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004 明治25年旧1月(日不明)
001 (年月日不明)
013 明治25年旧5月5日
006 明治26年(月日不明)
017 明治26年旧7月12日
032 明治27年旧1月3日
236 明治29年旧5月26日
237 明治29年旧8月23日
020 明治29年旧12月2日
190 明治30年(月日不明)
219 明治30年旧11月6日
229 明治31年旧1月3日
261 明治31年旧3月24日
260 明治31年閏3月6日
208 明治31年閏3月27日
209 明治31年旧4月4日
262 明治31年旧4月16日
018 明治31年旧5月5日
158 明治31年旧7月16日
238 明治31年旧8月7日
075 明治31年旧8月27日
076 明治31年旧9月30日
077 明治31年旧11月5日
073 明治31年旧11月30日
078 明治31年旧12月26日
016 明治32年(月日不明)
183 明治32年旧1月(日不明)
079 明治32年旧1月18日
184 明治32年旧2月(日不明)
094 明治32年旧2月3日
095 明治32年旧2月3日
185 明治32年旧3月(日不明)
186 明治32年旧4月(日不明)
081 明治32年旧4月12日
080 明治32年旧4月22日
187 明治32年旧6月(日不明)
082 明治32年旧6月3日
083 明治32年旧6月9日
084 明治32年旧6月10日
087 明治32年旧6月18日
085 明治32年旧6月20日
088 明治32年旧6月23日
188 明治32年旧7月(日不明)
021 明治32年旧7月1日
160 明治32年旧7月1日
086 明治32年旧7月3日
089 明治32年旧7月9日
090 明治32年旧7月29日
189 明治32年旧8月(日不明)
161 明治32年旧9月19日
091 明治32年旧12月17日
092 明治32年旧12月29日
159 明治33年旧1月7日
093 明治33年旧1月15日
096 明治33年旧3月1日
259 明治33年旧4月7日
210 明治33年旧5月20日
008 明治33年旧6月10日
036 明治33年旧7月30日
222 明治33年旧8月4日
180 明治33年旧8月5日
097 明治33年旧8月6日
098 明治33年旧8月6日
181 明治33年旧8月6日
182 明治33年旧8月8日
221 明治33年旧8月8日
118 明治33年旧8月10日
119 明治33年旧8月11日
157 明治33年旧8月13日
220 明治33年旧8月16日
211 明治33年旧8月20日
065 明治33年閏8月1日
067 明治33年閏8月1日
066 明治33年閏8月2日
069 明治33年閏8月2日
068 明治33年閏8月4日
070 明治33年閏8月5日
248 明治33年閏8月23日
099 明治33年旧9月6日
105 明治33年旧9月12日
223 明治33年旧12月11日
124 明治33年旧12月13日
225 明治34年旧1月16日
177 明治34年旧2月24日
037 明治34年旧3月7日
038 明治34年旧6月3日
277 明治34年旧7月15日
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230 明治34年旧9月1日
226 明治34年旧9月16日
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228 明治34年旧9月18日
179 明治34年旧11月(日不明)
178 明治34年旧11月9日
224 明治34年旧12月3日
204 明治35年旧3月(日不明)
010 明治35年旧3月8日
203 明治35年旧3月8日
011 明治35年旧3月11日
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126 明治35年旧7月11日
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128 明治35年旧7月16日
129 明治35年旧7月25日
166 明治36年旧1月1日
014 明治36年旧1月3日
167 明治36年旧1月3日
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173 明治36年旧5月11日
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192 明治36年閏5月23日
193 明治36年閏5月23日
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043 明治36年旧6月4日
164 明治36年旧6月5日
165 明治36年旧6月7日
115 明治36年旧6月8日
252 明治36年旧6月12日
246 明治36年旧6月14日
244 明治36年旧6月15日
251 明治36年旧6月15日
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270 明治36年旧7月24日
100 明治36年旧8月16日
243 明治36年旧8月22日
249 明治36年旧8月22日
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242 明治36年旧8月30日
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247 明治36年旧10月1日
240 明治36年旧10月10日
272 明治36年旧10月10日
273 明治36年旧11月4日
048 明治36年旧11月9日
239 明治36年旧11月14日
275 明治36年旧11月19日
267 明治36年旧12月7日
263 明治36年旧12月10日
268 明治36年旧12月10日
266 明治36年旧12月25日
265 明治36年旧12月28日
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102 明治37年旧1月11日
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153 明治43年旧4月15日
154 明治43年旧4月18日
150 明治43年旧8月7日
151 明治43年旧9月10日
152 明治43年旧9月28日
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060 大正元年旧7月4日
