霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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言華(昭和7年12月号)

インフォメーション
題名:言華 著者:出口王仁三郎
ページ:下巻 185
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 OBC :B145400c63
三十五年前に知りたる世の乱れ救はんために愛善をとく
節穴の目を持つ国の(つかさ)()はわが愛善の道にさやりぬ
大本の事件は事実の誤認なりと大審院の決定(くだ)れり
公明なる大審院の決定にわが国法(こくほふ)の尊厳を思ふ
狂人の告発により軽率なる地方官憲の検挙となりけり
十年の(むかし)思へば夢なるよわれは未決に収容されたる
東洋の前途をうれひ責付(せきふ)の身をわれは蒙古に進出なしたり
大本に認識不足の(つかさ)()は国賊()して目を(いか)らせる
惟神(かむながら)誠の道にある身ぞとわれは恐れず初心を(つらぬ)
東洋の前途の為めに働けるわれを(つかさ)はひとやになげこむ
昔より宗教家には法難のありと知りつつやまれぬ雄心(をごころ)
黄金(わうごん)(もの)言ふ時代は(ほど)近く滅びんとしてさやぐくにぐに
愛善の誠の光あらはれて滅ぶべき世をたて直すなり
光明は(あづま)の空より輝きて常闇(とこやみ)の世をてり(あか)すなり
(ひんがし)の博士を馬槽(ばさう)に導きし人の子のたつ時とはなりぬ
人の子のシオンの山の()にたちて雄猛(をたけ)びなさん御代(みよ)は近きも
人の子のたつべき時は近みけり四方(よも)天地(てんち)黒雲(くろくも)包めば
世を救ひ国を治むる真諦(しんたい)は愛善主義を行ふにあり
悪人を悪人として罰するは愛善主義の神意にあらず
悪人の行為を(あはれ)み救済の道を計るは愛善なりけり
善をほめ悪を罰するのみにてはこの地の(うへ)は治まらざるべし
愛善のまこと心にあらざれば此の世を救ふ事はあたはじ
国と国(たみ)(たみ)との軋轢(あつれき)をなごめ治むる愛善の道
産業に経済思想に政道(せいだう)にかくべからざる愛善の誠
世相()に混乱しつつ地の上の民は愛善の神をあこがる
腹帯(はらおび)をしめてかかれよ国民(くにたみ)よこの国難を払はんが為めに
愛善の道を地上に敷かんとて(あづま)の国より伊都能売の神
伊都能売の神の慈眼(じがん)にふるるものは罪悪の(ふち)より救ひ出されん
罪悪の(ふち)にその身を沈むるは愛善心(あいぜんしん)のかけたる人なり
人の家の平和と幸福の増進は愛善の道(おこな)ふにあり
国として愛善の道(おこな)はば国利(こくり)民福(みんぷく)招かず(きた)
伊都能売の神の慈眼(じがん)内外(うちそと)の国を(わか)たず守らせ給ふ
地の上にあらゆる平和と幸福の道をひらかす伊都能売の神
一切のけがれを洗ひ永久(とこしへ)の光明世界をひらく伊都能売
()の神の愛善の徳と真信の光りを示す伊都能売の神
天国に不老不死なる生命(せいめい)を保たせ給ふ伊都能売の神
天界に復活せんと思ふには()づ愛善の徳をつちかへ
愛善の徳に(ぢゆう)する人なれば(めい)()寿(じゆ)(ふう)は意のままと知れ
現幽(げんいう)に歓喜し悦楽する(たま)は愛善の徳に(ぢゆう)する人なり
人生は現実世界を中心に愛善の道に進むべきなり
とこしへの天津(あまつ)御国(みくに)にいきいきて栄え果てなき愛善の徳
永遠(えいゑん)新生命(しんせいめい)会得(ゑとく)せば(みな)愛善の道に()るべし
