霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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言華(昭和8年5月号)

インフォメーション
題名:言華 著者:出口王仁三郎
ページ:下巻 255
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 OBC :B145400c70
ただ一つ夜光の真玉(まだま)地におとし闇夜を照らしたまふ大神(おほかみ)
世に落ちしまことの玉を悟りたる人こそ神の(ちから)なりけり
久方(ひさかた)雲井(くもゐ)の空をあとにして天降(あも)りし神を知るやしらずや
一輪(いちりん)経綸(しぐみ)の花は醜草(しこぐさ)の中にひそみて()をぞ放てる
太元(おほもと)の神と教祖(みおや)(ほか)にして花の所在(ありか)を知る(ひじり)なし
瑞瑞(みづみづ)し三月三日の桃の花も五月五日に実るいさをし
地の上の罪あやまちを清めんと天降(あまくだ)りたるひとぞ神なる
天地(あめつち)稜威(みいづ)照らして仁愛(じんあい)の徳を(ひろ)むる人の()でませ
限りなき仁愛に()す神の子ははや地の上に天降(あも)りますらむ
(くさむら)の草の下葉(したば)(うま)れたる神の()知りたる人は世になし
久方(ひさかた)天津(あまつ)御神(みかみ)のよさしもて世に(くだ)りたる(たま)をもとめむ
道のため御国(みくに)のために(つく)しけるひとは曲代(まがよ)のさらしものなる
(にが)(から)(あぢ)をなめたる人 世にたたずば葦原国(あしはらくに)(さか)えじ
万難を排して万苦(ばんく)を忍びたる人の世にたつ秋ぞ待たるる底本では「秋」に「あき」とフリガナ。
顕幽に死生往生したる人()でずば誠の道は(ひら)けず底本では「死生往生」に「しせいわうらい」とフリガナ。「往来」の誤字か?「わうじやう」の誤字か?
一切の(がく)に超越せしひとの土の中より()()でにけり
学ばずに天地(てんち)の真理(きは)めたる人は神代(かみよ)(はしら)なりけり
朝夕(あさゆふ)に国をおもひて(なげ)きたる人の世にたつ(とき)は近めり
信仰に生きたるひとの言の葉は闇世(やみよ)を照らす光なりけり
国民(こくみん)のなやみ偲びて一身を捧げたるひと(まれ)なる御代(みよ)かな
人類愛善にもえたる人なくば現世(このよ)の闇はいつか晴れなむ
五十鈴川(いすずがは)(ながれ)(たま)を洗ひたるひとこそ人の鏡なりけり
千重(ちへ)八百重(やほへ)雲りはてたる人の世の(けが)れを流す五十鈴(いそすず)の川
天地(あめつち)の神の御教(みのり)(ひら)きたる人万代(よろづよ)の宝なりけり
天津神(あまつかみ)国津(くにつ)御神(みかみ)(みこと)もて道を(ひら)きし人ぞ雄雄(をを)しき
国直日(くになほひ)(ぬし)(みこと)のいさをしは弥勒を待ちて(あら)はれにけり
大教祖(おほみおや)天王平(てんのうだひら)奥津城(おくつき)に国の(いしずゑ)かため給へり
龍子姫(りうこひめ)輪王姫(りんのうひめ)を使ひとし教祖(みおや)は道を守りますらむ
奥津城の小松の林(しげ)るごと日日(ひび)栄えゆく大本の御子(みこ)
天津神(あまつかみ)地上のために(くだ)したるひとの子(ひと)り世をしのび泣く
五十鈴川(いすずがは)澄み渡りたる一筋(ひとすぢ)の清き流れぞ世を洗ふなり
産土の神の姿に(うま)れたる身魂(みたま)闇世(やみよ)の光なりけり
(えら)まれて(のり)の柱と(うま)()し人の言霊()(いか)すなり
大方(おほかた)世人(よびと)の眠りさまさむと世の木鐸(もくたく)()れし神柱(みはしら)フリガナ「もくたく」は底本通り。国語辞書的には「ぼくたく」と読むのが正しい。
神言(かみごと)(ただ)しく説きしひとつ()の光は闇夜の燈台なりけり
(きみ)のため御国(みくに)のために尽しゐる人をなやむる闇世(やみよ)忌忌(ゆゆ)しき
奇魂(くしみたま)曽富戸(そほど)の神と()れませる人は現世(このよ)導師(だうし)なりけりフリガナ「そほど」は底本では「そふと」だがそれではさすがに違和感があるので一般的な読み方「そほど」に修正した。
