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大本神諭
004 明治25年旧1月(日不明)
001 (年月日不明)
013 明治25年旧5月5日
006 明治26年(月日不明)
017 明治26年旧7月12日
032 明治27年旧1月3日
236 明治29年旧5月26日
237 明治29年旧8月23日
020 明治29年旧12月2日
190 明治30年(月日不明)
219 明治30年旧11月6日
229 明治31年旧1月3日
261 明治31年旧3月24日
260 明治31年閏3月6日
208 明治31年閏3月27日
209 明治31年旧4月4日
262 明治31年旧4月16日
018 明治31年旧5月5日
158 明治31年旧7月16日
238 明治31年旧8月7日
075 明治31年旧8月27日
076 明治31年旧9月30日
077 明治31年旧11月5日
073 明治31年旧11月30日
078 明治31年旧12月26日
016 明治32年(月日不明)
183 明治32年旧1月(日不明)
079 明治32年旧1月18日
184 明治32年旧2月(日不明)
094 明治32年旧2月3日
095 明治32年旧2月3日
185 明治32年旧3月(日不明)
186 明治32年旧4月(日不明)
081 明治32年旧4月12日
080 明治32年旧4月22日
187 明治32年旧6月(日不明)
082 明治32年旧6月3日
083 明治32年旧6月9日
084 明治32年旧6月10日
087 明治32年旧6月18日
085 明治32年旧6月20日
088 明治32年旧6月23日
188 明治32年旧7月(日不明)
021 明治32年旧7月1日
160 明治32年旧7月1日
086 明治32年旧7月3日
089 明治32年旧7月9日
090 明治32年旧7月29日
189 明治32年旧8月(日不明)
161 明治32年旧9月19日
091 明治32年旧12月17日
092 明治32年旧12月29日
159 明治33年旧1月7日
093 明治33年旧1月15日
096 明治33年旧3月1日
259 明治33年旧4月7日
210 明治33年旧5月20日
008 明治33年旧6月10日
036 明治33年旧7月30日
222 明治33年旧8月4日
180 明治33年旧8月5日
097 明治33年旧8月6日
098 明治33年旧8月6日
181 明治33年旧8月6日
182 明治33年旧8月8日
221 明治33年旧8月8日
118 明治33年旧8月10日
119 明治33年旧8月11日
157 明治33年旧8月13日
220 明治33年旧8月16日
211 明治33年旧8月20日
065 明治33年閏8月1日
067 明治33年閏8月1日
066 明治33年閏8月2日
069 明治33年閏8月2日
068 明治33年閏8月4日
070 明治33年閏8月5日
248 明治33年閏8月23日
099 明治33年旧9月6日
105 明治33年旧9月12日
223 明治33年旧12月11日
124 明治33年旧12月13日
225 明治34年旧1月16日
177 明治34年旧2月24日
037 明治34年旧3月7日
038 明治34年旧6月3日
277 明治34年旧7月15日
071 明治34年旧8月5日
072 明治34年旧8月6日
230 明治34年旧9月1日
226 明治34年旧9月16日
227 明治34年旧9月17日
228 明治34年旧9月18日
179 明治34年旧11月(日不明)
178 明治34年旧11月9日
224 明治34年旧12月3日
204 明治35年旧3月(日不明)
010 明治35年旧3月8日
203 明治35年旧3月8日
011 明治35年旧3月11日
205 明治35年旧3月12日
012 明治35年旧3月14日
121 明治35年旧4月3日
196 明治35年旧6月1日
197 明治35年旧6月3日
198 明治35年旧6月8日
199 明治35年旧6月10日
200 明治35年旧6月14日
201 明治35年旧6月16日
202 明治35年旧6月20日
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028 明治35年旧7月11日
126 明治35年旧7月11日
127 明治35年旧7月12日
029 明治35年旧7月16日
128 明治35年旧7月16日
129 明治35年旧7月25日
166 明治36年旧1月1日
014 明治36年旧1月3日
167 明治36年旧1月3日
168 明治36年旧1月5日
171 明治36年旧1月9日
176 明治36年旧1月30日
274 明治36年旧2月9日
103 明治36年旧2月29日
030 明治36年旧3月5日
050 明治36年旧4月1日
169 明治36年旧5月1日
172 明治36年旧5月6日
170 明治36年旧5月8日
173 明治36年旧5月11日
174 明治36年旧5月18日
175 明治36年旧5月19日
192 明治36年閏5月23日
193 明治36年閏5月23日
191 明治36年旧6月(日不明)
043 明治36年旧6月4日
164 明治36年旧6月5日
165 明治36年旧6月7日
115 明治36年旧6月8日
252 明治36年旧6月12日
246 明治36年旧6月14日
244 明治36年旧6月15日
251 明治36年旧6月15日
269 明治36年旧6月17日
047 明治36年旧7月13日
270 明治36年旧7月24日
100 明治36年旧8月16日
243 明治36年旧8月22日
249 明治36年旧8月22日
241 明治36年旧8月27日
242 明治36年旧8月30日
271 明治36年旧9月18日
245 明治36年旧10月1日
247 明治36年旧10月1日
240 明治36年旧10月10日
272 明治36年旧10月10日
273 明治36年旧11月4日
048 明治36年旧11月9日
239 明治36年旧11月14日
275 明治36年旧11月19日
267 明治36年旧12月7日
263 明治36年旧12月10日
268 明治36年旧12月10日
266 明治36年旧12月25日
265 明治36年旧12月28日
101 明治36年旧12月29日
264 明治36年旧12月29日
039 明治37年旧1月10日
102 明治37年旧1月11日
106 明治37年旧1月11日
108 明治37年旧1月11日
107 明治37年旧1月16日
040 明治37年旧2月11日
074 明治37年旧7月5日
035 明治37年旧7月12日
031 明治37年旧8月3日
015 明治37年旧8月10日
041 明治38年旧4月16日
194 明治39年旧12月2日
142 明治40年旧7月11日
149 明治40年旧8月26日
156 明治40年旧10月16日
195 明治41年旧4月24日
136 明治41年旧6月8日
137 明治41年旧6月13日
138 明治41年旧6月15日
147 明治41年旧8月14日
139 明治41年旧10月10日
141 明治41年旧10月15日
140 明治41年旧10月18日
162 明治42年旧10月6日
163 明治42年旧10月29日
153 明治43年旧4月15日
154 明治43年旧4月18日
150 明治43年旧8月7日
151 明治43年旧9月10日
152 明治43年旧9月28日
234 大正元年旧3月8日
060 大正元年旧7月4日
235 大正元年旧7月30日
025 大正元年旧8月19日
056 大正元年旧10月5日
057 大正2年旧9月11日
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024 大正3年旧7月11日
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026 大正3年旧9月17日
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053 大正4年旧6月11日
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062 大正4年旧8月30日
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002 大正4年旧12月2日
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254 大正5年旧2月3日
