霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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言華(昭和8年12月号)

インフォメーション
題名: 著者:
ページ:
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :B145400c76
うつし世にしるきいさをはなけれどもわれはひたすら誠の道を行く
天津(あまつ)(まこと)の道(あき)らかに歩まむとあした夕べを忘れざりけり
真心(まごころ)のあらむ限りをつくせども雲れる世人(よびと)の目にはいらなく
(てん)高く気はすみ渡る秋の日をわれは神国(みくに)をおもひわずらふ
(あき)深み山野(やまの)にすだく虫の()神国(みくに)を思ふわが心かも
秋の野に()もすがら鳴く虫なれや神国(みくに)の為めに叫ぶわが身は
足引(あしびき)山野(さんや)(あき)(にしき)着て世の行末(ゆくすゑ)をつぶさに語れる
綾錦(あやにしき)織りなす四方(よも)山姫(やまひめ)木枯(こがらし)散るに冬をかこたむ
(ふか)みあした夕べの(かぜ)冷えて淋しさまさるこれの天地(あめつち)
世の(さま)をつぶさに語らまく()へどわが言の葉を閉づる醜草(しこぐさ)
醜草(しこぐさ)を刈りとる(すべ)もなきまでに生ひ茂りたるあし(はら)淋し
露霜(つゆしも)(いのち)持つ身の淋しさよ神のみわざのふりかさなりつ
朝露(あさつゆ)(いのち)をもてどわれはただ片時(かたとき)()も惜しみて(みち)説く
病みこやす人に似たるも今の世のすべての(のり)余喘(よぜん)保つのみ
今の世にわが大道(おほみち)の無かりせば天地(てんち)は鬼畜の住処(すみか)となるべし
小夜(さよ)()けて神国(みくに)をおもふ枕辺(まくらべ)(おごそ)かに立たす神の御姿(みすがた)
経綸(けいりん)を胸にをさめて(もだ)()千万(せんばん)無量の心を知らずや
世をいとひ山にかくれし(いにしへ)(ひじり)の心をうべよと思ふ
世を教へ人をあはれむ心ほど苦しきものはあらじとぞ思ふ
よき事に曲事(まがこと)いつく世なれどもあまりの(まが)に淋しくなりぬ
真心(まごころ)をつくして(いのち)を助けたる人の裏切る世をさとりけり
みろくの世いや(ちか)みつつ曲神(まがかみ)はここをせんどとくるひまはるも
現世(うつしよ)をいとひし事の幾度(いくたび)かわれはみ神の為に(しの)()
玉の緒の(いのち)惜しくはなけれども世の有様をおもひては()
大神(おほかみ)のよさしの言葉なかりせばわれは神国(みくに)に昇りたりけむ
世をおもふ真心(まごころ)(つな)に引かされて惜しからぬ(いのち)ながらへて()
形ある宝に心(とど)めむや(わが)()りするは誠のみなる
大神(おほかみ)のよさしの神業(みわざ)(はた)すまで苦しき(いのち)をながらへむと思ふ
いつとても死は惜しからず現世(うつしよ)を救ふ神業(みわざ)をわが持たずあれば
うら安きわれと思はむ世の人は此世の(まが)に苦しむわれを
世の為にみ(くに)の為に苦しめるわれを知らざる世人(よびと)のそしりよ
三十余年(よねん)ひきもきらずにせめ(きた)(まが)をきりぬけ(とし)さびにけり
世を救ふわが神業(かむわざ)をしら(なみ)の狂ふ御代(みよ)こそ淋しかりけり
三十余年(よねん)神の大道(おほぢ)のひとり旅荊棘(けいきよく)わくる心地せしかな
わが為めにつくさむとする人人(ひとびと)の知らず()らずに(あだ)となりつつ
神柱(かむばしら)数多(あまた)あれどもわが(こころ)汲みとる人のなきぞ淋しき
いろいろに説けどさとせど乱れたる世の人心(ひとごころ)あかす(すべ)なし
天地(あめつち)はよし()するともわが説ける道永久(とこしへ)に生き残るらむ
幼稚なる物質文明に(まど)ひたる人をさとさむ(すべ)なき(われ)なり
百分(ひやくぶん)のせめて一つをさとり()る人のほしやと朝夕(あさゆふ)祈るも
よき(こと)()れば寄り()る悪しき事()れば逃げ出す世人(よびと)のみなる
みろくの世(ひら)けたれども世の人の心の岩戸(ひら)(すべ)なし
われ一人(ひとり)みろくの御代(みよ)にあひにつつ(やみ)に迷へる人に苦しむ
(ねが)はくは世界人類の十分一(じふぶんいつ)誠の道を()ませ()く思ふ
わが道に仕ふる人は(さは)あれどややともすれば(よこ)さらふなり
曲神(まがかみ)は小さき事を(たて)にとり神の大道(おほぢ)(やぶ)らむとつとむる
大任(たいにん)をおひし身(ゆゑ)百千千(ももちぢ)のなやみを今日(けふ)までしのび(きた)りき
大神(おほかみ)のよさしの神業(みわざ)(はた)さむとなやむ心を知る人はなし
千早振(ちはやぶる)神の綱手(つなで)にしばられて身動きならぬ苦しきわれなり
