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004 明治25年旧1月(日不明)
001 (年月日不明)
013 明治25年旧5月5日
006 明治26年(月日不明)
017 明治26年旧7月12日
032 明治27年旧1月3日
236 明治29年旧5月26日
237 明治29年旧8月23日
020 明治29年旧12月2日
190 明治30年(月日不明)
219 明治30年旧11月6日
229 明治31年旧1月3日
261 明治31年旧3月24日
260 明治31年閏3月6日
208 明治31年閏3月27日
209 明治31年旧4月4日
262 明治31年旧4月16日
018 明治31年旧5月5日
158 明治31年旧7月16日
238 明治31年旧8月7日
075 明治31年旧8月27日
076 明治31年旧9月30日
077 明治31年旧11月5日
073 明治31年旧11月30日
078 明治31年旧12月26日
016 明治32年(月日不明)
183 明治32年旧1月(日不明)
079 明治32年旧1月18日
184 明治32年旧2月(日不明)
094 明治32年旧2月3日
095 明治32年旧2月3日
185 明治32年旧3月(日不明)
186 明治32年旧4月(日不明)
081 明治32年旧4月12日
080 明治32年旧4月22日
187 明治32年旧6月(日不明)
082 明治32年旧6月3日
083 明治32年旧6月9日
084 明治32年旧6月10日
087 明治32年旧6月18日
085 明治32年旧6月20日
088 明治32年旧6月23日
188 明治32年旧7月(日不明)
021 明治32年旧7月1日
160 明治32年旧7月1日
086 明治32年旧7月3日
089 明治32年旧7月9日
090 明治32年旧7月29日
189 明治32年旧8月(日不明)
161 明治32年旧9月19日
091 明治32年旧12月17日
092 明治32年旧12月29日
159 明治33年旧1月7日
093 明治33年旧1月15日
096 明治33年旧3月1日
259 明治33年旧4月7日
210 明治33年旧5月20日
008 明治33年旧6月10日
036 明治33年旧7月30日
222 明治33年旧8月4日
180 明治33年旧8月5日
097 明治33年旧8月6日
098 明治33年旧8月6日
181 明治33年旧8月6日
182 明治33年旧8月8日
221 明治33年旧8月8日
118 明治33年旧8月10日
119 明治33年旧8月11日
157 明治33年旧8月13日
220 明治33年旧8月16日
211 明治33年旧8月20日
065 明治33年閏8月1日
067 明治33年閏8月1日
066 明治33年閏8月2日
069 明治33年閏8月2日
068 明治33年閏8月4日
070 明治33年閏8月5日
248 明治33年閏8月23日
099 明治33年旧9月6日
105 明治33年旧9月12日
223 明治33年旧12月11日
124 明治33年旧12月13日
225 明治34年旧1月16日
177 明治34年旧2月24日
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277 明治34年旧7月15日
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072 明治34年旧8月6日
230 明治34年旧9月1日
226 明治34年旧9月16日
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228 明治34年旧9月18日
179 明治34年旧11月(日不明)
178 明治34年旧11月9日
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204 明治35年旧3月(日不明)
010 明治35年旧3月8日
203 明治35年旧3月8日
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121 明治35年旧4月3日
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197 明治35年旧6月3日
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126 明治35年旧7月11日
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128 明治35年旧7月16日
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166 明治36年旧1月1日
014 明治36年旧1月3日
167 明治36年旧1月3日
168 明治36年旧1月5日
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176 明治36年旧1月30日
274 明治36年旧2月9日
103 明治36年旧2月29日
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050 明治36年旧4月1日
169 明治36年旧5月1日
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174 明治36年旧5月18日
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192 明治36年閏5月23日
193 明治36年閏5月23日
191 明治36年旧6月(日不明)
043 明治36年旧6月4日
164 明治36年旧6月5日
165 明治36年旧6月7日
115 明治36年旧6月8日
252 明治36年旧6月12日
246 明治36年旧6月14日
244 明治36年旧6月15日
251 明治36年旧6月15日
269 明治36年旧6月17日
047 明治36年旧7月13日
270 明治36年旧7月24日
100 明治36年旧8月16日
243 明治36年旧8月22日
249 明治36年旧8月22日
241 明治36年旧8月27日
242 明治36年旧8月30日
271 明治36年旧9月18日
245 明治36年旧10月1日
247 明治36年旧10月1日
240 明治36年旧10月10日
272 明治36年旧10月10日
273 明治36年旧11月4日
048 明治36年旧11月9日
239 明治36年旧11月14日
