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大本神諭
004 明治25年旧1月(日不明)
001 (年月日不明)
013 明治25年旧5月5日
006 明治26年(月日不明)
017 明治26年旧7月12日
032 明治27年旧1月3日
236 明治29年旧5月26日
237 明治29年旧8月23日
020 明治29年旧12月2日
190 明治30年(月日不明)
219 明治30年旧11月6日
229 明治31年旧1月3日
261 明治31年旧3月24日
260 明治31年閏3月6日
208 明治31年閏3月27日
209 明治31年旧4月4日
262 明治31年旧4月16日
018 明治31年旧5月5日
158 明治31年旧7月16日
238 明治31年旧8月7日
075 明治31年旧8月27日
076 明治31年旧9月30日
077 明治31年旧11月5日
073 明治31年旧11月30日
078 明治31年旧12月26日
016 明治32年(月日不明)
183 明治32年旧1月(日不明)
079 明治32年旧1月18日
184 明治32年旧2月(日不明)
094 明治32年旧2月3日
095 明治32年旧2月3日
185 明治32年旧3月(日不明)
186 明治32年旧4月(日不明)
081 明治32年旧4月12日
080 明治32年旧4月22日
187 明治32年旧6月(日不明)
082 明治32年旧6月3日
083 明治32年旧6月9日
084 明治32年旧6月10日
087 明治32年旧6月18日
085 明治32年旧6月20日
088 明治32年旧6月23日
188 明治32年旧7月(日不明)
021 明治32年旧7月1日
160 明治32年旧7月1日
086 明治32年旧7月3日
089 明治32年旧7月9日
090 明治32年旧7月29日
189 明治32年旧8月(日不明)
161 明治32年旧9月19日
091 明治32年旧12月17日
092 明治32年旧12月29日
159 明治33年旧1月7日
093 明治33年旧1月15日
096 明治33年旧3月1日
259 明治33年旧4月7日
210 明治33年旧5月20日
008 明治33年旧6月10日
036 明治33年旧7月30日
222 明治33年旧8月4日
180 明治33年旧8月5日
097 明治33年旧8月6日
098 明治33年旧8月6日
181 明治33年旧8月6日
182 明治33年旧8月8日
221 明治33年旧8月8日
118 明治33年旧8月10日
119 明治33年旧8月11日
157 明治33年旧8月13日
220 明治33年旧8月16日
211 明治33年旧8月20日
065 明治33年閏8月1日
067 明治33年閏8月1日
066 明治33年閏8月2日
069 明治33年閏8月2日
068 明治33年閏8月4日
070 明治33年閏8月5日
248 明治33年閏8月23日
099 明治33年旧9月6日
105 明治33年旧9月12日
223 明治33年旧12月11日
124 明治33年旧12月13日
225 明治34年旧1月16日
177 明治34年旧2月24日
037 明治34年旧3月7日
038 明治34年旧6月3日
277 明治34年旧7月15日
071 明治34年旧8月5日
072 明治34年旧8月6日
230 明治34年旧9月1日
226 明治34年旧9月16日
227 明治34年旧9月17日
228 明治34年旧9月18日
179 明治34年旧11月(日不明)
178 明治34年旧11月9日
224 明治34年旧12月3日
204 明治35年旧3月(日不明)
010 明治35年旧3月8日
203 明治35年旧3月8日
011 明治35年旧3月11日
205 明治35年旧3月12日
012 明治35年旧3月14日
121 明治35年旧4月3日
196 明治35年旧6月1日
197 明治35年旧6月3日
198 明治35年旧6月8日
199 明治35年旧6月10日
200 明治35年旧6月14日
201 明治35年旧6月16日
202 明治35年旧6月20日
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028 明治35年旧7月11日
126 明治35年旧7月11日
127 明治35年旧7月12日
029 明治35年旧7月16日
128 明治35年旧7月16日
129 明治35年旧7月25日
166 明治36年旧1月1日
014 明治36年旧1月3日
167 明治36年旧1月3日
168 明治36年旧1月5日
171 明治36年旧1月9日
176 明治36年旧1月30日
274 明治36年旧2月9日
103 明治36年旧2月29日
030 明治36年旧3月5日
050 明治36年旧4月1日
169 明治36年旧5月1日
172 明治36年旧5月6日
170 明治36年旧5月8日
173 明治36年旧5月11日
174 明治36年旧5月18日
175 明治36年旧5月19日
192 明治36年閏5月23日
193 明治36年閏5月23日
191 明治36年旧6月(日不明)
043 明治36年旧6月4日
164 明治36年旧6月5日
165 明治36年旧6月7日
115 明治36年旧6月8日
252 明治36年旧6月12日
246 明治36年旧6月14日
244 明治36年旧6月15日
251 明治36年旧6月15日
269 明治36年旧6月17日
