霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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明治三十三年旧八月二十日

インフォメーション
種類:大本神諭 年月日:1900(明治33)年9月13日(旧8月20日)
神霊界掲載号:大正8年10月1日号(第95号) 9頁 神霊界八幡書店復刻版:第5巻 419頁 七巻本:第6巻 109頁 五巻本:未調査 三五神諭:なし 東洋文庫天の巻:なし 東洋文庫火の巻:なし 連合会水の巻:なし 大本史料集成:未調査 庶民生活史料集成:なし
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-06-30 01:36:10 文字数:3402 OBC :os211
001 艮(うしとら)の金神(こんじん)国武彦命(くにたけひこのみこと)が明治(めいじ)三十三年(ねん)の八月二十日の筆先(ふでさき)であるぞよ。002地場(ちぜう)が出来(でけ)たら、003永(なが)く係(かか)りて致(いた)した仕組(しぐみ)であれど、004もう是(これ)からは速(はや)いぞよ。005神(かみ)の方(ほう)は何時(いつ)でも出来(でけ)るが、006余(あま)り皆(みな)の気(き)が小(ちい)さうて困(こま)るぞよ。007胴据(どす)えて下(くだ)されよ。008こんな大(おほ)きな経綸(しぐみ)でも最早(もう)時節(じせつ)が参(まい)りたぞよ。009此(こ)の大本(おほもと)に立(たち)寄(よ)れば恐(こわ)い如(よ)うに思(おも)うて、010今(いま)では立(たち)寄(よ)らなならん人(ひと)が寄(よ)りて来(こ)んが、011今(いま)御(お)神徳(かげ)落(おと)そと拾(ひろ)はうと、012今(いま)が大切(だいじ)の所(とこ)じゃぞよ。013今悪(いまわる)き事(こと)でも致(いた)す如(よ)うに思(をも)うて御(お)神徳(かげ)を落(おと)すと、014拾(ひら)うのは又難(またむづかし)いから気(き)を付(つ)けて置(お)くが、015元(もと)の御(お)世話(せわ)係(がか)り、016もチト今(いま)の内(うち)に筆先(ふでさき)、017霊学(れいがく)を充分(ちんと)見(み)て置(お)かんと、018真実(まこと)の経綸(こと)が判(わか)らんぞよ。019仕(し)事(ごと)の邪魔(じゃま)にならん様(よう)に、020夜間(よなべ)になりとチトお出(い)でなされよ。021又(また)跡(あと)で不足(ふそく)言(ゆ)はんならん事(こと)があると悪(わる)いから、022一寸(ちょっと)出口(でぐち)の手(て)で気(き)を付(つ)けて置(を)くぞよ。023神(かみ)は、024是程(これほど)人民(じんみん)に悪(わる)く言(ゆ)はれても、025気(き)を付(つ)けるぞよ。026親(おや)が子(こ)に云(い)ふのと同一事(おなじこと)じゃ。027可愛(かわいい)から申(もう)すのじゃぞよ。028出口(でぐち)の手(て)で書(かき)置(を)きた神言(こと)、029皆(みな)出(で)て来(く)るぞよ。030今(いま)の筆先(ふでさき)前途(さき)の神業(こと)先(せん)繰(ぐ)り順(じゅん)に見(み)て下(くだ)されよ。031順(じゅん)に皆(みな)出(で)て来(く)るぞよ。032前(まえつ)に書(かか)す筆先(ふでさき)じゃぞよ。033今(いま)では判(わか)らんのと、034御神徳(おかげ)失(おと)して居(を)る人(ひと)と、035初発(かかり)で金銭(きん)が入要(いる)のと、036何(なに)も彼(か)も一緒(ごっちゃ)に重(な)りて、037誠(まこと)の人(ひと)は心配(しんぱい)を致(いた)せども、038もう暫時(しばらく)の間(とこ)を忍耐(こばり)て下(くだ)されよ。039又(また)此(こ)の内部(なか)の紛擾(ごたごた)が世界(せかい)に出来(でけ)るぞよ。040某日(いつ)大本(おおもと)に如斯(こうゆう)出来事(こと)がありたと云(い)ふ事(こと)を、041附(つ)け留(と)めて置(を)いて下(くだ)されよ。