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002 大正4年旧12月2日
045 大正5年旧2月3日
254 大正5年旧2月3日
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143 大正5年旧3月6日
253 大正5年旧3月14日
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009 大正5年旧11月8日
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003 大正6年旧1月23日
005 大正6年旧2月9日
207 大正6年閏2月22日
206 大正6年閏2月25日
027 大正6年旧3月9日
033 大正6年旧3月12日
034 大正6年旧4月17日
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112 大正6年旧10月16日
113 大正6年旧11月23日
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大正五年旧五月十四日
インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1916(大正5)年6月14日(旧5月14日)
神霊界掲載号:
大正6年10月1日号(第52号) 1頁
神霊界八幡書店復刻版:
第1巻 413頁
七巻本:
第2巻 173頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
なし
東洋文庫火の巻:
143頁
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
54頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2017-08-08 21:05:50
OBC :
os063
001
昔
(
むかし
)
の
根本
(
もと
)
の
初
(
はじま
)
りのミロク
様
(
さま
)
が、
002
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
の
御先祖様
(
ごせんぞさま
)
であるぞよ。
003
斯世
(
このよ
)
が
一平
(
いったい
)
らに
泥海
(
どろうみ
)
の
折
(
おり
)
からの
事
(
こと
)
を、
004
直々
(
ぢきぢき
)
の
御血筋
(
おちすじ
)
の、
005
変性男子
(
へんじょうなんし
)
に
書
(
かか
)
せるぞよ。
006
斯世
(
このよ
)
の
御先祖
(
ごせんぞさま
)
さまが、
007
地
(
ち
)
の
泥海
(
どろうみ
)
の
中
(
なか
)
に
御出来
(
おでき
)
なされたなり、
008
霊能大神
(
ひのおおかみ
)
どのも
同
(
おな
)
じ
泥海
(
どろうみ
)
の
中
(
なか
)
で
御出来
(
おでき
)
為
(
な
)
されたのであるぞよ。
009
口
(
くち
)
や
書
(
て
)
では
早
(
はや
)
いなれど、
010
中々
(
なかなか
)
の
永
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
の
事
(
こと
)
であるぞよ。
011
それから
直
(
じき
)
の
御血統
(
おちすじ
)
を
御戴
(
おいただ
)
き
成
(
な
)
されて、
012
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
を
創造
(
こしらへ
)
なさるまでの、
013
独身
(
ひとりみ
)
での
永
(
なが
)
い
御艱難
(
ごかんなん
)
と
申
(
もう
)
すものは、
014
如何
(
どのゐ
)
にも
解
(
わか
)
る
事
(
こと
)
では
無
(
な
)
い、
015
人民
(
じんみん
)
では
到底
(
とうてい
)
見当
(
けんとう
)
は
取
(
と
)
れは
致
(
いた
)
さんぞよ。
016
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
を
直
(
じき
)
の
御血統
(
おちすじ
)
に
成
(
な
)
されたのは、
017
限
(
かぎ
)
り
無
(
な
)
い
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
を
持
(
も
)
たす
為
(
ため
)
に、
018
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
霊魂
(
みたま
)
が
大国常立尊
(
おおくにとこたちのみこと
)
の
身魂
(
みたま
)
の
性来
(
せうらい
)
であるから、
019
如何
(
どう
)
いたしても
余
(
あま
)
り
強
(
ひど
)
い
霊魂
(
みたま
)
で
在
(
あ
)
るから、
020
此
(
こ
)
の
霊魂
(
みたま
)
がありたら
叶
(
かな
)
はんと
申
(
もう
)
して、
021
皆
(
みな
)
の
神々
(
かみがみ
)
が
同意
(
どうい
)
いたして、
022
無
(
のう
)
に
致
(
いた
)
さうと
思
(
おも
)
ふても、
023
煮
(
に
)
ても
焼
(
やい
)
てもタタキ
潰
(
つぶ
)
しても
引裂
(
ひっさ
)
いても、
024
誰
(
だれ
)
の
手
(
て
)
にも
合
(
あ
)
はん
神
(
かみ
)
であるから、
025
天
(
てん
)
のミロク
様
(
さま
)
が
夫々
(
それぞれ
)
の
霊魂
(
みたま
)
を
拵
(
こしら
)
へて
御出
(
おい
)
でますので
在
(
あ
)
るから、
026
普通
(
ひととおり
)
の
後世
(
あと
)
から
出来
(
でき
)
た
霊魂
(
みたま
)
が、
027
何程
(
なんぼ
)
力
(
ちから
)
の
在
(
あ
)
る
神
(
かみ
)
でも
後世
(
あと
)
で、
028
出来
(
でき
)
た
神
(
かみ
)
は
矢張
(
やっぱ
)
り
枝神
(
えだ
)
であるから、
029
枝
(
えだ
)
は
枝
(
えだ
)
の
様
(
よう
)
に
余
(
あま
)
り、
030
覇張
(
はば
)
らんやうに
致
(
いた
)
して、
031
我
(
われ
)
の
霊魂
(
みたま
)
の
性来
(
しょうらい
)
の
事
(
こと
)
を
為
(
し
)
て
居
(
お
)
りたら、
032
斯世
(
このよ
)
は
穏
(
おだや
)
かに
世
(
よ
)
が
治
(
をさ
)
