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インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1899(明治32)年8月6日(旧7月1日)
神霊界掲載号:
大正6年6月1日号(第48号) 10頁
神霊界八幡書店復刻版:
第1巻 230頁
七巻本:
第1巻 124頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
第21章(霊界物語第60巻「三五神諭」の章)
東洋文庫天の巻:
20頁
東洋文庫火の巻:
なし
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
なし
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
os021
001
龍門
(
りゅうもん
)
の
宝
(
たから
)
を
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
が
御預
(
おあずか
)
り
申
(
もう
)
すぞよ。
002
龍門
(
りゅうもん
)
には
宝
(
たから
)
は
何程
(
なにほど
)
でも
貯
(
たくわ
)
えてあるぞよ。
003
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
済
(
す
)
みて
立直
(
たてなほ
)
しの
段
(
だん
)
になりたら、
004
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
ふ
宝
(
たから
)
であるぞよ。
005
昔
(
むかし
)
から
此
(
この
)
乱
(
みだ
)
れた
世
(
よ
)
が
来
(
く
)
るから、
006
隠
(
かく
)
して
在
(
あ
)
りたのじゃぞよ。
007
神代
(
かみよ
)
が
近
(
ちか
)
よりたから、
008
無限
(
むげん
)
の
金
(
きん
)
を
堀
(
ほり
)
出
(
だ
)
して、
009
世界
(
せかい
)
を
助
(
たす
)
けるぞよ。
010
御安心
(
ごあんしん
)
なされ。
011
艮
(
うしとらの
)
金神
(
こんじん
)
大国常立尊
(
おほくにとこたちのみこと
)
が、
012
神功皇后
(
じんぐうこうごう
)
殿
(
どの
)
と
出
(
で
)
て
参
(
まい
)
る
時節
(
じせつ
)
が
近
(
ちか
)
よりたぞよ。
013
此
(
この
)
事
(
こと
)
が
天晴
(
あっぱ
)
れ
表
(
おもて
)
に
現
(
あら
)
はれると、
014
世界
(
せかい
)
一度
(
いちど
)
に
動
(
うご
)
くぞよ。
015
モウ
水
(
みず
)
も
漏
(
もら
)
さぬ
経綸
(
しぐみ
)
が
致
(
いた
)
して
在
(
あ
)
るぞよ。
016
明
(
あ
)
いた
口
(
くち
)
が
塞
(
ふさ
)
がらぬ、
017
牛糞
(
うしくそ
)
が
天下
(
てんか
)
を
取
(
と
)
るぞよ。
018
珍
(
めず
)
らしい
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
019
アンナものがコンナものに
成
(
な
)
りたと、
020
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
に
改心
(
かいしん
)
致
(
いた
)
させる
仕組
(
しぐみ
)
であるから、
021
チト
大事業
(
たいもう
)
で
在
(
あ
)
れども、
022
上十
(
じょうじゅ
)
いたさして、
023
天地
(
てんち
)
の
大神
(
おほかみ
)
へ
御目
(
おんめ
)
に
掛
(
か
)
けるから、
024
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
はカラ
天竺
(
てんじく
)
までも
鼻
(
はな
)
が
届
(
とど
)
くぞよ。
025
この
仕組
(
しぐみ
)
は
永
(
なが
)
らく
世
(
よ
)
に
落
(
お
)
ちて
居
(
を
)
りての、
026
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
であるから
神々
(
かみがみ
)
にも
御存知
(
ごぞんじ
)
の
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
が
在
(
あ
)
るから、
027
人民
(
じんみん
)
は
実地
(
じっち
)
が
出
(
で
)
て
来
(
く
)
る
迄
