霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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言華(昭和7年8月号)

インフォメーション
題名:言華 著者:出口王仁三郎
ページ:下巻 131
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 OBC :B145400c59
浮世
(まま)ならぬ浮世(うきよ)といへどいそしみてなす(わざ)ならば成らぬ事なし
惟神(かむながら)誠の道を踏む身には思ふが(まま)の浮世なりけり
人間の浮かぶ瀬数多(あまた)ありければ浮世と神の名付けたりけむ
思ふ事()らずにあらず(おこた)りて成さぬが為の報いなりけり
相応の()(さと)りたるその(うへ)になす(わざ)ならば成らぬ事なし
わが(ちから)(さと)りし(うへ)になす(わざ)は必ず遂ぐる浮世なりけり
愛善の徳(そな)はらば村肝(むらきも)(こころ)安けくすむ浮世なり
村肝(むらきも)の心(くも)れば何事も思ふにまかせぬ浮世とぞ知れ
人の世の為すべき(わざ)は多かれど神に仕ふるは第一の(わざ)
味気(あぢき)無き浮世と(のろ)ふ人こそは神の(めぐみ)にはなれたるなり
洗心
朝夕を神の御前(みまへ)にかしこみて天津(あまつ)祝詞に心を洗ふ
ともすれば曇りがちなる(わが)(こころ)神の神書(みふみ)に洗ひ清むる
厳霊(いづみたま)(みづ)(みたま)御教(みをしへ)に心を洗ふ人の(さち)なる
村肝(むらきも)の心の(あか)を洗ひ去る神は瀬織津姫の大神
玉の井の清き泉に(わが)(こころ)洗ひ清めて神に仕へん
敷島の(みやび)の道にけがれたる心の(あか)を洗ふ歌人(うたびと)
天津神(あまつかみ)国津(くにつ)御神(みかみ)御恵(みめぐ)みの(つゆ)に洗はん心の(あか)
人の世の心にそみし村肝(むらきも)の心を洗ふは(みづ)御教(みをしへ)
三五(あななひ)の月の(しずく)(つゆ)うけて心を洗ふ大本信徒(まめひと)
惟神(かむながら)清き心も洗はずにあれば(おの)づとけがれゆくなり
世の人の心の(あか)を洗ひ去るいさをし高き(みづ)大道(おほみち)
五十鈴川(いすずがは)清き流れをくみ()げて朝な夕なに心(あら)はん
真清水(まみしづ)に洗ひ清めし心もて神の御前(みまへ)に清く(つか)へん
洗へども洗ひ尽せぬ村肝(むらきも)の心の(あか)如何(いか)に洗はん
みたらひに(くち)はすすげど()洗へど心の(あか)は清め(がた)きも
瑞霊(みづみたま)(あめ)真奈井(まなゐ)ゆわき()でてあまねく人の心を洗ふ
御教(みをしへ)に洗ひ清めし心こそ神に(ささ)ぐるみてぐらなりけり
世はくだち大和(やまと)(みたま)もくもらひて洗ふすべなき既成宗教
(いにしへ)(ひじり)の道も今の世の人の心を洗ふ(すべ)なし
国人(くにびと)(こころ)日に()にけがれつつ(みづ)(みたま)洗霊(せんれい)を知らず
世発音(よはね)()(うま)れて洗霊(せんれい)()りつれど洗はんとする人なき世なり
和衣(にぎたへ)(あや)高天(たかま)にわき()づる清水は(みづ)御霊(みたま)なりけり
和衣(にぎたへ)(あや)高天(たかま)真清水(ましみづ)は世を洗はんとわき()づるなり
村肝(むらきも)の心の鏡とぎすまし洗ひ清めて神に(ささ)げん
小雲川(こくもがは)清き流れに身を(ひた)(のり)清水(しみづ)御霊(みたま)清めよ
玉の井の清水(しみづ)(たま)を洗ひ上げて世界の洗霊(せんれい)()さんと思ふ
早川(はやかは)瀬瀬(せせ)身魂(みたま)(ひた)しつつ世の荒波(あらなみ)を渡り()(われ)