047 明治36年旧7月13日
270 明治36年旧7月24日
100 明治36年旧8月16日
243 明治36年旧8月22日
249 明治36年旧8月22日
241 明治36年旧8月27日
242 明治36年旧8月30日
271 明治36年旧9月18日
245 明治36年旧10月1日
247 明治36年旧10月1日
240 明治36年旧10月10日
272 明治36年旧10月10日
273 明治36年旧11月4日
048 明治36年旧11月9日
239 明治36年旧11月14日
275 明治36年旧11月19日
267 明治36年旧12月7日
263 明治36年旧12月10日
268 明治36年旧12月10日
266 明治36年旧12月25日
265 明治36年旧12月28日
101 明治36年旧12月29日
264 明治36年旧12月29日
039 明治37年旧1月10日
102 明治37年旧1月11日
106 明治37年旧1月11日
108 明治37年旧1月11日
107 明治37年旧1月16日
040 明治37年旧2月11日
074 明治37年旧7月5日
035 明治37年旧7月12日
031 明治37年旧8月3日
015 明治37年旧8月10日
041 明治38年旧4月16日
194 明治39年旧12月2日
142 明治40年旧7月11日
149 明治40年旧8月26日
156 明治40年旧10月16日
195 明治41年旧4月24日
136 明治41年旧6月8日
137 明治41年旧6月13日
138 明治41年旧6月15日
147 明治41年旧8月14日
139 明治41年旧10月10日
141 明治41年旧10月15日
140 明治41年旧10月18日
162 明治42年旧10月6日
163 明治42年旧10月29日
153 明治43年旧4月15日
154 明治43年旧4月18日
150 明治43年旧8月7日
151 明治43年旧9月10日
152 明治43年旧9月28日
234 大正元年旧3月8日
060 大正元年旧7月4日
235 大正元年旧7月30日
025 大正元年旧8月19日
056 大正元年旧10月5日
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111 大正4年旧1月23日
110 大正4年旧4月6日
212 大正4年旧4月9日
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135 大正4年旧5月4日
123 大正4年旧5月13日
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023 大正4年旧11月26日
002 大正4年旧12月2日
045 大正5年旧2月3日
254 大正5年旧2月3日
232 大正5年旧2月8日
143 大正5年旧3月6日
253 大正5年旧3月14日
255 大正5年旧3月17日
145 大正5年旧3月23日
231 大正5年旧3月28日
063 大正5年旧5月14日
216 大正5年旧5月18日
256 大正5年旧5月18日
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044 大正5年旧7月23日
214 大正5年旧8月5日
233 大正5年旧9月5日
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009 大正5年旧11月8日
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218 大正6年旧1月22日
003 大正6年旧1月23日
005 大正6年旧2月9日
207 大正6年閏2月22日
206 大正6年閏2月25日
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033 大正6年旧3月12日
034 大正6年旧4月17日
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046 大正6年旧5月6日
144 大正6年旧8月22日
104 大正6年旧9月5日
109 大正6年旧9月30日
112 大正6年旧10月16日
113 大正6年旧11月23日
114 大正7年旧1月12日
148 大正7年旧1月13日
116 大正7年旧1月23日
117 大正7年旧2月26日
120 大正7年旧2月26日
146 大正7年旧3月15日
155 大正7年旧10月29日
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大本神諭
> 大正7年旧10月29日
<<< 大正7年旧3月15日
(B)
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大正七年旧十月二十九日
インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1918(大正7)年12月2日(旧10月29日)
神霊界掲載号:
大正7年12月22日号(第76号)【大本教祖号】 8頁
神霊界八幡書店復刻版:
第3巻 403頁
七巻本:
なし
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
なし
東洋文庫火の巻:
247頁
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
