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004 明治25年旧1月(日不明)
001 (年月日不明)
013 明治25年旧5月5日
006 明治26年(月日不明)
017 明治26年旧7月12日
032 明治27年旧1月3日
236 明治29年旧5月26日
237 明治29年旧8月23日
020 明治29年旧12月2日
190 明治30年(月日不明)
219 明治30年旧11月6日
229 明治31年旧1月3日
261 明治31年旧3月24日
260 明治31年閏3月6日
208 明治31年閏3月27日
209 明治31年旧4月4日
262 明治31年旧4月16日
018 明治31年旧5月5日
158 明治31年旧7月16日
238 明治31年旧8月7日
075 明治31年旧8月27日
076 明治31年旧9月30日
077 明治31年旧11月5日
073 明治31年旧11月30日
078 明治31年旧12月26日
016 明治32年(月日不明)
183 明治32年旧1月(日不明)
079 明治32年旧1月18日
184 明治32年旧2月(日不明)
094 明治32年旧2月3日
095 明治32年旧2月3日
185 明治32年旧3月(日不明)
186 明治32年旧4月(日不明)
081 明治32年旧4月12日
080 明治32年旧4月22日
187 明治32年旧6月(日不明)
082 明治32年旧6月3日
083 明治32年旧6月9日
084 明治32年旧6月10日
087 明治32年旧6月18日
085 明治32年旧6月20日
088 明治32年旧6月23日
188 明治32年旧7月(日不明)
021 明治32年旧7月1日
160 明治32年旧7月1日
086 明治32年旧7月3日
089 明治32年旧7月9日
090 明治32年旧7月29日
189 明治32年旧8月(日不明)
161 明治32年旧9月19日
091 明治32年旧12月17日
092 明治32年旧12月29日
159 明治33年旧1月7日
093 明治33年旧1月15日
096 明治33年旧3月1日
259 明治33年旧4月7日
210 明治33年旧5月20日
008 明治33年旧6月10日
036 明治33年旧7月30日
222 明治33年旧8月4日
180 明治33年旧8月5日
097 明治33年旧8月6日
098 明治33年旧8月6日
181 明治33年旧8月6日
182 明治33年旧8月8日
221 明治33年旧8月8日
118 明治33年旧8月10日
119 明治33年旧8月11日
157 明治33年旧8月13日
220 明治33年旧8月16日
211 明治33年旧8月20日
065 明治33年閏8月1日
067 明治33年閏8月1日
066 明治33年閏8月2日
069 明治33年閏8月2日
068 明治33年閏8月4日
070 明治33年閏8月5日
248 明治33年閏8月23日
099 明治33年旧9月6日
105 明治33年旧9月12日
223 明治33年旧12月11日
124 明治33年旧12月13日
225 明治34年旧1月16日
177 明治34年旧2月24日
037 明治34年旧3月7日
038 明治34年旧6月3日
277 明治34年旧7月15日
071 明治34年旧8月5日
072 明治34年旧8月6日
230 明治34年旧9月1日
226 明治34年旧9月16日
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228 明治34年旧9月18日
179 明治34年旧11月(日不明)
178 明治34年旧11月9日
224 明治34年旧12月3日
204 明治35年旧3月(日不明)
010 明治35年旧3月8日
203 明治35年旧3月8日
011 明治35年旧3月11日
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197 明治35年旧6月3日
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028 明治35年旧7月11日
126 明治35年旧7月11日
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128 明治35年旧7月16日
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166 明治36年旧1月1日
014 明治36年旧1月3日
167 明治36年旧1月3日
168 明治36年旧1月5日
171 明治36年旧1月9日
176 明治36年旧1月30日
274 明治36年旧2月9日
103 明治36年旧2月29日
030 明治36年旧3月5日
050 明治36年旧4月1日
169 明治36年旧5月1日
172 明治36年旧5月6日
170 明治36年旧5月8日
173 明治36年旧5月11日
174 明治36年旧5月18日
175 明治36年旧5月19日
192 明治36年閏5月23日
193 明治36年閏5月23日
191 明治36年旧6月(日不明)
043 明治36年旧6月4日
164 明治36年旧6月5日
165 明治36年旧6月7日
115 明治36年旧6月8日
252 明治36年旧6月12日
246 明治36年旧6月14日
244 明治36年旧6月15日
251 明治36年旧6月15日
269 明治36年旧6月17日
047 明治36年旧7月13日