和田(わだ)(はら)(うしほ)を浴びて神島(かみしま)(ひと)島根(しまね)(たま)洗ひけり
洗へども洗ひ(つく)せぬ心をば(みづ)(みたま)によりて(きよ)むる
たまちはふ神の(めぐみ)(つゆ)なくば人の心は洗へざるべし
斯道
天津神(あまつかみ)よさし給ひし大道(おほみち)を歩む身なれば亡ぶことなし
この道は天津(あまつ)御神(みかみ)の教へてし人のゆくべき道にぞありける
とこしへに栄え果てなきこの道は天津(あまつ)御神(みかみ)(をしへ)なりけり
この道の(おく)がを深く(きは)めつつ(あまね)世人(よびと)の為めにいそしむ
この道はわが国民(くにたみ)の守るべき(まこと)一つの(しをり)なりけり
この道はいやとこしへに栄えつつ(いく)千代(ちよ)までも(かは)らざるべし
森羅万象この道なくば亡びなん神の建てたる御法(みのり)なりせば
天津神(あまつかみ)国津御神(みかみ)もこの道の光りによりて生き給ふなり
生き生きて生きの(いのち)の果てしなき道を歩めば永久(とは)に栄えん
人世(じんせい)の道を安けく(たひら)けく進むもすべてこの道の(とく)
この道を歩む身なれば常闇(とこやみ)の世も安安(やすやす)と生きて栄えん
皇祖(くわうそ)皇宗(くわうそう)のらせ給ひしこの道は大和(やまと)みくにの光りなりけり
この道は国の内外(うちと)にほどこして真理にもとらぬ(たみ)御教(みをしへ)
(いにしへ)も今も御神(みかみ)御教(みをしへ)を守りて栄ゆる()(もと)の国
()(もと)の国をひらきし神神(かみがみ)(みな)この道をふませ給ひぬ
()(もと)にくだし給ひしこの道は地上の世界を守るべき道
地の上の世界のことごとこの道をふまずば遂に亡びゆくべし
征伐(せいばつ)にあらず侵略ならずしてこの道により世を守る国国(くにぐに)
この道の奥がをつぶさにとぎさとす神の建てたる大本(おほもと)聖団(せいだん)
この道は皇祖(くわうそ)皇宗(くわうそう)御遺訓(ごゐくん)(すめら)みことはのらせ給ひぬ
無常
春の日を咲きほこりたる山桜(やまざくら)一夜(いちや)の嵐に散る世なりけり
友垣(ともがき)と語らふ()さへ死の神のかげはその身を襲ひ()るなり
青空の奥の奥まで澄みきりし日も(よる)()に雨となるなり
死の神の手にゆだねたる人の身を生き通しなる神にすがれよ
生き生きて生きのはてなき(いのち)こそ天津(あまつ)御神(みかみ)(たまもの)なりけり
肉体はよし(まか)るとも(たましひ)幾万劫(いくまんがふ)(のち)まで()きん
栄枯(えいこ)盛衰(せいすゐ)(つね)なき人の身にしあれば栄えの神を夢な忘れそ
(した)しげに語り合ひたる友垣(ともがき)一夜(ひとよ)さのまに()を聞く世なり
(つゆ)の身のはかなき(いのち)を思ふかな(わか)かりし友の()を聞く(ゆふ)べを
若返り若返りつつ幾千代(いくちよ)も生き通すなり神にある身は
今日(けふ)ありて明日(あす)なき(いのち)を持ちながら欲のかはきて人に憎まる
(かぜ)なきに(きり)の葉ひとり落つるごとはかなきものは(いのち)なりけり
一度(ひとたび)は死ぬべき(いのち)と知り(なが)ら欲に底なきおろか(もの)かな
老若(らうにやく)の区別はあれど生命(せいめい)(いのち)はすべて同年(どうねん)なりけり
三歳(さんさい)()するともよし百歳の(いのち)保ちて死するも(また)よし
一度(ひとたび)は死なねばならぬ人の身と思ひて(いのち)の神を祈りつ
限りなき(いのち)の神に頼るこそ人生(じんせい)唯一(ゆいつ)幸福(かうふく)と知れ
うつそみの人の(いのち)は春の雪()べの陽炎(かげろふ)(まさ)りてもろき
舂の雪の(たちま)ち消ゆるさま見れば人の(いのち)果敢(はか)なさを思ふ「果敢」のフリガナ「はか」はみいづ舎版では「かい」になっているが誤字?