275 明治36年旧11月19日
267 明治36年旧12月7日
263 明治36年旧12月10日
268 明治36年旧12月10日
266 明治36年旧12月25日
265 明治36年旧12月28日
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102 明治37年旧1月11日
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031 明治37年旧8月3日
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041 明治38年旧4月16日
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256 大正5年旧5月18日
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003 大正6年旧1月23日
005 大正6年旧2月9日
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113 大正6年旧11月23日
114 大正7年旧1月12日
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大正元年旧三月八日
インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1912(大正1)年4月24日(旧3月8日)
神霊界掲載号:
大正8年12月1日号(第99号) 20頁(次号に続く)
神霊界八幡書店復刻版:
第5巻 542頁
七巻本:
第7巻 62頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
なし
東洋文庫火の巻:
なし
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
なし
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
os234
001
大国常立尊
(
おほくにとこたちのみこと
)
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
御魂
(
みたま
)
が
出口
(
でぐち
)
の
大神
(
おほかみ
)
と
現
(
あら
)
はれて
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
る
通
(
とほ
)
り
世界
(
せかい
)
の
実地
(
じっち
)
を
致
(
いた
)
して
身魂
(
みたま
)
の
善
(
よ
)
し
悪
(
わる
)
しを
分
(
わ
)
けて
見
(
み
)
せて
与
(
や
)
らんと
改心
(
かいしん
)
は
出来
(
でき
)
んから、
002
其処
(
そこ
)
まで
致
(
いた
)
すのは
可愛想
(
かあいそう
)
に
思
(
おも
)
うて
知
(
し
)
らすなれど
知
(
し
)
らして
与
(
や
)
りて
何時
(
いつ
)
まで
同
(
おな
)
じ
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
りてもチットも
反響
(
しるし
)
が
無
(
な
)
いから
実地
(
じっち
)
の
生神
(
いきがみ
)
が
実地
(
じっち
)
を
始
(
はじ
)
めて、
003
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
はどういふ
事
(
こと
)
で
茲
(
ここ
)
までの
事
(
こと
)
が
出来
(
でけ
)
たのじゃと
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
を
判
(
わ
)
けて
見
(
み
)
せて
与
(
や
)
るぞよ。
004
皆
(
みな
)
元
(
もと
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
骨
(
ほね
)
折
(
を
)
りで
茲
(
ここ
)
までの
事
(
こと
)
が
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
たので
在
(
あ
)
るのに、
005
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
を
建造
(
こしら
)
へた
元
(
もと
)
を
無
(
な
)
いやうに
為
(
し
)
て、
006
他
(
ひと
)
の
苦労
(
くろう
)
で
出来
(
でき
)
た
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
を、
007
我
(
わ
)
が
物
(
もの
)
にしてまた
悪
(
あく
)
を
強
(
つよ
)
く
致
(
いた
)
して
人
(
ひと
)
の
精神
(
せいしん
)
をモウ
一
(
ひと
)
つ
男
(
おとこ
)
も
女
(
おんな
)
も
子供
(
こども
)
も
悪賢
(
わるがしこ
)
う
致
(
いた
)
して
行
(
や
)
りて
行
(
ゆ
)
かうとの
世界中
(
せかいじう
)
の
目的
(
もくてき
)
で
在
(
あ
)
らうがな。
008
今
(
いま
)
までは
賊
(
ぞく
)
の
世
(
よ
)
で
在
(
あ
)
りたから、
009
天地
(
てんち
)
の
神
(
かみ
)
は
見
(
み
)
て
見
(
み
)
ん
振
(
ふ
)
りを
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
りたなれど、
010
モウ
程
(
ほど
)
なく
神力
(
しんりき
)
を
現
(
あら
)
はして
悪
(
あく
)
の
陰謀
(
たくみ
)
は
天地
(
てんち
)
から
許
(
ゆる
)
さんぞよ。
011
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
は
悪
(
あく
)
では
一寸
(
いっすん
)
も
行
(
い
)
けんといふ
事
(
こと
)
を
実地
(
じっち
)
を
仕
(
し
)
て
見
(
み
)
せて
与
(
や
)
るぞよ。
012
永
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
の
仕組
(
しぐみ
)
