霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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明治三十六年旧六月四日

インフォメーション
種類:大本神諭 年月日:1903(明治36)年7月27日(旧6月4日)
神霊界掲載号:大正6年8月1日号(第50号) 7頁 神霊界八幡書店復刻版:第1巻 323頁 七巻本:第1巻 242頁 五巻本:未調査 三五神諭:なし 東洋文庫天の巻:なし 東洋文庫火の巻:52頁 連合会水の巻:なし 大本史料集成:未調査 庶民生活史料集成:22頁
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:0000-00-00 00:00:00 文字数:4440 OBC :os043
001 艮(うしとら)の金神(こんじん)稚姫岐美命(わかひめぎみのみこと)が出口(でぐち)の守(かみ)と現(あら)はれて、002世界(せかい)の守護(しゅご)を致(いた)すと、003人民(じんみん)からは見当(けんと)が取(と)れん経綸(しぐみ)が致(いた)してあるから、004此(こ)の綾部(あやべ)の大本(おほもと)の仕組(しぐみ)は前(さき)に言(い)はれんのであるから、005斯(こ)の経綸(しぐみ)を解(わけ)る人民(じんみん)なれば豪(えら)いなれど、006是(これ)が皆(みな)解(わか)りたら物事(ものごと)成就(じょうじゅ)いたさんから、007出来(でき)上(あが)るまでは肝腎(かんじん)の経綸(しぐみ)は申(もう)さんぞよ。008人民(じんみん)といふものは如何様(どない)に申(もう)しても、009心(こころ)の早(はよ)う変(かは)るものであるから、010宜(よ)い事(こと)じゃと思(おも)ふたら直(す)ぐに喜(よろこ)ぶし、011是(これ)は面白(おもしろ)く無(な)いと思(おも)ふたら、012直(す)ぐに心(こころ)が変(かは)るし、013夏(なつ)咲(さ)く花(はな)の紫陽花(あじさい)の色程(いろほど)くれくれ変(かは)るから、014十分(じゅうぶん)見届(みとど)けた其(その)上(うへ)でないと神(かみ)は申(もう)さんぞよ。015如何(どん)な嬉(うれ)しき事(こと)でも左程(さほど)に喜(よろ)こばず、016約(つま)らいでも左程(さほど)に心配(しんぱい)をいたさずに、017昔(むかし)からチットも変(かは)らぬ色(いろ)の松心(まつごころ)で居(を)らねば、018斯(こ)んな大望(たいもう)な世(よ)の立替(たてかへ)の御用(ごよう)を致(いた)す、019神(かみ)の入(い)れ物(もの)に成(な)らねば成(な)らぬ御用(ごよう)であるから、020大本(おほもと)へ立(たち)寄(よ)る人(ひと)は、021人(ひと)に十倍(じゅうばい)の改心(かいしん)が出来(でき)て居(を)らんと勤(つと)まらんぞよ。022今度(こんど)の大本(おほもと)の中(なか)の御用(ごよう)は、023余程(よほど)神(かみ)の心(こころ)を汲(く)み取(と)らんと誤解(とりぞこない)を致(いた)すぞよ。024筆先(ふでさき)に出(だ)しては在(あ)るなれど、025腸(はらわた)を引(ひき)分(わけ)て見(み)て是(これ)でならと、026此(この)方(ほう)が能(よ)く見届(みとどけ)んと、027実地(じっち)の真実(まこと)は申(もう)さんぞよ。028此(この)筆先(ふでさき)には、029チットも嘘(うそ)は書(かか)して無(な)いなれど、030霊魂(みたま)が水晶(すいしょう)に研(みが)けて居(を)らんと、031何(なに)も分(わか)りはいたさんぞよ。032曇(くも)りた霊魂(みたま)が見(み)たら、033曇(くも)りて見(み)えるぞよ。034心々(こころごころ)に取(と)れるから、035トコトンまで改心(かいしん)いたして、036魂(たま)を研(みが)いて居(を)らんと、037誠(まこと)の神徳(をかげ)は取(と)れは致(いた)さんぞよ。