まりて
行
(
い
)
けるなれど、
033
霊魂
(
みたま
)
の
性来
(
しょうらい
)
の
悪
(
わる
)
いのが
呉
(
く
)
れて
行
(
い
)
きよると、
034
悪
(
わる
)
い
謀反
(
むほん
)
が
元
(
もと
)
からの
性来
(
しょうらい
)
が
可
(
い
)
かんのであるぞよ。
035
見苦
(
みぐる
)
しい
性来
(
しょうらい
)
の
欲
(
よく
)
の
深
(
ふか
)
い
身魂
(
みたま
)
も、
036
同
(
おな
)
じ
泥海
(
どろうみ
)
の
中
(
なか
)
に
居
(
お
)
りた
折
(
おり
)
に、
037
腹
(
はら
)
の
中
(
なか
)
が
能
(
よ
)
く
見透
(
みすか
)
して
在
(
あ
)
りての、
038
今
(
いま
)
の
大変
(
たいもう
)
な、
039
何彼
(
なにか
)
の
世界
(
せかい
)
の
難渋
(
なんじゅう
)
であるぞよ。
040
初発
(
しょっぱつ
)
からの
事
(
こと
)
が
一度
(
いちど
)
に
続
(
つづ
)
いては
書
(
か
)
けんぞよ。
041
余
(
あま
)
り
永
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
の
事
(
こと
)
であるから、
042
筆先
(
ふでさき
)
のチット
暇
(
ひま
)
な
折
(
おり
)
に、
043
変生男子
(
へんじょうなんし
)
の
手
(
て
)
で
大国常立尊
(
おおくにとこたちのみこと
)
が
皆
(
みな
)
書
(
か
)
くので
在
(
あ
)
るから、
044
合間
(
あいま
)
に
書
(
かい
)
ておかねば
成
(
な
)
らん、
045
古
(
ふる
)
き
世
(
よ
)
の
初発
(
しょっぱつ
)
の
事柄
(
ことがら
)
を、
046
末代
(
まつだい
)
残
(
のこ
)
す
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立変
(
たてかえ
)
の
折
(
おり
)
の、
047
初発
(
しょっぱつ
)
から
書
(
か
)
いて
在
(
あ
)
ること、
048
毛筋
(
けすじ
)
も
違
(
ちが
)
いは
致
(
いた
)
さんぞよ。
049
大出口直
(
おおでぐちなお
)
には
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
からのやうに
思
(
おも
)
ふて
居
(
お
)
るなれど、
050
直
(
なお
)
の
霊魂
(
みたま
)
は
此方
(
このほう
)
の
霊魂
(
みたま
)
が
這入
(
はい
)
りて
居
(
お
)
りて、
051
半分
(
はんぶん
)
の
霊魂
(
みたま
)
が
天照大神
(
みろくさま
)
のお
妹御
(
いもうとご
)
にして
在
(
あ
)
りて。
052
死変
(
しにかは
)
り
生
(
い
)
き
代
(
かわ
)
り
苦労艱難
(
くろうかんなん
)
悔
(
くや
)
し
残念
(
ざんねん
)
を
今
(
いま
)
に
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
る
身魂
(
みたま
)
であるぞよ。
053
直
(
なお
)
に二十五
年
(
ねん
)
から
此方
(
このほう
)
が
守護
(
しゅご
)
致
(
いた
)
したやうに、
054
皆
(
みな
)
のものが
思
(
おも
)
ふて
居
(
お
)
るなれど、
055
産
(
う
)
ぶから
守護
(
しゅご
)
して
居
(
お
)
りたのじゃぞよ。
056
昔
(
むかし
)
からの
霊魂
(
みたま
)
の
因縁
(
いんねん
)
、
057
性来
(
しょうらい
)
の
判
(
わか
)
る
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
058
昔
(
むかし
)
から
解
(
わか
)
らなんだ
事
(
こと
)
が、
059
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
事
(
こと
)
から
往
(
ゆ
)
く
末
(
すえ
)
の
事
(
こと
)
の、
060
明白
(
ありやか
)
に
解
(
わか
)
る
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
061
昔
(
むかし
)
から
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
を
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
から
知
(
し
)
らせるぞよ。
062
天照大神月読神
(
みろくさま
)
の
御出
(
おで
)
ましに
御成
(
おなり
)
なさるに
就
(
つい
)
て、
063
大国常立尊
(
おおくにとこたちのみこと
)
が
現
(
あら
)
はれるなり、
064
大国常立尊
(
おおくにとこたちのみこと
)
が
現
(
あら
)
はれると、
065
音姫殿
(
おとひめどの
)
は
次
(
つ
)
ぎに
結構
(
けっこう
)
な
大望
(
たいもう
)
な
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
て、
066
音姫殿
(
おとひめどの
)
の
御宝
(
おたから
)
を
上
(
あ
)
げて、
067
新
(
さら
)
つの
金銀
(
きんぎん
)
を
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
に、
068
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかえ
)
を
致
(
いた
)
して、
069
何
(
なに
)
も
新
(
さら
)
つに
成
(
な
)
るのであるから、
070
乙姫殿
(
おとひめどの
)
の
御財宝
(
おんたから
)
を
綾部
(
あやべ
)
の
大元
(
おおもと
)
へ
持運
(
もちはこ
)
びて、
071
新
(
さら
)
つの
金銀
(
きんぎん
)
を
吹
(
ふ
)
く
準備
(
じゅんび
)
を
致
(
いた
)
さな
成
(
な
)
らんから、
072
立替
(
たてかえ
)
の
中
(
なか
)
で
後
(
あと
)
の
立直
(
たてなほ
)
しの
大事
(
だいじ
)
の
乙姫
(
おとひめ
)
どのの
御宝
(
おたから
)
に
光
(
ひか
)
りを
出
(
だ
)
して、
073
変生男子
(
へんじょうなんし
