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大本(おほもと)経綸(けいりん)満蒙(まんもう)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 特別篇 山河草木 入蒙記 篇:附 入蒙余録 よみ:
章:入蒙記 よみ:おおもとのけいりんとまんもう 通し章番号:
口述日:1925(大正14)年08月15日(旧06月26日) 口述場所: 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年2月14日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
いよいよ大本は開教四十周年を迎えることになりました。
教祖のお筆先には、三十年で世の切り替えをするが、あまりに乱れがひどいので、それが十年延びた、とあります。そうしてみると、ちょうど今が立替建直しの時期になったと信じます。
満四十周年に、神様からかねてご警告になっていた、シベリヤ線を花道とするということがいよいよ実現して来ました。
この事があることは神様から聞かされておりましたので、蒙古を独立させておこうと、大正元年ころから馬の稽古をし、準備をしていました。
それが大正十三年に年来の意思を決行したのです。ジンギスカンの挙兵から六百六十六年目に、日いずる国から生き神が出て国を救う、という蒙古の予言と符合したために、最初は思いのほか事が進みました。
ところが張作霖の裏切りに会って、危うく銃殺されようというところにまでなりました。当時の人々や信者は、大変な失敗であったと感じたのであります。
今、皇軍が連戦連勝でほぼ東三省を平定したのですが、先の蒙古入りが種まきとなって、時がめぐってきています。というのも、武力で平定したとは言え、結局民衆の心をも服従させるのには、宗教をもって行うしかないからです。
国によって垣根を作っていた、その出雲八重垣を破るのには、人類愛善の精神が必要です。すでに先般、満州へ日出麿を派遣しており、また自身も満州へ行って活動したいと考えております。
先に蒙古入りしたときは、とにかく先鞭をつけて、日本国民に満蒙の意義を意識させておかねばならない、ということでした。
しかし今は、日本国民全体が、鉢巻をして多いに考え、尽くさなければならないときが来ています。世界の戦争が起き、日本は世界を相手に戦わなければならない、という悲壮な覚悟をするときであると思うのであります。
主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rmnm7001
愛善世界社版:355頁 八幡書店版:第14輯 679頁 修補版: 校定版:357頁 普及版: 初版: ページ備考:
001 愈々(いよいよ)大本(おほもと)開教(かいけう)四十周年(よんじつしうねん)(むか)へる(やう)になりました。002教祖様(けうそさま)御筆先(おふでさき)には、003三十年(さんじふねん)()のきり()へをすると()てゐますが、004それが(あま)()(みだ)(やう)がひどいので(さら)十年(じふねん)()びたといふ(こと)()いてあります。005本年(ほんねん)開教(かいけう)四十年(よんじふねん)相当(さうたう)しますから、006十年(じふねん)()いて()ると本年(ほんねん)がまる卅年(さんじふねん)であるから、007立替立直(たてかへたてなほ)しの時期(じき)になつた(こと)(しん)ずるのであります。
008 (さんじふ)()くと世界(せかい)の『()』といふ()になる。009外国(ぐわいこく)では百年一世紀(ひやくねんいつせいき)といつて()るが、010日本(につぽん)では卅年(さんじふねん)一世紀(いつせいき)であります。011世界(せかい)の『()』といふ()(じふ)()ツよせたのである。012人間(にんげん)一代(いちだい)といふのは(つま)卅年(さんじふねん)で、013三十歳(さんじつさい)世帯(しよたい)()つて六十(ろくじふ)になつて隠居(いんきよ)するといふ(こと)になる。014隠居(いんきよ)する時分(じぶん)には(ほとん)()三十歳(さんじつさい)になる。015かういふ工合(ぐあひ)人間(にんげん)一世紀(いつせいき)といふものは、016文字(もじ)(うへ)から()ても卅年(さんじふねん)ときまつて()るのであります。
