霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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言華(昭和9年2月号)

インフォメーション
題名:言華 著者:出口王仁三郎
ページ:下巻 328
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 OBC :B145400c79
(いぶか)しき世とはなりけり大阪の師走(しはす)の空に(いかづち)(とどろ)
地震(ぢしん)かと雨戸を開き()を見ればみ(そら)雨雲(あまぐも)漂ふのみなる
移りゆく世のありさまを悟りけり師走の空に鳴る(いかづち)
(とき)ならぬみ(そら)(いかづち)(とどろ)きて乱れたる世のさまを示せり
町を行く人の足許(あしもと)忙しく師走の空は去らむとするも
西(にし)(ひがし)(みなみ)(きた)大空(おほぞら)八雲(やくも)立ちたつ御代(みよ)は淋しき
浪速江(なにはえ)のよしとあしとをかき分けて遠き神代(かみよ)の物語する
(いにしへ)(ひじり)(いま)だ説かざりし弥勒(みろく)胎臓(たいざう)(われ)(みち)説く
刻刻(こくこく)曲津神(まがつかみ)たち迫り来て(かぜ)吹かむとす(つち)ゆらむとす
あらがねの地上ことごと(けが)れたり神の(みそぎ)を待つぞ久しき
和光(わくわう)同塵(どうぢん)忍びて時を待ち居たる世は迫り()ぬ神のまにまに
宣伝使(くに)内外(うちと)に配りおきて世を清めむと祈る朝夕(あさゆふ)
政変の(うはさ)きくたび思ふかな有徳(うとく)の人士の(すくな)日本(にほん)
人形(にんぎやう)頭首(とうしゆ)幾度(いくたび)代ふるとも神を知らねば石仏(せきぶつ)にひとし
木偶(でく)(ばう)非常時(ひじやうじ)日本(にほん)の波に乗りて大魚(たいぎよ)(あさ)ると船を()へすも
合法的に政治経済を(あらた)むる神策(しんさく)知らぬ学者のみなり
五・一五事件は眠れる国人(くにびと)(きも)(ひや)して冬は迫れり
(だい)亜細亜(アジア)の動脈となり血となりて世を守るべき責任ある国
東亜諸国(いづ)れも英米西(ゑべす)大国(だいこく)竿(さを)(さき)なる糸に釣られつ
優秀の(わが)民族の作品は欧米市場(しじやう)を驚かせたり
西欧の諸国は日本の製品を駆逐せむとて百方(ひやくぱう)焦慮(せうりよ)せり
欧米の長所を採りし我国(わがくに)の製鉄業は世に(たぐひ)なし
欧米に比して絶対に劣らざる製鉄業は国の(ちから)
満洲の事変を無事にをさめたる日本を(ねた)(しこ)国国(くにぐに)
連盟を脱退したる我国(わがくに)は非常の覚悟を(もつ)て進めよ
国民(こくみん)は決心強く連盟を脱退なして自主的となれり
支那政府の後援(あとおし)をする国国(くにぐに)は日本の栄えを(ねた)曲津(まがつ)なり
日本品(にほんひん)の世界に進出する状態(さま)を欧米人は驚き騒げり
細矛(くはしほこ)千足(ちたる)の国の()(もと)は武器のみならず総てに(まさ)れり
忠孝の(をしへ)(ただ)しき我国(わがくに)を乱さむとする(きたな)醜国(しこくに)
財政を根本的に立直す道は日本を()きて()になし
皇道の本義(ほんぎ)徹底する時は経済などに(なや)まざる国よ
経済を根本的に立直す本義を知らぬ国人(くにびと)(あは)
皇道の本義を知らぬ其為(そのため)に経済などに苦しむ日本よ
政治宗教経済の道を根底(こんてい)より革正すべき日本の現状
非常時に際して一つの光明を(もたら)し得たる宗教はなし
国家意識()き宗教は()(もと)の国を毒する蠧蟲(とちう)なりけり
木偶(でく)(ばう)()(あつま)つて神国(しんこく)大御(おほみ)政治(まつりごと)(もてあそ)ぶなり
木偶(でく)(ばう)(あたま)幾度(いくたび)()ふるとも誠の(いのち)無き(つかさ)のみ
行詰(ゆきつま)行詰(ゆきつま)りたる凡百(ぼんびやく)の事業は神を知らざる罪より(きた)
国体(こくたい)根本義(こんぽんぎ)を知らずして教鞭(けうべん)を採る学者を(はうむ)
良き事は一つも教へず国民(こくみん)外国魂(ぐわいこくだま)を吹き込む学者よ
大学といふ大木(たいぼく)(すぐ)ひたる蛆虫(うぢむし)(ども)は嵐に(ほろ)ばむ
到る(ところ)製糞器(せいふんき)ばかり充ち満ちて(きたな)きものを()き散らすなり