愛善の道に(ぢゆう)する人なれば現世(げんせ)は光明世界なるべし
厭世的(えんせいてき)思想をすてて愛善の誠の道に生きよ諸人(もろびと)
伊都能売の神の(をしへ)は愛善の誠の道より何物もなし
大光明(あまね)く世界を照臨(せうりん)慈眼(じがん)衆生(しゆじやう)を守る伊都能売
地獄的思想は(つゆ)と消え果てて楽天主義の伊都能売の(のり)
恐ろしき事いまはしき事一つなき誠の道は伊都能売の(のり)
恐喝と虚構と方便とりまぜて人心(じんしん)つなげる既成宗教
雄雄(をを)しかる大和(やまと)御魂(みたま)を軟化して骨なき人を作る宗教
婦女子をば罪の権化と軽蔑し圧迫したる既成宗教
()(もと)大和(やまと)(みたま)を弱らせる既成宗教は国の害虫
現界も(また)幽界も光明の世界に導く伊都能売の神
法悦の心境とはに尽きざるは(みな)愛善の(のり)のいさをし
愛善の徳に(ぢゆう)する身にしあれば(うれ)ひも知らず(おどろき)もなし
愛善の徳と真信の光にて(きづ)ける城は難攻不落なり
人生を守る堅城鉄壁は(みな)愛善の徳にぞありける
常闇(とこやみ)の世に住みながら光明の世界に()くる愛善の道
()(もと)(せい)(せい)とし(じや)(じや)とし東亜の天地(てんち)に軌範を示せ
日本(にほん)には日本特殊の(みたま)あり西洋人と一つにはならず
草も木も外国国(とつくにぐに)(ことな)りてかんばしきこそ国の(たましひ)
わが国は神代(かみよ)ながらの武士道を固く守りておくれをとるな
世界的不安の雲を打払(うちはら)科戸(しなど)の風は大和(やまと)(だましひ)
千早(ちはや)ぶる昔の神代(みよ)(たましひ)(つらぬ)き通せ(ちから)限りに
千早(ちはや)ぶる神の御国(みくに)(たましひ)を忘れて迷ふ知識階級
世界的不安の波はよするとも如何(いか)でおぼれん大和(やまと)(だましひ)
人類の共存共栄を計りつつ御国(みくに)を守る大和(やまと)(だましひ)
内外(うちそと)の国のへだてを取りのぞき世人(よびと)を救ふ愛善の道
政治宗教教育倫理芸術の本義をさとす大本の道
かかる世の(きた)らん事を前知して神は開祖をあらはし給ひぬ
大神の厳示(げんじ)ありてゆ四十年ぬきさしならぬ世とはなりけり
奥津城(おくつき)に眠り給へど大開祖(だいかいそ)(あま)かけりつつ世を守らすらん
誘惑的語句を並べて人心(じんしん)収攬(しうらん)したる既成宗教
大開祖(だいかいそ)()らせ給ひし国難のいやつぎつぎにいたる世ぞ()
国民(こくみん)はただひたすらに真心(まごころ)をつくし力をあらはすべき時
常盤木(ときはぎ)の松の心の益良男(ますらを)(しも)(つるぎ)もひるまざるべし
これといふ望み持たねど惟神(かむながら)(のり)に仕ふる楽しさに生く
久方(ひさかた)のみ(そら)のきはみ果てしなき(こころ)保ちて神に仕へ()
天津日(あまつひ)は森羅万象()らしつつ月よみの(つゆ)にはぐくみたまふ
(あま)伝ふ月の光は冴えにつつ森羅万象にいのちを賜ふ
火は(たて)に燃え(あが)るなり水は(よこ)にながれて神の経綸(けいりん)はなる
火は水の(ちから)をかりて燃え(あが)り水は火により(よこ)にながるる
水なくばまた火も燃えず火なければ水は(こほ)りて動かざるべし
火と水と一つになりて神となり地上一切を(ゆた)にはぐくむ
人の身も火の(たましひ)のぬけ去らばたちまち冷たくなりて動かず
水なくば地上の万物ことごとく枯れてしぼみて()()つるなり
火と水の神徳(しんとく)を説く大本の(をしへ)神代(かみよ)(まま)なりにけり