042世界(せかい)の鏡(かがみ)になる大本(もと)であるから、043世界(せかい)に実現事(あること)、044雛型(かたち)を演(し)て見(み)せるぞよ。045世界(せかい)の中枢(もと)とも成(な)る所(とこ)が未(ま)だ斯様(こん)な所(とこ)であるから、046誰(だれ)も真実(まこと)に致(いた)さねど、047筆先(ふでさき)に出(で)た神言(こと)、048皆(みな)実現(でて)来(く)るぞよ。049余(あま)り無理(むり)に開(ひら)かうとすると、050耐へ難き(かなわん)心配(しんぱい)出来(でけ)るぞよ。051綾部(あやべ)の大本(もと)は淋(さ)むしきなれど、052是(これ)でも見(み)て居(を)りて下(くだ)されよ。053御神徳(おかげ)判(わか)る程(ほど)人(ひと)が寄(よ)りて来(く)るぞよ。054余(あま)り無理(むり)な開(ひら)き様(やう)致(いた)すと、055大元(もと)の神(かみ)の名(な)迄(まで)汚(けが)すぞよ。056南部(なんぶ)殿(どの)結構(けっこう)な開(ひら)き方(よう)致(いた)して、057此(こ)の綾部(あやべ)は何(なに)も判(わか)らんから、058如何(どの)様(やう)にでも出来(でけ)る如(よ)うに思(をも)うて、059早速(すぐ)から慢心(まんしん)致(いた)して何(なん)の態(ざま)じゃ。060金光(こんこう)殿(どの)の取次(とりつぎ)とは又(また)違(ちが)うぞよ。061今(いま)大切(だいじ)の所(とこ)じゃ。062初発(しょっぱつ)によい手本(かがみ)じゃ。063皆(みな)心得(こころえ)て下(くだ)されよ。064初発(しょっぱつ)に鏡(かがみ)が出(で)るぞよ。065我(わ)が心(こころ)の実地(こと)が出(で)ようがな。066此(こ)の神(かみ)は心丈(こころだ)けの事(こと)、067心(こころ)に神(かみ)が映(うつ)るから、068我(わ)が心(こころ)丈(だ)けの事(こと)より出来(でけ)んぞよ。069鐘(かがみ)を見(み)て皆(みな)心得(こころえ)なされ。070南部(なんぶ)殿(どの)此(こ)の大本(なか)見(み)て帰(かへ)りなされと申(もう)したじゃないか。071神(かみ)の許(ゆる)さん事(こと)を致(いた)して神(かみ)の名(な)を汚(けが)し、072皆(みな)に是丈(これだ)け心配(しんぱい)掛(さし)て、073綾部(あやべ)は淋(さび)しきなれど、074誠(まこと)を貫(つらぬ)かねばならんから、075誠(まこと)は手間(てま)が要(い)るぞよ。076骨(ほね)が折(を)れるぞよ。077喉(のど)から血(ち)の出(で)る極点(とこ)まで、078人(ひと)の事(こと)に関係(かかり)て苦労(くろう)致(いた)すぞよ。079せめては綾部(あやべ)には是丈(これだ)け心配(しんぱい)を懸(かけ)ん様(やう)に致(いた)して貰(もら)はんと、080今(いま)大切(だいじ)の時(とこ)じゃぞよ。081此(こ)の布教師(とりつぎ)は毎日(いつも)申(もう)すが、082噂血鳥(ほととぎす)じゃ。083喉(のど)から血(ち)の出(で)る所(とこ)迄(まで)苦労(くろう)致(いた)すぞよ。084見(み)て居(を)る此(こ)の神(かみ)も辛(つら)いぞよ。085神(かみ)も出口(でぐち)も上田(うへだ)も、086有(あ)るに有(あ)られん気(き)苦労(ぐろう)、087口(くち)では言(ゆ)はねど心(こころ)の辛(つら)さ見(み)て居(を)る金神(こんじん)皆(みな)の心(こころ)を推量(すいりょう)して下(くだ)されよ。088人(ひと)を助(たす)けるのは、089如斯(こんな)苦労(くろう)致(いた)さなならん、090この綾部(あやべ)は格別(かくべつ)苦労(くろう)致(いた)すのじゃぞよ。091亀鑑(かがみ)になる大本(もと)であるから辛(つら)いのじゃ。092暗黒(やみくも)の真(しん)の暗(やみ)を水晶(すいせう)に致(いた)す根本(もと)を、093今一時(いまいちじ)には無理(むり)であれども、094天地(てんち)へ御目(おんめ)に掛(かけ)ねばならんから大望(たいもう)な神事(こと)じゃぞよ。