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大本神諭
004 明治25年旧1月(日不明)
001 (年月日不明)
013 明治25年旧5月5日
006 明治26年(月日不明)
017 明治26年旧7月12日
032 明治27年旧1月3日
236 明治29年旧5月26日
237 明治29年旧8月23日
020 明治29年旧12月2日
190 明治30年(月日不明)
219 明治30年旧11月6日
229 明治31年旧1月3日
261 明治31年旧3月24日
260 明治31年閏3月6日
208 明治31年閏3月27日
209 明治31年旧4月4日
262 明治31年旧4月16日
018 明治31年旧5月5日
158 明治31年旧7月16日
238 明治31年旧8月7日
075 明治31年旧8月27日
076 明治31年旧9月30日
077 明治31年旧11月5日
073 明治31年旧11月30日
078 明治31年旧12月26日
016 明治32年(月日不明)
183 明治32年旧1月(日不明)
079 明治32年旧1月18日
184 明治32年旧2月(日不明)
094 明治32年旧2月3日
095 明治32年旧2月3日
185 明治32年旧3月(日不明)
186 明治32年旧4月(日不明)
081 明治32年旧4月12日
080 明治32年旧4月22日
187 明治32年旧6月(日不明)
082 明治32年旧6月3日
083 明治32年旧6月9日
084 明治32年旧6月10日
087 明治32年旧6月18日
085 明治32年旧6月20日
088 明治32年旧6月23日
188 明治32年旧7月(日不明)
021 明治32年旧7月1日
160 明治32年旧7月1日
086 明治32年旧7月3日
089 明治32年旧7月9日
090 明治32年旧7月29日
189 明治32年旧8月(日不明)
161 明治32年旧9月19日
091 明治32年旧12月17日
092 明治32年旧12月29日
159 明治33年旧1月7日
093 明治33年旧1月15日
096 明治33年旧3月1日
259 明治33年旧4月7日
210 明治33年旧5月20日
008 明治33年旧6月10日
036 明治33年旧7月30日
222 明治33年旧8月4日
180 明治33年旧8月5日
097 明治33年旧8月6日
098 明治33年旧8月6日
181 明治33年旧8月6日
182 明治33年旧8月8日
221 明治33年旧8月8日
118 明治33年旧8月10日
119 明治33年旧8月11日
157 明治33年旧8月13日
220 明治33年旧8月16日
211 明治33年旧8月20日
065 明治33年閏8月1日
067 明治33年閏8月1日
066 明治33年閏8月2日
069 明治33年閏8月2日
068 明治33年閏8月4日
070 明治33年閏8月5日
248 明治33年閏8月23日
099 明治33年旧9月6日
105 明治33年旧9月12日
223 明治33年旧12月11日
124 明治33年旧12月13日
225 明治34年旧1月16日
177 明治34年旧2月24日
037 明治34年旧3月7日
038 明治34年旧6月3日
277 明治34年旧7月15日
071 明治34年旧8月5日
072 明治34年旧8月6日
230 明治34年旧9月1日
226 明治34年旧9月16日
227 明治34年旧9月17日
228 明治34年旧9月18日
179 明治34年旧11月(日不明)
178 明治34年旧11月9日
224 明治34年旧12月3日
204 明治35年旧3月(日不明)
010 明治35年旧3月8日
203 明治35年旧3月8日
011 明治35年旧3月11日
205 明治35年旧3月12日
012 明治35年旧3月14日
121 明治35年旧4月3日
196 明治35年旧6月1日
197 明治35年旧6月3日
198 明治35年旧6月8日
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201 明治35年旧6月16日
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028 明治35年旧7月11日
126 明治35年旧7月11日
127 明治35年旧7月12日
029 明治35年旧7月16日
128 明治35年旧7月16日
129 明治35年旧7月25日
166 明治36年旧1月1日
014 明治36年旧1月3日
167 明治36年旧1月3日
168 明治36年旧1月5日
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176 明治36年旧1月30日
274 明治36年旧2月9日
103 明治36年旧2月29日
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170 明治36年旧5月8日
173 明治36年旧5月11日
174 明治36年旧5月18日
175 明治36年旧5月19日
192 明治36年閏5月23日
193 明治36年閏5月23日
191 明治36年旧6月(日不明)
043 明治36年旧6月4日
164 明治36年旧6月5日
165 明治36年旧6月7日
115 明治36年旧6月8日
252 明治36年旧6月12日
246 明治36年旧6月14日
244 明治36年旧6月15日
251 明治36年旧6月15日
269 明治36年旧6月17日
047 明治36年旧7月13日
270 明治36年旧7月24日
100 明治36年旧8月16日
243 明治36年旧8月22日
249 明治36年旧8月22日
241 明治36年旧8月27日
242 明治36年旧8月30日
271 明治36年旧9月18日
245 明治36年旧10月1日
247 明治36年旧10月1日
240 明治36年旧10月10日
272 明治36年旧10月10日
273 明治36年旧11月4日
048 明治36年旧11月9日
239 明治36年旧11月14日
275 明治36年旧11月19日
267 明治36年旧12月7日
263 明治36年旧12月10日
268 明治36年旧12月10日
266 明治36年旧12月25日
265 明治36年旧12月28日
101 明治36年旧12月29日
264 明治36年旧12月29日
039 明治37年旧1月10日
102 明治37年旧1月11日
106 明治37年旧1月11日
108 明治37年旧1月11日
107 明治37年旧1月16日
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035 明治37年旧7月12日
031 明治37年旧8月3日
015 明治37年旧8月10日
041 明治38年旧4月16日
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142 明治40年旧7月11日
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156 明治40年旧10月16日
195 明治41年旧4月24日
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163 明治42年旧10月29日
153 明治43年旧4月15日
154 明治43年旧4月18日
150 明治43年旧8月7日
151 明治43年旧9月10日
152 明治43年旧9月28日
234 大正元年旧3月8日
060 大正元年旧7月4日
235 大正元年旧7月30日
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026 大正3年旧9月17日
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110 大正4年旧4月6日
212 大正4年旧4月9日
213 大正4年旧4月14日
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122 大正4年旧6月8日
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055 大正4年旧6月13日
131 大正4年旧6月15日
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002 大正4年旧12月2日
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254 大正5年旧2月3日
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256 大正5年旧5月18日
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005 大正6年旧2月9日
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112 大正6年旧10月16日
113 大正6年旧11月23日
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155 大正7年旧10月29日
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大正七年旧正月十二日
インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1918(大正7)年2月22日(旧1月12日)
神霊界掲載号:
大正7年3月15日号(第58号) 7頁
神霊界八幡書店復刻版:
第2巻 191頁
七巻本:
第3巻 200頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
第25章(霊界物語第60巻「三五神諭」の章)
東洋文庫天の巻:
63頁(天の巻p63と火の巻p223は一つの神諭として神霊界に掲載されている)
東洋文庫火の巻:
223頁(天の巻p63と火の巻p223は一つの神諭として神霊界に掲載されている)
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
83頁
概要:
備考:
七巻本3p214
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2017-08-17 21:56:02
OBC :
os114
001
至仁至愛神
(
みろくさま
)
の
御出
(
おで
)
ましに
成
(
な
)
る
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りたぞよ。
002
天
(
てん
)
ではミロク
様
(
さま
)
なり、
003
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
は
大国常立尊
(
おほくにとこたちのみこと
)
が
守護
(
かまは
)
ねば、
004
立
(
た
)
ちては
行
(
い
)
かぬ
斯
(
この
)
世
(
よ
)
であるぞよ。
005
根本
(
もと
)
の
天
(
てん
)
の
御先祖様
(
ごせんぞさま
)
を、
006
口
(
くち
)
で
崇
(
あが
)
めて
心
(
こころ
)
の
中
(
なか
)
では、
007
斯
(
この
)
世
(
よ
)
に
無
(
なく
)
ても
良
(
よ
)
いと
云
(
い
)
ふやうに
成
(
な
)
りて
了
(
しも
)
ふて
居
(
を
)
りた
故
(
ゆえ
)
に、
008
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
を
押
(
おし
)
込
(
こめ
)
ねばならぬやうに
成
(
な
)
りたのであるぞよ。
009
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
大国常立尊
(
おほくにとこたちのみこと
)
は、
010
神力
(
しんりき
)
が
有
(
あ
)
り
過
(
す
)
ぎて
邪神
(
あくがみ
)
の
手
(
て
)
には
合
(
あわ
)
んから、
011
邪神
(
あくがみ
)
の
精神
(
せいしん
)
が
皆
(
みな
)
一致
(
いっち
)
して
瑞霊大神
(
みろくさま
)
への
御願
(
おねがい
)
を
致
(
いた
)
して、
012
此
(
この
)
方
(
ほう
)
を
艮
(
うしとら
)
へ
押
(
おし
)
込
(
こ
)
みて、
013
サア
是
(
これ
)
で
安心
(
らく
)
じゃと
申
(
もう
)
して、
014
皆
(
みな
)
の
悪神
(
あくがみ
)
が
喜
(
よろ
)
こびて、
015
斯
(
この
)
世
