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明治三十一年旧十二月廿六日
インフォメーション
種類：
大本神諭
年月日：
1899（明治32）年2月6日（旧12月26日）
神霊界掲載号：
大正6年11月1日号（第53号） 5頁
神霊界八幡書店復刻版：
第1巻 457頁
七巻本：
第3巻 19頁
五巻本：
未調査
三五神諭：
なし
東洋文庫天の巻：
82頁
東洋文庫火の巻：
なし
連合会水の巻：
なし
大本史料集成：
未調査
庶民生活史料集成：
なし
概要：
備考：
タグ：
データ凡例：
データ最終更新日：
2017-06-13 18:23:36
OBC ：
os078
001
出口
(
でぐち
)
直
(
なお
)
に
明治
(
めいじ
)
廿五
年
(
ねん
)
に
申
(
もう
)
してある
事
(
こと
)
、
002
此
(
こ
)
の
大望
(
たいもう
)
な
経綸
(
しぐみ
)
の
致
(
いた
)
して
在
(
あ
)
ることを、
003
世界
(
せかい
)
に
一人
(
ひとり
)
知
(
し
)
りて
居
(
を
)
ると、
004
言
(
い
)
ひ
聞
(
き
)
かして
在
(
あ
)
ろうがな。
005
此
(
この
)
事
(
こと
)
が
判
(
わか
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
006
誠
(
まこと
)
の
人
(
ひと
)
は
拵
(
こし
)
らえて
在
(
あ
)
るから、
007
此
(
こ
)
の
誠
(
まこと
)
の
人
(
ひと
)
が
出
(
で
)
て
来
(
こ
)
んと
解
(
わか
)
らんぞよ。
008
此
(
こ
)
の
人
(
ひと
)
が
出
(
で
)
て
来
(
き
)
たなれば、
009
直
(
す
)
ぐに
解
(
わか
)
るぞよ。
010
金光
(
こんこう
)
殿
(
どの
)
の
取次
(
とりつぎ
)
豪
(
えら
)
さうに
申
(
もう
)
して
居
(
を
)
りても、
011
誠
(
まこと
)
の
御方
(
おんかた
)
が
御出
(
おいで
)
なさりたなれば、
012
後
(
うしろ
)
へ
寄
(
よ
)
りて
頭
(
あたま
)
を
掻
(
か
)
いて
居
(
を
)
る
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
013
仕組
(
しぐみ
)
が
致
(
いた
)
して
在
(
あ
)
る
事
(
こと
)
であるから、
014
金神
(
こんじん
)
は
結構
(
けっこう
)
で
在
(
あ
)
れども、
015
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
なのは
金光
(
こんこう
)
殿
(
どの
)
の
取次
(
とりつぎ
)
であるぞよ。
016
是程
(
これほど
)
金神
(
こんじん
)
が
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けても、
017
慢心
(
まんしん
)
致
(
いた
)
して
金光
(
こんこう
)
殿
(
どの
)
の
御
(
お
)
骨
(
ほね
)
折
(
を
)
りを
無視
(
む
)
に
致
(
いた
)
して、
018
何
(
ど
)
う
申
(
もうし
)
訳
(
わけ
)
を
致
(
いた
)
すのじゃ。
019
金光
(
こんこう
)
殿
(
どの
)
へ
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
であるぞよ。
020
是
(
これ
)
は
皆
(
みな
)
慢心
(
まんしん
)
から、
021
慢心
(
まんしん
)
致
(
いた
)
せば
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はんぞよ。
022
今
(
いま
)
では
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
を
別物
(
べつもの
)
の
如
(
よ
)
うに
申
(
もう
)
して、
023
敵対
(
てきと
)
うて
御座
(
ござ
)
るが、
024
全然
(
さっぱり
)
世
(
よ
)
の
調査
(
あらため
)
を
致
(
いた
)
して、
025
新
(
あら
)
たまりての
世
(
よ
)
に
致
(
いた
)
すので
在
(
あ
)
るから、
026
今迄
(
いままで
)
の
事
(
こと
)
を
申
(
もう
)
して
覇張
(
はば
)
りて
居
(
を
)
りても、
027
何
(
なん
)
にも
成
(
な
)
らぬぞよ。
028
神
(
かみ
)
の
道
(
みち
)
では
教役者
(
とりつぎ
)
、
029
