霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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明治四十三年旧四月十五日

インフォメーション
種類:大本神諭 年月日:1910(明治43)年5月23日(旧4月15日)
神霊界掲載号:大正7年12月1日号(第75号) 9頁(次号に続く) 神霊界八幡書店復刻版:第3巻 363頁 七巻本:第4巻 203頁 五巻本:未調査 三五神諭:なし 東洋文庫天の巻:なし 東洋文庫火の巻:257頁 連合会水の巻:なし 大本史料集成:未調査 庶民生活史料集成:95頁
概要: 備考:直の昇天後に拝読を許された タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :os153
001 (うしとら)金神(こんじん)国常立尊(くにとこたちのみこと)(てん)(まし)ます天照皇大神宮(てんせうこうだいじんぐう)殿(どの)御妹子(おいもとご)稚日女君命(わかひめぎみのみこと)と、002二つの御魂(みたま)が一つに()りて、003変性男子(へんぜうなんし)(あら)はれて、004日本魂(やまとだましい)(たね)で、005三千世界(せかい)(ひら)くぞよ。006明治(めいぢ)二十五(ねん)(てん)神様(かみさま)()()りて世界(せかい)御守護(ごしゅごう)(あそ)ばすぞよ。007()(かみ)(てん)(あが)りて守護(しゅごう)(いた)すぞよと(もう)して(くち)()とで()らして()りた(こと)実地(じっち)近寄(ちかよ)りて()たぞよ。008()(そこ)(うづ)めてありた稚日女君命(わかひめぎみのみこと)(てん)御守護(ごしゅごう)()さるなり、009国常立尊(くにとこたちのみこと)(てん)()守護(しゅごう)(いた)すなり、010(てん)()(たい)大神様(おほかみさま)()高天原(たかあまはら)竜宮館(りうぐうやかた)宮屋敷(みやゝしき)御鎮(おしづ)まり()されて結構(けっこう)()立替(たてかへ)立直(たてなを)シの御守護(ごしゅごう)(あそ)ばすぞよと(もう)した(こと)(あと)(ねん)(ゆめ)()めたら(わか)りて()るぞよ。011世界(せかい)大戦争(おゝいくさ)一寸(ちょっと)()めさして、012(つぎ)経綸(しぐみ)(かゝ)るから、013()(かみ)は一(たん)(てん)守護(しゅごう)をいたすやうになるが、014(これ)天地(てんち)()へると(もう)すのであるぞよ。015年先(ねんさき)になりたら、016脚下(あしもと)から(とり)がたちて、017吃驚(びっくり)をいたさな()らんから、018其所(そこ)()りた(おり)狼狽(うろたえ)ぬやうに、019身魂(みたま)充分(じゅうぶん)(みが)いて、020腹帯(はらおび)()めて()りて(くざ)されよと、021毎度(まいど)筆先(ふでさき)()らして()るぞよ。022時節(じせつ)ほど(こわ)いものゝ結構(けっこう)なものは()いぞよ。023(あと)は二(だい)(だい)(もう)すに(およ)ばず、024海潮(かいちょう)どのが余程(よほど)(ほね)()れるから、025(いま)(うち)に十(ぶん)覚悟(かくご)(いた)して()りて(くざ)されよ。026(これ)からは(なに)につけても海潮(かいちょう)どのが御苦労(ごくらう)であれど、027()御用(ごよう)天晴(あっぱ)(つと)()げたなれば、028三千世界(せかい)(また)()結構(けっこう)御方(おんかた)(いた)して、029末代(まつだい)()(のこ)さして、030御礼(おんれい)(もう)すのであるぞよ。031世界(せかい)(さび)しく()るから、032神界(しんかい)落武者(おちむしゃ)人民(じんみん)(うつ)りて、033()大本(おほもと)(つめ)かけて()るから、034余程(よほど)身魂(みたま)(みが)いて()かんと、035(はづ)かしい(こと)出来(しゅったい)いたすぞよ。036世界(せかい)鼻高(はなだか)も、037今度(こんど)御用(ごよう)使(つか)ふて()しいと(もう)して、038段々(だんだん)()めかけて()るぞよ。039(かみ)(もう)した(こと)毛筋(けすじ)横巾(よこはヾ)間違(まちが)いは()いから、040安心(あんしん)して御用(ごよう)(つと)めて()りて(くざ)されよ。041そこに()りたら(まこと)守護神(しゅごうじん)()(まゐ)りて、042今度(こんど)の二度目(どめ)()(はじ)まりの御用(ごよう)(たす)ける身魂(みたま)何程(なにほど)でも(ひき)()せるから、043()大本(おほもと)()(まわ)るほど何彼(なにか)(こと)(せわ)しく()るぞよ。044日本魂(やまとだましい)(まこと)のものが()いと(もう)しても、045(いま)では()いて()かせば(わか)身魂(みたま)が、046(にん)一人(ひとり)国々(くにぐに)所々(ところどころ)(かく)してあるから、047正勝(まさか)(とき)には(かみ)(うつ)りて、048身魂(みたま)相応(そうおう)御用(ごよう)(いた)さすぞよ。