霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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言華(昭和7年10月号)

インフォメーション
題名:言華 著者:出口王仁三郎
ページ:下巻 159
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 OBC :B145400c61
邪鬼
大江山(おほえやま)鬼の住みしは昔なり今は(みやこ)に洋服きる鬼
最初より鬼てふものはなけれどもおのが心に鬼を生むなり
人間の生血を搾る人鬼(ひとおに)のひなも(みやこ)(さは)なる世なり
心より(うま)れし欲の曲鬼(まがおに)神剣(しんけん)ならねば払ふ(よし)なし
(まが)りたる霊魂(みたま)(たちま)ち鬼となりその身を朝夕(あさゆふ)攻め苦しむる
現界(うつしよ)にときめきわたる人人(ひとびと)の心よりうむ強力なる鬼
(もも)()(おに)昼行(ちうかう)夜進(やしん)の世の中は近親(きんしん)なりとて気ゆるしならず
美しき姿よそほひ曲鬼(まがおに)は人の耳よりまなこより()
人間の(みみ)()(くち)(はな)いやしくもすきさへあらば鬼の忍び()
いたづきの鬼は(くち)より淫欲(いんよく)の鬼はまなこゆ忍び()るなり
金欲の鬼は耳より鼻よりは色欲(しきよく)味欲(みよく)の鬼(しの)()
衣食住に朝夕(あさゆふ)心を苦しむる人の身魂(みたま)(うかが)曲鬼(まがおに)
人間は一息(ひといき)()も油断すな目に見えぬ鬼の生命(いのち)ねらへば
大江山(おほえやま)地獄に鬼はをらねども人の心に住める邪鬼(まがおに)
最初より地獄の世界なきものを心の鬼が造りてゆくなり
親を食ひ子を食ひなほも飽きたらで人の子までも食らふ曲鬼(まがおに)
私心(ししん)よりも名誉の欲鬼(よくき)に襲はれて候補者にたち井戸(ゐど)(べい)となる
井戸(ゐど)(べい)になるも懲りずに中原(ちうげん)の鹿を追ひつつ無地難(むぢな)にかへる
万人(ばんにん)の困苦を余所(よそ)にわが腹を肥やして遂に生命(いのち)奪はる
悪と欲(わたくし)なければ人間は闇の山路(やまぢ)も恐るるものなし
世状
天照(あまてらす)(すめ)大神(おほかみ)御裔(みすゑ)なる(きみ)知ろしめす国は永遠(とこしへ)
葦原の中津御国(みくに)永遠(とこしへ)御稜威(みいづ)てらして知ろしめす(きみ)
あしびきの山にも野にも皇神(すめかみ)(うづ)のめぐみはみち足らひたり
秋の田の刈穂(かりほ)の稲のゆたかさをみつつおもふも天地(てんち)の恵みを
惟神(かむながら)神のみ(くに)といひながら世はくだちたり外国(とつくに)(まなび)
(かしま)しきものは女とききつれど雲雀(ひばり)ほどとは思はざりけり
神います御国(みくに)(あは)()みながらけものに等しき(をしへ)に随喜す
かりごもの乱れに乱れて地の上は(いくさ)のうはさばかりなりけり
栄えゆくこの天地(あめつち)(うま)れ来て滅びの(をしへ)をうべなふ人達
酒にさヘサルチルサンやホルマリン入れねば腐る(すゑ)の世なりけり
()めばその大方(おほかた)は税金を汗と(あぶら)で呑むものと知れ
探女(さくめ)醜女(しこめ)白昼(はくちう)カフエ一に巣ごもりて人の(ふところ)ばかりねらへり
高山(たかやま)に登る()もなく(こがらし)にうちまくられて谷底(たにぞこ)に落ちぬ
頼まれて代議士になるものはなしたのみまはつてなる(たぬき)野郎
沢山に田畑(たはた)はもてどさて(かね)にしようと思へば買手(かひて)なきかな