が
開
(
ひら
)
けるので
在
(
あ
)
るから、
013
ソウ
着々
(
ちゃくちゃく
)
とには
行
(
ゆ
)
かねども、
014
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
る
通
(
とほ
)
り
何
(
いづ
)
れは
世界中
(
せかいじう
)
が
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
015
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
が
来
(
く
)
るから
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
出口
(
でぐち
)
直
(
なほ
)
の
身魂
(
みたま
)
は
因縁
(
ゐんねん
)
ある
身魂
(
みたま
)
であるから、
016
初発
(
しょっぱつ
)
から
激
(
ひど
)
い
行業
(
ぎゃう
)
を
命
(
さ
)
せて、
017
他
(
ひと
)
から
見
(
み
)
ると
純狂者
(
まるきちがひ
)
で
有
(
あ
)
りたのは
誰
(
たれ
)
一人
(
いちにん
)
見判
(
みわ
)
ける
人民
(
じんみん
)
が
無
(
な
)
い
故
(
ゆへ
)
に
大
(
おほ
)
きな
声
(
こゑ
)
で
呼号
(
よば
)
らすから、
018
皆
(
みな
)
が
怖
(
こわ
)
がりて
大分
(
だいぶ
)
騒動
(
さうどう
)
を
為
(
さ
)
せたなれど、
019
此
(
こ
)
の
狂者
(
きちがい
)
に
云
(
ゆ
)
はした
事
(
こと
)
も
書
(
か
)
かした
事
(
こと
)
も
皆
(
みな
)
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
が
使
(
つか
)
うて
致
(
いた
)
させたので
在
(
あ
)
るからチットも
違
(
ちが
)
ひは
無
(
な
)
いぞよ。
020
腹
(
はら
)
の
中
(
なか
)
の
塵芥
(
ごもくた
)
を
薩張
(
さっぱ
)
り
出
(
だ
)
して
了
(
しま
)
うても
是
(
こ
)
れで
良
(
よ
)
いと
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
はないから、
021
充分
(
じうぶん
)
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
りて
下
(
くざ
)
されよ。
022
世界
(
せかい
)
の
事
(
こと
)
が
何
(
なに
)
も
一度
(
いちど
)
に
開
(
ひら
)
く
梅
(
うめ
)
の
花
(
はな
)
と
成
(
な
)
ると
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が
毎度
(
まいど
)
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
らうがな。
023
外国
(
がいこく
)
には
余
(
あま
)
り
王
(
わう
)
が
沢山
(
やっと
)
で
今
(
いま
)
の
体裁
(
ていさい
)
、
024
司配者
(
をう
)
が
沢山
(
やっと
)
在
(
あ
)
ると
世界
(
せかい
)
には
口舌
(
くぜつ
)
が
絶
(
た
)
えんぞよ。
025
王
(
わう
)
と
言
(
い
)
ふものは
彼方
(
あちら
)
にも
此方
(
こちら
)
にも
在
(
あ
)
ると
苦説
(
くぜつ
)
の
基
(
もと
)
で
在
(
あ
)
る、
026
昔
(
むかし
)
から
我
(
わ
)
れが
王
(
わう
)
に
成
(
な
)
らうと
致
(
いた
)
して
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
が
治
(
をさ
)
まろまいがな。
027
王
(
わう
)
といふものはソンナ
容易簡便
(
かがやすい
)
ものでは
無
(
な
)
いぞよ。
028
我
(
わ
)
れには
苦労
(
くらう
)
無
(
な
)
しに、
029
他
(
ひと
)
の
苦労
(
くらう
)
で
盗
(
ぬす
)
みた
世
(
よ
)
を
持
(
も
)
ちて
見
(
み
)
ても、
030
今
(
いま
)
のやうなもので
在
(
あ
)
るぞよ。
031
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
の
王
(
わう
)
は
日本
(
にほん
)
の
元
(
もと
)
からの
王
(
わう
)
より
外
(
ほか
)
にはさう
安廉
(
やすやす
)
と
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
から
任命
(
こしらへ
)
ては
無
(
な
)
いぞよ。
032
今度
(
こんど
)
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
さねば、
033
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
の
事
(
こと
)
は
外国
(
がいこく
)
の
王
(
わう
)
ではナカナカ
整頓完備
(
きまり
)
がつきは
致
(
いた
)
さんぞよ。
034
余
(
あま
)
り
大望
(
たいもう
)
な
事
(
こと
)
で
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
ひも
在
(
あ
)
る
筈
(
はづ
)
なれど、
035
大
(
おほ
)
きな
取
(
と
)
り
違
(
ちが
)
ひが
有
(
あ
)
るから、
036
暗黒
(
くらがり
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
出来
(
でき
)
て
居
(
お
)
りて、
037
神
(
かみ
)
は
此
(
この
)
世
(
よ
)
に
無
(
な
)
いもの、
038
無
(
な
)
くとも
良
(
よ
)
いといふやうな
精
(
せい
)
神
(
しん
)
の
人民
(
じんみん
)
斗
(
ばか
)
りで、
039
改心
(
かいしん
)
の
仕掛
(
できか
)
けが
出来
(
でき
)
さうな
事
(
こと
)
が
無
(
な
)
いが、
040
