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大本神諭
004 明治25年旧1月(日不明)
001 (年月日不明)
013 明治25年旧5月5日
006 明治26年(月日不明)
017 明治26年旧7月12日
032 明治27年旧1月3日
236 明治29年旧5月26日
237 明治29年旧8月23日
020 明治29年旧12月2日
190 明治30年(月日不明)
219 明治30年旧11月6日
229 明治31年旧1月3日
261 明治31年旧3月24日
260 明治31年閏3月6日
208 明治31年閏3月27日
209 明治31年旧4月4日
262 明治31年旧4月16日
018 明治31年旧5月5日
158 明治31年旧7月16日
238 明治31年旧8月7日
075 明治31年旧8月27日
076 明治31年旧9月30日
077 明治31年旧11月5日
073 明治31年旧11月30日
078 明治31年旧12月26日
016 明治32年(月日不明)
183 明治32年旧1月(日不明)
079 明治32年旧1月18日
184 明治32年旧2月(日不明)
094 明治32年旧2月3日
095 明治32年旧2月3日
185 明治32年旧3月(日不明)
186 明治32年旧4月(日不明)
081 明治32年旧4月12日
080 明治32年旧4月22日
187 明治32年旧6月(日不明)
082 明治32年旧6月3日
083 明治32年旧6月9日
084 明治32年旧6月10日
087 明治32年旧6月18日
085 明治32年旧6月20日
088 明治32年旧6月23日
188 明治32年旧7月(日不明)
021 明治32年旧7月1日
160 明治32年旧7月1日
086 明治32年旧7月3日
089 明治32年旧7月9日
090 明治32年旧7月29日
189 明治32年旧8月(日不明)
161 明治32年旧9月19日
091 明治32年旧12月17日
092 明治32年旧12月29日
159 明治33年旧1月7日
093 明治33年旧1月15日
096 明治33年旧3月1日
259 明治33年旧4月7日
210 明治33年旧5月20日
008 明治33年旧6月10日
036 明治33年旧7月30日
222 明治33年旧8月4日
180 明治33年旧8月5日
097 明治33年旧8月6日
098 明治33年旧8月6日
181 明治33年旧8月6日
182 明治33年旧8月8日
221 明治33年旧8月8日
118 明治33年旧8月10日
119 明治33年旧8月11日
157 明治33年旧8月13日
220 明治33年旧8月16日
211 明治33年旧8月20日
065 明治33年閏8月1日
067 明治33年閏8月1日
066 明治33年閏8月2日
069 明治33年閏8月2日
068 明治33年閏8月4日
070 明治33年閏8月5日
248 明治33年閏8月23日
099 明治33年旧9月6日
105 明治33年旧9月12日
223 明治33年旧12月11日
124 明治33年旧12月13日
225 明治34年旧1月16日
177 明治34年旧2月24日
037 明治34年旧3月7日
038 明治34年旧6月3日
277 明治34年旧7月15日
071 明治34年旧8月5日
072 明治34年旧8月6日
230 明治34年旧9月1日
226 明治34年旧9月16日
227 明治34年旧9月17日
228 明治34年旧9月18日
179 明治34年旧11月(日不明)
178 明治34年旧11月9日
224 明治34年旧12月3日
204 明治35年旧3月(日不明)
010 明治35年旧3月8日
203 明治35年旧3月8日
011 明治35年旧3月11日
205 明治35年旧3月12日
012 明治35年旧3月14日
121 明治35年旧4月3日
196 明治35年旧6月1日
197 明治35年旧6月3日
198 明治35年旧6月8日
199 明治35年旧6月10日
200 明治35年旧6月14日
201 明治35年旧6月16日
202 明治35年旧6月20日
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028 明治35年旧7月11日
126 明治35年旧7月11日
127 明治35年旧7月12日
029 明治35年旧7月16日
128 明治35年旧7月16日
129 明治35年旧7月25日
166 明治36年旧1月1日
014 明治36年旧1月3日
167 明治36年旧1月3日
168 明治36年旧1月5日
171 明治36年旧1月9日
176 明治36年旧1月30日
274 明治36年旧2月9日
103 明治36年旧2月29日
030 明治36年旧3月5日
050 明治36年旧4月1日
169 明治36年旧5月1日
172 明治36年旧5月6日
170 明治36年旧5月8日
173 明治36年旧5月11日
174 明治36年旧5月18日
175 明治36年旧5月19日
192 明治36年閏5月23日
193 明治36年閏5月23日
191 明治36年旧6月(日不明)
043 明治36年旧6月4日
164 明治36年旧6月5日
165 明治36年旧6月7日
115 明治36年旧6月8日
252 明治36年旧6月12日
246 明治36年旧6月14日
244 明治36年旧6月15日
251 明治36年旧6月15日
269 明治36年旧6月17日
047 明治36年旧7月13日
270 明治36年旧7月24日
100 明治36年旧8月16日
243 明治36年旧8月22日
249 明治36年旧8月22日
241 明治36年旧8月27日
242 明治36年旧8月30日
271 明治36年旧9月18日
245 明治36年旧10月1日
247 明治36年旧10月1日
240 明治36年旧10月10日
272 明治36年旧10月10日
273 明治36年旧11月4日
048 明治36年旧11月9日
239 明治36年旧11月14日
275 明治36年旧11月19日
267 明治36年旧12月7日
263 明治36年旧12月10日
268 明治36年旧12月10日
266 明治36年旧12月25日
265 明治36年旧12月28日
101 明治36年旧12月29日
264 明治36年旧12月29日
039 明治37年旧1月10日
102 明治37年旧1月11日
106 明治37年旧1月11日
108 明治37年旧1月11日
107 明治37年旧1月16日
040 明治37年旧2月11日
074 明治37年旧7月5日
035 明治37年旧7月12日
031 明治37年旧8月3日
015 明治37年旧8月10日
041 明治38年旧4月16日
194 明治39年旧12月2日
142 明治40年旧7月11日
149 明治40年旧8月26日
156 明治40年旧10月16日
195 明治41年旧4月24日
136 明治41年旧6月8日
137 明治41年旧6月13日