038水晶霊魂(すいしょうみたま)には亦(また)と外(ほか)には無(な)い、039結構(けっこう)な筆先(ふでさき)であるぞよ。040誰(たれ)も此(この)方(ほう)の心(こころ)は汲(く)み取(と)れまいが、041後(あと)で恥(はず)かしく無(な)いやうに、042大本(おほもと)の解(わか)らん間(うち)に心得(こころえ)て置(お)かんと、043後(あと)になりてからは取(とり)返(かへ)しが成(な)らんから、044同(おな)じ事(こと)斗(ばか)りを度々(たびたび)書(か)いて気(き)を注(つ)けておくぞよ。045出口(でぐち)直(なを)が肉体(にくたい)で申(もう)すと思(おも)ふて油断(ゆだん)を致(いた)したら、046先(さき)でヂリヂリ悶(もだ)えても、047後(あと)の悟悔(こうかい)は間(ま)に合(あわ)んぞよ。048此(この)方(ほう)の心(こころ)の解(わか)りたものは、049神(かみ)にも、050仏(ぶつ)にも、051人民(じんみん)にも在(あ)りは致(いた)さんぞよ。052大本(おほもと)で織(お)る錦(にしき)の機(はた)には、053どんな模様(もよう)が出来(でき)ておるか、054機織(はたを)る人(ひと)にさえ分(わか)らん経綸(しぐみ)であるから、055智慧(ちえ)や学(がく)や考(かんが)へで分(わか)りさうな事(こと)は無(な)いから、056大本(おほもと)の中(なか)の役員(やくいん)が一(ひと)つの心(こころ)になりて、057筆先(ふでさき)を見(み)て行(おこな)いさえ出来(でき)だしたら、058世間(せけん)からアレデ成(な)らこそ神(かみ)を信心(しんじん)する人(ひと)じゃと言(い)はれだすから、059信者(しんじゃ)の人(ひと)も行(おこな)いを改(か)えて、060神(かみ)の心(こころ)に叶(かな)ふやうに成(な)りて来(く)るぞよ。061大本(おほもと)へ立(たち)寄(よ)る人(ひと)は、062外(ほか)の教会(きょうかい)の人(ひと)の行(おこな)いとは、063大分(だいぶ)違(ちご)ふて勝(すぐ)れて居(を)るといふ事(こと)が、064世間(せけん)の目(め)に付(つ)くやうに成(な)りたら、065艮(うしとら)の金神(こんじん)は天晴(あっぱ)れと表(あら)はれるなれど、066今(いま)のやうな体裁(ていさい)の中(うち)に全部(すっくり)表(あら)はれて見(み)せたら、067皆(みな)のものがトチ面貌(めんぼう)を振(ふ)りて困(こま)るから、068控(ひか)えて態(わざ)とに出口(でぐち)直(なを)で何彼(なにか)の事(こと)を知(し)らして居(を)るのを、069差添(さしそへ)の役員(やくいん)の間(なか)では、070チットは身魂(みたま)が研(みが)けかけたなれど、071モ一(ひと)つ揃(そろ)ふて研(みが)けんと、072天晴(あっぱれ)神(かみ)が表(おもて)に出(で)た所(ところ)で居(を)る所(ところ)も無(な)いぞよ。073魂(たま)を磨(みが)いたり研(みが)かしたり、074余程(よほど)骨(ほね)を折(を)りておかんと、075早(はや)く表(おもて)になりたら成(な)りたらと申(もう)して待(ま)ちて居(を)りても、076此(こ)の内部(なか)の行状(おこない)が修(おさ)まらん様(やう)な事(こと)でありたら、077日々(にちにち)の勤(つと)めが辛(つろ)うて堪(こば)れんぞよ。078神(かみ)の容器(いれもの)を余程(よほど)揃(そろ)うて研(みが)いて居(を)らんと、079実地(せうまつ)が出(で)て来(き)たら烈(はげ)しうて、080善悪(ぜんあく)が厳重(げんじゅう)に判(わか)るから、081大(おほ)きな声(こえ)も出(で)んやうに成(な)るぞよ。082さう成(な)らんと誠(まこと)の改心(かいしん)は、083今(いま)の人民(じんみん)は能(よ)う致(いた)さんぞよ。