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
には
皆
(
みな
)
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
お
)
れる
方
(
ほう
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
で
在
(
あ
)
るから、
041
言
(
い
)
うて
与
(
や
)
ると、
042
何
(
なん
)
ぞ
山師
(
やまこ
)
でも
致
(
いた
)
して
糊口
(
くちすぎ
)
に
致
(
いた
)
すやうに
思
(
おも
)
うて
本真
(
ほんま
)
に
聞
(
き
)
くものが
無
(
な
)
い
非道
(
ひど
)
いもので
在
(
あ
)
るぞよ。
043
天
(
てん
)
の
御先祖
(
ごせんぞう
)
様
(
さま
)
が
世
(
よ
)
の
始
(
はじ
)
まりの
御水
(
おみづ
)
の
御守護
(
ごしゅごう
)
遊
(
あそ
)
ばしなされたミロク
様
(
さま
)
が
天
(
てん
)
の
御先祖
(
ごせんぞう
)
様
(
さま
)
で、
044
つきの
大神様
(
おほかみさま
)
で
在
(
あ
)
りて、
045
三宝
(
さんぽう
)
金神
(
こんじん
)
として、
046
へつい
金神
(
こんじん
)
と、
047
お
竃
(
くど
)
の
上
(
うへ
)
に
小
(
ちい
)
さいお
厨子
(
づし
)
で
祭
(
まつ
)
りて
在
(
あ
)
る
家
(
いへ
)
も
在
(
あ
)
りたなれど、
048
無
(
な
)
い
勝
(
が
)
ちで
在
(
あ
)
りたぞよ。
049
又
(
また
)
此
(
こ
)
の
火
(
ひ
)
を
御守護
(
ごしゅごう
)
遊
(
あそ
)
ばすのが
天
(
てん
)
の
御三体
(
ごさんたい
)
の
日
(
ひ
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
050
慈親
(
じしん
)
金神
(
こんじん
)
と
申
(
もう
)
して
泉庭
(
せんざい
)
に
祭
(
まつ
)
るのには
金神
(
こんじん
)
と
申
(
もう
)
して
形
(
かたち
)
が
祭
(
まつ
)
りて
在
(
あ
)
る
家
(
いへ
)
斗
(
ばか
)
りは
無
(
なか
)
りたぞよ。
051
地震
(
ぢしん
)
金神
(
こんじん
)
と
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
りたのが、
052
世界中
(
せかいじう
)
の
御土
(
おつち
)
を
固
(
かた
)
めしめた
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞう
)
が
大国常立尊
(
おほくにとこたちのみこと
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
053
此
(
こ
)
の
三体
(
さんたい
)
の
神
(
かみ
)
が
昼夜
(
ちうや
)
の
守護
(
しゅごう
)
致
(
いた
)
さん
事
(
こと
)
には、
054
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
の
息
(
いき
)
あるものが、
055
一寸
(
ちょっと
)
の
間
(
ま
)
も
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
に
生活安存
(
くらすこと
)
が
出来
(
でき
)
んので
在
(
あ
)
るが、
056
其処
(
そこ
)
までの
事
(
こと
)
の
判
(
わか
)
りた
守護神
(
しゅごうじん
)
が
無
(
な
)
い
故
(
ゆへ
)
に、
057
元
(
もと
)
の
御先祖
(
ごせんぞう
)
様
(
さま
)
が
充分
(
じうぶん
)
の
苦労
(
くらう
)
艱難
(
かんなん
)
、
058
口惜
(
くや
)
し
残念
(
ざんねん
)
を
隠忍
(
こば
)
りて
居
(
お
)
いで
遊
(
あそ
)
ばしても
何
(
なん
)
とも
思
(
おも
)
へんので
在
(
あ
)
るぞよ。
059
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
根本
(
こんぽん
)
からの
天地
(
てんち
)
の
実地
(
じっち
)
の
因縁
(
ゐんねん
)
が
是迄
(
これまで
)
には
判
(
わか
)
らずに
在
(
あ
)
りたから、
060
神
(
かみ
)
は
要
(
い
)
らんものじゃと
言
(
い
)
ふやうな
悪
(
あく
)
で、
061
何処
(
どこ
)
までも
登
(
のぼ
)
れるやうに
成
(
な
)
りて、
062
守護神
(
しゅごうじん
)
が
悪賢
(
わるがしこ
)
うて
悪
(
わる
)
い
事
(
こと
)
を
謀策
(
たくみ
)
たら
強悪非道
(
あとさきかまわず
)
に
上
(
うへ
)
へ
上
(
あが
)
りて
出
(
しゅっ
)
世
(
せ
)
が
出来
(
でき
)
て、
063
我
(
わ
)
れ
良
(
よ
)
しの
強者万能
(
つよいものがち
)
の
末法
(
まっぽう
)
の
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
お
)
ったので
在
(
あ
)
るぞよ。
064
元
(
もと
)
の
神力
(
しんりき
)
の
光
(
ひか
)
りの
出
(
で
)
る
時節
(
じせつ
)
が
迫
(
せま
)
りて
来
(
き
)
て、
065
悪
(
あく
)
の
霊
(
れい
)
は
好
(
す
)
きな
事
(
こと
)
も
悪
(
わる
)
い
事
(
こと
)
も
出来
(
でき
)
んやうに
天地
(
てんち
)
から
平
(
たひ
)
らげて
了
(
しま
)
うて
是迄
(
これまで
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
法律
(
ほうりつ
)
をスックリ
変更
(
か
)
へて
了
(
しま
)
うて
洗
(
あら
)
ひ
更
(
が
)
への
新
(
さら
)
つの
善
(
ぜん
)
一
(
ひと
)
つの
世
(
よ
)
で
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