017 本年(ほんねん)壬申(みづのえさる)(とし)であります。018結婚(けつこん)なんかに(つい)てよく迷信家(めいしんか)今年(ことし)(さる)(とし)で『()る』だからいかぬと()ふ。019(しか)しこれは(すべ)ての(わざはひ)をみづのえさる──(みづ)(なが)()(とし)であつて非常(ひじやう)結構(けつこう)(とし)である。020仏法(ぶつぽふ)(ほふ)水偏(みづへん)(さる)である。021今年(ことし)壬申(みづのえさる)(とし)であるから、022仏法(ぶつぽふ)がすたれて(かみ)御教(みをしへ)発展(はつてん)すべき(とき)になつたのであります。
023 印度(いんど)言葉(ことば)(ほふ)のことをダルマと()ひますが、024達磨(だるま)さまといふのは、025本来(ほんらい)抽象的(ちうしやうてき)(ほとけ)であつて、026()(おほ)きく()くのはこの(ほふ)表徴(へうちよう)したものである。027そして無茶苦茶(むちやくちや)(おほ)きな()()くのは日月(じつげつ)(たと)へたのである。028これは天地日月(てんちじつげつ)(はふ)であるといふ()から達磨(だるま)といふので、029ダルマは(すなは)印度(いんど)言葉(ことば)である。030今年(ことし)所謂(いはゆる)ダルマの(とし)であり、031弥勒(みろく)(とし)であるのであります。032この(まん)四十周年(よんじつしうねん)(さい)して、033神様(かみさま)(かね)御警告(ごけいこく)になつて()りましたシベリヤ(せん)花道(はなみち)とするといふ(こと)愈々(いよいよ)実現(じつげん)して()たのでありますから、034吾々(われわれ)はジツとして()られない、035日本臣民(につぽんしんみん)として袖手傍観(しうしゆばうくわん)する(こと)出来(でき)ない場合(ばあひ)になつて()たのであります。036()(かく)吾々(われわれ)(あたま)(うへ)()()()ちて()たのであります。037この()()をどうしても(はら)はねばならぬ。038この(こと)あるを(わたし)神様(かみさま)から始終(しじう)()いて()りましたので、039大正(たいしやう)元年(ぐわんねん)(ごろ)から(いま)(うち)蒙古(もうこ)日本(につぽん)のものにして()きたい。040蒙古(もうこ)()つて蒙古(もうこ)独立(どくりつ)さして()いたならば、041日本(につぽん)仮令(たとへ)外国(ぐわいこく)から経済封鎖(けいざいふうさ)をやられやうが、042(あるひ)外国(ぐわいこく)から()めて()られようが、043自給自足(じきふじそく)044何処(どこ)(まで)日本(につぽん)本国(ほんごく)(たも)(こと)出来(でき)る。045──かういふ(かんが)へをもつて大正(たいしやう)元年(ぐわんねん)から(うま)稽古(けいこ)をやつたのであります。046本当(ほんたう)にやりかけたのは大正(たいしやう)五年(ごねん)からでありますが、047何故(なぜ)(うま)稽古(けいこ)(はじ)めたかと()ふと、048(むかし)から支那(しな)では南船北馬(なんせんほくば)(まを)してゐる(とほ)(みなみ)()くには(ふね)でなければならず、049(きた)()くには(うま)でなければならぬので、050蒙古(もうこ)大平原(だいへいげん)()くのにはどうしても馬術(ばじゆつ)()つて()くのが肝腎(かんじん)であると(おも)つたがためであります。051一時(いちじ)金竜(きんりう)052銀竜(ぎんりう)053金剛(こんがう)054千早(ちはや)といふ(うま)四頭(よんとう)()き、055その()(うま)にも()(まは)して馬術(ばじゆつ)稽古(けいこ)して()りましたが、056愈々(いよいよ)大正(たいしやう)十年(じふねん)になつてこれから入蒙(にふもう)決行(けつかう)しよう、057節分祭(せつぶんさい)から()かうと(おも)つて()つた(とき)に、058あの十年事件(じふねんじけん)突発(とつぱつ)したため、059満州(まんしう)でなくて(ひと)()られぬ(やう)(ところ)一寸(ちよつと)はいつて()たのであります。
