霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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大正六年旧の閏二月廿五日

インフォメーション
種類:大本神諭 年月日:1917(大正6)年4月16日(旧閏2月25日)
神霊界掲載号:大正8年8月1日号(第91号) 7頁 神霊界八幡書店復刻版:第5巻 227頁 七巻本:第6巻 73頁 五巻本:未調査 三五神諭:なし 東洋文庫天の巻:なし 東洋文庫火の巻:なし 連合会水の巻:なし 大本史料集成:未調査 庶民生活史料集成:なし
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :os206
001 (なが)らくの(あいだ)隠伏(かげ)守護(しゅご)()りたなれど、002(かげ)守護(しゅご)ではモウ一(すん)()きへは()けんから、003何彼(なにか)時節(じせつ)(まゐ)りて()て、004是迄(これまで)暗黒(くらがり)()()()守護(しゅご)天晴(あっぱれ)()りて()たから、005()()守護(しゅご)()ると、006是迄(これまで)(よう)なことは()()せも(いた)しも出来(でき)んぞよ。007後処(あちら)からも此処(こちら)からも護光(ごくわう)がさして、008(まば)()ると()(こと)が、009()筆先(ふでさ)きで()らして()るぞよ。010筆先(ふでさき)()して()(こと)()(まま)(こと)()りて、011大本(おおもと)(なか)彼方(あちら)此方(こちら)結構(けっこう)(こと)()って()るから、012(なん)()()()しに気遣(きづか)ひに()るから、013是迄(これまで)(こころ)薩張(さっぱ)()()して(しも)ふて、014水晶(すいせう)(こころ)()りて()たら、015(うれ)々々(うれ)しで(くれ)(よう)()るのに、016(こころ)見苦(みぐる)しいと結構(けっこう)神徳(おかげ)もやう()らずに、017()れと()霊魂(みたま)()()めて、018いつも(くる)しみて()るぞよ。019(こころ)さえ()くば四(ほう)から護光(ごくわう)()して、020(ひか)(わた)(やう)()るぞよ。021水晶(すいせう)(だま)()()きを(かみ)御用(ごよう)使(つか)ふと()うことが、022()筆先(ふでさき)()らして()ろうがな。023筆先(ふでさき)()(はら)()れて()かんと、024神容姿(おすがた)()(さき)()いで(あそ)ばしても(おが)めんから、025(はら)(なか)塵芥(ごもく)()いやうに()て、026(まこと)()(こと)(はら)(なか)に一つ()りたなら、027ドンナ(こと)でも()えも(いた)すし出来(でき)(いた)す、028太太元(むかし)本然(もと)神世(かみよ)()(とほ)とい、029世界(せかい)大本(おほもと)()るぞよ。030(まこと)()人民(じんみん)にはドンナ神徳(しんとく)でも授興(わた)して、031世界(せかい)(かがみ)(いた)すぞよ。032大本(おおもと)(なか)(もう)して()(やう)に、033(かみ)守護(しゅご)()りて()るのに、034()(なか)()(ひと)035()えも()こえも(いた)さんと、036(かみ)聖慮(きかい)(かなは)(こと)出来(でき)ては()らんから、037()()(きよ)らかに内外一致(そろう)(いた)されよ。038(ふる)()根本(もと)からの(こと)が、039いろは四十八文字(もじ)で、040大出口(おおでぐち)(なを)()()いて()るから、041()れん(こと)()りたら世界(せかい)(こと)(なん)なりと()いて()かして()るぞよ。042時節(じせつ)天然(てんねん)()りて()(こと)が、043(みな)(まえ)(まえ)つに()らして()るぞよ。044経綸(しぐみ)(をそ)()りた()けは、045(なに)一処(いっしょ)()りて()て、046世界(せかい)混雑(こんざつ)()るが、047人民(じんみん)(をも)ひが(おほ)きな()(ちが)ひと()りて、048(おほ)きな取違(とりちがひ)守護神(しゅごじん)使(つか)はれて()ると、049(こし)()ける(あご)()づれる、050(おほ)きな(いき)出来(でき)(やう)(こと)()(よう)()()りて(くだ)されよ。