を
立
(
た
)
てるぞよ。
066
今迄
(
いままで
)
は
逆様
(
さかさま
)
に
天地
(
てんち
)
の
経綸
(
よ
)
が
覆
(
かへ
)
りて
居
(
お
)
りて、
067
人民
(
じんみん
)
の
仕
(
し
)
て
居
(
お
)
る
事
(
こと
)
が
逆様
(
さかさま
)
斗
(
ばか
)
りで
在
(
あ
)
りたから、
068
本様
(
ほんさま
)
に
世
(
よ
)
を
立替
(
たてかへ
)
致
(
いた
)
すので
在
(
あ
)
るぞよ。
069
元
(
もと
)
の
神
(
かみ
)
世
(
よ
)
に
世
(
よ
)
を
復元
(
もど
)
すと、
070
是迄
(
これまで
)
の
事
(
こと
)
は
上
(
うへ
)
から
下
(
した
)
まで
何事
(
なにごと
)
も
薩張
(
さっぱ
)
り
切
(
き
)
り
変
(
か
)
へに
新
(
さら
)
つのいの
字
(
じ
)
から
致
(
いた
)
して、
071
ミロク
様
(
さま
)
の
教示
(
おしえ
)
通
(
どほ
)
りの
世
(
よ
)
の
持
(
も
)
ち
方
(
かた
)
に
改
(
あらた
)
めるぞよ。
072
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
神王
(
しんわう
)
を
外国
(
がいこく
)
の
王
(
わう
)
と
同
(
おな
)
じ
事
(
こと
)
に
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
るが、
073
此
(
こ
)
れが
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
の
悪
(
あく
)
の
始
(
はじ
)
まりで
在
(
あ
)
るぞよ。
074
天地
(
てんち
)
の
経綸
(
しぐみ
)
が
違
(
ちが
)
ふから
何
(
なに
)
も
逆様
(
さかさま
)
斗
(
ばか
)
りより
出来
(
でき
)
んので
在
(
あ
)
るぞよ。
075
天地
(
てんち
)
の
王
(
わう
)
の
先祖
(
せんぞ
)
が
此
(
この
)
先
(
さ
)
きの
世
(
よ
)
を
松
(
まつ
)
の
世
(
よ
)
と
致
(
いた
)
して、
076
末代
(
まつだい
)
善
(
ぜん
)
一
(
ひと
)
つの
天地
(
てんち
)
の
王
(
わう
)
で
治
(
おさ
)
めるので
在
(
あ
)
るぞよ。
077
天地
(
てんち
)
の
大神
(
おほかみ
)
が
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
を
建造
(
こしらへ
)
たので
在
(
あ
)
るから、
078
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
のものは
何
(
なに
)
も
一切
(
いっさい
)
天地
(
てんち
)
の
王
(
おや
)
神
(
がみ
)
の
物
(
もの
)
で
在
(
あ
)
るから、
079
其他
(
ほか
)
の
身魂
(
みたま
)
には
天地
(
てんち
)
を
自由
(
じゆう
)
には
為
(
さ
)
せる
身魂
(
みたま
)
は、
080
一方
(
ひとかた
)
も
無
(
な
)
いぞよ。
081
万
(
よろづ
)
の
神
(
かみ
)
に
目
(
もく
)
論
(
ろ
)
まれて
押
(
おし
)
込
(
こ
)
められて
独
(
ひろ
)
り
身
(
み
)
に
成
(
な
)
りてドンナ
行業
(
ぎゃう
)
も
為
(
さ
)
せて
貰
(
もら
)
うた
御蔭
(
おかげ
)
で、
082
此
(
こ
)
の
先
(
さ
)
きの
世
(
よ
)
を
松
(
まつ
)
の
代
(
よ
)
に
構
(
かま
)
ふ
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まゐ
)
りて
来
(
き
)
たので
在
(
あ
)
るぞよ。
083
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
を
持
(
も
)
ちて
行
(
ゆ
)
く
身魂
(
みたま
)
に
成
(
な
)
ると、
084
一
(
ひ
)
と
通
(
とう
)
りの
行業
(
ぎゃう
)
では
勤
(
つと
)
まらん
事
(
こと
)
で
有
(
あ
)
るぞよ。
085
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
は
末代
(
まつだい
)
潰
(
つぶ
)
す
事
(
こと
)
は
成
(
な
)
らんから、
086
誰
(
たれ
)
もよう
為
(
せ
)
ん
事
(
こと
)
の、
087
他
(
ほか
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
では
出来
(
でき
)
ん
事
(
こと
)
のやう
隠忍
(
こばら
)
ん
事
(
こと
)
を
身
(
み
)
を
落
(
おと
)
して
門
(
かど
)
に
立
(
た
)
つとこまでの
行業
(
ぎゃう
)
を
仕
(
し
)
て
来
(
こ
)
んと、
088
一
(
ひと
)
通
(
とほ
)
りの
身魂
(
みたま
)
では
出来
(
でき
)
ん
大望
(
たいもう
)
な
事
(
こと
)
斗
(
ばか
)
りで
在
(
あ
)
るぞよ。
089
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
と
申
(
もう
)
すのは
身魂
(
みたま
)
の
事
(
こと
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
090
身魂
(
みたま
)
が
総
(
そう
)
ぐもりに
成
(
な
)
りて
了
(
しま
)
うて
暗黒
(
くらがり
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
を、
091
夫
(
そ
)
れ
夫
(
ぞ
)
れに
身魂
(
みたま
)
を
目鼻
(
めはな
)
を
着
(
つ
)
けて、
092
此
(
こ
)
の
先
(
さ
)
きではモウ
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
といふ