060 それから大正(たいしやう)十三年(じふさんねん)愈々(いよいよ)年来(ねんらい)素志(そし)決行(けつかう)したのであります。061(ところ)が、062その(とき)恰度(ちやうど)蒙古(もうこ)のタークロンと()(ところ)(えら)喇嘛(ラマ)()つて、063(むかし)成吉斯汗(ジンギスカン)蒙古(もうこ)(へい)()げてから六百六十六年目(ろくぴやくろくじふろくねんめ)に、064ナランオロスからイホエミトポロハナが()蒙古(もうこ)(たす)ける。065(すなは)ちナランオロス(日出(ひい)づる(くに))から生神(いきがみ)()()蒙古(もうこ)(すく)ふといふ予言(よげん)があつたのであります。066それが恰度(ちやうど)甲子(かふし)(とし)067大正(たいしやう)十三年(じふさんねん)六百六十六年目(ろくぴやくろくじふろくねんめ)(あた)つて()つたのであります。068吾々(われわれ)はさういふ(こと)()らなかつたけれども、069恰度(ちやうど)さうなつて()つたのであります。070しかもこの蒙古(もうこ)(すく)(ひと)(とし)五十四歳(ごじふよんさい)()ふのでありましたが、071当時(たうじ)(わたし)五十四歳(ごじふよんさい)であつたからこれも符号(ふがう)したのであります。072その(ほか)色々(いろいろ)(こと)符号(ふがう)した(ため)蒙古人(もうこじん)歓迎(くわんげい)されまして、073(おも)ひの(ほか)にどんどんと(すす)んだのであります。074けれども結局(けつきよく)張作霖(ちやうさくりん)裏切(うらぎ)(およ)赤軍(せきぐん)との(たたか)ひの(つか)れ、075呉佩孚軍(ごはいふぐん)との(たたか)ひによつて携帯(けいたい)した(ところ)食料(しよくれう)弾丸(だんぐわん)もなくなつて(しま)ひ、076()むを()白音太拉(パインタラ)吾々(われわれ)(とら)へられ、077銃殺(じゆうさつ)されむとする(まで)(いた)つたのでありましたが、078その当時(たうじ)には世間(せけん)人々(ひとびと)(およ)大本(おほもと)信者(しんじや)(ひと)大変(たいへん)失敗(しつぱい)をして()(やう)(かん)じて()つた。079その(とき)(わたし)一人(ひとり)大成功(だいせいこう)だと()つて、080自分(じぶん)一人(ひとり)平気(へいき)()りましたので、081(みな)()けをしみが(つよ)いと()つて(わら)つて()つたのであります。082けれどもこれが(ひと)ツの種蒔(たねま)きとなつて恰度(ちやうど)(いま)(とき)がめぐつて()たのであります。
083 (いま)皇軍(くわうぐん)連戦連勝(れんせんれんしよう)東三省(とうさんしやう)(ほとん)平定(へいてい)された(やう)(かたち)でありますが、084この東三省(とうさんしやう)民衆(みんしう)(こころ)()()服従(ふくじゆう)して()らぬ。085これをさせるのにはどうしても宗教(しうけう)をもつて()かねばいけないのであります。
086 (あい)といふ(こと)基督(キリスト)も、087マホメツトも()いて()る。088仏教(ぶつけう)慈悲心(じひしん)()き、089(あるひ)十善(じふぜん)といふ(こと)()いてゐる。090各神道(かくしんだう)091各仏教(かくぶつけう)(みな)(あい)(ぜん)との(ほか)()てゐないのであります。092(しか)今迄(いままで)宗教(しうけう)(くに)によつて(みな)(かき)(つく)つて()る、093出雲八重垣(いづもやへがき)(つく)つて()る。094(すなは)猶太(ユダヤ)猶太(ユダヤ)(かみ)095支那(しな)支那(しな)(かみ)といふ(ふう)自分(じぶん)一国(いつこく)神様(かみさま)にして()る。096この(かき)を、097この出雲八重垣(いづもやへがき)(やぶ)るのには、098人類愛善(じんるいあいぜん)といふ大風呂敷(おほぶろしき)(あたま)から(かぶ)せて()くのが一番(いちばん)よいのであります。
099 ラテン()()ふと『人類愛善(じんるいあいぜん)』と()言葉(ことば)は『大本(おほもと)』といふ(こと)になる。100それで『人類愛善(じんるいあいぜん)』も『大本(おほもと)』も精神(せいしん)(すこ)しも(ちが)はない。101(しか)(なが)ら『大本(おほもと)』は至粋(しすゐ)至純(しじゆん)なる日本(につぽん)神様(かみさま)102日本(につぽん)国体(こくたい)闡明(せんめい)する(ところ)のものであり、103人類愛善会(じんるゐあいぜんくわい)』は各思想団体(かくしさうだんたい)(およ)各宗教一切(かくしうけういつさい)融合統一(ゆうがふとういつ)する(ところ)のもので、104(おな)()であつても(こと)なつた(はたら)きをして()るのであります。105先般(せんぱん)満州(まんしう)日出麿(ひでまる)をやりましたのも、106さういふ精神(せいしん)からであります。107()東三省(とうさんしやう)人心(じんしん)統一(とういつ)する(こと)肝腎(かんじん)である。