270 明治36年旧7月24日
100 明治36年旧8月16日
243 明治36年旧8月22日
249 明治36年旧8月22日
241 明治36年旧8月27日
242 明治36年旧8月30日
271 明治36年旧9月18日
245 明治36年旧10月1日
247 明治36年旧10月1日
240 明治36年旧10月10日
272 明治36年旧10月10日
273 明治36年旧11月4日
048 明治36年旧11月9日
239 明治36年旧11月14日
275 明治36年旧11月19日
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268 明治36年旧12月10日
266 明治36年旧12月25日
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102 明治37年旧1月11日
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234 大正元年旧3月8日
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002 大正4年旧12月2日
045 大正5年旧2月3日
254 大正5年旧2月3日
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253 大正5年旧3月14日
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042 大正5年旧11月21日
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218 大正6年旧1月22日
003 大正6年旧1月23日
005 大正6年旧2月9日
207 大正6年閏2月22日
206 大正6年閏2月25日
027 大正6年旧3月9日
033 大正6年旧3月12日
034 大正6年旧4月17日
049 大正6年旧4月26日
046 大正6年旧5月6日
144 大正6年旧8月22日
104 大正6年旧9月5日
109 大正6年旧9月30日
112 大正6年旧10月16日
113 大正6年旧11月23日
114 大正7年旧1月12日
148 大正7年旧1月13日
116 大正7年旧1月23日
117 大正7年旧2月26日
120 大正7年旧2月26日
146 大正7年旧3月15日
155 大正7年旧10月29日
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大正元年旧七月四日
インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1912(大正1)年8月16日(旧7月4日)
神霊界掲載号:
大正6年9月1日号(第51号) 23頁
神霊界八幡書店復刻版:
第1巻 387頁
七巻本:
第2巻 149頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
113頁
東洋文庫火の巻:
なし
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
なし
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
os060
001
大精神国永遠無窮強固建立神言返照火水神
(
おほくにとこたちのみことへんぜうなんし
)
の
御魂
(
みたま
)
が、
002
大神威霊力発場
(
おほでぐち
)
の
神
(
かみ
)
と
現
(
あら
)
はれるぞよ。
003
是
(
これ
)
から
天晴
(
あっぱれ
)
神政総統者
(
おもて
)
にあらはれて、
004
世界
(
せかい
)
へ
神力
(
しんりき
)
を
証明
(
みせ
)
てやるぞよ。
005
そうなる
迄
(
まで
)
に
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
が、
006
改慎
(
かいしん
)
を
為
(
し
)
ておかんと、
007
天地
(
てんち
)
が
覆
(
かへ
)
りて
居
(
を
)
るのを、
008
大元
(
もと
)
へ
復
(
もど
)
すのであるから、
009
人民
(
じんみん
)
の
知恵
(
ちえ
)
や
学
(
がく
)
では
出来
(
でき
)
ぬ
神業
(
こと
)
であるぞよ。
010
真実
(
まこと
)
の
経綸
(
こと
)
は
智慧
(
ちえ
)
や
学者
(
がく
)
や
高位高官富者
(
よにでておれる
)
人民
(
じんみん
)
では
了解
(
わかり
)
は
致
(
いた
)
さぬぞよ。
011
生
(
うま
)
れ
赤児
(
あかご
)
の
本心
(
こころ
)
に
復
(
な
)
らんと、
012
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
は
分
(
わか
)
らんから、
013
肝腎
(
かんじん
)
の
御用
(
ごよう
)
は
勤
(
つと
)
まらんぞよ。
014
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
加美
(
かみ
)
に、
015
今度
(
こんど
)
の
世
(
よ
)
の
革正
(
たてかへ
)
の
出来
(
でき
)
る
守護神
(
しゅごじん
)
は、
016
一方
(
ひとかた
)
もないから、
017
普通
(
ひととうり