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253 大正5年旧3月14日
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231 大正5年旧3月28日
063 大正5年旧5月14日
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256 大正5年旧5月18日
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044 大正5年旧7月23日
214 大正5年旧8月5日
233 大正5年旧9月5日
276 大正5年旧9月5日
250 大正5年旧9月9日
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009 大正5年旧11月8日
042 大正5年旧11月21日
019 大正5年旧12月3日
218 大正6年旧1月22日
003 大正6年旧1月23日
005 大正6年旧2月9日
207 大正6年閏2月22日
206 大正6年閏2月25日
027 大正6年旧3月9日
033 大正6年旧3月12日
034 大正6年旧4月17日
049 大正6年旧4月26日
046 大正6年旧5月6日
144 大正6年旧8月22日
104 大正6年旧9月5日
109 大正6年旧9月30日
112 大正6年旧10月16日
113 大正6年旧11月23日
114 大正7年旧1月12日
148 大正7年旧1月13日
116 大正7年旧1月23日
117 大正7年旧2月26日
120 大正7年旧2月26日
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155 大正7年旧10月29日
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大正六年旧五月六日
インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1917(大正6)年6月24日(旧5月6日)
神霊界掲載号:
大正6年8月1日号(第50号) 17頁
神霊界八幡書店復刻版:
第1巻 333頁
七巻本:
第2巻 16頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
なし
東洋文庫火の巻:
163頁
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
61頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2017-08-14 19:39:21
OBC :
os046
001
大国常立尊
(
おほくにとこたちのみこと
)
変生男子
(
へんじょうなんし
)
の
霊魂
(
みたま
)
も、
002
変生女子
(
へんじょうにょし
)
の
霊魂
(
みたま
)
も、
003
永
(
なが
)
らく
苦労
(
くろう
)
いたして
居
(
を
)
りた
一輪
(
いちりん
)
の
身魂
(
みたま
)
も、
004
世
(
よ
)
に
落
(
おと
)
されて
居
(
を
)
りた、
005
霊魂
(
みたま
)
の
肉体
(
にくたい
)
は
至仁至愛神
(
みろく
)
様
(
さま
)
の
御出現
(
おでまし
)
が
在
(
あ
)
る、
006
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
たから、
007
悔
(
くや
)
し
残念
(
ざんねん
)
を
堪
(
こば
)
りて
来
(
き
)
た
身魂
(
みたま
)
は、
008
皆
(
みな
)
揃
(
そろ
)
ふて
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て、
009
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
初
(
はじ
)
まりの
結構
(
けっこう
)
な
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
るから、
010
良
(
よ
)
き
御用
(
ごよう
)
の
出来
(
でき
)
る
身魂
(
みたま
)
を
見
(
み
)
て、
011
我
(
われ
)
の
精神
(
せいしん
)
と
行状
(
おこない
)
とを
考
(
かんが
)
へて
見
(
み
)
て、
012
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
に
叶
(
かな
)
ふやうに
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
らんと、
013
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
世界
(
せかい
)
の
元
(
もと
)
の
御用
(
ごよう
)
は
出来
(
でき
)
んぞよ。
014
外
(
ほか
)
の
教会
(
きょうかい
)
のやうに
思
(
おも
)
ふて、
015
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
御用
(
ごよう
)
いたさうと
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
りたら、
016
大間違
(
おほまちが
)
いが
出来
(
でき
)
るぞよ。
017
末代
(
まつだい
)
に
一度
(
いちど
)
ほか
為
(
し
)
られん、
018
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
をいたす
所
(
とこ
)
へ、
019
是迄
(
これまで
)
の
体主霊従主義
(
あくのやりかた
)
で、
020
自分本意
(
われよし
)
で
早
(
はよ
)
う
出世
(
しゅっせ
)
が
為
(
し
)
たい
様
(
やう
)
な、
021
気
(
き
)
の
小
(
ちい
)
さい
守護神
(
しゅごじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
る
肉体
(
にくたい
)
でありたら、
022
今度
(
こんど
)
の
間
(
ま
)
には
合
(
あわ
)
んから、
023
肉体
(
にくたい
)
から
胴
(
どう
)
を
据
(
す
)
えて、
024
守護神
(
しゅごじん
)
に
言
(
い
)
い
聞
(
き
)
かせるぐらい
確
(
しっか
)
りして
居
(
を
)
らんと、
025
肝腎
(
かんじん
)
の
御用
(
ごよう
)
の
間
(
ま
)
には
合
(
あわ
)
んぞよ。
026
是
(
これ
)
まで
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
お
)
れた
守護神
(
しゅごじん
)
が、
027
善
(
ぜん
)
の
道
(
みち
)
へ
立
(
たち
)
帰
(
かえ
)
りて、
028
末代
(
まつだい
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
さうと
思
(
おも
)
ふたら、
029
是
(
これ
)
までの
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
を
一寸
(
ちょっと
)
も
用
(
もち
)
ゐんやうに
心得
(
こころえ
)
て、
030
一
(
いち
)
から
何事
(
なにごと
)
も
行
(
や
)
り
変
(
か
)
へて
下
(
くだ
)
されよ。
031
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
へ
来
(
き
)
て
直
(
ぢ
)
きから
上
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
がいたしたい
様
(
やう
)
な、
032
霊魂
(
みたま
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
ると、
033
大
(
おほ
)
きな
間違
(
まちが
)
いが
出来
(
でき
)
て、
034
善
(
ぜん
)
の
御用
(
ごよう
)
は
為
(
