霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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言華(昭和5年7月号)

インフォメーション
題名:言華 著者:出口王仁三郎
ページ:上巻 191
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 OBC :B145400c32
わが道は月日(つきひ)とともに()せざらん世の大本の神教(みのり)なりせば
惟神(かむながら)道の光を地の上に(あまね)く照らす時は()にけり
はらわたを断たんばかりの苦しみを()百千度(ももちたび)(あぢ)はひしかな
(われ)といふものを()つれば世の中は(うら)(やす)らけく()るるものなり
一度(ひとたび)呼吸(いき)のある(うち)大いなる(わざ)(つか)へんと()たけぶ(われ)
(にご)りたる世を如何(いか)にして(きよ)めんと朝な夕なに祈る大前(おほまへ)
世をさばく神ならなくに一度(ひとたび)も人をさばかず人の子()れは
六十年(むそとせ)の坂を(やうや)くのぼり来てなほ六十年(むそとせ)を道に仕へん
幾年(いくとせ)()るも心の若ければ行く(すゑ)長き(いのち)なりけり
ほどほどに道ふみゆけば人の世はいづこも光あらざるはなし
大いなる望みあれども時の(こま)未だ進まず息づく吾かな
時の(こま)あがきすれども続くべきもののふなきぞ恨みなりけり
ひきもきらず吾()(きた)る人の(なか)見定(みさだ)め置きぬ誠のもののふ
現代の既成宗派はことごとく神を()にして地獄に走れり
国民(こくみん)の心に(しん)の宗教あり僧侶牧師は魔の住家(すみか)なる
幽冥(いうめい)の通信見れば地獄界僧侶牧師で満員なりけり
一度(ひとたび)は死ぬべき定めと知る故に()きの(いのち)の長かれと祈るも
天地(あめつち)(めぐ)(めぐ)りて()(たま)世人(よびと)の限り救ひたきかな
(てん)高く()は広やかに(うみ)深し如何(いか)で小さき事を思わむ
天も地も神の作りしもの皆は(くし)きや一の型にはまれる
花の(くち)吸いつつくるひ舞う蝶ももとは毛虫の故郷(ふるさと)を持つ
きら(ぼし)の如く(みたま)に囲まれし吾はみ(そら)の月にやあるらん
吠え猛る(けもの)(はら)を渡り来て(いま)敷島の道をゆく()
おのもおのも光れる星に包まれて空ゆく月の吾に似しかな
()(いのち)さきくあるまに西東(にしひがし)(うみ)のことごと雄飛(いうひ)せんとす
還暦の春近づきし今年より心の(こま)ははやり出したり
愛善の徳に満ちたる信徒(まめひと)天国(てんごく)()を広く持つなり
たまきはる(いのち)あるうち愛善の徳つちかひて(ひら)けみくにを
大方(おほかた)の人のあはれは死して(のち)天国あるを悟らぬにあり
天国といへども雲の上ならず地上に近き(れい)の国なり
霊学の上より見れば人の身は生死の区別さらにあるなし
肉体のあるうち(たま)を磨きあげ永遠(とは)天国(みくに)の花となれ人
人生は幾百万年かぎりなき天国(みくに)(いのち)保つにありけり
百年に足らぬ(いのち)(つか)()を人生などというぞおかしき
千早振(ちはやふる)神の大道(おほぢ)をたどりてゆ永久(とは)(いのち)を悟りし楽しさ
限りある物質にては満たされず無限の(たま)の徳を(わか)たん
キリストや釈迦や孔子に()せられて吾はひそかに爪をかむなり
(いにしへ)樹下(じゆか)石上(せきじやう)の聖人も今は乞食とさげすむ御代(みよ)かな
世に(なら)ひ世を救はんと(ひら)やけき御殿(みとの)をたてて(われ)道をとく
(れい)(りよく)(たい)三つの働きそろはねば誠の神の道は(ひら)けず
愛善の誠の徳にみつるならばたちまち富は(あつま)るものなり
()(くら)(いのち)(とみ)(そな)はりて道を(ひら)くは(ひじり)なりけり
(やみ)のよにあかりとぼせば(まね)かずも(あつま)(きた)る虫の(むれ)かな
(こと)あげもなさずに世をば教へゆく人ぞ誠の(ひじり)なりけり
キリストも釈迦も孔子も死せる(のち)弟子の(ちから)(あら)はれしなり
(うつ)()()きの(いのち)のあるうちに道を地上に伝へし吾かな
今の世に()が大本の道なくば世はことごとく(やみ)となるらん
(われ)あらん限りは神国(みくに)(やす)からん(しこ)(いくさ)の襲ひ()るとも
調ぶれば調ぶる程に根拠なき既成宗教のもの足らぬかな
世の中のすべての人を愛すれば心は水の如く(あは)きも
弓弦(ゆみづる)を離れし征矢(そや)は中途にて()まらぬ如く世は落ちてゆく
(昭和五・六 於湯ケ島別院)
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