92頁
概要:
備考:
直の昇天後に王仁三郎が書く
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2024-10-29 07:57:50
OBC :
os155
[#
お詫びと訂正
大本神諭の155 大正7年旧10月29日は、伊都能売神諭の01 大正7年12月2日と同じものであることが判明しました。東洋文庫版に掲載されていたため、大本神諭として数えてしまったのですが、これは伊都能売神諭の間違いです。お詫びいたします。後で削除等、善処します。(2017/8/20)]
001
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
が、
002
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
永
(
なが
)
らく
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
体内
(
たいない
)
を
借
(
か
)
りて、
003
若姫君
(
わかひめぎみ
)
の
尊
(
みこと
)
と
引添
(
ひきそ
)
ふて
変性男子
(
へんぜうなんし
)
と
成
(
な
)
りて、
004
三千
世界
(
せかい
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
を、
005
筆先
(
ふでさき
)
に
書
(
かか
)
して
知
(
し
)
らしたなれど、
006
後
(
あと
)
の
立直
(
たてなを
)
しの
筆先
(
ふでさき
)
は
未
(
ま
)
だかかして
無
(
な
)
いから、
007
変性女子
(
へんぜうにょし
)
の
体内
(
たいない
)
を
籍
(
か
)
りて
是
(
これ
)
から
時節
(
じせつ
)
に
応
(
おほ
)
じて
書
(
かか
)
すぞよ。
008
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
から
経綸
(
しぐみ
)
いたして
在
(
あ
)
る
事
(
こと
)
が、
009
一
分
(
ぶ
)
一
厘
(
りん
)
違
(
ちが
)
はん、
010
皆
(
みな
)
出
(
で
)
て
来
(
く
)
る
時節
(
じせつ
)
が
迫
(
せま
)
りたのであるから、
011
此
(
この
)
経綸
(
しぐみ
)
は
変
(
かわ
)
りは
致
(
いた
)
さんなれど、
012
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しは
人民
(
じんみん
)
の
肉体
(
にくたい
)
を
使
(
つか
)
ふて
致
(
いた
)
さねば
成
(
な
)
らぬ
事
(
こと
)
であるから、
013
人民
(
じんみん
)
の
改心
(
かいしん
)
次第
(
しだい
)
で
速
(
はや
)
くも
成
(
な
)
り、
014
亦
(
また
)
遅
(
をく
)
れも
致
(
いた
)
すから、
015
是
(
これ
)
から
変性女子
(
へんぜうにょし
)
と
役員
(
やくいん
)
が
確
(
しっ
)
かり
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
さらんと、
016
中々
(
なかなか
)
大事業
(
たいもう
)
であるから、
017
一寸
(
ちょっと
)
の
油断
(
ゆだん
)
も
寸暸
(
すき
)
も
無
(
な
)
いぞよ。
018
二
代
(
だい
)
の
御世継
(
およつぎ
)
は
澄子
(
すみこ
)
に
命令
(
めいれい
)
は
下
(
さが
)
りて
居
(
を
)
るなれど、
019
モウ
少
(
すこ
)
し
立直
(
たてなを
)
しの
筆先
(
ふでさき
)
をかかねば
成
(
な
)
らぬから、
020
変性女子
(
へんぜうにょし
)
の
体内
(
たいない
)
を
借
(
か
)
りて
筆先
(
ふでさき
)
を
出
(
だ
)
すから、
021
今迄
(
いままで
)
のやうな
筆先
(
ふでさき
)
の
見
(
み
)
やう
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
りたら
大
(
おほ
)
きな
間違
(
まちが
)
いが
出来
(
しゅったい
)
いたすぞよ。
022
此
(
この
)
筆先
(
ふでさき
)
は
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
が
変性女子
(
へんぜうにょし
)
の
体内
(
たいない
)
を
借
(
か
)
りて
知
(
し
)
らすのであるから、
023
男子
(
なんし
)
にかかした
筆先
(
ふでさき
)
とはチットは
筆
(
ふで
)
の
使
(
つか
)
い
方
(
かた
)
が
違
(
ちが
)
ふなれど、
024
神
(
かみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
毛筋
(
けすじ
)
も
間違
(
まちが
)
いは
致
(
いた
)
さんから、
025
其
(
そ
)
の
覚悟
(
かくご
)
で
筆先
(
ふでさき
)
を
読
(
よ
)
みて、
026
腹帯
(
はらをび
)
を
緩
(
ゆる
)
まんやうに