この道の蘊奥(うんあう)を深く究めてし人の(ひら)きし三五(あななひ)(のり)
さかしまの世に悩みゐる人草(ひとぐさ)を救はむために天降(あも)りし神の子
敷島の道を(ひら)きしひとの声天地(あめつち)四方(よも)に鳴りわたるかも
皇国(すめくに)のために誠を捧げゐる人の子せむる世こそうたてき
背に腹をかへてこの世に(くだ)らしし人の言の葉仇花(あだばな)ぞなき
(そむ)きてし人もわが子の如くして恵みに活かす神ぞ(かしこ)
高天原(たかあまはら)紫微(しび)の宮より(くだ)らせしひとつの(たま)ぞ世の光なる
千早振(ちはやふ)る神のよさしに天降(あも)らせる人の霊魂(みたま)顕幽(けんいう)()
月の宮(くつ)りし誠の人の子は常夜の闇の光なりけり
手と(せな)(うづ)聖痕(せいこん)(あき)らけき人の言霊天地(てんち)を動かす
(とし)若き時より神の名を負ひし人の世にたつ五六七(みろく)神代(みよ)なり
何もかも知りきはめてし人の子の()づる五六七(みろく)御代(みよ)ぞ恋しき
和衣(にぎたへ)(あや)の聖地にあらはれし人は伊都能売(いづのめ)みたまなりけり
ぬば(たま)の闇に身魂(みたま)(けが)されし人(きよ)めんと伊都能売(いづのめ)の神
根底(ねそこ)までおちゆく身魂(みたま)を救はむとミカエルとなり()れし伊都能売(いづのめ)
(のき)ゆがみ壁まで落ちし人の()産声(うぶごゑ)あげし瑞御魂(みづみたま)かも
(はら)かりて(しづ)伏家(ふせや)産声(うぶごゑ)をあげて栄えし神の子(めづ)らし
久方(ひさかた)天津(あまつ)(そら)より(くだ)らせるひとつの御魂(みたま)は神の(たて)なる
不思議なる赤縄(えにし)の糸にからまれし人の子つひに世に勝てるなり
(へだ)たりし(あめ)(つち)との(むす)びより(うま)()でにし人の子(かみ)の子
(ほそ)ぼそと(けむり)たてたる田舎家(ゐなかや)獅子吼(ししく)産声(うぶごゑ)あげし神の子
大本は不言実行(いま)の世にいれられぬこそまことなりけり
(かね)なくば誠の道も(とほ)らざる世のゆく末の(あやぶ)まるるなり
何事(なにごと)(かね)のものいふ今の世にまことをたつるは難事(なんじ)なりけり
どこまでもわが大本は国のため誠つくして進みこそすれ
金銭(きんせん)情実(じやうじつ)のみの世の中に誠の道を(ひら)くは(くる)しき
誠ある人に限りて(かね)はなし(かね)あるものに真実(しんじつ)はなし
如何(いか)ならむ(さまた)げあるも真心(まごころ)をつくして進まん大本の道
久方(ひさかた)天津(あまつ)(そら)()の神の内流うけし人ぞ神なる
内流を受けにし人は(さは)あれど直接内流うけしはひとりのみ
ただ独りただわれ独り天津神(あまつかみ)御手代(みてしろ)となり世を洗ふなり
(くさむら)のしこけき小屋に産声(うぶごゑ)を挙げたる(たま)ぞ世に()ける神
天津神(あまつかみ)国津神(くにつかみ)さへこのたびの神の経綸(しぐみ)を知らずがちなる
神光(みひかり)(やは)らげ(ちり)(まじは)りて神国(みくに)のために(くだ)りたる(たま)
地の上にあらはれんとする弥勒をば科学の鍵もてとざす曲神(まがかみ)
神命(しんめい)にあらずばわれは闇の世をいとひて山にかくれたりけむ
愛善に(ぢゆう)する人にあらざれば容易に国は造れざるべし
私利私欲(こころ)の雲を払はずば如何(いか)なることも()し得ざるべし
曲神(まがかみ)の深きたくみもそろそろと国人(くにびと)の前に尻尾(しつぽ)(あら)はす
空中(くうちう)(つばさ)(ひろ)げて迫り()唐土(たうど)(とり)をいかに防がむ
国人(くにびと)改慎(かいしん)すべき時は()ぬ西と北とゆ迫る曲神(まがかみ)
国難を眼前(がんぜん)(ひか)へて気楽げに私欲のみおもふ人ばかりなる
皇軍(くわうぐん)の悩み苦しみしのびつつ国をおもひて眠れぬわれなり
曲神(まがかみ)は翼を地上にのばしつつ神国(みくに)(いくさ)刃向(はむか)ひぞする
大開祖(おほみおや)二十五年ゆ宣り玉ふ言の葉いよいよ実現せむとす
死神(ししん)死仏(しぶつ)(まつ)御国(みくに)の宗教家の末路(まつろ)みえたり時は迫りて
軍人(いくさびと)わが神国(しんこく)になかりせば同胞(はらから)生命(いのち)危ふかるべし
同胞(はらから)()さき争ひ改めて皇軍(くわうぐん)のため後援すべき時