138 明治41年旧6月15日
147 明治41年旧8月14日
139 明治41年旧10月10日
141 明治41年旧10月15日
140 明治41年旧10月18日
162 明治42年旧10月6日
163 明治42年旧10月29日
153 明治43年旧4月15日
154 明治43年旧4月18日
150 明治43年旧8月7日
151 明治43年旧9月10日
152 明治43年旧9月28日
234 大正元年旧3月8日
060 大正元年旧7月4日
235 大正元年旧7月30日
025 大正元年旧8月19日
056 大正元年旧10月5日
057 大正2年旧9月11日
052 大正3年旧5月24日
024 大正3年旧7月11日
059 大正3年旧7月14日
022 大正3年旧9月17日
026 大正3年旧9月17日
058 大正3年旧9月19日
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110 大正4年旧4月6日
212 大正4年旧4月9日
213 大正4年旧4月14日
135 大正4年旧5月4日
123 大正4年旧5月13日
122 大正4年旧6月8日
053 大正4年旧6月11日
054 大正4年旧6月11日
130 大正4年旧6月12日
055 大正4年旧6月13日
131 大正4年旧6月15日
132 大正4年旧6月20日
133 大正4年旧6月22日
134 大正4年旧6月28日
215 大正4年旧7月12日
061 大正4年旧7月15日
064 大正4年旧8月28日
062 大正4年旧8月30日
051 大正4年旧11月6日
023 大正4年旧11月26日
002 大正4年旧12月2日
045 大正5年旧2月3日
254 大正5年旧2月3日
232 大正5年旧2月8日
143 大正5年旧3月6日
253 大正5年旧3月14日
255 大正5年旧3月17日
145 大正5年旧3月23日
231 大正5年旧3月28日
063 大正5年旧5月14日
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256 大正5年旧5月18日
257 大正5年旧5月21日
258 大正5年旧6月10日
044 大正5年旧7月23日
214 大正5年旧8月5日
233 大正5年旧9月5日
276 大正5年旧9月5日
250 大正5年旧9月9日
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009 大正5年旧11月8日
042 大正5年旧11月21日
019 大正5年旧12月3日
218 大正6年旧1月22日
003 大正6年旧1月23日
005 大正6年旧2月9日
207 大正6年閏2月22日
206 大正6年閏2月25日
027 大正6年旧3月9日
033 大正6年旧3月12日
034 大正6年旧4月17日
049 大正6年旧4月26日
046 大正6年旧5月6日
144 大正6年旧8月22日
104 大正6年旧9月5日
109 大正6年旧9月30日
112 大正6年旧10月16日
113 大正6年旧11月23日
114 大正7年旧1月12日
148 大正7年旧1月13日
116 大正7年旧1月23日
117 大正7年旧2月26日
120 大正7年旧2月26日
146 大正7年旧3月15日
155 大正7年旧10月29日
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明治三十六年旧六月四日
インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1903(明治36)年7月27日(旧6月4日)
神霊界掲載号:
大正6年8月1日号(第50号) 7頁
神霊界八幡書店復刻版:
第1巻 323頁
七巻本:
第1巻 242頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
なし
東洋文庫火の巻:
52頁
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
22頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
os043
001
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
稚姫岐美命
(
わかひめぎみのみこと
)
が
出口
(
でぐち
)
の
守
(
かみ
)
と
現
(
あら
)
はれて、
002
世界
(
せかい
)
の
守護
(
しゅご
)
を
致
(
いた
)
すと、
003
人民
(
じんみん
)
からは
見当
(
けんと
)
が
取
(
と
)
れん
経綸
(
しぐみ
)
が
致
(
いた
)
してあるから、
004
此
(
こ
)
の
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
仕組
(
しぐみ
)
は
前
(
さき
)
に
言
(
い
)
はれんのであるから、
005
斯
(
こ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
を
解
(
わけ
)
る
人民
(
じんみん
)
なれば
豪
(
えら
)
いなれど、
006
是
(
これ
)
が
皆
(
みな
)
解
(
わか
)
りたら
物事
(
ものごと
)
成就
(
じょうじゅ
)
いたさんから、
007
出来
(
でき
)
上
(
あが
)
るまでは
肝腎
(
かんじん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
申
(
もう
)
さんぞよ。
008
人民
(
じんみん
)
といふものは
如何様
(
どない
)
に
申
(
もう
)
しても、
009
心
(
こころ
)
の
早
(
はよ
)
う
変
(
かは
)
るものであるから、
010
宜
(
よ
)
い
事
(
こと
)
じゃと
思
(
おも
)
ふたら
直
(
す
)
ぐに
喜
(
よろこ
)
ぶし、
011
是
(
これ
)
は
面白
(
おもしろ
)
く
無
(
な
)
いと
思
(
おも
)
ふたら、
012
直
(
す
)
ぐに
心
(
こころ
)
が
変
(
かは
)
るし、
013
夏
(
なつ
)
咲
(
さ
)
く
花
(
はな
)
の
紫陽花
(
あじさい
)
の
色程
(
いろほど
)
くれくれ
変
(
かは
)
るから、
014
十分
(
じゅうぶん
)
見届
(
みとど
)
けた
其
(
その
)
上
(
うへ
)
でないと
神
(
かみ
)
は
申
(
もう
)
さんぞよ。
015
如何
(
どん
)
な
嬉
(
うれ
)
しき
事
(
こと
)
でも
左程
(
さほど
)
に
喜
(
よろ
)
こばず、
016
約
(
つま
)
らいでも
左程
(
さほど
)
に
心配
(
しんぱい
)
をいたさずに、
017
昔
(
むかし
)
からチットも
変
(
かは