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
されよ。
027
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
大
(
おほ
)
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
手
(
て
)
を
借
(
か
)
りて、
028
三千
世界
(
せかい
)
の
大芝居
(
おほしばゐ
)
が
始
(
はじ
)
まるぞよと
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らしておいたが、
029
一
番叟
(
ばんそう
)
、
030
二
番叟
(
ばんそう
)
、
031
三
番叟
(
ばんそう
)
も
相済
(
あいす
)
みて、
032
いよいよ
是
(
これ
)
から
初段
(
しょだん
)
が
始
(
はじ
)
まるぞよ。
033
初段
(
しょだん
)
、
034
二
段
(
だん
)
の
始
(
はじま
)
りて
居
(
を
)
る
間
(
あいだ
)
に、
035
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
は
皆
(
みな
)
揃
(
そろ
)
ふて
霊魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
いて、
036
何彼
(
なにか
)
の
準備
(
じゅんび
)
を
致
(
いた
)
して、
037
三
段目
(
だんめ
)
の
立役者
(
たちやくしゃ
)
となりて、
038
此
(
こ
)
の
乱
(
みだ
)
れ
切
(
き
)
った
世界
(
せかい
)
を
尉
(
ぜう
)
と
姥
(
うば
)
とで
掃除
(
さうじ
)
致
(
いた
)
して、
039
昔
(
むかし
)
の
元
(
もと
)
の
水晶
(
すいしょう
)
の
松
(
まつ
)
の
神代
(
かみよ
)
に
立直
(
たてなを
)
さねば
成
(
な
)
らぬから、
040
是
(
これ
)
からは
段々
(
だんだん
)
と
因縁
(
いんねん
)
の
御魂
(
みたま
)
を
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
へ
引寄
(
ひきよ
)
して、
041
御霊
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
かして、
042
今度
(
こんど
)
の二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しの
御用
(
ごよう
)
に
使
(
つか
)
ふ、
043
末代
(
まつだい
)
の
仕組
(
しぐみ
)
が
致
(
いた
)
してあるから、
044
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
の
肝心
(
かんじん
)
の
役員
(
やくいん
)
は
真心
(
こころ
)
から
親切
(
しんせつ
)
に
御
(
お
)
取次
(
とりつ
)
ぎを
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
さらぬと、
045
好
(
す
)
き
嫌
(
きら
)
い
在
(
あ
)
るやうな
事
(
こと
)
では、
046
折角
(
せっかく
)
神
(
かみ
)
が
綱
(
つな
)
を
掛
(
か
)
けて
引寄
(
ひきよ
)
した
身魂
(
みたま
)
を
取逃
(
とりにが
)
すやうな
事
(
こと
)
が
出来
(
しゅったい
)
いたすぞよ。
047
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
は
何事
(
なにごと
)
に
由
(
よ
)
らず
神界
(
しんかい
)
の
命令
(
めいれい
)
通
(
どほ
)
りに
致
(
いた
)
さねば、
048
途中
(
とちう
)
で
経綸
(
しぐみ
)
が
変
(
かわ
)
りたら
今度
(
こんど
)
の
事
(
こと
)
は
成就
(
ぜうじゅ
)
いたさんぞよ。
049
今度
(
こんど
)
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しが
出来
(
しゅったい
)
致
(
いた
)
さなんだら、
050
世界
(
せかい
)
はモ一つ
乱
(
みだ
)
れて
潰
(
つぶ
)
れるより
仕様
(
しよう
)
はないぞよ。
051
此
(
この
)
世界
(
せかい
)
を
立直
(
たてなを
)
す
尊
(
とほと
)
い
経綸
(
しぐみ
)
の
判
(
わか
)
る
所
(
とこ
)
は、
052
綾部
(
あやべ
)
の
龍宮館
(
りゅうぐうやかた
)
、
053
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
より
外
(
ほか
)
には
無
(
な
)
いから、
054
我
(
われ
)
も
私
(
わし
)
もと
申
(
もう
)
して
是
(
これ
)
からは
金銀
(
きんぎん
)
持
(
も
)
って、
055
御用
(
ごよう
)
に
使
(
つか
)
ふて
下
(
くだ
)
されと
申
(
もう
)
して
来
(
く
)
るもの
斗
(
ばか
)
りであれども、
