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大本神諭
004 明治25年旧1月(日不明)
001 (年月日不明)
013 明治25年旧5月5日
006 明治26年(月日不明)
017 明治26年旧7月12日
032 明治27年旧1月3日
236 明治29年旧5月26日
237 明治29年旧8月23日
020 明治29年旧12月2日
190 明治30年(月日不明)
219 明治30年旧11月6日
229 明治31年旧1月3日
261 明治31年旧3月24日
260 明治31年閏3月6日
208 明治31年閏3月27日
209 明治31年旧4月4日
262 明治31年旧4月16日
018 明治31年旧5月5日
158 明治31年旧7月16日
238 明治31年旧8月7日
075 明治31年旧8月27日
076 明治31年旧9月30日
077 明治31年旧11月5日
073 明治31年旧11月30日
078 明治31年旧12月26日
016 明治32年(月日不明)
183 明治32年旧1月(日不明)
079 明治32年旧1月18日
184 明治32年旧2月(日不明)
094 明治32年旧2月3日
095 明治32年旧2月3日
185 明治32年旧3月(日不明)
186 明治32年旧4月(日不明)
081 明治32年旧4月12日
080 明治32年旧4月22日
187 明治32年旧6月(日不明)
082 明治32年旧6月3日
083 明治32年旧6月9日
084 明治32年旧6月10日
087 明治32年旧6月18日
085 明治32年旧6月20日
088 明治32年旧6月23日
188 明治32年旧7月(日不明)
021 明治32年旧7月1日
160 明治32年旧7月1日
086 明治32年旧7月3日
089 明治32年旧7月9日
090 明治32年旧7月29日
189 明治32年旧8月(日不明)
161 明治32年旧9月19日
091 明治32年旧12月17日
092 明治32年旧12月29日
159 明治33年旧1月7日
093 明治33年旧1月15日
096 明治33年旧3月1日
259 明治33年旧4月7日
210 明治33年旧5月20日
008 明治33年旧6月10日
036 明治33年旧7月30日
222 明治33年旧8月4日
180 明治33年旧8月5日
097 明治33年旧8月6日
098 明治33年旧8月6日
181 明治33年旧8月6日
182 明治33年旧8月8日
221 明治33年旧8月8日
118 明治33年旧8月10日
119 明治33年旧8月11日
157 明治33年旧8月13日
220 明治33年旧8月16日
211 明治33年旧8月20日
065 明治33年閏8月1日
067 明治33年閏8月1日
066 明治33年閏8月2日
069 明治33年閏8月2日
068 明治33年閏8月4日
070 明治33年閏8月5日
248 明治33年閏8月23日
099 明治33年旧9月6日
105 明治33年旧9月12日
223 明治33年旧12月11日
124 明治33年旧12月13日
225 明治34年旧1月16日
177 明治34年旧2月24日
037 明治34年旧3月7日
038 明治34年旧6月3日
277 明治34年旧7月15日
071 明治34年旧8月5日
072 明治34年旧8月6日
230 明治34年旧9月1日
226 明治34年旧9月16日
227 明治34年旧9月17日
228 明治34年旧9月18日
179 明治34年旧11月(日不明)
178 明治34年旧11月9日
224 明治34年旧12月3日
204 明治35年旧3月(日不明)
010 明治35年旧3月8日
203 明治35年旧3月8日
011 明治35年旧3月11日
205 明治35年旧3月12日
012 明治35年旧3月14日
121 明治35年旧4月3日
196 明治35年旧6月1日
197 明治35年旧6月3日
198 明治35年旧6月8日
199 明治35年旧6月10日
200 明治35年旧6月14日
201 明治35年旧6月16日
202 明治35年旧6月20日
125 明治35年旧7月1日
028 明治35年旧7月11日
126 明治35年旧7月11日
127 明治35年旧7月12日
029 明治35年旧7月16日
128 明治35年旧7月16日
129 明治35年旧7月25日
166 明治36年旧1月1日
014 明治36年旧1月3日
167 明治36年旧1月3日
168 明治36年旧1月5日
171 明治36年旧1月9日
176 明治36年旧1月30日
274 明治36年旧2月9日
103 明治36年旧2月29日
030 明治36年旧3月5日
050 明治36年旧4月1日
169 明治36年旧5月1日
172 明治36年旧5月6日
170 明治36年旧5月8日
173 明治36年旧5月11日
174 明治36年旧5月18日
175 明治36年旧5月19日
192 明治36年閏5月23日
193 明治36年閏5月23日
191 明治36年旧6月(日不明)
043 明治36年旧6月4日
164 明治36年旧6月5日
165 明治36年旧6月7日
115 明治36年旧6月8日
252 明治36年旧6月12日
246 明治36年旧6月14日
244 明治36年旧6月15日
251 明治36年旧6月15日
269 明治36年旧6月17日
047 明治36年旧7月13日
270 明治36年旧7月24日
100 明治36年旧8月16日
243 明治36年旧8月22日
249 明治36年旧8月22日
241 明治36年旧8月27日
242 明治36年旧8月30日
271 明治36年旧9月18日
245 明治36年旧10月1日
247 明治36年旧10月1日
240 明治36年旧10月10日
272 明治36年旧10月10日
273 明治36年旧11月4日
048 明治36年旧11月9日
239 明治36年旧11月14日
275 明治36年旧11月19日
267 明治36年旧12月7日
263 明治36年旧12月10日
268 明治36年旧12月10日
266 明治36年旧12月25日
265 明治36年旧12月28日
101 明治36年旧12月29日
264 明治36年旧12月29日
039 明治37年旧1月10日
102 明治37年旧1月11日
106 明治37年旧1月11日
108 明治37年旧1月11日
107 明治37年旧1月16日
040 明治37年旧2月11日
074 明治37年旧7月5日
035 明治37年旧7月12日
031 明治37年旧8月3日
015 明治37年旧8月10日
041 明治38年旧4月16日
194 明治39年旧12月2日
142 明治40年旧7月11日
149 明治40年旧8月26日
156 明治40年旧10月16日
195 明治41年旧4月24日
136 明治41年旧6月8日
137 明治41年旧6月13日
138 明治41年旧6月15日
147 明治41年旧8月14日
139 明治41年旧10月10日
141 明治41年旧10月15日
140 明治41年旧10月18日
162 明治42年旧10月6日
163 明治42年旧10月29日
153 明治43年旧4月15日
154 明治43年旧4月18日
150 明治43年旧8月7日
151 明治43年旧9月10日
152 明治43年旧9月28日
234 大正元年旧3月8日
060 大正元年旧7月4日
235 大正元年旧7月30日
025 大正元年旧8月19日
056 大正元年旧10月5日
057 大正2年旧9月11日
052 大正3年旧5月24日
024 大正3年旧7月11日
059 大正3年旧7月14日
022 大正3年旧9月17日
026 大正3年旧9月17日
058 大正3年旧9月19日
111 大正4年旧1月23日
110 大正4年旧4月6日
212 大正4年旧4月9日
213 大正4年旧4月14日
135 大正4年旧5月4日
123 大正4年旧5月13日
122 大正4年旧6月8日
053 大正4年旧6月11日
054 大正4年旧6月11日
130 大正4年旧6月12日
055 大正4年旧6月13日
131 大正4年旧6月15日
132 大正4年旧6月20日
133 大正4年旧6月22日
134 大正4年旧6月28日
215 大正4年旧7月12日
061 大正4年旧7月15日
064 大正4年旧8月28日
062 大正4年旧8月30日
051 大正4年旧11月6日
023 大正4年旧11月26日
002 大正4年旧12月2日
045 大正5年旧2月3日
254 大正5年旧2月3日
232 大正5年旧2月8日
143 大正5年旧3月6日
253 大正5年旧3月14日
255 大正5年旧3月17日
145 大正5年旧3月23日
231 大正5年旧3月28日
063 大正5年旧5月14日
216 大正5年旧5月18日
256 大正5年旧5月18日
257 大正5年旧5月21日
258 大正5年旧6月10日
044 大正5年旧7月23日
214 大正5年旧8月5日
233 大正5年旧9月5日
276 大正5年旧9月5日
250 大正5年旧9月9日
217 大正5年旧10月2日
007 大正5年旧11月8日