)
の
霊魂
(
みたま
)
と、
074
大国常立尊
(
おおくにとこたちのみこと
)
の
霊魂
(
みたま
)
とが
一
(
ひと
)
つに
成
(
な
)
りて、
075
その
御宝
(
おたから
)
は
畏
(
おそ
)
れ
多
(
おお
)
くも
天照皇大神宮殿
(
てんしょうこうだいじんぐうどの
)
と
玉水
(
たますい
)
の
乙姫
(
おとひめ
)
どのとお
両方
(
ふたかた
)
が、
076
○○の
大神
(
おおかみ
)
と
現
(
あら
)
はれて、
077
御受取
(
おうけとり
)
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
るのじゃぞよ。
078
経綸
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りに
準備
(
じゅんび
)
が
立
(
た
)
ちて
居
(
お
)
るなれど、
079
肝腎
(
かんじん
)
の
大国常立尊
(
おおくにとこたちのみこと
)
が、
080
未
(
ま
)
だスックリと
御夫婦
(
ごふうふ
)
が
御揃
(
おそろ
)
ひに
成
(
な
)
りて
御出
(
おいで
)
んから、
081
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
延
(
の
)
びたぞよ。
082
延
(
の
)
びた
丈
(
だ
)
けは
世界
(
せかい
)
の
事
(
こと
)
が、
083
何事
(
なにごと
)
も
善
(
よ
)
い
事
(
こと
)
も
厭
(
いや
)
な
事
(
こと
)
も、
084
何
(
なに
)
も
一度
(
いちど
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
て、
085
世界
(
せかい
)
には
上
(
あが
)
り
下
(
お
)
りで
混雑
(
こんざつ
)
に
成
(
な
)
ると
申
(
もう
)
して、
086
毎度
(
まいど
)
行
(
い
)
く
先
(
さき
)
に
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
けてあるぞよ。
087
ここまでに
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けておいたら、
088
是
(
これ
)
に
落度
(
おちど
)
はヨモヤ
在
(
あ
)
るまい、
089
念
(
ねん
)
に
念
(
ねん
)
が
充分
(
じゅうぶん
)
押
(
お
)
して
在
(
あ
)
るぞよ。
090
立替
(
たてかえ
)
が
十年
(
じゅうねん
)
あまりて
延
(
の
)
びたから、
091
立替
(
たてかえ
)
が
在
(
あ
)
りたら
厳
(
きび
)
しきから、
092
今
(
いま
)
に
知
(
し
)
らして
居
(
お
)
るのに
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
左程
(
さほど
)
に
思
(
おも
)
ふて
居
(
お
)
らんが、
093
一度
(
いちど
)
に
何
(
なに
)
も
在
(
あ
)
り
出
(
だ
)
したら、
094
何
(
ど
)
うにも
其処
(
そこ
)
へ
成
(
な
)
りてから、
095
何程
(
なにほど
)
天地
(
てんち
)
へ
御謝罪
(
おわび
)
を
申
(
もう
)
しても、
096
天地
(
てんち
)
の
神
(
かみ
)
は
其
(
そ
)
んな
事
(
こと
)
にかかりては
居
(
お
)
れんから、
097
今
(
いま
)
の
内
(
うち
)
に
出
(
で
)
て
来
(
こ
)
いとアリアリ
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らしても、
098
ソンナ
事
(
こと
)
は
何時
(
いつ
)
も
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
じゃと
思
(
おも
)
ふて、
099
気楽
(
きらく
)
に
思
(
おも
)
ふて
居
(
お
)
るから、
100
又
(
ま
)
た
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
け
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
け
致
(
いた
)
したなれど、
101
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
余
(
あま
)
り
悪胴
(
わるどう
)
が
据
(
すわ
)
りて
居
(
お
)
るから、
102
実地
(
じっち
)
の
神
(
かみ
)
も
閉口
(
へいこう
)
であるぞよ。
103
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
には
神
(
かみ
)
の
神力
(
しんりき
)
を
渡
(
わた
)
す
人民
(
じんみん
)
は
稀
(
まれ
)
であるが、
104
何程
(
なんぼ
)
でも
神
(
かみ
)
は
神力
(
しんりき
)
は
与
(
や
)
るなれど、
105
貰
(
もろ
)
ふた
神力
(
しんりき
)
の
光
(
ひか
)
りを
能
(
よ
)
う
出
(
だ
)
さんから、
106
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
心
(
こころ
)
が
神
(
かみ
)
とは
反対
(
はんたい
)
であるから
神徳
(
しんとく
)
は
今度
(
こんど
)
は
何程
(
なんぼ
)
でも
渡
(
わた
)
すなれど、
107
神徳
(
しんとく
)
を
持切
(
もちきり
)
にはして
貰
(
もら
)
えんから、
108
貰
(
もろ
)
ふた
神徳
(
しんとく
)
には
光
(
ひか
)
りを
出
(
だ
)
して
貰
(
もら
)
はんと、
109
昔
(
むかし
)
の
初
(
はじま
)
りの
事
(
こと
)
から、
110
世界中
(
せかいじゅう
)
を
尋
(
たず
)
ねても
世界中
(
せかいじゅう
)
には
解
(
わか
)
らん
事
(
こと
)
の、
111
誰
(
だれ
)
も
能
(
よ
)
うせん
事
(
こと
)
の
判
(
わか
)
る、
112
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
であるから、
113
今
(
いま
)
では
未
(
ま
)
だ
誠
(
まこと
)