049そこに()りたら三千世界(せかい)一度(いちど)(ひら)(うめ)(はな)050(うしとら)金神(こんじん)国常立尊(くにとこたちのみこと)神徳(しんとく)世界中(せかいじう)(かヾや)(わた)りて、051(よろ)こびてキリキリ(まゐ)をいたす身魂(みたま)と、052(おそ)ろしくてキリキリ(まゐ)(いた)身魂(みたま)とが出来(でき)()て、053世界(せかい)(のぼ)(くざ)りで、054大騒(おほさわ)ぎを一(たん)(いた)すなれど、055(むかし)からの経綸(しぐみ)(みづ)(もら)さんやうに(いた)してあるから、056天地(てんち)(うご)いても別条(べつぜふ)はないなれど、057(あく)守護神(しゅごうじん)宿(やど)りて()肉体(にくたい)は、058(まこと)()(どく)なもので()るぞよ。059()結構(けっこう)()(もと)神国(しんこく)を、060外国(がいこく)(だま)悪神(あくがみ)自由(じゆう)自在(じざい)(いた)されて、061(かみ)(まこと)残念(ざんねん)なれど、062時節(じせつ)()ちて返報(へんぽう)がやしを(いた)すのであるから、063(こゝろ)(あた)守護神(しゅごうじん)人民(じんみん)は一(にち)(はや)改心(かいしん)(いた)して、064(もと)日本魂(やまとだましい)(たち)(かへ)りて()りて(くざ)されよ。065日本(にほん)結構(けっこう)な○○○を外国(がいこく)(あが)りて()悪神(あくがみ)(かしら)やら、066眷属(けんぞく)自由(じゆう)自在(じざい)(いた)されて、067○○は○(ひと)(おな)(こと)になりて、068(ひと)つも威勢(ゐせい)()(こと)がないから、069()んな見苦(みぐる)しい四ツ(あし)(ばか)りの覇張(はゞ)()になりて、070()きも(もど)りも()らんやうに(いた)して(しま)ふて、071天地(てんち)大神(おほかみ)へどう(もう)(わけ)をいたすのか、072(まこと)(わか)らんと(もう)しても(あま)りであるぞよ。073(いま)()(もち)(かた)薩張(さっぱ)畜類(ちくるい)()(かた)であるから、074○○の(いま)後悔(こうかい)モウ(この)(うへ)()(もと)天地(てんち)生神(いきがみ)(かま)ふてやらねば、075人民(じんみん)細工(さいく)では()きは(いた)さんぞよ。076人民力(じんみんりき)()りた(こと)後戻(あともど)(ばか)りで、077()段々(だんだん)(みだ)れて(つぶ)れるより仕様(しやう)()いから、078今度(こんど)(かみ)(おもて)(あら)はれて世界(せかい)人民(じんみん)()()ましてやるぞよ。079日本(にほん)(うしとら)神国(しんこく)であるから、080(もと)(まこと)守護神(しゅごうじん)(うしとら)金神(こんじん)(もう)したが、081(これ)から天地(てんち)守護(しゅごう)(かゝ)るから、082天地(てんち)(いま)までとは何彼(なにか)(こと)大変(おほかわ)りを(いた)すぞよ。083(てん)にありては大国常立尊(おほくにとこたちのみこと)(もう)すぞよ。084()守護(しゅご)いたす(とき)国常立命(くにとこたちのみこと)であるぞよ。085露国(ろこく)(あが)りて()守護神(しゅごうじん)がモ一つ(むか)ふの(くに)(わた)りて、086(むか)ふの(くに)(かしら)自由(じゆう)自在(じざい)(いた)して、087世界(せかい)(あく)()(いた)心算(つもり)であるが、088()れで()かねば、089()()(しな)()(いた)して、090何処(どこ)までも(あく)目的(もくてき)(たて)やうと(いた)すぞよ。091それに就而(ついて)日本(にほん)神国(しんこく)に一(りん)経綸(しぐみ)(いた)してある(こと)(わか)らんから、092(いま)()きも(もど)りも()らん(こと)出来(しゅったい)いたして、093()いた(くち)(すぼ)まらぬ()うになりて、094外国(がいこく)守護神(しゅごうじん)がアフンと(いた)して、095逆立(さかだ)ちに()りて、096日本(にほん)御謝罪(おわび)(いた)()うの仕組(しぐみ)()(もと)から(いた)してあるから、097日本(にほん)大丈夫(だいぜうぶ)であれども、098(いま)日本(にほん)人民(じんみん)精神(せいしん)では、099ドウ(かわ)るやら()れんから、100日本(にほん)人民(じんみん)(かみ)御用(ごよう)(いた)さす(ため)(てん)から(こし)らえてあるので()るから、101(にち)(はや)身魂(みたま)(みが)いて改心(かいしん)(いた)して(いま)までの(きた)ない(こゝろ)(かわ)(なが)して(まこと)一つの日本魂(やまとだましい)性来(せうらい)(たち)(かへ)りて(くざ)されよ。