009 大正5年旧11月8日
042 大正5年旧11月21日
019 大正5年旧12月3日
218 大正6年旧1月22日
003 大正6年旧1月23日
005 大正6年旧2月9日
207 大正6年閏2月22日
206 大正6年閏2月25日
027 大正6年旧3月9日
033 大正6年旧3月12日
034 大正6年旧4月17日
049 大正6年旧4月26日
046 大正6年旧5月6日
144 大正6年旧8月22日
104 大正6年旧9月5日
109 大正6年旧9月30日
112 大正6年旧10月16日
113 大正6年旧11月23日
114 大正7年旧1月12日
148 大正7年旧1月13日
116 大正7年旧1月23日
117 大正7年旧2月26日
120 大正7年旧2月26日
146 大正7年旧3月15日
155 大正7年旧10月29日
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大正七年旧正月廿三日
インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1918(大正7)年3月5日(旧1月23日)
神霊界掲載号:
大正7年4月15日号(第60号) 7頁
神霊界八幡書店復刻版:
第2巻 269頁
七巻本:
第3巻 254頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
129頁
東洋文庫火の巻:
なし
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
なし
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
os116
001
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
が、
002
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
身魂
(
みたま
)
の
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
手
(
て
)
を
籍
(
か
)
り
口
(
くち
)
を
籍
(
か
)
りて、
003
明治
(
めいじ
)
の廿五
年
(
ねん
)
から
今
(
いま
)
に
引
(
ひき
)
続
(
つづ
)
いて
知
(
し
)
らして
置
(
を
)
いた
事
(
こと
)
が、
004
何
(
なに
)
も
彼
(
か
)
も
一度
(
いちど
)
に
破裂
(
はれつ
)
いたす
時節
(
じせつ
)
が
近
(
ちか
)
よりて
来
(
き
)
たから、
005
何時
(
いつ
)
までも
我
(
が
)
を
張
(
は
)
り
慾
(
よく
)
に
迷
(
まよ
)
ふて、
006
利己主義
(
われよし
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
斗
(
ばか
)
り
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
る
守護神
(
しゅごうじん
)
よ
人民
(
じんみん
)
よ、
007
茲
(
ここ
)
までに
神
(
かみ
)
が
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けて
与
(
や
)
りて
居
(
を
)
るのを、
008
何時
(
いつ
)
も
啼
(
な
)
く
烏
(
からす
)
の
如
(
や
)
うに
思
(
おも
)
ふて
油断
(
ゆだん
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
ると
思
(
おも
)
ひ
掛
(
がけ
)
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
が
出来
(
しゅったい
)
いたして、
009
ビックリ
虫
(
むし
)
が
出
(
で
)
るぞよ。
010
小
(
ちい
)
さい
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
いでは
無
(
な
)
い、
011
余
(
あま
)
り
大
(
おほ
)
きな
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
いで、
012
腰
(
こし
)
が
抜
(
ぬ
)
けて
腮
(
あご
)
が
外
(
は
)
づれて、
013
物
(
もの
)
も
碌々
(
ろくろく
)
に
言
(
い
)
はれず、
014
アフンと
致
(
いた
)
して
四
(
よ
)
ツ
這
(
ばい
)
に
成
(
な
)
りて
苦
(
くる
)
しむ
如
(
や
)
うな
事
(
こと
)
が
出来
(
しゅったい
)
いたすぞよと、
015
毎度
(
まいど
)
申
(
まを
)
して
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
る
事
(
こと
)
の
実地
(
じっち
)
が
現
(
あら
)
はれて
来
(
く
)
るに
近
(
ちか
)
うなりて
来
(
き
)
たぞよ。
016
今迄
(
いままで
)
の
人民
(
じんみん
)
は
神
(
かみ
)
が
良
(
よ
)
い
可減
(
かげん
)
な
嘘
(
うそ
)
を
申
(
まう
)
して、
017
人民
(
じんみん
)
を
恐喝
(
をどす
)
やうに
思
(
おも
)
ふて
誠
(
まこと
)
に
信
(
し
)
て
居
(
を
)
らんから、
018
今
(
いま
)
に
神
(
かみ
)
が
知
(
し
)
らして
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けるのであるぞよ。
019
嘘
(
うそ
)
の
事
(
こと
)
なら
是
(
これ
)
だけ
何時
(
いつ
)
までも
執念強
(
くどう
)
は
申
(
まう
)
しは
為
(
せ
)
んぞよ。
020
実地
(
じっち
)
が
一度
(
いちど
)
に
突発
(
なり
)
て
来
(
き
)
たら、
021
何
(
ど
)
うにも
斯
(
こ
)
うにも
仕様
(
しよう
)
の
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
が
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
にも
実顕
(
でけ
)
るから、
022
万古
(
まんご
)
末代
(
まつだい
)
モウ
取
(
とり
)
返
(
かへ
)
しの
出来
(
でき
)
ん
事
(
こと
)
であるから、
023
是
(
これ
)
だけに
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けるので
在
(
あ
)
るぞよ。
024
外国
(
がいこく
)
には
何
(
ど
)
う
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が
在
(
あ
)
ろうとも
仕様
(
しよう
)
は
無
(
な
)
いなれど、
025
日本
(
にほん
)
の
霊主体従国
(
ひのもと
)
に
余
(
あま
)
りの
災過
(
こと
)
が
出現
(
あり
)
ては
成
(
な
)
らんから、
026
初発
(
しょっぱつ
)
から
日本
(
にほん
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
と
人民
(
じんみん
)
が
皆
(
みな
)
揃
(
そろ
)
ふて
大和
(
やまと
)
魂
(
だましい
)
に
復
(
なら
)
んと、
027
此
(
こ
)
の
結構
(
けっこう
)
な
神国
(
しんこく
)
に
産霊
(
わか
)
して
貰
(
もろ
)
ふて、
028
是
(
これ
)
ほど
結構
(
けっこう
)
な
教
(
おしへ
)
を
口
(
くち
)
に
含
(
くま
)
める
如
(
や
)
うに
言
(
い
)
ひ
聞
(
きか
)
して
貰
(
もら
)
ふても、
029
余
(
あま
)
り
悪心
(
あくしん
)
が
強
(
つよ
)
ふて
利己主義
(
われよし
)
で、
030
チットモ
神
(
かみ
)
の
申
(
まう
)
す
事
(
こと
)
が
耳
(
みみ
)
へ
這入
(
はい
)
らんとは、
031
誠
(
まこと
)
に
天地
(
てんち
)
の
神
(
かみ
)
へ
恐
(
おそ
)
れの
程
(
ほど
)
が
勿体
(
もったい
)
無
(
な
)
うて
冥加
(
めうが
)
に
尽
(
つき
)
るぞよ。
032
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
世界中
(
せかいじう
)
に
亦
(
また
)
と
無
(
な
)
い
結構
(
けっこう
)
な
神国
(
しんこく
)
であれども、
033
