霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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言華(昭和6年6月号)

インフォメーション
題名:言華 著者:出口王仁三郎
ページ:上巻 262
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 OBC :B145400c44
芸術と並行なせる大本の(をしへ)はウーピー尖端の道
大本の(をしへ)まもらす()花姫(はなひめ)の神の(みこと)はエロの尖端
芦別(あしべつ)の山にこの世をしのびましし大本神(おほもとがみ)()でます神の世
(うしとら)に押しこめられて三千年(みちとせ)の永き経綸(しぐみ)につくせし神はも
喜界(きかい)(しま)にかくれたまひし姫神(ひめがみ)は綾の聖地に()れましにけり
彦姫(ひこひめ)二柱神(ふたはしらがみ)(とき)を得てめぐり合ひましぬ綾の聖地に
稚姫君神(わかひめぎみかみ)も聖地に天降(あも)りまして三柱(みはしら)そろひ道()りたまふ
稚姫(わかひめ)の神の精霊宿(やど)りましし教御祖(をしへみおや)天国(みくに)にのぼれり
(ひつじさる)(かみ)御言(みこと)をかしこみて綾の聖地に(われ)のぼりたり
教御祖(をしへみおや)神業(みわざ)たすけて二十年(あや)の聖地に神仕(かむつか)へせし
玉の緒の生命(いのち)幾度(いくたび)かねらはれて道ひろめたり神の(まも)りに
()御親(みおや)明治の二十五年より二十七年(みち)説きたまへり
地の上に清き神国(みくに)を築かむと教祖(みおや)をたすけて仕へ()(われ)
あらがねの(つち)のことごと久方(ひさかた)天津(あまつ)御神(みかみ)の道(つた)へゆく
(いにしへ)(ひじり)(のり)はさびくちて新進気鋭の大本ひろごる
人心(ひとごころ)未開の時代にひらきたる道は文明の御代(みよ)(てき)せず
冬の日の綿入衣(わたいれごろも)三伏(さんぷく)の夏の暑さにふさはざるべし
鋭心(とごころ)大和心(やまとごころ)をふりおこし(しこ)(とりで)に進む大本
地の上のあらむ限りを(ひら)きゆく神の大道(おほぢ)のひろらなるかな
千重(ちへ)(なみ)へだつる国に宣伝の旅ゆく人の神心(かみごころ)かも
(つき)()の輝くかぎり地の上に()永久(とこしへ)の道つたはらむ
教御祖(をしへみおや)宣らせ給ひし地の上の(みだ)るる(さま)のゆゆしきろかも
悪思想(あくしさう)(あぶら)のきぬにしむ如く(ころも)(すそ)よりひろがりにけり
天地(あめつち)の神のたまひしメッセーヂ()とぐるまでは(われ)たわむべき
宗教は阿片なりてふマルクスの言葉に耳をかたむけてみし
宗教の生命(せいめい)うせて伽藍堂(がらんだう)餓鬼(がき)坊主のみうごめいている
宗教を商売の如く心得て猜疑(さいぎ)嫉妬に日の()るる坊主
天国(てんごく)はあるやなしやとたづぬれば今の坊主に(こた)へは出来ず
釈迦の血を(すす)るも坊主その(のり)を破るも坊主の世間心(せけんごころ)
宗教は国民(こくみん)各自の胸に生き早くも寺と坊主を見捨(みす)つる
博愛と慈善鍋(じぜんなべ)とを看板に慈善(じぜん)のかげに生きてゐる虫
けちくさき慈善鍋(じぜんなべ)など道端(みちばた)(はぢ)をさらせる喇叭(らつぱ)吹きかな
(あは)れつぽい声をしぼりて教会の牧師が雲の空を指さす
小学校生徒に絵などあたへつつ命脈(めいみやく)つなげる日曜学校
学校を経営したる宗教は自縄(じじよう)自縛(じばく)の結果になやめる