)
の
平民
(
じんみん
)
には
無
(
な
)
い
筈
(
はず
)
であるぞよ。
018
是
(
これ
)
からは
申
(
もう
)
してあるやうに、
019
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
とを
立別
(
たてわ
)
けて、
020
万民
(
みな
)
に
改過遷善
(
かいしん
)
をさせて
遣
(
や
)
るぞよ。
021
余
(
あま
)
り
人民
(
じんみん
)
の
我慢
(
が
)
が
強過
(
つよす
)
ぎて、
022
今
(
いま
)
までの
世
(
よ
)
は
大地
(
だいち
)
を
主宰
(
しゅごう
)
する
国祖
(
せんぞ
)
の
大神
(
おおかみ
)
が、
023
無
(
な
)
いやうにして
在
(
あ
)
りたから、
024
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
が
常暗
(
やみくら
)
に
成
(
な
)
りて
了
(
しも
)
ふて、
025
恐
(
こわ
)
いものが
無
(
なか
)
りたから、
026
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
斯
(
こ
)
の
状態
(
ありさま
)
であるぞよ。
027
何程
(
なにほど
)
神力
(
しんりき
)
の
有
(
あ
)
る
大元
(
おほもと
)
の
先祖
(
せんぞ
)
でも、
028
天
(
てん
)
は
天
(
てん
)
の
先祖
(
せんぞ
)
なり、
029
地
(
ち
)
は
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
が
構
(
かま
)
はねば、
030
天
(
てん
)
ばかりでは
地
(
ち
)
は
思
(
おも
)
ふやうに
守護
(
かまえ
)
ぬから、
031
天祖
(
てん
)
と
地祖
(
ち
)
とが
一致
(
ひとつ
)
になりて
統治
(
をさめ
)
るぞよ。
032
今
(
いま
)
までは
天地
(
てんち
)
揃
(
そろ
)
ふての
世
(
よ
)
で
無
(
なか
)
りた
故
(
ゆえ
)
に、
033
悪神
(
わるがみ
)
の
世
(
よ
)
で、
034
利己主義
(
われよし
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
で
在
(
あり
)
たから、
035
強
(
つよ
)
いもの
斗
(
ばか
)
りが
上
(
うへ
)
へ
上
(
あが
)
がりて、
036
悪神
(
わるがみ
)
の
恐怖
(
こわが
)
る
生神
(
いきがみ
)
がなかりた
故
(
ゆえ
)
に、
037
渡
(
わた
)
りて
来
(
こ
)
られん
筈
(
はず
)
の
悪鬼邪神
(
あくがみ
)
が、
038
仏教
(
ぶつ
)
と
学
(
がく
)
とを
輸入
(
もっ
)
て
来
(
き
)
て、
039
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
を
茲
(
ここ
)
まで
汚
(
けが
)
したのであるぞよ。
040
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
は、
041
今
(
いま
)
までは
世界
(
せかい
)
に
無
(
な
)
い
神
(
かみ
)
と
為
(
し
)
られて、
042
蔭
(
かげ
)
の
守護
(
しゅご
)
で
世界
(
せかい
)
を
審査
(
あらため
)
てあるから、
043
モウ
貧乏
(
びんぼう
)
動
(
ゆる
)
ぎも
成
(
な
)
らんやうに、
044
蜘蛛
(
くも
)
の
巣
(
す
)
を
掛
(
かけ
)
た
如
(
ごと
)
くに
為
(
し
)
てあるぞよ。
045
世
(
よ
)
の
大元
(
もと
)
の
活神
(
いきがみ
)
を
無
(
な
)
い
神
(
かみ
)
として、
046
悪神
(
わるがみ
)
が
覇張
(
はば
)
りて
能
(
よ
)
うも
茲
(
ここ
)
まで
汚
(
けが
)
したものであるぞよ。
047
是
(
これ
)
から
御礼
(
おんれい
)
いたすぞよ。
048
野獣的外国
(
とつくに
)
の
盗賊邪神
(
あくがみ
)
が、
049
此世
(
このよ
)
の
出来
(
でき
)
ん
先
(
さき
)
から、
050
天地未剖陰陽未分
(
どろうみ
)
の
際
(
をり
)
からの
悪計
(
たくみ
)
で、
051
悪
(
あく
)
の
仕組
(
しぐみ
)
が
茲
(
ここ
)
まではトントン
拍子
(
びょうし
)
に、
052
面白
(
おもしろ
)
い
程
(
ほど
)
成効
(
きた
)
なれど、
053
悪神
(
わるがみ
)
の
天下
(
よ
)
は
寿命
(
よわい
)
が
短
(
みじか
)
いぞよ。
054
根幹
(
もと
)
断
(
き
)
れて
枝葉
(
すえ
)
続
(
つづ
)
くとは
思
(
おも
)
ふなよ。
055
幹
(
みき
)
が
在
(
あ
)
りてこそ
枝
(
えだ
)
も
在
(
あ
)
るぞよ。
056
大本
(
もと
)
が
断
(
き
)
れたら
枝
(
えだ
)
は
枯
(
か
)
れるぞよ。
057
大本
(
おほもと
)
を
無視放棄
(
なきこと
)
に
致
(
いた
)
して、
058
途中
(
とちゅう
)
から
経営
(
いた
