霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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明治三十年

インフォメーション
種類:大本神諭 年月日:1897(明治30)年0月0日(旧0月0日)
神霊界掲載号:大正8年7月1日号(第89号) 1頁 神霊界八幡書店復刻版:第5巻 113頁 七巻本:第5巻 243頁 五巻本:未調査 三五神諭:なし 東洋文庫天の巻:なし 東洋文庫火の巻:なし 連合会水の巻:6頁 大本史料集成:未調査 庶民生活史料集成:なし
概要: 備考:五巻本に収録されているのはほんの一部だけ。/本文中に「明治三十年の正月の十九日に、出口直に書かした筆先で在るぞよ」とあるが、月日無しの「明治三十年」として神霊界誌に発表されている。七巻本、水の巻も同じ。 タグ: データ凡例: データ最終更新日:2023-02-28 03:12:23 OBC :os190
001 有難(ありがた)(かみ)出来(しゅったい)(いた)したぞよ。002()れから世界(せかい)には結構(けっこう)(わか)りて()るぞよ。003(なを)(あま)(はや)結構(けっこう)(いた)せば()()はぬ(ゆへ)に、004ワザとに(をと)して()りたぞよ。005正真正体(せうまつ)(かみ)(なに)(みな)()はして()るから、006チッとも(ちが)いの()(こと)ぞよ。007()(なを)真正(せうまつ)(かみ)世界(せかい)事々物々(こと)予言(ゆわ)すから、008(みな)取次(とりつぎ)(たま)(みが)ひてドウゾ(ちから)()りて(くだ)されよ。009手柄(てがら)(いた)さして、010世界(せかい)をナラすので()るぞよ。011清吉(せいきち)どのを基礎()(いた)して()(はじ)まりに()るので()るぞよ。012東京(とうきょう)からも参拝(まい)りて()(やう)()るので()るぞよ。013(めづ)らしき(こと)(いた)して(かみ)()るか()いかを表現(あらわ)すぞよ。014迷雲()掃蕩(さめ)るぞよ。015牛糞(うしぐそ)天下(てんか)()るぞよ。016()いた(くち)がすぼまらぬ(こと)出来(でき)るぞよ。017世界(せかい)人民(じんみん)(はや)改心(かいしん)()たされよ。018(あま)(うたが)(きつ)(ゆへ)に、019世界(せかい)見示懲戒(みせしめ)(いた)して、020世界(せかい)人民(じんみん)改心(かいしん)させるぞよ。021()見示(みせし)めも()れば(わる)見示(みせし)めも()るぞよ。022()(かみ)世界(せかい)自由(じゆう)(いた)(かみ)()るぞよ。023()(かわ)れば(かみ)賞罰顕著即座審判(はげし)く、024人民(じんみん)鼓腹太平光明世界(をだやかなよ)()るぞよ。025(いま)()行詰(ゆきづま)り、026末法(まっぽう)()終局(しまい)絶命(ぜつめい)()()りたぞよ。027()()(かわ)るから(はや)改心(かいしん)(いた)されよ。028(かみ)()けるぞよ。
029 (うしとら)金神(こんじん)筆先(ふでさき)()るぞよ。030明治(めいじ)三十(ねん)正月(せうがつ)の十九(にち)に、031出口(でぐち)(なを)()かした筆先(ふでさき)()るぞよ。032何鹿(いかるが)(こおり)綾部(あやべ)本宮町(ほんぐうまち)出口(でぐち)竹造(たけぞう)(なを)屋敷(やしき)には、033(かみ)守護経綸(しゅごう)(いた)して()るから、034角造(かくぞう)どの退去()いて(くだ)されよ。035金助(きんすけ)どの(いへ)()って退()いて(くだ)されよ。036治郎右衛門殿(じろえもんどの)(いへ)()って退()いて(くだ)されよ。037()(むら)(かみ)経綸守護(しゅごう)(いた)して()るから。038人民(じんみん)住居(すまい)出来(でき)(むら)039(むら)(しゅう)(みな)(いへ)()って退()いて(くだ)されよ。040()(かみ)今迄(いままで)悪神(あくがみ)(たた)(がみ)として敵対(てきた)ふたが、041()(かみ)実際的守護(おもて)()りたら(かな)はぬぞよ。042(はや)(むら)(もの)改心(かいしん)(いた)されよ。043()(ほう)()()ちて()りたに()いては、044出口(でぐち)(なを)()(をと)して、045大望(たいもう)御用(ごよう)()したぞよ。046()れは(この)()大望(たいもう)ある(ゆへ)047ワザとに(かみ)使(つか)ふたのじゃぞよ。048(いま)(あし)もとから(とり)()ちて()吃驚(びっくり)(いた)さすぞよ。