宗教は理屈にあらず(じやう)なりと云ふ真諦(しんてい)を知らぬ馬鹿もの
反宗教運動(いま)(おこ)れども対抗できぬ偽坊主(にせばうず)かな
反宗教(おこ)(きた)るも当然と(われ)(しづか)にほほゑみ見て居り
腐りたる既成宗教を(ただ)さんと神の(ひら)きし大本の(のり)
宗教の光り全く地に落ちて伽藍(がらん)(なか)にうごめく亡者よ
生命(いのち)あるうちに天地(てんち)の神々の徳をたたへよ身魂(みたま)(みが)けよ
曲神(まがかみ)伊猛(いたけ)り狂ふ今の世も神としあれば(こころ)(やす)けし
人間は死後の生活しらざれば()みて生くるも淋しかるらむ
天国(てんごく)にゆくべきみたまもちながら(まが)(をしへ)に地獄に(おと)さる
現実の愛を示して信徒(まめひと)を集むる道にひそめる偽善(ぎぜん)
永久(とこしへ)の神の御国(みくに)に世の人を救ふは誠の愛善の道
限りある宝を持ちて限りなき(ひと)救ふことの(かた)き世の中
苦しめる(ひと)救はむと寄付金をつのりて又も人を(くる)しむ
慈善(じぜん)てふ美名を(たて)に世の人の汗とあぶらを(くら)ふ餓鬼かな
月も日も(くま)なく照れる世の中に(なに)苦しみて曲事(まがこと)をなさむ
不景気の(かぜ)吹く世にも赤誠(まごころ)(かよ)へる神苑(みその)はひろまりてゆく
政治家になれよと(すす)むる人ありぬ真誠(しんせい)無比の政治家を知らずに
真誠(しんせい)の政治家一人(ひとり)なき御世(みよ)は淋しかりけり大和神国(かみくに)
本位(ほんゐ)権力本位(ほんゐ)の政治家はあれど国家の政治家ぞなき
久方(ひさかた)天津(あまつ)御神(みかみ)(くだ)りまして世をしろしめす時ぞ待たるる
建国の大精神をわきまへし政治家()づるを待つぞ久しき
(きう)すれば(つう)ずるならひ国のためおもふ聖雄(せいいう)今に()でなむ
大本は現在既成宗教の如き小さきものには非ず
士農工商の道つたへ行く大本は曇りたる世の光りなりけり
更正の(とし)を迎へし(われ)なれば勇み進まむ安民(あんみん)の道
(昭和六・五・一 於春陽亭)
鶴山(つるやま)の林ひらきて機織場(はたおりば)たちし今年(ことし)の春は(にぎ)はし
神仏(かみほとけ)売りて生きたる徒食者(としよくしや)の頭に宗教打倒の鉄槌
既成宗教科学の(をの)に頭よりわらるる時のせまり()にけり
(かび)()えし既成宗教打破せずも自然にほろぶる時とはなれり
実力のなき宗教は一日(いちにち)も早くほろびよ天下のために
()が道も年処(ねんしよ)をふれば堕落せん今より常磐(ときは)基礎(きそ)固めおかむ
宗教や政治を活かす過渡時代(かぜ)の流れにさわぐ小人(こびと)()
大衆の否定の(あらし)爆発の烽火(のろし)を浴びて(よみが)へる宗教(のり)
人造的既成宗教はやうやくに否定の(をの)(くだ)かれんとぞする
何もかも暴露の烽火(のろし)の洗礼を浴びて息せん既成宗教
何もかも一切万事(あらた)まると()らせ給ひし御祖(みおや)かしこし
(いそ)(かみ)古き昔にたてられし既成宗教の断末魔かな
戒律の坩堝(るつぼ)()れんと自由なる人の心を縛る宗教
既成宗教世人(せじん)ことごと(うべ)なはばこの神国(かみくに)は滅びゆかなん
阿片よりひとしほはげしき毒薬は人の心を迷はす宗教
真正の宗教なるものは国人(くにびと)の心に芽生えて寺院にはあらず
宗教家は(まこと)の宗教にみはなされ(たましひ)のなき餓鬼とはなれり
宗教を知らざるものは宗教家よ経済知らぬは経済学者よ
経済の根本革正なさざれば地上の国は滅びゆくべし
個人主義の世とはなりけり(くに)思ふ(ひと)絶無なる減俸(げんぽう)反対
()(つき)に物価下落(げらく)の世の中にふさはしきものは減俸(げんぽう)問題