)
した
事
(
こと
)
は、
059
末代
(
まつだい
)
は
続
(
つづ
)
かんぞよ。
060
モウ
悪神
(
あく
)
の
世
(
よ
)
は
断末魔
(
すみた
)
ぞよ。
061
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
の
為政者官公吏連
(
うへのしゅごうじん
)
が、
062
外国
(
がいこく
)
の
施政方策
(
やりかた
)
の
真似
(
まね
)
を
致
(
いた
)
して、
063
全然
(
さっぱり
)
、
064
天立神権君主
(
たいしょう
)
を
看板
(
かんばん
)
に
致
(
いた
)
して、
065
利己栄達主義
(
われよし
)
の
暴政
(
やりかた
)
をいたすから、
066
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
の
今
(
いま
)
の
此
(
こ
)
の
惨状
(
ありさま
)
であるぞよ。
067
日本
(
にほん
)
の
天立君神権政治
(
かみのまことのみち
)
を
立憲君主
(
がいこくの
)
政治
(
せいじ
)
に
政治
(
せいじ
)
に
変更
(
いた
)
して、
068
至尊様
(
かみさま
)
の
天権
(
おちから
)
を
束縛
(
かく
)
して
了
(
しも
)
ふた
故
(
ゆえ
)
に、
069
人民
(
じんみん
)
の
中
(
なか
)
の
鼻高
(
はなだか
)
までが、
070
現人神
(
かみ
)
を
蔑視
(
みをろ
)
して
居
(
を
)
るぞよ。
071
外国
(
がいこく
)
の
世
(
よ
)
の
施政方法
(
もちかた
)
は、
072
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
には
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はんぞよ。
073
世
(
よ
)
を
立替
(
たてかへ
)
いたして、
074
本
(
もと
)
の
日本
(
にほん
)
の
世
(
よ
)
の
統治方
(
もちかた
)
の
国体
(
よ
)
に
建直
(
たてなお
)
すのであるぞよ。
075
善
(
ぜん
)
の
道
(
みち
)
は
永
(
なが
)
く
苦労
(
くろう
)
いたして、
076
悪
(
わる
)
く
謂
(
い
)
はれて、
077
トコトン
世
(
よ
)
に
落
(
お
)
ちて、
078
斯世
(
このよ
)
には
為
(
せ
)
ん
事
(
こと
)
はないと
云
(
い
)
う
処
(
ところ
)
まで
令変化
(
ばかし
)
たり、
079
和光同塵的活動而
(
ばけて
)
艱難
(
かんなん
)
をいたした
成
(
な
)
れど、
080
モウ
表現
(
あらはれ
)
る
時節
(
じせつ
)
に
迫
(
な
)
りて
来
(
き
)
たから、
081
何時
(
いつ
)
までも
蔭光
(
ばけ
)
ては
居
(
を
)
れんから、
082
是
(
これ
)
までの
心
(
こころ
)
を
改革
(
かえ
)
て
居
(
を
)
らんと、
083
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
な
人民
(
じんみん
)
が
大多数
(
たっぴつ
)
に
出来
(
でき
)
るぞよ。
084
夫
(
そ
)
れでは
可愛想
(
かわいそう
)
なから、
085
日々
(
にちにち
)
今
(
いま
)
に
続
(
つづ
)
いて
警告
(
しら
)
して
居
(
を
)
るなれど、
086
人民
(
じんみん
)
は
如何様
(
どのい
)
に
懇諭
(
まを
)
してやりても、
087
能
(
よ
)
う
了解
(
わけ
)
んから、
088
露骨
(
ひらとう
)
に
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らしてやるぞよ。
089
出口直
(
でぐちなお
)
の
言
(
くち
)
で
其儘
(
そのまま
)
を
見
(
み
)
せて
遣
(
や
)
りても、
090
能
(
よ
)
う
得心
(
とくしん
)
致
(
いた
)
さぬやうな
有様
(
さま
)
であるから、
091
役員
(
とりつぎ
)
の
伝教
(
くち
)
では、
092
改心
(
かいしん
)
が
難
(
むず
)
かしい
筈
(
はず
)
であるぞよ。
093
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
に
憑
(
つい
)
て
居
(
を
)
る
悪霊
(
わるもの
)
の
妨害
(
じゃま
)
が
強
(
つよ
)
いから、
094
中々
(
なかなか
)
神
(
かみ
)
の
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
は
能
(
よ
)
う
解
(
わ
)
けんので
在
(
あ
)
るぞよ。
095
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
活神
(
いきがみ
)
の
顕現地
(
そば
)
において
貰
(
もら
)
ふのは、
096
チット
卓絶
(
ちがう
)
た
身魂
(
みたま
)
でないと
誠
(
まこと
)
の
神徳
(
おかげ
)
は
能
(
よ
)
う
取
(
とれ
)
んぞよ。
097