(
よ
)
を
自由
(
じゆう
)
に
致
(
いた
)
して
茲
(
ここ
)
までに
乱
(
みだ
)
したのであるぞよ。
016
筆先
(
ふでさき
)
に
書
(
か
)
いては
速
(
はや
)
いやうなれど、
017
永
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
の
事実
(
こと
)
であるぞよ。
018
概略
(
あらまし
)
の
事
(
こと
)
は
初発
(
しょっぱつ
)
に
書
(
かか
)
して
在
(
あ
)
るなれど、
019
一度
(
いちど
)
には
書
(
か
)
けんから、
020
間々
(
あいだあいだ
)
に
細々
(
こまごま
)
の
事
(
こと
)
を
書
(
か
)
かせると
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らし
在
(
あ
)
りたぞよ。
021
ドノ
筆先
(
ふでさき
)
も
同
(
おな
)
じことじゃと
申
(
もう
)
して、
022
可
(
よ
)
い
加減
(
かげん
)
な
見様
(
みよう
)
をして
居
(
を
)
ると、
023
実地
(
じっち
)
の
筆先
(
ふでさき
)
通
(
どほ
)
りが
来
(
き
)
た
折
(
おり
)
には、
024
余
(
あま
)
りに
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
りた
事
(
こと
)
が
大
(
おほ
)
きな
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
いで、
025
ヂリヂリ
舞
(
まい
)
を
致
(
いた
)
さな
成
(
な
)
らん
事
(
こと
)
が
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るから、
026
念
(
ねん
)
に
念
(
ねん
)
を
押
(
お
)
して
執念深
(
くど
)
く
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るのじゃぞよ。
027
未
(
ま
)
だ
筆先
(
ふでさき
)
の
読
(
よ
)
み
様
(
やう
)
が
足
(
た
)
らん
人勝
(
ひとが
)
ちであるぞよ。
028
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
るとは
大間違
(
おほまちが
)
いであるから、
029
夫
(
そ
)
れで
筆先
(
ふでさき
)
を
充分
(
じゅうぶん
)
に
繰
(
くり
)
返
(
かへ
)
して、
030
読
(
み
)
て
下
(
くだ
)
されと
申
(
もう
)
して
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
けてあるのじゃぞよ。
031
悪
(
あく
)
の
頭
(
かしら
)
が
余
(
あま
)
り
大
(
おほ
)
きな
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
いを
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
りたから、
032
世界中
(
せかいじゅう
)
の
大
(
おほ
)
きな
難渋
(
なんじゅう
)
であるぞよ。
033
今
(
いま
)
からの
改心
(
かいしん
)
は
出来
(
でき
)
もせず、
034
間
(
ま
)
にも
合
(
あ
)
はんぞよ。
035
筆先
(
ふでさき
)
の
実地
(
じっち
)
が
出
(
で
)
て
来
(
き
)
だしたら、
036
続
(
つづ
)
いて
世界
(
せかい
)
が
一度
(
いちど
)
に
破乱
(
ばら
)
けて、
037
余
(
あま
)
りの
事
(
こと
)
で
鬼
(
おに
)
でも
蛇
(
じゃ
)
でも
極悪神
(
ごくあくがみ
)
でも
叶
(
かな
)
はん、
038
往生
(
おうじょう
)
いたさな
成
(
な
)
らん
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
るぞよ。
039
悪神
(
わるがみ
)
に
今
(
いま
)
の
中
(
うち
)
に
此
(
こ
)
の
次第
(
こと
)
が
判
(
わか
)
りて
来
(
き
)
て、
040
善道
(
ぜんどう
)
へ
立
(
たち
)
帰
(
かへ
)
りたら
豪
(
えら
)
いなれど、
041
向
(
むこ
)
ふの
国
(
くに
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
の
仕組
(
しぐみ
)
は、
042
ダラダラと
何時
(
いつ
)
まで
掛
(
かか
)
りても
頓着
(
とんちゃく
)
は
致
(
いた
)
さん、
043
気
(
き
)
の
永
(
なが
)
い
仕組
(
しぐみ
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るから、
044
今度
(
こんど
)
は
大分
(
だいぶ
)
慮見
(
りょうけん
)
の
違
(
ちが
)
ふ
守護神
(
しゅごじん
)
が
出来
(
でき
)
るなれど、
045
日本
(
にほん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
迅速
(
いっさく
)
な
経綸
(
しぐみ
)
が
致
(
いた
)
して
在
(
あ
)
るから、
046
何程
(
なにほど
)
向
(
むこ
)
ふの
極悪神
(
ごくあくがみ
)
でも、
047
日本
(
にほん
)
の
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
からの
仕組
(
しぐみ
)
を
始
(
はじ
)
めたら
兎
(
と
)
ても
叶
(
かな
)
はんぞよ。
048
余
(
あま
)
り
見損
(
みぞこな
)
いが
大
(
おほ
)
きなから、
049
大間違
(
おほまちが
)
いが
出来
(
でき
)
てきて
見当
(
けんとう
)
が
取
(
と
)
れず、
050
何
(
ど
)
うしたら
良
(
よ
)
かろうかと
途方
(
とほう
)
に
暮
(
くれ
)
て、
051
降参
(
こうさん
)
も
出来
(
でき
)
ず、
052
茲
(
ここ
)
に
成
(
な
)
りてからドレ
丈
(
だけ
)
の
御詫
(
おわび
)
を
申
(
もう
)
して
来
(
き
)
ても、
053
世界
(
せかい
)
の
大峠
(
おほとうげ
)
となりたら、
054
そんな
事
(
こと
)
には
掛
(
かか
)
りては
居
(
を
)
れんから、
055
今
(
いま
)
の
内
(
うち
)
に
聞
(
き
)
いて
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
して、
056
身魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
いて
居
(
を
)
らんと、
057
今度
(
こんど
)
は
彼我
(
どちら
)
の
国
(
くに
)
も
国
(
くに
)
が
無
(
な
)
くなるか、
058
一
(
ひと
)
つ
二
(
ふた
)
つの
大峠
(
おほとうげ
)
であるぞよ。
059
是
(
これ
)
からは
国
(
くに
)
が
無
(
な
)
くなる
乎
(
か
)
、
060
泥海
(
どろうみ
)
になる
乎
(
か
)
の
境目
(
さかいめ
)
であるから、
061
○○の
身魂
(
みたま
)
が
水晶
(
すいしょう
)
になりたら、
062
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
が
立
(
た
)
ちて
行
(
い
)
くなり、
063
今
(
いま
)
の
儘
(
へん
)
で
今
(
いま
)
の
心
(
こころ
)
で
在
(
あ
)
りたなら、
064
向
(
むこ
)
ふの
国
(
くに
)
の
悪神
(
わるがみ
)
の
頭
(
かしら
)
が、
065
モ
一
(
ひと
)
つ
悪
(
あく
)
を
強
(
つよ
)
く
致
(
いた
)
して、
066
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
を
奪略
(
とる
)
のは
最容易
(
いとやすい
)
ことに
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
るぞよ。
067
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
小
(
ちい
)
さいから、
068
人民
(
じんみん
)
も
尠
(
すくな
)
いのは
当然
(
あたりまへ
)
であれども、
069
霊主体従国
(
ひのもと
)
には
誰
(
たれ
)
も
能
(
よ
)
う
為
(
せ
)
ん
秘密
(
ひみつ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
が、
070
神界
(
しんかい
)
から
致
(
いた
)
してあるから、
071
往生
(
おうじょう
)
を
致
(
いた
)
させて、
072
万古
(
まんご
)
末代
(
まつだい
)
刃向
(
はむか
)
ひは
出来
(
でき
)
んやうに
致
(
いた
)
すぞよ。
073
今
(
いま
)
向
(
むこ
)
ふの
国
(
くに
)
の
悪
(
あく
)
の
頭
(
かしら
)
は、
074
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
を
下
(
し
)
たに
見降
(
みおろ
)
して
居
(
を
)
るから、
075
九分九厘
(
くぶくりん
)
と
一厘
(
いちりん
)
とで
斯
(
この
)
世
(
よ
)
が
泥海
(
どろうみ
)
に
成
(
な
)
る
所
(
とこ
)
を、
076
一厘
(
いちりん
)
の
秘密
(
ひみつ
)
で
跡
(
あと
)
は
水晶
(
すいしょう
)
の
身魂
(
みたま
)
斗
(
ばか
)
りに
致
(
いた
)
して、
077
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
を
続
(
つづ
)
かす
経綸
(
しぐみ
)
が
致
(
いた
)
してあるから、
078
悪
(
あく
)
の
方
(
ほう
)
の
身魂
(
みたま
)
では、
079
日本
(
にほん
)
の
神国
(
しんこく
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
見当
(
けんとう
)
は
取
(
と
)
れんぞよ。
080
悪
(
あく
)
の
開
(
ひら
)
けるのは
速
(
はや
)
いなれど、
081
善
(
ぜん
)
と
云
(
い
)
ふ
御道
(
おんみち
)
を
開
(
ひら
)
くのは、
082
中々
(
なかなか
)
一通
(
ひととお
)
りの
事
(
こと
)
を
為
(
し
)
て
居
(
を
)
りては
開
(
ひら
)
けんぞよ。
083
ドンナ
行
(
ぎゃう
)
も
斯
(
この
)
世
(
よ
)
一切
(
いっさい
)
の
事
(
こと
)
は
何
(
なに
)
を
問
(
と
)
はれても、
084
是
(
これ
)
一色
(
いっしき
)
知
(
し
)
らんといふ
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
いやうに
行
(
ぎゃう
)
を
致
(
いた
)
さねば、
085
これだけは
知
(
し
)
らんと
云
(
い
)
ふ
様
(
やう
)
な
事
(
こと
)
では
善
(
ぜん
)
の
御道
(
おんみち
)
は
開
(
ひら
)
けんぞよ。
086
善
(
ぜん
)
の
道
(
みち
)
を
開
(
ひら
)
くのは
陽気心
(
ようきごころ
)
が
一寸
(
ちょっと
)
でも
有
(
あ
)
るやうな
事
(
こと
)
をして
居
(
を
)
りたら、
087
坂
(
さか
)
に
車
(
くるま
)
を
廻
(
まわ
)
す
如
(
ごと
)
くであるぞよ。
088
是
(
これ
)
までに
苦労
(
くろう
)
を
致
(
いた
)
した
事
(
こと
)
が、
089
直
(
す
)
ぐに
後
(
あと
)
へ
戻
(
もど
)
りて
仕直
(
しなお
)
し
斗
(
ばか
)
りで、
090
誠
(
まこと
)
の
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