(
まで
)
にヨウ
承知
(
しょうち
)
を
致
(
いた
)
さんぞよ。
028
是
(
これ
)
でも
解
(
わけ
)
て
見
(
みせ
)
てやるぞよ。
029
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
立直
(
たてなほ
)
しは、
030
因縁
(
いんねん
)
の
在
(
あ
)
る
身魂
(
みたま
)
でないと
御用
(
ごよう
)
には
使
(
つか
)
はんぞよ。
031
神
(
かみ
)
の
御役
(
おやく
)
に
立
(
たて
)
るのは
水晶
(
すいしょう
)
魂
(
だま
)
の
選抜
(
よりぬき
)
ばかり、
032
神
(
かみ
)
が
綱
(
つな
)
をかけて
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
さすのであるから、
033
今迄
(
いままで
)
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れた
守護神
(
しゅごじん
)
は、
034
思
(
おも
)
いが
大分
(
だいぶ
)
違
(
ちが
)
ふぞよ。
035
是
(
これ
)
も
時節
(
じせつ
)
であるぞよ。
036
時節
(
じせつ
)
には
何
(
なに
)
も
敵
(
かな
)
はんぞよ。
037
上下
(
うえした
)
に
復
(
かえ
)
るぞよ。
038
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
大国常立命
(
おほくにとこたちのみこと
)
の
三千年
(
さんぜんねん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は、
039
根本
(
こんぽん
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
立直
(
たてなほ
)
しであるから、
040
日本
(
にほん
)
へ
上
(
あが
)
りて
居
(
を
)
る
四
(
よつ
)
ツ
足
(
あし
)
の、
041
悪
(
あく
)
の
霊魂
(
みたま
)
を
往生
(
おうじょう
)
さして、
042
万古
(
まんご
)
末代
(
まつだい
)
善
(
ぜん
)
一
(
ひと
)
つの
世
(
よ
)
に
致
(
いた
)
すのであるから、
043
日
(
ひ
)
の
本
(
もと
)
に
只
(
ただ
)
の
一輪
(
いちりん
)
咲
(
さ
)
いた
誠
(
まこと
)
の
梅
(
うめ
)
の
花
(
はな
)
の
仕組
(
しぐみ
)
で、
044
兄
(
こ
)
の
花咲哉姫
(
はなさくやひめ
)
の
霊魂
(
みたま
)
の
御加護
(
おてつだい
)
で、
045
彦火々出見
(
ひこほほでみ
)
の
命
(
みこと
)
とが、
046
守護
(
しゅご
)
を
遊
(
あそ
)
ばす
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りたから、
047
モウ
大丈夫
(
だいじょうぶ
)
であるぞよ。
048
梅
(
うめ
)
で
開
(
ひら
)
いて
松
(
まつ
)
で
治
(
をさ
)
める、
049
竹
(
たけ
)
は
外国
(
がいこく
)
の
守護
(
しゅご
)
であるぞよ。
050
此
(
こ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
を
間違
(
まちが
)
はしたら、
051
モウ
此
(
こ
)
の
先
(
さき
)
はどうしても、
052
世
(
よ
)
は
立
(
た
)
ちては
行
(
い
)
かんから、
053
神
(
かみ
)
が
執念深
(
しつこ
)
う
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けて
置
(
お
)
くぞよ。
054
明治
(
めいじ
)
二十八
年
(
ねん
)
から、
055
三体
(
さんたい
)
の
大神
(
おほかみ
)
が
地
(
ち
)
へ
降
(
を
)
りて
御守護
(
ごしゅご
)
遊
(
あそ
)
ばすと、
056
世界
(
せかい
)
は
一度
(
いちど
)
に
夜
(
よ
)
が
明
(
あ
)
けるから、
057
三人
(
さんにん
)
の
霊魂
(
みたま
)
を
神
(
かみ
)
が
使
(
つこ
)
ふて、
058
三人
(
さんにん
)
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
と
致
(
いた
)
して、
059
珍
(
めず
)
らしき
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