何も()も神示実現の世となりぬ政治宗教戦争経済
すさまじいよう言はんわと国人(くにびと)は何も知らずに(こと)()()るなり
よう言はんこと迫り来て神様はよう聞かんわと高座(かうざ)見物(けんぶつ)
数十年()きさとされし神言(かみごと)の実現なして悩む万民
昔より肉体を()生神(いきがみ)(あら)はれまさむ時ぞ待たるる
世の(をは)りいよいよ近くなりにつつ悩み苦しむ万国の民
(ひむがし)の光たづねし博士(はくし)()のまた(あら)はるる世とはなりけり
東方の光となりて(あら)はれし神は国常立の大神
国と国(ひと)(ひと)との八重垣をとりはづさずば地上は(やみ)なり
二十億の人間あれど永久(とこしへ)の平和をはかる実力者なし
人間の(ちから)に及ばぬ世のみだれ救ふは神の(ちから)のみなり
世界的メシヤのこの世にあらはれずば地上はまこと地獄とならむ
キリストも釈迦も孔子も回々(ふいふい)も過去の人物実力はなし
()ける世に生きて働く神柱(みはしら)は肉体を持つ神と知るべし
わが(たま)天地(てんち)(くま)なくかけりつつ国のすみずみ見回りてをり
一日(いちにち)()きも見えざる人の世にたちて治むる国はさびしも
久方(ひさかた)(あま)の岩戸のとざされしこの暗き世を如何(いか)()らさむ
八百万(かみ)(こころ)(いつ)にして岩戸の闇をひらくべき時
天照(あまて)らす神の光を知らざれば世界はますます常闇(とこやみ)とならむ
国民(こくみん)は神の光に目を覚まし一日(ひとひ)も早く岩戸ひらけよ
国民(こくみん)の心の闇をはらさずば天の岩戸は永久(とは)にひらけじ
政権の欲にからまれ身知らずが闇にさわげるさまあはれなり
身知らずがここをせんどと狂ひたち惜しき命を(かろ)んずるなり
もろもろの(わざは)ひしげき闇の世に血眼(ちまなこ)となりて騒ぐ亡者(まうじや)
国防の経綸(けいりん)もなく財政の立替(たてかへ)さへも知らぬ(かはづ)
内外(ないぐわい)(もも)の災ひ一言(いちげん)にをさむる言霊()らぬ学者()
知者(ちしや)学者沢山(たくさん)おはしますと聞くこの()(もと)のさまは如何(いか)にぞ
永久(とこしへ)に民を安むる英傑のまだ(あらは)れぬ国は淋しも
災ひのある度毎(たびごと)村肝(むらきも)の心に(むち)うちわれ生きて()
災ひを転じてわれは幸ひと為しつつ今日(けふ)の栄えを見たりき
現身(うつそみ)の人の心のきたなさをつくづく思ふわれ神に在りて
堪へがたき冬の寒さも知らぬがに神書(みふみ)かかせり教御祖(をしへみおや)
世のなやみ(きた)るべき日をなげかひて開祖(みおや)は神に祈り給ひぬ
雪深き山路(やまぢ)通ひてわが開祖(みおや)生活(なりはひ)のために働き給ひぬ
吹く風もよぎて通らん八百万(かみ)集ひます鶴山(つるやま)()
短夜(みじかよ)も眠り給はずかむながら開祖(みおや)は筆を運ばせ給へり「眠り」は底本では「眼(ねむ)り」だが誤字であろう。
荒波のいたけりくるふ海越えて開祖(みおや)は神のみあととはせり
世のために二十七年の春秋(しゆんじう)を打ち込み給へり(をしへ)開祖(みおや)
(ゆふ)されば庭にたち()(あま)渡る月に言問(ことと)ひ給ひし開祖(みおや)
さをしかの耳ふりたてて(きこ)し召せ御国(みくに)に尽すわが誠心(まごころ)
垂乳根(たらちね)の生みの母にもいやまして開祖(みおや)()れをいたはり給ひぬ
大空(おほぞら)の月を包みし黒雲(くろくも)のさまに似たるも十年事件
八字鬚(はちじひげ)(たくは)へながら筮竹(ぜいちく)算木(さんぎ)(いのち)をつなぐ男よ
(あかつき)(そら)なき渡るかささぎの声()きまさぬ日はなかりしといふ
いと()さき目高魚(めだかうを)にも()の神の(みたま)宿ると思へば(かしこ)
()()なを安けく眠る楽しさは神と(きみ)とのめぐみなりけり
満洲の野辺(のべ)にかばねをさらしたる人はみ(くに)(まも)(がみ)なる
人として雅心(みやびこころ)の無かりせば雪よりもなほ冷たかるべし
若き日を(わざ)にいそしみ(とし)たけて安けく神の道をわがゆく
若き日をわがたち()でし故郷(ふるさと)の山は昔のままなりにけり
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