は
致
(
いた
)
さんぞよ。
091
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
との
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
は
天地
(
てんち
)
の
大違
(
おほちが
)
いであるから、
092
夜
(
よ
)
の
眼
(
め
)
も
気楽
(
きらく
)
に
寝
(
ね
)
る
事
(
こと
)
もならん、
093
辛
(
つら
)
い
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
であるぞよ。
094
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
との
立
(
たて
)
分
(
わ
)
けで
世界
(
せかい
)
が
動
(
うご
)
くぞよと
申
(
もう
)
して、
095
筆先
(
ふでさき
)
で
毎度
(
まいど
)
知
(
し
)
らしてあるなれど、
096
人民
(
じんみん
)
と
申
(
もう
)
すものは
何事
(
なにごと
)
も
実地
(
じっち
)
をして
見
(
み
)
せんと、
097
ソレソレと
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らしても、
098
人民
(
じんみん
)
では
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
が
汲
(
くみ
)
取
(
と
)
れんから、
099
思
(
おも
)
ふ
事
(
こと
)
が
逆様
(
さかさま
)
ばかりで、
100
六ケ敷
(
むつかし
)
いのであるぞよ。
101
今
(
いま
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
が
余
(
あま
)
り
粗末
(
そまつ
)
な
身魂
(
みたま
)
であるから、
102
実地
(
じっち
)
の
生神
(
いきがみ
)
の
気
(
き
)
に
入
(
い
)
りさうな
事
(
こと
)
が
無
(
な
)
いのは
当然
(
あたりまへ
)
、
103
解
(
わか
)
りさうな
事
(
こと
)
が
無
(
な
)
いから、
104
素直
(
すなほ
)
に
致
(
いた
)
すが
一等
(
いっとう
)
であるぞよ。
105
この
曇
(
くも
)
り
切
(
き
)
りた
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
へ、
106
実地
(
じっち
)
の
世
(
よ
)
の
本
(
もと
)
の
大神
(
おほかみ
)
が
其
(
その
)
儘
(
まま
)
の
姿
(
すがた
)
を
顕
(
あら
)
はして、
107
言
(
い
)
ひ
聞
(
き
)
かしたとて、
108
恐
(
こわ
)
いばかりで、
109
傍
(
そば
)
へも
寄
(
より
)
付
(
つ
)
く
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
んから、
110
何
(
いず
)
れは
矢張
(
やは
)
り
天地
(
てんち
)
の
大神
(
おほかみ
)
と
申
(
もう
)
して
居
(
を
)
りても、
111
悪神
(
わるがみ
)
に
相違
(
そうゐ
)
ないと
未
(
ま
)
だ
申
(
もう
)
すのは
当
(
あた
)
り
前
(
まえ
)
であるぞよ。
112
人民
(
じんみん
)
にそんな
事
(
こと
)
が
判
(
わか
)
る
筈
(
はず
)
が
無
(
な
)
いのが
道理
(
どうり
)
、
113
一旦
(
いったん
)
帰幽
(
でなをし
)
にさして、
114
霊魂
(
みたま
)
斗
(
ばか
)
りに
致
(
いた
)
して、
115
新
(
さら
)
つの
世
(
よ
)
に
致
(
いた
)
さねば、
116
言
(
い
)
い
聞
(
きか
)
して
聞
(
き
)
くやうな
身魂
(
みたま
)
は、
117
向
(
むこ
)
ふの
国
(
くに
)
にはチットも
有
(
あ
)
りはせんから、
118
初発
(
しょっぱつ
)
から
違
(
ちご
)
ふた
事
(
こと
)
は
今
(
いま
)
に
一
(
ひと
)
つも
無
(
な
)
いぞよ。
119
違
(
ちが
)
いは
致
(
いた
)
さんぞよ。
120
其
(
その
)
霊魂
(
みたま
)
に
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
の
霊魂
(
みたま
)
が
憑
(
うつ
)
りて、
121
向
(
むこ
)
ふの
国
(
くに
)
を
良
(
よ
)
いと
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
るのが、
122
何
(
なに
)
に
付
(
つ
)
けても
大間違
(
おほまちが
)
いであるぞよ。
123
何
(
なに
)
から
何
(
なに
)
まで
向
(
むこ
)
ふの
国
(
くに
)
の
為
(
す
)
る
事
(
こと
)
が、
124
良
(
よ
)
いと
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
る
事
(
こと
)
が、
125
真
(
まこと
)
の
元
(
もと
)
の
大神
(
おほかみ
)
から
見
(
み
)
ると、
126
眼
(
め
)
を
明
(
あ
)
けて
見
(
み
)
る
事
(
こと
)
の
出来
(
でき
)
んほど、
127
見苦
(
みぐる
)
しき
有様
(
ありさま
)
であるぞよ。
128
天地
(
てんち
)
の
違
(
ちが
)
いと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は
譬
(
たとえ
)
に
申
(
もう
)
すなれど、
129
譬
(
たとえ
)
よりは
一層
(
いっそう
)
ヒドイ
大間違
(
おほまちがい
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
で、
130
たとゑにも
成
(
な
)
らん
如
(
よ
)
うな
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
いを
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るから、
131
世界
(
せかい
)
には
斯様
(
かよう
)
な
難渋
(
なんじゅう
)
な
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
て
来
(
く
)
るのであるぞよ。
132
実地
(
じっち
)
の
大本
(
おほもと
)
を
無
(
な
)
いものに
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るのが、
133
何
(
ど
)
うしても
今度
(
こんど
)
は
言
(
いい
)
訳
(
わけ
)
は
出来
(
でき
)
よまい。
134
この
先
(
さき
)
は
一日
(
いちにち
)
ましに
何事
(
なにごと
)
も、
135
世
(
よ
)
の
本
(
もと
)
からの
事柄
(
ことがら
)
や
所作柄
(
しょさがら
)
が、
136
別
(
べつ
)
に
此
(
この
)
方
(
ほう
)
から
顕
(
あら
)
はせずに
堪忍
(
こらえ
)
て
遣
(
や
)
ろうと
思
(
おも
)
ふ
程
(
ほど
)
、
137
我
(
われ
)
の
為
(
す
)
る
事
(
こと
)
を
我
(
われ
)
の
口
(
くち
)
からざんげを
晒
(
さら
)
して
各自
(
めいめい
)
に、
138
神
(
かみ
)
からは
何
(
なに
)
も
問
(
と
)
はいでも、
139
我
(
われ
)
の
口
(
くち
)
から
吐
(
は
)
き
出
(
だ
)
して
了
(
しも
)
ふて、
140
斯
(
この
)
世
(
よ
)
で
大
(
おほ
)
きな
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
いをして
居
(
を
)
りたと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が、
141
発根
(
ほっこん
)
と
天地
(
てんち
)
から
判
(
わか
)
りて
来
(
き
)
て、
142
抜
(
ぬ
)
き
差
(
さ
)
しの
出来
(
でき
)
ん
事
(
こと
)
になるぞよ。
143
是迄
(
これまで
)
の
世
(
よ
)
は
真暗黒
(
まっくらがり
)
の
世
(
よ
)
でありたから、
144
何
(
なに
)
も
分
(
わか
)
らん
向
(
むこ
)
ふの
守護神
(
しゅごじん
)
が、
145
コンナ
良
(
よ
)
い
世
(
よ
)
が
有
(
あ
)
るものかと
申
(
もう
)
して、
146
何
(
なに
)
も
知
(
し
)
らずに
慢心
(
まんしん
)
を
致
(
いた
)
して、
147
日本
(
にほん
)
へ
来
(
こ
)
られなんだ
悪
(
あく
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
やら、
148
四
(
よ
)
ツ
足
(
あし
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
ばかりが、
149
好
(
す
)
き
寸法
(
すっぽう
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
を
致
(
いた
)
して、
150
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
を
畜生
(
ちくしょう
)
の
国
(
くに
)
にして
了
(
しも
)
ふた、
151
その
暗
(
くら
)
がりの
中
(
なか
)
に
出来
(
でき
)
た
盲目
(
めくら
)
や、
152
聾
(
つんぼ
)
ばかりの
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
りて、
153
世界中
(
せかいじゅう
)
が
何
(
ど
)
う
仕様
(
しよう
)
も
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
るから……………。
154
爰
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
た
折
(
おり
)
には、
155
天地
(
てんち
)
から
斯
(
こ
)
んな
身魂
(
みたま
)
では
斯
(
この
)
世
(
よ
)
に
居
(
を
)
れん
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
てくるから、
156
是
(
これ
)
までの
心
(
こころ
)
を
持
(
もち
)
替
(
かへ
)
て
身魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
いて
居
(
を
)
らんと、
157
世界
(
せかい
)
一度
(
いちど
)
に
難渋
(
なんじゅう
)
な
事
(
こと
)
になるから、
158
二十七年
(
にじゅうしちねん
)
の
間
(
あいだ
)
引
(
ひき
)
続
(
つづ
)
いて
知
(
し
)
らして
居
(
を
)
るなれど、
159
まだそんな
事
(
こと
)
があるものかと、
160
足元
(
あしもと
)
へ
火
(
ひ
)
が
燃
(
も
)
えて
来
(
き
)
て
居
(
を
)
るのに、
161
悪度胸
(
わるどきょう
)
を
据
(
す
)
えて、
162
世界
(
せかい
)
が
潰
(
つぶ
)
れたら
皆
(
みん
)
な
並
(
なみ
)
であると
申
(
もう
)
して、
163
平気
(
へいき
)
で
今
(
いま
)
に
居
(
を
)
る
如
(
よ
)
うな
守護神
(
しゅごじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
る
人民
(
じんみん
)
が、
164
ドウ
仕様
(
しよう
)
も
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
が
何
(
いず
)
れは
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るから、
165
素直
(
すなほ
)
に