084 何時(いつ)でも気障(きざわ)りの在(あ)る人民(じんみん)が此(この)大本(おほもと)へ這入(はい)りて来(き)たら、085何(なん)とは無(な)しにそこらの事(こと)が烈(はげ)しう成(なり)て、086恐(おそろし)うて迯(に)げて帰(かへ)らねば成(な)らんぞよ。087今度(こんど)は身魂(みたま)の研(みが)けた人民(じんみん)から早(はや)く宜(よ)くなるぞよ。088身魂(みたま)の洗濯(せんたく)が何(なに)よりも一番(いちばん)に骨(ほね)が折(をれ)るぞよ。089暑(あつ)さ凌(しの)いで秋(あき)吹(ふ)く風(かぜ)を待(ま)てど、090世界(せかい)は寒(さむ)しくなると云(い)ふ事(こと)が、091筆先(ふでさき)に出(だ)して在(あ)ろうがな。092上(うへ)へ登(のぼ)りて居(を)る人(ひと)が降(くだ)る世(よ)が参(まい)りて来(き)て、093昇(のぼ)り降(くだ)りで世界(せかい)は大分(だいぶ)騒(さわ)がしく成(な)ると申(もう)して在(あ)るが、094天地(てんち)が覆(かへ)る世(よ)が参(まい)りたぞよ。095天地(てんち)が覆(かへ)ると申(もう)すのは、096身魂(みたま)が上(う)エ下(し)タに変(かは)る事(こと)であるぞよ。097外国(がいこく)ばかりでは無(な)いぞよ。098脚下(あしもと)に御用心(ごようじん)なされよ。099三千世界(さんぜんせかい)の霊魂(みたま)の調査(あらため)、100身魂(みたま)の洗濯(せんたく)いたすのが遅(おそ)く成(な)りたぞよ。101余(あま)りヒドイ垢(あか)が溜(たま)りて居(を)るので、102神(かみ)も骨(ほね)が折(を)れるぞよ。103今度(こんど)綾部(あやべ)の大本(おほもと)に咲(さ)く花(はな)は、104昔(むかし)からの苦労(くろう)の凝固(かたまり)で在(あ)るから、105咲(さ)いたら万古(まんご)末代(まつだい)萎(しほ)れぬ花(はな)であるぞよ。106珍(めず)らしき世界(せかい)に亦(また)と無(な)い結構(けっこう)な花(はな)であるぞよ。107世界(せかい)の大本(おほもと)と成(な)る大望(たいもう)な処(ところ)が、108斯様(こん)な粗末(そまつ)な所(ところ)であるから、109今(いま)から嬉(うれ)しいやうな事(こと)を為(し)て見(み)せたら、110人民(じんみん)と申(もう)すものは近慾(ちかよく)なもので在(あ)るから、111結構(けっこう)と申(もう)して皆(みな)が集(よ)りて来(く)るなれど、112早(はや)く咲(さ)くやうな花(はな)は散(ち)るのも速(はや)いぞよ。
113 今度(こんど)大本(おほもと)に咲(さ)く花(はな)は苦労(くろう)、114悔(くや)しの凝(かた)まった、115神国(しんこく)の実(みの)りのいたす生(い)き花(ばな)であるから、116変性男子(へんじょうなんし)と、117変性女子(へんじょうにょし)と、118龍宮(りゅうぐう)の乙姫(おとひめ)どのと、119禁闕金(きんかつかね)の神(かみ)と、120四魂(しこん)揃(そろ)ふて世(よ)に落(お)ちて居(を)りた霊魂(みたま)が御用(ごよう)いたして、121神国(しんこく)の光(ひかり)を出(だ)すのであるぞよ。122今迄(いままで)世(よ)に出(で)て居(を)れた神様(かみさま)も、123此(この)世(よ)の上(うへ)に立(た)ちて居(を)りた守護神(しゅごじん)も改心(かいしん)なされて、124一(ひと)つの道(みち)へ立(たち)帰(かへ)りて、125日本(にほん)の中(うち)の御守護(ごしゅご)遊(あそ)ばすやうに成(な)りたら、126誠(まこと)に結構(けっこう)であるぞよ。127艮(うしとら)の金神(こんじん)は独(ひと)り手柄(てがら)を為(す)るので無(な)いぞよ。128皆(みな)手(て)を引(ひき)合(お)ふて揃(そろ)ふて宜(よ)くなりて、129喜(よろ)こばしたいので在(あ)るなれど、130皆(みな)取(と)り様(やう)が違(ちご)ふて居(を)るぞよ。131小(ちさ)い心(こころ)の人民(じんみん)神(かみ)は嫌(きら)い。