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
国体
(
なか
)
へ
加入
(
はいり
)
て
居
(
を
)
りたら、
098
加美
(
かみ
)
の
神力
(
ちから
)
を
顕彰
(
だし
)
て
呉
(
く
)
れる
身魂
(
みたま
)
で
無
(
な
)
いと、
099
目下
(
いま
)
では
左程
(
さほど
)
には
無
(
な
)
いが、
100
一日
(
いちにち
)
一日
(
いちにち
)
に
神力
(
しんりょく
)
が
強
(
つよ
)
くなるから、
101
何時
(
いつ
)
までも
同
(
おな
)
じやうに
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
ると、
102
俄
(
にわか
)
に
驚動
(
びっくり
)
する
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るから、
103
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
と
心
(
こころ
)
が
合
(
あ
)
ふやうな
事
(
こと
)
では、
104
到底
(
とうてい
)
勤
(
つと
)
まらんぞよ。
105
欲人
(
じんみん
)
の
心
(
こころ
)
と
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
とは、
106
サッパリ
正反対
(
はんたい
)
であるぞよ。
107
有難
(
ありがた
)
い
斗
(
ばか
)
りでは
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
は
出来
(
でき
)
んぞよ。
108
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
に
居
(
を
)
りても、
109
実地
(
じっち
)
の
判
(
わか
)
るもので
無
(
な
)
いと、
110
永
(
なが
)
らく
神
(
かみ
)
の
傍
(
そば
)
へ
寄
(
よ
)
りて、
111
苦労
(
くろう
)
いたした
功能
(
かい
)
がないぞよ。
112
此
(
この
)
結構
(
けっこう
)
な
言葉
(
ことば
)
の
代
(
かわ
)
りに、
113
口
(
くち
)
で
噛
(
か
)
みて
遣
(
や
)
りて
咽
(
のど
)
へ
入
(
い
)
れたら
可
(
よ
)
いやうに、
114
出口直
(
でぐちなお
)
の
筆
(
て
)
で
誌
(
かか
)
してある
神諭
(
こと
)
が、
115
世界
(
せかい
)
を
観
(
み
)
て
居
(
を
)
ると、
116
其
(
そ
)
の
儘
(
まま
)
の
事実
(
こと
)
が
判
(
わか
)
るやうに
予告
(
しら
)
してあるのに、
117
夫
(
そ
)
れに
大
(
おほ
)
きな
取違
(
とりちが
)
いを
致
(
いた
)
して、
118
反対
(
さかさま
)
ばかり
致
(
いた
)
すと、
119
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
る
事
(
こと
)
が、
120
顛覆
(
すこたん
)
に
成
(
な
)
りて、
121
ヂリヂリ
舞
(
まい
)
を
致
(
いた
)
さんならん
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るから、
122
何時
(
いつ
)
までも
筆先
(
ふでさき
)
で
諭示
(
しら
)
してあるぞよ。
123
善悪
(
よしあし
)
が
明白
(
ありやか
)
に
立分
(
たてわか
)
る
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りたから
此
(
こ
)
のさきは
何
(
なに
)
に
由
(
よ
)
らず
気遣
(
きづか
)
いになるぞよ。
124
天地初発
(
おほもと
)
の
火水神
(
いきがみ
)
は、
125
当罸厳重活神
(
はげしきかみ
)
であるから、
126
天神
(
てん
)
と
地祇
(
ち
)
との
御恩
(
ごおん
)
の
悟了
(
わか
)
る、
127
身魂
(
みたま
)
の
一切
(
いっさい
)
の
事
(
こと
)
の
見
(
み
)
え
透
(
す
)
く
教役者
(
とりつぎ
)
で
在
(
あ
)
りたら、
128
今度
(
こんど
)
の
神政復古
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
の
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
ふのであるなれど、
129
今
(
いま
)
の
神
(
かみ
)
の
取次
(
とりつぎ
)
いたす
人民
(
じんみん
)
は、
130
口先
(
くちさき
)
斗
(
ばか
)
り
立派
(
りっぱ
)
にあるが、
131
神
(
かみ
)
の
事
(
こと
)
に
掛
(
かけ
)
たら
盲目
(
めくら
)
斗
(
ばか
)
りであるから、
132
神界
(
かみ
)
の
誠
(
まこと
)
の
経綸
(
しぐみ
)
が
判
(
わか
)
らんから、
133
仕損
(
しぞこな
)
いが
出来
(
でき
)
るのであるぞよ。
134
盲目
(
めくら
)
の
取次
(