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
を
聞
(
き
)
いて
居
(
を
)
る
守護神
(
しゅごじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
い
)
る
肉体
(
にくたい
)
は、
166
ドエライ
難渋
(
なんじゅう
)
は
致
(
いた
)
すまいなれど、
167
余
(
あま
)
り
良
(
よ
)
い
気
(
き
)
で
居
(
を
)
る
肉体
(
にくたい
)
は、
168
思
(
おも
)
ひが
違
(
ちが
)
ふ
事
(
こと
)
になりて
来
(
く
)
るぞよ。
169
是
(
これ
)
からは
霊魂
(
みたま
)
の
善悪
(
よしあし
)
が
全部
(
すっくり
)
別
(
わか
)
るから、
170
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
申
(
もう
)
してある
事
(
こと
)
の
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
たから、
171
何所
(
どこ
)
から
何事
(
なにごと
)
が
始
(
はじ
)
まるやら
知
(
し
)
れんぞよと
申
(
もう
)
してあるやうに、
172
何彼
(
なにか
)
のことが
世界中
(
せかいじゅう
)
の
大困難
(
だいこんなん
)
で、
173
昔
(
むかし
)
から
末代
(
まつだい
)
に
一度
(
いちど
)
ほか
無
(
な
)
い、
174
大望
(
たいもう
)
な
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
であるから、
175
人民
(
じんみん
)
の
思
(
おも
)
ふよりも
大望
(
たいもう
)
であるから、
176
始
(
はじ
)
まると
何
(
ど
)
う
仕様
(
しよう
)
も
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
て、
177
何処
(
どこ
)
へ
迯
(
に
)
げて
行
(
いこ
)
うにも
行
(
い
)
く
処
(
とこ
)
の
無
(
な
)
い
様
(
やう
)
になるから……………。
178
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
が
向
(
むこ
)
ふの
国
(
くに
)
の
性来
(
しょうらい
)
になりて
居
(
を
)
るから、
179
平気
(
へいき
)
で、
180
今
(
いま
)
に
成
(
な
)
っても
判
(
わか
)
らん
守護神
(
しゅごじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
るやうな
肉体
(
にくたい
)
は、
181
日本
(
にほん
)
に
事
(
こと
)
がありたら
外国
(
がいこく
)
へ
迯
(
に
)
げて
行
(
い
)
く
位
(
くらゐ
)
に
思
(
おも
)
ふて、
182
国
(
くに
)
の
事
(
こと
)
ども
何
(
な
)
んとも
思
(
おも
)
はずに、
183
気楽
(
きらく
)
に
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
るで
在
(
あ
)
ろうがな。
184
外国
(
がいこく
)
は
夫
(
そ
)
れまでにまだまだ
激
(
ひど
)
い
事
(
こと
)
があるから、
185
何処
(
どこ
)
へも
迯
(
に
)
げて
行
(
い
)
く
所
(
とこ
)
は
無
(
な
)
いぞよ。
186
我
(
が
)
では
行
(
い
)
けん
時節
(
じせつ
)
が
廻
(
まわ
)
りて
来
(
き
)
たから、
187
素直
(
すなほ
)
に
致
(
いた
)
さうより
仕方
(
しかた
)
はないぞよ。
188
此
(
この
)
先
(
さき
)
は
頑張
(
がんば
)
るほど
微躯
(
びく
)
りとも
成
(
な
)
らんやうになるぞよ。
189
我
(
が
)
を
出
(
だ
)
して
縮尻
(
しくじり
)
た
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
が、
190
爰
(
ここ
)
までに
善
(
ぜん
)
一
(
ひと
)
つを
立
(
たて
)
貫
(
つらぬ
)
きて、
191
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
を
首尾
(
しゅび
)
能
(
よ
)
く
致
(
いた
)
した
其
(
その
)
上
(
うへ
)
では、
192
世界中
(
せかいじゅう
)
の
生
(
いき
)
あるものは
皆
(
みな
)
良
(
よ
)
くして
遣
(
や
)
りたいと
思
(
おも
)
ふて、
193
永
(
なが
)
らくの
間
(
あいだ
)
悔
(
くや
)
し
残念
(
ざんねん
)
を
堪忍
(
こばり
)
たなれど、
194
外国
(
がいこく
)
は
余
(
あま
)
り
非道
(
ひど
)
い
悪
(
あく
)
の
頭
(
かしら
)
と
眷属
(
けんぞく
)
とが、
195
善
(
ぜん
)
といふ
事
(
こと
)
の
道
(
みち
)
の
判
(
わか
)
らん
極悪
(
ごくあく
)
であるから、
196
埒
(
らち
)
良
(
よ
)
く
致
(
いた
)
さねば
成
(
な
)
らんから、
197
一旦
(
いったん
)
は
未
(
ま
)
だ
天地
(
てんち
)
の
大神
(
おほかみ
)
は
矢張
(
やは
)
り
悪神
(
わるがみ
)
であると、
198
皆
(
みな
)
の
者
(
もの
)
が
申
(
もう
)
すなれど、
199
実地
(
じっち
)
の
善
(
ぜん
)
の
身魂
(
みたま
)
は、
200
斯
(
この
)
世
(
よ
)
の
変
(
かは
)
り
目
(
め
)
には
極悪
(
ごくあく
)
のやうに
見
(
み
)
えるぞよ。
201
細工
(
さいく
)
は
流々
(
りゅうりゅう
)
、
202
仕上
(
しあ
)
げた
所
(
とこ
)
を
見
(
み
)
て
貰
(
もら
)
はんと、
203
人民
(
じんみん
)
からは
出来
(
でき
)
もせず、
204
解
(
わか
)
る
事
(
こと
)
でも
無
(
な
)
い。
205
一厘
(
いちりん
)
の
秘密
(
ひみつ
)
で
三千世界
(
さんぜんせかい
)
を
水晶
(
すいしょう
)
に
立替
(
たてかへ
)
、
206
立直
(
たてなほ
)
すのであるぞよ。
207
用意
(
ようい
)
を
成
(
な
)
されよ。
208
足元
(
あしもと
)
から
鳥
(
とり
)
が
立
(
た
)
つぞよ。
209
時節
(
じせつ
)
が
近
(
ちか
)
よりたぞよ。
210
三千世界
(
さんぜんせかい
)
一度
(
いちど
)
に
開
(
ひら
)
く
梅
(
むめ
)
の
花
(
はな
)
、
211
艮
(
うしとら
)
の
根神
(
こんじん
)
の
守護
(
しゅご
)
の
世
(
よ
)
になりたぞよと、
212
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
手
(
て
)
を
借
(
か
)
り、
213
口
(
くち
)
を
借
(
か
)
りて
知
(
し
)
らした
事
(
こと
)
の、
214
実地
(
じっち
)
が
現
(
あら
)
はれる
時節
(
じせつ
)
が
近寄
(
ちかよ
)
りて
来
(
き
)
たぞよ。
215
今迄
(
いままで
)
の
世
(
よ
)
は
悪神
(
わるがみ
)
の
覇張
(
はば
)
る
世
(
よ
)
で、
216
何事
(
なにごと
)
も
好
(
す
)
き
寸法
(
すっぽう
)
、
217
利己主義
(
われよし
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
で、
218
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
乱
(
みだ
)
して
来
(
き
)
たが、
219
モウ
是
(
これ
)
からは
昔
(
むかし
)
の
元
(
もと
)
の
生神
(
いきがみ
)
が
世
(
よ
)
に
現
(
あら
)
はれて、
220
三千世界
(
さんぜんせかい
)
を
守護
(
かまう
)
やうに
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りたから、
221
思
(
おも
)
ひの
違
(
ちが
)
ふ
守護神
(
しゅごじん
)
、
222
人民
(
じんみん
)
が
大多数
(
たっぴつ
)
に
出来
(
でき
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
223
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてか
)
へ、
224
天
(
あま
)
の
磐戸
(
いわと
)
開
(
びら
)
きは、
225
悪
(
あく
)
の
身魂
(
みたま
)
が
毛筋
(
けすじ
)
の
横巾
(
よこはば
)
でも
混
(
まじ
)
りてありたら
成就
(
じょうじゅ
)
いたさぬ
大望
(
たいもう
)
な、
226
末代
(
まつだい
)
に
一度
(
いちど
)
より
為
(
し
)
られん
神界
(
しんかい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
であるから、
227
茲
(
ここ
)
まで
悪神
(
わるがみ
)
の
覇張
(
はばり
)
た
暗黒
(
くらがり
)
の
世
(
よ
)
を、
228
生粋
(
きっすい
)
の
水晶
(
すいしょう
)
の
如
(
よ
)
うな
明
(
あき
)
らかな、
229
何時
(
いつ
)
までも
変
(
かわ
)
らぬ
神世
(
かみよ
)
に
致
(
いた
)
さねば
成
(
な
)
らぬから、
230
神
(
かみ
)
も
中々
(
なかなか
)
骨
(
ほね
)
の
折
(
を
)
れる
事
(
こと
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
231
昔
(
むかし
)
のミロク
様
(
さま
)
の
純粋
(
きっすい
)
の、
232
何時
(
いつ
)
になりても
変
(
かわ
)
らぬ
其
(
その
)
儘
(
まま
)
の
秘密
(
ひみつ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
凝結
(
かたまり
)
で、
233
末代
(
まつだい
)
動
(
うご
)
かん
巌
(
いわ
)
に
松
(
まつ
)
の
仕組
(
しぐみ
)
、
234
何神
(
どのかみ
)
にも
解
(
わか
)
らぬ
様
(
よう
)
に
為
(
し
)
てある
善
(
ぜん
)
一
(
ひと
)
つの
誠
(
まこと
)
の
道
(
みち
)
であるから、
235
途中
(
とちう
)
に
精神
(
こころ
)
の
変
(
かわ
)
るやうな
身魂
(
みたま
)
では
出来
(
でき
)
も
致
(
いた
)
さず、
236
判
(
わか
)
りも
為
(
せ
)
ぬぞよ。
237
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
を
創造
(
こしらへ
)
て、
238
世界中
(
せかいじゅう
)
の
一切
(
いっさい
)
の
事
(
こと
)
、
239
何
(
なに
)
一
(
ひと
)
つ
知
(
し
)
らんといふ
事
(
こと
)
の
無
(
な
)
い
身魂
(
みたま
)
でないと、
240
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は、
241
世界
(
せかい
)
を
創建
(
こしらへ
)
るよりも
何程
(
どれほど
)
骨
(
ほね
)
が
折
(
を
)
れるか
知
(
し
)
れんぞよ。
242
限
(
かぎ
)
り
無
(
な
)
しの
潰
(
つ
)
ぶされぬ
末代
(
まつだい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
、
243
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
、
244
立直
(
たてなを
)
しといふことは、
245
爰
(
ここ
)
まで
悪神
(
わるがみ
)
が
覇張
(
はば
)
りて、
246
モ
一
(