さ
)
せて
貰
(
もら
)
えず、
035
悄然
(
しほしほ
)
として
居
(
を
)
るのを
見
(
み
)
るのが
厭
(
いや
)
で
在
(
ある
)
から、
036
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れた
守護神
(
しゅごじん
)
が
大本
(
おほもと
)
へ
化
(
ば
)
けて
来
(
き
)
ても、
037
一目
(
ひとめ
)
に
判
(
わか
)
るから、
038
真心
(
まごころ
)
に
成
(
な
)
りて
産
(
う
)
ぶになりて、
039
霊魂
(
みたま
)
に
出来
(
でき
)
る
御用
(
ごよう
)
をさせて
貰
(
もら
)
えば、
040
其日
(
そのひ
)
から
嬉
(
うれ
)
し
嬉
(
うれ
)
しで
暮
(
くれ
)
るなれど、
041
上
(
うへ
)
へ
上
(
あ
)
がりて
直
(
す
)
ぐから
好
(
よ
)
い
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
さうと
思
(
おも
)
ふと、
042
不調法
(
ぶちょうほう
)
が
出来
(
でき
)
るから、
043
自己
(
われ
)
の
霊魂
(
みたま
)
に
似合
(
にお
)
ふた
御用
(
ごよう
)
をいたせば
安全
(
らく
)
に
勤
(
つと
)
まるから、
044
此先
(
このさき
)
で
仕損
(
しそこな
)
いをいたしたら、
045
末代
(
まつだい
)
悪
(
わる
)
い
名
(
な
)
が
残
(
のこ
)
るから、
046
是迄
(
これまで
)
の
行方
(
やりかた
)
を
変
(
か
)
へるのには、
047
心
(
こころ
)
が
水晶
(
すいしょう
)
に
成
(
な
)
らんと、
048
大本
(
おほもと
)
の
初発
(
しょぱつ
)
の
御用
(
ごよう
)
は
出来
(
でき
)
んぞよ。
049
是
(
これ
)
までの
心
(
こころ
)
を
入
(
い
)
れ
替
(
かへ
)
て、
050
腹
(
はら
)
の
中
(
なか
)
に
動
(
うご
)
かん
誠
(
まこと
)
が
無
(
な
)
いと、
051
大本
(
おほもと
)
の
御用
(
ごよう
)
は
余程
(
よほど
)
肉体
(
にくたい
)
がしっかりして
居
(
を
)
らんと、
052
立直
(
たてなほ
)
しが
中々
(
なかなか
)
の
大望
(
たいもう
)
であるぞよ。
053
此世
(
このよ
)
の
元
(
もと
)
の
天
(
てん
)
の
御先祖様
(
ごせんぞさま
)
を、
054
斯
(
こ
)
んな
事
(
こと
)
に
永
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
御艱難
(
ごかんなん
)
をさせて
置
(
おい
)
て、
055
亦
(
ま
)
た
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
は
力
(
ちから
)
が
在
(
あ
)
り
過
(
す
)
ぎて、
056
手
(
て
)
に
合
(
あわ
)
んと
申
(
もう
)
して
艮
(
うしとら
)
へ
押籠
(
おしこめ
)
て、
057
天
(
てん
)
の
光
(
ひか
)
りも
地
(
ち
)
の
光
(
ひかり
)
もない
様
(
やう
)
にいたして
了
(
しも
)
ふて、
058
物質
(
ぶつじ
)
の
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
りて、
059
日本
(
にほん
)
の
霊
(
ひ
)
の
元
(
もと
)
の
光
(
ひかり
)
といふものが
無
(
な
)
いやうに、
060
金銀為本国
(
ぶつじのくに
)
に
為
(
し
)
て
了
(
しも
)
ふて、
061
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
に
使
(
つか
)
はれん、
062
学
(
がく
)
で
末代
(
まつだい
)
行
(
や
)
りて
行
(
いか
)
うとの、
063
エライ
経綸
(
しぐみ
)
をいたして、
064
茲
(
ここ
)
までは
思
(
おも
)
ふやうに
来
(
き
)
たなれど、
065
九分九厘
(
くぶくりん
)
の
悪
(
あく
)
の
世
(
よ
)
の
終
(
しま
)
いとなりて
来
(
き
)
たから、
066
何時
(
いつ
)
手
(
て
)
の
掌
(
ひら
)
が
覆
(
かへ
)
るか
分
(
わか
)
らんから、
067
斯
(
こ
)
んな
事
(
こと
)
ならモット
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けて
呉
(
くれ
)
そうなもので
在
(
あ
)
りたと
申
(
もう
)
して、
068
地団太
(
じだんだ
)
を
踏
(
ふ
)
んでヂリヂリ
悶
(
もだ
)
え
致
(
いた
)
しても、
069
ソコになりてからは
後
(
あと
)
の
祭
(
まつ
)
りで、
070
取戻
(
とりもど
)
しは
出来
(
でき
)
んぞよ。
071
天地
(
てんち
)
の
御先祖様
(
ごせんぞさま
)
が
天晴
(
あっぱ
)
れ
表
(
おもて
)
になりての、
072
御守護
(
ごしゅご
)
があるから、
073
男
(
おとこ
)
も
女
(
おんな
)
も
心間違
(
こころまちが
)
いの
無
(
な
)
いやうにして
貰
(
もら
)
はんと、
074
是
(
これ
)
からは
厳
(
きび
)
しくなるぞよ。
075
我
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
の
持方
(
もちかた
)
一
(
ひと
)
つで、
076
如何
(
どん
)
な
神徳
(
しんとく
)
でも
今度
(
こんど
)
は
神
(
かみ
)
から
授
(
わた
)
すから、
077
水晶
(
すいしょう
)
の
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
るので
在
(
あ
)
るから、
078
我
(
われ
)
の
身魂
(
みたま
)
を
十分
(
じゅうぶん
)
に
磨
(
みが
)
いて
置
(
お
)
いたら、
079
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
が
何彼
(
なにか
)
の
守護
(
しゅご
)
をいたすから、
080
思
(
おも
)
ふやうに
何事
(
なにごと
)
も
行
(
い
)
くぞよ。
081
敵対心
(
てきたいしん
)
が
一寸
(
ちょっと
)
でも
在
(
あ
)
りたら、
082
何
(
なに
)
も
思
(
おも
)
ふ
様
(
やう
)
に
行
(
いか
)
んから、
083
昔
(
むかし
)
から
此世
(
このよ
)
に
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
をいたすので
在
(
あ
)
るから、
084
因縁
(
いんねん
)
の
在
(
あ
)
る
変生男子
(
へんじょうなんし
)
の
身魂
(
みたま
)
には、
085
辛
(
つら
)
い
御用
(
ごよう
)
がさして
在
(
あ
)
るぞよ。
086
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
筆先
(
ふでさき
)
に
出
(
だ
)
してある
事
(
こと
)
は、
087
世界中
(
せかいじゅう
)
の
事
(
こと
)
で
在
(
あ
)
るから、
088
彼方此方
(
あちらこちら
)
に
致
(
いた
)
さんと、
089
斯
(
こ
)
んな
事
(
こと
)
が
一度
(
いちど
)
に
在
(
あ
)
りたら、
090
何
(
ど
)
う
仕様
(
しよう
)
も
成
(
な
)
らん
様
(
やう
)
に
成
(
な
)
るから、
091
彼方
(
あちら
)
や
此方
(
こちら
)
に
罪穢
(
めぐり
)
の
烈
(
ひど
)
い
処
(
ところ
)
には、
092
夫
(
そ
)
れ
丈
(
だけ
)
の
罪穢
(
めぐり
)
の
借銭
(
しゃくせん
)
であるから、
093
可成
(
なるべく
)
は
大難
(
だいなん
)
を
小難
(
