霊界物語.ネット～出口王仁三郎 大図書館～
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年月日不明

インフォメーション
種類：大本神諭 年月日：0（明治0）年0月0日（旧0月0日）
神霊界掲載号：大正6年2月1日号（第44号） 1頁（神霊界137号に再掲） 神霊界八幡書店復刻版：第1巻 49頁 七巻本：第1巻 1頁 五巻本：未調査 三五神諭：なし 東洋文庫天の巻：なし 東洋文庫火の巻：3頁 連合会水の巻：なし 大本史料集成：未調査 庶民生活史料集成：5頁
概要： 備考： タグ： データ凡例： データ最終更新日： OBC ：os001
001　至仁至愛(みろく)の神(かみ)の御出(おで)ましに御成(おなり)なさる時節(じせつ)が参(まい)りて大国常立尊(おほくにとこたちのみこと)が出口(でぐち)の手(て)で書(か)き知(し)らして置(お)いた世(よ)が迫(せま)りて来(き)たから、002世界中(せかいぢゆう)の人民(じんみん)が改心(かいしん)を致(いた)さねば、003この世(よ)では最(も)う一寸(いっすん)も先(さき)へは行(い)けず、004後(あと)へ戻(もど)ることも出来(でき)んぞよ。
005　この世(よ)の来(く)ることを明治(めいじ)二十五年(ねん)から今(いま)につづいて知(しら)してをるのにチットモ聞(きき)入(い)れが無(な)いが、006国(くに)同士(どうし)の人(ひと)の殺(ころ)し合(あ)いといふやうな斯(こ)んな約(つま)らん事(こと)はないぞよ。
007　一人(ひとり)の人民(じんみん)でも神(かみ)からは大切(たいせつ)であるのに屈強(くっきょう)ざかりの人民(じんみん)が皆(みな)無(な)くなりて老人(としより)や小児(こども)ばかり残(のこ)して前後(あとさき)を構(かま)はずのやりかたであるぞよ。008こんな大(おほ)きな天地(てんち)の罪(つみ)を犯(をか)してまだ人(ひと)の国(くに)まで取(と)らうと致(いた)してをるのは向先(むこさ)きの見(み)えぬ悪魔(あくま)の所作(しょさ)であるから、009何(ど)の国(くに)が仲裁(ちゅうさい)に出(で)ても天地(てんち)の大神(おほかみ)の御許(おゆる)しのなき事(こと)にはいつまでも埒(らち)は明(あ)かぬぞよ。010出(で)かけた船(ふね)であるから、011どちらの船(ふね)も後(あと)へ引(ひ)く事(こと)もならず、012進(すす)む事(こと)も出来(でき)ず、013まことの仲裁(ちゅうさい)もはいらず、014つまらんことが出来(でき)るから、015外国(がいこく)の守護神(しゅごじん)に長(なが)らくの間(あいだ)気(き)が付(つ)けてありたぞよ。
016　あまり我(が)が強(つよ)いとしくじるぞよと何時(いつ)も筆先(ふでさき)で気(き)が往(つ)けてあるぞよ。
017　何国(どこ)にも負(ま)けん強(つよ)い国(くに)で在(あ)ると思(おも)ふて我(われ)よしのやりかたで頑張(がんば)ると為損(しぞこな)ひが出来(でき)るからと申(もう)してくどう知(し)らしてありたが今(いま)の有様(ありさま)は其(その)通(とほ)りではないか。018これからは神代(じんだい)の世(よ)になるから今(いま)までの様(やう)に余(あま)り頑張(がんば)ると我(わ)れの思(おも)ふやうには此(こ)の先(さき)は一寸(ちょっと)も行(い)かんぞよ。019我(が)の強(つよ)い守護神(しゅごじん)ほど思(おも)はくは立(た)ちはせんぞよ。
020　これまでの心(こころ)を全然(さっぱり)入(い)れ替(かへ)て了(しも)ふて天(てん)と地(ち)との元(もと)を創造(こしらえ)た太元(おほもと)の神(かみ)へお詫(わび)を致(いた)さねば、021我(われ)の一力(いちりき)で行(や)りて居(を)ると思(おも)ふのが大間違(おほまちがひ)であるぞよ。022何事(なにごと)も皆(みな)神(かみ)からの事(こと)であるから取(と)り違(ちが)いをいたすなよと先(さき)に気(き)を往(つ)けてあろうがな。
023　我(われ)一力(いちりき)で仕(し)て居(を)ると思(おも)ふて居(を)ることを霊魂(みたま)の性来(しょうらい)因縁(いんねん)だけの事(こと)を天地(てんち)の神(かみ)からさせられて居(を)るのであると云(い)ふ事(こと)が判然(はっきり)とわかる時代(よ)が回(まわ)りて来(き)たので在(あ)るから、024これ迄(まで)の悪(あく)の守護神(しゅごじん)のやりかたも九分九厘(くぶくりん)まではトントン拍子(びょうし)に思(おも)ふやうに来(き)たなれどモウ九分九厘(くぶくりん)で悪(あく)のみたまのやりかたは輪止(りんどま)りとなるのが今(いま)の事(こと)であるぞよ。025今(いま)までは悪(あく)のみたまの覇(は)の利(き)く時節(じせつ)でありたぞよ。026是(これ)が暗(くらが)りの世(よ)でありたぞよ。