051慢神(まんしん)誤解(とりちがい)とが()りたら、052ドレ()智慧(ちえ)()りても、053ドンナ(がく)()りても、054智慧(ちえ)(がく)()(ほど)(かんが)へても見当(けんとう)()れん経綸(しぐみ)()()るから、055(なに)(みな)物事(ものごと)失敗(すこたん)()るぞよ。056真心(まごころ)(なり)(うま)赤児(あかご)天真(うぶ)()りて()たら、057ドンナ(こと)でも(かみ)経綸(しぐみ)は、058()(わか)(やう)(いた)してあるなれど、059(なに)(わか)らんのは身魂(みたま)(くも)りて()るから、060慢心(まんしん)誤解(とりちがい)出来(でき)(わか)らんのじゃぞよ。061二度目(にどめ)()立替(たてかへ)()(ほど)(くも)()りて()()世界(せかい)を、062(あら)()への(さら)つの()(いた)して、063()(ほど)混乱(くもり)()身魂(みたま)を、064(だん)()()けて、065目鼻(めはな)()けて、066末代(まつだい)(みだ)れん水晶(すいせう)(あき)らかな神代(かみよ)(いた)すので()るが、067立替(たてか)立分(たてわ)けを(いた)して、068末代(まつだい)(つづ)かして()くと()(こと)は、069()(かは)()苦心惨憺(たいもう)難業(こと)()るぞよ。070チヨット(くも)りが()りたら()()いて、071天地(てんち)規則(きそく)(どほ)りに()らして(しま)ふと、072(たす)かる身魂(みたま)()(ほど)より()いから、073(はや)(そろ)うて身魂(みたま)水晶(すいしゃう)(みが)(やう)に、074(ねん)(ねん)()れて、075昼夜(ちゅうや)()()けるので()るぞよ。076経綸(しぐみ)()(もと)から()()りて、077その(とほ)りが時節(じせつ)()りて()るのが、078()筆先(ふでさき)()して()るのじゃから、079(なを)御用(ごよう)経綸(しぐみ)()()(とほ)りを、080チットも(ちが)わぬ(やう)(いた)すので()るから、081夜寝(よるね)ても()られん、082御用(ごよう)がすむ(まで)は、083抜刀包囲(ぬきみ)(なか)()ちて()(ごと)くで、084(つら)御用(ごよう)()るから、085推量(すいれう)()()りて(もら)はんと、086(ほか)補助(すけ)出来(でき)(こと)()るから、087(なに)(つけ)ても(つら)(こと)()る。088大事(だいじ)仕組(しぐみ)(はや)(もう)せば邪魔(じゃま)這入(はい)りて、089肝腎(かんじん)(こと)(をそ)くなるし、090()はねば(わか)らず、091()へば(なに)()らん()(まで)(あく)(ほう)眷属(けんぞく)這入(はい)(こみ)て、092()()しても()にはせんし、093(つら)(こと)()るなれど、094()()しても()なん(とこ)までの(こと)(わか)りて()らず、095()へば()(さわ)るし、096言葉(ことば)(かわ)りに()筆先(ふでさき)()(わか)(やう)()()らせ()くから、097()れを()()れの(はら)(なか)はドウじゃ、098コレではドウじゃ、099(おも)(ちが)ひは()いかと、100各自(めんめ)審判(さには)(いた)して、101身魂(みたま)(みが)()ひを(いた)されよ。102(ひと)()ふて(もら)ふと(はら)()つから、103()(さき)(ぜん)(あく)とが(たて)(わか)るから、104()(かがみ)()改心(かいしん)(いた)されよ。105()経綸(しぐみ)(いま)では見当(けんとう)(とれ)んので、106直接(じき)取次(とりつ)ぎは(のど)から()()(ごと)くなれど、107(くち)(つま)へて、108()(とこ)まで()()()はん(やう)にして、109各自(めんめ)御蔭(おかげ)()らんならん、110一つ一つ()ふて(もら)(やう)(こと)では、111()大本(おおもと)は、112御用(ごよう)する(ひと)は、113()から(はな)()(とほ)(ほど)何彼(なにか)(こと)()()かねば、114御用(ごよう)出来(でき)んぞよ。115(いま)守護神(しゅごじん)(あく)(ほう)霊系(ちすじ)116霊統(ひっぽう)117眷属(けんぞく)()るから、118(ぜん)(ほう)(たち)(かへ)りて(もら)はんと、119(ぜん)(ほう)御用(ごよう)普通一般(ひととうり)()()()れる(ほう)(かみ)では()(もら)へんぞよ。120(かみ)聖旨(きかい)(かな)ふた身魂(みたま)性来(せうらい)()りたら、121()(ほう)(はや)(まわ)して()りて御用(ごよう)()すなれど、122(まぜ)りの()(あいだ)は、123綾部(あやべ)大本(おほもと)()(ひら)(まこと)御用(ごよう)出来(でき)んぞよ。