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
冥加
(
めうが
)
が
尽
(
つき
)
て
居
(
を
)
るから、
034
外国
(
がいこく
)
の
方
(
ほう
)
が
何
(
なに
)
も
彼
(
か
)
も
日本
(
にほん
)
よりは
良
(
よ
)
いと
申
(
まう
)
して、
035
是
(
これ
)
までに
外国人
(
がいこくじん
)
に
精神
(
こころ
)
から
従
(
したが
)
ふて
了
(
しも
)
ふて、
036
今
(
いま
)
の
日本
(
にほん
)
の
上下
(
うへした
)
の
体裁
(
ていさい
)
、
037
往
(
ゆ
)
きも
還
(
かへ
)
りも
出来
(
でき
)
よまいがな。
038
茲
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
る
事
(
こと
)
が
神
(
かみ
)
は
能
(
よ
)
く
分
(
わか
)
りて
居
(
を
)
るから、
039
昔
(
むかし
)
から
因縁
(
いんねん
)
の
深
(
ふか
)
い
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
身魂
(
みたま
)
に
永
(
なが
)
らくの
苦労
(
くろう
)
、
040
艱難
(
かんなん
)
を
命
(
さ
)
して、
041
この
大望
(
たいもう
)
が
在
(
あ
)
る
故
(
ゆへ
)
に、
042
神
(
かみ
)
の
世
(
よ
)
一代
(
いちだい
)
の
御魂
(
みたま
)
の
致
(
いた
)
した
苦労
(
くろう
)
と
申
(
まう
)
すものは、
043
口
(
くち
)
や
筆
(
ふで
)
では
尽
(
つく
)
されぬ
如
(
や
)
うなエライ
目
(
め
)
に
逢
(
あ
)
ふて
来
(
き
)
て、
044
其
(
その
)
上
(
うへ
)
で
現世
(
このよ
)
ヘ
一寸
(
ちょいと
)
出
(
だ
)
して
貰
(
もら
)
ふたと
思
(
おも
)
へば、
045
一層
(
いっそう
)
辛
(
つら
)
い
目
(
め
)
に
逢
(
あ
)
ふて
来
(
き
)
た
御魂
(
みたま
)
であるが、
046
今度
(
こんど
)
は
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
に
生
(
うま
)
れ
代
(
かわ
)
りて
来
(
き
)
て、
047
結構
(
けっこう
)
な
神政成就天下統一
(
よのたてなをし
)
の
御用
(
ごよう
)
を
奉仕
(
いた
)
すので
在
(
あ
)
るなれど、
048
一
(
ひ
)
と
通
(
とう
)
りの
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
りては
成就
(
じょうじゅ
)
いたさぬから、
049
中々
(
なかなか
)
に
骨
(
ほね
)
の
折
(
を
)
れた
事
(
こと
)
であるぞよ。
050
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
誠
(
まこと
)
の
御用
(
ごよう
)
はチット
優秀
(
ちがう
)
た
身魂
(
みたま
)
でないと
成就
(
じょうじゅ
)
は
致
(
いた
)
さんぞよ。
051
是
(
これ
)
までの
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
は、
052
日本
(
にほん
)
の
国民
(
くに
)
が
外国
(
がいこく
)
風
(
ふう
)
に
化
(
な
)
りて
了
(
しま
)
ふて、
053
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
守護神
(
しゅごうじん
)
が
皆
(
みな
)
体主霊従
(
からみたま
)
であるから、
054
日本魂
(
やまとだましい
)
の
生粋
(
きっすい
)
が
只
(
ただ
)
の
一厘
(
いちりん
)
より
無
(
な
)
いぞよ。
055
九分九厘
(
くぶくりん
)
が
皆
(
みな
)
向
(
むか
)
う
方
(
がた
)
であるから、
056
実地
(
じっち
)
を
神
(
かみ
)
が
始
(
はじ
)
めると
中々
(
なかなか
)
の
大望
(
たいもう
)
であるから、
057
何
(
なに
)
に
付
(
つ
)
けても
骨
(
ほね
)
の
折
(
を
)
れる
大事業
(
こと
)
であるぞよ。
058
日本人
(
にほんじん
)
の
身魂
(
みたま
)
が
薩張
(
さっぱ
)
り
外国人
(
がいこくじん
)
の
身魂
(
みたま
)
に
成
(
な
)
り
切
(
き
)
りて
居
(
を
)
るから、
059
是
(
これ
)
ほど
世界
(
せかい
)
の
苦
(
くる
)
しみが
多
(
おほ
)
く
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るのであるぞよ。
060
それで
神界
(
かげ
)
から
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
に
早
(
はや
)
く
精神
(
こころ
)
を
入
(
い
)
れ
直
(
なを
)
せと
申
(
まう
)
して、
061
是
(
これ
)
ほど
直々
(
じきじき
)
の
取次
(
とりつぎ
)
に
永
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
の
苦
(
くる
)
しみを
命
(
さ
)
せて
居
(
を
)
るぞよ。
062
今
(
いま
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
は
体主霊従
(
から
)
の
身魂
(
みたま
)
に
皆
(
みな
)
の
人民
(
じんみん
)
が
化
(
な
)
りて
了
(
しも
)
ふて
居
(
を
)
るから、
063
尻
(
しり
)
へ
手
(
て
)
の
廻
(
まわ
)
る
守護神
(
しゅごうじん
)
は
在
(
あ
)
るまいがな。
064
テンと
行
(
ゆ
)
き
当
(
あた
)
りた
折
(
おり
)
には
何
(
ど
)
うする
積
(
つも
)
りじや。
065
前後
(
あとさき
)
を
構
(
かま
)
はずに
行
(
ゆ
)
き
放題
(
ほうだい
)
の
仕放題
(
しほうだい
)
の
行
(
やり
)
方
(
かた
)
、
066
トンと
約
(
つま
)
りた
折
(
をり
)
には
何
(
ど
)
うする
事
(
こと
)
も
出来
(
でき
)
は
致
(
いた
)
さんが、
067
斯
(
こ
)
んな
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
で
何時
(
いつ
)
までも
続
(
つづ
)
くと
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
るのか、
068
明
(
あ
)
き
盲目
(
めくら
)
にも
程度
(
ほど
)
があるぞよ。
069
是
(
これ
)
から
先
(
さ
)
きに
何事
(
なにごと
)
が
出来
(
しゅったい
)
いたしても
騒
(
さわ
)
がず、
070
狼狽
(
うろた
)
えずに、
071
斯
(
こ
)
う
成
(
な
)
りたら
彼
(
ああ
)
する、
072
彼
(
ああ
)
なりたら
斯
(
こ
)
うすると
言
(
い
)
ふ、
073
確固不抜
(
たしか
)
な
経綸
(
しぐみ
)
が
判
(
わか
)
りて
居
(
を
)
らずに、
074
行
(
ゆ
)
き
放第
(
ほうだい
)
の
行
(
や
)
りカンボウでは、
075
トンと
行
(
ゆ
)
き
詰
(
つま
)
りた
折
(
をり
)
には、
076
人民
(
じんみん
)
が
皆
(
みな
)
飢餓
(
かつゑ
)
に
及
(
およ
)
ぶ
事
(
こと
)
が
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
077
畜生
(
ちくしょう
)
国
(
ぐに
)
の
如
(
や
)
うに
終
(
しまい
)
には
人民
(
じんみん
)
を
餌食
(
ゑば
)
に
為
(
せ
)
んならん
如
(
や
)
うな
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
やうも
知
(
し
)
れんが、
078
何程
(
なにほど
)
約
(
つま
)
りて
来
(
き
)
ても
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
友喰
(
ともぐ
)
いと
云
(
い
)
ふ
如
(
や
)
うな
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
んぞよ。
