霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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言華(昭和8年4月号)

インフォメーション
題名:言華 著者:出口王仁三郎
ページ:下巻 240
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 OBC :B145400c69
地の上に毒焔(どくえん)を吐く(おに)大蛇(をろち)()ごめて救ふは神の道なり
われは今けはしき坂にかかりたり(あと)押しに()よ心あるもの
時を知る誠の神の()よかしとわれもだしつつ待つ()の久しき
わがために誠の(ちから)添へる人()づれは早く神業(みわざ)成らんを
西(にし)(ひがし)南も北も葦原の空にあやしの雲はしのべり
わがゆかん道にさやれる黒雲(くろくも)を三十余年(よねん)吹きはらひ()
海陸(うみくが)(いくさ)揃へて遠津(とほつ)(くに)大蛇(をろち)(すき)をうかがひてをり
大神(おほかみ)御言(みこと)のままに世はくだちわが双肩(さうけん)の重さおぼゆる
われはただ神の御言(みこと)にしたがひて急がず騒がず時を待ちをり
今の世の(さま)をつくづく眺めつつもどかしみ思ふ今日(けふ)吾身(わがみ)
惟神(かむながら)時を得ざれば動くとも又叫ぶとも事のなるべき
曲津霊(まがつひ)を山の()川の瀬にはらひ若き日本の国を守らむ
われはいま世界の分水嶺(ぶんすゐれい)にたちて天津(あまつ)御神(みかみ)(めい)を待ち居り
退(しりぞ)きもならず進みもならぬ世をわが言霊にひらき(きよ)めん
千早振(ちはやふ)る神のよさしの大道(おほみち)をふませ治めん葦原の国
地の上に国とふ国は多けれど()神国(かみくに)にまさるものなし
わが国は安危(あんき)(さかひ)にのぞめるをつゆ白雲(しらくも)国人(くにびと)あはれ
遠津(とほつ)(おや)墳墓(ふんぼ)の国をかたらかに守るは昭和の(たみ)のつとめぞ
(おに)大蛇(をろち)国の内外(うちと)にはびこりて四方(よも)に湧き立つ雲のあやしき
安らかにわれは見ゆれど村肝(むらきも)の心に(つか)(すき)さへもなし
時と(ところ)位置を考へわれはただ(てん)にまかせて待てるのみなり
この時を(はづ)さば千代(ちよ)万代(よろづよ)もわが神国(かみくに)(うか)ぶ時なし
海陸(うみくが)(いくさ)のきみよふるひたてわれ誠もて御代(みよ)を守らむ
ゆきつまりゆきつまりつつ人の世は何処(いづこ)にゆくか知る人まれなり
曲神(まがかみ)山野(やまの)(すさ)ぶ今の世を救ふは武道と神の道なり
(きみ)のため御国(みくに)のためにつくさんと朝夕(あさゆふ)はげむ昭青(せうせい)訓錬(くんれん)
()れば昭和青年()きつれて御国(みくに)のために誠を捧げむ
内外(うちそと)の国の現状しらぶれば容易ならざる時とはなれり
(うつ)()(あや)ふきさまを見ながらに安くあるべき御民(おんたみ)われは
大峠(おほたうげ)前に見ながら足とぼしわれ如何(いか)にして越えなんとおもふ
われはいま世界の峠にかかりたり(しりへ)につづけ(まなこ)さまして
自己愛を捨ててこの(さい)国のためまことのために宝をしむな
我国(わがくに)興亡(こうばう)浮沈(ふちん)の瀬戸にあり鬼は()づれど金捧を持たず
(つの)持たず金捧(かなぼう)もたぬ鬼()でて地上弥勒(みろく)につき固めんとす