056
神
(
かみ
)
の
赦
(
ゆる
)
しなき
人民
(
じんみん
)
の
宝
(
たから
)
は
受取
(
うけと
)
る
事
(
こと
)
は
成
(
な
)
らぬぞよ。
057
汚
(
よご
)
れたものが一
分
(
ぶ
)
混
(
まぜ
)
りても、
058
今度
(
こんど
)
は
水晶
(
すいしょう
)
の
神代
(
かみよ
)
に
致
(
いた
)
すには
大
(
おほ
)
きな
邪魔
(
じゃま
)
に
成
(
な
)
るから、
059
役員
(
やくいん
)
の
人
(
ひと
)
は
充分
(
じゅうぶん
)
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けて
下
(
くだ
)
され。
060
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
御魂
(
みたま
)
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
が
女子
(
にょし
)
の
手
(
て
)
を
借
(
か
)
りて
念
(
ねん
)
を
押
(
を
)
しておくぞよ。
061
世界
(
せかい
)
は九
分
(
ぶ
)
九
厘
(
りん
)
と
成
(
な
)
りて、
062
昔
(
むかし
)
からの
生神
(
いきがみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
成就
(
ぜうじゅ
)
いたしたから、
063
変性男子
(
へんぜうなんし
)
若姫岐美尊
(
わかひめぎみのみこと
)
は
天
(
てん
)
に
上
(
のぼ
)
りて
守護
(
しゅごう
)
いたすから、
064
日
(
ひ
)
の
大神
(
おほかみ
)
、
065
月
(
つき
)
の
大神
(
おほかみ
)
、
066
天照
(
あまてらす
)
皇
大神
(
おほかみ
)
御
(
ご
)
三
体
(
たい
)
の
大神
(
おほかみ
)
は、
067
地
(
ち
)
へ
降
(
お
)
りまして
今度
(
こんど
)
の
御手伝
(
おてつだい
)
を
遊
(
あそ
)
ばすなり、
068
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
は
天地
(
てんち
)
を
駆廻
(
かけめぐ
)
りて
世界
(
せかい
)
一
切
(
さい
)
を
構
(
かま
)
ふなり、
069
坤
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
は
弥々
(
いよいよ
)
奥役
(
おくやく
)
となりて
地
(
ち
)
の
神界
(
しんかい
)
を
主護
(
しゅごう
)
いたして三千
世界
(
せかい
)
を一
厘
(
りん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
で
立直
(
たてなを
)
す
役
(
やく
)
となりたから、
070
是
(
これ
)
から
天地
(
てんち
)
の
様子
(
やうす
)
も
世界
(
せかい
)
の一
切
(
さい
)
も
大変
(
おほがわ
)
りが
致
(
いた
)
すのが
迅
(
はや
)
いから、
071
何程
(
なにほど
)
自我
(
が
)
の
強
(
つよ
)
い
人民
(
じんみん
)
でも、
072
悪
(
あく
)
の
強
(
つよ
)
い
邪神
(
じゃしん
)
でも、
073
改心
(
かいしん
)
いたさな
成
(
な
)
らんやうに、
074
一
日
(
にち
)
増
(
ま
)
しに
変
(
かわ
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
075
昔
(
むかし
)
から
斯世
(
このよ
)
初
(
はじま
)
りてから
未
(
ま
)
だ
無
(
な
)
き
事
(
こと
)
がセングリセングリ
出来
(
しゅったい
)
いたすぞよ。
076
珍
(
めづ
)
らしき
事
(
こと
)
も
出来
(
でき
)
るぞよ。
077
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
が
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
娘
(
むすめ
)
を
王子
(
わうじ
)
と八
木
(
ぎ
)
へ
遣
(
や
)
りてありたのは、
078
神
(
かみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
であると
申
(
もう
)
して、
079
男子
(
なんし
)
の
手
(
て
)
と
口
(
くち
)
とで
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
りたが、
080
王子
(
わうじ
)
の
梨木
(
なしのき
)
峠
(
とうげ
)
で、
081
昔
(
むかし
)
からの
因縁
(
いんねん
)
に
由
(
よ
)
りて、
082
本田
(
ほんだ
)
親徳
(
ちかあつ
)
と
変性女子
(
へんぜうにょし
)
との
面会
(
めんかい
)
をさして、
083
女子
(
にょし
)
に
霊学
(
れいがく
)
を
授
(
さづ
)
けるやうに
致
(
いた
)
したのも、
084
王子
(
わうじ
)
の
産土
(