095艮(うしとら)の金神(こんじん)の経綸(しぐみ)は、096未(ま)だ神界(しんかい)にも御存(ごぞん)知(ぢ)無(な)き神業(こと)であるから、097難(むづか)しいのじゃぞよ。098出口(でぐち)に五十日(にち)筆先(ふでさき)書(かか)したら、099神界(しんかい)にも判(わか)りかけて、100和合(わがう)出来(でき)る様(よう)になるから、101左様(そう)なりたら偉大な仕組(えらいしぐみ)でありたと、102人民(じんみん)にも改心(かいしん)が出来(でき)かけるぞよ。103共時(そう)来(なり)たら、104皆(みな)集(よ)りて来(く)るぞよ。105仕組(しぐみ)てあるコトじや。106皆(みな)心配(しんぱい)致(いた)さんと居(を)りて下(くだ)されよ。107今(いま)如何(どの)様(よう)に云(い)ふて聞(きか)したとても、108疑(うたが)ひが未(ま)だ有(あ)るから、109誠(まこと)の人(ひと)でも判(わか)らんから、110暫時(しばらく)見(み)て居(を)りて下(くだ)されよ。111口(くち)で申(もう)しても真実(まこと)に致(いた)さんぞよ。112人民(じんみん)と云(い)ふものは良(よ)き事(こと)でも疑(うたが)ひが強(きつ)いから、113悪(わる)くより感得(とら)んから、114神(かみ)や取(と)り次(つぎ)が苦労(くろう)致(いた)すのじゃ。115今(いま)が瀬戸(せと)じゃぞよ。116判(わか)りかけたら速(はや)いぞよ。117斯様(こん)な神業(こと)に人民(じんみん)が何程(なにほど)心配(しんぱい)致(いた)したとても、118人間(にんげん)力(りき)ではいかんから、119神(かみ)に一任(まか)して置(お)くが良(よ)いぞよ。
120 今(いま)では綾部(あやべ)の町(まち)近在(きんざい)には、121山師(やまこ)でも興(をこ)して居(を)るか、122飯綱(いづな)でも使(つか)ふて居(を)るかと思(をも)ふて、123種々(いろいろ)様々(さまざま)と悪(わる)く申(もう)して居(を)るから、124是(これ)から解決(わけ)て見(み)せて遣(や)るぞよ。125二度目(にどめ)の世(よ)の立替(たてかへ)と云(い)ふ如(よ)うな大望(たいもう)な神業(こと)を、126何(なん)にも知(し)らん出口(でぐち)、127上田(うへだ)に命(さ)して居(を)れば、128何(なん)ぞ悪(わる)き事(こと)致(いた)して居(を)る如(よ)うに思(をも)ふて、129種々様々(いろいろ)と悪(わる)く申(もう)し、130真実(まこと)の神人(ひと)を拵(こしら)へては、131速(はや)く分(わ)けて見(み)せ度(た)いと思(をも)ふて、132種々様々(いろいろ)と気(き)を引(ひ)きて見(み)ても、133何(なに)も判(わか)らんから、134物事(ものごと)が遅(をそ)く延引(なり)て、135永(なが)く気(き)苦労(ぐろう)致(いた)さすぞよ。136真実(まこと)の世話(せわ)して下(くだ)さる人(ひと)、137大勢(おほぜい)は要(いら)んが、138もチト誠(まこと)の人(ひと)が無(な)いと、139綾部(あやべ)に仕組(しぐみ)致(いた)してあるのであるから、140根(も)元(と)の経綸(しぐみ)はビックリとも致(いた)さねども、141油断(どうやら)すると他所(よそ)へ御(お)神徳(かげ)を持(も)って去(い)に相(そう)な事(こと)があるから、142綾部(あやべ)の世話(せわ)係(がか)り、143余程(よほど)確然(しっかり)致(いた)して居(を)らんと、144此(こ)の結構(けっこう)な事(こと)を他所(よそ)に取(と)られたら、145詰(つま)らん事(こと)が出来(でけ)るぞよ。146此(こ)の神(かみ)は判(わか)らん経綸(しぐみ)を致(いた)して居(を)るから、147人民(じんみん)では判(わか)らねども、148チットは此(こ)の神業(こと)判(わ)かりかけんと、149万物(ばんぶつ)の長(ちゃう)とは申(もう)されんぞよ。150鳥(ちょうるい)、151畜類(ちくるい)の方(ほう)が優(ま)しじゃぞよ。