霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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大正四年旧六月十一日

インフォメーション
種類:大本神諭 年月日:1915(大正4)年7月22日(旧6月11日)
神霊界掲載号:大正6年9月1日号(第51号) 4頁 神霊界八幡書店復刻版:第1巻 368頁 七巻本:第2巻 76頁 五巻本:未調査 三五神諭:なし 東洋文庫天の巻:なし 東洋文庫火の巻:122頁 連合会水の巻:なし 大本史料集成:未調査 庶民生活史料集成:47頁
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-05-24 17:24:14 OBC :os053
001 大国常立尊(おほくにとこたちのみこと)変生男子(へんじょうなんし)身魂(みたま)世界(せかい)天晴(あっぱれ)(あら)はれて、002(むかし)から此世(このよ)出来(でき)てから()()(こと)()()せてやるぞよ。003これまでの末法(まっぽう)人民(じんみん)(こころ)には、004何程(なんぼ)結構(けっこう)(こと)()(まえ)()せてやりても、005()えも(きこ)えも(いた)さうまいがナ。006これまでの末法(まっぽう)人民(じんみん)には、007()ンな実地(じっち)()せたとて、008(かげ)()()らず、009()られも(いた)さぬ。010()ういふ(こと)(てん)はなりて()るなれど、011()世界(せかい)(むご)いことであるが……。012一時(いちど)改心(かいしん)(つら)いから、013()()ばす(こと)出来(でき)ぬから、014()ふてやりても真実(まこと)(いた)さず、015(かげ)()らせやうが()いから、016大出口直(おほでぐちなお)()で、017大国常立尊(おほくにとこたちのみこと)()いておくから、018筆先(ふでさき)()ておくと、019その(とほ)りが天地(てんち)から()()るから、020御三体(ごさんたい)大神様(おほかみさま)のお手伝(てつだい)がこれだけ日々(にちにち)昼夜(ちゅうや)にありても、021(いま)では出口直(でぐちなお)()(だけ)で、022躰躯(からだ)()がついて()りても(わか)らんアキメクラばかりで、023(かげ)()らせやうが()いから、024(かみ)(こころ)(くだ)くのであるぞよ。
025 綾部(あやべ)大本(おほもと)信者(ひと)沢山(たくさん)()せて(よろこ)(ところ)()いぞよ。026従来(これまで)ハ、027旧道(きゅうどう)新道(しんどう)(みち)両種(ふたみち)こしらへてありて、028何方(どちら)(みち)()くといふ(こと)()()れば、029矢張(やは)(らく)(ほう)()く。030これでは、031誠意(まこと)()いといふ(こと)がよく(わか)りて()りても、032さア(いま)()へるといふ(こと)出来(でき)ず、033一日(いちにち)()ばしに(のば)して、034()一寸(いっすん)(まえ)()(こと)出来(でき)ず、035(なお)()はしても()(もの)()し、036(てん)から御両神(おふたかた)御手伝(おてつだい)といふやうナ、037(おそ)(おほ)(こと)出来(でき)()りても、038(なに)()ふやら(くらゐ)(ほか)039()りはせぬぞよ。040何事(なにごと)言葉(ことば)(かわ)りに、041筆先(ふでさき)(こま)かう()いて()せても、042それも(わか)らず、043何彼(なにか)(こと)(おそ)くなりて、044世界(せかい)(こと)(うご)きが()れん(こと)になりて()()るから、045()一度(いちど)(ひら)かナ、046御用(ごよう)する身魂(みたま)()いなれど、047()ッとは()りも(いた)すであらふから、048これだけ(つづ)いて、049日々(にちにち)大望(たいもう)(こと)ばかりを、050因縁(いんねん)身魂(みたま)にはさして、051(つら)()()ふて()るのに、052大神業(たいもう)何時(いつ)()るかと(もう)して、053大本(おほもと)不足(ふそく)(もう)守護神(しゅごじん)が、054(なん)()(こと)()()るやうに(おも)ふて、055(おほ)きナ取違(とりちがい)をして()ると、056(かえっ)其人(そのひと)(こま)(こと)出来(でき)()るぞよ。057()ンな(ちいさ)(こと)(おも)ふて()ると、058(おほ)きな間違(まちがい)で、059御用(ごよう)(どころ)か、060(ちい)さい肝玉(きもたま)では、061喫驚(びっくり)して()()仕舞(しも)ふて、062早速(さっそく)大本(おほもと)へも()られんやうなことの()(やう)に、063(おほ)きナ肝玉(きもたま)(いた)して、064腹帯(はらおび)確乎(しっかり)()めて()らんと、065(こば)れんやうナ(こと)世界(せかい)には()るぞよ。