027　この先(さき)は学(がく)や智恵(ちえ)や仏(ぶつ)では国(くに)は建(た)たんぞよ。028一日(いちにち)も早(はや)く往生(おうじょう)いたさんと世界(せかい)の物事(ものごと)が遅(おくれ)ておるから筆先(ふでさき)でいつも同(おな)じ事(こと)を気(き)を付(つ)けるぞよ。029向(むこ)ふの国(くに)の有様(ありさま)は筆先(ふでさき)どうりになりて来(き)てをるから日本(にほん)の国(くに)の守護神(しゅごじん)に早(はや)く判(わか)らんと立替(たてかへ)が十二年(じふにねん)遅(おそ)くなりてをるから、030何(なに)かの事(こと)の実地(じっち)が始(はじ)まると、031まだまだ世界(せかい)には烈(はげ)しき事(こと)が来(く)るぞよと申(もう)して在(あ)るが一度(いちど)申(もう)したことは違(ちが)ゐはせんぞよ。032世(よ)の元(もと)から神(かみ)は能(よ)く判(わか)りておるので在(あ)るから向(むこ)ふの国(くに)に彼(あ)れだけの事(こと)があるのに日本(にほん)の人民(じんみん)は我(われ)さへ善(よ)けら国(くに)はどうなりても構(かま)はぬとは全然(まるきり)獣(け)ものであるぞよ。033神(かみ)の直々(じきじき)の善(よ)き御魂(みたま)を貰(もろ)ふてをるからは末(すゑ)には神(かみ)にも祭(まつ)られる結構(けっこう)なものであり乍(なが)ら人(ひと)は倒(こけ)ようが仆(たお)れようが我(われ)さえ善(よ)けりゃ好(よ)いでは万物(ばんぶつ)の長(ちょう)とは白(まを)されんぞよ。
034　世界(せかい)は今(いま)が罪(めぐり)の借銭済(しゃくせんなし)であるから罪悪(めぐり)のひどい処(ところ)ほどきびしき戒(いましめ)があるぞよと申(もう)して知(しら)してあるがこの世界(せかい)は後(あと)にも前(さき)にも無(な)いみせしめが出(で)て来(く)るぞよ。
035　用意(ようい)をなされよ世(よ)の立替(たてかへ)は新(さら)つの洗(あら)い替(かへ)であるから、036みろくの神(かみ)の世(よ)に立(たち)返(かへ)りて万古末代(まんごまつだい)善一筋(ぜんひとすじ)の世(よ)になる尊(たふと)ひ事(こと)の初(はじま)りであるから皆(みな)の人民(じんみん)の思(おも)ひが違(ちが)ふてあるぞよ。037あやべの大本(おほもと)は今(いま)では粗末(そまつ)なとこで在(あ)るなれど此(こ)の広(ひろ)い世界(せかい)に外(ほか)に亦(また)とない大神(おほかみ)の世(よ)の元(もと)の尊(たふ)とひとこであるから全部(すっくり)判(わ)けて見(み)せたならば余(あま)り大(おほ)きな仕組(しぐみ)であるから思(おも)ひが大違(おほちが)いで驚愕(びっくり)いたすぞよ。038天地(てんち)のビックリ箱(ばこ)が明(あ)くぞよと申(もう)してあるが此(こ)のビックリ箱(ばこ)が明(あ)いて手(て)の掌(ひら)をかやしたら何(ど)んな人(ひと)でも驚愕(びっくり)いたして改心(かいしん)せずには居(を)れん事(こと)になるが其処(そこ)まで行(い)かん中(うち)にチット判(わか)らんと約(つま)らん事(こと)があるぞよ。
039　この大本(おほもと)に日々(にちにち)かぶり付(つい)て居(を)るものにチト早(はや)く判(わか)らんと何処(どこ)からも是(これ)からは判(わか)る守護神(しゅごじん)が出(で)て来(く)るから、040耻(はづ)かしうなるぞよ。041何事(なにごと)も、042ちっと判(わか)りて居(をら)んと面目(めんぼく)ない事(こと)が出来(でき)るぞよ。043慢神(まんしん)と誤解(とりちがい)が一番(いちばん)こわいぞよ。
044　たれに由(よ)らず慢神(まんしん)すると我(われ)の心(こころ)が大変(たいへん)ゑらい様(やう)に思(おも)へて、045人(ひと)から見(み)て居(を)ると鼻(はな)が高(たこ)うて見(み)にくいぞよ。
046　腹(はら)の中(なか)に誠(まこと)さえありたなれば何(ど)んな事(こと)でも出来(でき)るなれど上(うへ)から見(み)てよくても心(こころ)の中(なか)に誠(まこと)が無(な)いと実地(じっち)の誠(まこと)が成就(じょうじゅ)いたさんぞよ。
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