ひ
)
とつ
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
を
奸賢
(
わるが
)
しこう
人民
(
じんみん
)
をいたして、
247
未
(
ま
)
だ
未
(
ま
)
だ
悪神
(
わるがみ
)
の
力
(
ちから
)
を
強
(
つよく
)
して、
248
善
(
ぜん
)
の
神
(
かみ
)
の
道
(
みち
)
は
立
(
た
)
てさせぬ
如
(
よ
)
うに、
249
悪神
(
わるがみ
)
の
体主霊従主義
(
あくばかり
)
で
貫
(
つらぬ
)
く
仕組
(
しぐみ
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るから、
250
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
は
余程
(
よほど
)
魂
(
たま
)
を
研
(
みが
)
いて、
251
日本魂
(
やまとだましい
)
を
元
(
もと
)
へ
戻
(
もど
)
して
光
(
ひかり
)
を
出
(
だ
)
して
置
(
を
)
かねば、
252
万古
(
まんご
)
末代
(
まつだい
)
日本
(
にほん
)
は
外国
(
がいこく
)
の
自由
(
じゆう
)
に
為
(
し
)
られて
了
(
しま
)
ふぞよ。
253
昔
(
むかし
)
から
露国
(
ろこく
)
へ
上
(
あが
)
りて
居
(
を
)
りた
悪神
(
わるがみ
)
の
頭目
(
かしら
)
が、
254
モ
一
(
ひと
)
つ
向
(
むか
)
うの
国
(
くに
)
(
独逸
(
どいつ
)
)へ
渡
(
わた
)
りて、
255
人民
(
じんみん
)
の
頭
(
かしら
)
を
自由
(
じゆう
)
自在
(
じざい
)
に、
256
我
(
わ
)
れの
思惑
(
をもわく
)
どほりに
悪
(
あく
)
を
働
(
はたら
)
き、
257
世界中
(
せかいじう
)
の
大困難
(
おおこんなん
)
を
構
(
かま
)
はず、
258
何処
(
どこ
)
までも
暴
(
あ
)
れて
暴
(
あ
)
れて
暴
(
あ
)
れまわして
世界
(
せかい
)
を
苦
(
くる
)
しめ、
259
又
(
ま
)
た
露国
(
ろこく
)
を
自由
(
じゆう
)
に
致
(
いた
)
して
我
(
わ
)
れの
手下
(
てし
)
たに
附
(
つ
)
けて、
260
今
(
いま
)
に
日本
(
にほん
)
へ
攻
(
せ
)
めて
来
(
く
)
る
経綸
(
しぐみ
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
い
)
るが、
261
そんな
事
(
こと
)
に
微躯
(
びく
)
つく
如
(
よ
)
うな
日本
(
にほん
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
、
262
人民
(
じんみん
)
でありたら
日本
(
にほん
)
は
到底
(
とうてい
)
続
(
つづ
)
きは
致
(
いた
)
さんぞよ。
263
是
(
これ
)
から
神
(
かみ
)
が
蔭
(
かげ
)
から
手伝
(
てつど
)
ふて、
264
日本
(
にほん
)
の
軍隊
(
いくさ
)
に
神力
(
しんりき
)
を
附
(
つけ
)
て
与
(
や
)
るから、
265
今度
(
こんど
)
は
大丈夫
(
だいぜうぶ
)
であれども、
266
向
(
むか
)
ふの
国
(
くに
)
同士
(
どうし
)
が
戦争
(
いくさ
)
は
到底
(
とうてい
)
叶
(
かな
)
はんと
申
(
まう
)
して、
267
可
(
よ
)
い
加減
(
かげん
)
な
事
(
こと
)
で
仲直
(
なかなを
)
りを
致
(
いた
)
して、
268
一腹
(
ひとはら
)
に
成
(
な
)
って
今度
(
こんど
)
は
日本
(
にほん
)
へ
押
(
おし
)
詰
(
つめ
)
て
来
(
く
)
るから、
269
日本
(
にほん
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
も
人民
(
じんみん
)
も
腹帯
(
はらおび
)
を
占
(
しめ
)
て
掛
(
かか
)
らな、
270
万古
(
まんご
)
末代
(
まつだい
)
取
(
とり
)
返
(
かや
)
しの
出来
(
でき
)
ん
事
(
こと
)
になるぞよと
申
(
まを
)
して、
271
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
手
(
て
)
を
籍
(
か
)
り
口
(
くち
)
を
籍
(
か
)
りて
知
(
し
)
らして
置
(
お
)
いた
事
(
こと
)
の
実地
(
じっち
)
が
迫
(
せま
)
りて
来
(
き
)
たぞよ。
272
外国
(
がいこく
)
は
悪
(
あく
)
が
強
(
つよ
)
いから、
273
ドコ
迄
(
まで
)
も
執念深
(
しつこ
)
う
目的
(
もくてき
)
の
立
(
た
)
つ
迄
(
まで
)
行
(
や
)
り
通
(
と
)
うすなれど、
274
九分九厘
(
くぶくりん
)
と
云
(
い
)
ふ
処
(
とこ
)
まで
来
(
き
)
た
折
(
をり
)
に、
275
三千年
(
さんぜんねん
)
の
神
(
かみ
)
が
経綸
(
しぐみ
)
の
奥
(
おく
)
の
手
(
て
)
を
出
(
だ
)
して、
276
外国
(
がいこく
)
を
往生
(
おうぜう
)
いたさすので
在
(
あ
)
るから、
277
日本
(
にほん
)
は
大丈夫
(
だいじょうぶ
)
であれども、
278
罪穢
(
めぐり
)
の
深
(
ふか
)
い
処
(
ところ
)
には
罪穢
(
めぐり
)
の
借銭
(
しゃくせん
)
済
(
な
)
しが
在
(
あ
)
るから
今
(
いま
)
の
中
(
うち
)
に
改心
(
かいしん
)
をいたさんと、
279
日本
(
にほん
)
にも
酷
(
きび
)
しき
徴罸
(
いましめ
)
が
天地
(
てんち
)
から
在
(
あ
)
るぞよ。
280
霊主体従主義
(
ひのもと
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
で
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
が
立
(
た
)
つか、
281
体主霊従
(
から
)
の
施政方針
(
やりかた
)
で
世
(
よ
)
が
末代
(
まつだい
)
続
(
つづ
)
く
乎
(
か
)
、
282
今度
(
こんど
)
は
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
との
力量
(
ちから
)
比
(
くら
)
べであるから、
283
勝
(
か
)
ちた
方
(
ほう
)
へ
末代
(
まつだい
)
従
(
したが
)
ふて
来
(
こ
)
ねばならんぞよ。
284
それで
神界
(
しんかい
)
は
茲
(
ここ
)
まで
煉
(
ね
)
りに
煉
(
ね
)
りたので
在
(
あ
)
るぞよ。
285
この
先
(
さき
)
は
善
(
ぜん
)
一
(
ひと
)
つの
誠
(
まこと
)
の
道
(
みち
)
を
立
(
たて
)
貫
(
ぬ
)
かねば、
286
斯
(
この
)
世
(
よ
)
に
安住
(
をい
)
て
貰
(
もら
)
えんやうに
酷
(
きび
)
しく
成
(
な
)
るから、
287
爰
(
ここ
)
まで
永
(
なが
)
らく
言
(
ゆ
)
ひ
聞
(
き
)
かしたので
在
(
あ
)
るぞよ。
288
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
との
境界
(
さかへ
)
の
大峠
(
おほとうげ
)
であるから、
289
爰
(
ここ
)
まで
十分
(
じゅうぶん
)
に
煉
(
ね
)
らねば
悪
(
あく
)
の
性来
(
しょうらい
)
には
聞
(
き
)
けんから、
290
今
(
いま
)
の
今
(
いま
)
まで
煉
(
ね
)
りたのであるが、
291
チットは
腹
(
はら
)
へ
浸
(
し
)
み
切
(
き
)
りて
居
(
を
)
る
身魂
(
みたま
)
が
在
(
あ
)
るであらう。
292
爰
(
ここ
)
までに
言
(
い
)
い
聞
(
き
)
かしても
判
(
わか
)
らん
如
(
よ
)
うな
身魂
(
みたま
)
は
体
(
てい
)
能
(
よ
)
く
覚悟
(
かくご
)
をいたさんと、
293
是迄
(
これまで
)
のやうな
心
(
こころ
)
で
居
(
を
)
りたなら
又
(
ま
)
た
天地
(
てんち
)
を
汚
(
けが
)
して
了
(
しま
)
ふから、
294
善
(
ぜん
)
へ
心底
(
しん
)
から
従
(
したが
)
ふ
身魂
(
みたま
)
で
無
(
な
)
いと、
295
今迄
(
いままで
)
の
如
(
よ
)
うな
心
(
こころ
)
の
人民
(
じんみん
)
が
在
(
あ
)
りたら
総損害
(
そうぞこない
)
になりて、
296
モ
一
(
ひと
)
つ
遅
(
おく
)
れるから、
297
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
も
助
(
たす
)
けて
遣
(
や
)
る
事
(
こと
)
も
出来
(
でき
)
ず、
298
天
(
てん
)
の
御三体
(
ごさんたい
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
へ
申
(
もうし
)
訳
(
わけ
)
の
無
(
な
)
いやうな
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るから、
299
止
(
やむ
)
を
得
(
ゑ
)
ず
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
でもモウ
経綸
(
しぐみ
)
どほりに
致
(
いた
)
すぞよ。
300
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
が
段々
(
だんだん
)
と
近寄
(
ちかよ
)
りたから、
301
是
(
これ
)
までの
如
(
よ
)
うな
事
(
こと
)
には
行
(
ゆ
)
かんから、
302
一
(
いち
)
か
八
(
ばち
)
と
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
を
向
(
むか
)
ふの
国
(
くに
)
の
悪
(
あく
)
の
頭
(
かしら
)
に
書
(
か
)
いて
見
(
み
)
せて
置
(
お
)
くが
良
(
よ
)
いぞよ。
303
今
(
いま
)
の
日本
(
にほん
)
の
番頭
(
ばんとう
)
のフナフナ
腰
(
ごし
)
では
兎
(
と
)
ても
恐
(
こわ
)
がりて、
304
コンナ
事
(
こと
)
を
書
(
か
)
いて
見
(
み
)
せて
遣
(
や
)
るだけの
度胸
(
どきょう
)
は
在
(
あ
)
りは
致
(
いた
)
すまいなれど、
305
神
(
かみ
)
の
申
(
まう
)
すやうに
致
(
いた
)
したら
間違
(
まちが
)
いは
無
(
な
)
いぞよ。
306
一
(
いち
)
の
番頭
(
ばんとう
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
が
改心
(
かいしん
)
が
出来
(
でき
)
たら
肉体
(
にくたい
)
に
胴
(
どう
)
が
据
(
す
)
はるなれど、
307
到底
(
とうてい
)
六ケ敷
(
むつかし
)
いから、
308
今
(
いま
)
に
番頭
(
ばんとう
)
を
取
(
と
)
り
替
(
かへ
)
て
了
(
しま
)
ふぞよ。
309
モウ
悪
(
あく
)
の
頭
(
かしら
)
の
年
(
ねん
)
の
明
(
あ
)
きであるから、
310
悪
(
わる
)
い
頭
(
かしら
)
から
取
(
とり
)
払
(
はら
)
ひに
致
(
いた
)
すぞよ。
311
何事
(
なにごと
)
も
時節
(
じせつ
)
が
一度
(
いちど
)
に
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
312
世界中
(
せかいじゅう
)
の
困難
(
こんなん
)
が
到来
(
とうらい
)
すると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が