108あらゆる宗教(しうけう)人類愛善(じんるいあいぜん)大風呂敷(おほぶろしき)(つつ)んで(しま)はねばならぬといふ(かんが)へで、109人類愛善旗(じんるいあいぜんき)(ひるがへ)して満州(まんしう)天地(てんち)活躍(くわつやく)をして()るのであります。110(わたし)自身(じしん)でも満州(まんしう)()つて活動(くわつどう)したいと(おも)つて()ますが、111それも(あま)(あわ)ててもいかぬし落付(おちつ)きすぎて()(いつ)してもいかぬ。112恰度(ちやうど)六月(ろくぐわつ)時分(じぶん)(かき)()(しぶ)いが、113九月(くぐわつ)から十月(じふぐわつ)(ごろ)になると(じゆく)して美味(おい)しくなつて(かき)()(した)()くと、114(なに)もしないでも(あぢ)のよいのが()ちて()る。115(つま)熟柿(じゆくし)()ちる(まで)()つのが一番(いちばん)賢明(けんめい)なやり(かた)である、116()つても(ただ)ジツとして()るのではない。117それ(まで)(すべ)ての準備(じゆんび)(ととの)へて()かぬと熟柿(じゆくし)(ひろ)へないのであります。
118 それで信者(しんじや)(なか)には『もう()かれさうなものである。119何時(いつ)()かれるか何時(いつ)()かれるか』と(たづ)ねる(ひと)があるが、120さう簡単(かんたん)なものではない、121(おほ)きな仕事(しごと)である。122日本(につぽん)明治維新(めいぢゐしん)でも当時(たうじ)内地人(ないちじん)三千万(さんぜんまん)であつたが、123矢張(やは)憲法(けんばふ)発布(はつぷ)(まで)には廿三年(にじふさんねん)かかつて()るのであります。124(おな)じく不思議(ふしぎ)にも三千万人(さんぜんまんにん)東三省(とうさんしやう)(ひと)──此処(ここ)にはロシア(じん)()れば支那人(しなじん)()る。125西洋人(せいやうじん)()れば日本人(につぽんじん)()る、126(また)朝鮮人(てうせんじん)()る。127かういふ(やう)なゴチヤゴチヤの人種(じんしゆ)(あつま)面積(めんせき)(ほとん)東三省(とうさんしやう)だけで日本(につぽん)三倍(さんばい)もありますが、128日本(につぽん)(おな)人種(じんしゆ)129同胞(どうはう)廿年(にじふねん)かかつた、130それに(いま)満蒙(まんもう)統一(とういつ)しようとするのですから、131神様(かみさま)(とく)によつて(わり)とたやすく出来(でき)るとは(おも)ふのでありますが、132皆様(みなさま)(かんが)へて()られる(やう)容易(ようい)(こと)ではないのであります。133それに(つい)ては(わたし)非常(ひじやう)責任(せきにん)(かん)じて()るのであります。134(こころ)千々(ちぢ)にはやつて()ります。135(こころ)(こま)足掻(あがき)してゐます。136けれどもこの手綱(たづな)()きしめて愈々(いよいよ)といふ(とき)(かんが)へるといふ(こと)(もつと)必要(ひつえう)(こと)でありますから、137落付(おちつ)いて(とき)()るのを()つて()るのであります。
138 今日(けふ)出口(でぐち)澄子(すみこ)誕生祭(たんじやうさい)でもあります。139(また)節分祭(せつぶんさい)でもあります。140この節分(せつぶん)といふ(こと)はこれは(ふゆ)から(はる)にかはるのであるが、141(てん)陽気(やうき)節分(せつぶん)(ふゆ)真中(まんなか)になつてゐるのであります。142節分(せつぶん)がすめば大寒(たいかん)になつて()る。143(みな)節分(せつぶん)()れば(はる)(おも)ふけれども(すこ)しも(あたた)かくならぬ。144(きう)二月(にぐわつ)にならぬと、145(うめ)(はな)()かぬ(やう)に、146矢張(やはり)()だこれから(さむ)くなる。147(しか)し、148この(ふゆ)といふものは万物(ばんぶつ)雌伏(しふく)時代(じだい)である。149人間(にんげん)矢張(やは)雌伏(しふく)する時代(じだい)であつて(おほ)いに(かんが)へねばならぬ(とき)である。150軽挙妄動(けいきよまうどう)をつつしんで()着実(ちやくじつ)一年中(いちねんぢう)(こと)(あるひ)将来(しやうらい)(こと)(かんが)へるのには(いま)(もつと)適当(てきたう)時期(じき)だと(おも)ふのであります。151(わたし)もそれに(なら)つて非常(ひじやう)に──若槻(わかつき)さんぢやないが深甚(しんじん)考慮(かうりよ)(はら)つて()るのであります。