132梅(うめ)は咲(さ)く、133桜(さくら)は枯(か)れる、134竹(たけ)は倒(たお)れる、135松(まつ)が栄(さか)える世(よ)が参(まい)りたから、136日本(にほん)の人民(じんみん)揃(そろ)ふて外国(がいこく)よりも先(さき)に改心(かいしん)いたして下(くだ)されよ。137竹(たけ)は倒(たお)れる桜(さくら)は散(ち)る世(よ)がまゐりたぞよ。138松(まつ)と梅(うめ)とは日本(にほん)なり、139竹(たけ)は外国(がいこく)に譬(たと)へてあるなり、140桜(さくら)は仏(ぶつ)に譬(たと)へてあるから、141心(こころ)で汲(く)み取(と)りて下(くだ)され。142松(まつ)と梅(うめ)の心(こころ)で無(な)いと、143日本(にほん)の国(くに)に居(を)りての守護(しゅご)が出来(でき)ん事(こと)になるから、144明治(めいじ)二十五年(ねん)から気(き)が注(つ)けてありたぞよ。145中(なか)には日本(にほん)も外国(がいこく)も別(べつ)に違(ちご)うた事(こと)は無(な)い筈(はず)じゃ、146同(おな)じ神(かみ)の造(つく)りた国(くに)であるのに、147日本(にほん)日本(にほん)と依怙贔負(えこひいき)を致(いた)す、148世間(せけん)見(み)ずの狭(せま)い勝手(かって)な神(かみ)じゃと申(もう)すものも、149沢山(たくさん)現(あら)はれて来(く)るなれど、150ソレは天地(てんち)の先祖(せんぞ)の神(かみ)の広(ひろ)い深(ふか)い御心(みこころ)が判(わか)らん、151悪(あく)の守護神(しゅごじん)の憑(うつ)りて居(を)る外国(がいこく)身魂(みたま)であるから、152深(ふか)い経綸(しぐみ)の奥(おく)が分(わか)らんからであるぞよ。153人民(じんみん)の申(もう)す事(こと)は一寸(ちょっと)聞(き)くと、154立派(りっぱ)な理窟(りくつ)に合(お)ふたやうな事(こと)を申(もう)せども、155天地(てんち)の元(もと)の生神(いきがみ)とは精神(せいしん)が全部(すっくり)違(ちご)ふて居(を)るから、156トコトン改心(かいしん)致(いた)して、157今(いま)までの学(がく)で溜(たま)りた塵埃(ごもく)を掃(は)き出(だ)して了(しま)はねば、158何(なに)も判(わか)りは致(いた)さんぞよ。
159 今度(こんど)の世(よ)の立替(たてかへ)は、160昔(むかし)から因縁(いんねん)の在(あ)る変生男子(へんじょうなんし)と、161女子(にょし)との身魂(みたま)でないと、162物事(ものごと)成就(じょうじゅ)いたさんから、163外(ほか)の役員(やくいん)が何程(なにほど)智慧(ちえ)で考(かんが)へて相談(そうだん)をして行(や)りても、164途中(とちゅう)で邪魔(じゃま)が這入(はい)りて、165虻蜂(あぶはち)取(と)らずの事(こと)が出来(しゅったい)いたすから、166此(この)大本(おほもと)の経綸(しぐみ)は女子(にょし)に致(いた)さすから、167自己(われ)の我(が)で行(や)ろうと思(おも)ふたら、168物事(ものごと)九分九厘(くぶくりん)の所(とこ)で覆(かへ)るぞよと申(もう)して、169毎度(まいど)筆先(ふでさき)で知(し)らしてあれど、170今(いま)の人民(じんみん)は鼻(はな)が高(たこ)うて、171我(われ)ほどエライ解(わか)りたものは無(な)いと思(おも)ふて、172慢心(まんしん)が強(きつ)いから、173何時(いつ)も縮尻(しくじり)が出来(でき)るぞよ。174人民(じんみん)の考(かんが)へ位(くらゐ)で出来(でき)る事(こと)なら、175三千年(さんぜんねん)あまりて神(かみ)は悔(くや)しい残念(ざんねん)を堪(こば)りて、176斯(こ)んな苦労(くろう)は致(いた)さいでも宜(よ)いなれど、177今度(こんど)の事(こと)は中々(なかなか)口(くち)で申(もう)すやうな浅(あさ)い小(ちい)さい事(こと)でないから、178此(この)大本(おほもと)の内(なか)の経綸(しぐみ)は、179何事(なにごと)も機(はた)織(を)る人(ひと)の差図(さしず)に従(したご)ふて致(いた)さんと、180利巧(りこう)を出(だ)していたしたら、181神(かみ)の精神(せいしん)と合(あ)はんから、182却(かえっ)て気(き)の毒(どく)な事(こと)が出来(でき)るぞよ。