うぶすな
)
暗
(
くらが
)
りの
宮
(
みや
)
を
仲立
(
なかだち
)
に
致
(
いた
)
しての
事
(
こと
)
でありたぞよ。
085
澄子
(
すみこ
)
も
王子
(
わうじ
)
へ
暫
(
しばら
)
く
遣
(
や
)
りて、
086
幼
(
をさな
)
い
年
(
とし
)
から
色々
(
いろいろ
)
と
人
(
ひと
)
の
能
(
よ
)
ふせん
辛
(
つら
)
い
目
(
め
)
をさして
在
(
あ
)
りたが、
087
其時
(
そのとき
)
から
変性女子
(
へんぜうにょし
)
に
面会
(
めんかい
)
さして
綱
(
つな
)
が
掛
(
か
)
けてありたので
在
(
あ
)
るから、
088
肉体
(
にくたい
)
は二
代
(
だい
)
と
夫婦
(
ふうふ
)
に
致
(
いた
)
して、
089
坤
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
の
奥役
(
おくやく
)
を
為
(
さ
)
してあるぞよ。
090
是
(
これ
)
も
人民
(
じんみん
)
には
一寸
(
ちょっと
)
見当
(
けんとう
)
の
取
(
と
)
れん
仕組
(
しぐみ
)
であるぞよ。
091
八
木
(
ぎ
)
へ
久子
(
ひさこ
)
を
遣
(
や
)
りてあるのも、
092
深
(
ふか
)
い
経綸
(
しぐみ
)
であると
申
(
もう
)
したが、
093
明治
(
めいじ
)
三十一
年
(
ねん
)
の
紅葉
(
もみぢ
)
の
色
(
いろ
)
の
真盛
(
まっさか
)
りに、
094
八
木
(
ぎ
)
からの
頼
(
たの
)
みで
変性女子
(
へんぜうにょし
)
が
参
(
まい
)
りたのであるぞよ。
095
変性男子
(
へんぜうなんし
)
は
人民
(
じんみん
)
に百
日
(
にち
)
の
水行
(
みづぎょう
)
を
命
(
さ
)
して、
096
身魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
いて
水晶
(
すいしょう
)
に
洗濯
(
せんだく
)
いたす
御役
(
おやく
)
なり、
097
変性女子
(
へんぜうにょし
)
は
霊
(
れい
)
を
以
(
もっ
)
て
人民
(
じんみん
)
の
身魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
く
御役
(
おやく
)
に
拵
(
こし
)
らへてあるぞよ。
098
其
(
その
)
霊魂
(
みたま
)
の
因縁
(
いんねん
)
に
由
(
よ
)
って、
099
男子
(
なんし
)
の
旅立
(
たびだち
)
には、
100
何時
(
いつ
)
も
大空
(
そら
)
が
曇
(
くも
)
りて
雨
(
あめ
)
が
降
(
ふ
)
りたなり、
101
女子
(
にょし
)
の
旅立
(
たびだち
)
には
何時
(
いつ
)
も
火
(
ひ
)
の
守護
(
しゅごう
)
で
在
(
あ
)
るから、
102
曇
(
くも
)
りた
空
(
そら
)
も
直
(
すぐ
)
に
晴天
(
せいてん
)
となりたので
在
(
あ
)
るぞよ。
103
変性男子
(
へんぜうなんし
)
は
肉体
(
にくたい
)
が
水
(
みづ
)
、
104
霊体
(
れいたい
)
が
火
(
ひ
)
であるなり、
105
女子
(
にょし
)
は
肉体
(
にくたい
)
が
火
(
ひ
)
で
霊体
(
れいたい
)
が
水
(
みづ
)
であるから、
106
男子
(
なんし
)
の
旅立
(
たびだち
)
には
水
(
みづ
)
の
守護
(
しゅごう
)
なり、
107
女子
(
にょし
)
の
出立
(
しゅったつ
)
には
火
(
ひ
)
の
守護
(
しゅごう
)
と
成
(
な
)
りたのであるぞよ。
108
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
霊魂
(
みたま
)
は
天
(
てん
)
の
役
(
やく
)
、
109
夫
(
をっと
)
の
役
(
やく
)
なり、
110
女子
(
にょし
)
の
霊魂
(
みたま
)
は
地
(
ち
)
の
役
(
やく
)
、
111
妻
(
つま
)
の
御用
(
ごよう
)
であるぞよ。
112
火
(
ひ
)
と
水
(
みづ
)
との
守護
(
しゅごう
)
で、
113
天地
(
てんち
)
を
開
(
ひら
)
く
火水
(
ひみづ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
であるから
此
(
こ
)
の
先
(
さき
)
は
天
(
てん
)
と
地
(
ち
)
との
神
(
かみ
)
の
働
(
はたら
)
きが
明白
(
ありやか
)
に
判
(
わか
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
114
変性女子
(
へんぜうにょし
)
の
身魂
(
みたま
)
を
明治
(
めいじ
)
三十二
年
(
ねん
)
の六
月
(
がつ
)
二十三
日
(
にち
)
に、
115
龍宮
(
りうぐう
)
館
(
やかた
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
へ
引寄
(
ひきよ
)
して、
116
色々
(
いろいろ