(これ)といふ定見(ていけん)も無き政治家の(かみ)に立つ世は常暗(とこやみ)なりけり
我国(わがくに)の貴き尊厳(いはれ)を知らさむと三十余年(よねん)皇道を説きたり
国人(くにびと)(やうや)く目醒め今頃に(あわ)て皇道説き出したり
国人(くにびと)の心を()くまで曇らせしは教育虫(けういくむし)の罪なりにけり
虫の()た西洋諸国の言の葉を此上(こよ)なく尊く(あが)める学者よ
何一つ誠の事を知らずして国人(くにびと)教ふる似而非(えせ)学者かな
博士号(はかせごう)売買(ばいばひ)したる醜態(しうたい)天日(てんじつ)(もと)(さら)されにけり
みろくの世はや迫り来て一切の秘密は白日の(もと)(さら)さる
(えら)まれし神国(みくに)の民と知らずして(けもの)の国の真似のみぞする
神国(しんこく)(けもの)の国の(をしへ)()如何(いか)(つと)むも治まらざるなり
一千九百三十六(ねん)を控へたる日本は容易ならぬ時なり
非常時(ひじやうじ)(くち)には言へど国人(くにびと)の心は夢のうちに迷へる
夢うつつ(まぼろし)に似し国人(くにびと)の心の(まなこ)()ましたきものよ
(ふくろう)高山(たかやま)の木に巣ぐひつつ常暗(とこやみ)の世に(こと)(さや)ぐなり
(ふくろう)夜食(やしよく)にはづれ又しても萱草(かやぐさ)の野に落ちて羽ばたく
戊年(いぬどし)の春は(きた)りて曲津見(まがつみ)山野(さんや)(はて)に吠え(たけ)るなり
日比谷野(ひびやの)(さき)の見えざる百蛙(ももがはづ)(ささや)き高き春は()にけり
外国(とつくに)天地(てんち)に亡びの雲()きて常世(とこよ)(やみ)神国(みくに)(おそ)へり
支那といふ厄介ものを前にして(わが)国人(くにびと)の平然たるかな
第一に支那の天地(てんち)を清めずば日本の平和は永遠(とは)(きた)らじ
満洲国(まんしうこく)(あらた)(うま)れて外国(とつくに)(ねた)みの雲は起き立ちにけり
愛善の道にあらずば満洲は完全無欠の工作はならじ
御空(みそら)行く飛行機の(かげ)眺めつつ迫る日本の(なや)みを思ふ
国民(くにたみ)今更(いまさら)(ごと)皇道を(きは)めむとして狼狽(うろた)へ騒げり
皇道の国に(うま)れて皇道を夢にも知らぬ国人(くにびと)(さび)
三十(みそ)あまり六年(むとせ)(あひだ)皇神(すめかみ)の道を()りつつ()かざる(われ)なり
世になやみ払ひ清めむと思ふ故に(もも)のなやみも恐れざりけり
一日(いちにち)身魂(みたま)休むる(ひま)もなく吾は御国(みくに)の為に叫びぬ
真言(まさごと)を宣れど叫べど耳なしの国人(くにびと)たちの心を如何(いか)にせむ
(みみしひ)(めしひ)のうごめく世の中に光の神は()れましにける
国民(くにたみ)の心の(くもり)晴れざれば神の守護(まもり)のいかであるべき
(あさ)にげに神の正道(まさみち)ふみしめて永遠(とは)(いのち)(たも)国人(くにびと)
(きみ)の為御国(みくに)の為に国民(くにたみ)(たま)の更生すべき(とき)なり
国々の経済界を掻き乱し猶太(ゆだや)邪神(まが)(ほくそ)()みつつ
国といふ国は(ことごと)マツソンの経済戦に(なや)まされ()
不合理なる思想を四方(よも)伝播(でんぱ)して世界を亡ぼす曲津見(まがつみ)奸計(かんけい)
内外(ないぐわい)の国の(ことごと)マツソンの毒牙(どくが)にかかりて苦しみ(なや)める
三千年(みちとせ)の永き月日(つきひ)仕組(しぐ)みたる悪魔の謀計(たくみ)(やや)()げにけり
九分九厘のドタン()となり千早振(ちはやふる)神の光に邪神(まがつ)(ほろ)びむ
一厘の経綸(しぐみ)をもてる()(もと)(こころ)せざれば(あやふ)かるべし
吾は今神国(みくに)の為に(つく)さむと若人(わかうど)(たち)に皇道を説けり
我国(わがくに)前途(ぜんと)(よこた)黒雲(こくうん)伊吹(いぶき)はらふと雄叫(をたけび)(われ)
はなばなしく(おもて)に吾は()でざれど水も(もら)さぬ経綸(しぐみ)()()
天津神(あまつかみ)(ひら)き給ひし神国(かみくに)は神ならずして治まるべきやは
吾は今七福神(しちふくじん)に身を(へん)じ国の前途を(まも)らむとおもふ
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