木枯(こがらし)に吹き叩かれてあともなく(こずゑ)(はな)るる落葉(おちば)(いのち)
慢心
(われ)こそは(まこと)の神の御柱(みはしら)とほこらひ(まが)(みたま)(みだ)さる
直直(ぢきぢき)の神の御旨(みむね)を受けたりとほこらふ(まが)の心(きたな)
(われ)こそは(みたま)(きよ)しと思ふその心に慢心の鬼はつくなり
いささかの智恵や宝を鼻にかけたかぶる(まが)の心をかしも
高等学府の(もん)()づるも神国(かみくに)の神を知らずば(しん)愚者(ぐしや)なり
天地(あめつち)に神なきものと鼻高(はなたか)言挙(ことあ)げしつつ日夜(にちや)(くる)しむ
唐国(からくに)(しこ)(をしへ)(たま)抜かれわが神国(かみくに)を忘るる曲神(まがかみ)
曲神(まがかみ)()たけり狂ふ今の世は(まこと)の神を知るものはなし
神知らぬ似非(えせ)学者どもはびこりて世界の平和を日夜に(やぶ)
自己愛の欲より(ほか)になきものは神の(をしへ)も耳にとまらず
こざかしき無神論者もわざわひに会へば思はず手を(あは)すなり
如何(いか)(ほど)に智恵や宝を()つとても神を知らねば貧しき人なり
なまなかに神の(をしへ)を聞きかじり神柱(かむばしら)(ぜん)とすましゐる(まが)
(つゆ)の身の果敢(はか)なき(いのち)持ち(なが)(いのち)の神に遠ざかる(まが)
天地(あめつち)(まこと)の神はみたからに生命(いのち)と栄えと平和をたまへり
ままならぬ世なりと(しこ)曲神(まがかみ)が神に離れて滅びを招く
限りなき生命(いのち)と栄えと平安を神は吾等(われら)に惜しまずたまへり
大神(おほかみ)のよさし給ひし生命(せいめい)現幽(げんいう)二界(にかい)に生かせ信徒(まめひと)
天地(あめつち)の神に仕ふる心なき(けもの)が人の皮を着てをり
慢心の鬼に()かれて国人(くにびと)が国のみおやの神を祀らず
心悟
人間は死後の世界を悟るより(ほか)(さいは)ひなきものと知れ
一度(ひとたび)は霊肉脱離の(きやう)越えて(よる)なき国に住む人の身よ
墓を()死神(ししん)死仏(しぶつ)を葬りて生ける(まこと)の神を(いつ)かな
学びたる智恵は(せん)なし大神(おほかみ)(たま)ひし智恵は世を生かすなり
人間の(くず)ばかりなる今の世は御国(みくに)を悟る(まなこ)も持たざり
むらきもの(こころ)清めて千早振(ちはやふ)る神の御国(みくに)永久(とこしへ)に生きよ
人間の(たま)(いのち)は不老不死(さか)(さか)えて(はて)てしなきもの
現幽一致生死(せいし)一如(いちによ)真諦(しんたい)を悟れば此の世に怖るるものなし
現界の栄枯(えいこ)盛衰(せいすゐ)何かあらん神の御国(みくに)の栄えを思へば
現身(うつそみ)の世の人人(ひとびと)(まじ)こりて神の賜ひし(みたま)(けが)すも
欲に目のなき曲人(まがびと)千早振(ちはやふ)る神の恵みに離れて滅ぶる
肉体を離れしあとの霊魂(れいこん)(まこと)の命は不老不死なる
むらきもの心に神の宿るとき三千世界一目(ひとめ)に見えすく
天地(あめつち)元津(もとつ)御神(みかみ)の造らしし(みたま)なりせばおろそかにすな
天地(あめつち)の生ける姿をまのあたり見ながら神を知らぬ馬鹿者
人間の死後の生活なしと云ふ小理屈(こりくつ)ひねる科学かぶれよ
釈迦孔子(くじ)の説きし(をしへ)も今の世は骨董品となりて(よう)なし
数千年(まへ)(をしへ)を今の世にふりまはしゐる馬鹿坊主(ども)
天地(あめつち)の生ける(をしへ)をまつぶさに(わが)大本はときさとすなり
諸諸(もろもろ)(をしへ)あれども大本の(をしへ)(まさ)る宗教はなし
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