に
致
(
いた
)
さんなれど、
114
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
変生男子
(
へんじょうなんし
)
の
書
(
か
)
く
筆先
(
ふでさき
)
は、
115
昔
(
むかし
)
からの
実地
(
じっち
)
の
仕組
(
しぐみ
)
の
筆先
(
ふでさき
)
であるから、
116
世界中
(
せかいじゅう
)
が
其通
(
そのとお
)
りに
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
117
気
(
け
)
も
無
(
な
)
い
内
(
うち
)
に
知
(
し
)
らしてあるやうに、
118
世界
(
せかい
)
が
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
119
何事
(
なにごと
)
も
筆先
(
ふでさき
)
に
書
(
か
)
いてあるが、
120
未申
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
の
身魂
(
みたま
)
は
改心
(
かいしん
)
の
出来
(
でき
)
難
(
にく
)
い
性来
(
しょうらい
)
であるから、
121
物
(
もの
)
が
遅
(
おそ
)
く
成
(
な
)
りたのであるから、
122
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
を
素直
(
すなほ
)
に
致
(
いた
)
したら
物
(
もの
)
が
速
(
はよ
)
うなりて、
123
世界
(
せかい
)
が
速
(
はや
)
く
善
(
よ
)
く
成
(
な
)
ると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が、
124
筆先
(
ふでさき
)
で
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
けて
在
(
あ
)
ろうがな。
125
坤
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
が
改心
(
かいしん
)
が
遅
(
おそ
)
かりただけ、
126
物
(
もの
)
が
遅
(
おそ
)
く
成
(
な
)
ると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が、
127
筆先
(
ふでさき
)
で
知
(
し
)
らしてあるが、
128
坤
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
申
(
もう
)
すやうに
致
(
いた
)
せば、
129
余程
(
よほど
)
物
(
もの
)
が
速
(
はや
)
く
成
(
な
)
るのに、
130
一段
(
いちだん
)
遅
(
おく
)
れると
大変
(
たいへん
)
に
何
(
なに
)
も
遅
(
おく
)
れるから、
131
申
(
もう
)
すやうに
皆
(
みな
)
が
致
(
いた
)
されよ。
132
龍宮
(
りゅうぐう
)
の
乙姫殿
(
おとひめどの
)
が、
133
初発
(
しょっぱつ
)
の
結構
(
けっこう
)
な
大望
(
たいもう
)
な
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
て、
134
世界中
(
せかいじゅう
)
の
立直
(
たてなほ
)
しの
御用
(
ごよう
)
なさるのも、
135
皆
(
みな
)
心一
(
こころひと
)
つの
持方
(
もちかた
)
であるぞよ。
136
善
(
よ
)
い
御用
(
ごよう
)
の
出来
(
でき
)
るのも、
137
イヤな
事
(
こと
)
の
出来
(
でき
)
るのも、
138
是
(
これ
)
までに
形
(
かた
)
の
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
であるぞよ。
139
昔
(
むかし
)
の
元
(
もと
)
の
天地
(
てんち
)
の
古
(
ふる
)
き
大神
(
おおかみ
)
は、
140
皆
(
みな
)
仏事
(
ぶつじ
)
に
化
(
な
)
りて
守護
(
しゅご
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
りたぞよ。
141
仏事
(
ぶつじ
)
と
学
(
がく
)
の
世
(
よ
)
の
了
(
しま
)
いとなりて
来
(
き
)
たから、
142
悪
(
あく
)
では
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
のお
土
(
つち
)
の
上
(
うへ
)
では、
143
一足
(
ひとあし
)
も
前
(
さき
)
へ
行
(
い
)
く
事
(
こと
)
も、
144
後
(
あと
)
へ
戻
(
もど
)
ることも
出来
(
でき
)
んやうの
時節
(
じせつ
)
が
廻
(
まわ
)
りて
来
(
き
)
たぞよ。
145
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
を
斯世
(
このよ
)
には
無
(
な
)
い
如
(
や
)
うに
致
(
いた
)
してをいて、
146
斯
(
こ
)
んな
良
(
よ
)
い
世
(
よ
)
は
無
(
な
)
いと
申
(
もう
)
して、
147
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
お
)
れる
方
(
ほう
)
の
神
(
かみ
)
の
御歓
(
およろ
)
こびで、
148
茲
(
ここ
)
までは
好
(
す
)
き
寸法
(
すっぽう
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
で、
149
我良
(
われよ
)
しで、
150
悪賢
(
わるがしこ
)
ひ
守護神
(
しゅごじん
)
が
上
(
うへ
)
へ
上
(
あが
)
りて、
151
下
(
しも
)
の
事
(
こと
)
に
眼
(
め
)
の
着
(
つ
)
く
如
(
や
)
うな
優
(
やさ
)
しひ
身魂
(
みたま
)
は
無
(
な
)
い
如
(
や
)
うに、
152
悪
(
あく
)
で
搦
(
から
)
みて
了
(
しも
)
ふて
居
(
お
)
るから、
153
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
建替
(
たてかえ
)
を
致
(
いた
)
すには、
