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インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1902(明治35)年7月14日(旧6月10日)
神霊界掲載号:
大正8年7月15日号(第90号) 5頁
神霊界八幡書店復刻版:
第5巻 169頁
七巻本:
第6巻 39頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
なし
東洋文庫火の巻:
なし
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
なし
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2017-06-29 21:53:45
OBC :
os199
001
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
出口
(
でぐち
)
の
神
(
かみ
)
と
現
(
あら
)
はれて、
002
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
に
掛
(
かか
)
るから、
003
天
(
てん
)
の
様子
(
やうす
)
も
是迄
(
これまで
)
とは
変
(
かは
)
るから、
004
是迄
(
これまで
)
の
様
(
やう
)
に
思
(
をも
)
ふて、
005
同
(
をな
)
じ
行
(
をこな
)
へを
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
ると、
006
誰
(
だれ
)
に
因
(
よ
)
らずキリキリ
舞
(
ま
)
はねば
成
(
な
)
らん
事
(
こと
)
が
出来
(
しゅったい
)
が
致
(
いた
)
すぞよ。
007
又
(
また
)
喜
(
よろこ
)
びてキリキリ
舞
(
ま
)
ひを
致
(
いた
)
す
人
(
ひと
)
もあるし、
008
今度
(
こんど
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は
各自各自
(
めんめ
)
の
心
(
こころ
)
の
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るから、
009
世界
(
せかい
)
には
後
(
あと
)
にも
前
(
さき
)
にも
無
(
な
)
い
妙
(
みょう
)
な
事
(
こと
)
が
湧出
(
わ
)
いて
来
(
く
)
るぞよ。
010
目舞
(
めまひ
)
の
来
(
く
)
る
人
(
ひと
)
も
出来
(
でき
)
るし、
011
フンノびる
人
(
ひと
)
も
出来
(
でき
)
ると
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は、
012
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
に
皆
(
みな
)
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
るぞよ。
013
空
(
そら
)
のさえた
日
(
ひ
)
は
無
(
な
)
いと
出口
(
でぐち
)
に
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
るが、
014
空
(
そら
)
がさえたら
心
(
こころ
)
もさえる、
015
心
(
こころ
)
さえたら
空
(
そら
)
もさえるなれど、
016
空
(
そら
)
も
心
(
こころ
)
も
曇
(
くも
)
り
勝
(
が
)
ちぢゃ。
017
是
(
こ
)
れ
丈
(
だ
)
けに
筆先
(
ふでさき
)
に
出
(
だ
)
して
在
(
あ
)
る
事
(
こと
)
が
順
(
じゅん
)
に
来
(
き
)
て
居
(
を
)
りても、
018
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
我
(
わ
)
れがキリキリ
舞
(
まい
)
を
致
(
いた
)
す
事
(
こと
)
が
出
(
で
)
て
来
(
こ
)
ねば
承知
(
せうち
)
致
(
いた
)
さんから、
019
夫
(
そ
)
れ
丈
(
だ
)
け
不足
(
ふそく
)
を
申
(
もう
)
すなら、
020
不足
(
ふそく
)
なき
事
(
こと
)
が
出
(
で
)
て
来
(
き
)
た
折
(
をり
)
に、
021
矢張
(
やは
)
り
悪神
(
あくがみ
)
じゃと
申
(
もう
)
すなよ。
022
チト
目
(
め
)
の
覚
(
さ
)
める
事
(
こと
)
が
無
(
な
)
いと
承知
(
せうち
)
が
行
(
ゆ
)
かん。
023
恐
(
おそ
)
ろしき
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
りたものじゃ。
024
此
(
こ
)
の
大本
(
なか
)
から、
025
一
(
ひと
)
ツ
行
(
をこな
)
ひを
変
(
か
)
えて
貰
(
もら
)
はな、
026
是迄
(
これまで
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
が
世
(
よ
)
の
乱
(
みだ
)
れた
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
で、
027
仕放題
(
しほうだい
)
に
好
(
す
)
き
寸法
(
すっぽう
)
に
行
(
や
)
りたが、
028
アノ
