霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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言華(昭和6年7月号)

インフォメーション
題名:言華 著者:出口王仁三郎
ページ:上巻 274
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 OBC :B145400c45
()(みづ)(つち)とをもちてつくりたるこの楽焼(らくやき)五色(いついろ)のさえ
火と水と土のめぐみをねり固め日地月(にっちげつ)なす茶碗をつくる
日地月(にっちげつ)まるき形の楽焼(らくやき)にあらはれ()でし釉薬(ゆやく)の星
世の人に神の道とく(われ)なれば自給自足の(わざ)をいとなむ
更生の(とし)を迎へし(われ)ながら田作(たづく)(わざ)はうまざりにけり
八十四の母と並びて稲の田に今年(ことし)(なへ)を植ゑて楽しき
待ちわびし梅雨(つゆ)あめふりて農園の田の()青青(あをあを)(なへ)さし(をは)
植ゑし(なへ)の秋のみのりを祈りつつ早苗振(さなぶり)祭りつかへてしかな
汗しぼり夏の田の()に草をとる大百姓(おほみたから)のいそしき姿よ
()が植ゑし茄子(なす)(はたけ)(むらさき)のやは()しげりてつぶら()なれり
(ひと)もとに(せん)咲く花の(ことごと)くあだ(ばな)のなき茄子(なすび)はめぐし
朝ばれの茄子(なす)(はたけ)にわけ()れば(つゆ)に光れる紫紺(しこん)のつぶら()
茄子(なす)(はた)のかたへに植ゑし胡瓜棚(きうりだな)筆先(ほさき)に匂ふ(ちひ)さき()の花
(うり)(つる)かきわけみればうひうひしき(つる)根本(ねもと)(ふで)結び()
天地(あめつち)の神の恵みに種津物(たなつもの)しげる(はたけ)に立ちて楽しき
百姓(ひやくしやう)の副業として(こひ)の子を買ひて(はな)ちぬ神苑(みその)の田の()
座食(ざしよく)する既成宗教を(ただ)さんと(われ)は自給の(わざ)にいそしむ
惟神(かむながら)まことの道は自給自足月日(つきひ)と共に働くにあり
いとまあれば絵筆に親しみ(かま)をもちまた林業に(われ)はいそしむ
人間の生命(いのち)(かて)をつくるこそつとめの(なか)のつとめなりけり
吾妹子(わぎもこ)(はた)にいそしみ農業に(われ)ははげみて(かて)をつくるも
ひまあれば著作(ちよさく)にいそしみ歌つくりまたも(えら)みて時を惜しみぬ
進みゆく月日(つきひ)(こま)(かむ)ならひ(われ)は進展主義をとるなり
とりこしの苦労もなさず過ぎ越しの苦労もおもはず刹那を進む
進展は神のみ(こころ)緊縮は(みな)凡人(ぼんじん)の心なりけり
こはれたる()が大本を()かせしも()が進展のいさをなりけり
肝玉(きもたま)を太く広けくもちながら心(ちひ)さくくばりて進め
日に月に進展するは惟神(かむながら)畏縮(ゐしゆく)退嬰(たいえい)(ひと)ながらなる
七転(ななころ)八起(やおき)(せき)を越えし(われ)この世の(あぢ)をつぶさにさとりぬ
人間の(ちから)となるは神をおきて(ほか)に一つの何ものもなし
世はくだち人の(かは)きるけだもののをたけびゆゆし心ゆるすな
かりごもの乱れ乱れてゆきつまるこの世を救ふ人()でよかし
物質にのみたましひをうばはれてまことの道を知らぬ(にご)り世
外国(とつくに)のよからぬ思想はびこれる()神国(かみくに)を神に(きよ)めむ
()(もと)(たましひ)(にご)りけがれつつ外国(とつくに)学びのみぞ(さか)ゆる
天津日(あまつひ)()づると共に起き()でて日の()るまでも働く人の道
()が若き日にくらぶれば今の世の青年なべてなまけものなる
せちがらき世なりと云へど大神(おほかみ)の道ゆく身には安かりにけり
宗教は牧師僧侶をふりすてて人の心の奥そこにすむ
神国(しんこく)のまことの政治は現代の政治家すてて龍宮に()
諸善神(しよぜんしん)(みな)龍宮に()りたまひ悪神(あくがみ)ばかり跳梁(てうりやう)する娑婆(しやば)
会計と経済学とを混同し不景気(かぜ)に悩む政治家
減俸(げんぽう)の声に曲津(まがつ)はたち(あが)山川(やまかは)一度(いちど)にどよみたるかな
個人主義の世とはなりたり()が国の危急おもはず騒ぐ減俸(げんぽう)
(われ)かつて活躍したる満蒙はいよいよ御国(みくに)のなやみとなれり
盗人(ぬすびと)をとらへて(なは)()(やう)盲目(めくら)のやりかた国を亡ぼす
天津神(あまつかみ)国津(くにつ)御神(みかみ)の守りますこの神国(かみくに)常世(とこよ)にもがも
言霊のたすくる国と云い乍ら(その)言霊を乱す人のみ
かかる世に()が大本のなかりせばこの神国(かみくに)は乱れはてなむ
世の(さま)を朝な夕なにながめつつ()が大本の尊さを知る
宗教は数多(あまた)あれどもおしなべて営利会社の変名(へんめい)なりけり
宗教の美名にかくれ曲神(まがかみ)は人の(あせ)吸ひあぶら飲むなり
宗教の名を聞くさへもいまはしく思はるるまで乱れたるかな
物質界に(たま)をぬかれて霊界の消息知らぬ世人(よびと)をあはれむ
不老不死たまの生命(いのち)をもちながら亡ぶと思ふ世人(よびと)のあはれさ
人間の(くず)のみ多き世の中はまことの神の教へを聞かず
骸骨(がいこつ)が山の()()にあらはれて亡びの(たね)をまきちらすなり
骸骨(がいこつ)にあざむかれつつ数千万(すうせんまん)亡者(まうじや)(やみ)につかみあひつつ
きずものの(うつは)(とこ)に並べ置きて小言(こごと)のみ云ふ亡者連(まうじやれん)かな
折角につまみ()げたる蛍火(ほたるび)は日比谷の(かはず)となりてさやぐも
田の中に生み(おと)されしお(たま)杓子(じやくし)(かはず)となりて日比谷野(ひびやの)になく
うかうかと道も歩けぬ今の世は狐狸(こり)娑婆(しやば)にぞありける
(六・六・二九 作)
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