154
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
に
暇
(
ひま
)
も
要
(
い
)
るし、
155
骨
(
ほね
)
の
折
(
お
)
れる
事
(
こと
)
であるが、
156
其筈
(
そのはず
)
じゃ。
157
解
(
わか
)
りた
身魂
(
みたま
)
が
毫
(
ちっ
)
ともないから、
158
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
の
今
(
いま
)
の
難渋
(
なんじゅう
)
、
159
これから
善
(
ぜん
)
の
根本
(
もと
)
の
活神
(
いきがみ
)
が
皆
(
みな
)
揃
(
そろ
)
ふて
御活動
(
おはたらき
)
に
成
(
な
)
るから、
160
始
(
はじま
)
りたら
何事
(
なにごと
)
もバタバタと
埒
(
らち
)
が
付
(
つ
)
くぞよ。
161
斯世
(
このよ
)
へ
出
(
で
)
て
居
(
お
)
れる
神
(
かみ
)
の
精神
(
せいしん
)
が
悪
(
わる
)
いから、
162
世界中
(
せかいじゅう
)
の
何
(
なに
)
も
知
(
し
)
らん
人民
(
じんみん
)
が、
163
知
(
し
)
らず
知
(
し
)
らずに
悪魔
(
あくま
)
に
成
(
な
)
りて、
164
此
(
この
)
状態
(
なり
)
で
世
(
よ
)
の
建替
(
たてかえ
)
を
致
(
いた
)
さずにおいたら、
165
日
(
ひ
)
に
増
(
ま
)
しに
斯世
(
このよ
)
の
人民
(
じんみん
)
が、
166
鬼
(
おに
)
と
悪蛇
(
あくじゃ
)
と
悪魔
(
あくま
)
斗
(
ばかり
)
りに
皆
(
みな
)
成
(
な
)
りて
了
(
しも
)
ふて、
167
身魂
(
みたま
)
がヂリヂリ
減
(
へ
)
りに
人
(
ひと
)
が
無
(
な
)
くなるぞよ。
168
残
(
のこ
)
りて
居
(
お
)
る
人民
(
じんみん
)
も、
169
何
(
ど
)
う
仕
(
し
)
やうにも
仕様
(
しよう
)
の
無
(
な
)
い
如
(
や
)
うになりて、
170
人民
(
じんみん
)
を
共喰
(
ともぐい
)
に
致
(
いた
)
すやうに
成
(
な
)
りて、
171
それはイヤラしい
世
(
よ
)
になりて、
172
斯世
(
このよ
)
が
一旦
(
いったん
)
絶滅
(
たえ
)
て
了
(
しま
)
ふぞよ。
173
是
(
これ
)
までとは、
174
モ
一
(
ひと
)
つ
叶
(
かな
)
はん
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
りて、
175
一日
(
いちにち
)
増
(
まし
)
に
霊魂
(
みたま
)
が
無
(
な
)
い
如
(
や
)
うに
成
(
な
)
りて
了
(
しま
)
ふ
処
(
ところ
)
までの
事
(
こと
)
が
判
(
わか
)
りて
居
(
お
)
るから、
176
日本
(
にほん
)
の
根本
(
もと
)
の
天
(
てん
)
の
御先祖様
(
ごせんぞさま
)
が
撞能大神様
(
つきのおおかみさま
)
であるのに、
177
粗末
(
そまつ
)
な
事
(
こと
)
に
為
(
し
)
てをいて、
178
枝
(
えだ
)
の
神
(
かみ
)
やら、
179
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
へ
渡
(
わた
)
りては
来
(
こ
)
られん、
180
外国
(
がいこく
)
へ
上
(
あ
)
げてある
国悪
(
こくあく
)
の
向
(
むこ
)
ふの
先祖
(
せんぞ
)
が、
181
日本
(
にほん
)
の
御系統
(
おちすじ
)
を
巧
(
うま
)
い
事
(
こと
)
に
抱
(
だ
)
き
込
(
こ
)
みて、
182
学
(
がく
)
で
日本魂
(
やまとだましい
)
を
曳
(
ひき
)
抜
(
ぬ
)
きて
了
(
しも
)
ふて、
183
日本
(
にほん
)
の
神徳
(
しんとく
)
の
無
(
な
)
いやうに、
184
元
(
もと
)
からの
国悪
(
こくあく
)
の
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りに、
185
トントン
拍子
(
びょうし
)
に
爰
(
ここ
)
までは
面白
(
おもしろ
)
いほど
昇
(
のぼ
)
れて
来
(
き
)
たのが、
186
九分九厘
(
くぶくりん
)
で
悪
(
あく
)
の
輪
(
りん
)
止
(
どま
)
りと
成
(
な
)
りて、
187
悪
(
あく
)
の
霊
(
れい
)
が
一寸
(
ちょっと
)
も
利
(
き
)
かんやうに、
188
善
(
ぜん
)
一筋
(
ひとすじ
)
のミロク
様
(
さま
)
の
根本
(
もと
)
の
良
(
よ
)
い
世
(
よ
)
に
戻
(
もど
)
るのであるから、
189
此先
(
このさ
)
きは
元
(
もと
)
の「いろは」
四十八文字
(
しじゅうはちもじ
)
の
身魂
(
みたま
)
で、
190
世界中
(
せかいじゅう
)
を
通用
(
つうよう
)
いたさすぞよ。
191
今度
(
こんど
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかえ
)
で、
192
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
の
持方
(
もちかた
)
が
規
(
きま
)
るのは、
193
永
(
なが
)
らくの
間
(
あいだ
)
の
御苦労
(
ごくろう
)
をなされて、
194
此
(
この
)
世界
(
せかい
)
を
御拵
(
おこしら
)
へなされたミロク
様
(
さま
)
を、
195
茲
(
ここ
)
までに
何
(
ど
)
うでも
可
(
よ
)
いといふ
如
(
や
)
うな、
196
待遇
(
あしらい
)
を
致
(
いた
)
して
在
(
あ
)
りた
悪神
(
わるがみ
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
を、
197
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
全部
(
さっぱり
)
顕
(
あら
)
はしてあるから、
198
悪
(
あく
)
の
方
(
ほう
)
からの
言訳
(
いひわけ
)
は
出来
(
でき
)
よまいがな。
199
悪
(
わ
)
るかったと