さすぞよ。
060
いろは
四十八文字
(
しじゅうはちもじ
)
で、
061
世
(
よ
)
を
新
(
さら
)
つに
致
(
いた
)
すぞよ。
062
此
(
この
)
中
(
なか
)
に
居
(
を
)
る
肝心
(
かんじん
)
の
人
(
ひと
)
に、
063
神
(
かみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
が
解
(
わか
)
りて
来
(
き
)
て、
064
改心
(
かいしん
)
が
出来
(
でき
)
たら
世界
(
せかい
)
に
撤配
(
まくば
)
りてある
霊魂
(
みたま
)
を、
065
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
へ
引
(
ひき
)
寄
(
よ
)
して、
066
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
さすから、
067
左程
(
さほど
)
骨
(
ほね
)
を
折
(
を
)
らいでも
経綸
(
しぐみ
)
は
上十
(
じょうじゅ
)
いたすから、
068
何事
(
なにごと
)
も、
069
神
(
かみ
)
の
申
(
もう
)
す
様
(
やう
)
に
為
(
し
)
て
居
(
を
)
りて
下
(
くだ
)
されよ。
070
今度
(
こんど
)
の
事
(
こと
)
は
智慧
(
ちゑ
)
や
学
(
がく
)
では
到底
(
とうてい
)
不可
(
いか
)
んから、
071
神
(
かみ
)
の
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
を
素直
(
すなほ
)
に
聞
(
き
)
いて
下
(
くだ
)
さる
身魂
(
みたま
)
でないと、
072
神界
(
しんかい
)
の
御用
(
ごよう
)
には
使
(
つか
)
はんぞよ。
073
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
は
外
(
ほか
)
の
教会
(
きょうかい
)
のやうに、
074
人
(
ひと
)
を
多勢
(
おほぜい
)
寄
(
よ
)
せて、
075
それで
結構
(
けっこう
)
と
申
(
もう
)
すやうな
所
(
ところ
)
でないから、
076
人
(
ひと
)
を
引
(
ひっ
)
張
(
ぱ
)
りには
行
(
いっ
)
て
下
(
くだ
)
さるなよ。
077
因縁
(
いんねん
)
ある
身魂
(
みたま
)
を
神
(
かみ
)
が
引
(
ひき
)
寄
(
よ
)
して、
078
夫
(
そ
)
れ
夫
(
ぞ
)
れに
御用
(
ごよう
)
を
申
(
もう
)
し
付
(
つ
)
けるのであるぞよ。
079
大本
(
おほもと
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
病気
(
やまい
)
直
(
なを
)
しで
無
(
な
)
いぞよ。
080
神
(
かみ
)
から
頂
(
いただ
)
いた
結構
(
けっこう
)
な
身魂
(
みたま
)
を、
081
外国
(
がいこく
)
の
悪
(
あく
)
の
霊魂
(
みたま
)
に
汚
(
けが
)
されて
了
(
しも
)
ふて、
082
肉体
(
にくたい
)
まで
病魔
(
やまい
)
の
容器
(
いれもの
)
になりて、
083
元
(
もと
)
の
大神
(
おほかみ
)
に
大変
(
たいへん
)
な
不孝
(
ふこう
)
を
掛
(
か
)
けて
居
(
を
)
る
人民
(
じんみん
)
が、
084
病神
(
やまいがみ
)
に
憑
(
つか
)
れて
居
(
を
)
るのであるから、
085
素
(
もと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
に
捻
(
ね
)
ぢ
直
(
なを
)
して、
086
チットでも
霊魂
(
みたま
)
が
光
(
ひか
)
り
出
(
だ
)
したら、
087
病神
(
やまいがみ
)
は
恐
(
こわ
)
がりて
迯
(
に
)
げて
了
(
しま
)
ふぞよ。
088
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
は、
089
医者
(
いしゃ
)
や
按摩
(
あんま
)
の
真似
(
まね
)
は
為
(
さ
)
さんぞよ。
090
取次
(
とりつ
)
ぎの
中
(
なか
)
には、
091
此
(
こ
)
の
結構
(
けっこう
)
な
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
を、
092