しょうなん
)
に
致
(
いた
)
して、
094
借銭済
(
しゃくせんなし
)
を
仕
(
し
)
て
了
(
しま
)
はんと、
095
身魂
(
みたま
)
が
罪穢
(
めぐり
)
を
負
(
お
)
ふて
居
(
を
)
ると、
096
何一
(
なにひと
)
つ
思
(
おも
)
ふ
様
(
やう
)
に
行
(
いか
)
んぞよ。
097
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
自己
(
われ
)
に
罪穢
(
めぐり
)
のある
事
(
こと
)
を、
098
チットも
知
(
し
)
らずに
居
(
を
)
るから、
099
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
はこの
肉体
(
にくたい
)
に
守護
(
しゅご
)
して
居
(
を
)
る
霊魂
(
みたま
)
には、
100
此
(
こ
)
ういふ
罪穢
(
めぐり
)
を
負
(
お
)
ふて
居
(
を
)
るといふ
事
(
こと
)
を、
101
明白
(
ありやか
)
に
知
(
し
)
りて
居
(
を
)
るから、
102
何程
(
なにほど
)
かくしても、
103
何
(
ど
)
れほど
甘
(
うま
)
い
弁解
(
べんかい
)
を
致
(
いた
)
しても、
104
神
(
かみ
)
の
目
(
め
)
は
眛
(
くら
)
ます
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
んぞよ。
105
斯世
(
このよ
)
は
末代
(
まつだい
)
続
(
つづ
)
かせねば
成
(
な
)
らんから、
106
何事
(
なにごと
)
も
筆先
(
ふでさき
)
に
出
(
だ
)
して
知
(
し
)
らして
有
(
あ
)
るから、
107
此
(
こ
)
の
先
(
さき
)
は
何事
(
なにごと
)
も
一度
(
いちど
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
て、
108
守護神
(
しゅごじん
)
人民
(
じんみん
)
の
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
る
事
(
こと
)
が、
109
大間違
(
おほまちが
)
いが
出来
(
でき
)
て、
110
逆様斗
(
さかさまばか
)
りで
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
る
守護神
(
しゅごじん
)
が、
111
キリキリ
舞
(
まい
)
を
致
(
いた
)
さな
成
(
な
)
らん
様
(
やう
)
になるから、
112
茲
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
た
折
(
おり
)
に
如何
(
どう
)
したら
宜
(
よ
)
いか、
113
訳
(
わけ
)
が
分
(
わか
)
らん
様
(
やう
)
に
成
(
な
)
りて、
114
実地
(
じっち
)
の
事
(
こと
)
はつかまゑられず、
115
自己
(
われ
)
が
宜
(
よ
)
いと
思
(
おも
)
ふて
為
(
す
)
る
事
(
こと
)
は、
116
誠
(
まこと
)
実地
(
じっち
)
の
神
(
かみ
)
の
眼
(
め
)
から
見
(
み
)
て
居
(
を
)
ると、
117
井戸
(
いど
)
の
縁
(
ふち
)
に
茶碗
(
ちゃわん
)
を
置
(
お
)
いて
在
(
あ
)
るのを、
118
見
(
み
)
るやうに
有
(
あ
)
るから、
119
筆先
(
ふでさき
)
で
是
(
これ
)
ほど
細々
(
こまごま
)
と
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けて、
120
言
(
い
)
い
聞
(
き
)
かせたなれど、
121
言
(
いい
)
聞
(
き
)
かした
位
(
くらゐ
)
で
聞
(
き
)
く
守護神
(
しゅごじん
)
が、
122
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
に
無
(
な
)
いやうに
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るから、
123
此
(
こ
)
の
先
(
さき
)
は
聞
(
き
)
かな
聞
(
き
)
くやうに
致
(
いた
)
すから、
124
是迄
(
これまで
)
の
様
(
やう
)
な
心
(
こころ
)
で
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
したと
思
(
おも
)
ふて、
125
為
(
す
)
る
事
(
こと
)
が
大
(
おほ
)
きな
邪魔
(
じゃま
)
に
成
(
な
)
るぞよ。
126
邪魔
(
じゃま
)
を
致
(
いた
)
しておいて、
127
大神
(
おほかみ
)
が
邪魔
(
じゃま
)
を
為
(
す
)
ると
申
(
もう
)
して、
128
悪
(
あく
)
の
行方
(
やりかた
)
の
向
(
むこ
)
ふの
国
(
くに
)
の
頭
(
かしら
)
に
湧
(
わ
)
いた
守護神
(
しゅごじん
)
が、
129
何程
(
なにほど
)
気張
(
きば
)
りて
善
(
よ
)
い
御用
(
ごよう
)
を
為
(
し
)
て
居
(
を
)
ると
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
りても、
130
逆様斗
(
さかさまばか
)
りを
為
(
し
)
ておいて、
131
実地
(
じっち
)
の
大神
(
おほかみ
)
を
怨
(
うら
)
める
様
(
やう
)
な
心
(
こころ
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
が
何
(
なに
)
を
致
(
いた
)
しても…………
日本
(
にほん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
解
(
わか
)
る
守護神
(
しゅごじん
)
が
無
(
な
)
いから、
132
実地
(
じっち
)
の
大神
(
おほかみ
)
が
今
(
いま
)
に
実現
(
まこと
)
が
出来
(
でき
)
んので
在
(
あ
)
るぞよ。
133
直々
(
じきじき
)
の
取次
(
とりつぎ
)
は
咽喉
(
のど
)
から
血
(
ち
)
を
吐
(
は
)
く
如
(
ごと
)
く、
134
今
(
いま
)
に
安心
(
あんしん
)
がチットも
成
(
な
)
らん、
135
誤解
(
とりちがい
)
を
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
方
(
ほう
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
がエラソウに、
136
自分
(
われ
)
ほどのものは
無
(
な
)
き
様
(
やう
)
に
思
(
おも
)
ふて、
137
慢神
(
まんしん
)
を
致
(
いた
)
して、
138
日本
(
にほん
)
の
御用
(
ごよう
)
を
一角
(
いっかど
)
エラソウに
思
(
おも
)
ふて
致
(
いた
)
す
事
(
こと
)
が、
139
逆様
(
さかさま
)
ばかりを
致
(
いた
)
すから、
140
今迄
(
いままで
)
の
筆先
(
ふでさき
)
にも
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
方
(
ほう
)
に、
141
大本
(
おほもと
)
の
実地
(
じっち
)
の
御用
(
ごよう
)
の
出来
(
でき
)
る
守護神
(
しゅごじん
)
が
無
(
な
)
いと
申
(
もう
)
して
今
(
いま
)
に
筆先
(
ふでさき
)
を
出
(
だ
)
ささな
成
(
な
)
らんから、
142
実地
(
じっち
)
の
日本
(
にほん
)
の
天地
(
てんち
)
の
御用
(
ごよう
)
いたす
取次
(
とりつぎ
)
は
辛
(
つら
)
いぞよ。
143
実地
(
じっち
)
の
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