)
らぬ
色
(
いろ
)
の
松心
(
まつごころ
)
で
居
(
を
)
らねば、
018
斯
(
こ
)
んな
大望
(
たいもう
)
な
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
す、
019
神
(
かみ
)
の
入
(
い
)
れ
物
(
もの
)
に
成
(
な
)
らねば
成
(
な
)
らぬ
御用
(
ごよう
)
であるから、
020
大本
(
おほもと
)
へ
立
(
たち
)
寄
(
よ
)
る
人
(
ひと
)
は、
021
人
(
ひと
)
に
十倍
(
じゅうばい
)
の
改心
(
かいしん
)
が
出来
(
でき
)
て
居
(
を
)
らんと
勤
(
つと
)
まらんぞよ。
022
今度
(
こんど
)
の
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
の
御用
(
ごよう
)
は、
023
余程
(
よほど
)
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
を
汲
(
く
)
み
取
(
と
)
らんと
誤解
(
とりぞこない
)
を
致
(
いた
)
すぞよ。
024
筆先
(
ふでさき
)
に
出
(
だ
)
しては
在
(
あ
)
るなれど、
025
腸
(
はらわた
)
を
引
(
ひき
)
分
(
わけ
)
て
見
(
み
)
て
是
(
これ
)
でならと、
026
此
(
この
)
方
(
ほう
)
が
能
(
よ
)
く
見届
(
みとどけ
)
んと、
027
実地
(
じっち
)
の
真実
(
まこと
)
は
申
(
もう
)
さんぞよ。
028
此
(
この
)
筆先
(
ふでさき
)
には、
029
チットも
嘘
(
うそ
)
は
書
(
かか
)
して
無
(
な
)
いなれど、
030
霊魂
(
みたま
)
が
水晶
(
すいしょう
)
に
研
(
みが
)
けて
居
(
を
)
らんと、
031
何
(
なに
)
も
分
(
わか
)
りはいたさんぞよ。
032
曇
(
くも
)
りた
霊魂
(
みたま
)
が
見
(
み
)
たら、
033
曇
(
くも
)
りて
見
(
み
)
えるぞよ。
034
心々
(
こころごころ
)
に
取
(
と
)
れるから、
035
トコトンまで
改心
(
かいしん
)
いたして、
036
魂
(
たま
)
を
研
(
みが
)
いて
居
(
を
)
らんと、
037
誠
(
まこと
)
の
神徳
(
をかげ
)
は
取
(
と
)
れは
致
(
いた
)
さんぞよ。
038
水晶霊魂
(
すいしょうみたま
)
には
亦
(
また
)
と
外
(
ほか
)
には
無
(
な
)
い、
039
結構
(
けっこう
)
な
筆先
(
ふでさき
)
であるぞよ。
040
誰
(
たれ
)
も
此
(
この
)
方
(
ほう
)
の
心
(
こころ
)
は
汲
(
く
)
み
取
(
と
)
れまいが、
041
後
(
あと
)
で
恥
(
はず
)
かしく
無
(
な
)
いやうに、
042
大本
(
おほもと
)
の
解
(
わか
)
らん
間
(
うち
)
に
心得
(
こころえ
)
て
置
(
お
)
かんと、
043
後
(
あと
)
になりてからは
取
(
とり
)
返
(
かへ
)
しが
成
(
な
)
らんから、
044
同
(
おな
)
じ
事
(
こと
)
斗
(
ばか
)
りを
度々
(
たびたび
)
書
(
か
)
いて
気
(
き
)
を
注
(
つ
)
けておくぞよ。
045
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
が
肉体
(
にくたい
)
で
申
(
もう
)
すと
思
(
おも
)
ふて
油断
(
ゆだん
)
を
致
(
いた
)
したら、
046
先
(
さき
)
でヂリヂリ
悶
(
もだ
)
えても、
047
後
(
あと
)
の
悟悔
(
こうかい
)
は
間
(
ま
)
に
合
(
あわ
)
んぞよ。
048
此
(
この
)
方
(
ほう
)
の
心
(
こころ
)
の
解
(
わか
)
りたものは、
049
神
(
かみ
)
にも、
050
仏
(
ぶつ
)
にも、
051
人民
(
じんみん
)
にも
在
(
あ
)
りは
致
(
いた
)
さんぞよ。
052
大本
(
おほもと
)
で
織
(
お
)
る
錦
(
にしき
)
の
機
(
はた
)
には、
053
どんな
模様
(
もよう
)
が
出来
(
でき
)
ておるか、
054
機織
(
はたを
)
る
人
(
ひと
)
にさえ
分
(
わか
)
らん
経綸
(
しぐみ
)
であるから、
055
智慧
(
ちえ
)
や
学
(
がく
)
や
考
(
かんが
)
へで
分
(
わか
)
りさうな
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
いから、
056
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
の
役員
(
やくいん
)
が
一
(
ひと
)
つの
心
(
こころ
)
になりて、
057
筆先
(
ふでさき
)
を
見
(
み
)
て
行
(
おこな
)
いさえ
出来
(
でき
)
だしたら、
058
世間
(
せけん
)
からアレデ
成
(
な
)
らこそ
神
(
かみ
)
を
信心
(
しんじん
)
する
人
(
ひと
)
じゃと
言
(
い
)
はれだすから、
059
信者
(
しんじゃ
)
の
人
(
ひと
)
も
行
(
おこな
)
いを
改
(
か
)
えて、
060
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
に
叶
(
かな
)
ふやうに
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
061
大本
(
おほもと
)
へ
立
(
たち
)
寄
(
よ
)
る
人
(
ひと
)
は、
062
外
(
ほか
)
の
教会
(
きょうかい
)
の
人
(
ひと
)
の
行
(
おこな
)
いとは、
063
大分
(
だいぶ
)
違
(
ちご
)
ふて
勝
(
すぐ
)
れて
居
(
を
)
るといふ
事
(
こと
)
が、
064
世間
(
せけん
)
の
目
(
め
)
に
付
(
つ
)
くやうに
成
(
な
)
りたら、
065
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
は
天晴
(
あっぱ
)
れと
表
(
あら
)
はれるなれど、
066
今
(
いま
)
のやうな
体裁
(
ていさい
)
の
中
(
うち
)
に
全部
(
すっくり
)
表
(
あら
)
はれて
見
(
み
)
せたら、
067
皆
(
みな
)
のものがトチ
面貌
(
めんぼう
)
を
振
(
ふ
)
りて
困
(
こま
)