049 ()神延(ひろま)結構(けっこう)(こと)()るので()れども、050(みな)モチト修行(ぎゃう)(いた)さねば結構(けっこう)には()らぬぞよ。051(かみ)大望(たいもう)()るから、052まだ(かみ)(こと)(あい)(わか)らねばモチト結構(けっこう)()らぬから、053筆先(ふでさき)()いて()せて()るから、054(かみ)(こと)から(ひろ)めて(くだ)されば、055(かみ)守護(しゅご)(いた)すぞよ。056筆先(ふでさき)()教親(おや)相談(さうだん)(いた)して、057(はや)(ひろ)めねば(をそ)()りて(かみ)()けるぞよ。058絶命(ぜつめい)()()りて、059()(ほど)()せても(わか)らぬか。
060 大槻鹿造(おほつきしかぞう)どの、061()身魂(みたま)(よろづ)(かみ)のお(しか)りを()ふて()身魂(みたま)()(ゆへ)に、062()らぬ苦労(くろう)(いた)して()るから、063(よね)どのはアノ次第(しだい)()るぞよ。064()れを()(みな)(もの)改心(かいしん)(いた)されよ。065()(こころ)()てば()(こと)(いた)さすし、066(わる)(こころ)()てば(くる)しみを(いた)さすぞよ。067世界(せかい)には()見示(みせし)(わる)見示(みせし)めは()()せて()れども、068(あま)(いま)人民(じんみん)(こころ)(わる)(ゆへ)に、069()れが(わか)らぬ(ゆえ)070(わか)らねば(わか)るやうに(いた)さうが、071()れでは可愛想(かあいそう)なから、072一人(ひとり)でも()()かして(たす)けねば()らぬぞよ。073鹿造(しかぞう)とヨネ改心(かいしん)(いた)したら(ゆる)して()るぞよ。074(いま)しめて()るぞよ。
075 (かみ)世界(せかい)人民(じんみん)神徳(しんとく)()りて、076(たす)けて()りたさに苦労(くろう)(いた)して()るぞよ。077()()ぎは(みな)慢神(まんしん)(いた)して()()はぬぞよ。078至誠奉公(まこと)人民(もの)()神廷(ひろま)()()して、079(かみ)御用(ごよう)使(つか)ふぞよ。080(あま)(よく)(しん)()(もの)()かんから、081()(もの)(ばか)りを()(よし)(いさ)んで(くら)神廷(ひろま)()るぞよ。082罪深(つみふか)きものの()()ひで()るぞよ。083余程(よほど)改心(かいしん)(いた)さねば(かみ)()()はぬぞよ。084また取次(とりつ)ぎから改心(かいしん)(いた)さねば(ほか)(もの)改心(かいしん)出来(でき)んぞよ。085金神(こんじん)(とど)めで()るから、086モウ()れより改心(かいしん)仕様(しよう)()いと()(とこ)まで、087トコトンの改心(かいしん)(いた)して(くだ)されよ。
088
089 三千世界(さんぜんせかい)一度(いちど)(ひら)(うめ)(はな)090金神(こんじん)()()りたぞよ。091()(かわ)るぞよ。092()(たたか)ひが(をさ)まりたら、093(てん)()世界中(せかいぢう)094マスカケ()いた(ごと)くに(いた)すぞよ。095(かみ)仏事(ぶつじ)人民(じんみん)(いさ)んで(くら)()()るぞよ。096()戦争(いくさ)勝利()戦争(いくさ)097(かみ)()活動(はたら)きて日本(にほん)手柄(てがら)(いた)さすぞよ。098太初(むかし)から()()()るは()れて()るぞよ。099金神(こんじん)()(かみ)は、100(むかし)神代(かみよ)(あま)神力応顕(あらたか)(かみ)で、101(をし)()まれた(かみ)()るぞよ。102時節(じせつ)()てば煎豆(いりまめ)にも(はな)()きて、103(これ)からは金神(こんじん)守護(しゅご)()(かは)るぞよ。104()()()れば月日(つきひ)大神様(さま)御指図(おさしづ)で、105三千世界(さんぜんせかい)守護(かま)御役(おやく)()りたぞよ。106外国(がいこく)じんが日本(にほん)(まい)りて()(そうろう)(いた)したが、107(これ)から返報(へんぽう)(かへ)しを(いた)すぞよ。108モウ()(たたか)ひが()るぞよ。