152今迄(いままで)若槻(わかつき)さんを(うそ)つき礼次郎(れいじらう)()つて()るものがあつたが、153今度(こんど)犬養首相(いぬかひしゆしやう)修練(しうれん)による心境(しんきやう)変化(へんくわ)()つて()る。154(うそ)()つても心境(しんきやう)変化(へんくわ)()へばすんでゐるといふ(こと)は、155今日(こんにち)日本(につぽん)としては面白(おもしろ)くない(こと)(おも)ひますけれども、156(しか)しさういふ大臣(だいじん)言葉(ことば)(いま)日本国民(につぽんこくみん)精神(せいしん)代表(だいへう)して()るのであります。157(しか)吾々(われわれ)(はじ)めから終始一貫(しゆうしいつくわん)何処(どこ)(まで)心境(しんきやう)変化(へんくわ)をせない(やう)貫徹(くわんてつ)したいものであります。
158 かう()つて()りましても、159時期(じき)変化(へんくわ)によつて、160(つま)心境(しんきやう)変化(へんくわ)ではなく時期(じき)変化(へんくわ)によつて三月(さんぐわつ)()()すか、161五月(ごぐわつ)()()すか、162それとも本年中(ほんねんぢう)()()さないかも()れませぬ。163そこをよく(かんが)へて(もら)はぬと、164もどかしがつて(もら)ふと(こま)ります。165今度(こんど)(こと)重大(ぢうだい)であるから沈黙(ちんもく)(まも)つて()る。166よい加減(かげん)(こと)であつたならば、167とうに(さわ)いで()つたのである。168この(まへ)蒙古(もうこ)()つた(とき)今度(こんど)(ちが)ふ。169あの(とき)()(かく)先鞭(せんべん)をつけて()きたい、170成功(せいこう)するせぬは(べつ)として、171日本国民(につぽんこくみん)満蒙(まんもう)といふ(こと)(いま)(うち)力強(ちからづよ)意識(いしき)させておかねば日本(につぽん)(ほろ)びると(おも)つたのであります。172この(てん)満蒙問題(まんもうもんだい)先鞭(せんべん)をつけた(こと)非常(ひじやう)効力(かうりよく)があつたのであります。
173 蒙古人(もうこじん)はかういふ(こと)()つて()る、174黒蛇(くろへび)世界中(せかいぢう)取巻(とりま)くその(とき)愈々(いよいよ)()立替(たてかへ)があつて弥勒仏(マイダレポロハナ)(あらは)蒙古(もうこ)(くに)(すく)はれる。175その(とき)禽獣草木(きんじうさうもく)人語(じんご)(さへづ)る』と。176今日(こんにち)()(なか)()(くさ)──民草(たみぐさ)()へばこれは人間(にんげん)(こと)であります。177()(くさ)がものを()ふ、178所謂(いはゆる)普選(ふせん)になつて蛙切(かはずき)りでも、179田子作(たごさく)でも、180議員(ぎゐん)とかなんとかいふものになつて、181ものを()(とき)になつて()る。182黒蛇(くろへび)といふ(こと)鉄道(てつだう)といふ(なぞ)で、183(すで)にシベリヤ(せん)出来(でき)蒙古(もうこ)()()いて(しま)つてゐる。184かういふ予言(よげん)があり、185(しか)(はじ)めて(わたし)()つた(とき)六百六十六年目(ろくぴやくろくじふろくねんめ)(あた)つてゐた。186六百六十六(ろくぴやくろくじふろく)(けだもの)といふ(こと)がありますが、187六六六(ろくろくろく)といふ(こと)非常(ひじやう)意義(いぎ)のある(こと)であります。188六六六(ろくろくろく)はミロクであるから──(いへ)()てるのにも天地(てんち)上下(じやうげ)(そろ)はないと駄目(だめ)である。189その(とき)から本年(ほんねん)恰度(ちやうど)八年(はちねん)になつて()ります。190六百六十六年(ろくぴやくろくじふろくねん)──六百七十四年(ろくぴやくしちじふよねん)になつて()る。191吾々(われわれ)大本信者(おほもとしんじや)()ふに(およ)ばず、192日本国民(につぽんこくみん)全体(ぜんたい)鉢巻(はちまき)をして(おほ)いに(かんが)へ、193(おほ)いに(つく)さねばならぬ(とき)()たのでありますから、194吾々(われわれ)世界(せかい)戦争(せんそう)(おこ)る、195(あるひ)日本(につぽん)世界(せかい)相手(あひて)(たたか)はねばならぬといふ悲壮(ひさう)なる覚悟(かくご)(えう)する(とき)だと(おも)ふのであります。
196(昭和七・二・四 みろく殿に於ける講演──三月号「神の国」誌)
   
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