皆
(
みな
)
頭目
(
かしら
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るものは、
030
チト
量見
(
りょうけん
)
が
違
(
ちが
)
う
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
るぞよ。
031
上
(
う
)
へ
下
(
し
)
タへ
覆
(
かへ
)
るぞよ。
032
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
な
御方
(
おかた
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
033
余
(
あま
)
り
慢心
(
まんしん
)
を
致
(
いた
)
して、
034
自分
(
われ
)
程
(
ほど
)
のものは
無
(
な
)
き
如
(
や
)
うに
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
りても、
035
世
(
よ
)
が
変
(
かは
)
るから、
036
金神
(
こんじん
)
が
守護
(
しゅご
)
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るから、
037
ゝゝゝ
［
＊
「ゝゝゝ」は底本通り
］
誠
(
まこと
)
の
者
(
もの
)
に
憑
(
かか
)
りて、
038
経綸
(
しぐみ
)
が
致
(
いた
)
して
在
(
あ
)
るぞよ。
039
是
(
これ
)
から
力競
(
ちからくら
)
べを
致
(
いた
)
すぞよ。
040
ゝゝゝゝ
［
＊
「ゝゝゝゝ」は底本通り
］
永
(
なが
)
らく
経綸
(
しぐみ
)
いたした
事
(
こと
)
の
初
(
はじま
)
りで
在
(
あ
)
るから、
041
誠
(
まこと
)
の
人
(
ひと
)
を
西
(
にし
)
と
東
(
ひがし
)
に
立
(
たち
)
別
(
わ
)
けて、
042
この
金神
(
こんじん
)
が
憑
(
かか
)
りて
御用
(
ごよう
)
がさして
在
(
あ
)
るぞよ。
043
此
(
この
)
事
(
こと
)
が
判
(
わか
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
044
此
(
この
)
事
(
こと
)
解
(
わか
)
りて
来
(
き
)
たなれば、
045
三千世界
(
さんぜんせかい
)
が
一度
(
いちど
)
に
開
(
ひら
)
くぞよ。
046
三千世界
(
さんぜんせかい
)
一度
(
いちど
)
に
開
(
ひら
)
く
梅
(
うめ
)
の
花
(
はな
)
、
047
金神
(
こんじん
)
の
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
るぞよと、
048
出口
(
でぐち
)
直
(
なお
)
に
初発
(
しょっぱつ
)
に
書
(
かか
)
して
在
(
あ
)
ろうがな。
049
時節
(
じせつ
)
が
近
(
ちか
)
よりたぞよ。
050
永
(
なが
)
らくの
仕組
(
しぐみ
)
の
致
(
いた
)
して
在
(
あ
)
る
事
(
こと
)
であるから、
051
解
(
わか
)
りかけたら
速
(
はや
)
いぞよ。
052
今度
(
こんど
)
は
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
身魂
(
みたま
)
の
審判
(
あらため
)
で
在
(
あ
)
るから、
053
全然
(
さっぱり
)
斯
(
この
)
世
(
よ
)
が
転覆
(
ひっくりか
)
へるぞよ。
054
大分
(
だいぶ
)
心配
(
しんぱい
)
を
為
(
せ
)
んならん
御方
(
おかた
)
も
出来
(
でき
)
るぞよ。
055
万古
(
まんご
)
末代
(
まつだい
)
世
(
よ
)
は
持
(
もち
)
切
(
き
)
りには
致
(
いた
)
させんぞよ。
056
けれども
綾部
(
あやべ
)
に
九
(
ここの
)
つ
花
(
ばな
)
が
咲
(
さ
)
いたなれば、
057
万古
(
まんご
)
末代
(
まつだい
)
しほれぬ
花
(
はな
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
058
九
(
ここの
)
つ
花
(
ばな
)
の
初
(
はじま
)
りで
在
(
あ
)
るから、
059
中々
(
なかなか
)
判
(
わか
)
らねども、
060
モウ
判
(
わか
)
るが
近
(
ちこ
)
うなりたぞよ。
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