109()(たたか)ひは大戦(おほたたか)ひで()れども、110日本(にほん)神国(しんこく)()()るから、111何程(なにほど)外国(がいこく)人民(じんみん)()りたとて、112日本(にほん)金神(こんじん)表面(をもて)(あら)はれて、113日本(にほん)神力(しんりき)を、114実地(じっち)()()せて、115世界中(せかいぢう)末代(まつだい)口舌(くぜつ)()神国(しんこく)()(をさ)めるぞよ。116(はや)改心(かいしん)(いた)して()らんと、117日本(にほん)にも何事(なにごと)出現(あら)うやも(わか)らんぞよ。118(はや)(いち)(にん)でも()()かして(くだ)されよ。119(かみ)()けるぞよ。120筆先(ふでさき)五年前(ごねんまへ)から広間(ひろま)()して()るぞよ。121脚下(あしもと)から(とり)()つまで(わか)らんが、122他所(よそ)から(ひろ)めるぞよ。123是事(これ)(ひろ)めさす(ため)に、124金光(こんこう)125黒住(くろずみ)126天理(てんり)などを(さき)(みちび)きが使()して()るぞよ。127(これ)から(わか)るぞよ。128事物(もの)()るなら(はや)()れよ。129(あと)()るなら(だれ)もする(こと)130(まこと)御役(おやく)()たんぞよ。131(たま)(みが)けば先途(さき)()()神徳(しんとく)(さづ)けるぞよ。132脚下(あしもと)までが暗黒(くらやみ)では(なに)手柄(てがら)する(こと)出来(でき)んぞよ。133()(ほう)守護(かま)()()れば、134人民(じんみん)身魂(みたま)にも(ひか)りが()て、135末代(まつだい)()水晶(すいせう)(ごと)く、136(あく)()(やう)ないやらしい事物(もの)()くなるので()るぞよ。137()(かわ)れば守護(しゅご)する(かみ)も、138是迄(これまで)(かみ)とはさつぱり()(かた)(かわ)るから、139今迄(いままで)(こと)(なに)()()はんから、140ソレで改心(かいしん)(もう)すのは、141何彼(なにか)()(かた)を、142()()(かみ)()(かた)()へえと(もう)すので()るぞよ。143サッパリ(こころ)()(かえ)(いた)さんと、144天地(てんち)(あいだ)住居(すまい)出来(でき)(やう)()るぞよ。145改心(かいしん)(いた)さねば(いた)(とこ)まで(いまし)めを(いた)すから、146()()がいらぬ苦労(くろう)(いた)さな()らぬぞよ。147余程(よほど)苦労(くろう)(いた)さぬと、148(まこと)天威地光(こと)()()ぬぞよ。
149 仏事(ぶつじ)神力(しんりき)()られて、150(かみ)神力(しんりき)(うす)()りて()りたなれど、151()()()れば(かみ)神力(しんりき)(つよ)()りて、152(ぶつ)()神力(しんりき)()くなりたぞよ。153()御座(ござ)れよ、154()(かみ)()()たら、155世界(せかい)自由(じゆう)(いた)すぞよ。156()(かみ)(ちい)さい(こと)(きら)いで()るぞよ。157(まこと)水晶(すいせう)真心(まごころ)なれば、158(おほ)きな神智神能(おかげ)賦興()(かみ)()るぞよ。159()御座(ござ)れ、160(まこと)(もの)自分(じぶん)にも(わか)らん(やう)(こと)出来(でき)()()()りたぞよ。161世界(せかい)のものは吃驚(びっくり)(いた)(やう)(こと)出来(でき)るから、162()れで(まこと)(まこと)一点(いってん)()りに(もう)すので()るぞよ。163(かみ)力徳(おかげ)()りたくて()()して()れども、164(みな)人民(じんみん)(まこと)()いから、165()利益(りやく)(もろ)(まで)やう辛棒(しんぼう)(いた)さずに、166(みな)途中(とちう)(にげ)(しま)ふなれど、167(かみ)信頼者(ちから)()ろうと(をも)へば、168ソンナ(ちい)さい気心(きごころ)では十分(じゅうぶん)(こと)()()れんぞよ。169()神業神経神綸(こと)神世()(はじ)まりで()るから、170大事業(たいもう)()るぞよ。171ナカナカ(みな)御苦労(ごくろう)()れども、172モウ世界(せかい)には仕組(しぐみ)(いた)して()(こと)()るから、173()(こと)(ひろ)めて(くだ)されば結構(けっこう)()るぞよ。