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
いて
来
(
き
)
て、
200
天地
(
てんち
)
へ
御詫
(
おわび
)
を
致
(
いた
)
さんと、
201
許
(
ゆる
)
して
遣
(
や
)
るといふ
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
んから、
202
気
(
き
)
の
付
(
つ
)
いた
守護神
(
しゅごじん
)
から
御詫
(
おわび
)
をいたされよ。
203
いつ
何時
(
なんどき
)
に
手
(
て
)
の
平
(
ひら
)
が
覆
(
かへ
)
る
判
(
わか
)
らんぞよ。
204
手
(
て
)
の
掌
(
ひら
)
がかへりたら、
205
何
(
な
)
んどころじゃ
無
(
な
)
いぞよ。
206
世界中
(
せかいじゅう
)
の
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
一所
(
いっしょ
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るから、
207
其
(
そ
)
んな
事
(
こと
)
に
掛
(
かか
)
りては
居
(
お
)
れんから、
208
是
(
これ
)
までに
度々
(
たびたび
)
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
けて
在
(
あ
)
りたなれど、
209
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
いて
御詫
(
おわび
)
に
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
た
守護神
(
しゅごじん
)
が、
210
今
(
いま
)
にないぞよ。
211
何事
(
なにごと
)
も
天地
(
てんち
)
へ
御詫
(
おわび
)
を
一旦
(
いったん
)
は
致
(
いた
)
さん
事
(
こと
)
には、
212
此先
(
このさき
)
は
是
(
これ
)
までの
世
(
よ
)
の
持方
(
もちかた
)
がサッパリ
代
(
かわ
)
るので
在
(
あ
)
るから、
213
新
(
さら
)
つの
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
るから、
214
今迄
(
いままで
)
の
心
(
こころ
)
では
誰
(
だれ
)
も
相手
(
あいて
)
に
成
(
な
)
りて
貰
(
もら
)
えん
風来者
(
ふうらいもの
)
となるぞよ。
215
是
(
これ
)
までの
様
(
よう
)
な
鼻高
(
はなだか
)
で
居
(
お
)
ると、
216
皆
(
みな
)
風来者
(
ふうらいもの
)
となるぞよ。
217
外国
(
がいこく
)
から
渡
(
わた
)
りて
来
(
き
)
た
守護神
(
しゅごじん
)
は、
218
一日
(
いちにち
)
も
速
(
はよ
)
う
我国
(
わがくに
)
へ
帰
(
かえ
)
りて、
219
居所
(
ところ
)
の
事
(
こと
)
をいたすが
宜
(
よ
)
いぞよ。
220
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
日本
(
にほん
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
に
為
(
し
)
て
了
(
しま
)
ふぞよ。
221
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
本
(
もと
)
が
霊
(
ひ
)
の
元
(
もと
)
であるから、
222
霊
(
ひ
)
の
主
(
もと
)
の
見習
(
みなら
)
ひを
致
(
いた
)
して、
223
元
(
もと
)
の
誠
(
まこと
)
の
行方
(
やりかた
)
に
皆
(
みな
)
代
(
か
)
えさすのであるから、
224
今
(
いま
)
までとは
天地
(
てんち
)
の
変
(
かは
)
りに
成
(
な
)
るぞよ。
225
変
(
かは
)
りかけたら
速
(
はや
)
いから、
226
是
(
これ
)
までのやうに
思
(
おも
)
ふて
居
(
お
)
ると、
227
後廻
(
あとまわし
)
に
成
(
な
)
りては
約
(
つま
)
らんから、
228
改心
(
かいしん
)
改心
(
かいしん
)
と
一点張
(
いってんば
)
りに
申
(
もう
)
して、
229
同
(
おな
)
じ
如
(
や
)
うな
事
(
こと
)
を
毎度
(
まいど
)
書
(
か
)
かしたが、
230
何彼
(
なにか
)
の
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りたから、
231
改心
(
かいしん
)
為勝
(
しがち
)
、
232
利益
(
りやく
)
を
取勝
(
とりがち
)
になるぞよ。
233
何
(
なに
)
も
一度
(
いちど
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
て、
234
忙
(
せわ
)
しう
成
(
な
)
ると
申
(
もう
)
してあるぞよ。
235
是
(
この
)
さきは
日本
(
にほん
)
の
内
(
うち
)
に
出来
(
でき
)
た
身魂
(
みたま
)
は、
236
善一
(
ぜんひと
)
つに
立復
(
たちかえ
)
りたら、
237
夫々
(
それぞれ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
命令
(
めいれい
)
を
下
(
さ
)
げて
遣
(
や
)
るなれど、
238
毛筋
(
けすじ
)
の
横幅
(
よこはば
)
でも
悪
(
あく
)
の
性来
(
しょうらい
)
の
混
(
まぜ
)
りた
身魂
(
みたま
)
は、
239
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
には
置
(
お
)
かん
規則
(
きそく
)
に
制定
(
きまり
)
たから、
240
是迄
(
これまで
)
の
心
(
こころ
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
は
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
には
居
(
お
)
れんぞよ。
241
善一
(
ぜんひと
)
つの
誠
(
まこと
)
の
道
(