毎度
(
まいど
)
申
(
まう
)
して
知
(
し
)
らした
事
(
こと
)
が
実地
(
じっち
)
になりて、
313
一度
(
いちど
)
に
開
(
ひら
)
く
梅
(
むめ
)
の
花
(
はな
)
、
314
追々
(
おいおい
)
分
(
わか
)
らなんだ
事
(
こと
)
が
明白
(
ありやか
)
に
判
(
わか
)
りて
来
(
き
)
て、
315
キリキリ
舞
(
まい
)
をいたさな
成
(
な
)
らん、
316
夜
(
よ
)
の
目
(
め
)
も
眠
(
ね
)
られん
如
(
よ
)
うな
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
ると
申
(
まう
)
して
置
(
お
)
いたが、
317
一度
(
いちど
)
筆先
(
ふでさき
)
に
出
(
だ
)
した
事
(
こと
)
は
皆
(
みな
)
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
318
能
(
よ
)
く
念
(
ねん
)
を
押
(
お
)
して
置
(
お
)
くぞよ。
319
念
(
ねん
)
に
念
(
ねん
)
を
押
(
お
)
して、
320
クドイと
云
(
い
)
はれても
復
(
ま
)
た
念
(
ねん
)
を
押
(
お
)
して
在
(
あ
)
るから、
321
モウ
是
(
これ
)
からは
神界
(
かみ
)
の
事情
(
こと
)
も
能
(
よ
)
く
解
(
わか
)
る
様
(
よう
)
に
一度
(
いちど
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るから、
322
誠
(
まこと
)
で
無
(
な
)
いと
此
(
この
)
先
(
さき
)
は
誠
(
まこと
)
一
(
ひと
)
つの
善
(
ぜん
)
の
道
(
みち
)
が
拵
(
こしら
)
えて
在
(
あ
)
るから、
323
一日
(
いちにち
)
も
早
(
はや
)
く
善
(
ぜん
)
の
道
(
みち
)
へ
立
(
たち
)
復
(
かへ
)
りて
日本魂
(
やまとだましい
)
に
捻
(
ね
)
ぢ
直
(
なを
)
して
下
(
くだ
)
されよ。
324
悪
(
あく
)
の
世
(
よ
)
は
齢
(
よわい
)
が
短
(
みじか
)
いから、
325
体主霊従
(
あく
)
の
身魂
(
みたま
)
が
大変
(
たいへん
)
困
(
くる
)
しむ
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るから、
326
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
怒
(
おこ
)
られる
程
(
ほど
)
申
(
まう
)
して
在
(
あ
)
りたぞよ。
327
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
は
男
(
おとこ
)
も
女
(
おんな
)
も
腹帯
(
はらおび
)
を
確
(
しっか
)
り
〆
(
しめ
)
て
掛
(
かか
)
らんと、
328
一旦
(
いったん
)
は
堪
(
こば
)
れん
如
(
よ
)
うな
混雑
(
こんざつ
)
になるぞよ。
329
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
九度
(
くど
)
いと
申
(
まう
)
して
怒
(
をこ
)
られもって、
330
今
(
いま
)
に
立替
(
たてかへ
)
の
神諭
(
ふでさき
)
を
書
(
かか
)
して
居
(
を
)
るぞよ。
331
何時
(
いつ
)
までも
同
(
おな
)
じ
事
(
こと
)
に
間々
(
あいだあいだ
)
に
細々
(
こまごま
)
能
(
よ
)
く
判
(
わか
)
る
様
(
よう
)
に
抜目
(
ぬけめ
)
の
無
(
な
)
い
様
(
よう
)
、
332
落度
(
おちど
)
の
無
(
な
)
い
様
(
よう
)
に
知
(
し
)
らしたなれど、
333
ソンナ
事
(
こと
)
が
在
(
あ
)
るものかと
申
(
まう
)
して、
334
今
(
いま
)
に
疑
(
うたが
)
ふて
居
(
い
)
る
人民
(
じんみん
)
斗
(
ばか
)
り、
335
実地
(
じっち
)
が
出
(
で
)
て
来
(
き
)
て
青白
(
あを
)
い
顔
(
かほ
)
をして
腰
(
こし
)
が
抜
(
ぬ
)
けて
足
(
あし
)
も
立
(
た
)
たず、
336
腮
(
あご
)
が
外
(
はづ
)
れて
足
(
あし
)
が
上
(
うゑ
)
に
成
(
な
)
り
頭
(
あたま
)
が
下
(
し
)
たに
成
(
な
)
りて、
337
ソコラ
中
(
じう
)
をヌタクラナ
成
(
な
)
らん
事
(
こと
)
が
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよと
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るが、
338
モウ
近
(
ちか
)
うなりて
来
(
き
)
たぞよ。
339
悪
(
あく
)
の
昇
(
のぼ
)
るのは
迅
(
はや
)
いなれど
降
(
くだ
)
るのも
又
(
また
)
速
(
はや
)
いぞよ。
340
善
(
ぜん
)
の
分
(
わか
)
るのは
手間
(
てま
)
が
要
(
ゐ
)
るなれど、
341
善
(
ぜん
)
の
道
(
みち
)
の
開
(
ひら
)
けたのは
万古
(
まんご
)
末代
(
まつだい
)
の
栄
(
さか
)
えであるから、
342
爰
(
ここ
)
まで
悪
(
わ
)
る
開
(
びら
)
けに
開
(
ひら
)
けた
世界
(
せかい
)
を
根本
(
こんぽん
)
から
革正
(
たてかへ
)
いたして、
343
今後
(
このさき
)
は
体主霊従主義
(
あく
)
と
云
(
い
)
ふ
様
(
よう
)
な
醜
(
みぐ
)
るしき
世
(
よ
)
は
無
(
な
)
い
如
(
よ
)
うに
致
(
いた
)
すので
在
(
あ
)
るから、
344
是
(
これ
)
ほど
大望
(
たいもう
)
な
事
(
こと
)
は
末代
(
まつだい
)
に
一度
(
いちど
)
ほか
為
(
し
)
られんのであるから、
345
神
(
かみ
)
も
中々
(
なかなか
)
骨
(
ほね
)
が
折
(
お
)
れるぞよ。
346
是
(
これ
)
ほど
世界中
(
せかいじう
)
が
曇
(
くも
)
り
切
(
き
)
りて
居
(
を
)
る
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
を、
347
世界中
(
せかいじう
)
を
水晶
(
すいしょう
)
に
致
(
いた
)
すのであるから、
348
骨
(
ほね
)
が
折
(
お
)
れるのも
当然
(
あたりまへ
)
であるぞよ。
349
斯
(
こ
)
の
極悪
(
ごくあく
)
の
世
(
よ
)
を
立替
(
たてかへ
)
て
了
(
しま
)
ふて、
350
末代
(
まつだい
)
口舌
(
くぜつ
)
の
無
(
な
)
い
如
(
よ
)
うに
大神様
(
おおかみさま
)
の
御血筋
(
おちすじ
)
一
(
ひと
)
つの
世
(
よ
)
に
立直
(
たてなを
)
しをいたさねば
世界
(
せかい
)
の
苦舌
(
くぜつ
)
が
絶
(
た
)
えんから、
351
人民
(
じんみん
)
の
心
(
こころ
)
が
悪
(
わ
)
るなる
斗
(
ばか
)
り、
352
何時
(
いつ
)
になりても
国
(
くに
)
の
奪
(
と
)
り
合
(
あ
)
ひ
斗
(
ばか
)
りで
治
(
おさ
)
まりは
致
(
いた
)
さんぞよ。
353
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
本
(
もと
)
が
霊主体従
(
ひのもと
)
であるから、
354
外国
(
がいこく
)
の
霊魂
(
みたま
)
は
来
(
く
)
る
事
(
こと
)
の
成
(
な
)
らん
様
(
よう
)
に
立
(
たて
)
別
(
わ
)
けて
在
(
あ
)
りたので、
355
誠
(
まこと
)
に
穏
(
おだや
)
かに
在
(
あ
)
りたなれど、
356
世
(
よ
)
が
逆様
(
さかさま
)
に
覆
(
かへ
)
りて
今
(
いま
)
日本
(
にほん
)
の
状態
(
ありさま
)
であるぞよ。
357
薩張
(
さっぱ
)
り
上
(
うゑ
)
下
(
し
)
たへ
世
(
よ
)
が
覆
(
かや
)
りて
了
(
しま
)
ふて、
358
日本
(
にほん
)
の
神国
(
しんこく
)
を
四
(
よ
)
ツ
足
(
あし
)
が
渡
(
わた
)
りて
来
(
き
)
て、
359
上
(
うゑ
)
から
下
(
した
)
までの
醜
(
みぐ
)
るしさと
云
(
い
)
ふものは、
360
天地
(
てんち
)
の
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
からは
眼
(
め
)
を
明
(
あ
)
けて
見
(
み
)
る
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
んぞよ。
361
斯
(
この
)
世
(
よ
)
を
結構
(
けっこう
)
と
申
(
まう
)
して
大
(
おほ
)
きな
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
いを
為
(
し
)
て
居
(
を
)
りて、
362
良
(
よ
)
いと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
も
悪
(
わる
)
いと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
も、
363
可非
(
よしあし
)
の
判
(
わか
)
らん
見苦
(
みぐる
)
しき
四
(
よ
)
ツ
足
(
あし
)
が
上
(
うへ
)
へ
上
(
あが
)
りて
大将
(
たいしゃう
)
なぞとは
凄
(
すさ
)
まじき
事
(
こと
)
なれど、
364
斯
(
こ
)
う
言
(
い
)
ふ
世
(
よ
)
が
一旦
(
いったん
)
は
出
(
で
)
て
来
(
く
)
ると
申
(
まう
)
す
事
(
こと
)
は、
365
地球
(
せかい
)
を
創造
(
こしらへ
)
る
折
(
おり
)
から
良
(
よ
)
く
判
(
わか
)
りて
居
(
い
)
るので、
366
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
には
外
(
ほか
)
の
身魂
(
みたま
)
では
能
(
よ
)
う
為
(
し
)
もせず、
367
解
(
わか
)
りも
致
(
いた
)
さんぞよ。
368
一輪
(
いちりん
)
の
火水
(
ひみづ
)
(
言霊
(
ことたま
)
)の
経綸
(
しぐみ
)
がいたして
在
(
あ
)
りて
先
(
さき
)
が
見
(
み
)
え
透
(
す
)
いて
居
(
ゐ
)
るから、
369
爰
(
ここ
)
までに
辛
(
つら
)
い
事
(
こと
)
も
堪
(
こば
)
り
詰
(
つめ
)
て
来
(
こ
)
られたので
在
(
あ
)
るぞよ。
370
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
建替
(
たてかへ
)
は、
371
智恵
(
ちえ
)
でも
学
(
がく
)
でも
機械
(
きかい
)
でも、
372
世界中
(
せかいじう
)
の
大戦
(
おおたたか
)
いには
手柄
(
てがら
)
は
出来
(
でき
)
んぞよ。
373
何程
(
なにほど
)
悪
(
あく
)
の
頭
(
かしら
)
でも
到底
(
とても
)
是
(
これ
)
からの
世
(
よ
)
は
今迄
(
いままで
)
の
行
(
やり
)
方
(
かた
)
では
行
(
ゆ
)
かぬと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
に
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
いて、
374
綾部
(
あやべ
)
の
大元
(
おほもと
)
へ
今
(
いま
)
の
内
(
うち
)
に
願
(
ねが
)
いに
来
(
く
)
る
守護神
(
しゅごじん