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
では
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
に
一人
(
ひとり
)
も
喜
(
よろこ
)
ぶものも
無
(
な
)
いぞよ。
029
皆
(
みな
)
が
苦
(
くる
)
しみて
居
(
を
)
るぞよ。
030
我
(
わ
)
れさえ
好
(
よ
)
けりゃ
良
(
よ
)
い
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
では、
031
初発
(
しょっぱつ
)
では
良
(
よ
)
い
様
(
やう
)
に
有
(
あ
)
るから、
032
初
(
はじ
)
まりは
他
(
ひと
)
が
喜
(
よろ
)
こぶなれど、
033
尻
(
しり
)
すぼまりで
在
(
あ
)
るぞよ。
034
チト
行
(
をこな
)
ひを
変
(
か
)
えなされ、
035
神
(
かみ
)
の
威勢
(
いせい
)
が
出
(
で
)
ると
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が
無
(
な
)
いから、
036
是迄
(
これまで
)
の
世
(
よ
)
は
夫
(
そ
)
れで
六茶
(
むちゃ
)
で
来
(
き
)
たなれど、
037
暗黒
(
くらがり
)
の
世界
(
よ
)
で
在
(
あ
)
りたから、
038
何
(
なに
)
も
判
(
わか
)
らなんだなれど、
039
世
(
よ
)
に
落
(
を
)
ちた
神
(
かみ
)
が
世
(
よ
)
に
現
(
あら
)
はれると、
040
物事
(
ものごと
)
が
変
(
かわ
)
りて
来
(
く
)
るから、
041
一度
(
いちど
)
に
吃驚
(
びっくり
)
を
致
(
いた
)
さん
様
(
やう
)
に、
042
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
出口
(
でぐち
)
の
手
(
て
)
で
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るのに、
043
余
(
あま
)
り
疑
(
うたが
)
ひが
晴
(
は
)
れんから、
044
物事
(
ものごと
)
が
遅
(
をそ
)
く
成
(
な
)
りたのじゃぞよ。
045
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
教
(
おしへ
)
を
致
(
いた
)
さうと
思
(
をも
)
ふと、
046
我
(
わ
)
が
身
(
み
)
の
行
(
をこな
)
ひを
薩張
(
さっぱ
)
り
変
(
か
)
えて
貰
(
もら
)
はんと、
047
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
の
教
(
をしへ
)
は
為
(
し
)
て
貰
(
もら
)
へんぞよ。
048
ナンボ
世界
(
せかい
)
が
広
(
ひろ
)
いと
申
(
もう
)
しても、
049
尻
(
しり
)
むすばずに
仰
(
あふ
)
むいて
行
(
ゆ
)
きよると
探堪
(
ふかだま
)
りへ
了
(
しま
)
ひには
踏
(
ふ
)
み
込
(
こ
)
むぞよ。
050
何事
(
なにごと
)
も
際限
(
きり
)
と
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が
在
(
あ
)
るから、
051
ヨイ
加減
(
かげん
)
に
気
(
き
)
が
注
(
つ
)
かんと、
052
恥
(
はづ
)
かしゅうて
門
(
かど
)
へも
出
(
で
)
られん
様
(
やう
)
な
事
(
こと
)
が
出来
(
しゅったい
)
致
(
いた
)
すぞよ。
053
今
(
いま
)
は
変
(
かわ
)
り
目
(
め
)
で
上
(
う
)
へ
下
(
し
)
たへ
覆
(
かへ
)
る
時
(
とき
)
で
在
(
あ
)
るから、
054
判
(
わか
)
らん
守護神
(
しゅごじん
)
がもだえるから、
055
皆
(
みな
)
余程
(
よほど
)
胴
(
だう
)
を
据
(
す
)
へて
居
(
を
)
らんと、
056
ウッカリして
居
(
を
)
ると
神
(
かみ
)
の
名
(
な
)
をカタりて
来
(
き
)
て
玩弄物
(
もちやそび
)
に
致
(
いた
)
すぞよ。
057
神憑
(
かみがか
)
りの
有
(
あ
)
りた
肉体
(
にくたい
)
は
憑
(
うつ
)
り
良
(
よ
)
いから
詐
(
だま
)
しに
来
(
く
)
るぞよ。
058
シッカリ
審神
(
さには
)
を
致
(
いた
)
さんと
判
(
わか
)
りて
来
(
く
)
る
程
(
ほど
)
、
059
もだえて
来
(
く
)
るぞよ。
060
神
(
かみ
)
は
皆
(
みな
)
の
心
(
こころ
)
を
試験
(
ため
)
すから、
061
誠
(
まこと
)
の
人
(
ひと
)
には
誠
(
まこと
)
の
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
さすし、
062
目的
(
もくてき
)
ある
人民
(
じんみん
)
には
其
(
そ
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
が
憑
(
つ
)
いて、
063
目的
(
もくてき
)
を
経綸
(
しぐみ
)
も
知
(
し
)
らずに
六茶
(
むちゃ
)
を
致
(
いた
)
して、
064
神
(
かみ
)
の
誡
(
いまし
)
めに
遇
(
あ
)
ふて、
065