る
身魂
(
みたま
)
が
一人
(
ひとり
)
出来
(
でき
)
て
来
(
き
)
たら、
144
悪
(
わる
)
い
霊
(
れい
)
を
引抜
(
ひきぬき
)
て、
145
日本
(
にほん
)
の
霊
(
ひ
)
の
元
(
もと
)
の
生粋
(
きっすい
)
の、
146
日本魂
(
やまとだましい
)
と
入
(
い
)
れ
替
(
かへ
)
てやりて、
147
天
(
てん
)
と
地
(
ち
)
との
先祖
(
せんぞ
)
が
守護
(
しゅご
)
を
致
(
いた
)
すと、
148
思
(
おも
)
ふやうに
筥
(
はこ
)
指
(
さ
)
した
様
(
やう
)
に、
149
コトリコトリと
行
(
い
)
くやうに
致
(
いた
)
すぞよ。
150
慢心
(
まんしん
)
と
取違
(
とりちが
)
いが
在
(
あ
)
りたら、
151
此後
(
このさき
)
は
守護神
(
しゅごじん
)
の
性来
(
しょうらい
)
を
表
(
あら
)
はして、
152
其
(
その
)
霊
(
れい
)
は
利
(
き
)
かんやうに
成
(
な
)
るのを、
153
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
今
(
いま
)
に
成
(
な
)
るまで、
154
守護神
(
しゅごじん
)
人民
(
じんみん
)
に
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けて
在
(
あ
)
るのが、
155
何
(
なに
)
も
時節
(
じせつ
)
が
一度
(
いちど
)
に
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るから、
156
茲
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
りた
折
(
おり
)
に
心
(
こころ
)
を
復
(
か
)
へて、
157
日本
(
にほん
)
の
元
(
もと
)
の
御用
(
ごよう
)
の
出来
(
でき
)
る
身魂
(
みたま
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
る
様
(
やう
)
に、
158
クドウ
知
(
し
)
らして
居
(
を
)
るなれど、
159
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
る
事
(
こと
)
が
全部
(
さっぱり
)
間違
(
まちご
)
ふて
居
(
を
)
るから、
160
守護神
(
しゅごじん
)
に
解
(
わか
)
らんから、
161
仕損
(
しぞこな
)
いが
出来
(
でき
)
るので
在
(
あ
)
るぞよ。
162
是
(
これ
)
まで
守護神
(
しゅごじん
)
が
自己
(
われ
)
の
勝手
(
かって
)
に、
163
思
(
おも
)
ふやうに
出来
(
でき
)
たのは
悪
(
あく
)
の
世
(
よ
)
と
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
りたから、
164
自分
(
われ
)
に
悪力
(
わるちから
)
が
有
(
あ
)
りて、
165
悪
(
あく
)
の
霊
(
れい
)
が
利
(
き
)
くほど
上
(
うへ
)
へ
上
(
あが
)
れたなれど、
166
モウ
手
(
て
)
の
掌
(
ひら
)
が
覆
(
かへ
)
りて
居
(
を
)
るから、
167
是迄
(
これまで
)
のやうに
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
ると、
168
大
(
おほ
)
きな
失敗
(
しぞこない
)
が
出来
(
でき
)
るから、
169
是程
(
これほど
)
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
けて
在
(
あ
)
るのに
失敗
(
しぞこない
)
を
為
(
し
)
てをいて、
170
未
(
ま
)
だ
大神
(
おほかみ
)
の
所業
(
わざ
)
の
様
(
やう
)
に
思
(
おも
)
ふて、
171
取違
(
とりちが
)
いを
為
(
し
)
て
居
(
を
)
る
事
(
こと
)
が、
172
未
(
ま
)
だ
自分
(
われ
)
に
解
(
わか
)
らんのは、
173
元
(
もと
)
の
性来
(
しょうらい
)
が
悪
(
あく
)
であるから、
174
日本
(
にほん
)
の
元
(
もと
)
の
御用
(
ごよう
)
は、
175
悪
(
あく
)
の
性来
(
しょうらい
)
では
出来
(
でき
)
んので
在
(
あ
)
るぞよ。
176
元
(
もと
)
は
日本
(
にほん
)
の
魂
(
たましい
)
でも、
177
外国魂
(
がいこくだま
)
に
成切
(
なりき
)
りて
居
(
を
)
るから、
178
速
(
すみやか
)
に
解
(
わか
)
らんのであるぞよ。
179
日本
(
にほん
)
の
性来
(
しょうらい
)
の
大和
(
やまと
)
魂
(
だましい
)
に
立帰
(
たちかへ
)
りて
来
(
こ
)
んと、
180
一寸
(
ちょっと
)
でも
混
(
まぜ
)
りがありたなら、
181
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
御用
(
ごよう
)
は
出来
(
でき
)
んから、
182
何時
(
いつ
)
まで
不調法
(
ぶちょうほう
)
の
無
(
な
)
いやうに
気
(
き
)
を
注
(
つ
)
けてをりても、
183
矢張
(
やっぱ
)
り
思
(
おも
)
ひが
違
(
ちが
)
ふから、
184
違
(
ちご
)
ふた
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るので
在
(
あ
)
るぞよ。
185
日々
(
にちにち
)
に
我
(
われ
)
の
腹
(
はら
)
の
中
(
なか
)
を
能
(
よ
)
く
考
(
かんが
)
えて、
186
自分
(
われ
)
の
審神者
(
さには
)
を
致
(
いた
)
さんと、
187
大本
(
おほもと
)
の
御用
(
ごよう
)
は、
188
向
(
むこ
)
ふの
霊
(
れい
)
が
一寸
(
ちょっと
)
でも
混
(
まじ
)
りて
居
(
を
)
りたら、
189
間違
(
まちご
)
ふた
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
190
各自
(
めいめい
)
の
霊魂
(
みたま
)
の
性来
(
しょうらい
)
の
事
(
こと
)
ほか、
191
出来
(
でき
)
は
致
(
いた
)
さんぞよ。
192
末代
(
まつだい
)
曇
(
くも
)
りの
懸
(
かか
)
らん、
193
生粋
(
きっすい
)
の
水晶
(
すいしょう
)
の
世
(
よ
)
に
致
(
いた
)
す、
194
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかえ
)
であるから、
195
何
(
なに
)
に
付
(
つ
)
けても
大望
(
たいもう
)
ばかりで
在
(
あ
)
るから、
196
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れた
海外
(
むこう
)
の
国
(
くに
)
の
眷属
(
けんぞく
)
が、
197
何
(
なに
)
も
分
(
わか
)
らずに
修行
(
ぎょう
)
も
致
(
いた
)
さずに、
198
日本
(
にほん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
解
(
わか
)
らん
方
(
ほう
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
が、
199
直
(
す
)
ぐから
世
(
よ
)
の
本
(
もと
)
の
日本
(
にほん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
解
(
わか
)
りはせんから
誠
(
まこと
)
の
心
(
こころ
)
に
成
(
な
)
りて、
200
身魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
いて
居
(
を
)
りたなれば、
201
何国
(
どこ
)
へ
廻
(
まわ
)
されても、
202
向
(
むこ
)
ふの
国
(
くに
)
へ
還
(
かや
)
されても、
203
成
(
な
)
る
可
(
べ
)
く
優
(
まし
)
な
方
(
ほう
)
へ
廻
(
まわ
)
してやるから、
204
修行
(
ぎょう
)
した
丈
(
だ
)
けの
事
(
こと
)
は、
205
身魂
(
みたま
)
に
徳
(
とく
)
が
就
(
つ
)
くから、
206
何
(
なに
)
に
依
(
よ
)
らず
素直
(
すなほ
)
に
致
(
いた
)
して、
207
辛
(
つら
)
い
修行
(
ぎょう
)
を
致
(
いた
)
して
置
(
お
)
けば
夫
(
そ
)
れ
丈
(
だけ
)
の
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
208
身魂
(
みたま
)
が
曇
(
くも
)
りて
居
(
を
)
るのに、
209
日本
(
にほん
)
の
世
(
よ
)
の
本
(
もと
)
の
初
(
はじま
)
りの
御用
(
ごよう
)
は
出来
(
でき
)
んなれど、
210
三段
(
さんだん
)
に
身魂
(
みたま
)
を
分
(
わ
)
けて、
211
夫
(
そ
)
れ
夫
(
ぞ
)
れに
目鼻
(
めはな
)
を
付
(
つ
)
けて、
212
改心
(
かいしん
)
が
出来
(
でき
)
た
産
(
う
)
ぶの
身魂
(
みたま
)
から、
213
それぞれの
事
(
こと
)
を
為
(
さ
)
せねば
成
(
な
)
らんから、
214
何
(
なに
)
が
大望
(
たいもう
)
と
申
(
もう
)
しても、
215
身魂
(
みたま
)
の
立替
(
たてかへ
)
立分
(
たてわけ
)
が
一番
(
いちばん
)
困難
(
こんなん
)
な、
216
骨
(
ほね
)
の
折
(
を
)
れる
事
(
こと
)
であるぞよ。
217
大望
(
たいもう
)
な
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
の
中
(
なか
)
で、
218
立直
(
たてなお
)
しが
在
(
あ
)
ると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
も、
219
筆先
(
ふでさき
)
で
先
(
さき
)
に
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るが、
220
立直
(
たてなほ
)
しの
御用
(
ごよう
)
が
逸
(
はや
)
く
成
(
な
)
りて、
221
大変
(
たいへん
)
忙
(
せわ
)
しく
成
(
な
)
るから、
222
是
(
これ
)
までの
様
(
やう
)
な
事
(
こと
)
はして
居
(
を
)
れんぞよ。
223
天地
(
てんち
)
の
物事
(
ものごと
)
が
変
(
かは
)
るから
是迄
(
これまで
)
の
心
(
こころ
)
と
行方
(
やりかた
)
を
代
(
かえ
)
んと、
224
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
には
辛
(
つろ
)
ふて
居
(
を
)
れんやうに
成
(
な
)
るぞよ。
225
身魂
(
みたま
)
が
研
(
みが
)
けんと
此後
(
このさき
)
は
辛
(
つろ
)
うて、
226
辛抱
(
しんぼう
)
を
能
(
よ
)
うせん
肉体
(
にくたい
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
227
是迄
(
これまで
)
の
世
(
よ
)
は
暗黒
(
くらがり
)
の
世
(
よ
)
でありたのが、
228
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
守護
(
しゅご
)
と
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るから、
229
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
との
立分
(
たてわ
)
けの、
230
辛
(
つら
)
い
大峠
(
おほとうげ
)
と
成
(
な
)
る
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
たので、
231
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
お
)
れた
方
(
かた
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
は、
232
大変
(
たいへん
)
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
辛
(
つら
)
くなると
申
(
もう
)
して、
233
知
(
し
)
らしてあるぞよ。
234
上
(
かみ
)
の
方
(
ほう
)
は
大変
(
たいへん
)
辛
(
つろ
)
う
成
(
な
)
るし、
235
人民
(
じんみん
)
は
穏
(
おだや
)
かになると
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
るが、
236
何
(
なに
)
も
彼
(
か
)
も
時節
(
じせつ
)
が
迫
(
せま
)
りて
来
(
く
)
るから、
237
出
(
で
)
る
筆先
(
ふでさき
)
を
先繰
(
せんぐ
)
り
見
(
み
)
て
置
(
お
)
かんと、
238
俄
(
にわか
)
にトチ
面目
(
めんぼう
)
を
振
(
ふ
)
る
事
(
こと
)
が
出来
(
しゅったい
)
いたすぞよ。
239
変生男子
(
へんじょうなんし
)
の
霊魂
(
みたま
)
がビクリとも
致
(
いた
)
さずに、
240
茲
(
ここ
)
まで
気
(
き
)
は
張
(
はり
)
弓
(
ゆみ
)
で
来
(
き
)
て
呉
(
く
)
れた
御蔭
(
おかげ
)
で、
241
色々
(
いろいろ
)
と
申
(
もう
)
して
訳
(
わけ
)
は
言
(
い
)
はずと、
242
ここまで
堪
(
こ
)
ばりて
来
(
き
)
たのであるから、
243
此
(
この
)
大望
(
たいもう
)
な
事
(
こと
)
を
前
(
さき
)
に
申
(
もう
)
して、
244
人民
(
じんみん
)
に
斯
(
こ
)
ういふ
御用
(
ごよう
)
を
為
(
し
)
てくれいと
申
(
もう
)
したとて、
245
一人
(
ひとり
)
も
仕
(
し
)
てくれるものも
無
(
な
)
いなれど、
246
出口直
(
でぐちなお
)
は
因縁
(
いんねん
)
のある
身魂
(
みたま
)
で
在
(
あ
)
るから、
247
厭
(
いや
)
とも
申
(
もう
)
さずに
辛
(
つら
)
い
御用
(
ごよう
)
、
248
勤
(
つと
)
めて
下
(
くだ
)
さりた
故
(
ゆえ
)
に、
249
此所
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
たのであるぞよ。
250
変生男子
(
へんじょうなんし
)
と
変生女子
(
へんじょうにょし
)
との
身魂
(
みたま
)
に、
251
外
(
ほか
)
の
身魂
(
みたま
)
では
出来
(
でき
)
ん
事
(
こと
)
が
為
(
さ
)
せて
在
(
あ
)
るなれど、
252
人民
(
じんみん
)
は
実地
(
じっち
)
の
事
(
こと
)
をして
見
(
み
)
せて、
253
筆先
(
ふでさき
)
とキチリキチリと
合
(
お
)
ふて
来
(
こ
)
んと、
254
未
(
いま
)
だ
今
(
いま
)
に
十
(
じゅう
)
ぶんの
事
(
こと
)
が
判
(
わか
)
らんなれど、
255
何彼
(
なにか
)
の
経綸
(
しぐみ
)
が
解
(
わか
)
る
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
256
身魂
(
みたま
)
が
揃
(
そろ
)
ふて
来
(
き
)
たから、