079
本
(
もと
)
は
神国
(
しんこく
)
の
霊主体従
(
ひのもと
)
であるから、
080
土壌
(
をつち
)
を
大切
(
たいせつ
)
に
致
(
いた
)
して、
081
一鍬
(
ひとくわ
)
でも
草
(
くさ
)
を
生
(
は
)
やして
荒
(
あ
)
らす
事
(
こと
)
は
成
(
な
)
らんと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が、
082
筆先
(
ふでさき
)
で
初発
(
しょっぱつ
)
から
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るぞよ。
083
お
土
(
つち
)
から
出来
(
でき
)
た
物
(
もの
)
であれば、
084
ドンナ
物
(
もの
)
を
喰
(
く
)
ても
辛抱
(
しんぼう
)
が
出来
(
でき
)
るから、
085
大根
(
だいこん
)
の
株
(
めん
)
でも
尻尾
(
しりを
)
でも
赤葉
(
あかば
)
でも、
086
常
(
つね
)
から
粗末
(
そまつ
)
にするで
無
(
な
)
いぞよと
申
(
まう
)
して、
087
毎度
(
まいど
)
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けてあるぞよ。
088
平生
(
つね
)
から
心得
(
こころゑ
)
の
良
(
よ
)
いものは
最后
(
まさか
)
の
時
(
とき
)
に
能
(
よ
)
く
判
(
わか
)
るぞよ。
089
お
土
(
つち
)
を
大切
(
たいせつ
)
に
思
(
おも
)
ふ
人
(
ひと
)
は、
090
神
(
かみ
)
が
天地
(
てんち
)
から
何時
(
いつ
)
も
見届
(
みとど
)
けて
在
(
あ
)
るぞよ。
091
天地
(
てんち
)
の
神
(
かみ
)
から
誠
(
まこと
)
の
神力
(
しんりき
)
を
頂
(
いただ
)
いて
居
(
を
)
る
人
(
ひと
)
は、
092
正勝
(
まさか
)
の
時
(
とき
)
には
余
(
あま
)
り
困
(
こま
)
りは
致
(
いた
)
さぬぞよ。
093
天地
(
てんち
)
の
大神
(
おほかみ
)
を
真実誠
(
まこと
)
一
(
ひ
)
とつの
心
(
こころ
)
で
信心
(
しんじん
)
致
(
いた
)
す
身魂
(
みたま
)
で
在
(
あ
)
りたら、
094
何程
(
なにほど
)
難渋
(
なんじう
)
な
中
(
なか
)
でも
神
(
かみ
)
が
握
(
つま
)
み
上
(
あ
)
げて
与
(
や
)
るなれど、
095
他人
(
ひと
)
は
何
(
ど
)
うなろうが
我
(
われ
)
さえ
信心
(
しんじん
)
いたして、
096
良
(
よ
)
く
為
(
し
)
て
貰
(
もら
)
いたいと
云
(
い
)
ふやうな
未熟
(
みじゅく
)
な
精神
(
こころ
)
では
十分
(
じゅうぶん
)
な
守護
(
こと
)
は
無
(
な
)
いから、
097
万度参
(
まんどまい
)
りを
致
(
いた
)
したとて、
098
実地
(
じっち
)
が
出
(
で
)
て
来
(
き
)
てからの
改心
(
かいしん
)
は
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はんなれども、
099
改心
(
かいしん
)
さえ
出来
(
でき
)
たなら、
100
今日
(
けふ
)
の
間
(
ま
)
にでも、
101
善
(
ぜん
)
の
方
(
ほう
)
へ
代
(
か
)
えて
遣
(
や
)
るから、
102
一日
(
いちにち
)
も
早
(
はや
)
く
天地
(
てんち
)
へ
御詫
(
おわび
)
を
申
(
まう
)
して
許
(
ゆる
)
して
貰
(
もら
)
ふより
外
(
ほか
)
に
仕様
(
しよう
)
は
無
(
な
)
いから、
103
発根
(
ほっごん
)
と
心
(
こころ
)
を
持
(
もち
)
直
(
なを
)
すより
仕様
(
しよう
)
はないぞよ。
104
悪
(
わる
)
い
事
(
こと
)
の
為放題
(
しほうだい
)
を
致
(
いた
)
して
置
(
お
)
いて、
105
モウ
兎
(
と
)
ても
叶
(
かな
)
はんやうに
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
たと
申
(
まう
)
して、
106
天地
(
てんち
)
の
大神
(
おほかみ
)
へ
御詫
(
おわび
)
を
致
(
いた
)
すのはチト
遅
(
おそ
)
いなれど、
107
外
(
ほか
)
に
良
(
よ
)
い
方法
(
ほうほう
)
はモウ
無
(
な
)
いぞよ。
108
外国
(
がいこく
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
が
何時
(
いつ
)
までも、
109
体主霊従
(
あく
)
の
世
(
よ
)
が
続
(
つづ
)
くやうに
思
(
おも
)
ふて、
110
向
(
むか
)
ふの
国
(
くに
)
の
今
(
いま
)
の
経綸
(
やりかた
)
で、
111
日本
(
にほん
)
へ
攻
(
せめ
)
て
来
(
き
)
て
一戦下
(
いちころ
)
に
奪略
(
とり
)
て、
112
世界中
(
せかいじう
)
を
我
(
われ
)
の
物
(
もの
)
に
致
(
いた
)
す
仕組
(
しぐみ
)
を
為
(
し
)
て
居
(
を
)
るなれど、
113
今度
(
こんど
)
は
何方
(
どちら
)
の
国
(
くに
)
も
叶
(
かな
)
はん
処
(
とこ
)
まで
行
(
ゆ
)
くなれど、
114
向
(
むか
)
ふの
国
(
くに
)
の
悪神
(
あくがみ
)
の
目的
(
もくてき
)
はトコトンまで
戦
(
や
)
って
行
(
や
)
り
了
(
を
)
ふせて、
115
向
(
むか
)
ふの
国
(
くに
)
の
大将
(
たいしょう
)
の
遊園地
(
あそびどころ
)
に
致
(
いた
)
して、
116
世界中
(
せかいじう
)
を
悪神
(
わるがみ
)
の
頭
(
かしら
)
の
領有
(
もの
)
と
致
(
いた
)
して、
117
モウ
一段
(
いちだん
)
上
(
うへ
)
へ
上
(
あが
)
りて
王
(
わう
)
の
王
(
わう
)
に
成
(
な
)
りて、
118
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
を
此
(
この
)
儘
(
まま
)
で
続
(
つづ
)
かして
行
(
や
)
ろうとの
大
(
おほ
)
きな
計略
(
たくみ
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るぞよ。
119
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は、
120
末代
(
まつだい
)
に
一度
(
いちど
)
より
為
(
し
)
られん
大望
(
たいもう
)
な
事
(
こと
)
であるから、
121
向
(
むか
)
ふの
国
(
くに
)
の
仕組
(
しぐみ
)
は、
122
普通
(
ひととほり
)
の
霊魂
(
みたま
)
では
能
(
よ
)
うせん
深
(
ふか
)
い
経綸
(
しぐみ
)
を
仕
(
し
)
て
居
(
を
)
るから、
123
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
の
今
(
いま
)
の
精神
(
せうらい
)
では、
124
日本
(
にほん
)
の
昔
(
むかし
)
の
本
(
もと
)
の
生神
(
いきがみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
がして
無
(
なか
)
りたら、
125
何
(
ど
)
うも
斯
(
こ
)
うも
無
(
な
)
しに
一転倒
(
いちころ
)
に
奪取
(
とら
)
れて
了
(
しま
)
ふぞよ。
126
けれども
日本
(
にほん
)
は
神国
(
しんこく
)
であるから、
127
外国
(
がいこく
)
の
霊魂
(
みたま
)
では
出来
(
でき
)
も
解
(
わか
)
りも
致
(
いた
)
さん
経綸
(
しぐみ
)
が
為
(
し
)
てあるから、
128
日本
(
にほん
)
の
元
(
もと
)
の
一輪
(
いちりん
)
の
霊魂
(
みたま
)
には
到底
(
とうてい
)
叶
(
かな
)
はんぞよ。
129
日本身魂
(
やまとみたま
)
の
生神
(
いきがみ
)
が
御一方
(
おひとかた
)
御出坐
(
をでまし
)
に
成
(
な
)
って
御守護
(
ごしゅご
)
在
(
あ
)
り
出
(
だ
)
しても、
130
外国
(
がいこく
)
の
身魂
(
みたま
)
は
往生
(
おうじょう
)
いたさな
