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明治三十二年旧四月十二日

インフォメーション
種類：大本神諭 年月日：1899（明治32）年5月21日（旧4月12日）
神霊界掲載号：大正6年11月1日号（第53号） 9頁 神霊界八幡書店復刻版：第1巻 461頁 七巻本：第3巻 32頁 五巻本：未調査 三五神諭：なし 東洋文庫天の巻：なし 東洋文庫火の巻：なし 連合会水の巻：なし 大本史料集成：未調査 庶民生活史料集成：なし
概要： 備考： タグ： データ凡例： データ最終更新日： OBC ：os081
001　明治三十二年旧四月十二日、002皇神は出口開祖の御手を借りて、003上田喜三郎茂穎(しげかい)に送り玉ひし御神文也左に謹録す
004　『艮(うしとら)の金神(こんじん)の筆先(ふでさき)で在(あ)るぞよ。005明治(めいじ)三十二年(ねん)の四月(がつ)十二日(にち)の筆先(ふでさき)であるぞよ。
006　世界(せかい)には追々(おいおい)と大望(たいもう)が初(はじ)まるぞよ。
007　この大望(たいもう)在(あ)るゆへに、008出口(でぐち)直(なお)に明治(めいじ)二十五年(ねん)から言(い)はしてあるぞよ。009この大望(たいもう)が在(あ)るのに、010未(ま)だ金光(こんこう)殿(どの)の教役者(とりつぎ)が、011今(いま)に艮(うしとら)の金神(こんじん)を敵対(てきと)うて居(を)りては、012世(よ)が開(ひら)けんからゝゝゝ、013金光(こんこう)殿(どの)は天地(てんち)の大恩(たいおん)を教(おし)え在(あり)たなり、014
015　是(これ)から艮(うしとら)の金神(こんじん)が表(おもて)に成(な)りて、016世(よ)に落(お)ちて御出(おいで)坐(ま)す神様(かみさま)を世(よ)に出(だ)して、017三千世界(さんぜんせかい)を神国(しんこく)に致(いた)すのであるから、018中々(なかなか)大望(たいもう)であるから、019人民(じんみん)の知(し)らぬ事(こと)を、020出口(でぐち)直(なお)に大望(たいもう)な御用(ごよう)さして居(を)る故(ゆえ)、021
022　神(かみ)は一同(いちどう)の事(こと)で在(あ)るから、023神(かみ)は承知(しょうち)であれども、024人民(じんみん)の知(し)らぬ事(こと)で在(あ)るよって、025直(なお)が苦(くる)しみて居(を)るから、026よろしく頼(たの)むぞよ。
027　仕組(しぐみ)いたして在(あ)る事(こと)であるから、028世界(せかい)から皆(みな)出(で)て来(く)るぞよ。
029　出口開祖の命に依り、030四方平蔵なる人園部まで迎ひに来る。031由りて茂頴再び綾部へ参上(まいのぼ)り、032斯道の為に金明霊学会と云ふを開きたりし時に、033皇神の御言以て書き表はし玉へる筆先なり。034以前は大本の神紋九曜星を用ゐられたりしが、035上田茂頴の来りしより其標しとして、036十曜の神紋に改め賜へり。
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