第二章 三神司邂逅〔三〇二〕
インフォメーション
著者:出口王仁三郎
巻:霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻
篇:第1篇 大台ケ原
よみ(新仮名遣い):おおだいがはら
章:第2章 三神司邂逅
よみ(新仮名遣い):さんしんかいこう
通し章番号:302
口述日:1922(大正11)年01月30日(旧01月03日)
口述場所:
筆録者:高木鉄男
校正日:
校正場所:
初版発行日:1922(大正11)年5月31日
概要:
舞台:
あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]:そこへ、康代彦と真鉄彦が大台ケ原を登ってやってきた。康代彦と真鉄彦は、大事忍男がウラル山の八岐大蛇の化身であり、神山・大台ケ原に立て籠もっていることを歌いながらやってきた。
そして、日の出神、康代彦、真鉄彦は、天の御柱大神の導きによってここにやってきたという。
二神は、日出づる国の礎を照らす日の出大神は、この大台ケ原に永遠に鎮まって、天津日嗣の皇神の御位を守り奉れ、真鉄彦は左守、康代彦は右守となろう、と歌った。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]:
備考:
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データ凡例:
データ最終更新日:2020-04-29 18:36:06
OBC :rm0702
愛善世界社版:13頁
八幡書店版:第2輯 41頁
修補版:
校定版:15頁
普及版:6頁
初版:
ページ備考:
001 山の頂より涼しき声聞えて、
002康代彦、真鉄彦『世は常闇となり果てて
004国の御柱大神の 005見立て給ひし八尋殿
006真木の柱の朽果てて
008起し助くる康代彦 009心も堅き真鉄彦
010天津御国に現はれて 011瑞の御魂と諸共に
015行き足らはして神の世を
018漂ふ国を弥堅に 019締め固めたる大事の
020忍男神の現れまして 021神政成就成し遂ぐる
022吾らは神の御使ぞ 023千代に八千代に日の本の
024礎堅く搗固め 025神世の長と成り出でて
026教を四方に敷島の 027吾は康代の司なるぞ
028吾は真鉄の司なるぞ
030大事忍男神と云は
032八岐大蛇の化身にて 033今より十年のその昔
035瑞穂の国の中国の
036神の胞衣をば打破り 037この世を乱す深企み
039数多の邪神を狩集め
040再挙を図る浅間しさ 041天の御柱大神は
042魔神の企みを悉く 043覚らせ玉ひて現世を
044千代に八千代に康代彦 045堅磐常磐に真鉄彦
046造り固めて浦安の 047日出づる国の礎を
048照らす日の出の大神ぞ 049仕組も深きこの山に
050導き玉ふ雄々しさよ
053難攻不落の鉄壁ぞ
055堅磐常磐に鎮まりて
056天津日嗣の皇神の 057御位を守り奉れ
058吾は左守の司となり 059大和嶋根の神国を
060真鉄の彦の弥堅に
063深き企みを打破り
064曲神の悉平げむ 065康代は右守の神となり
066荒浪猛ける浮嶋を 067神の稜威に搗固め
068康代の彦の神となり
070千代に八千代に守るべし 071朝日の直刺す神の山
072夕日の直刺す神の峰 073百山千谷のその中に
074聳り立ちたる大台が 075原の御山と永久に
076日の出神と現はれて 077天教地教の神々の
078教を守る朝日子の 079日の出神と成りませよ』
080と歌ひながら、081巌窟の前に立てる日の出神の傍近く進み来る。
082(大正一一・一・三〇 旧一・三 高木鉄男録)