みち
)
の、
242
天地
(
てんち
)
の
御恩
(
ごおん
)
の
判
(
わか
)
る
守護神
(
しゅごじん
)
から、
243
善
(
よ
)
くしてやるから、
244
善
(
ぜん
)
の
御道
(
おんみち
)
へ
乗替
(
のりかへ
)
れば
此先
(
このさき
)
は
嬉
(
うれ
)
し
嬉
(
うれ
)
しの
生
(
い
)
き
花
(
ばな
)
が
咲
(
さい
)
て、
245
末代
(
まつだい
)
萎
(
しほ
)
れぬ
活花
(
いきばな
)
の
咲
(
さ
)
く、
246
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
に
成
(
な
)
る、
247
尊
(
とうと
)
い
所
(
ところ
)
であるから、
248
早
(
はよ
)
う
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
した
身魂
(
みたま
)
から
宜
(
よ
)
くしてやるぞよ。
249
身魂
(
みたま
)
身魂
(
みたま
)
に
出来
(
でき
)
る
事
(
こと
)
をさせて
貰
(
もろ
)
ふて、
250
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
との
立分
(
たてわ
)
けが
在
(
あ
)
るから、
251
早
(
はよ
)
う
善
(
ぜん
)
へ
立復
(
たちかえ
)
る
身魂
(
みたま
)
から
宜
(
よ
)
く
致
(
いた
)
して、
252
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかえ
)
の、
253
初発
(
しょっぱつ
)
の
誠
(
まこと
)
の
御用
(
ごよう
)
に
使
(
つか
)
ふぞよ。
254
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかえ
)
を
致
(
いた
)
す
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
御用
(
ごよう
)
は、
255
普通
(
ひととおり
)
の
誠
(
まこと
)
正直
(
しょうじき
)
の
身魂
(
みたま
)
では、
256
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はんと
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
るぞよ。
257
産
(
う
)
ぶの
心
(
こころ
)
の
身魂
(
みたま
)
で
無
(
な
)
いと、
258
昔
(
むかし
)
の
元
(
もと
)
へ
立替
(
たてかえ
)
る
天地
(
てんち
)
の
御用
(
ごよう
)
であるから、
259
末代
(
まつだい
)
肉体
(
にくたい
)
の
其儘
(
そのまま
)
で
居
(
お
)
る
活神
(
いきがみ
)
が
出
(
で
)
て
活動
(
はたら
)
かねば、
260
霊魂
(
みたま
)
ばかりの
神
(
かみ
)
では
到底
(
とうてい
)
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はんぞよ。
261
天
(
てん
)
の
大神様
(
おおかみさま
)
の
御指図
(
おさしず
)
で、
262
地
(
ち
)
の
大国常立尊
(
おおくにとこたちのみこと
)
が
命令
(
めいれい
)
を
下
(
さ
)
げて
使
(
つか
)
ふから、
263
鎮
(
しず
)
まりて
発根
(
ほつごん
)
の
胴
(
どう
)
を
据
(
す
)
えて
居
(
お
)
らんと、
264
ポカついては
何
(
なに
)
も
出来
(
でき
)
んぞよ。
265
ジックリと
揃
(
そろ
)
ふて、
266
各自
(
めんめ
)
に
我
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
を
改
(
あらた
)
めて
見
(
み
)
て、
267
此
(
この
)
心
(
こころ
)
では
掃除
(
そうじ
)
が
出来
(
でき
)
て
居
(
お
)
るか、
268
此
(
この
)
心
(
こころ
)
では
活神
(
いきがみ
)
の
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
るものかといふ
事
(
こと
)
を、
269
十分
(
じゅうぶん
)
に
我
(
われ
)
が
考
(
かんが
)
へて
見
(
み
)
て、
270
誠
(
まこと
)
が
通
(
とお
)
りたなら、
271
神
(
かみ
)
から
夫
(
そ
)
れ
夫
(
ぞ
)
れ
身魂
(
みたま
)
相応
(
そうおう
)
の
命令
(
めいれい
)
を
下
(
さ
)
げるから、
272
其
(
その
)
上
(
うへ
)
で
無
(
な
)
いと、
273
大事
(
だいじ
)
の
御用
(
ごよう
)
は
直
(
じ
)
きから
出来
(
でき
)
んぞよ。
274
神
(
かみ
)
の
方
(
ほう
)
は
大変
(
たいへん
)
に
厳
(
きび
)
しく
成
(
な
)
るから、
275
爰
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
た
折
(
おり
)
に、
276
直
(
す
)
ぐに
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
るやうに、
277
腹
(
はら
)
の
中
(
なか
)
の
塵埃
(
ごもく
)
をサッパリ
投
(
ほ
)
り
出
(
だ
)
して
了
(
しも
)
ふて、
278
身魂
(
みたま
)
の
研
(
みが
)
き
合
(
あ
)
いを
致
(
いた
)
すやうに、
279
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
日々
(
にちにち
)
に、
280
爰
(
ここ
)
までの
筆先
(
ふでさき
)
を
出
(
だ
)
して
知
(
し
)
らして、
281
心
(
こころ
)
を
革
(
か
)
えて
居
(
お
)
りて
呉
(
くれ
)
いと
申
(
もう
)
して、
282
怒
(
をこ
)
られる
程
(
ほど
)
知
(
し
)
らしたが、
283
モウ
立替
(
たてかえ
)
の
筆先
(
ふでさき
)
はモ
出
(
だ
)
す
事
(
こと
)
が
無
(
な
)
いぞよ。
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