成
(
な
)
らん
経綸
(
しぐみ
)
が
致
(
いた
)
してあるから、
131
筆先
(
ふでさき
)
の
初発
(
しょっぱつ
)
に
書
(
かか
)
してある
事
(
こと
)
を
又
(
ま
)
た
繰
(
くり
)
返
(
かへ
)
して
書
(
かか
)
して
知
(
し
)
らして
置
(
お
)
くから、
132
立替
(
たてかへ
)
も
立直
(
たてなを
)
しの
経綸
(
しぐみ
)
もチットも
変
(
かわ
)
りは
致
(
いた
)
さんぞよ。
133
何時
(
いつ
)
になりても
同
(
おな
)
じ
仕組
(
しぐみ
)
で
在
(
あ
)
るから、
134
途中
(
とちう
)
に
変
(
かわ
)
るやうな
浅
(
あさ
)
い
経綸
(
しぐみ
)
は
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
には
為
(
し
)
てないぞよ。
135
一度
(
いちど
)
筆先
(
ふでさき
)
に
出
(
だ
)
したら
其
(
その
)
通
(
とう
)
りが
初
(
はじ
)
まりて
来
(
く
)
るから、
136
○○の
改心
(
かいしん
)
さえ
出来
(
でき
)
たら
早
(
はや
)
く
良
(
よ
)
く
成
(
な
)
るなり、
137
頑固
(
が
)
を
張
(
は
)
りて
居
(
を
)
りたら
約
(
つま
)
らん
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るなり、
138
一度
(
いちど
)
言
(
い
)
ひ
聞
(
きか
)
したら
違
(
ちが
)
ふた
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
いから、
139
可成
(
なるべく
)
は
改心
(
かいしん
)
をさして
善
(
ぜん
)
へ
立
(
たち
)
復
(
かへ
)
らして、
140
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
に
産霊
(
わか
)
した
身魂
(
みたま
)
は、
141
ドウゾして
成
(
なり
)
とも
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
に
置
(
お
)
いて
遣
(
や
)
りたいと
思
(
おも
)
ふて、
142
是
(
これ
)
まで
永
(
なが
)
らく
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
れど、
143
向
(
むか
)
ふの
国
(
くに
)
の
性来
(
しょうらい
)
に
化
(
な
)
り
切
(
きり
)
て
居
(
を
)
るので、
144
誠
(
まこと
)
と
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が
薬
(
くすり
)
にする
程
(
ほど
)
も
無
(
な
)
く、
145
他人
(
ひと
)
は
何
(
ど
)
うなろう
共
(
とも
)
チットも
頓着
(
とんじゃく
)
せずに、
146
利己主義
(
われよし
)
の
悪
(
あく
)
の
性来
(
しょうらい
)
であるから、
147
悪
(
わる
)
い
事
(
こと
)
ならドンナ
奸計
(
たくみ
)
もいたすなり、
148
人
(
ひと
)
の
困
(
こま
)
る
事
(
こと
)
なら
何程
(
なん
)
でも
平気
(
へいき
)
で
致
(
いた
)
す
四
(
よ
)
ツ
足
(
あし
)
で
在
(
あ
)
るから、
149
善
(
よ
)
し
悪
(
あ
)
しを
天晴
(
あっぱれ
)
立
(
たて
)
別
(
わ
)
けて
身魂
(
みたま
)
を
薩張
(
さっぱ
)
り
露
(
あら
)
はして、
150
実地
(
じっち
)
の
神界
(
かみ
)
の
仕組
(
しぐみ
)
を
為
(
し
)
て
見
(
み
)
せて、
151
正体
(
しょうたい
)
を
露
(
あら
)
はして
遣
(
や
)
らん
事
(
こと
)
には、
152
何時
(
いつ
)
までも
神
(
かみ
)
の
威勢
(
いせい
)
は
判
(
わか
)
らんぞよ。
153
斯
(
こ
)
の
結構
(
けっこう
)
な
日本
(
にほん
)
の
神国
(
しんこく
)
を、
154
斯
(
こ
)
の
如
(
や
)
うな
醜悪
(
みぐるし
)
き
有様
(
こと
)
に
致
(
いた
)
して、
155
悪
(
あく
)
の
頭
(
かしら
)
の
皮
(
かわ
)
を
脱
(
む
)
いで、
156
全部
(
すっくり
)
化
(
ばけ
)
を
現
(
あら
)
はして
了
(
しま
)
ふぞよ。
157
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
二度目
(
にどめ
)
の
天
(
あま
)
の
岩戸
(
いわと
)
開
(
びら
)
きを
致
(
いた
)
して、
158
日本
(
にほん
)
は
日本
(
にほん
)
の
誠
(
まこと
)
の
御血筋
(
おちすぢ
)
と、
159
元
(
もと
)
の
天照大御神様
(
みろくさま
)
の
世
(
よ
)
へ
神政
(
よ
)
を
捻
(
ね
)
ぢ
直
(
なを
)
して、
160
世
(
よ
)
の
大本
(
もと
)
からの
御血筋
(
おちすじ
)
で、
161
万古
(
まんご
)
末代
(
まつだい
)
世
(
よ
)
を
建
(
たて
)
て
行
(
ゆ
)
く
世
(
よ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
たから、
162
体主霊従霊魂
(
からのみたま
)
の
世
(
よ
)
の
末
(
すゑ
)
であるから、
163
可
(
よ
)
い
加減
(
かげん
)
に
往生
(
おうじょう
)
いたすが
徳
(
とく
)
であるぞよ。
164
如何
(
どない
)
な
悪神
(
あくがみ
)
の
頭
(
かしら
)
が
強
(
つよ
)
ふても、
165
此
(
この
)
先
(
さき
)
は
天地
(
てんち
)
の
元
(
もと
)
の
御血筋
(
おちすじ
)
には
到底
(
とても
)
叶
(
かな
)
はんから、
166
此
(
この
)
経綸
(
しぐみ
)
の
邪魔
(
じゃま
)
を
致
(
いた
)
すやうな
守護神
(
しゅごうじん
)
は、
167
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
の
規則
(
きそく
)
通
(
どう
)
りに
制配
(
せいばい
)
を
致
(
いた
)
さな
成
(
な
)
らんから、
168
今度
(
こんど
)
の
神界
(
かみ
)
の
規則
(
きそく
)
は
酷
(
きび
)
しいから、
169
是迄
(
これまで
)
の
心
(
こころ
)
をみな
持
(
もち
)
代
(
か
)
えるやうに、
170
明治
(
めいじ
)
廿五
年
(
ねん
)
から
昼夜
(
ちうや
)
に
気永
(
きなが
)
う
知
(
し
)
らしてあるぞよ。
171
此
(
この
)
さきは
一度
(
いちど
)
で
素直
(
すなを
)
に
聞
(
き
)
いて
改心
(
かいしん
)
いたす
身魂
(
みたま
)
で
無
(
な
)
いと、
172
是
(
これ
)
からは
今
(
いま
)
までの
神界
(
しんかい
)
とは
大変
(
おほかわ
)
りが
致
(
いた
)
すぞよ。
173
それで
取
(
とり
)
返
(
かへ
)
しが
成
(
な
)
らんから、
174
是
(
これ
)
ほど
厳
(
きび
)
しく
申
(
まう
)
して
何時
(
いつ
)
までも
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けるので
在
(
あ
)
るぞよ。
175
是迄
(
これまで
)
の
体主霊従
(
あく
)
と
利己主義
(
われよし
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
を
薩張
(
さっぱ
)
り
立替
(
たてかへ
)
て
了
(
しま
)
はんと、
176
是
(
これ
)
からは
向
(
むか
)
うを
向
(
む
)
ひて
歩行
(
あるけ
)
んやうに
酷
(
きび
)
しく
為
(
な
)
るぞよ。
177
今
(
いま
)
までは
地
(
ち
)
の
上
(
うへ
)
に
誠
(
まこと
)
の
大将
(
たいしょう
)
が
無
(
な
)
い
如
(
や
)
うに
為
(
し
)
て
在
(
あ
)
りたから、
178
ドンナ
無茶
(
むちゃ
)
な
事
(
こと
)
をして
居
(
を
)
りても
恐
(
こわ
)
いもの
無
(
な
)
しの
世
(
よ
)
で、
179
暗夜
(
くらやみ
)
で
四
(
よ
)
ツ
足
(
あし
)
の
身魂
(
みたま
)
が
威張
(
いば
)
りて、
180