152九年(ねん)同(おな)じ事(こと)を知(し)らして居(を)りても、153未(ま)だ疑(うたが)うて居(を)る人(ひと)許(ばか)り、154燈台下暗(とうだいもとくら)しと云(い)ふ譬(たと)へはあれど、155無残(むごい)ものじゃのう。156是(これ)では矢張(やはり)鬼村(をにむら)じゃ。157悪党村(あくとうむら)じゃ。158筆先(ふでさき)に出(だ)してある神言(こと)皆(みな)出(で)て来(く)るぞよ。159神宮(しんぐう)坪(つぼ)の内(うち)と申(もう)すのは、160因縁(いんねん)ある事(こと)じゃ。161夫(そ)れ知(し)りて居(を)る人(もの)あるか。162其(そ)の因縁(いんねん)は知(し)れよまい。163其(そ)の因縁(いんねん)を筆先(ふでさき)に書(かい)て示(み)せたら、164何程(なんぼ)悪党(あくとう)な鬼村(をにむら)でも往生(わうぜう)致(いた)すぞよ。165まだ外(ほか)にもあるなれど、166此(こ)の筆先(ふでさき)には載(の)せんぞよ。
167 この村人(もの)を往生(をうぜう)さしたら、168世界(せかい)一度(いちど)に、169もう徐々(そろそろ)と世界(せかい)に実現(ある)事(こと)を初(はじめ)て、170皆(みな)に改心(かいしん)さしてやるぞよ。171改心(かいしん)出来(でき)ん人(もの)は気(き)の毒(どく)乍(なが)ら出(で)直(なを)しをして貰(もら)はなならんぞよ。172夫(そ)れが気(き)の毒(どく)なから、173煩(くど)う申(もう)すのじゃ。174最早(もう)地場(じば)が出来(でけ)たから、175初(はじ)めたら物事(ものごと)が速(はや)いぞよ。176如毎日(いつも)申(もう)す通(とほ)り、177艮(うしとら)の金神(こんじん)の大本(もと)に実現(あり)た事(こと)は、178世界(せかい)に実現(ある)ぞよ。179皆(みな)現演(し)て見(み)せてあるのじゃぞよ。180一度(ど)申(もう)したら同(おな)じコトじや。181今(いま)の人民(じんみん)は、182一度(ど)申(もう)して遣(や)りても、183呆然(うっかり)と致(いた)してをるから、184同(をな)じ神言(こと)を書(か)いて見(み)せねばならんから、185もう疑(うたが)ひ晴(は)らさんと、186根本(もと)になる村(むら)じゃ。187余(あま)りでないか。188此(こ)の村(むら)神宮(しんぐう)坪(つぼ)の内(うち)と申(もう)すのは因縁(いんねん)あることじゃ。189人民(じんみん)では判(わか)らん神業(こと)であれども、190一寸(ちっと)は判(わか)らんと、191後(あと)でモ少(ちっと)大切(だいじ)に為(し)て置(を)くじゃったにと申(もう)して、192地団駄(じだんだ)踏(ふ)んだとて、193後(あと)の後悔(こうかい)は間(ま)に合(あ)はんぞよ。194如何(なんぼ)に村(むら)でもチト良(よ)き心(こころ)を持(も)たんといふと、195如何(どん)な事(こと)が出来(しゅったい)が致(いた)そやら判(わか)らんぞよ。196人(ひと)は一代名(いちだいな)は末代(まつだい)、197今度(こんど)の神業(こと)は、198万古(まんご)末代(まつだい)名(な)の残(のこ)る事(こと)であるぞよ。199世界(せかい)の大元(もと)とも云(い)ふ村(むら)を、200結構(けっこう)な万古(まんご)末代(まつだい)残(のこ)る如(よ)うな経綸(こと)を他所(よそ)に取(と)られては、201残念(くやしき)事(こと)が出来(しゅったい)するぞよ。202如斯(こんな)結構(けっこう)な神言(こと)が判(わか)りたら、203此(こ)の大本(もと)は取(と)り払(はら)ひに致(いた)すから、204変化(ばか)して御用(ごよう)命(さ)して居(を)れば、205皆(みな)が軽侮(あなづ)りて、206未(いまだ)に疑(うたが)うて、207セセラ笑(わ)らひ致(いた)して居(を)るが、208是程(これほど)気(き)を付(つ)けて居(を)いたら、209後(あと)で不足(ふそく)を申(もう)して下(くだ)さるなよ。