)
でありたら、
375
善
(
ぜん
)
一
(
ひと
)
つの
道
(
みち
)
へ
乗
(
のり
)
替
(
か
)
へさして
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
を
構
(
かま
)
はして、
376
毛筋
(
けすじ
)
の
横巾
(
よこはば
)
も
悪
(
あく
)
の
性来
(
しょうらい
)
の
混
(
まぢ
)
りの
無
(
な
)
い
結構
(
けっこう
)
な
神代
(
かみよ
)
に
助
(
たす
)
けて
遣
(
や
)
るから、
377
早
(
はや
)
く
改心
(
かいしん
)
なされよ。
378
何程
(
なにほど
)
我
(
が
)
を
張
(
は
)
りて
見
(
み
)
ても
時節
(
じせつ
)
には
叶
(
かな
)
はんぞよ。
379
善一筋
(
ぜんひとすじ
)
の
純粋
(
きっすい
)
の
元
(
もと
)
の
御血筋
(
おちすじ
)
で、
380
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
を
立
(
た
)
て
行
(
ゆ
)
く
結構
(
けっこう
)
な
仕組
(
しぐみ
)
の
解
(
わか
)
る
世
(
よ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
たから、
381
爰
(
ここ
)
までに
知
(
し
)
らしても、
382
未
(
ま
)
だ
今
(
いま
)
に
成
(
な
)
って
凝
(
うたが
)
ふて
居
(
い
)
る
守護神
(
しゅごうじん
)
や
人民
(
じんみん
)
斗
(
ばか
)
りで、
383
可憐
(
かあいそう
)
なものなれど、
384
モウ
神
(
かみ
)
からは
人民
(
じんみん
)
に
知
(
し
)
らせ
様
(
よう
)
が
無
(
な
)
いから、
385
何時
(
いつ
)
までも
邪魔
(
じゃま
)
を
致
(
いた
)
す
極悪
(
ごくあく
)
の
頭
(
かしら
)
から
平
(
たいら
)
げると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
を、
386
永
(
なが
)
らく
筆先
(
ふでさき
)
で
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
る
通
(
とう
)
りに
時節
(
じせつ
)
が
迫
(
せま
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
387
余
(
あま
)
り
何時
(
いつ
)
までも
高上
(
たかあが
)
りを
為
(
し
)
て
居
(
ゐ
)
ると、
388
時分
(
じぶん
)
の
過
(
す
)
ぎた
色花
(
いろばな
)
の
萎
(
しほ
)
れる
如
(
ごと
)
く、
389
今日
(
けふ
)
の
間
(
ま
)
にも
手
(
て
)
の
掌
(
ひら
)
が
覆
(
かや
)
るぞよ。
390
今
(
いま
)
の
中
(
うち
)
に
発根
(
ほっごん
)
からの
改心
(
かいしん
)
が
一等
(
いっとう
)
であるぞよ。
391
疑
(
うたが
)
ふて
居
(
を
)
りて
何事
(
なにごと
)
が
出来
(
しゅったい
)
しても
神
(
かみ
)
はモウ
知
(
し
)
らんぞよ。
392
悪
(
あく
)
の
霊
(
みたま
)
を
曳
(
ひき
)
抜
(
ぬ
)
いて
元
(
もと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
の
霊
(
みたま
)
と
入
(
いれ
)
替
(
かへ
)
て
遣
(
や
)
ると
申
(
まう
)
して、
393
爰
(
ここ
)
までに
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るなれど、
394
余
(
あま
)
り
向
(
むか
)
ふの
霊魂
(
みたま
)
が
悪
(
わ
)
る
渋
(
しぶ
)
とうて
手
(
て
)
に
合
(
あ
)
はんから○○○○○。
395
日本
(
にほん
)
の
霊魂
(
みたま
)
が
向
(
むか
)
ふの
悪
(
わ
)
るシブトイ
性来
(
しょうらい
)
に
成
(
なり
)
切
(
き
)
りて
居
(
ゐ
)
るから、
396
言
(
い
)
ひ
聞
(
き
)
かした
位
(
ぐらい
)
に
聞
(
き
)
く
如
(
よ
)
うな
優
(
やさ
)
しい
身魂
(
みたま
)
は
在
(
あ
)
りはせんぞよ。
397
今
(
いま
)
の
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
は
外国
(
がいこく
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
が
良
(
よ
)
く
見
(
み
)
えるのであるから、
398
何程
(
なにほど
)
言
(
い
)
い
聞
(
きか
)
しても
聞
(
き
)
きはせぬぞよ。
399
困
(
こま
)
ったものであるぞよ。
400
外国
(
がいこく
)
ほど
良
(
よ
)
い
国
(
くに
)
は
無
(
な
)
いと
心
(
こころ
)
に
錠
(
じょう
)
を
降
(
おろ
)
して
了
(
しま
)
ふて
居
(
ゐ
)
るから、
401
何程
(
なにほど
)
実地
(
じっち
)
の
事
(
こと
)
を
言
(
い
)
ひ
聞
(
きか
)
しても
逆様
(
さかさま
)
斗
(
ばか
)
りに
取
(
と
)
るから、
402
助
(
たす
)
けて
遣
(
や
)
り
様
(
よう
)
が
無
(
な
)
いぞよ。
403
是
(
これ
)
でもモチト
先
(
さき
)
に
成
(
な
)
りたら
大
(
おほ
)
きな
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
いを
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
りたと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が、
404
上
(
うゑ
)
へ
上
(
あ
)
がりて
覇
(
は
)
の
利
(
き
)
いて
居
(
を
)
りた
人民
(
じんみん
)
に
自然的
(
ぬしがで
)
に
判
(
わか
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
405
今迄
(
いままで
)
の
様
(
やう
)
に、
406
自分好
(
われよ
)
しの
目的
(
やりかた
)
はトントン
拍子
(
びゃうし
)
には
行
(
ゆ
)
かぬ
如
(
よ
)
うになるぞよ。
407
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
確
(
しっか
)
り
致
(
いた
)
さんと
今
(
いま
)
に
大変
(
たいへん
)
な
事
(
こと
)
になりて
来
(
く
)
るから、
408
吾妻
(
あづま
)
の
国
(
くに
)
も
危
(
あぶ
)
ないと
申
(
まう
)
して
彼方此方
(
あちらこちら
)
へと
狼狽
(
うろたえ
)
まはして、
409
行
(
ゆ
)
く
処
(
ところ
)
に
迷
(
まよ
)
ふぞよ。
410
○○を
守護
(
しゅご
)
いたす
安全
(
あんしん
)
な
処
(
ところ
)
は
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
より
外
(
ほか
)
には
無
(
な
)
いぞよ。
411
綾部
(
あやべ
)
は
三千年
(
さんぜんねん
)
余
(
あま
)
りて
昔
(
むかし
)
からの
神
(
かみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
致
(
いた
)
して
在
(
あ
)
る
結構
(
けっこう
)
な
所
(
ところ
)
であるから、
412
大本
(
おほもと
)
の
教
(
おしへ
)
を
聞
(
き
)
いて
居
(
を
)
る
人民
(
じんみん
)
は
余程
(
よほど
)
シッカリいたして
居
(
を
)
らんと、
413
油断
(
ゆだん
)
が
在
(
あ
)
りたら
肝腎
(
かんじん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
を
他国
(
よそ
)
から
取
(
と
)
りに
来
(
く
)
るぞよ。
414
何程
(
なにほど
)
奪
(
と
)
ろうと
致
(
いた
)
しても
神
(
かみ
)
が
奪
(
とら
)
しは
致
(
いた
)
さんなれど、
415
物事
(
ものごと
)
が
遅
(
おく
)
れるだけ
世界
(
せかい
)
の
困難
(
こんなん
)
が
永
(
なが
)
びくから、
416
十分
(
じゅうぶん
)
に
覚悟
(
かくご
)
をいたして
正勝
(
まさか
)
の
時
(
とき
)
の
御用
(
ごよう
)
を
勤
(
つと
)
めて
下
(
くだ
)
されよ。
417
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
鏡
(
かがみ
)
の
出
(
で
)
る
大本
(
おほもと
)
であるぞよ。
418
『○○の
鎮
(
しづ
)
まる○○は
大和
(
やまと
)
にしようか、
419
尾張
(
おわり
)
にしようか、
420
一層
(
いっそう
)
信州
(
しんしゅう
)
が
良
(
よ
)
かろうか、
421
但
(
ただ
)
しは
備前
(
びぜん
)
か
常陸
(
ひだち
)
かと、
422
上
(
うゑ
)
の
番頭
(
ばんとう
)
も
守護神
(
しゅごうじん
)
も
人民
(
じんみん
)
も、
423
トチメンボウを
振
(
ふ
)
るぞよ。
424
何程
(
なにほど
)
あせりても
艮
(
とどめ
)
を
刺
(
さ
)
すのは
綾部
(
あやべ
)
であるぞよ』
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
神
(
かみ
)
がいつまで
言
(
い
)
ふて
聞
(
き
)
かしても、
425
人
(
ひと
)
を
威
(
をど
)
す
位
(
ぐらい
)
にほか
能
(
よ
)
う
取
(
と
)
らんから、
426
一度
(
いちど
)
にバタツイても
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はんぞよ。
427
俄
(
にわ
)
かの
信心
(
しんじん
)
は
役
(
やく
)
に
立
(
た
)
たぬから、
428
常
(
つね
)
から
神信
(
しんじん
)
いたせと
申
(
まう
)
して
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るぞよ。
429
世界
(
せかい
)
に
恐
(
こわ
)
い
事
(
こと
)
が
出
(
で
)
て
来
(
き
)
だしたと
申
(
まう
)
して
迯
(
に
)
げ
込
(
こん
)
で
来
(
き
)
ても、
430
大峠
(
おほとほげ
)
の
真最中
(
まっさいちう
)
に
成
(
な
)
りたなら、
431
何程
(
なにほど
)
力量
(
ちから
)
の
在
(
あ
)
る
神
(
かみ
)
でもソンナ
事
(
こと
)
には
掛
(
かか
)
りては
居
(
を
)
れんやうに
忙
(
せわ
)
しく
成
(
な
)
るから、
432
常
(
つね
)
に
信心
(
しんじん
)
を
致
(
いた
)
せと
申
(
まう
)
して
爰
(
ここ
)
までに
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
けてあるぞよ。
433
善
(
ぜん
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
と
悪
(
あく
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
とを、
434
末代
(
まつだい
)
書
(
か
)
いて
遺
(
のこ
)
す
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
であるから、
435
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
身魂
(
みたま
)
の
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