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
此
(
こ
)
の
有様
(
ありさま
)
、
181
惨
(
むご
)
い
事
(
こと
)
に
世
(
よ
)
が
乱
(
みだ
)
れたものであるぞよ。
182
斯
(
この
)
世
(
よ
)
を
昔
(
むかし
)
の
天照大御神様
(
みろくさま
)
の
神政
(
よ
)
に
復古
(
もど
)
して、
183
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
を
霊主体従
(
ひのもと
)
で
建
(
たて
)
て
行
(
ゆ
)
かねば、
184
天地
(
てんち
)
の
直接
(
ぢきぢき
)
の
御系統
(
をちすぢ
)
で、
185
万世一系天壌無窮
(
どこまでも
)
チットも
混血無
(
まぜりな
)
しの
世
(
よ
)
に
致
(
いた
)
す
経綸
(
しぐみ
)
であるから、
186
爰
(
ここ
)
までに
来
(
く
)
るのには
普通一般
(
ひととほり
)
の
身魂
(
みたま
)
では
能
(
よ
)
う
辛抱
(
しんぼう
)
を
致
(
いた
)
さんぞよ。
187
爰
(
ここ
)
までに
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
を
四
(
よ
)
ツ
足
(
あし
)
の
自由
(
じゆう
)
に
為
(
し
)
られて、
188
実地
(
じっち
)
の
大本
(
もと
)
を
無
(
な
)
いも
同様
(
どうよう
)
にいたして
置
(
お
)
いて、
189
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
を
末
(
ま
)
だ
此
(
この
)
儘
(
まま
)
で
行
(
や
)
りて
往
(
い
)
かうとの
悪知恵
(
わるぢゑ
)
を
搾
(
しぼ
)
り
出
(
だ
)
して、
190
前後
(
あとさき
)
構
(
かま
)
はず
一生懸命
(
いっしょうけんめい
)
に
気張
(
こばり
)
て
居
(
を
)
るが、
191
到底
(
とても
)
成就
(
じょうじゅ
)
は
九分九厘
(
くぶくりん
)
の
処
(
ところ
)
で
致
(
いた
)
さん
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
なもので
在
(
あ
)
るぞよ。
192
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
すには、
193
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
を
大本
(
もと
)
から
薩張
(
さっぱ
)
り
改革
(
あらた
)
めて、
194
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
根本
(
こんぽん
)
の
御血筋
(
おちすじ
)
で、
195
善一筋
(
ぜんひとすじ
)
で
立
(
たて
)
て
行
(
ゆ
)
かねば、
196
一寸
(
ちょっと
)
でも、
197
微塵
(
みじん
)
ほどでも
悪神
(
あくがみ
)
の
血筋
(
ちすじ
)
が
混合
(
まぜり
)
たならば、
198
又
(
ま
)
たチット
世
(
よ
)
が
経
(
く
)
れて
行
(
ゆ
)
くと、
199
其
(
その
)
悪
(
あく
)
の
血筋
(
ちすぢ
)
が
段々
(
だんだん
)
と
栄
(
さか
)
えて
来
(
き
)
て
目的
(
もくてき
)
が
出来
(
でき
)
るから、
200
悪
(
わる
)
い
方
(
ほう
)
へは
誰
(
たれ
)
も
付
(
つ
)
き
良
(
よ
)
いから、
201
悪
(
あく
)
の
胤
(
たね
)
は
今度
(
こんど
)
は
残
(
のこ
)
らず
平
(
たいら
)
げて
了
(
しま
)
ふて、
202
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
規則
(
きそく
)
通
(
どう
)
りに、
203
善
(
ぜん
)
一
(
ひ
)
とつの
道
(
みち
)
に
為
(
し
)
て
了
(
しま
)
ふぞよ。
204
そうして
置
(
おい
)
て
外国
(
がいこく
)
へ
善
(
ぜん
)
の
模範
(
てほん
)
を
見
(
み
)
せて、
205
悪
(
あく
)
の
頭
(
かしら
)
を
改心
(
かいしん
)
さして
助
(
たす
)
けて
与
(
や
)
らねば、
206
日本
(
にほん
)
の
神
(
かみ
)
と
人民
(
じんみん
)
の
天職
(
やく
)
が
済
(
すま
)
んのであるぞよ。
207
モウ
是
(
これ
)
からは
悪
(
あく
)
の
性来
(
しょうらい
)
の
醜
(
みぐ
)
るしき
身魂
(
みたま
)
は、
208
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
申
(
まう
)
すに
及
(
およ
)
ばず、
209
斯
(
こ
)
の
世界
(
せかい
)
の
御地
(
おつち
)
の
上
(
うへ
)
には
一寸
(
いっすん
)
の
場所
(
とこ
)
にも
置
(
お
)
かれん
事
(
こと
)
に
末代
(
まつだい
)
の
規則
(
きそく
)
が
制定
(
きま
)
るから、
210
チットでも
混
(
まじ
)
りがありたら、
211
撰
(
よ
)
り
出
(
だ
)
して
厳重
(
げんじう
)
に
戒
(
いまし
)
めを
致
(
いた
)
すぞよ。
212
斯
(
この
)
世
(
よ
)
は
天地
(
てんち
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
世
(
よ
)
であるから、
213
外
(
ほか
)
の
身魂
(
みたま
)
では
立
(
た
)
ちては
行
(
ゆ
)
かんから、
214
是
(
これ
)
から
先
(
さき
)
の
世
(
よ
)
は
何
(
ど
)
の
身魂
(
みたま
)
でもと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
には
行
(
ゆ
)
かんぞよ。
215
茲
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
る
事
(
こと
)
は
初
(
はじ
)
めから
能
(
よ
)
く
判
(
わか
)
りて
居
(
を
)
るから、
216
外
(
ほか
)
の
身魂
(
みたま
)
に
永
(
なが
)
らくの
間
(
あいだ
)
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
けて、
217
口
(
くち
)
で
含
(
くま
)
めるやうに、
218
言葉
(
ことば
)
と
筆先
(
ふでさき
)
で
知
(
し
)
らしてある
通
(
とう
)
りに、
219
世界
(
せかい
)
の
事
(
こと
)
が
実現
(
で
)
て
来
(
く
)
るから、
220
守護神
(
しゅごうじん
)
も
人民
(
じんみん
)
も
大
(
おほ
)
きな
間違
(
まちが
)
いが
出来
(
でき
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
221
世界
(
せかい
)
のビックリ
箱
(
ばこ
)
が
明
(
あ
)
くと
申
(
まう
)
して
毎度
(
まいど
)
知
(
し
)
らしてあるが、
222
何彼
(
なにか
)
の
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
世界中
(
せかいぢう
)
の
大騒動
(
おほさわぎ
)
と
成
(
な
)
るぞよ。
223
向
(
むか
)
ふの
国
(
くに
)
にも
日本
(
にほん
)
の
身魂
(
みたま
)
にも
大部
(
だいぶ
)
困
(
くる
)
しむ
事
(
こと
)
があるぞよ。
224
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
が
外国
(
がいこく
)
の
身魂
(
みたま
)
と
同
(
おな
)
じ
事
(
こと
)
になりて
居
(
を
)
るから、
225
天地
(
てんち
)
のビックリ
箱
(
ばこ
)
を
明
(
あ
)
けて、
226
一度
(
いちど
)
に
眼
(
め
)
を
覚
(
さ
)
ましてやらねば、
227
余
(
あま
)
り
悪
(
わる
)
シブトウて
改心
(
かいしん
)
の
出来
(
でき
)
かけが
致
(
いた
)
さんぞよ。
228
茲
(
ここ
)
まで
色々
(
いろいろ
)
と
致
(
いた
)
して
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けて
知
(
し
)
らしたからは、
229