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
が
出来
(
でき
)
るし、
066
夫
(
そ
)
れで
良
(
よ
)
き
心
(
こころ
)
を
持
(
も
)
ちて
呉
(
く
)
れいと
申
(
もう
)
すのじゃ。
067
悪
(
あく
)
神
(
がみ
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
誠
(
まこと
)
の
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
す
守護神
(
しゅごじん
)
は、
068
今
(
いま
)
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れるのには
何程
(
なにほど
)
も
無
(
な
)
いぞよ。
069
又
(
また
)
善
(
よ
)
い
神様
(
かみさま
)
の
言付
(
いひつけ
)
を
聞
(
き
)
く
守護神
(
しゅごじん
)
はチットも
無
(
な
)
いから、
070
薩張
(
さっぱ
)
り
世
(
よ
)
が
乱
(
みだ
)
れて
了
(
しも
)
ふて、
071
立替
(
たてかへ
)
致
(
いた
)
さうにも
仕掛
(
しか
)
けが
出来
(
でき
)
んなれど、
072
是
(
これ
)
でも
天
(
てん
)
から
命令
(
めいれい
)
を
戴
(
いただ
)
いて
致
(
いた
)
す
事
(
こと
)
で
在
(
あ
)
るから、
073
うけおうた
事
(
こと
)
は
天
(
てん
)
からの
命令
(
めいれい
)
で
在
(
あ
)
るから、
074
何
(
なに
)
一ツままよには
成
(
な
)
らん
此
(
こ
)
の
方
(
ほう
)
、
075
大望
(
たいもう
)
な
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
す
御
(
お
)
ン
役
(
やく
)
じゃ。
076
其
(
そ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
為
(
し
)
て
呉
(
く
)
れる
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
を
誰
(
たれ
)
に
因
(
よ
)
らん、
077
余
(
あま
)
りな
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
したり、
078
申
(
もう
)
したり
為
(
し
)
て
置
(
を
)
くと、
079
此
(
こ
)
の
方
(
ほう
)
が
気障
(
きざわり
)
が
在
(
あ
)
ると、
080
何
(
なに
)
も
思
(
をも
)
ふ
様
(
やう
)
にチットも
行
(
ゆ
)
かんぞよ。
081
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
一切
(
いっさい
)
を
救助
(
たすけ
)
る
神
(
かみ
)
で
在
(
あ
)
るから、
082
改心
(
かいしん
)
さえ
出来
(
でき
)
たら、
083
何事
(
なにごと
)
も
聞
(
き
)
き
済
(
ず
)
みは
在
(
あ
)
るなれど、
084
改心
(
かいしん
)
出来
(
でき
)
んと
激
(
はげ
)
しく
成
(
な
)
ると、
085
何処
(
どこ
)
に
何
(
なに
)
が
在
(
あ
)
ろうやら
判
(
わか
)
らんぞよ。
086
コンナ
我
(
が
)
の
強
(
つよ
)
き
神
(
かみ
)
の
取
(
と
)
り
次
(
つぎ
)
が、
087
我
(
が
)
も
無
(
な
)
けらな
勤
(
つと
)
まらんなれど、
088
我
(
が
)
は
何時
(
いつ
)
でも
出
(
だ
)
す
様
(
やう
)
な
事
(
こと
)
では、
089
此
(
こ
)
の
御用
(
ごよう
)
は
勤
(
つと
)
め
上
(
あ
)
がらんから、
090
我
(
が
)
は
奥
(
をく
)
へ
鎮
(
しづ
)
めておいて
御用
(
ごよう
)
を
為
(
し
)
て
呉
(
く
)
れる
身魂
(
みたま
)
で
無
(
な
)
いと、
091
今度
(
こんど
)
の
神業
(
こと
)
は、
092
普通並々
(
ひととうり
)
の
身魂
(
みたま
)
では
間
(
ま
)
に
合
(
あは
)
んぞよ。
093
出口
(
でぐち
)
の
神
(
かみ
)
と
現
(
あら
)
はれる
身魂
(
みたま
)
が
造
(
こし
)
らへて
在
(
あ
)
りて、
094
此
(
こ
)
の
方
(
ほう
)
と
引
(
ひっ
)
添
(
そ
)
うて
苦労
(
くろう
)
致
(
いた
)
した
出口
(
でぐち
)
の
身魂
(
みたま
)
、
095
今度
(
こんど
)
大望
(
たいもう
)
な
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
すには、
096
人民
(
じんみん
)
に
自由
(
じゆう
)
に
為
(
な
)
る
様
(
やう
)
なチロコイ
身魂
(
みたま
)
では、
097
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
の
大望
(
たいもう
)
は
出来
(
でき
)
は
致
(
いた
)
さんから、
098
神
(
かみ
)
も
敵
(
かな
)
はん
此
(
こ
)
の
出口
(
でぐち
)
、
099
神
(
かみ
)
の力に
致
(
いた
)
す
身魂
(
みたま
)
じゃぞよ。
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