とりつぎ
)
が
一角
(
いっかど
)
判
(
わか
)
りた
心算
(
つもり
)
で、
135
手
(
て
)
を
曳
(
ひ
)
いて
地獄
(
じごく
)
の
釜
(
かま
)
へ
連
(
つ
)
れて
行
(
い
)
く
暗雲
(
やみくも
)
ばかりで、
136
神
(
かみ
)
の
胸
(
むね
)
の
晴
(
は
)
れた
間
(
ま
)
は
無
(
な
)
いぞよ。
137
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
から、
138
変生男子
(
へんじょうなんし
)
と、
139
変生女子
(
へんじょうにょし
)
との
身魂
(
みたま
)
が
現
(
あら
)
はれて、
140
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
の
能
(
よ
)
う
為
(
せ
)
ん
大神業
(
こと
)
を
致
(
いた
)
して、
141
三千世界
(
さんぜんせかい
)
を
根本
(
こんぽん
)
から
立直
(
たてなほ
)
して
助
(
たす
)
けるぞよ。
142
天下修斎
(
ぜん
)
の
道
(
みち
)
を
拡
(
ひら
)
くのは、
143
苦労
(
くろう
)
が
永
(
なが
)
いぞよ。
144
悔
(
くや
)
しい
残念
(
ざんねん
)
を
今
(
いま
)
に
堪
(
こば
)
りて、
145
誠
(
まこと
)
ばかりを
貫
(
つら
)
ぬきて、
146
今
(
いま
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るのに、
147
未
(
ま
)
だ
実地
(
じっち
)
の
教
(
おしへ
)
いたす
方
(
ほう
)
の
事
(
こと
)
が、
148
今
(
いま
)
に
分
(
わか
)
らんとはむごいものであるぞよ。
149
口
(
くち
)
では
真実
(
まこと
)
らしう
申
(
もう
)
しても、
150
心
(
こころ
)
の
中
(
なか
)
に
誠
(
まこと
)
のない
者
(
もの
)
ばかり、
151
世界
(
せかい
)
一同
(
いちどう
)
に
是
(
これ
)
から
悪魔
(
あく
)
の
世
(
よ
)
であるから、
152
出口直
(
でぐちなお
)
の
筆
(
て
)
と
語
(
くち
)
とで、
153
今
(
いま
)
に
続
(
つづ
)
いて
知
(
し
)
らして
有
(
あ
)
る
事
(
こと
)
が、
154
漸次
(
だんだん
)
世界
(
せかい
)
から
実現
(
でて
)
きて、
155
ヂリヂリ
舞
(
まい
)
を
向
(
むこ
)
ふの
国
(
くに
)
に
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るのも、
156
彼方
(
あちら
)
や
此方
(
こちら
)
の
出来事
(
できごと
)
も、
157
皆
(
みな
)
今迄
(
いままで
)
に
知
(
し
)
らしてある
事
(
こと
)
ばかり、
158
毛筋
(
けすじ
)
も
違
(
ちが
)
いは
有
(
あ
)
ろまいがな。
159
今
(
いま
)
に
実地
(
じっち
)
を
教
(
おし
)
へて
居
(
を
)
る、
160
太素
(
もと
)
の
活神
(
いきがみ
)
を
押込
(
おしこ
)
めるやうな
人民
(
じんみん
)
であるから、
161
此
(
こ
)
の
悪魔
(
あく
)
ばかりの
社会
(
よのなか
)
の、
162
盲目
(
めくら
)
聾者
(
つんぼ
)
ばかりでは、
163
神
(
かみ
)
の
誠
(
まこと
)
の
教
(
おしへ
)
が
本当
(
ほんま
)
に
不了得
(
とれん
)
のは、
164
無理
(
むり
)
も
無
(
な
)
いぞよ。
165
此世
(
このよ
)
へ
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
守護神
(
しゅごじん
)
の
精神
(
こころ
)
が
顛倒
(
ひっくり
)
覆
(
かへ
)
りて
居
(
を
)
る
故
(
ゆえ
)
に、
166
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
に
判
(
わか
)
りさうな
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
いぞよ。
167
誠
(
まこと
)
の
善
(
ぜん
)
一
(
ひと
)
つを
立貫
(
たてぬ
)
きて
居
(
を
)
る
元
(
もと
)
の
活神
(
いきがみ
)
は、
168
悪神
(
わるがみ
)
と
貶称
(
まを
)
して
居
(
を
)
りた
故
(
ゆえ
)
に、
169
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
難渋
(
なんじゅう
)
であるが、
170
真正
(
まこと
)
の
国悪
(
ごくあく
)
が
善
(
ぜん
)
に
見
(
み
)
えるから、
171
今
(
いま
)
の
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
の
見苦
(
みぐる
)
しさ、
172
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
すにも
掛
(
かか
)
りかけ