既成宗教()かさんとして三十余年(よねん)努力甲斐なく愛善を説く
()(もと)の既成宗教に真生命(しんせいめい)与へんと思へど皆(くさ)り居り
老人の頭にのみ生くる宗教の法主(ほつす)は心さみしかるべし
科学のみ権威を保つ現代に立ちて(くる)しきは既成宗教
根本(こんぽん)に誤りあれば如何(いか)にしても生かす(すべ)なき既成宗教
(われ)(いま)反宗教者となりにけり僧侶牧師の認識不足に
日進(につしん)の昭和の御代(みよ)(かび)()えし宗教信ずる人は迂愚(うぐ)なり
夏されば夏()(きぬ)あり三冬(さんとう)綿入(わたいれ)宗教(いま)は用なし
雪隠(せつちん)の虫は糞臭(ふんしう)よろこびて安心立命羽化(うげ)するものなり
雪隠(せつちん)の虫に均しき迷信宗(めいしんしう)の信者を教ふる道の無きかな
大寺(おほでら)の僧侶は狼狽(らうばい)その(きよく)に達して大本(おほもと)道場を(さまた)
やがて()御代(みよ)の柱と国国(くにぐに)に吾は惟神(かむながら)の道()べ伝ふ
はるばると越路(こしぢ)の空の旅をして大寺(おほでら)の僧の狼狽(らいばい)見たりき
国家意識(ゆめ)にも持たぬ宗教の亡ぶべき時(ちか)づきにけり
宗教の名と聞くさへも(いま)はしく(おも)ほゆるまで乱れたる(のり)
強ければ最善となり弱ければ最悪と()る世こそ淋しき
旅の宿に夢を結べば坊主(ばうず)来てわが息の根を()めんと迫る
(わが)道は既成宗教(すく)ふべく神の(ひら)きし(のり)と知らずや
僧侶牧師も少し活眼(くわつがん)(ひら)き見よ(なれ)()くべき(みち)は絶えたり
神道は十三派あれど活気なく蛍の光さへも放たず
十三派神道の教義は神の名と旧道徳の混ぜものなりけり
神の名に下手な倫理を織り込みて命脈保てる神道宗教
七ケ条また十二ケ条や八ツの(ちり)下手な戒律で迷はす神宗(しんしう)
愚夫(ぐふ)愚婦(ぐふ)は迷ひこそすれ昭代(せうだい)の人に()はざる既成神宗(しんしう)
あはれとも思へ(くだ)らぬ宗教にうつつを抜かし(たま)(けが)す人
死後の世界断じて無しと演壇に獅子吼(ししく)して居る暁烏(あけがらす)(はや)暁烏敏は真宗大谷派の僧侶。加賀の三羽烏と呼ばれた。
死後の世界なければ大本王仁(おに)さんに聴けと(はや)()は演壇に宣る
暁烏(あけがらす)(はや)を生みたる真宗(しんしう)末法(まつぽふ)濁世(じよくせ)果敢(はか)なむなるらむ
死後の世界無ければ既成宗教は(たま)抜けにして無用の長物
神国(かみくに)の尊貴を知らぬ邪宗旨(じやしうし)時時(ときどき)脱線したる(げん)()
宗教を営業とのみ思ひ居る今の僧侶に()も徳も無し
俗人に増して心性(しんせい)(きた)なきを知らぬ坊主の動作可笑(をか)しも
(ほとけ)より(かね)に心を奪はるる邪僧(じやそう)(つど)へり既成宗教
裏庭に襁褓(むつき)襁褓とは赤子に着せる産着あるいはオムツを乾せる梵妻(ぼんさい)の姿に見ゆる末世相(まつせさう)なり
上人(しやうにん)(たと)へられつつ妖僧(えうそう)婆嫣連(ばばかかれん)(ふところ)ねらへり
何宗(なにしう)(たこ)かは知らず(わが)顔を汽車の窓よりじろじろ(にら)めり
(まが)りたる心を持てる髪長(かみなが)(われ)を悪魔とひがみ見るなり
営業の資源たるべき壇中(だんちう)(うば)はれまじと坊主の蠢動(しゆんどう)
阿弥陀よりエスより(かね)が大切と僧侶牧師が長談義(ながだんぎ)すも