102 それじゃと(もう)して日本(にほん)人民(じんみん)に、103(にん)(のこ)らず改心(かいしん)させると()()()(とこ)まで、104()(せま)りて()()るから、105(にん)なりとも余計(よけい)(まこと)日本魂(やまとだましい)(たち)(かへ)りて(くだ)され、106万古(まんご)末代(まつだい)に一()あって二()ない今度(こんど)天地(てんち)御用(ごよう)であるぞよ。107今度(こんど)御用(ごよう)()づしたら、108モウ何時(いつ)に成りても(とり)(かへ)しは()らんから、109(かみ)がクドウ(もう)すのであるぞよ。110()(りん)(かみ)(もう)(こと)間違(まちが)いは()いから、111安心(あんしん)して(かみ)(もう)すやうに(いた)すが結構(けっこう)であるぞよ。112()(もと)根本(こっぽん)(まこと)日本魂(やまとだましい)(もう)すものは、113(いま)人民(じんみん)(もう)して()るやうな(あさ)(せま)日本魂(やまとだましい)でないぞよ。114この日本魂(やまとだましい)性来(せうらい)日本(にほん)人民(じんみん)には(さづ)けて()るなれど、115薩張(さっぱ)外国(がいこく)(だましい)(まぜ)りて()るから、116一寸(ちょっと)でも(まぜ)りの()御魂(みたま)(たね)には()らんぞよ。117(たね)(いた)御魂(みたま)()(もと)から(かく)して()りての今度(こんど)経綸(しぐみ)であるぞよ。118()()(みぐ)るしき()(まい)りて、119日本魂(やまとだましい)(まこと)(たね)()れると()(こと)が、120()(もと)から()(わか)りて()るから、121度目(どめ)()()日本魂(やまとだましい)(たね)(いた)(ため)に、122稚日女君(わかひめぎみ)(みこと)御魂(みたま)(かみ)()(だい)()(そこ)(をと)して()りたのであるぞよ。123()(つぶ)れて()たぬやうになると()(こと)が、124大神(おほかみ)()からは()(わか)りて()(ゆへ)に、125(てん)御一柱(おひとり)126()一柱(ひとり)127末代(まつだい)(かわ)りの()御種(おたね)(かく)してありたので()るぞよ。128日本魂(やまとだましい)(たね)になる御魂(みたま)は、129普通(ひとゝうり)身魂(みたま)では()れんので()るぞよ。130今度(こんど)立替(たてかへ)日本(にほん)霊主体従(ひのもと)御血筋(おちすじ)が、131国常立尊(くにとこたちのみこと)()(もち)(かた)(つら)いと(もう)()されて、132()んな(つら)()(かた)(ほか)神等(かみたち)()(つと)めぬと、133(みな)神々(かみがみ)が一つの(こゝろ)で、134(この)(ほう)(やり)(かた)(つい)(くだ)さる神様(かみさま)御一方(をひとかた)()かりたから、135()むを()素直(すなを)神々(かみがみ)御意見(ごいけん)(どほ)(をし)()められたので()るが、136(をし)(こめ)られても(かげ)から世界中(せかいぢう)調査(あらため)いたして、137()(もと)(はじま)りの(かみ)性来(せうらい)なり(えだ)神々(かみがみ)性来(せうらい)から、138三千世界(せかい)(なに)(ひと)()らぬと()(こと)のない生神(いきがみ)であるから、139今度(こんど)(かみ)本望(ほんもう)()げて、140世界中(せかいぢう)神代(かみよ)(かへ)して総方(そうほう)御目(おんめ)()けるから、141細工(さいく)流々(りうりう)仕上(しあ)げを()(くだ)され、142滅多(めった)()(ぞこな)いが(いた)さんぞよ。143(これ)から世界(せかい)(こし)らえた(もと)生神(いきがみ)が、144(そろ)ふて()(あが)りて世界(せかい)守護(しゅごう)いたし()すと、145(たん)()(うへ)には大分(だいぶ)混雑(こんざつ)になるから、146(おも)(ちが)ひの()いやうに、147綾部(あやべ)大本(おほもと)()りて()人民(じんみん)第一(だいいち)に、148世界(せかい)守護神(しゅごうじん)人民(じんみん)に、149出口(でぐち)(なを)()でクドウ(いま)()()けて()くぞよ。150筆先(ふでさき)()()()かんと、151(なが)らく大本(おほもと)(まい)りて()りても、152筆先(ふでさき)(こゝろ)()からん人民(じんみん)があるぞよ。153間違(まちが)いの()いやうにして(くだ)されよ。
154 でぐちなを七十五さい めいじし十さんねんのしがつの十五にち しんの五がつの十五にち
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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
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