霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第二六章 庚申(かうしん)眷属(けんぞく)〔一七六〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 篇:第4篇 天地転動 よみ:てんちてんどう
章:第26章 庚申の眷属 よみ:こうしんのけんぞく 通し章番号:176
口述日:1921(大正10)年12月24日(旧11月26日) 口述場所: 筆録者:外山豊二 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年3月30日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
有国彦を押しとどめたのは、ヒマラヤ山の八王・高山彦であった。高山彦は八王撤廃論は八王大神が主権を握ろうとするための姦策であり、逆に八王が一致団結して国祖を盛り立てるよう同盟したらどうか、と提案した。
行成彦は、それでは八王同盟の主宰は、八王大神としたらどうか、と提案し、賛成を得た。また高山彦は武備撤廃を呼びかけ、これも諸神の賛成を得た。
この間、道彦が化けた八王大神はただだまってうなずくのみであったため、高山彦、行成彦の提案はどんどん議決してしまった。常世姫はどうすることもできず、仕方なしに八王同盟は認めたが、武備撤廃については反対の意を表明した。
主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:
愛善世界社版:165頁 八幡書店版:第1輯 431頁 修補版: 校定版:174頁 普及版:74頁 初版: ページ備考:
001 有国彦(ありくにひこ)は、002常世会議(とこよくわいぎ)より脱退(だつたい)せむことを宣言(せんげん)し、003降壇(かうだん)せむとするや、
004(しばら)く、005しばらく』
006と、007大声(たいせい)()ばはりたる神司(しんし)は、008ヒマラヤ(さん)八王(やつわう)高山彦(たかやまひこ)なりき。009高山彦(たかやまひこ)はただちに登壇(とうだん)満座(まんざ)睥睨(へいげい)し、010おもむろに(くち)(ひら)いていふ。
011『そもそも今回(こんくわい)会議(くわいぎ)は、012八王(やつわう)撤廃(てつぱい)をもつてその眼目(がんもく)とするもののごとし。013八王大神(やつわうだいじん)はさきに八王(やつわう)聯合(れんがふ)(はか)り、014一大(いちだい)団結力(だんけつりよく)をもつて、015聖地(せいち)ヱルサレムの天使長(てんしちやう)大八洲彦命(おほやしまひこのみこと)以下(いか)神司(かみがみ)協力(けふりよく)一致(いつち)弾劾(だんがい)して失脚(しつきやく)せしめたるは、016今日(こんにち)にいたつて(かんが)ふれば、017吾々(われわれ)(じつ)天則違反(てんそくゐはん)非行為(ひかうゐ)なりと(おも)ふ。018その()世界(せかい)一般(いつぱん)形勢(けいせい)は、019ますます悪化(あくくわ)紛糾(ふんきう)混乱(こんらん)(ちまた)(くわ)()りしは、020はたして(なに)原因(げんいん)するものぞ。021吾々(われわれ)(おも)ふ、022これ(まつた)国祖(こくそ)大御心(おほみこころ)(かな)はざるがためなりと。023しかるに今回(こんくわい)提案(ていあん)たるや、024各山(かくざん)各地(かくち)八王八頭(やつわうやつがしら)政令(せいれい)おこなはれず、025地上(ちじやう)世界(せかい)はあたかも修羅(しゆら)(ちまた)(くわ)しさりしを口実(こうじつ)に、026また八王(やつわう)無能(むのう)口実(こうじつ)としてこれを撤廃(てつぱい)八王大神(やつわうだいじん)みづから特権(とくけん)(にぎ)りますます欲望(よくばう)完全(くわんぜん)達成(たつせい)せむとするの下心(したごころ)あることは、027吾々(われわれ)天地(てんち)大神(おほかみ)(ちか)つて声明(せいめい)するところのものである。028ゆゑに吾々(われわれ)(かんが)へとしては、029八王(やつわう)撤廃論(てつぱいろん)をすみやかに撤回(てつくわい)し、030八王(やつわう)一致(いつち)団結(だんけつ)して各自(かくじ)(なか)より主宰者(しゆさいしや)選出(せんしゆつ)し、031確固不動(かくこふどう)団結(だんけつ)(つく)り、032もつて国祖(こくそ)聖慮(せいりよ)(かな)へる神政(しんせい)顕彰(けんしやう)し、033()高天原(たかあまはら)従前(じゆうぜん)過失(くわしつ)()び、034国治立命(くにはるたちのみこと)管理(くわんり)のもとに服従(ふくじゆう)し、035誠心(せいしん)誠意(せいい)帰順(きじゆん)(じつ)()ぐるに()かずと(おも)ふ。036諸神司(しよしん)賛否(さんぴ)如何(いかん)
037()(をは)るや、038満場(まんぢやう)()るるばかりの拍手(はくしゆ)賛成(さんせい)(こゑ)()たされける。