経緯(たてよこ)の神の経綸(しぐみ)に世の中は平和とならむ時の待たるる
何一つ実地の出来ぬ瓢箪(へうたん)(つる)(さが)つてぶらぶらしてゐる
(つる)あれば糸瓜(へちま)も棚に安全とぶらぶら暮らす現代なりけり
へちま野郎瓢箪(へうたん)(なまづ)と化け(かは)り棚にさがりて(あま)(つゆ)吸ふ
腹が立つどこまで(をしへ)をさとせどもきく耳のない南瓜(かぼちや)瓢箪(へうたん)
はかなきは人の(いのち)と知らずして欲に目のなき持丸(もちまる)長者よ
まこともて人をあはれむ心あらば如何(いか)なる敵も襲ふことなし
大いなる味方があれば大いなる敵ある世ぞよ心ゆるすな
マルクスの(をしへ)あちこち広がりてから(たましひ)に悩む()(もと)
売僧(まいす)坊主祇園(ぎをん)橋下(はしじた)島原(しまばら)と牛の(よだれ)をたれまはるなり
闇の世に一つ火ともしてすすみゆくわが大本の光はとこしへ
八洲国(やしまぐに)島の八十島(やそしま)ことごとくわれ愛善の道に救はむ
やかれるはうるさけれども餅をやかぬ妻はどこやらに暗きかげ持つ
狐色(きつねいろ)にあつさり焼いた握り飯を()へばかんばしき味の出るなり
愛善の光りわが名と諸共(もろとも)にこの地の上に広ごりにけり
神の光
(いそ)(かみ)古きをたづねて新らしく真理をさとす大本の道
五十鈴川(いすずがは)清く流れて海原(うなばら)にただよふ国の(けが)れを洗ふ
五十(いそ)(たける)のからの(いくさ)をことごとく仁義の(ほこ)にまつろへやはせ
霧の海の丹波に深くひそみつつやがて照らさむ東方の光り
(きく)かをる天恩郷は千早振(ちはやふる)神代(かみよ)のままの御教(みのり)(ひら)
白雲(しらくも)の空に(すが)しく(ひい)でたる不二(ふじ)にも似たる大本の(のり)
磯輪垣(しわがき)秀妻(ほづま)の国のいさおしを世に照らすべき時は到れり
幾度(いくたび)か死線を越えて大本のわれ三十歳(みそとせ)あまり道に仕へし
宮柱(みやばしら)(ふと)しき建てて(いは)()千木高(ちぎたか)知れる花明山(くわめやま)石宮(いしみや)
妙衣(みぎたへ)(あや)鶴山(つるやま)(とき)待ちて仕へまつらむ(いづ)の大宮
(ひむがし)の空ほのぼのと明けそめて光りの神は()れましにけり
久方(ひさかた)のみ(そら)は高し()は広し如何(いか)で小さきことを思はむ
生き生きて生きのはてなき天地(あめつち)に何を恐れむ神の子われは
愛善の道は(やうや)く地の上にひろごり(もの)を呼びかけてゐる
愛と善これ天界の姿なり霊界の姿は信真なりけり
愛善のまことなければ天地(あめつち)に神の(あらは)れみる時はなし
みろくの世まだかまだかと曲津(まがつ)みが(たま)も磨かず待ちあぐみをり
弥仙山(みせんざん)尾上(をのへ)にたちてみはるかす沓島(めしま)の神のしのびし御島(おしま)
荒浪(あらなみ)(うへ)こぎながら漁船(いさりぶね)に開祖のわたりし大島(おほしま)小島(こしま)
瑞御霊(みづみたま)(いづ)御霊(みたま)の言の葉はまことの神の示現(じげん)なりけり
現世(うつしよ)生命(いのち)のみかは幽世(かくりよ)永久(とは)生命(いのち)(たま)ふ大神
浮き沈み百度(ももたび)千度(ちたび)くりかへしくりかへしつつわれ道()れり
動きなき(きみ)生世(いくよ)の有難さこの島国に住みて安けし
国といふ国の中なる()(もと)は言霊たすくるうら(やす)の国
素盞嗚の神の御霊(みたま)のあらはれてわが御軍(みいくさ)を守らせ給へり
澄みきれるみ(そら)の月を眺むればわれ(おのづか)(たま)を吸はるる
月読(つきよみ)の神の恵みの(つゆ)うけて森羅万象()(さか)ゆなり