精神の異状者のみが帰依なせる既成宗教の末路は(きた)れり
神国(しんこく)に共産党や無産党の(さか)ゆるためし如何(いか)であるべき
社会主義共産主義と種種(いろいろ)に悪魔は名を変へ世を乱すなり
皇道を大本とする大本の(をしへ)御世(みよ)(いしずゑ)なりけり
地球上(くに)(さは)あれど万世(ばんせい)に一貫したる皇国(くわうこく)()になし
天照(あまてらす)神の天降(あも)りて守ります日の神国(かみくに)常立(とこたち)の国
(ほど)のアザを左腿(さたい)(あら)はして救世主()づと勝軍(しようぐん)()宣る
(わが)(あし)の左の(もも)を調ぶれば不思議や豆(ほど)のアザありにけり
額毛(ひたひげ)(しも)おきながら(かみ)長く濃きは弥勒(みろく)と蒙古の智者()
丈夫(ますらを)(われ)いくさの庭にたたねども御国(みくに)を思ふ心は(かは)らじ
日本刀(さや)を払ひて調べつつ()れ知らず知らず微笑(ほほゑ)みにけり
常闇(とこやみ)の世を()らさんと手力男(たぢからを)の神は地中(ちちう)にひそみて(とき)まつ
昭和青年(ひき)ゐて御国(みくに)御為(おんため)にわが立たむ日の近づきにけり
()(もと)津津(つづ)浦浦(うらうら)に到るまで昭和青年の訓練(いさ)まし
兵式(へいしき)の訓練()すとも人類愛の(まこと)の道に(そむ)かざるべし
小胆(せうたん)なる世人(よびと)昭青(せうせい)訓練を(まなこ)みはりて驚きゐるらし
(かり)ごもの乱れたる世の人心(ひとごころ)(ただ)さんとする大本の道
惟神(かむながら)誠の光かがやきて海の内外(うちと)(ひろ)ごりし(わが)
よろこびの月日(つきひ)をおくる人の身は自然のままを行く人なりけり
山ゆけば山に神あり川ゆけば川に神ます()(もと)の国
大本の(おほ)みまつりに(まう)()るおちこち(びと)(おも)かがやけり
紅葉(もみぢば)のあかき心を国民(くにたみ)の心の色に染めたくおもへり
鶴山(つるやま)穹天閣(きゆうてんかく)の建ちしより(からす)(とび)(きた)らずなりぬ
産土(うぶすな)の神の尊さ今に思ふ夜な夜なに見る故郷(ふるさと)の夢
信徒(まめひと)()はざるも()し訪ふも憂し道の御為(おんた)めせはしき吾身(わがみ)
(もも)(さくら)(うめ)(かを)りを天地(あめつち)の神は()ぐしとおぼしめすらむ
天界の基礎と()れにし神の子は神の大道(おほぢ)を夢な忘れそ
天界は人の精霊永遠(とこしへ)に生きて働く御国(みくに)なりけり
限りあるこの世に生きて罪つくり永遠(とは)の栄えを捨つる人あり
人間の永遠(とは)生命(いのち)天国(てんごく)を思ひてこの世に良きことをなせ
だまさねば食へぬとおもふ今の世の人の心のあさましきかな
忍辱(にんじよく)(きぬ)に邪念を包みつつ婆媽(ばばかか)だます買主坊(まいすばう)かな
天保銭(てんぽうせん)(むな)しうする(なか)(とき)に反抗無きにしもあらず
美名(びめい)をば看板として世の人を脅す暴力団の忌忌(ゆゆ)しき
天光線(てんくわうせん)(むな)しうする勿れ時に反映なきにしもあらず
混乱の(きよく)に達せる全世界に孤立をなせる日本神国(しんこく)
磐石(ばんじやく)の上に神国(みくに)をつきかため人類愛善に世界を救はむ
磯輪垣(しわがき)のほづまの国の()(もと)はこの地の上を照らすべき国
常世ゆくこの世の闇をい()らして人類愛善の天国(てんごく)をひらかむ
天地(あめつち)の神の稜威(みいづ)を忘れたる世界は日に日に乱れゆくなり