257
是
(
これ
)
からは
仕組
(
しぐみ
)
も
判
(
わか
)
りて、
258
御用
(
ごよう
)
いたすのが
安全
(
らく
)
に
出来
(
でき
)
だすぞよ。
259
斯
(
こ
)
んな
大望
(
たいもう
)
な
事
(
こと
)
を、
260
何
(
なに
)
も
知
(
し
)
らん
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
に、
261
いたして
呉
(
く
)
れと
頼
(
たの
)
みたら、
262
一人
(
ひとり
)
も
相手
(
あいて
)
に
成
(
な
)
りてくれる
人民
(
じんみん
)
は、
263
在
(
あ
)
りはせんぞよ。
264
至仁至愛神様
(
みろくさま
)
と
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
は、
265
世
(
よ
)
の
根本
(
もと
)
の
事
(
こと
)
から
末代先
(
まつだいさき
)
の
事
(
こと
)
が、
266
見
(
み
)
え
透
(
す
)
いて
在
(
あ
)
りての
深
(
ふか
)
い
経綸
(
しぐみ
)
で、
267
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
神
(
かみ
)
にも、
268
判
(
わか
)
らんやうな
尊
(
とう
)
とい
仕組
(
しぐみ
)
であるぞよ。
269
茲
(
ここ
)
までは
立替
(
たてかへ
)
の
筆先
(
ふでさき
)
を
書
(
かか
)
して
知
(
し
)
らしたなれど、
270
立替
(
たてかへ
)
の
中
(
なか
)
で
立直
(
たてなほ
)
しをいたさねば、
271
成
(
な
)
らんと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が、
272
筆先
(
ふでさき
)
で
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るが、
273
立替
(
たてかへ
)
済
(
な
)
して
置
(
お
)
いて、
274
後
(
あと
)
の
立直
(
たてなほ
)
しを
緩々
(
そろそろ
)
する
様
(
やう
)
な
事
(
こと
)
を
為
(
し
)
て
居
(
を
)
りたら、
275
是
(
これ
)
だけ
何
(
なに
)
も
分
(
わか
)
らん
暗黒
(
くらやみ
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
盲目
(
めくら
)
聾
(
つんぼ
)
と
同
(
おな
)
じ
人民
(
じんみん
)
で
在
(
あ
)
るから、
276
何程
(
なにほど
)
智慧
(
ちえ
)
が
在
(
あ
)
りても、
277
学力
(
がくりき
)
が
在
(
あ
)
りても、
278
智慧
(
ちえ
)
や
学力
(
がくりき
)
で
考
(
かんが
)
へては
解
(
わか
)
らん、
279
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
の
仕組
(
しぐみ
)
で
在
(
あ
)
るから、
280
今迄
(
いままで
)
の
世
(
よ
)
の
悪
(
あく
)
の
行方
(
やりかた
)
為
(
し
)
て
居
(
を
)
れた
守護神
(
しゅごじん
)
には、
281
解
(
わか
)
らん
仕組
(
しぐみ
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
282
一層
(
いっそう
)
学力
(
がくりき
)
の
勝貫
(
ずぬけ
)
た
霊魂
(
みたま
)
に、
283
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
る
肉体
(
にくたい
)
でありたら、
284
筆先
(
ふでさき
)
が
能
(
よ
)
く
解
(
わか
)
るなれど、
285
中途
(
ちゅうと
)
の
学
(
がく
)
では
解
(
わか
)
らんから、
286
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
元
(
もと
)
の
役員
(
やくいん
)
は、
287
普通
(
ひととうり
)
では
出来
(
でき
)
んから、
288
大勢
(
おおぜい
)
は
要
(
ゐ
)
らんぞよ。
289
人
(
ひと
)
の
心
(
こころ
)
とは
余程
(
よほど
)
かはりた、
290
産
(
う
)
ぶの
心
(
こころ
)
に
成
(
な
)
りておらんと、
291
斯
(
こ
)
んな
大望
(
たいもう
)
なミロクの
世
(
よ
)
に、
292
世
(
よ
)
を
捻
(
ね
)
ぢ
直
(
なお
)
す
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
になる
尊
(
とうと
)
い
所
(
ところ
)
が、
293
現今
(
いま
)
では
外
(
ほか
)
に
無
(
な
)
い
粗末
(
そまつ
)
な
事
(
こと
)
にいたして
在
(
あ
)
るから、
294
見当
(
けんとう
)
が
取
(
と
)
れんなれど、
295
経綸
(
しぐみ
)
がいたしてある
事
(
こと
)
の、
296
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
く
)
るから、
297
心
(
こころ
)
の
入
(
い
)
れ
替
(
かへ
)
をいたして、
298
身魂
(
みたま
)
を
磨
(
みが
)
いておりて
下
(
くだ
)
さりたら、
299
天地
(
てんち
)
の
元
(
もと
)
の
大神
(
おほかみ
)
が、
300
致
(
いた
)
すので
在
(
あ
)
るから、
301
量見
(
りょうけん
)
の
違
(
ちが
)
ふ
守護神
(
しゅごじん
)
ばかりで、
302
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
る
事
(
こと
)
が、
303
大間違
(
おほまちがい
)
に
成
(
な
)
るぞと、
304
彼程
(
あれほど
)
に
日々
(
にちにち
)
に
筆先
(
ふでさき
)
で、
305
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
けて
在
(
あ
)
るから、
306
眼
(
め
)
の
付
(
つ
)
け
処
(
どころ
)
が
違
(
ちが
)
はんやうに
為
(
し
)
て下されよ。
307
今度
(
こんど
)
の
立替
(
たてかへ
)
は、
308
是迄
(
これまで
)
に
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
であるから、
309
筆先
(
ふでさき
)
を
見
(
み
)
て
神徳
(
おかげ
)
を
取
(
と
)
らんと、
310
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
誠
(
まこと
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
判
(
わか
)
らんぞよ。
311
天地
(
てんち
)
の
御先祖
(
ごせんぞ
)
の
直
(
じ
)
き
直
(
じ
)
きの
御用
(
ごよう
)
いたす
霊
(
れい
)
の、
312
元
(
もと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
は、
313
肝腎
(
かんじん
)
の
艮
(
とどめ
)
の
御用
(
ごよう
)
であるから、
314
何
(
ど
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
にでも、
315
出来
(
でき
)
るやうな
御用
(
ごよう
)
で
無
(
な
)
いぞよ。
316
是
(
これ
)
までの
世
(
よ
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
は、
317
悪
(
あく
)
の
世
(
よ
)
でありたから、
318
悪智慧
(
わるぢゑ
)
斗
(
ばか
)
りで、
319
悪
(
わる
)
い
事
(
こと
)
ばかりを
致
(