出来
(
でき
)
んが、
173
永
(
なが
)
く
掛
(
かか
)
りたら
世界中
(
せかいじゅう
)
が
行
(
い
)
けん
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
るし、
174
急速
(
いっさく
)
に
致
(
いた
)
したら
世界
(
せかい
)
は
滅亡
(
なく
)
なるし、
175
何方
(
どちら
)
に
成
(
なり
)
ても、
176
モウ
一寸
(
ちょっと
)
も
延
(
のば
)
す
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
んなり、
177
筆先
(
ふでさき
)
通
(
どほ
)
りの
世
(
よ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
く
)
るから、
178
元
(
もと
)
の
活神
(
いきがみ
)
の
骨折
(
ほねお
)
りが
解
(
わか
)
らんやうな、
179
斯世
(
このよ
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
る
肉体
(
にくたい
)
にも、
180
モウ
少々
(
ちっと
)
位
(
ぐらい
)
は
解
(
わか
)
らんと、
181
天地
(
てんち
)
からの
御懲戒
(
おいましめ
)
があると、
182
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
が
可愛想
(
かわいそう
)
な
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るから、
183
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から、
184
今
(
いま
)
に
変
(
かは
)
らずクドウ
知
(
し
)
らして
居
(
を
)
るなれど、
185
未
(
いま
)
だに
解
(
わか
)
る
人民
(
じんみん
)
が
一人
(
ひとり
)
も
無
(
な
)
いぞよ。
186
誠実
(
まこと
)
の
事
(
こと
)
を
口
(
くち
)
では
誰
(
だれ
)
も
申
(
もう
)
すなれど、
187
口
(
くち
)
と
心
(
こころ
)
と
行
(
おこな
)
ひが
違
(
ちが
)
ふから、
188
真正
(
まこと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
の
人民
(
じんみん
)
は、
189
上流
(
うへ
)
にも
下流
(
した
)
にも
無
(
な
)
いぞよ。
190
それで
世界
(
せかい
)
の
立替
(
たてかへ
)
立直
(
たてなほ
)
しが、
191
困難
(
こんなん
)
であると
申
(
もう
)
すのであるぞよ。
192
世界
(
せかい
)
には
困難
(
こんなん
)
が
在
(
あ
)
る
故
(
ゆえ
)
に、
193
元
(
もと
)
の
生神
(
いきがみ
)
が
永
(
なが
)
らくの
艱難
(
かんなん
)
と、
194
悔
(
くや
)
しき
事
(
こと
)
を
今
(
いま
)
に
堪
(
こば
)
りて
諭示
(
しら
)
して
居
(
を
)
るのに、
195
今
(
いま
)
の
世
(
よ
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
の、
196
安楽
(
らく
)
な
方
(
ほう
)
へうつる
人民
(
じんみん
)
斗
(
ばか
)
りであるぞよ。
197
現代
(
いま
)
の
施政
(
やりかた
)
は
初発
(
はじめ
)
は
可
(
よ
)
いやうなれど、
198
生命
(
よわい
)
が
短
(
みじか
)
いぞよ。
199
此
(
この
)
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
に
成
(
な
)
る、
200
綾部
(
あやべ
)
の
竜宮館
(
りゅうぐうやかた
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
の、
201
大本
(
おほもと
)
へ
出
(
で
)
て
来
(
き
)
て、
202
都合
(
つごう
)
が
宜
(
よ
)
かりたら
神界
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
すなり、
203
面白
(
おもしろ
)
く
無
(
な
)
くば、
204
自己
(
われ
)
の
欲望
(
おもわく
)
を、
205
立
(
たて
)
ようと
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
る、
206
守護神
(
しゅごじん
)
に
頤使
(
つかは
)
れて
居
(
を
)
る
肉体
(
にくたい
)
は、
207
今後
(
このさき
)
は
違
(
ちご
)
ふた
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るから、
208
今
(
いま
)
の
今
(
いま
)
まで
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けておくぞよ。
209
守護神
(
しゅごじん
)
と
肉体
(
にくたい
)
と
同一