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
いやうに
致
(
いた
)
さな
成
(
な
)
らんから、
093
今度
(
こんど
)
の
事
(
こと
)
はコンナ
大望
(
たいもう
)
な
事
(
こと
)
はモウ
無
(
な
)
いぞよ。
094
是
(
こ
)
れ
丈
(
だ
)
けの
大望
(
たいもう
)
な
事
(
こと
)
を
知
(
し
)
りた
守護神
(
しゅごうじん
)
が
他
(
ほか
)
の
神
(
かみ
)
に
無
(
な
)
いと
言
(
い
)
ふやうな
酷
(
むご
)
い
事
(
こと
)
に
経綸
(
よ
)
が
乱
(
みだ
)
れて
了
(
しま
)
うて、
095
斯
(
こ
)
う
成
(
な
)
る
事
(
こと
)
は
皆
(
みな
)
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
から
見
(
み
)
え
透
(
す
)
いて
居
(
お
)
りた
故
(
ゆへ
)
に、
096
根本
(
こんぽん
)
からの
事
(
こと
)
が
仕組
(
しぐみ
)
が
仕
(
し
)
て
有
(
あ
)
るから、
097
何処
(
どこ
)
から
何
(
なに
)
を
問
(
と
)
ひに
来
(
き
)
てもドンナ
弁解
(
べんかい
)
でも
出来
(
でき
)
る
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
で
有
(
あ
)
るから、
098
此
(
こ
)
の
大本
(
なか
)
に
永
(
なが
)
く
這入
(
はい
)
りて
居
(
お
)
りて
何
(
なに
)
も
判
(
わか
)
らいでは
世界
(
せかい
)
へ
耻
(
はづ
)
かしき
事
(
こと
)
が
遠
(
とほ
)
からん
中
(
うち
)
に
出来
(
でき
)
るぞよ。
099
心
(
こころ
)
に
誠
(
まこと
)
といふ
一心
(
いっしん
)
の
在
(
あ
)
る
身魂
(
みたま
)
で
無
(
な
)
いと
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
は
一寸
(
ちょっと
)
には
判
(
わか
)
らん
所
(
とこ
)
で
在
(
ある
)
ぞよ。
100
余
(
あま
)
り
尊
(
とうと
)
う
過
(
す
)
ぎて、
101
皆
(
みな
)
思
(
をも
)
いが
違
(
ちが
)
ふて
居
(
を
)
るから、
102
実地
(
じっち
)
の
事
(
こと
)
を。
103
実地
(
じっち
)
正真
(
まこと
)
の
生神
(
いきがみ
)
が、
104
一厘
(
いちりん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
で、
105
誰
(
たれ
)
もやう
為
(
せ
)
ん
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
して、
106
九分九厘
(
くぶくりん
)
の
終
(
しま
)
いと
成
(
な
)
りた
所
(
ところ
)
で、
107
手
(
て
)
の
掌
(
ひら
)
を
覆
(
かへ
)
して
見
(
み
)
せんと、
108
未
(
ま
)
だ
今
(
いま
)
に
誠
(
まこと
)
に
致
(
いた
)
さんから、
109
結構
(
けっこう
)
なお
蔭
(
かげ
)
をやう
取
(
と
)
らんのは、
110
腹
(
はら
)
の
中
(
なか
)
に
誠
(
まこと
)
といふ
一心
(
いっしん
)
が
無
(
な
)
いからで
在
(
あ
)
るぞよ。
111
言
(
い
)
ふても
判
(
わか
)
らず、
112
お
蔭
(
かげ
)
の
取
(
と
)
らせやうが
無
(
な
)
いなれど、
113
実地
(
じっち
)
の
生神
(
いきがみ
)
が
世界中
(
せかいぢう
)
へ
一厘
(
いちりん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
を
判
(
わ
)
けて
見
(
み
)
せたら、
114
一度
(
いちど
)
に
判
(
わか
)
りて、
115
其処
(
そこ
)
へ
成
(
な
)
りたら、
116
ドンナ
悪
(
わる
)
い
身魂
(
みたま
)
でも、
117
改心
(
かいしん
)
が
出来
(
でき
)
るなれど、
118
其
(
そ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
を
申
(
もう
)
したら、
119
此
(
こ
)
のくもりた
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
悪
(
わる
)
い
身魂
(
みたま
)
斗
(
ばか
)
りが
出
(
で
)
て
来
(
き
)
て、
120
昔
(
むかし
)
からの
天
(
てん
)
の
御先祖
(
ごせんぞ
)
様
(
さま
)
の
永
(
ながら
)
くの
御
(
ご
)
艱難
(
かんなん
)
を、
121
水
(
みづ
)
の
泡
(
あわ
)
に
仕
(
し
)
て
了
(
しも
)
ふやうな
守護神
(
しゅごじん
)
が
出
(
で
)
て
来
(
き
)
て、
122
無茶
(
むちゃ
)
に
致
(
いた
)
すから、
123
此
(
こ
)
の
大本
(
なか
)
の
誠
(
まこと
)
の、
124
初発
(
しょっぱつ
)
の
御用
(
ごよう
)
の
出来
(
でき
)
る
身塊
(
みたま
)
は
無
(
な
)
いと
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
ろうがな。
125
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
は、
126
今
(
いま
)
ではまだ
実地
(
じっち
)
の
事
(
こと
)
が
判
(
わか
)
らんから、
127
まだ
守護神
(
しゅごじん
)
が
頑張
(
がんば
)
りて
居
(
を
)
るなれど、
128
実地
(
じっち
)
の
元
(
もと
)
の
誠
(
まこと
)
斗
(
ば
)
かりを
貫行
(
つらぬ
)
いて
来
(
き
)
た、
129
天
(
てん
)
と
地
(
ち
)
との
先祖
(
せんぞ
)
で
在
(
あ
)
るから、
130
是迄
(
これまで
)
の
様
(
やう
)
な
嘘偽
(
うそ
)
で