が
書
(
か
)
いた
筆先
(
ふでさき
)
を、
436
坤
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
が
変性女子
(
へんぜうにょし
)
と
現
(
あら
)
はれて
説
(
と
)
いて
聞
(
きか
)
して、
437
守護神
(
しゅごうじん
)
、
438
人民
(
じんみん
)
に
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
さす
御役
(
おやく
)
であるから、
439
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
よ、
440
筆先
(
ふでさき
)
の
事
(
こと
)
が
聞
(
きき
)
たくば
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
へ
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て
細々
(
こまごま
)
と
聞
(
き
)
かして
貰
(
もら
)
ふたら、
441
世界
(
せかい
)
の
事
(
こと
)
が
心相応
(
こころしだい
)
に
解
(
わか
)
りて
来
(
き
)
て、
442
世界
(
せかい
)
に
何事
(
なにごと
)
ありても
驚
(
おどろ
)
きは
致
(
いた
)
さん
如
(
よ
)
うになるぞよ。
443
向
(
むか
)
ふの
国
(
くに
)
の
極悪神
(
ごくあくがみ
)
の
頭
(
かしら
)
が、
444
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
を
一人
(
ひとり
)
も
無
(
な
)
いやうに
致
(
いた
)
す
仕組
(
しぐみ
)
を
為
(
し
)
て
居
(
ゐ
)
るなれど、
445
日本
(
にほん
)
にも
根本
(
こんぽん
)
から
動
(
うご
)
かぬ
経綸
(
しぐみ
)
が
致
(
いた
)
して
在
(
あ
)
るから、
446
国
(
くに
)
も
小
(
ちい
)
さいし
人民
(
じんみん
)
も
尠
(
すくな
)
いなれど、
447
初発
(
しょっぱつ
)
から
一厘
(
いちりん
)
と
九分九厘
(
くぶくりん
)
との
大戦
(
おほたたか
)
いで
在
(
あ
)
ると
申
(
まう
)
して、
448
何時
(
いつ
)
までも
同
(
おな
)
じやうな
事
(
こと
)
を
書
(
かか
)
して
在
(
あ
)
る
通
(
とう
)
り、
449
口
(
くち
)
で
言
(
い
)
はして
在
(
あ
)
る
事
(
こと
)
がドチラの
国
(
くに
)
にもあるから、
450
神力
(
しんりき
)
と
学力
(
がくりき
)
との
力比
(
ちからくら
)
べの
大戦
(
おほたたか
)
いであるから、
451
負
(
ま
)
けた
方
(
ほう
)
が
従
(
した
)
がはねば
成
(
な
)
らんと
申
(
もう
)
して
筆先
(
ふでさき
)
に
出
(
だ
)
して
在
(
あ
)
る
通
(
とう
)
り、
452
実地
(
じっち
)
に
出現
(
なり
)
て
来
(
く
)
るから、
453
此
(
この
)
先
(
さき
)
で
神
(
かみ
)
から
不許
(
ならん
)
と
申
(
まう
)
す
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
したり、
454
我
(
われ
)
の
一力
(
いちりき
)
で
行
(
や
)
ろうと
思
(
おも
)
ふても、
455
世
(
よ
)
が
薩張
(
さっぱ
)
り
変
(
かわ
)
りて
了
(
しま
)
ふから、
456
是
(
これ
)
までの
事
(
こと
)
はチットも
用
(
もち
)
ゐられんぞよと
度々
(
たびたび
)
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けて
在
(
あ
)
るのに、
457
聞
(
き
)
かずに
吾
(
われ
)
の
我
(
が
)
で
行
(
や
)
りたら、
458
彼方
(
あちら
)
へ
外
(
はづ
)
れ
此方
(
こちら
)
へ
外
(
はづ
)
れて、
459
一
(
ひと
)
つも
思
(
おも
)
ふ
様
(
やう
)
には
行
(
ゆ
)
かんぞよ。
460
素直
(
すなを
)
にさえ
致
(
いた
)
せば
何事
(
なにごと
)
も
思
(
おも
)
ふやうに
箱
(
はこ
)
差
(
さ
)
した
様
(
よう
)
に
行
(
ゆ
)
くのが
神代
(
かみよ
)
の
政治
(
せいじ
)
であるぞよ。
461
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
余
(
あま
)
り
我
(
が
)
が
強
(
つよ
)
いから、
462
是迄
(
これまで
)
は
神
(
かみ
)
の
申
(
まを
)
す
事
(
こと
)
も
聞
(
き
)
かずに、
463
守護神
(
しゅごうじん
)
の
自由
(
じゆう
)
に
一力
(
いちりき
)
で
思惑
(
をもわく
)
に
行
(
ゆ
)
けたのは、
464
地
(
ち
)
の
上
(
うゑ
)
に
誠
(
まこと
)
の
大将
(
たいしょう
)
と
申
(
まう
)
すものが
無
(
なか
)
りたから、
465
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
る
方
(
ほう
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
が、
466
向
(
むか
)
ふの
国
(
くに
)
の
大将
(
たいしょう
)
に
気
(
き
)
に
入
(
い
)
る
様
(
よう
)
な
悪
(
わ
)
る
力
(
ちから
)
が
在
(
あ
)
りたなら
何処
(
どこ
)
までも
上
(
あ
)
げて
貰
(
もら
)
える
邪神等
(
じゃしんら
)
の
世
(
よ
)
と
成
(
な
)
りて
居
(
お
)
りたから、
467
悪
(
わる
)
い
事
(
こと
)
の
仕放題
(
しほうだい
)
、
468
悪神
(
わるがみ
)
の
自由
(
じゆう
)
で
在
(
あ
)
りたなれど、
469
モウ
時節
(
じせつ
)
が
廻
(
めぐ
)
りて
来
(
き
)
たから、
470
其
(
その
)
時節
(
じせつ
)
の
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
さな
世
(
よ
)
は
立
(
た
)
ちては
行
(
ゆ
)
かんぞよ。
471
今迄
(
いままで
)
は
物質
(
ぶつじ
)
の
世
(
よ
)
でありたから、
472
学
(
がく
)
が
茲
(
ここ
)
まで
蔓
(
はびこ
)
りて
学力
(
がくりき
)
でドンナ
事
(
こと
)
でも
九分九厘
(
くぶくりん
)
までは
成就
(
じょうじゅ
)
いたしたなれど、
473
モウ
往生
(
おうじょう
)
いたさな
成
(
な
)
らん
如
(
よ
)
うに
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
たぞよ。
474
茲
(
ここ
)
に
成
(
な
)
るまでに
悪
(
あく
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
を
改心
(
かいしん
)
さして
助
(
たす
)
けて
遣
(
や
)
りたいと
思
(
おも
)
ふて、
475
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
深
(
ふか
)
い
因縁
(
いんねん
)
のある
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
身魂
(
みたま
)
に
知
(
し
)
らさしたのであるなれど、
476
我
(
われ
)
ほど
豪
(
ゑら
)
いものは
無
(
な
)
きやうに
思
(
おも
)
ふて、
477
チットモ
改心
(
かいしん
)
の
出来
(
でき
)
ん
罪人
(
つみびと
)
ばかり、
478
神
(
かみ
)
も
是
(
これ
)
には
往生
(
おうぜう
)
いたさな
仕様
(
しよう
)
が
無
(
な
)
いぞよ。
479
現世
(
このよ
)
の
鬼
(
おに
)
を
平
(
たい
)
らげて、
480
世界
(
せかい
)
のものに
安心
(
あんしん
)
を
致
(
いた
)
さすぞよと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が、
481
初発
(
しょっぱつ
)
に
筆先
(
ふでさき
)
にかかして
在
(
あ
)
るが、
482
世界
(
せかい
)
の
大洗濯
(
おほせんたく
)
をいたして、
483
元
(
もと
)
の
水晶
(
すいしょう
)
の
身魂
(
みたま
)
やら
天地
(
てんち
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
直系
(
ぢきぢき
)
の
御血筋
(
おちすじ
)
の
世
(
よ
)
に
致
(
いた
)
して、
484
天
(
てん
)
に
坐
(
い
)
ます
御三体
(
ごさんたい
)
の
大神
(
おほかみ
)
様
(
さま
)
に
御眼
(
おめ
)
に
懸
(
かけ
)
ねば
成
(
な
)
らぬ
御役
(
おやく
)
であるぞよ。
485
来
(
お
)
いで
来
(
お
)
いでと
松
(
まつ
)
の
世
(
よ
)
を
待
(
ま
)
ちて
居
(
を
)
りたら、
486
松
(
まつ
)
の
世
(
よ
)
の
初
(
はじ
)
まりの
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
たなれど、
487
肝腎
(
かんじん
)
の
悪
(
あく
)
の
性来
(
しょうらい
)
の
改心
(
かいしん
)
をいたして
貰
(
もら
)
はんと、
488
何時
(
いつ
)
までも
頑張
(
がんば
)
るやうな
事
(
こと
)
では、
489
斯
(
この
)
世
(
よ
)
は
水晶
(
すいしょう
)
にならんから、
490
ドウシテも
聞
(
きか
)
ねば
聞
(
き
)
くやうに
致
(
いた
)
すより
仕様
(
しよう
)
は
無
(
な
)
いぞよ。
491
国
(
くに
)
には
代
(
か
)
えられんから、
492
此
(
この
)
先
(
さき
)
の
規則
(
きそく
)
通
(
どう
)
りに
制配
(
せいばい
)
を
致
(
いた
)
さねば
御三体
(
ごさんたい
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
へ
申
(
もうし
)
訳
(
わけ
)
が
無
(
な
)
いから、
493
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
をいたしたら、
494
悪
(
あく
)
の
性霊
(
せうらい
)
は
微塵
(
みじん
)
も
無
(
な
)
い
如
(
よ
)
うに
洗
(
あら
)
い
替
(
かゑ
)
をして、
495
巌
(
いわ
)
に
松
(
まつ
)
の
動
(
うご
)
かぬ
世
(
よ
)
にいたす、
496
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
は
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
と
成
(
な
)
る
尊
(
たっと
)
い
所
(
ところ
)
であるから、
497
余
(
あま
)
り
何時
(
いつ
)
までも
疑
(
うたが
)
ふて
居
(
を
)
ると、
498
天地
(
てんち
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
へ
大
(
おほ
)
きな
御無礼
(
ごぶれい
)
になるから、
499
今
(
いま
)
一度
(
いちど
)
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けておくから、
500
素直
(
すなを
)
に
致
(
いた
)
すが
徳
(
とく
)
であるぞよ。
501
本宮村
(
このむら
)
、
502
綾部
(
あやべ
)
の
町
(
まち
)
の
人
(
ひと
)
。
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