るから、
068
控
(
ひか
)
えて
態
(
わざ
)
とに
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
で
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
を
知
(
し
)
らして
居
(
を
)
るのを、
069
差添
(
さしそへ
)
の
役員
(
やくいん
)
の
間
(
なか
)
では、
070
チットは
身魂
(
みたま
)
が
研
(
みが
)
けかけたなれど、
071
モ
一
(
ひと
)
つ
揃
(
そろ
)
ふて
研
(
みが
)
けんと、
072
天晴
(
あっぱれ
)
神
(
かみ
)
が
表
(
おもて
)
に
出
(
で
)
た
所
(
ところ
)
で
居
(
を
)
る
所
(
ところ
)
も
無
(
な
)
いぞよ。
073
魂
(
たま
)
を
磨
(
みが
)
いたり
研
(
みが
)
かしたり、
074
余程
(
よほど
)
骨
(
ほね
)
を
折
(
を
)
りておかんと、
075
早
(
はや
)
く
表
(
おもて
)
になりたら
成
(
な
)
りたらと
申
(
もう
)
して
待
(
ま
)
ちて
居
(
を
)
りても、
076
此
(
こ
)
の
内部
(
なか
)
の
行状
(
おこない
)
が
修
(
おさ
)
まらん
様
(
やう
)
な
事
(
こと
)
でありたら、
077
日々
(
にちにち
)
の
勤
(
つと
)
めが
辛
(
つろ
)
うて
堪
(
こば
)
れんぞよ。
078
神
(
かみ
)
の
容器
(
いれもの
)
を
余程
(
よほど
)
揃
(
そろ
)
うて
研
(
みが
)
いて
居
(
を
)
らんと、
079
実地
(
せうまつ
)
が
出
(
で
)
て
来
(
き
)
たら
烈
(
はげ
)
しうて、
080
善悪
(
ぜんあく
)
が
厳重
(
げんじゅう
)
に
判
(
わか
)
るから、
081
大
(
おほ
)
きな
声
(
こえ
)
も
出
(
で
)
んやうに
成
(
な
)
るぞよ。
082
さう
成
(
な
)
らんと
誠
(
まこと
)
の
改心
(
かいしん
)
は、
083
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
能
(
よ
)
う
致
(
いた
)
さんぞよ。
084
何時
(
いつ
)
でも
気障
(
きざわ
)
りの
在
(
あ
)
る
人民
(
じんみん
)
が
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
へ
這入
(
はい
)
りて
来
(
き
)
たら、
085
何
(
なん
)
とは
無
(
な
)
しにそこらの
事
(
こと
)
が
烈
(
はげ
)
しう
成
(
なり
)
て、
086
恐
(
おそろし
)
うて
迯
(
に
)
げて
帰
(
かへ
)
らねば
成
(
な
)
らんぞよ。
087
今度
(
こんど
)
は
身魂
(
みたま
)
の
研
(
みが
)
けた
人民
(
じんみん
)
から
早
(
はや
)
く
宜
(
よ
)
くなるぞよ。
088
身魂
(
みたま
)
の
洗濯
(
せんたく
)
が
何
(
なに
)
よりも
一番
(
いちばん
)
に
骨
(
ほね
)
が
折
(
をれ
)
るぞよ。
089
暑
(
あつ
)
さ
凌
(
しの
)
いで
秋
(
あき
)
吹
(
ふ
)
く
風
(
かぜ
)
を
待
(
ま
)
てど、
090
世界
(
せかい
)
は
寒
(
さむ
)
しくなると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が、
091
筆先
(
ふでさき
)
に
出
(
だ
)
して
在
(
あ
)
ろうがな。
092
上
(
うへ
)
へ
登
(
のぼ
)
りて
居
(
を
)
る
人
(
ひと
)
が
降
(
くだ
)
る
世
(
よ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
093
昇
(
のぼ
)
り
降
(
くだ
)
りで
世界
(
せかい
)
は
大分
(
だいぶ
)
騒
(
さわ
)
がしく
成
(
な
)
ると
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
るが、
094
天地
(
てんち
)
が
覆
(
かへ
)
る
世
(
よ
)
が
参
(
まい
)
りたぞよ。
095
天地
(
てんち
)
が
覆
(
かへ
)
ると
申
(
もう
)
すのは、
096
身魂
(
みたま
)
が
上
(
う
)
エ
下
(
し
)
タに
変
(
かは
)
る
事
(
こと
)
であるぞよ。
097
外国
(
がいこく
)
ばかりでは
無
(
な
)
いぞよ。
098
脚下
(
あしもと
)
に
御用心
(
ごようじん
)
なされよ。
099
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
霊魂
(
みたま
)
の
調査
(
あらため
)
、
100
身魂
(
みたま
)
の
洗濯
(
せんたく
)
いたすのが
遅
(
おそ
)
く
成
(
な
)
りたぞよ。
101
余
(
あま
)
りヒドイ
垢
(
あか
)
が
溜
(
たま
)
りて
居
(
を
)
るので、
102
神
(
かみ
)
も
骨
(
ほね
)
が
折
(
を
)
れるぞよ。
103
今度
(
こんど
)
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
に
咲
(
さ
)
く
花
(
はな
)
は、
104
昔
(
むかし
)
からの
苦労
(
くろう
)
の
凝固
(
かたまり
)
で
在
(
あ
)
るから、
105
咲
(
さ
)
いたら
万古
(
まんご
)
末代
(
まつだい
)
萎
(
しほ
)
れぬ
花
(
はな
)
であるぞよ。
106
珍
(
めず
)
らしき
世界
(
せかい
)
に
亦
(
また
)
と
無
(
な
)
い
結構
(
けっこう
)
な
花
(
はな
)
であるぞよ。
107
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
と
成
(
な
)
る
大望
(
たいもう
)
な
処
(
ところ
)
が、
108
斯様
(
こん
)
な
粗末
(
そまつ
)
な
所
(
ところ
)
であるから、
109
今
(
いま
)
から
嬉
(
うれ
)
しいやうな
事
(
こと
)
を
為
(
し
)
て
見
(
み
)
せたら、
110
人民
(
じんみん
)
と
申
(
もう
)
すものは
近慾
(
ちかよく
)
なもので
在
(
あ
)
るから、
111
結構
(
けっこう
)
と
申
(
もう
)
して
皆
(
みな
)
が
集
(
よ
)
りて
来
(
く
)
るなれど、
112
早
(
はや
)
