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明治四十一年旧六月十五日

インフォメーション
種類：大本神諭 年月日：1908（明治41）年7月13日（旧6月15日）
神霊界掲載号：大正7年10月1日号（第71号） 7頁 神霊界八幡書店復刻版：第3巻 225頁 七巻本：第4巻 90頁 五巻本：未調査 三五神諭：なし 東洋文庫天の巻：なし 東洋文庫火の巻：78頁 連合会水の巻：なし 大本史料集成：未調査 庶民生活史料集成：31頁
概要： 備考： タグ： データ凡例： データ最終更新日：2017-07-21 18:53:03 OBC ：os138
001　従来(これまで)の世(よ)は、002行(やり)方(かた)が違(ちが)ふて居(を)りたといふものは、003世(よ)が逆様(さかさま)に覆(かへ)りて居(お)る事(こと)を、004知(し)らぬ守護神(しゅごうじん)勝(が)ちでありたから、005逆様(さかさま)ばかりを為(し)て居(お)りて、006斯(こ)ンな結構(けっこう)は無(な)いと申(もう)して歓(よろこ)びて居(お)りた守護神(しゅごうじん)が、007八分(はちぶ)余(あまり)もありたのであるから、008善(よ)いと思(おも)ふて為(し)て居(お)る事(こと)が、009根本(もと)の、010世(よ)に零落(おち)て居(お)りた活神(いきがみ)から見(み)て居(お)れば、011神意(きかい)に協(かな)はん事(こと)ばかりであるなれど、012我(わ)が世(よ)で無(な)いから構(かま)ふ事(こと)は出来(でけ)なんだから、013蔭(かげ)から見(み)て居(お)りたが、014外国(がいこく)から仏事(ぶつじ)を持(も)て来(き)て、015火水(かみ)の神力(しんりき)を薩張(さっぱり)奪(と)られて了(しま)ふて、016仏事(ぶつじ)程(ほど)結構(けっこう)は無(な)いと申(もう)して、017日本(にほん)の結構(けっこう)な分霊(わけみたま)を戴(いただ)いて居(お)れる神(かみ)も、018神力(しんりき)を奪(と)られて了(しま)ふたので、019結構(けっこう)な神(かみ)さん、020仏事(ぶつじ)に成(な)りて守護(しゅごう)なされて、021元(もと)の日本(にほん)の神力(しんりき)といふ事(こと)が、022無(な)い世(よ)に成(な)りて居(おり)たなれど、023此(この)方(ほう)が申(もう)した通(とほ)りの世(よ)が参(まい)りて来(き)て、024世(よ)が立(た)たん様(やう)に、025日本(にほん)の国(くに)の醜(みぐる)しさ、026元(もと)の活神(いきがみ)からは、027眼(め)を明(あ)けては見(み)られんぞよ。028元(もと)の活神(いきがみ)が、029今度(こんど)現(あら)はれなんだら、030日本(にほん)の国(くに)は、031左程(さほど)骨(ほね)を折(お)らいでも無雑作(いちころ)に奪(と)れるのであるなれど、032日本(にほん)の国(くに)には、033何国(どこ)の手(て)にも合(あ)はん、034元(もと)の活神(いきがみ)が、035其(その)儘(まま)で居(お)る故(ゆえ)に、036姿(すがた)も見(み)せな声(こえ)も聞(き)かせねど、037見(み)てお座(ざ)れよ、038正勝(まさか)に成(な)りたら、039今度(こんど)世(よ)に上(あが)りた活神(いきがみ)が守護(しゅごう)となりたら、040何程(なにほど)外国(がいこく)から出動(でて)来(き)たとて、041神力(しんりき)で往生(おうぜう)をさしてやるなれど、042日本(にほん)の国(くに)の人民(じんみん)が、043外国(がいこく)の性来(しょうらい)に成(な)りて了(しま)ふて居(お)る故(ゆえ)に、044これ程(ほど)骨(ほね)が折(お)れるのぢゃぞよ。045綾部(あやべ)の大本(おほもと)は、046大和(やまと)魂(だましい)の種(たね)を造(こしら)へる世界(せかい)の大本(おほもと)であるから、047大和(やまと)魂(だましい)の性来(しょうらい)の間(ま)に合(あ)ふ身魂(みたま)でありたならば、048後(あと)から来(き)ても一番(いちばん)先頭(さき)に成(な)れる世界(せかい)の大本(おほもと)であるから、049心(こころ)次第(しだい)ぢゃ。
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