)
と
気苦労
(
きぐろう
)
をさして、
117
身魂
(
みたま
)
の
荒研
(
あらみが
)
きを
致
(
いた
)
さしたが、
118
女子
(
にょし
)
も
余
(
あま
)
り
我
(
が
)
が
強
(
つよ
)
かりたので、
119
改心
(
かいしん
)
さすのに十
年
(
ねん
)
掛
(
かか
)
りたが、
120
明治
(
めいじ
)
四十二
年
(
ねん
)
の七
月
(
がつ
)
十二
日
(
にち
)
から
坤
(
ひつじさる
)
の
守護
(
しゅごう
)
に
致
(
いた
)
して、
121
大本
(
おほもと
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
命
(
さ
)
して
来
(
き
)
たぞよ。
122
それでも
末
(
ま
)
だ
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しの
御用
(
ごよう
)
さすには、
123
余
(
あま
)
り
混
(
まぜ
)
りが
有
(
あ
)
りて
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はぬから、
124
大正
(
たいせう
)
七
年
(
ねん
)
の七
月
(
がつ
)
十二
日
(
にち
)
女子
(
にょし
)
の
肉体
(
にくたい
)
の
誕生日
(
たんぜうび
)
から、
125
此世
(
このよ
)
の
荒衣
(
あらごも
)
を
脱
(
ぬ
)
がすために、
126
七十五
日
(
にち
)
の
肉体
(
にくたい
)
と
霊魂
(
みたま
)
の
大
(
おほ
)
洗濯
(
せんだく
)
を
致
(
いた
)
さしたぞよ。
127
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
は十三
日
(
にち
)
の
間
(
あいだ
)
食物
(
しょくもつ
)
を
取上
(
とりあ
)
げたなれど、
128
女子
(
にょし
)
の
肉体
(
にくたい
)
は
余
(
あま
)
り
曇
(
くも
)
りが
激
(
はげ
)
しいから、
129
四十八
日
(
にち
)
の
間
(
あいだ
)
食物
(
しょくもつ
)
を
取上
(
とりあ
)
げて、
130
身魂
(
みたま
)
に
苦労
(
くろう
)
をさして二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しの
御用
(
ごよう
)
に
使
(
つか
)
ふので
在
(
あ
)
るぞよ。
131
何事
(
なにごと
)
も
皆
(
みな
)
神
(
かみ
)
からの
命令
(
めいれい
)
でさせられるので
在
(
あ
)
るぞよ。
132
変性女子
(
へんぜうにょし
)
の
身魂
(
みたま
)
を
〆木
(
しめき
)
に
掛
(
かけ
)
て、
133
汚
(
きた
)
ない
分子
(
もの
)
を
吐出
(
はきだ
)
さしておいて、
134
五十
日
(
にち
)
目
(
め
)
から
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
が
坤
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
と
引添
(
ひっそ
)
ふて、
135
女子
(
にょし
)
の
霊魂
(
みたま
)
を
世界中
(
せかいぢう
)
連
(
つ
)
れ
廻
(
まわ
)
りて、
136
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しの
守護
(
しゅごう
)
がさして
在
(
あ
)
るぞよ。
137
七十五
日
(
にち
)
の
床縛
(
とこしば
)
りが
済
(
す
)
みて、
138
二
日
(
か
)
の
間
(
あいだ
)
肉体
(
にくたい
)
を
休
(
やす
)
まして、
139
三
日
(
か
)
目
(
め
)
には
大本
(
おほもと
)
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
肉体
(
にくたい
)
の
最後
(
さいご
)
の
大祭
(
だいさい
)
を
致
(
いた
)
させ、
140
四
日
(
か
)
目
(
め
)
は
祖霊社
(
それいしゃ
)
の
祭
(
まつ
)
りを
済
(
す
)
まさせ、
141
五
日
(
か
)
目
(
め
)
には
変性女子
(
へんぜうにょし
)
の
口
(
くち
)
を
借
(
か
)
りて、
142
大本
(
おほもと
)
の
立直
(
たてなを
)
しの
厳
(
きび
)
しき
教
(
おし
)
えを、
143
大本
(
おほもと
)
の
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじゃ
)
に
申
(
もうし
)
聞
(
き
)
かしてあるから、
144
チットも
間違
(
まちが
)
いの
無
(
な
)
いやうに、
145
是
(
これ
)
から
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
は
心配
(
こころくば
)
りを
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
さらぬと、
146
肝心
(
かんじん
)
の