く
咲
(
さ
)
くやうな
花
(
はな
)
は
散
(
ち
)
るのも
速
(
はや
)
いぞよ。
113
今度
(
こんど
)
大本
(
おほもと
)
に
咲
(
さ
)
く
花
(
はな
)
は
苦労
(
くろう
)
、
114
悔
(
くや
)
しの
凝
(
かた
)
まった、
115
神国
(
しんこく
)
の
実
(
みの
)
りのいたす
生
(
い
)
き
花
(
ばな
)
であるから、
116
変性男子
(
へんじょうなんし
)
と、
117
変性女子
(
へんじょうにょし
)
と、
118
龍宮
(
りゅうぐう
)
の
乙姫
(
おとひめ
)
どのと、
119
禁闕金
(
きんかつかね
)
の
神
(
かみ
)
と、
120
四魂
(
しこん
)
揃
(
そろ
)
ふて
世
(
よ
)
に
落
(
お
)
ちて
居
(
を
)
りた
霊魂
(
みたま
)
が
御用
(
ごよう
)
いたして、
121
神国
(
しんこく
)
の
光
(
ひかり
)
を
出
(
だ
)
すのであるぞよ。
122
今迄
(
いままで
)
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れた
神様
(
かみさま
)
も、
123
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
上
(
うへ
)
に
立
(
た
)
ちて
居
(
を
)
りた
守護神
(
しゅごじん
)
も
改心
(
かいしん
)
なされて、
124
一
(
ひと
)
つの
道
(
みち
)
へ
立
(
たち
)
帰
(
かへ
)
りて、
125
日本
(
にほん
)
の
中
(
うち
)
の
御守護
(
ごしゅご
)
遊
(
あそ
)
ばすやうに
成
(
な
)
りたら、
126
誠
(
まこと
)
に
結構
(
けっこう
)
であるぞよ。
127
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
は
独
(
ひと
)
り
手柄
(
てがら
)
を
為
(
す
)
るので
無
(
な
)
いぞよ。
128
皆
(
みな
)
手
(
て
)
を
引
(
ひき
)
合
(
お
)
ふて
揃
(
そろ
)
ふて
宜
(
よ
)
くなりて、
129
喜
(
よろ
)
こばしたいので
在
(
あ
)
るなれど、
130
皆
(
みな
)
取
(
と
)
り
様
(
やう
)
が
違
(
ちご
)
ふて
居
(
を
)
るぞよ。
131
小
(
ちさ
)
い
心
(
こころ
)
の
人民
(
じんみん
)
神
(
かみ
)
は
嫌
(
きら
)
い。
132
梅
(
うめ
)
は
咲
(
さ
)
く、
133
桜
(
さくら
)
は
枯
(
か
)
れる、
134
竹
(
たけ
)
は
倒
(
たお
)
れる、
135
松
(
まつ
)
が
栄
(
さか
)
える
世
(
よ
)
が
参
(
まい
)
りたから、
136
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
揃
(
そろ
)
ふて
外国
(
がいこく
)
よりも
先
(
さき
)
に
改心
(
かいしん
)
いたして
下
(
くだ
)
されよ。
137
竹
(
たけ
)
は
倒
(
たお
)
れる
桜
(
さくら
)
は
散
(
ち
)
る
世
(
よ
)
がまゐりたぞよ。
138
松
(
まつ
)
と
梅
(
うめ
)
とは
日本
(
にほん
)
なり、
139
竹
(
たけ
)
は
外国
(
がいこく
)
に
譬
(
たと
)
へてあるなり、
140
桜
(
さくら
)
は
仏
(
ぶつ
)
に
譬
(
たと
)
へてあるから、
141
心
(
こころ
)
で
汲
(
く
)
み
取
(
と
)
りて
下
(
くだ
)
され。
142
松
(
まつ
)
と
梅
(
うめ
)
の
心
(
こころ
)
で
無
(
な
)
いと、
143
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
に
居
(
を
)
りての
守護
(
しゅご
)
が
出来
(
でき
)
ん
事
(
こと
)
になるから、
144
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
気
(
き
)
が
注
(
つ
)
けてありたぞよ。
145
中
(
なか
)
には
日本
(
にほん
)
も
外国
(
がいこく
)
も
別
(
べつ
)
に
違
(
ちご
)
うた
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
い
筈
(
はず
)
じゃ、
146
同
(
おな
)
じ
神
(
かみ
)
の
造
(
つく
)
りた
国
(
くに
)
であるのに、
147
日本
(
にほん
)
日本
(
にほん
)
と
依怙贔負
(
えこひいき
)
を
致
(
いた
)
す、
148
世間
(
せけん
)
見
(
み
)
ずの
狭
(
せま
)
い
勝手
(
かって
)
な
神
(
かみ
)
じゃと
申
(
もう
)
すものも、
149
沢山
(
たくさん
)
現
(
あら
)
はれて
来
(
く
)
るなれど、
150
ソレは
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
神
(
かみ
)
の
広
(
ひろ
)
い
深
(
ふか
)
い
御心
(
みこころ
)
が
判
(
わか
)
らん、
151
悪
(
あく
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
の
憑
(
うつ
)
りて
居
(
を
)
る
外国
(
がいこく
)
身魂
(
みたま
)
であるから、
152
深
(
ふか
)
い
経綸
(
しぐみ
)
の
奥
(
おく
)
が
分
(
わか
)
らんからであるぞよ。
153
人民
(
じんみん
)
の
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
は
一寸
(
ちょっと
)
聞
(
き
)
くと、
154
立派
(
りっぱ
)
な
理窟
(
りくつ
)
に
合
(
お
)
ふたやうな
事
(
こと
)
を
申
(
もう
)
せども、
155
天地
(
てんち
)
の
元
(
もと
)
の
生神
(
いきがみ
)
とは
精神
(
せいしん
)
が
全部
(
すっくり
)
違
(
ちご
)
ふて
居
(
を
)
るから、
156
トコトン
改心
(
かいしん
)
致
(
いた
)
して、
157
今
(
いま
)
までの
学
(
がく
)
で
溜
(
たま
)
りた
塵埃
(
ごもく
)
を
掃
(
は
)
き
出
(
だ
)
して
了
(
しま
)
はねば、
158
何
(
なに
)
も
判
(
わか
)
りは
致
(
いた
)
さんぞよ。
159
今度
(
こんど
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は、