愛善の誠は天地(てんち)に通じけむ(もも)の神たちわが名を(さん)する
支那(しな)蒙古(もうこ)台湾人(たいわんじん)も愛善のわが提唱にまつろひ(きた)れり
海外の宗教の神ことごとくわれを知らざるものなきにいたれり
同胞(どうほう)にあざけられつつ愛善の道を世界に(われ)はひろめし
愛善の誠なければ(ちから)にて地上の(たみ)はをさまらざるべし
地の上の世界はのこらず悩み()り自己愛のみにかき乱されて底本では「のこらず」ではなく「のこあらず」。
愛善の道にあらずばかりごもの乱れたる世を救ふすべなし
政治宗教教育芸術おしなべて今は地獄の風景となる
国民(こくみん)の師範たるべき政治家が政権争奪に世を乱すなり
天津神(あまつかみ)ひらき給ひし神国(かみくに)を乱して恥ぢぬ(しこ)の政治家
外国(とつくに)短所(たんしよ)ばかりをひき()れてみ(くに)の長所を捨つる政治家
潮泡(しほなは)のこりてなりたる外国(とつくに)(をしへ)神国(みくに)(のり)にふさはず
外国(とつくに)のまねばかりする()(もと)のインテリ(れん)の馬鹿さにあきれる
(そら)(うみ)(いくさ)ならべて襲ひ()(まが)のみたまのすさびは近し
神力(しんりき)と科学の(ちから)を比ぶべき世は近づきて人心(じんしん)をののく
法悦の満足なければ人生は生存の意義なきものなりけり
国家社会(みな)人間の安んじて生存すべき機関なりけり
生活をはなれて国家社会なし社会も国家も人()かすため
経済思想政治宗教国際(とう)問題いづれも行き(つま)りたり
混沌と(うづ)巻きかへる大小(だいせう)の問題さばくは神の(ほか)なし
文明の極致は形態的に見て天下一家の機運を示せり
表面は天下一家の姿なれど内面的には仇敵(きうてき)のさま
自己愛の欲()たさんと今の世は人類の平和を犠牲にするなり
大本は四十余年の昔より現代世界の(さま)予示(よじ)せり
神霊の厳存(げんそん)せるを知らざればこの世の闇はとこしへに晴れじ
国国(くにぐに)の人はのこらず科学的文明熱(ぶんめいねつ)にわざはひされたり
文明の極致は世界の混乱を招きて治まるところを知らず
科学的文明にまさり自由なる精神文明の権威を知らずや
科学的文明の極致は(そら)かけり地中(ちちう)水中(すゐちう)までもくぐれり
言霊の実際力(じつさいりよく)を知らざれば精神文明の極致は悟れず
わが国は遠き神代(かみよ)の昔より精神文明のひらけたる国
現代の日本の学者はことごとく西洋学(からくにがく)(たま)くもらせり
ミカエルの立ちて(さけ)ばんその日こそ精神文明の極致を悟らむ
東方の(ひかり)(ひかり)とあこがれつ(ひかり)見ながら悟らぬ盲目(めくら)
ミカエルは和光同塵(いま)(しば)し世のなりゆきを眺め()るなり
東方の国人(くにびと)たちのおろかさよ世界の光明つつみて苦しむ
(むかし)より道の内外(うちと)のひとびとのあこがれの(まと)となりし(ひと)なし
内外(うちそと)の人のあこがれまちまちし光は即ち()(もと)にあり
()(もと)の国にかくれて東方の光の(ぬし)(とき)をまちつつ
いやはてにミカエル立ちて地の上のあらゆる(くも)きり祓はせ給はむ
()(もと)は神のみ(くに)(むかし)より(たた)(きた)りし真相わかる(とき)
神の国の真相つぶさにわかりなば外国人(とつくにびと)もゑらぎまつらふ
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