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
い
致
(
いた
)
して、
093
病直
(
やまいなを
)
しに
無茶苦茶
(
むちゃくちゃ
)
に
骨
(
ほね
)
を
折
(
を
)
りて、
094
肝腎
(
かんじん
)
の
神
(
かみ
)
の
教
(
おしへ
)
を
忘
(
わす
)
れて
居
(
を
)
る
取次
(
とりつぎ
)
が
多数
(
たっぴつ
)
在
(
あ
)
るが、
095
今迄
(
いままで
)
は
神
(
かみ
)
は
見
(
み
)
て
見
(
み
)
ん
振
(
ふり
)
を
致
(
いた
)
して
来
(
き
)
たが、
096
モウ
天
(
てん
)
から
何彼
(
なにか
)
の
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
たから、
097
今迄
(
いままで
)
の
様
(
やう
)
な
事
(
こと
)
はさしては
置
(
おか
)
んから、
098
各自
(
めんめ
)
に
心得
(
こころえ
)
て
下
(
くだ
)
されよ。
099
是程
(
これほど
)
事
(
こと
)
を
分
(
わ
)
けて
申
(
もう
)
す、
100
神
(
かみ
)
の
言葉
(
ことば
)
を
反古
(
ほご
)
に
致
(
いた
)
したら、
101
止
(
や
)
むを
得
(
え
)
ず
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
でも、
102
天
(
てん
)
の
規則
(
きそく
)
に
照
(
てら
)
して
戒
(
いまし
)
めを
致
(
いた
)
すぞよ。
103
今
(
いま
)
の
神
(
かみ
)
の
取次
(
とりつ
)
ぎは
誠
(
まこと
)
と
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
がチットも
無
(
な
)
いから、
104
我
(
われ
)
の
目的
(
しがく
)
斗
(
ばか
)
り
致
(
いた
)
して、
105
神
(
かみ
)
を
松魚節
(
かつぶし
)
にいたして、
106
却
(
かえっ
)
て
神
(
かみ
)
の
名
(
な
)
を
汚
(
けが
)
して
居
(
を
)
る、
107
天
(
てん
)
の
罪人
(
とがにん
)
になりて
居
(
を
)
るぞよ。
108
大本
(
おほもと
)
の
取次
(
とりつぎ
)
する
人民
(
じんみん
)
は
其
(
その
)
覚悟
(
かくご
)
で
居
(
を
)
らんと、
109
世界
(
せかい
)
から
出
(
で
)
て
来
(
き
)
だすから、
110
耻
(
はず
)
かしくなりて、
111
大本
(
おほもと
)
へは
早速
(
さっそく
)
に
寄
(
よ
)
せて
貰
(
もら
)
えん
事
(
こと
)
が
出来
(
しゅったい
)
いたすから、
112
永
(
なが
)
らく
神
(
かみ
)
が
出口
(
でぐち
)
に
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けさしたぞよ。
113
モウ
改心
(
かいしん
)
の
間
(
ま
)
が
無
(
な
)
いぞよ。
114
神
(
かみ
)
はチットも
困
(
こま
)
らねど、
115
取次
(
とりつぎ
)
が
可愛想
(
かわいそう
)
なから。
116
艮
(
うしとらの
)
金神
(
こんじん
)
が
表
(
おもて
)
になると、
117
一番
(
いちばん
)
に
芸妓
(
げいこ
)
娼妓
(
しょうぎ
)
を
平
(
たひ
)
らげるぞよ。
118
バクチも
打
(
う
)
たさんぞよ。
119
家
(
いえ
)
の
戸締
(
とじま
)
りも
為
(
せ
)
いでもよき
様
(
やう
)
に
致
(
いた
)
して、
120
人民
(
じんみん
)
を
穏
(
をだや
)
かに
致
(
いた
)
さして、
121
喧嘩
(
けんか
)
も
戦争
(
いくさ
)
も
無
(
な
)
き
結構
(
けっこう
)
な
神
(
かみ
)
世
(
よ
)
に
致
(
いた
)
して、
122
天地
(
てんち
)
の
神々様
(
かみがみさま
)
へ
御目
(
おんめ
)
に
掛
(
かけ
)
て、
123
末代
(
まつだい
)
続
(
つづ
)
かす
松
(
まつ
)
の
世
(
よ
)
といたすぞよ。
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(B)
(N)
明治32年旧7月1日 >>>
神諭
>
大本神諭
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