是
(
これ
)
に
落度
(
おちど
)
はヨモヤ
有
(
あ
)
ろまい。
230
天地
(
てんち
)
の
元
(
もと
)
の
生神
(
いきがみ
)
、
231
昔
(
むかし
)
から
其
(
その
)
儘
(
まま
)
で
肉体
(
にくたい
)
のある、
232
末代
(
まつだい
)
変
(
かわ
)
らぬ
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
が
斯
(
この
)
世
(
よ
)
を
治
(
おさ
)
めてやらんと、
233
又
(
ま
)
た
途中
(
とちう
)
で
国家
(
くに
)
が
無
(
な
)
いやうになるから、
234
今度
(
こんど
)
の
世界
(
せかい
)
の
立替
(
たてかへ
)
は
根本
(
こんぽん
)
から
行
(
や
)
り
変
(
か
)
えて
了
(
しま
)
ふて、
235
万古
(
まんご
)
末代
(
まつだい
)
の
政治
(
こと
)
を
定
(
きめ
)
るので
在
(
あ
)
るから、
236
何
(
なに
)
に
付
(
つ
)
けても
大望
(
たいもう
)
ばかりであるぞよ。
237
天地
(
てんち
)
の
岩戸
(
いわと
)
が
開
(
ひら
)
ける
時節
(
じせつ
)
に
廻
(
な
)
りて
来
(
き
)
たから、
238
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
方
(
ほう
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
や、
239
上
(
うへ
)
の
人民
(
じんみん
)
には
解
(
わか
)
らぬ
事
(
こと
)
で
在
(
あ
)
るから、
240
誰
(
たれ
)
にも
解
(
わか
)
らん
大望
(
たいもう
)
な、
241
言
(
い
)
ふに
言
(
い
)
はれず、
242
説
(
と
)
くに
説
(
と
)
かれん
火水
(
ひみつ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
であるから、
243
途中
(
とちう
)
の
鼻高
(
はなだか
)
が
何程
(
なんぼ
)
シャチに
成
(
な
)
りて
考
(
かんが
)
えても、
244
解
(
わか
)
りかけが
致
(
いた
)
さんのが
当
(
あた
)
り
前
(
まへ
)
であるぞよ。
245
此大本
(
ここ
)
の
変性男子
(
へんぜうなんし
)
と
女子
(
にょし
)
とに
書
(
かか
)
す
筆先
(
ふでさき
)
は、
246
何程
(
なにほど
)
智恵
(
ちゑ
)
や
学
(
がく
)
のある
人民
(
じんみん
)
でも、
247
神徳
(
しんとく
)
が
無
(
な
)
かりたら
皆
(
みな
)
逆様
(
さかさま
)
に
取
(
と
)
れるから、
248
夫
(
そ
)
れで
慢心
(
まんしん
)
は
大怪我
(
おほけが
)
の
本
(
もと
)
と
申
(
まう
)
して
何時
(
いつ
)
も
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
けてありたぞよ。
249
細工
(
さいく
)
は
流々
(
りうりう
)
仕上
(
しあ
)
げた
所
(
ところ
)
を
見
(
み
)
て
貰
(
もら
)
はむと、
250
今
(
いま
)
から
何
(
なに
)
も
解
(
わか
)
りは
致
(
いた
)
さんぞよ。
251
それで
素直
(
すなを
)
に
神
(
かみ
)
の
申
(
まう
)
す
様
(
よう
)
に
致
(
いた
)
せと
申
(
まう
)
してあるぞよ。
252
斯
(
こ
)
んな
経綸
(
しぐみ
)
が
全部
(
すっくり
)
今
(
いま
)
の
鼻高
(
はなだか
)
に
解
(
わか
)
りたら、
253
途中
(
とちう
)
から
邪魔
(
じゃま
)
が
這入
(
はい
)
りて、
254
三千年
(
さんぜんねん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
が
百日
(
ひゃくにち
)
の
説法
(
せっぽう
)
屁
(
へ
)
一発
(
ひとつ
)
にも
成
(
な
)
らん
事
(
こと
)
になるから、
255
滅多
(
めった
)
な
事
(
こと
)
は
致
(
いた
)
して
無
(
な
)
いぞよ。
256
世界
(
せかい
)
に
出来
(
でき
)
て
来
(
く
)
る
日々
(
にちにち
)
の
事
(
こと
)
を
考
(
かんが
)
えて
見
(
み
)
て、
257
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
からの
筆先
(
ふでさき
)
を、
258
赤心
(
まごころ
)
で
調
(
しら
)
べたら
大抵
(
たいてい
)
の
事
(
こと
)
は
解
(
わか
)
りかけるなれど、
259
それも
一寸
(
ちょっと
)
でも
慢神
(
まんしん
)
が
出
(
で
)
たら
何
(
なに
)
も
解
(
わか
)
らぬやうに
成
(
な
)
る
仕組
(
しぐみ
)
であるぞよ。
260
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
、
261
立直
(
たてなをし
)
を
致
(
いた
)
して
了
(
しま
)
ふたら、
262
守護神
(
しゅごうじん
)
にも
人民
(
じんみん
)
にも、
263
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
能
(
よ
)
く
解
(
わか
)
るやうに
致
(
いた
)
して
在
(
あ
)
れど、
264
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
皆
(
みな
)
霊魂
(
みたま
)
が
曇
(
くも
)
り
切
(
き
)
りて、
265
外国
(
がいこく
)
の
物質
(
ぶっしつ
)
の
学
(
がく
)
に
沈溺
(
はまり
)
込
(
こ
)
んで
居
(
を
)
るから、
266
何
(
なに
)
一
(
ひ
)
とつ
解
(
わか
)
らん
明盲目
(
あきめくら
)
も
同様
(
どうよう
)
であるぞよ。
267
斯
(
こ
)
ふ
言
(
い
)
ふ
盲目
(
めくら
)
や
聾
(
つんぼ
)
に
直
(
す
)
ぐに
解
(
わか
)
るやうな
浅
(
あさ
)
い
教
(
おしへ
)
でありたら、
268
到底
(
とても
)
万古
(
まんご
)
末代
(
まつだい
)
続
(
つづ
)
く
経綸
(
しぐみ
)
とは
申
(
まう
)
されんぞよ。
269
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
の
心
(
こころ
)
を
薩張
(
さっぱ
)
り
入
(
い
)
れ
替
(
かへ
)
て、
270
新
(
さら
)
つの
心
(
こころ
)
に
持
(
も
)
ち
替
(
かへ
)
て
居
(
を
)
らんと、
271
是迄
(
これまで
)
の
心
(
こころ
)
では
今
(
いま
)
に
土地
(
とち
)
面貌
(
めんぼう
)
を
振
(
ふ
)
るぞよ。
272
天地
(
てんち
)
の
吃驚箱
(
びっくりばこ
)
が
開
(
あ
)
くのはドンナ
事
(
こと
)
かと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は、
273
今
(
いま
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
、
274
人民
(
じんみん
)
が
何程
(
なにほど
)
賢
(
かし
)
こうても
解
(
わか
)
らん
事
(
こと
)
であるから、
275
今
(
いま
)
に
大
(
おほ
)
きな
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
いがあるから、
276
筆先
(
ふでさき
)
に
細々
(
こまごま
)
と
能
(
よ
)
く
解
(
わか
)
るやうに
書
(
かか
)
してあるなれど、
277
一柱
(
ひとり
)
も
知
(
し
)
りた
神
(
かみ
)
も
人民
(
じんみん
)
も
無
(
な
)
いので、
278
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は、
279
一通
(
ひととう
)
りや
二通
(
ふたとう
)
りや
百通
(
ひゃくとう
)
りの
骨折
(
ほねおり
)
では
無
(
な
)
いぞよ。
280
余
(
あま
)
り
古
(
ふる
)
い
事
(
こと
)
の
深
(
ふか
)
い
事
(
こと
)
ばかりが
書
(
かか
)
してあるから、
281
今
(
いま
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