210今(いま)の人民(じんみん)は、211我身(わがみ)の為(ため)に良(よ)き事(こと)でありたら、212眼(め)も鼻(はな)も明(あ)かんでないか。213此(こ)の結構(けっこう)な神(こ)事(と)が判(わか)ろまい。214神(かみ)の致(いた)す神業(こと)は判(わか)ろまいがな。215後(あと)の後悔(こうかい)は間(ま)に合(あ)はんぞよ。216チト良(よ)き事(こと)為(す)るには、217余程(よほど)苦労(くろう)致(いた)さんと、218良(よ)き事(こと)は出来(でき)んぞよ。219此(こ)の艮(うしとら)の金神(こんじん)は、220此(こ)の地場(ちぜう)を致(いた)すには、221余程(よほど)苦労(くろう)致(いた)したぞよ。222其(そ)の御(お)神徳(かげ)に依(よ)りて、223最早大丈夫(もはやだいぜうぶ)じゃぞよ出口(でぐち)と引(ひ)き添(そ)ふて、224昔(むかし)から苦労(くろう)致(いた)した御蔭(おんかげ)に依(よ)って、225もう誰(だれ)の自由(じゆう)にも出来(でけ)んように致(いた)してあるぞよ。226もう大丈夫(だいぜうぶ)じゃ。227此所(ここ)迄(まで)の苦労(くろう)は、228因縁(いんねん)ある身魂(みたま)で無(な)いと、229普通(ひととほり)の身魂(みたま)では、230此(こ)の永(なが)き苦労(くろう)は誰(だれ)も敢而貫行不能(よういたさん)ぞよ。231因縁(いんねん)ありて時節(じせつ)が到来(まゐ)りたら、232如何(どん)な事(こと)でも出来(でけ)るぞよ。233夫(そ)れも此(こ)の金神(こんじん)で無(な)いと、234此(こ)の世(よ)は自由(じゆう)には、235他(ほか)の神(かみ)では出来(でけ)んのじゃぞよ。
236 此(こ)の金神(こんじん)と云(ゆ)う神(かみ)は、237世界(せかい)を自由(じゆう)に致(いた)すと申(もう)すのは、238肉体(にくたい)ありて、239中界(ちゅうかい)も守護(いた)するし山河(やまかは)でも自由(じゆう)自在(じざい)に致(いた)すなり、240又(また)中空守護(ちうかいなさ)る活神(いきがみ)も、241守護神(しゅごじん)に連(つ)れて居(を)るから、242竜宮(りうぐう)でも自由(じゆう)に致(いた)すぞよ。243世界(せかい)自由(じゆう)に致(いた)す神(かみ)、244余(あま)り変化(ばけ)て居(を)れば、245エライ事(こと)判(わか)らんから、246分(わけ)て見(み)せて御(お)神徳(かげ)を与(や)らねばならんから如斯(このよう)に催促(せきこむ)のじゃぞよ斯様(こん)な筆先(ふでさき)は別(べつ)に致(いた)して置(お)かんと、247出口(でぐち)を引(ひ)き裂(さ)きに参(まい)るぞよ。248影響(こたえ)は無(せん)が其(その)様(い)思(をも)ふ人(もの)が沢山(たくさん)あるぞよ[※「其(その)様(い)」は底本通り。]。249今(いま)悪(わる)く申(もう)して居(を)れども、250是(これ)でも実地(じっち)の経綸(こと)が判(わか)りて来(き)たら、251復(また)出(で)て来(く)る人(ひと)が出来(でけ)るぞよ。252物(もの)を知(し)るなら先(さき)に知(し)らんと、253真実(まこと)の御(お)神徳(かげ)は無(な)いぞよ。254後(あと)で知(し)りては十人並(にんなみ)じゃ。255功名(てがら)は成(な)らんぞよ。256今度(こんど)の神業(こと)は引(ひ)っ掛(か)け戻(もど)しの仕組(しぐみ)であるから、257難(むづか)しきのじゃぞよ。258此(こ)の仕組(しぐみ)で無(な)いと、259万古(まんご)末代(まつだい)は永続(つづ)かんから、260判(わか)らん経綸(しぐみ)がしてあるぞよ。261余程(よほど)胴(どう)の据(すは)りた真(も)人(の)でないと良(よ)い御(お)神徳(かげ)は取(と)れんぞよ。262結構(けっこう)な神人(ひと)もあるぞよ気(き)の毒(どく)な人(ひと)もあるぞよ。
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