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明治三十一年旧九月三十日

インフォメーション
種類:大本神諭 年月日:1898(明治31)年11月13日(旧9月30日)
神霊界掲載号:大正6年11月1日号(第53号) 1頁 神霊界八幡書店復刻版:第1巻 453頁 七巻本:第3巻 5頁 五巻本:未調査 三五神諭:なし 東洋文庫天の巻:76頁 東洋文庫火の巻:なし 連合会水の巻:なし 大本史料集成:未調査 庶民生活史料集成:なし
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :os076
001 (うしとら)金神(こんじん)(おもて)(あら)はれたなれば、002何事(なにごと)(もの)(はや)いぞよ。003(なが)らくの経綸(しぐみ)(いた)してある(こと)であるから、004一分一厘(いちぶいちりん)()(ちが)いないぞよ。005()筆先(ふでさき)末代(まつだい)(のこ)るので()るから、006(かか)して()かねば(わか)らぬから()きおくぞよ。007出口(でぐち)(なお)(この)()()零落(をちぶれ)()(ひと)であるが、008()御方(おんかた)(この)()(かは)()に、009御用(ごよう)()かせる身魂(みたま)でありたぞよ。010()御用(ごよう)をさせる(ため)に、011苦労(くろう)ばかりがさして()りたぞよ。012(この)(こと)(むかし)から()(こと)()るから、013人民(じんみん)()らぬ(こと)であるから、014中々(なかなか)(かみ)(ほね)()れるぞよ。015人民(じんみん)(うたが)ふは(もっとも)もの(こと)()れども、016(ちが)()(こと)であるから、017足立(あだち)殿(どの)(この)御話(おはな)しを金光(こんこう)殿(どの)(ほう)(いた)しても、018(いま)では()()()げぬから、019(この)(ほう)(かみ)仕組(しぐみ)がして()(こと)があるから、020上田(うえだ)(もう)(もの)()()たなれば、021其処(そこ)塩梅能(あんじょう)とりもちて、022(はら)(あわ)して(いた)さぬと、023金光(こんこう)殿(どの)にモタレて()りたら、024物事(ものごと)(おそ)くなりて()()はぬぞよ。025(この)(うへ)足立(あだち)殿(どの)手柄(てがら)いたさすので()れども、026大望(たいもう)御用(ごよう)であるから、027(まこと)神人(かみ)御出(おい)()さらぬと、028教役者(とりつぎ)(ちから)だけでは()かぬぞよ。029筆先(ふでさき)(みな)かかして()ろうがな。030(みな)仕組(しぐみ)(いた)して()(こと)じゃぞよ。031(くや)しき(こと)もチットは(こば)らねば、032金光(こんこう)どのは結構(けっこう)であれども、033(よろず)のおん(かみ)(みな)()きやうに(いた)さぬと、034天下(てんか)泰平(たいへい)()(をさ)まらぬぞよ。035世界(せかい)には運否運(うんぷ)()(こと)(いた)さぬと、036(いま)までは(あま)運否運(うんぷ)()りたから、037世界(せかい)洗濯(せんたく)いたし、038人民(じんみん)改心(かいしん)(いた)さして、039世界(せかい)桝掛(ますかけ)()くのじゃぞよ。040改心(かいしん)(ひと)つで()()るぞよ。041()るき(こと)(いた)すやうに(おも)ふて、042何時(いつ)(まで)敵対(たきた)えば、043物事(ものごと)(おそ)くなるから、044(あま)りてきたえば日本(にほん)(くに)(なに)()りても(かま)はぬぞよ。045日本(にほん)(くに)(たす)けたいと(おも)ふて、046神々様(かみがみさま)大変(たいへん)()(ほね)(をり)じゃぞよ。047(なん)にも()らぬ人民(じんみん)には相手(あいて)には()らね(ども)048(あま)敵対(てきた)えば(かみ)堪忍(こらえ)(ぶくろ)()れたれば、049何事(なにごと)()りても(かみ)()らんぞよ。050(わか)らんといふてもあんまりであるぞよ。
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