霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第五章 霊界(れいかい)修業(しうげふ)〔五〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第1巻 霊主体従 子の巻 篇:第1篇 幽界の探険 よみ(新仮名遣い):ゆうかいのたんけん
章:第5章 霊界の修業 よみ(新仮名遣い):れいかいのしゅぎょう 通し章番号:5
口述日: 口述場所: 筆録者: 校正日: 校正場所: 初版発行日:1921(大正10)年12月30日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
霊界には、天界・地獄界・中有界の三大境域がある。
天界は正しい神々や正しい人々の霊魂が安住する国である。
地獄界は邪神が集まり、罪悪者が堕ちていく国である。
天界、地獄界の中でもそれぞれ上下二界に分かれており、程度に区別がある。さらにその中に三段の区画が定まっている。それぞれ神徳、罪悪の違いによって、行く世界が違っている。
霊界:
天界(=神界)
天の神界(三段に分かれている)
地の神界(三段に分かれている)
中有界(浄罪界、また精霊界)
地獄界(幽界)
根の国(三段)
底の国(三段)
自分が芙蓉仙人の先導で霊界探検をしたのは、身は高熊山に端座しており、ただ霊魂のみが行ったのである。
数百千里を大速力で空中飛行を続けた後、大変な大きな河のほとりで立ち止まり、仙人は『いよいよ是からが霊界の関門である』と言った。
河は渡ってみると深くなく、自分が着ていた紺色の着物は不思議にもたちまち純白に変じた。対岸へ渡ってから振り向くと、河の水が大蛇となって火焔の舌を吐いていたのには驚いた。
多くの旅人がいずれも河を渡ってくるのが見えたが、やはり服の色が種々変化していた。そして渡りきると、どこからともなく、五六人の恐い顔をした男が、旅人の姓名をいちいち呼び止めて、一人一人の衣服に切符のようなものを付けていた。
河から一里ばかり行くと、役所のようなものが建っており、番卒が現れて旅人の衣服に付いた切符を剥ぎ取り、また衣服の変色模様によって、衣服を剥ぎ取ったり、重ねて着させたりしていた。そして、一人一人、番卒が付き添って規定の場所に送られていった。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm0105
愛善世界社版:24頁 八幡書店版:第1輯 53頁 修補版: 校定版:23頁 普及版:12頁 初版: ページ備考:
001 霊界(れいかい)には天界(てんかい)と、002地獄界(ぢごくかい)と、003中有界(ちううかい)との三大(さんだい)境域(きやうゐき)があつて、004天界(てんかい)(ただ)しき神々(かみがみ)(ただ)しき人々(ひとびと)霊魂(れいこん)安住(あんぢう)する(くに)であり、005地獄界(ぢごくかい)邪神(じやしん)(あつ)まる(くに)であり、006罪悪者(ざいあくしや)()ちてゆく(くに)である。007そして天界(てんかい)至善(しぜん)008至美(しび)009至明(しめい)010至楽(しらく)神境(しんきやう)で、011(てん)神界(しんかい)012()神界(しんかい)(わか)れてをり、013(てん)神界(しんかい)にも()神界(しんかい)にも、014各自(かくじ)三段(さんだん)区劃(くくわく)(さだ)まり、015(じやう)(ちゆう)()三段(さんだん)御魂(みたま)が、016それぞれに(しづ)まる楽園(らくえん)である。017地獄界(ぢごくかい)()(くに)018(そこ)(くに)にわかれ、019各自(かくじ)三段(さんだん)区劃(くくわく)され、020(つみ)軽重(けいちよう)021大小(だいせう)によりて、022それぞれに()ちてゆく至悪(しあく)023至醜(ししう)024至寒(しかん)025至苦(しく)刑域(けいゐき)である。026(いま)自分(じぶん)はここに霊界(れいかい)()(ゆる)しを()て、027天界(てんかい)028地獄界(ぢごくかい)などの大要(たいえう)表示(へうじ)して()やう。