174 出口(でぐち)(なを)()(ひと)175(むかし)から()()(かわ)()御役(おやく)()てる身魂(みたま)()るから、176苦労(くろう)(ばか)りが()して()るぞよ。177神威発揚()時代()()れば、178(かみ)信頼者(ちから)(いた)()()ぎで()るぞよ。179()(なを)(むかし)からの苦労(くろう)()ふものは、180()()には()()苦労(くろう)(いた)した(なを)()るぞよ。181()()苦労(くろう)一番(いちばん)(かる)いので()るぞよ。182()(なを)()()亀鑑(かがみ)(いた)身魂(みたま)()るぞよ。183()(ひと)()(かみ)御用(ごよう)(きい)(くだ)されよ。184(なを)苦労(くろう)(べつ)苦労(くろう)()して()るぞよ。185(ほか)取次(とりつぎ)普通(ひととうり)苦労(くろう)()るぞよ。186苦労(くろう)()しには(まこと)()いぞよ。187(つら)ぬけたらば(まこと)結構(けっこう)(いた)して御礼(おんれい)(もう)すぞよ。188()神業(こと)大望(たいもう)()るから、189御苦労(ごくろう)()れども(あと)結構(けっこう)()るぞよ。190モウ自然的(ぬしがで)(ひろ)まるぞよ。191モウ段々(だんだん)世界(せかい)から(わかり)()るから、192(ひろ)めるのには左程(さほど)苦労(くろう)()けれども、193(なん)でなりとも(この)御道(おみち)苦労(くろう)()しには()かぬ御道(おみち)()るぞよ。194改心(かいしん)次第(しだい)(しゅっ)()出来(でき)()()りたぞよ。195改心(かいしん)(いた)せば結構(けっこう)御用(ごよう)に、196()(かみ)(ちから)取次(とりつぎ)(いた)すぞよ。197取次(とりつぎ)色々(いろいろ)()広間(ひろま)()るぞよ。198因縁(いんねん)()身魂(みたま)(みな)()()せて、199()()れの御用(ごよう)(もう)()ける(うしとら)金神(こんじん)神延(ひろま)は、200(ほか)教会(きゃうかい)広間(ひろま)とはチト(ちが)広間(ひろま)()るぞよ。201(むかし)神功皇后殿(じんぐうこうごうどの)御大将(おんたいせう)御出(おい)()されたなれど、202今度(こんど)(とどめ)()るから、203神功皇后殿(じんぐうこうごうどの)()(とも)御出(おい)(あそ)ばすぞよ。204大分(だいぶ)大望(たいもう)(たたか)ひで()るから用意(ようい)()されよ。205()(たたか)ひが(をさ)まりたら、206今迄(いままで)とは()って(かは)っての光明界(よきよ)()るぞよ。207(たた)かひで()(かへ)すと(もう)して()ろうがな。208外国(がいこく)何程(なにほど)人民(じんみん)()りても、209日本(にほん)(かみ)()活動(はたら)くから、210(かみ)()(くに)往生(おうぜう)(いた)さすぞよ。211万劫(まんごう)末代(まつだい)敵対(てきた)うて()(やう)(いた)すぞよ。212()(かみ)(をもて)()りたら、213如何(いか)なる(もの)往生(おうぜう)(いた)さな()らんぞよ。
214
215 (なが)らくの(あいだ)(かみ)苦労(くろう)(いた)したが、216大望(たいもう)成就(ぜうじゅ)(いた)時節(じせつ)(まい)りて、217(みな)神々(かみがみ)おん(よろこ)びで()るぞよ。218()(かは)()になりて、219(てん)集会(しゅうかい)(いた)して、220新改(さらたま)りて(みな)神様(かみさま)御用(ごよう)(かわ)るぞよ。221()(うしとら)金神(こんじん)広間(ひろま)は、222()建替(たてかへ)(いた)すに()いて、223末代(まつだい)(こと)()まる神廷(ひろま)()るから、224(ほか)(やう)(こと)には(いた)されんから、225(まこと)(もの)(こころ)一致(いっち)(いた)して、226(かみ)御用(ごよう)()いて(くだ)されよ。227(なか)()(いた)して相談(さうだん)(いた)して、228(わる)(こと)()()()うて、229一時(いちじ)(はや)(ひろめ)(くだ)さらぬと、230近々(ちかぢか)によき目覚(めさま)しが(はじ)まるぞよ。231(うたが)ひは(かぎ)()し、232(うたが)ふて()るものアフンと(いた)(こと)(いま)()()るぞよ。
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