仕組
(
しぐみ
)
が
遅
(
をく
)
れるから、
147
天地
(
てんち
)
の
神々
(
かみがみ
)
様
(
さま
)
に
申訳
(
もうしわけ
)
のない
事
(
こと
)
になりて
了
(
しも
)
ふぞよ。
148
翌
(
あ
)
けて六
日
(
か
)
目
(
め
)
、
149
旧
(
きう
)
十
月
(
がつ
)
の三
日
(
か
)
、
150
新
(
しん
)
の十一
月
(
がつ
)
六
日
(
か
)
の
五
(
いつ
)
つ
時
(
どき
)
、
151
神界
(
しんかい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
が
成就
(
ぜうじゅ
)
いたして、
152
今度
(
こんど
)
の
世界
(
せかい
)
の
大戦争
(
おほたたかい
)
を
一寸
(
ちょっと
)
止
(
と
)
めさして
置
(
お
)
いて、
153
其
(
その
)
晩
(
ばん
)
の
四
(
よ
)
つ
時
(
どき
)
(十
時
(
じ
)
三十
分
(
ぷん
)
)に、
154
天
(
てん
)
からの
御迎
(
おむかい
)
で
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
は
若姫君尊
(
わかひめぎみのみこと
)
の
御魂
(
みたま
)
と
引添
(
ひきそ
)
ふて
天
(
てん
)
へ
上
(
のぼ
)
りたぞよ。
155
是
(
これ
)
からは
天
(
てん
)
の
様子
(
やうす
)
も
明白
(
ありやか
)
に
判
(
わか
)
り
出
(
だ
)
すぞよ。
156
一旦
(
いったん
)
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
は
天
(
てん
)
へ
上
(
のぼ
)
りたなれど、
157
直
(
なを
)
の
御魂
(
みたま
)
は三
代
(
だい
)
の
直霊
(
なをひ
)
に
憑
(
うつ
)
りて
地
(
ち
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いたさ
)
すぞよ。
158
直
(
なを
)
の
御魂
(
みたま
)
は
天
(
てん
)
にありては
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
と
引添
(
ひきそ
)
ふて、
159
大国常立尊
(
おほくにとこたちのみこと
)
大出口神
(
おほでぐちのかみ
)
となりて
世界
(
せかい
)
の
守護
(
しゅごう
)
を
致
(
いた
)
すなり、
160
地
(
ち
)
に
降
(
くだ
)
りては
変性女子
(
へんぜうにょし
)
の
身魂
(
みたま
)
に
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
が
憑
(
うつ
)
りて、
161
立直
(
たてなを
)
しの
御筆先
(
ふでさき
)
をかかすなり、
162
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
御魂
(
みたま
)
は
木花咲耶姫
(
このはなさくやひめ
)
殿
(
どの
)
の
宿
(
やど
)
りた
身魂
(
みたま
)
の三
代
(
だい
)
直霊
(
なをひ
)
に
憑
(
うつ
)
りて、
163
直霊主尊
(
なをひぬしのみこと
)
となりて、
164
地
(
ち
)
の
神界
(
しんかい
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
さす
経綸
(
しぐみ
)
が
成就
(
ぜうじゅ
)
いたしたから、
165
是
(
これ
)
からの
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
は
是
(
これ
)
までとは
大変
(
おほがわ
)
りが
致
(
いた
)
すぞよ。
166
今
(
いま
)
一寸
(
ちょっと
)
大本
(
おほもと
)
の
内部
(
まが
)
静
(
しづ
)
かにあるから、
167
世界
(
せかい
)
も
一寸
(
ちょっと
)
の
間
(
ま
)
だけは
静
(
しづ
)
かにあれど、
168
此
(
この
)
節分
(
せつぶん
)
が
済
(
す
)
みたる
大本
(
おほもと
)
も
世界
(
せかい
)
も
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
喧
(
やか
)
ましう
忙
(
せわ
)
しうなるから、
169
今
(
いま
)
の
静
(
しづ
)
かな
中
(
うち
)
に、
170
何彼
(
なにか
)
の
準備
(
じゅんび
)
をいたして
置
(
を
)
かねば、
171
俄
(
にわか
)
に
橡面貌
(
とちめんぼう
)
を
振
(
ふ
)
らねば
成
(
な
)
らんやうな
事
(
こと
)
になるぞよ。
172
大正
(
たいせう
)
七
年
(
ねん
)
旧
(
きう
)
十
月
(
がつ
)
二十九
日
(
にち
)
、
173
新
(
しん
)
の十二
月
(
がつ
)
二
日
(
か
)
、
174
変性女子
(
へんぜうにょし
)
に
憑
(
うつ
)
りてしるしをく。
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