160
昔
(
むかし
)
から
因縁
(
いんねん
)
の
在
(
あ
)
る
変生男子
(
へんじょうなんし
)
と、
161
女子
(
にょし
)
との
身魂
(
みたま
)
でないと、
162
物事
(
ものごと
)
成就
(
じょうじゅ
)
いたさんから、
163
外
(
ほか
)
の
役員
(
やくいん
)
が
何程
(
なにほど
)
智慧
(
ちえ
)
で
考
(
かんが
)
へて
相談
(
そうだん
)
をして
行
(
や
)
りても、
164
途中
(
とちゅう
)
で
邪魔
(
じゃま
)
が
這入
(
はい
)
りて、
165
虻蜂
(
あぶはち
)
取
(
と
)
らずの
事
(
こと
)
が
出来
(
しゅったい
)
いたすから、
166
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
女子
(
にょし
)
に
致
(
いた
)
さすから、
167
自己
(
われ
)
の
我
(
が
)
で
行
(
や
)
ろうと
思
(
おも
)
ふたら、
168
物事
(
ものごと
)
九分九厘
(
くぶくりん
)
の
所
(
とこ
)
で
覆
(
かへ
)
るぞよと
申
(
もう
)
して、
169
毎度
(
まいど
)
筆先
(
ふでさき
)
で
知
(
し
)
らしてあれど、
170
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
鼻
(
はな
)
が
高
(
たこ
)
うて、
171
我
(
われ
)
ほどエライ
解
(
わか
)
りたものは
無
(
な
)
いと
思
(
おも
)
ふて、
172
慢心
(
まんしん
)
が
強
(
きつ
)
いから、
173
何時
(
いつ
)
も
縮尻
(
しくじり
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
174
人民
(
じんみん
)
の
考
(
かんが
)
へ
位
(
くらゐ
)
で
出来
(
でき
)
る
事
(
こと
)
なら、
175
三千年
(
さんぜんねん
)
あまりて
神
(
かみ
)
は
悔
(
くや
)
しい
残念
(
ざんねん
)
を
堪
(
こば
)
りて、
176
斯
(
こ
)
んな
苦労
(
くろう
)
は
致
(
いた
)
さいでも
宜
(
よ
)
いなれど、
177
今度
(
こんど
)
の
事
(
こと
)
は
中々
(
なかなか
)
口
(
くち
)
で
申
(
もう
)
すやうな
浅
(
あさ
)
い
小
(
ちい
)
さい
事
(
こと
)
でないから、
178
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
の
内
(
なか
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は、
179
何事
(
なにごと
)
も
機
(
はた
)
織
(
を
)
る
人
(
ひと
)
の
差図
(
さしず
)
に
従
(
したご
)
ふて
致
(
いた
)
さんと、
180
利巧
(
りこう
)
を
出
(
だ
)
していたしたら、
181
神
(
かみ
)
の
精神
(
せいしん
)
と
合
(
あ
)
はんから、
182
却
(
かえっ
)
て
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
な
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
183
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
は
三千年
(
さんぜんねん
)
あまりて
仕組
(
しぐみ
)
た
事
(
こと
)
を、
184
筆先
(
ふでさき
)
で
知
(
し
)
らして
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
艮
(
とどめ
)
を
刺
(
さ
)
して、
185
天
(
てん
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
に
御目
(
おんめ
)
に
掛
(
か
)
ける
御役
(
おんやく
)
であるなり、
186
坤
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
は
実地
(
じっち
)
の
経綸
(
しぐみ
)
を
致
(
いた
)
す
御役
(
おんやく
)
なり、
187
大地
(
だいち
)
の
根神
(
こんじん
)
禁勝金
(
きんかつかね
)
の
神
(
かみ
)
は
金
(
かね
)
の
守護
(
しゅご
)
をいたすなり、
188
龍宮
(
りゅうぐう
)
の
乙姫殿
(
おとひめどの
)
は
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
神
(
かみ
)
と
引
(
ひき
)
添
(
そ
)
ふて
外国
(
がいこく
)
での
御働
(
おはたら
)
きを
遊
(
あそ
)
ばすなり、
189
四魂
(
しこん
)
揃
(
そろ
)
ふて
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
立替
(
たてかへ
)
立直
(
たてなほ
)
しを
致
(
いた
)
す、
190
大望
(
たいもう
)
な
御役
(
おんやく
)
であるから、
191
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
へ
立
(
たち
)
寄
(
よ
)
る
人
(
ひと
)
は
其
(
その
)
心
(
こころ
)
で
居
(
を
)
りて
下
(
くだ
)
さらんと、
192
物事
(
ものごと
)
九分九厘
(
くぶくりん
)
で
成就
(
じょうじゅ
)
いたさんぞよ。
193
今迄
(
いままで
)
の
世
(
よ
)
は
外国
(
がいこく
)
の
身魂
(
みたま
)
が
覇張
(
はば
)
る
世
(
よ
)
で、
194
金
(
かね
)
で
面
(
つら
)
を
張
(
は
)
る
世
(
よ
)
で
在
(
あ
)
りたなれど、
195
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
をいたす
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
は、
196
金
(
かね
)
では
面
(
つら
)
は
張
(
は
)
らさんぞよ。
197
さっぱり
今迄
(
いままで
)
とは
物事
(
ものごと
)
を
替
(
か
)
へて、
198
天地
(
てんち
)
上下
(
うへした
)
に
致
(
いた
)
すのであるから、
199
上
(
うへ
)
へ
上
(
あが
)
りて
外国