霊界の大要
[#図 霊界の大要]
029 霊界(れいかい)大要(たいえう)大略(たいりやく)前記(ぜんき)のとほりであるが、030自分(じぶん)芙蓉(ふよう)仙人(せんにん)先導(せんだう)にて、031霊界(れいかい)探険(たんけん)()(のぼ)ることとなつた。032勿論(もちろん)()高熊山(たかくまやま)端坐(たんざ)して、033ただ霊魂(れいこん)のみが()つたのである。
034 ()くこと数百千(すうひやくせん)()035空中(くうちゆう)飛行船(ひかうせん)以上(いじやう)大速力(だいそくりよく)で、036(あし)()につかず、037ほとんど十分(じつぷん)ばかり進行(しんかう)をつづけたと(おも)ふと、038たちまち芙蓉(ふよう)仙人(せんにん)立留(たちとど)まつて自分(じぶん)(かへり)み、
039『いよいよ(これ)からが霊界(れいかい)関門(くわんもん)である』
040といつて、041大変(たいへん)(おお)きな(かは)(ほとり)()つた。042一寸(ちよつと)()たところでは非常(ひじやう)(ふか)いやうであるが、043(わた)つて()ると(あま)(ふか)くはない。044不思議(ふしぎ)にも自分(じぶん)()てゐた紺衣(こんい)は、045(みづ)(あら)はれたのか(たちま)純白(じゆんぱく)(へん)じた。046(べつ)衣服(いふく)一端(いつたん)をも(みづ)(ひた)したとも(おも)はぬに、047肩先(かたさき)まで全部(ぜんぶ)清白(せいはく)になつた。048芙蓉(ふよう)仙人(せんにん)とともに、049()()らぬこの大河(おほかは)対岸(たいがん)(わた)りきり、050水瀬(みなせ)(なが)めると不思議(ふしぎ)にも(みづ)(なが)れと(おも)つたのは(あやま)りか、051大蛇(だいじや)幾百万(いくひやくまん)とも(かぎ)りなきほど(あつ)まつて、052各自(てんで)(あたま)をもたげ、053火焔(くわえん)(した)()いてをるのには(おどろ)かされた。054それから次々(つぎつぎ)(わた)りきたる数多(あまた)旅人(たびびと)らしきものが、055いづれも(みな)大河(おほかは)(おも)つたと()えて、056自分(じぶん)(わた)つたやうに、057各自(かくじ)(すそ)()きあげてをる。058そして不思議(ふしぎ)なことには各自(かくじ)衣服(いふく)種々(しゆじゆ)(いろ)変化(へんくわ)することであつた。059あるひは(くろ)に、060あるひは黄色(きいろ)茶褐色(ちやかつしよく)に、061その()雑多(ざつた)(いろ)忽然(こつぜん)として(かは)つてくるのを、062どこともなく、063五六(ごろく)(にん)(こわ)(かほ)をした(をとこ)一々(いちいち)姓名(せいめい)()びとめて、064一人(ひとり)々々(ひとり)切符(きつぷ)のやうなものをその衣服(いふく)につけてやる。065そして(はや)()てよと(うなが)す。066旅人(たびびと)各自(てんで)前方(ぜんぱう)(むか)つて()(すす)め、067(いち)()ばかりも(すす)んだと(おも)(ところ)に、068(ひと)つの役所(やくしよ)のやうなものが()つてあつた。069その(なか)から四五(しご)番卒(ばんそつ)(あら)はれて、070その切符(きつぷ)()ぎとり、071衣服(いふく)変色(へんしよく)模様(もやう)によつて、072上衣(うはぎ)(いち)(まい)()ぎとるもあり、073(ある)ひは()(まい)にしられるもあり、074丸裸(まるはだか)にしられるのもある。075また(いち)(まい)()ぎとらずに、076()旅人(たびびと)から()つた衣物(きもの)を、077(ある)ひは(いち)(まい)あるいは()(まい)(さん)(まい)078(なか)には七八(しちはち)(まい)()せられて(くる)しさうにして()てゆくものもある。079一人(ひとり)々々(ひとり)番卒(ばんそつ)()()ひ、080各自(かくじ)規定(きてい)場所(ばしよ)(おく)られて()くのを()た。

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