(
をなじ
)
精神状態
(
こころ
)
であるぞよ。
210
此
(
この
)
大本
(
なか
)
へ
出
(
で
)
て
来
(
き
)
て、
211
誠
(
まこと
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
さうと
思
(
おも
)
ふ
人
(
ひと
)
は、
212
中々
(
なかなか
)
に
苦労
(
くろう
)
があるぞよ。
213
苦労
(
くろう
)
を
致
(
いた
)
さな
誠
(
まこと
)
の
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
上
(
あが
)
らんぞよ。
214
世界
(
せかい
)
の
修斎
(
たてかへ
)
であるから、
215
祭政一致
(
おほもと
)
の
直接
(
もと
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
さうと
願
(
おも
)
ふ
人
(
ひと
)
は、
216
陽気浮気
(
うわき
)
では
勤
(
つと
)
め
上
(
あが
)
らんぞよ。
217
世界
(
せかい
)
には
何
(
なに
)
から
破裂
(
はれつ
)
いたさうやら、
218
知
(
し
)
れんと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
ろうがな。
219
戦争
(
いくさ
)
ばかりで
無
(
な
)
い、
220
天災
(
てんさい
)
ばかりでも
無
(
な
)
いぞよ。
221
何事
(
なにごと
)
も
一切
(
いっさい
)
の
改革
(
たてかへ
)
であるぞよ。
222
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
革正
(
たてかへ
)
は、
223
新
(
さら
)
つの
天地
(
よ
)
を
創造
(
こしらへ
)
るよりも
骨
(
ほね
)
が
折
(
を
)
れるぞよ。
224
綾部
(
あやべ
)
の
大元
(
おほもと
)
は
世界
(
せかい
)
の
加賀美
(
かがみ
)
の
出
(
で
)
る
大神策地
(
おほもと
)
で
在
(
あ
)
るから、
225
大本
(
おほもと
)
に
在
(
あ
)
りた
事
(
こと
)
は
世界
(
せかい
)
に
実現
(
ある
)
から、
226
書
(
か
)
いてある
事
(
こと
)
も、
227
出口直
(
でぐちなお
)
の
口
(
くち
)
で
言
(
ゆわ
)
した
事
(
こと
)
も、
228
毛筋
(
けすじ
)
も
違
(
ちが
)
はん
皆
(
みな
)
在
(
あ
)
るから、
229
世界
(
せかい
)
は
一旦
(
いったん
)
は
日
(
ひ
)
に
増
(
まし
)
に
混雑
(
こんざつ
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
230
是
(
これ
)
までは
太素
(
もと
)
の
生神
(
いきがみ
)
を
斯世
(
このよ
)
に
無
(
な
)
い
神
(
かみ
)
と
致
(
いた
)
して、
231
枝
(
えだ
)
の
神
(
かみ
)
やら
輸入
(
わたり
)
て
来
(
き
)
た
国悪
(
ごくあく
)
の、
232
邪神
(
わるがみ
)
の
心
(
こころ
)
に
移
(
うつ
)
りて
了
(
しも
)
ふて、
233
日本
(
にほん
)
の
忠良心
(
やまとだましい
)
を
引抜
(
ひきぬ
)
かれてしまふて、
234
今度
(
こんど
)
の
神政維新
(
たてなをし
)
の
神業
(
ごよう
)
に
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
ふ
守護神
(
しゅごじん
)
も
肉体
(
にくたい
)
も、
235
今
(
いま
)
に
無
(
な
)
いといふ
有様
(
ありさま
)
であるから、
236
止
(
や
)
むを
得
(
え
)
ず
立替
(
たてかへ
)
立直
(
たてなほ
)
しが
後
(
おく
)
れて
来
(
き
)
て、
237
世界
(
せかい
)
は
日
(
ひ
)
に
日
(
ひ
)
に
困難
(
こんなん
)
斗
(
ばか
)
りが
殖
(
ふ
)
えて
来
(
く
)
るから……
斯
(
こ
)
の
神
(
かみ
)
を
表面
(
おもて
)
に
出
(
だ
)
すには、
238
如何
(
どんな
)
辛抱
(
しんぼう
)
でも
致
(
いた
)
すといふ
心
(
こころ
)
のある、
239
守護神
(
しゅごじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
らんと、
240
肉体
(
にくたい
)
には
出来
(
でき
)
ん
事
(
こと
)
であるぞよ。
241
皆
(
みな
)
霊魂
(
みたま
)
の
因縁
(
いんねん
)
性来
(
しょうらい
)
の
事
(
こと
)
より
出来
(
でき
)
は
致
(
いた
)
さんから、
242
筆先
(
ふでさき
)
通
(
どほ
)
りが
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るのであるぞよ。
243
天運循環時機
(
じせつが
)
到来
(
きた
)
のであるぞよ。
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