いた
)
して、
320
人
(
ひと
)
が
困
(
こま
)
りて
難渋
(
なんじゅう
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
りても、
321
元
(
もと
)
が
悪
(
あく
)
の
性来
(
しょうらい
)
であるから、
322
人
(
ひと
)
を
困
(
こま
)
らしても、
323
自己
(
われ
)
さえ
好
(
よ
)
けら
好
(
よ
)
いで
悪
(
わる
)
い
事
(
こと
)
を
為
(
す
)
る
程
(
ほど
)
、
324
上
(
うへ
)
へ
上
(
あが
)
りて
出世
(
しゅっせ
)
が
出来
(
でき
)
て、
325
世界中
(
せかいじゅう
)
が
悪
(
わ
)
るうなる
事
(
こと
)
ばかりを、
326
外国
(
がいこく
)
の
性来
(
しょうらい
)
に
移
(
うつ
)
りて、
327
日本
(
にほん
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
と
九分九厘
(
くぶくりん
)
の
身魂
(
みたま
)
が、
328
悪
(
わる
)
い
事
(
こと
)
ばかりを
企
(
たく
)
みて、
329
今
(
いま
)
の
日本
(
にほん
)
の
体裁
(
ていさい
)
、
330
全部
(
さっぱり
)
真暗黒界
(
まっくらがり
)
であるから、
331
何
(
ど
)
んな
事
(
こと
)
を
為
(
し
)
て
居
(
を
)
りても、
332
頭
(
かしら
)
が
自由
(
じゆう
)
に
為
(
し
)
られて
居
(
を
)
るから、
333
頭
(
かしら
)
の
血統
(
ちず
)
と
引方
(
ひっぽう
)
、
334
悪魔
(
あくま
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
る
眷属
(
けんぞく
)
とが、
335
一
(
ひと
)
つの
心
(
こころ
)
に
凝固
(
かたまり
)
て、
336
悪
(
わる
)
い
事
(
こと
)
の
為方第
(
しほうだい
)
、
337
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
の
誠
(
まこと
)
の
善一
(
ぜんひと
)
つの、
338
経綸
(
しぐみ
)
が
判
(
わか
)
りかけると、
339
悪
(
あく
)
の
霊魂
(
みたま
)
が
善
(
ぜん
)
の
肉体
(
にくたい
)
を
道具
(
どうぐ
)
に
使
(
つこ
)
ふて、
340
未
(
ま
)
だ
未
(
ま
)
だ
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
を
悪
(
わる
)
く
申
(
もう
)
して、
341
出口
(
でぐち
)
を
引裂
(
ひきさき
)
に
来
(
く
)
ると
申
(
もう
)
して、
342
筆先
(
ふでさき
)
に
毎度
(
まいど
)
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るが、
343
何事
(
なにごと
)
ありても
大丈夫
(
だいじょうぶ
)
であるから、
344
誠
(
まこと
)
を
貫
(
つらぬ
)
きて、
345
一
(
ひと
)
つ
心
(
こころ
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
りたら、
346
何処
(
どこ
)
から
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
へ
詰
(
つめ
)
かけて
参
(
まい
)
りても、
347
歯節
(
はぶし
)
は
立
(
たた
)
んぞよ。
348
我程
(
われほど
)
の
者
(
もの
)
は
無
(
な
)
きやうに
思
(
おも
)
ふて、
349
慢心
(
まんしん
)
をいたすと、
350
悪
(
あく
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
に
悩
(
なや
)
められて、
351
悪
(
あく
)
が
善
(
ぜん
)
に
見
(
み
)
えたり、
352
此
(
こ
)
の
結構
(
けっこう
)
な
大本
(
おほもと
)
の
誠
(
まこと
)
の
教
(
おしえ
)
が、
353
逆様
(
さかさま
)
に
悪
(
あく
)
の
行方
(
やりかた
)
に
見
(
み
)
えて、
354
大
(
おほ
)
きな
間違
(
まちが
)
いが
出来
(
でき
)
るぞよ。
355
是
(
これ
)
ほど
難渋
(
なんじゅう
)
な
事
(
こと
)
になりて
居
(
を
)
るのに、
356
まだ
悪
(
あく
)
の
方
(
ほう
)
の
仕組
(
しぐみ
)
は
深
(
ふか
)
ひ
目的
(
もくてき
)
があるが、
357
其
(
その
)
目的
(
もくてき
)
は
霊
(
れい
)
が
利
(
き
)
かんやうの
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
居
(
を
)
るから、
358
何程
(
なにほど
)
これ
迄
(
まで
)
に
覇
(
は
)
が
利
(
き
)
いた
守護神
(
しゅごじん
)
でも、
359
世
(
よ
)
が
代
(
かわ
)
りて
善
(
ぜん
)
の
世
(
よ
)
となるから、
360
悪
(
あく
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
は
往生
(
おうじょう
)
いたすより、
361
モウ
仕様
(
しよう
)
が
無
(
な
)
いぞよ。
362
モウ
悪
(
あく
)
では
一足
(
ひとあし
)
も
前
(
さき
)
へ
行
(
い
)
く
事
(
こと
)
も、
363
後
(
あと
)
へ
戻
(
もど
)
る
事
(
こと
)
も
出来
(
でき
)
んやうに、
364
悪
(
あく
)
の
世
(
よ
)
の
輪
(
りん
)
止
(
どま
)
りとなるから。
365
何
(
なに
)
を
企
(
たく
)
みていたして
見
(
み
)
ても、
366
皆
(
みな
)
外
(
はずれ
)
る
斗
(
ばか
)
りで、
367
余
(
あま
)
り
思
(
おも
)
ふやうに
行
(
いか
)
んから、
368
気抜
(
きぬ
)
けがして、
369
昼狐
(
ひるぎつね
)
を
放出
(
ほりだ
)
したやうになるぞよ。
370
是
(
これ
)
まで
悪
(
あく
)
を
働
(
はたら
)
いた
守護神
(
しゅごじん
)
は、
371
一旦
(
いったん
)
は
天地
(
てんち
)
へ
揃
(
そろ
)
ふて
御詫
(
おわ
)
びをいたさんと、
372
赦
(
ゆる
)
すといふ
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
んから、
373
縛
(
しば
)
られた
如
(
ごと
)
くで、
374
我
(
わが
)
肉体
(
にくたい
)
が
我
(
われ
)
の
自由
(
じゆう
)
にならんやうになるから、
375
我
(
われ
)
は
利巧
(
りこう
)
なものじゃと
思
(
おも
)
ふばかりか、
376
他人
(
ひと
)
が
阿房
(
あほう
)
に
見
(
み
)
えたのが
耻
(
は
)
ずかしうなりて、
377
ヂリヂリ
悶
(
もだ
)
えて
困
(
くる
)
しむからと
申
(
もう
)
して、
378
筆先
(
ふでさき
)
で
知
(
し
)
らして
置
(
お
)
いたが、
379
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
近
(
ちこ
)
うなるぞよと
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らしてある
事
(
こと
)
は
皆
(
みな
)
でて
来
(
く
)
るから、
380
産
(
うぶ
)
の
心
(
こころ
)
に
立
(
たち
)
復
(
かえ
)
りて
神心
(
かみごころ
)
になると、
381
何事
(
なにごと
)
がでて
参
(
まい
)
りても
安全
(
らく
)
に
暮
(
くら
)
せるぞよ。
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