(
がいこく
)
の
身魂
(
みたま
)
になりて
居
(
を
)
りた
人民
(
じんみん
)
は、
200
心
(
こころ
)
の
底
(
そこ
)
から
改心
(
かいしん
)
いたさんと、
201
日本
(
にほん
)
の
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はん
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
りて、
202
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
なものであるぞよ。
203
此
(
この
)
神
(
かみ
)
表
(
おもて
)
に
成
(
な
)
りかけたら
我
(
われ
)
も
私
(
わし
)
もと
申
(
もう
)
して、
204
金銀
(
きんぎん
)
持
(
も
)
ちて
世話
(
せわ
)
さして
呉
(
く
)
れと
申
(
もう
)
して、
205
詰
(
つめ
)
かけて
来
(
く
)
るなれど、
206
今度
(
こんど
)
は
身魂
(
みたま
)
に
因縁
(
いんねん
)
の
無
(
な
)
き
人民
(
じんみん
)
の
金
(
かね
)
は
用
(
もち
)
ゐられんぞよ。
207
今
(
いま
)
は
態
(
わざ
)
とに
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
は、
208
淋
(
さび
)
しく
致
(
いた
)
して
見
(
み
)
せてあれど、
209
先
(
さき
)
に
成
(
な
)
りたら
金銀
(
きんぎん
)
は
雨
(
あめ
)
の
降
(
ふ
)
る
如
(
ごと
)
く、
210
謝絶
(
ことわり
)
に
困
(
こま
)
る
様
(
やう
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
る、
211
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
212
神
(
かみ
)
の
道
(
みち
)
はチットも
慾
(
よく
)
は
致
(
いた
)
されんから、
213
金
(
かね
)
が
欲
(
ほ
)
しい
様
(
やう
)
な
精神
(
せいしん
)
では、
214
今度
(
こんど
)
の
大望
(
たいもう
)
は
成就
(
じょうじゅ
)
いたさんぞよ。
215
是
(
これ
)
までの
世
(
よ
)
は
大将
(
たいしょう
)
が
無
(
な
)
い
同様
(
どふやう
)
の
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
りて、
216
強
(
つよ
)
いもの
勝
(
がち
)
の
世
(
よ
)
で
在
(
あ
)
りたから、
217
自分
(
われ
)
さえ
宜
(
よ
)
けりや
他人
(
ひと
)
は
如何様
(
どない
)
成
(
な
)
ろうとも、
218
構
(
かま
)
はん
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
りたから、
219
二度目
(
にどめ
)
の
天
(
あま
)
の
岩戸
(
いわと
)
開
(
びら
)
きを
致
(
いた
)
して、
220
新
(
さら
)
つの
世
(
よ
)
に
致
(
いた
)
して、
221
神世
(
かみよ
)
一代
(
いちだい
)
の
事
(
こと
)
、
222
此
(
この
)
世
(
よ
)
一切
(
いっさい
)
の
事
(
こと
)
を
改
(
あらた
)
めいたして、
223
斯
(
この
)
世
(
よ
)
を
持
(
もち
)
荒
(
あら
)
した
守護神
(
しゅごじん
)
の
改
(
あらた
)
めに
掛
(
かか
)
りて、
224
野天狗
(
のてんぐ
)
、
225
野狐
(
のぎつね
)
、
226
狸
(
たぬき
)
、
227
この
世
(
よ
)
の
風来者
(
ふうらいもの
)
を
夫
(
そ
)
れ
夫
(
ぞ
)
れ
処分
(
らち
)
を
付
(
つ
)
けて、
228
悪
(
あく
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
りた
肉体
(
にくたい
)
は、
229
外国
(
がいこく
)
根
(
ね
)
の
国
(
くに
)
底
(
そこ
)
の
国
(
くに
)
行
(
ゆ
)
きと
致
(
いた
)
すから、
230
其
(
その
)
覚悟
(
かくご
)
を
致
(
いた
)
されよ。
231
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
日々
(
ひび
)
の
願
(
ねがい
)
が
耳
(
みみ
)
へ
這入
(
はい
)
る
守護神
(
しゅごじん
)
なら、
232
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
から
構
(
かも
)
ふてやれば、
233
万古
(
まんご
)
末代
(
まつだい
)
の
結構
(
けっこう
)
な
事
(
こと
)
であるなり、
234
根
(
ね
)
の
国
(
くに
)
底
(
そこ
)
の
国
(
くに
)
に
落
(
おと
)
されたら、
235
モウ
是
(
これ
)
からは
日本
(
にほん
)
の
土地
(
をつち
)
を
踏
(
ふま
)
して
貰
(
もら
)
ふ
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
ん
事
(
こと
)
に
成
(
なる
)
から、
236
気
(
き
)
を
注
(
つ
)
けたので
在
(
あ
)
るぞよ。
237
素盞嗚尊
(
すさのおのみこと
)
の
霊魂
(
みたま
)
が
体主霊従
(
あく
)
に
覆
(
かへ
)
りて、
238
天地
(
てんち
)
の
岩戸
(
いわと
)
を
閉
(
し
)
めた
故
(
ゆえ
)
に、
239
天
(
てん
)
も
地
(
ち
)
も
妖気
(
くもり
)
起
(
き
)
りて
了
(
しも
)
ふて、
240
草木
(
くさき
)
の
色
(
いろ
)
まで
天然
(
てんねん
)
の
光沢
(
ひかり
)
も
出
(
で
)
んやうになりて、
241
稲
(
いね
)
にも、
242
豆
(
まめ
)
にも、
243
野菜物
(
やさい
)
にも、
244
花
(
はな
)
にも、
245
果物
(
くだもの
)
にも
悪
(
わる
)
い
虫
(
むし
)
が
湧
(
わ
)
くやうになりて、
246
十分
(
じゅうぶん
)
の
取穫
(
とりいれ
)
も
出来
(
でき
)
んやうになりて
居
(
を
)
るから、
247
今度
(
こんど
)
は
一番
(
いちばん
)
に
此
(
この
)
霊魂
(
みたま
)
から、
248
御改心