124 (むかし)からの(なが)らくかかりた()(もと)経綸(しぐみ)(わか)()(まゐ)りて()たから、125()()きは一日(いちにち)()しに仕組(しぐみ)みて()(こと)()(わか)るから、126(はや)うから綾部(あやべ)大本(おほもと)()()りて、127(いま)(なに)(わか)らん(やう)(こと)では、128(はづ)かしいやら(めん)(ぼく)ない(こと)()りて、129(ひと)(かほ)()はすのも(いや)()るから、130初発(しょっぱつ)から(をんな)でも(まこと)()るものはドンナ神徳(しんとく)でも(かみ)から賦興(わた)すなれど、131(こころ)間違(まちが)ふて()ると、132何時(いつ)()りても(ひぢ)()()りても(なに)(わか)らん、133よいお(かげ)(もら)へんと(もう)して()るぞよ。134(これ)から天晴(あっぱれ)(をもて)()守護(しゅご)(いた)さねば、135世界中(せかいぢう)(おほ)きな難渋(なんじう)()るから、136何彼(なにか)準備(じゅんび)()てて、137(わか)(ひと)()けさして、138天晴(あっぱ)(をもて)()て、139世界(せかい)小言(こごと)()いやうに、140(もと)天地(てんち)先祖(せんぞ)()(がみ)が、141世界中(せかいぢう)を一つに(まる)めて、142神国(しんこく)()(いた)仕組(しぐみ)がして()るなれど、143(あま)(あく)守護(しゅご)で、144世界中(せかいぢう)暗闇同様(くらやみだうえう)145()(まこと)(まこと)(うけ)()人民(じんみん)()いのは、146()()()れる(ほう)守護神(しゅごじん)(わか)りて()らんから、147人民(じんみん)(わか)らんので()りたぞよ。148(わか)身魂(みたま)()()して、149天地(てんち)先祖(せんぞ)仕組(しぐみ)(どほり)(いた)して、150天地(てんち)先祖(せんぞ)世界中(せかいぢう)(わう)(わう)()りて、151二度目(にどめ)()立替(たてかへ)(いた)したら、152(ほか)霊魂(みたま)では出来(でき)経綸(こと)(いた)すので()るから、153(した)がふ(とこ)へは服従(したが)うて(こん)と、154世界(せかい)何時(いつ)()りても(をさ)まると()(こと)()いから、155(ここ)までは()御魂(みたま)にも不足(ふそく)()いやうに、156()きな(やう)()せて()りたので()るから、157(ここ)までに(いた)したら()れに不足(ふそく)はよもやあろまい。158この末法(まっぽう)()終了(しまい)()(ほう)(うけ)()りて、159()れからは()(ほう)経綸(しぐみ)(どほ)り、160世界中(せかいぢう)身魂(みたま)上中下(ぜうちうげ)三段(さんだん)(たて)()けて、161法律(ほうりつ)何彼(なにか)(こと)(すみ)やかに()へて(しま)ふぞよ。162これまでの守護神(しゅごじん)性来(せうらい)()(もと)日本(にほん)(くに)には()(こと)出来(でき)んから、163日本(にほん)(くに)()(もと)日本魂(やまとだましい)()(しま)ふから、164これ(まで)(やう)()(かた)()せんから、165(もう)事何(ことなん)なりと()むいて()()よれ、166()(とこ)まで()きたらよく(わか)るぞよ。167素直(すなを)身魂(みたま)()(ほう)()くから、168(はや)改心(かいしん)(いた)さんと、169(うへ)(した)難渋(なんじう)()りて、170世界中(せかいぢう)総損害(そうぞこない)()りては()らんぞよ。
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