高き木に(のぼ)れる人を仰ぎ見る目にはきたなき所のみ見ゆ
高きより低きを見れば(うる)はしき人の(あたま)のみ見ゆるものなり
世の人をいつもよく見て裏切らるわが性格は苦しかりけり
大いなる神業(かむわざ)を持つ身にしあれば小さきほこりを心にかけず
小人(せうじん)は小さきほこりを探し出し道(やぶ)らむと騒ぐものなり
大神の道より見ればわれにして(ちり)ほどの罪なしと思へり
世を(ひら)き人を救はむ心より涙の雨をあびつつ()にけり
せめてわれ百年以後に(うま)れなばかほど苦しくあらざらましを
明日(あす)の事さへもわからぬ人の身が(かみ)さばかむとする(おろ)かさよ
いつまでもひかへて居れば限りなし神にならひて雄猛(をたけ)び立たむ
世の中の一切万事の出来事は神のよさしの経綸(しぐみ)と知らずや
われはただ神の御為(おんため)世の為に光をやはらげ(ちり)(まじ)るも
時折(ときをり)(いか)りてみれど(みみしひ)(めしひ)の世界と思ひなほしつ
足下(あしもと)に誠の道は通れども踏まむともせず世人(よびと)は迷ふ
大道(おほみち)をひとり歩める淋しさよ世人(よびと)泥濘道(ぬかるみみち)辿(たど)りつ
一口(ひとくち)に聞かぬみたまは神業(かむわざ)万劫(まんがふ)末代(まつだい)使はざるべし
一度(いちど)にてきかぬみたまに(かかは)らば世界を救はむ余裕だになし
智慧(くも)り心ねぢけし人人(ひとびと)は神の言葉をうべなふとせず
永久(とこしへ)生命(いのち)の道をさとせども世の大方(おほかた)は亡びの道辿(たど)
世の人は目のない千鳥(ちどり)さまよひつ手のなる方に(むか)ふとはせず
大前(おほまへ)に祝詞は宣れどひざまづけど神をしらざる(めしひ)のみなり
久方(ひさかた)(あめ)のなり()し大本を(あか)し示すと著述(ちよじゆつ)にかかるも
神神(かみがみ)の造り給ひし神国(かみくに)永久(とは)にしろしめす皇神(すめかみ)御子(みこ)
さし昇る天津日(あまつひ)(かげ)眺むれば()()(もと)の尊さを思ふ
たたかひのうわさ聞く(たび)思ふかなわが()(もと)(きみ)御稜威(みいづ)
ながらへて神の御為(おんため)(きみ)の為神国(みくに)の為に誠(つく)さむ
はしけやしこれの神国(みくに)天津(あまつ)()のあらむ限りは栄えこそすれ
魔軍(まいくさ)(そら)にとどろき攻め()とも(わが)()(もと)は神の稜威(いづ)あり
八洲国(やしまぐに)島の八十島(やそしま)(ことごと)(めぐみ)(つゆ)にうるほはぬなし
わかわかと()()(もと)は栄えゆく神と(きみ)との(うづ)稜威(みいづ)
五十鈴川(いすずがは)清く流れて神代(かみよ)よりあが国民(くにたみ)をうるほし給へり
(きみ)の為神国(みくに)の為に真心(まごころ)をつくしの果てまで道ひらきたり
磯輪垣(しわがき)秀妻(ほづま)の国の()(もと)に寄せ来る敵は(みな)亡ぶべし
千早振(ちはやぶる)神をうやまひ大君(おほぎみ)を尊びまつれわが国人(くにびと)
西(にし)(みなみ)荒波(あらなみ)わけてよせ(きた)(あだ)も恐れじ言霊の国は
(ひむがし)の空より昇らす天津(あまつ)()はこの地の上をくまなく照らさす
瑞瑞(みづみづ)し豊葦原の神国(かみくに)山川(やまかは)草木(くさき)若く(さか)ゆも
石上(いそのかみ)遠き神代(かみよ)のみてぶりを忘れむとする国民(くにたみ)(あは)
いきいきて生きの果てなき神の道ふみて神国(みくに)(さかえ)守らな
浮雲(うきぐも)浮足(うきあし)たちて国民(くにたみ)は小さき事にも打ち騒ぐかな
くしびなる国は日本(にほん)よ昔より(あだ)うかがひし事なき清処(すがど)
澄みきりてすみの果てなき神の道を(にご)さむとする曲神(まがかみ)もあり
月読(つきよみ)の神の光を地になげつ(つゆ)(いのち)を照らさせ給へり
奴婆玉(ぬばたま)(やみ)は深みて国民(くにたみ)は事さやぎつつ狂ひ(まは)るも
ふみてゆく(わが)道芝(みちしば)の広ければさやらむ(まが)如何(いか)であるべき
(むつ)み合ひ親しみ合ひて国民(くにたみ)永久(とは)(まも)らむこの神国(かみくに)
(つも)る富士の高嶺(たかね)(きよ)らけき心を持ちて世を照らさばや
よろづ()の道の(いしずゑ)固めむとわれ国々に歌碑を建つるも
蝦夷(えぞ)(しま)高砂島のはてまでも千代(ちよ)の固めのわが歌碑(かひ)建てり
若き日のわが師の為に園部町(そのべまち)南陽寺(なんやうじ)(ない)に歌碑を建てたり
玉の井の清水(しみづ)は清く湧き()でて四方(よも)人草(ひとぐさ)うるほはしつつ
みまかりし母の形見と玉の井の(いづみ)ひらきて世を洗ふなり
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