うば玉の闇世(やみよ)を照らす大本の神の(をしへ)は光なりけり
愛善の神の恵みに(はぐ)くまれ生きて栄えむ神の子われは
天地(あめつち)(たふと)き道を悟りてゆあまねく世人(よびと)に伝へむとおもふ
宣伝(せんでん)にせはしき身ながら朝夕(あさゆふ)に絵をかき歌()む楽しみ忘れず
ささはりの何一つなき青空の下に小さき(われ)てふものをみる
惟神(かむながら)神の心にかへりてゆこの天地(あめつち)をわがものとおもふ
(かむ)さりし友の残せし文机(ふづくゑ)をしみじみ見つつ涙あふるる
千早振(ちはやふ)る神を(ちから)にまごころを杖に浮世を渡り来しわれ
山川(やまかは)大海原(おほうなばら)(ことごと)くわがものと思ふ神にある身は
誠の光
細矛(くわしほこ)千足(ちたる)の国に(うま)れたる(さち)はひ思ふ(いくさ)の春を
千早振(ちはやふ)る遠き神代(かみよ)の昔より胞衣(えな)(うま)れし自転(おのころ)の島
大君(おほぎみ)御楯(みたて)とならむもののふの雄猛(をたけ)びうれし戦ひの春
千早振(ちはやふ)る神の大道(おほぢ)をくまもなくこの地の上に敷かまほしけれ
(きり)深き丹波に(ひそ)める回天の希望にもゆるわれなりにけり
(ちから)もて治めむとする満洲国(まんしうこく)のわれは前途を(あや)ぶみてをり
愛善の誠の光を満洲の国の天地(てんち)にわれは照らさむ
宣伝使をわれ満洲に送りおきて前途の光明()ちつつぞゐる
玉の緒の生命(いのち)()しまず外国(とつくに)天地(てんち)に道とく雄々しき宣使(せんし)
惟神(かむながら)わが大本の光もて闇なる地上を永久(とは)に照らさむ
惟神(かむながら)皇国(くわうこく)のため世のために三十五年(みち)宣りしわれ
外国(とつくに)(しこ)(いくさ)は亡ぶべしわが神国(しんこく)の仁義の(いくさ)
信仰
大本は十年以来雌伏(しふく)せしと言へどもわれは雄飛(いうひ)のみせし
十年の事件後雌伏(しふく)の大本と言ふ宣伝使(かほ)を洗へよ
朝夕(あさゆふ)常住(じやうぢゆう)不断(ふだん)の活動を続け()にけり大本のわれ
火に焼けず水に(おぼ)れぬ大本の生ける信仰天地(てんち)(みなぎ)
国のため(いのち)捨てむと口癖に(ほこ)らふ人は贋者(にせもの)なりけり
空虚なる器物は巨大な音響を発すといへる(ことわざ)もあり
自然愛(しぜんあい)自己愛(じこあい)の花咲きみちて(しこ)の実りの(しげ)葦原(あしはら)
愛善の花咲きみつる神の()は人の心も(はな)やかなるらむ
わが国は徳主(とくしゆ)法従(ほふじう)神の(くに)理屈ばかりで治まらぬ国
荒風(あらかぜ)(なみ)たち狂ふ海原(うなばら)も底の心はしづかなりけり
日本(やまと)(だま)(しこ)火焔(ほのほ)に曇るともその実相は光(たへ)なり
(ひら)けたる御代(みよ)の恵みを浴びながら生存難に苦しむ諸人(もろびと)
生活は世の人のため国のため()きて働く人の(わざ)なり
衣食住ほかに望みのなき人は生存競争の(ちまた)をゆきかふ
()(もと)(まこと)の道も白浪(しらなみ)の沖にただよふ葦原(あしはら)国人(くにびと)
大日本(おほやまと)国は(さら)なり地の上のすべてに道を()かすこの道
惟神(かむながら)日本(やまと)大道(おほぢ)は世の人を安きに救ふ真道(まみち)なりけり
たるひとと足らざる人の子と共に手を結びあひ大道(おほぢ)進まん
足魂(たるみたま)玉留魂(たまつめむすび)生魂(いくみたま)(いづ)れも人の宝なりけり
たることを知りて世人(よびと)天地(あめつち)の道に(いざな)ふ人は神なり
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