷水(たにみづ)の清き流れに世を洗ふなり
更生(かうせい)の春は(きた)れり六十年(むそとせ)のさかしき山を安く越えつつ
(昭和六・二・一 於明光殿)
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