一定の収入のなき労働者の生活おもへばやすき減俸(げんぽう)
愛国心(とし)をかさねて薄れゆく国の行末(ゆくすゑ)しのばるるかな
むなしかる(あたま)並べて高山(たかやま)の尾根に蕃神(からかみ)神議(かむはか)りすも
神議(かむはか)りはかり給ひし神々のへこたれたまひぬ減俸(げんぽう)問題
月給鳥(げつきふとり)つばさ(そろ)へてたちあがる羽音(はおと)に驚く平家(へいけ)公達(きんだち)
火事泥(くわじどろ)がここを先途(せんど)(たたか)へり国のすみずみ声かるるまで
初夏の風そよろに吹けど雲ふかき深山(みやま)の尾根に騒ぐ九官鳥(まねどり)
手も足ももがれし(かに)の如くなる深山(みやま)天狗のみぢめなるかな
鳳凰(ほうわう)の翼ひろげて天を打つ時ぞ待たるる乱れたる世に
高山(たかやま)杉生(すぎふ)の森に暗星(あんせい)のうごなはる世は常闇(とこやみ)なりけり
群星(ぐんせい)の光を圧して世を照らす真如(しんによ)の月ののぼる()待たるる
月も日もみ(そら)に清く照る御代(みよ)をなど曲神(まがかみ)のたち騒ぐらむ
中空(なかぞら)に雲は包めど(かぜ)吹けど月の光は(かは)らざりけり
天津日(あまつひ)の光を包む中空(なかぞら)(くも)吹き払へ伊吹戸主(いぶきどぬし)の神
山も野も緑に()ゆる初夏の日をいたけり狂ふ谷間(たにま)黒雲(くろくも)
高山(たかやま)のいほりかき分け短山(ひきやま)尾上(をのへ)てらして月はのぼれり
ありとあることごと人に(ひい)でたる人の世にたつ時ぞ待たるる
ひしひしと尊さ胸に迫り()(つき)照る夜半(よは)の月の宮居(みやゐ)
小夜(さよ)()けて月の宮居(みやゐ)大前(おほまへ)にをろがみをれば月山(つきやま)()
伊都能売の聖観音(せいくわんのん)御面(おんおも)は慈悲そのものの姿なりけり
万年の(いしずゑ)かたき花明山(くわめやま)に国を(しづ)めの(のり)(はな)咲く
争ひの日々(ひび)にはげしくなりてゆく修羅の世界も今しばしなる
いすくはし神の大路(おほぢ)を踏みしめてやがてのぼらむ高天(たかま)(はら)
(いにしへ)の神のたてたる真柱(みはしら)はただ惟神(かむながら)なる御教(みのり)なりけり
浮雲(うきぐも)のさまにも似たる人の世はただ神のみぞ(ちから)なりけり
外国(とつくに)の悪しき(をしへ)をまる呑みしかつぎまはれるあわて(もの)かな
煎豆(いりまめ)(はな)咲きしごと世の人のゑらぎ楽しむ神の御代(みよ)かな
久方(ひさかた)の空の奥までいてらせる月の光りの偉大なるかな
不老不死(かみ)の恵みにいだかれてゐながら(うづ)神苑(みその)に遊ぶ
天国(てんごく)は全く地上にたちにけりいざたづね()よ綾の聖地を
綾錦(あやにしき)縦と(よこ)との(はた)を織る(うづ)高天(たかま)は神の御苑(おんその)
和知川(わちがは)の流れの()るる日ありとも神の恵みの(つゆ)はかわかず
(いそ)(かみ)古き神代(かみよ)のみおしへをいと(あた)らしく諭す大本
(にほ)ふ月の花明山(くわめやま)神苑(かみその)は地上における(たま)御国(おんくに)
朝晴(あさば)れの庭の小草(をぐさ)におく(つゆ)のしめり素足(すあし)にふむ心地よさ
あらがねの(つち)(ちから)()のあたり野に山に見る初夏なりにけり
五月雨(さみだれ)の雲の奥にも天津日(あまつひ)の神は地上を照らしたまへり
はしきやし初夏の(あした)山川(やまかは)(われ)とけ()りてしのぶ神国(かみくに)
(昭和六・五・二七 於明光殿)
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