固
(
つ
)
くねた
世
(
よ
)
とは
違
(
ちが
)
ふから、
131
一言
(
ひとこと
)
申
(
もう
)
した
事
(
こと
)
も
実地
(
じっち
)
の
事
(
こと
)
斗
(
ばか
)
り、
132
嘘
(
うそ
)
といふやうな
事
(
こと
)
は、
133
毛筋
(
けすじ
)
の
横巾
(
よこはば
)
も
申
(
もう
)
して
無
(
な
)
いぞよ。
134
誠
(
まこと
)
一
(
ひと
)
つの
凝
(
かたま
)
りで
開
(
ひら
)
く
大本
(
おほもと
)
で
在
(
あ
)
るから、
135
此
(
こ
)
の
中
(
なか
)
に
置
(
を
)
いて
貰
(
もら
)
ふて
居
(
を
)
りて、
136
嘘
(
うそ
)
と
言
(
い
)
ふやうな
事
(
こと
)
を
申
(
もう
)
す
霊魂
(
みたま
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
る
肉体
(
にくたい
)
は、
137
よく
精
(
せい
)
神
(
しん
)
が
見届
(
みとど
)
けて
在
(
あ
)
るから、
138
良
(
よ
)
い
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
んぞよ。
139
此
(
こ
)
の
方
(
ほう
)
は
不動
(
ぢっと
)
して
居
(
を
)
りて、
140
人
(
ひと
)
の
腹
(
はら
)
の
中
(
なか
)
まで
能
(
よ
)
く
見
(
みえ
)
る
神
(
かみ
)
で
在
(
あ
)
るから、
141
此
(
こ
)
の
神
(
かみ
)
に
嘘
(
うそ
)
を
申
(
もう
)
すやうな
何
(
なに
)
も
判
(
わか
)
らん
守護霊
(
みたま
)
の
容人
(
いれもの
)
は、
142
神
(
かみ
)
が
嫌
(
きら
)
ふから、
143
充分
(
じうぶん
)
の
神恵
(
こと
)
は
無
(
な
)
いぞよ。
144
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
からの
正真
(
せうまつ
)
の、
145
日本魂
(
やまとだましい
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
を
使役
(
つか
)
ふて、
146
何
(
なに
)
も
一度
(
いちど
)
に
判然
(
わか
)
るやうに
埒
(
らち
)
良
(
よ
)
く
致
(
いた
)
さねば、
147
人民
(
じんみん
)
ではやう
開
(
ひ
)
らかんぞよ。
148
他
(
ほか
)
の
教会
(
きゃうかい
)
のやうな
小
(
ちい
)
さい
事
(
こと
)
で
無
(
な
)
いから、
149
小規模的
(
ちった
)
て
布教
(
ふきゃう
)
に
出
(
で
)
た
位
(
ぐらい
)
には、
150
此
(
こ
)
の
大望
(
たいもう
)
な
神業
(
こと
)
の
実地
(
じっち
)
をやう
判
(
わ
)
けるやうな
身魂
(
みたま
)
が
無
(
な
)
いし、
151
ながたらしふ
掛
(
かか
)
りて
居
(
を
)
りたら、
152
薩張
(
さっぱ
)
り
上
(
うへ
)
から
下
(
した
)
まで
総損
(
そうぞこな
)
ひとなりて、
153
両方
(
どちら
)
の
国
(
くに
)
も
建
(
た
)
ちて
行
(
ゆ
)
かんやうに、
154
難渋
(
なんじう
)
な
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
りては
成
(
な
)
らんから、
155
早
(
はや
)
く
実地
(
じっち
)
を
世界中
(
せかいぢう
)
へ
出
(
あ
)
現
(
ら
)
はせて、
156
一度
(
いちど
)
の
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
させやうより、
157
モウ
仕
(
し
)
様
(
よう
)
が
無
(
な
)
いとこまで
差
(
さし
)
迫
(
せま
)
りて
居
(
を
)
るぞよ。
158
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかえ
)
を
致
(
いた
)
さな
成
(
な
)
らんといふ
事
(
こと
)
は、
159
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
から
熟
(
よ
)
く
判
(
わか
)
りて
居
(
を
)
りたから、
160
世
(
よ
)
に
落
(
をと
)
されたのも、
161
何
(
なに
)
も
皆
(
みな
)
都合
(
つがう
)
の
事
(
こと
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
162
此
(
こ
)
れ
位
(
ぐらい
)
な
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
して
置
(
を
)
かんと、
163
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかえ
)
の
折
(
をり
)
には、
164
チト
違
(
ちが
)
ふた
行業
(
ぎゃう
)
を
仕
(
し
)
て
置
(
を
)
かんと、
165
立替
(
たてかえ
)
致
(
いた
)
したら
後
(
あと
)
は
良
(
よ
)
い
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
るなれど、
166
変
(
かわ
)
り
目
(
め
)
に
陽気
(
やうき
)
や
気楽
(
きらく
)
な
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
して
置
(
お
)
いたら、
167
後
(
あと
)
が
良
(
よ
)
く
成
(
な
)
らんから、
168
自由
(
ら
)
放逸
(
く
)
な
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
で
行
(
や
)
りて
来
(
き
)
た
守護神
(
しゅごうじん
)
は、
169
此
(
こ
)
の
転換期
(
かわりめ
)
の
辛棒
(
しんぼう
)
が
辛
(
つらふ
)
て、
170
忍
(
こば
)
れん
守護神