066罪穢(めぐり)甚深(ひど)(ところ)には、067甚大(ひど)借銭(しゃくせん)()()って厳酷(ひど)審判(こと)があるぞよと(もう)して()らしてあらうがナ。068()(こと)にも、069()るい(こと)にも、070身魂(みたま)()()(だけ)のことを、071世界中(せかいじゅう)(あら)はして、072以後(このさき)(わる)(こと)出来(でき)ぬやうに、073善一(ぜんひと)ツの(まこと)(みち)が、074(つく)りかへてあるから、075(つく)()へてある(みち)()()へて、076日本(にほん)御用(ごよう)出来(でき)守護神(しゅごじん)結構(けっこう)なり、077百方(どのい)()ひきかしても、078頑張(がんば)りて()かぬ身魂(みたま)は、079根底国(そこのくに)()として(しま)ふから、080今度(こんど)最終(とどめ)であるぞよ。081(はや)(らち)をつけて、082(あと)立直(たてなほし)(かか)らねば、083(なが)()(さかさ)まに(かへ)りて()りた(ゆえ)に、084(てん)大神様(おほかみさま)を、085(だい)()(さかさ)まに(いた)して(「大」を天地逆にした文字)、086(まる)(じゅう)()いて、087八分(はちぶ)(くろ)(いた)して()せてありたが、088現世(このよ)()(とほ)りになりて()るといふ(こと)が、089()いて()せてありても、090真正(まこと)(こと)は、091人民(じんみん)では(わか)るまいがナ。092実地(じっち)をして()せても、093永々(ながなが)(なお)(もう)して()らしても、094真実(まこと)(いた)人民(じんみん)()だないぞよ。095これだけ実地(じっち)()()せてあるが、096(だい)()逆様(さかさま)下方(した)()けて()かして()せば、097それ(だけ)(こと)により()えまいがナ。098これだけに天地(てんち)(かみ)(くる)しみて()るといふ(こと)が、099まだ(わか)りはしまいがナ。100人民(じんみん)万物(ばんぶつ)(ちょう)(もう)して、101(かみ)()いでの結構(けっこう)霊魂(みたま)(もろ)ふて()肉体(にくたい)は、102(かみ)にもなれる、103結構(けっこう)(かみ)容器(いれもの)になれる、104(かみ)()ぎの人民(じんみん)が、105日本(にほん)より外国(がいこく)(ほう)()くなりて、106(おとこ)(おんな)も、107外国(がいこく)(ふう)をする人民(じんみん)は、108偉物(ゑらもん)ぢゃと(もう)して、109薩張(さっぱ)日本(にほん)精神(せいしん)顛倒(ひっくりかえ)りて()(ゆえ)に、110(てん)御三体(ごさんたい)大神様(おほかみさま)を、111()(さかさ)まに(いた)して、112(なが)(あいだ)(くる)しめたが、113何彼(なにか)時節(じせつ)(めぐ)りて()て、114真正(まこと)(かみ)()になりたぞよ。115日本(にほん)人民(じんみん)(もと)大和(やまと)(だましい)()(かへ)らんと、116()何時(いつ)(てのひら)(かへ)るか、117天地(てんち)のビックリ(ばこ)が、118何時(なんどき)()()れんが、119さうなると、120大神様(おほかみさま)(もう)しなされた(こと)(いた)さなならん守護神(しゅごじん)人民(じんみん)は、121沢山(たっぴつ)出来(でき)るぞよ。122逆立(さかだち)()りて(くる)しむ人民(じんみん)多数(たっぴつ)あるぞよ。123さうなると可愛相(かわいそう)なから、124(この)時節(じせつ)がまゐるから、125明治(めいじ)二十五(ねん)から(いま)ぢゃ、126(はや)ぢゃと(もう)して()()みたが、127実地(じっち)真象(せうまつ)()()時節(じせつ)(めぐ)りて()たから、128()改心(かいしん)するのが(おく)れて()たぞよ。129(あま)(のぼ)りて蒼空(そら)ばかり()()ると、130()世界(せかい)(こと)()ッとも(わか)らずに、131(うへ)()のつく人民(じんみん)(おほ)くあるから、132(くち)(つま)へて(した)()()ると、133今度(こんど)()御蔭(おかげ)(もら)へるぞよ。134(かげ)()るのも(おと)すのも、135(こころ)(ひと)ツの()ちやうぞ。
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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
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