039 高山彦(たかやまひこ)(ゑみ)満面(まんめん)にたたへながら、
040諸神司(しよしん)()主張(しゆちやう)にたいし、041十二分(じふにぶん)賛成(さんせい)(へう)したまへり。042これより総統者(そうとうしや)選挙(せんきよ)(うつ)らむ』
043()ふや、044高座(かうざ)上左側(かみさそく)(ひか)へたる行成彦(ゆきなりひこ)はふたたび登壇(とうだん)し、
045高山彦(たかやまひこ)(せつ)吾々(われわれ)双手(さうしゆ)()げて賛成(さんせい)するものなり。046ついては従前(じゆうぜん)のごとく八王大神(やつわうだいじん)をもつて総統者(そうとうしや)選定(せんてい)せば如何(いかん)
047提議(ていぎ)したり。048満場(まんぢやう)諸神司(しよしん)行成彦(ゆきなりひこ)提議(ていぎ)(いち)()もなく賛成(さんせい)()(へう)したれば、049いよいよ八王(やつわう)撤廃(てつぱい)否決(ひけつ)され、050八王大神(やつわうだいじん)これを総統(そうとう)することとなり、051()高天原(たかあまはら)直属(ちよくぞく)し、052柔順(じうじゆん)国祖(こくそ)神命(しんめい)奉仕(ほうし)すべきことを決定(けつてい)したりけるは、053世界(せかい)平和(へいわ)のため慶賀(けいが)にたえざるなり。
054 高山彦(たかやまひこ)はふたたび(くち)(ひら)き、
055世界(せかい)平和(へいわ)のために各自(かくじ)神司(かみがみ)らの武装(ぶさう)一部(いちぶ)撤廃(てつぱい)するの(けん)は、056諸神司(しよしん)においても御異存(ごいぞん)なかるべきを確信(かくしん)す。057賛成者(さんせいしや)はすみやかに起立(きりつ)されむことを』
058()ぶるや、059諸神司(しよしん)のほとんど八分(はちぶ)までは、060一斉(いつせい)起立(きりつ)し、061かつ賛成(さんせい)(とな)へたる。062その(こゑ)あたかも常世城(とこよじやう)震動(しんどう)するばかりなりける。
063 八王大神(やつわうだいじん)高座(かうざ)中央(ちうあう)黙然(もくねん)として(ひか)へ、064庚申(かうしん)眷属(けんぞく)よろしく、065()ざる、066()かざる、067()はざるの三猿主義(さんゑんしゆぎ)()()たるもののごとし。068常世姫(とこよひめ)(こと)ここにいたつては如何(いかん)ともするに(よし)なく、069たちまち容色(ようしよく)(やは)らげ満場(まんぢやう)諸神司(しよしん)にむかつていふ。
070諸神司(しよしん)らの誠心(せいしん)誠意(せいい)世界(せかい)平和(へいわ)希求(ききう)さるるは、071八王大神(やつわうだいじん)をはじめ吾々(われわれ)(じつ)欣喜(きんき)()へざるところであります。072(えう)するに八王大神(やつわうだいじん)をはじめ大自在天(だいじざいてん)提議(ていぎ)にかかはる八王(やつわう)撤廃案(てつぱいあん)は、073その(じつ)諸神司(しよしん)誠意(せいい)のあるところを(うかが)はむための反正(はんせい)撥乱(はつらん)(てき)神策(しんさく)でありまして、074もはや吾々(われわれ)諸神司(しよしん)至誠(しせい)(こう)(ほう)ずるの御精神(ごせいしん)実地(じつち)拝察(はいさつ)しました以上(いじやう)は、075(なん)とも(まを)()げやうはありませぬ。076従前(じゆうぜん)のごとく八王大神(やつわうだいじん)をもつて八王(やつわう)総統者(そうとうしや)となし、077聖地(せいち)にたいし協力(けふりよく)一致(いつち)帰順(きじゆん)(まこと)をいたせば、078今回(こんくわい)大目的(だいもくてき)は、079完全(くわんぜん)成功(せいこう)したものといつて差支(さしつか)へはないのであります』
080()つて(かは)りし常世姫(とこよひめ)燕返(つばめがへ)しの変節改論(へんせつかいろん)に、081諸神人(しよしん)(おも)はず(かほ)見合(みあ)はし、082その先見(せんけん)(めい)機敏(きびん)(した)をまきにける。
083 常世姫(とこよひめ)はふたたび(くち)(ひら)き、
084『かくの(ごと)決定(けつてい)する以上(いじやう)085たがひに和衷(わちう)協同(けふどう)(じつ)()げ、086もつて律法(りつぱふ)遵守(じゆんしゆ)し、087至誠(しせい)至実(しじつ)結合(けつがふ)()たる(うへ)は、088あながちに、089各神人(かくじん)武装(ぶさう)撤回(てつくわい)するの必要(ひつえう)()きものと(かんが)へます。090(えう)はただ諸神司(しよしん)(こころ)(あらた)むるにあるのみ。091この(てん)については、092いま一応(いちおう)御熟考(ごじゆくかう)(ねが)ひます』
093といつてのけ、094自分(じぶん)(せき)(かへ)りける。
095大正一〇・一二・二四 旧一一・二六 外山豊二録)