久方(ひさかた)(あめ)にます神荒金(あらがね)(つち)にます神()ぶる()の神
天地(てんち)も一度にどよむ時は()ぬいざたちあがれ言霊神軍(みいくさ)
山川(やまかは)は一度にどよみ草や木は枯れて亡びん世を如何(いか)にせむ
常世ゆく闇はおそひて(あま)の戸のとざさるる世をひらけ神軍(みいくさ)
青山(あをやま)はから山なしてさばへなす(もも)(わざはひ)おこる世ぞ()
おもひかねの神はいづれにましますかと幾年(いくとせ)(われ)はたづねたりけむ
()(もと)は神の()す国しらす国(まも)らす国とおもへば(たふと)
やがて今ミカエル三重(みへ)高殿(たかどの)に言霊()らす時は(きた)らむ
都童(みやこわらべ)のままごと遊び眺めつつ(われ)回天の時をまち()
唐国(からくに)のかたちばかりの(ひな)まつりあやめかきつを一束(ひとたば)にして
唐国(からくに)(ひな)(まつり)に売れてゆく紙雛(かみひな)たちの腹のなきかな
雛壇(ひなだん)の下に紙旗(かみはた)おし立ててふんぞり返る田吾作(たごさく)人形よ
幼子(おさなご)におもちやもたせば束の間にあとかたもなくうち砕くなり
千早振(ちはやふ)る神のひらきし神国(かみくに)を子供のおもちやにさせるは(あやふ)
一も(かね)二にもまた(かね)三に(かね)(かね)(かね)(かね)でもちかねて()
殿堂(でんだう)のいらかは高く(そび)えつつ(たましひ)抜けし既成宗教
釈迦の(のり)信ずる坊主あるなればまだ宗教は(いき)あるものを
ほたる()余喘(よぜん)を保つ宗教の末路(まつろ)あやふく法燈くらし
猜疑(さいぎ)嫉妬(しつと)私利(しり)酒色(しゆしよく)に余念なき宗教者(りう)の末路は(ちか)めり
法燈の滅尽(めつじん)のときは迫り来て残る坊主は無用の長物
十万の坊主頭に(くは)持たせ満洲国に送り()くおもふ
天国と地獄の有無に迷ひ居る売僧(まいす)の姿は張子(はりこ)(とら)なり
仏教は弟子に乞食をさせ乍ら(てい)よく修行と誤魔化して居り
うちは太鼓(だいこ)たたいてまはる宗教の乞食坊主のかしましきかな
千早振(ちはやふ)る神のみ(くに)をから神の世と乱したるかみながの(のり)
染紙(そめがみ)を積み重ねつつ宗教の威力をほこるかみながの(むれ)
天蓋(てんがい)変名(かへな)をつけて(たこ)を食ふ骨なし(だこ)があしをほしがり
富士(ふじ)()(きよ)き姿を仰ぎつつわが神国(かみくに)の尊さおもふ
(あま)かけり国かけりつつ世を守る国常立の神は親神(おやがみ)
地の上の国ことごとくおしなべて国常立の神の()す国
無限絶対無始無終なる()の神の道に仕ふる身の(さち)おもふ
天津日(あまつひ)は照るも曇るも月読(つきよみ)は満つもかくるも神のみ(こころ)
天地(あめつち)に元津祖神(おやがみ)いますかぎり人の世界は亡びざるらむ
足引(あしびき)の山にも野にも皇神(すめかみ)の光は満てり心けがすな
悲観的思想をすててウ一ピ一の神のよさしの楽天にかへれ
皇神(すめかみ)に仕ふる(われ)有情(うじやう)身花(みはな)色香(いろか)(めぐ)しとおもふ
千早振(ちはやふ)る神に仕ふる神職の神の厳存を知らぬ現代
神界の摂理を知らぬ神職が宮仕(みやづかへ)するみ()は淋しき
収入の多きを計り大神の稜威(みいづ)をさとらぬ勅任(ちよくにん)神職
神国(しんこく)の尊き由来をまつぶさに認識したる神職はなし
官幣社の(われ)も神職(つと)めつつ神職社会の不認識におどろきぬ
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