や
人民
(
じんみん
)
の
霊体
(
ちから
)
では
百年
(
ひゃくねん
)
かかりても
解
(
わか
)
りさうな
事
(
こと
)
はないぞよ。
282
是
(
これ
)
を
解
(
わ
)
けたら
天地
(
てんち
)
に
無
(
な
)
い
智者
(
ちしゃ
)
、
283
学者
(
がくしゃ
)
であれど、
284
暗黒
(
くらがり
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
で
出来
(
でき
)
た
人民
(
じんみん
)
には、
285
肝腎
(
かんじん
)
の
霊魂
(
みたま
)
が
曇
(
くも
)
りて
居
(
を
)
るから
無理
(
むり
)
は
無
(
な
)
いぞよ。
286
夫
(
そ
)
れで
我
(
が
)
を
出
(
だ
)
したら
失策
(
しくじる
)
と
申
(
まう
)
して
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
けて
在
(
あ
)
るのに、
287
学
(
がく
)
でドンナ
事
(
こと
)
でも
解
(
わか
)
ると
思
(
おも
)
ふて、
288
エライ
慢心
(
まんしん
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るが、
289
いろは
の
本
(
もと
)
を
知
(
し
)
りて
居
(
を
)
る
守護神
(
しゅごうじん
)
が
無
(
な
)
いから、
290
人民
(
じんみん
)
には
尚
(
な
)
ほ
解
(
わか
)
らず、
291
六ケ敷
(
むづかしき
)
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
であるから、
292
素直
(
すなを
)
に
致
(
いた
)
して
神
(
かみ
)
の
申
(
まう
)
す
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
すと、
293
其
(
その
)
日
(
ひ
)
から
心配
(
しんぱい
)
なしに
暮
(
くら
)
せるなり、
294
何事
(
なにごと
)
も
物
(
もの
)
が
速
(
すみ
)
やかに
埒
(
らち
)
が
着
(
つ
)
いて
気楽
(
きらく
)
に
御用
(
ごよう
)
が
勤
(
つと
)
まるぞよ。
295
いろは
四十八
(
しじゅうはち
)
文字
(
もじ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
判
(
わか
)
る
身魂
(
みたま
)
は
変性男子
(
へんぜうなんし
)
と
変性女子
(
へんぜうにょし
)
の
外
(
ほか
)
には、
296
世界中
(
せかいじう
)
を
鉦
(
かね
)
や
太鼓
(
たいこ
)
で
探
(
さ
)
がしても
今
(
いま
)
では
無
(
な
)
いのであるから、
297
斯
(
こ
)
の
二
(
ふ
)
たつの
身魂
(
みたま
)
が
無
(
なか
)
りたら、
298
日本
(
にほん
)
も
世界
(
せかい
)
も
是
(
これ
)
から
先
(
さ
)
きは
潰
(
つぶ
)
れるより
仕様
(
しよう
)
の
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
になるから、
299
斯
(
この
)
二人
(
ふたり
)
の
身魂
(
みたま
)
は
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
霊体
(
ちから
)
の
取次
(
とりつ
)
ぎであるぞよ。
300
この
変性男子
(
へんじょうなんし
)
と
女子
(
にょし
)
との
身魂
(
みたま
)
の、
301
昔
(
むかし
)
からの
誠
(
まこと
)
の
因縁
(
いんねん
)
さえ
解
(
わか
)
りて
来
(
き
)
たら、
302
外
(
ほか
)
の
事
(
こと
)
は
何
(
なに
)
も
解
(
わか
)
らいでも、
303
今度
(
こんど
)
の
御用
(
ごよう
)
は
勤
(
つと
)
め
上
(
あが
)
るので
在
(
あ
)
るから、
304
約
(
つま
)
らん
理窟
(
こと
)
を
申
(
まう
)
して
何時
(
いつ
)
迄
(
まで
)
も
頑張
(
がんば
)
りて
居
(
を
)
ると、
305
段々
(
だんだん
)
解
(
わか
)
らんやうに
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
306
体主霊従
(
から
)
の
心
(
こころ
)
を
持
(
もち
)
替
(
かへ
)
て
了
(
しま
)
はんと、
307
神
(
かみ
)
の
申
(
まう
)
す
事
(
こと
)
は
皆
(
みな
)
逆様
(
さかさま
)
に
得
(
と
)
れるぞよ。
308
モウ
神
(
かみ
)
は
人民
(
じんみん
)
の
訳
(
わけ
)
の
判
(
わか
)
らん、
309
途中
(
とちう
)
の
鼻高
(
はなだか
)
に
相手
(
あいて
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るやうな
暇
(
ひま
)
が
無
(
な
)
いから、
310
訳
(
わけ
)
の
解
(
わか
)
らん
人民
(
じんみん
)
は
後
(
あと
)
へ
廻
(
まわ
)
してをいて、
311
三千年
(
さんぜんねん
)
の
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どう
)
りに
早
(
はや
)
く
埒
(
らち
)
能
(
よ
)
く
致
(
いた
)
さんと、
312
是迄
(
これまで
)
のやうな
優柔不断
(
ずんだら
)
な
事
(
こと
)
はモウ
為
(
し
)
て
居
(
を
)
れんから、
313
バタバタと
致
(
いた
)
して、
314
厳重
(
げんぢう
)
に
埒
(
らち
)
を
附
(
つ
)
けるから、
315
改心
(
かいしん
)
の
間
(
ま
)
が
無
(
な
)
いから、
316
一時
(
いっとき
)
も
早
(
はや
)
く
覚悟
(
かくご
)
を
為
(
な
)
されよ。
317
上
(
うへ
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
も
人民
(
じんみん
)
もチットの
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
いでない、
318
根本
(
こんぽん
)
からの
大間違
(
おほまちが
)
いを
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るが、
319
モウ
神
(
かみ
)
も
知
(
し
)
らせやうが
無
(
な
)
いぞよ。
320
今
(
いま
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
も
人民
(
じんみん
)
も、
321
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
思
(
おも
)
ひがテンで
判
(
わか
)
らんから、
322
出来
(
でき
)
上
(
あが
)
りたらアフンと
致
(
いた
)
さなならんぞよ。
323
余
(
あま
)
り
何時
(
いつ
)
までも
体主霊従
(
から
)
の
精神
(
こころ
)
で
居
(
を
)
ると、
324
後
(
あと
)
の
悟悔
(
こうかい
)
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はん
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
るぞよ。
325
人民
(
じんみん
)
が
何程
(
なにほど
)
熱心
(
ねっしん
)
に
神界
(
しんかい
)
の
事
(
こと
)
を
研究
(
けんきう
)
しても
容易
(
ぢき
)
に
判
(
わか
)
りはせんぞよ。
326
神
(
かみ
)
の
事
(
こと
)
は
人民
(
じんみん
)
で
判
(
わか
)
るもので
無
(
な
)
いと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が
判
(
わか
)
る
人民
(
じんみん
)
でありたら、
327
夫
(
そ
)
れこそまことの
神界
(
しんかい
)
の
判
(
わか
)
りた
人民
(
じんみん
)
であるぞよ。
328
判
(
わか
)
りたと
申
(
まを
)
す
人民
(
じんみん
)
は
何
(
なに
)
も
判
(
わか
)
りては
居
(
を
)
らんので
在
(
あ
)
るぞよ。
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