(
ごかいしん
)
をして
貰
(
もら
)
はねば、
249
天地
(
てんち
)
の
岩戸
(
いわと
)
は
何時
(
いつ
)
まで
掛
(
かか
)
りても
開
(
ひら
)
けんから、
250
変生女子
(
へんじょうにょし
)
の
改心
(
かいしん
)
が
一番
(
いちばん
)
であるぞよ。
251
今度
(
こんど
)
天地
(
てんち
)
の
岩戸
(
いわと
)
が
開
(
ひら
)
けたら、
252
草木
(
くさき
)
も、
253
人民
(
じんみん
)
も、
254
山
(
やま
)
も、
255
海
(
うみ
)
も
光
(
ひか
)
り
輝
(
かがや
)
いて、
256
誠
(
まこと
)
にそこら
中
(
じゅう
)
がキラキラ
致
(
いた
)
して、
257
楽
(
たの
)
もしい
世
(
よ
)
の
穏
(
おだや
)
かな
世
(
よ
)
になるぞよ。
258
是
(
これ
)
が
誠
(
まこと
)
の
神世
(
かみよ
)
であるぞよ。
259
雨
(
あめ
)
も
欲
(
ほ
)
しい
時分
(
じぶん
)
に
降
(
ふ
)
り、
260
風
(
かぜ
)
も
欲
(
ほ
)
しい
時
(
とき
)
に
吹
(
ふ
)
いて、
261
人民
(
じんみん
)
の
身魂
(
みたま
)
も
清
(
きよ
)
らかになりて、
262
天下
(
てんか
)
泰平
(
たいへい
)
、
263
天地
(
てんち
)
の
身魂
(
みたま
)
が
勇
(
いさ
)
む
世
(
よ
)
になるぞよ。
264
月
(
つき
)
も
日
(
ひ
)
もモット
光
(
ひか
)
りが
強
(
つよ
)
くなりて、
265
水晶
(
すいしょう
)
のやうに
物
(
もの
)
が
透
(
す
)
き
通
(
とほ
)
りて
見
(
み
)
え
出
(
だ
)
すから、
266
悪
(
あく
)
の
身魂
(
みたま
)
の
潜
(
かく
)
れる
場所
(
ばしょ
)
が
無
(
な
)
きやうになるぞよ。
267
時節
(
じせつ
)
が
来
(
き
)
たぞよ
用意
(
ようい
)
をなされ。
268
今度
(
こんど
)
の
御用
(
ごよう
)
は
各自
(
めいめい
)
同
(
おな
)
じ
御用
(
ごよう
)
はさしてないぞよ。
269
昔
(
むかし
)
からの
霊魂
(
みたま
)
の
因縁
(
いんねん
)
だけのことをさすぞよ。
270
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
には
筆先
(
ふでさき
)
で
知
(
し
)
らさすなり、
271
純子
(
すみこ
)
には
筆先
(
ふでさき
)
の
代
(
かわ
)
りに
口
(
くち
)
で
言
(
い
)
はさすなり、
272
上田
(
うえだ
)
喜三郎
(
きさぶろう
)
は
出口
(
でぐち
)
王仁三郎
(
おにさぶろう
)
と
名
(
な
)
を
替
(
か
)
へさして、
273
神界
(
しんかい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
御用
(
ごよう
)
に
使
(
つか
)
ふなり、
274
役員
(
やくいん
)
は
役員
(
やくいん
)
で
各自
(
めいめい
)
に
異
(
ちが
)
うた
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
さすから、
275
同
(
おな
)
じ
御用
(
ごよう
)
は
一人
(
いちにん
)
も
無
(
な
)
いぞよ。
276
皆
(
みな
)
霊魂
(
みたま
)
に
因縁
(
いんねん
)
ありての
御用
(
ごよう
)
を
神
(
かみ
)
が
致
(
いた
)
さすのであるから、
277
素直
(
すなほ
)
に
聞
(
き
)
いて
下
(
くだ
)
さらんと、
278
我
(
が
)
を
出
(
だ
)
したら
縮尻
(
しくじり
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
279
神
(
かみ
)
は
何事
(
なにごと
)
も
前
(
まえ
)
つ
前
(
まえ
)
つに
気
(
き
)
を
注
(
つ
)
けるぞよ。
280
この
大本
(
おほもと
)
は、
281
筆先
(
ふでさき
)
通
(
どほ
)
りに
致
(
いた
)
さねば、
282
人民
(
じんみん
)
の
我
(
が
)
でやろうと
思
(
おも
)
ふたら、
283
何
(
なに
)
一
(
ひと
)
つ
物事
(
ものごと
)
成就
(
じょうじゅ
)
いたさんぞよ。
284
ドイライ
目醒
(
めざ
)
ましに
会
(
お
)
ふて、
285
世界
(
せかい
)
の
人
(
ひと
)
に
顔
(
かお
)
も
合
(
あ
)
はされず、
286
大
(
おほ
)
きな
息
(
いき
)
も
能
(
よ
)
うせずに、
287
家
(
いえ
)
の
隅隈
(
すみくま
)
に
隠
(
かく
)
れて
居
(
を
)
らんならん
事
(
こと
)
が
出来
(
しゅったい
)
いたすから、
288
筆先
(
ふでさき
)
を
十分
(
じゅうぶん
)
に
見詰
(
みつめ
)
て、
289
其
(
そ
)
の
行
(
おこな
)
いをいたして
下
(
くだ
)
されと、
290
クドウ
申
(
もう
)
すのであるぞよ。
291
此
(
この
)
神
(
かみ
)
の
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
を
軽
(
かる
)
くとりて、
292
何時
(
いつ
)
も
同
(
おな
)
じ
烏
(
からす
)
が
啼
(
な
)
いとる
位
(
くら
)
いに
思
(
おも
)
ふて、
293
何時
(
いつ
)
までもシブトウ
聞
(
き
)
かんと、
294
何時
(
いつ
)
船
(
ふね
)
が
覆
(
かへ
)
るやら
知
(
し
)
れんから、
295
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
へ
来
(
き
)
て
御用
(
ごよう
)
をいたさうと
思
(
おも
)
ふたら、
296
余程
(
よほど
)
しっかり
致
(
いた
)
さんと、
297
肝腎
(
かんじん
)
の
時
(
とき
)
の
御用
(
ごよう
)
には
使
(
つか
)
はんぞよ。
298
神
(
かみ
)
の
申
(
もう
)
す
間
(
うち
)
に
聞
(
き
)
かんと、
299
モウ
神
(
かみ
)
は
堪忍袋
(
こらへぶくろ
)
が
切
(
き
)
れるから、
300
此
(
こ
)
の
堪忍袋
(
こらへぶくろ
)
が
切
(
き
)
れたら、
301
到底
(
とうてい
)
叶
(
かな
)
はんぞよ。
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