(
しゅごうじん
)
が
沢山
(
たっぴつ
)
在
(
あ
)
るから、
171
此
(
こ
)
の
大
(
おほ
)
峠
(
とうげ
)
が
凌
(
しの
)
げるやうの
神徳
(
しんとく
)
を
貰
(
もろ
)
ふて、
172
行業
(
ぎゃう
)
を
致
(
いた
)
すが
結構
(
けっこう
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
173
知
(
し
)
らして
与
(
や
)
りても
聞
(
き
)
き
入
(
い
)
れの
無
(
な
)
い
守護神
(
しゅごじん
)
は、
174
止
(
や
)
むを
得
(
え
)
ずの
事
(
こと
)
が
在
(
あ
)
りても、
175
何処
(
どこ
)
も
恨
(
うら
)
む
所
(
とこ
)
は
無
(
な
)
いぞよ。
176
其処
(
そこ
)
に
成
(
な
)
りてからの
改心
(
かいしん
)
は、
177
急速
(
いちど
)
の
改心
(
かいしん
)
で
在
(
あ
)
るから、
178
一度
(
いちど
)
の
改心
(
かいしん
)
は
実地
(
じっち
)
の
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はんから、
179
気
(
け
)
も
無
(
な
)
い
中
(
うち
)
から
知
(
し
)
らすなれど、
180
改心
(
かいしん
)
どころか
大
(
おほ
)
きな
思
(
をも
)
い
違
(
ちが
)
いの
守護神
(
しゅごじん
)
人民
(
じんみん
)
斗
(
ばか
)
り、
181
埒
(
らち
)
やう
立替
(
たてかえ
)
を
始
(
はじ
)
めんと、
182
後
(
あと
)
の
立
(
た
)
つ
様
(
やう
)
に
致
(
いた
)
さな
成
(
な
)
らんから、
183
罪障
(
めぐり
)
の
非道
(
ひど
)
い
所
(
とこ
)
から
始
(
はじ
)
めると
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
るぞよ。
184
今迄
(
いままで
)
の
世
(
よ
)
が
余
(
あま
)
り
贅沢
(
ぜいたく
)
過
(
す
)
ぎて、
185
薩張
(
さっぱ
)
り
絶頂
(
いた
)
りて
了
(
しも
)
ふて、
186
抜
(
ぬ
)
け
道
(
みち
)
の
無
(
な
)
いやうに
詰
(
つま
)
りて
了
(
しも
)
ふて
居
(
を
)
るから、
187
延
(
のば
)
すほど
悪
(
わる
)
く
成
(
な
)
りて、
188
モウ
一寸
(
ちょっと
)
も
延
(
のば
)
すことが
出来
(
でき
)
んから、
189
神
(
かみ
)
を
恨
(
うら
)
めなよ。
190
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るやうに
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るのじゃから、
191
何
(
な
)
にも
無
(
な
)
しに
立替
(
たてかえ
)
は
出来
(
でき
)
んから、
192
改心
(
かいしん
)
の
出来
(
でき
)
ん
身魂
(
みたま
)
は、
193
肉体
(
にくたい
)
在
(
あ
)
っては
到底
(
とて
)
も
魂性
(
みたま
)
の
磨
(
みが
)
けることは
出来
(
でき
)
んから、
194
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
を
聞
(
き
)
かん
御魂
(
みたま
)
の
肉体
(
にくたい
)
は、
195
出
(
で
)
直
(
なを
)
しに
致
(
いた
)
さねば、
196
神界
(
しんかい
)
の
革新
(
せんだく
)
は
成
(
な
)
らんから、
197
どうぞ
改心
(
かいしん
)
を
為
(
さ
)
せて、
198
其
(
そ
)
の
儘
(
まま
)
で
置
(
を
)
いて、
199
何
(
なん
)
なりと
出来
(
でき
)
る
事
(
こと
)
を
為
(
さ
)
せてと
思
(
をも
)
うても、
200
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
を
汲
(
く
)
みとるやうな、
201
日本
(
にほん
)
の
御魂
(
みたま
)
の
性来
(
せうらい
)
が、
202
一寸
(
ちょっと
)
も
無
(
な
)
いやうに
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るから、
203
何
(
いづ
)
れ
始
(
はじ
)
めると
非道
(
ひど
)
いぞよ。
204
霊魂
(
みたま
)
を
早
(
はや
)
く
良
(
よ
)
く
致
(
いた
)
して、
205
光華明彩
(
さらつ
)
の
世
(
よ
)
に
致
(
いた
)
さねば、
206
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
が
悪
(
わる
)
く
成
(
な
)
る
斗
(
ばか
)
りで
在
(
あ
)
るから、
207
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
に
置
(
を
)
いて
欲
(
ほ
)
しいなら、
208
改心
(
かいしん
)
さえ
致
(
いた
)
せば
善
(
ぜん
)
の
世
(
よ
)
へ
立
(
た
)
ち
帰
(
かへ
)
らして、
209
其
(
そ
)
の
場
(
ば
)
から
嬉悦満円
(
うれしふ
)
なりて、
210
善
(
ぜん
)
の
霊
(
れい
)
を
入
(
い
)
れ
換
(
か
)
え
致
(
いた
)
して
与
(
や
)
りて、
211
末代
(
まつだい
)
善
(
よ
)
い
名
(
な
)
を
残
(
のこ
)
すやうに
成
(
な
)
るなれど、
212
是程
(
これほど
)
日々
(
にちにち
)
申
(
もう
)
しても、
213
改心
(
かいしん
)
の
出来
(
でき
)
る
身魂
(
みたま
)
が
無
(
な
)
いから、
214
出来
(
でけ
)
な
為
(
す
)
るやうにして、
215
霊魂
(
みたま
)
を
整備
(
よく
)
するぞよ。
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