183 艮(うしとら)の金神(こんじん)は三千年(さんぜんねん)あまりて仕組(しぐみ)た事(こと)を、184筆先(ふでさき)で知(し)らして此(この)世(よ)の艮(とどめ)を刺(さ)して、185天(てん)の大神様(おほかみさま)に御目(おんめ)に掛(か)ける御役(おんやく)であるなり、186坤(ひつじさる)の金神(こんじん)は実地(じっち)の経綸(しぐみ)を致(いた)す御役(おんやく)なり、187大地(だいち)の根神(こんじん)禁勝金(きんかつかね)の神(かみ)は金(かね)の守護(しゅご)をいたすなり、188龍宮(りゅうぐう)の乙姫殿(おとひめどの)は日(ひ)の出(で)の神(かみ)と引(ひき)添(そ)ふて外国(がいこく)での御働(おはたら)きを遊(あそ)ばすなり、189四魂(しこん)揃(そろ)ふて三千世界(さんぜんせかい)の立替(たてかへ)立直(たてなほ)しを致(いた)す、190大望(たいもう)な御役(おんやく)であるから、191此(この)大本(おほもと)へ立(たち)寄(よ)る人(ひと)は其(その)心(こころ)で居(を)りて下(くだ)さらんと、192物事(ものごと)九分九厘(くぶくりん)で成就(じょうじゅ)いたさんぞよ。
193 今迄(いままで)の世(よ)は外国(がいこく)の身魂(みたま)が覇張(はば)る世(よ)で、194金(かね)で面(つら)を張(は)る世(よ)で在(あ)りたなれど、195二度目(にどめ)の世(よ)の立替(たてかへ)をいたす綾部(あやべ)の大本(おほもと)は、196金(かね)では面(つら)は張(は)らさんぞよ。197さっぱり今迄(いままで)とは物事(ものごと)を替(か)へて、198天地(てんち)上下(うへした)に致(いた)すのであるから、199上(うへ)へ上(あが)りて外国(がいこく)の身魂(みたま)になりて居(を)りた人民(じんみん)は、200心(こころ)の底(そこ)から改心(かいしん)いたさんと、201日本(にほん)の間(ま)に合(あ)はん事(こと)に成(な)りて、202気(き)の毒(どく)なものであるぞよ。203此(この)神(かみ)表(おもて)に成(な)りかけたら我(われ)も私(わし)もと申(もう)して、204金銀(きんぎん)持(も)ちて世話(せわ)さして呉(く)れと申(もう)して、205詰(つめ)かけて来(く)るなれど、206今度(こんど)は身魂(みたま)に因縁(いんねん)の無(な)き人民(じんみん)の金(かね)は用(もち)ゐられんぞよ。207今(いま)は態(わざ)とに此(この)大本(おほもと)の中(なか)は、208淋(さび)しく致(いた)して見(み)せてあれど、209先(さき)に成(な)りたら金銀(きんぎん)は雨(あめ)の降(ふ)る如(ごと)く、210謝絶(ことわり)に困(こま)る様(やう)に成(な)りて来(く)る、211世界(せかい)の大本(おほもと)で在(あ)るぞよ。212神(かみ)の道(みち)はチットも慾(よく)は致(いた)されんから、213金(かね)が欲(ほ)しい様(やう)な精神(せいしん)では、214今度(こんど)の大望(たいもう)は成就(じょうじゅ)いたさんぞよ。
215 是(これ)までの世(よ)は大将(たいしょう)が無(な)い同様(どふやう)の世(よ)に成(な)りて、216強(つよ)いもの勝(がち)の世(よ)で在(あ)りたから、217自分(われ)さえ宜(よ)けりや他人(ひと)は如何様(どない)成(な)ろうとも、218構(かま)はん世(よ)に成(な)りて居(を)りたから、219二度目(にどめ)の天(あま)の岩戸(いわと)開(びら)きを致(いた)して、220新(さら)つの世(よ)に致(いた)して、221神世(かみよ)一代(いちだい)の事(こと)、222此(この)世(よ)一切(いっさい)の事(こと)を改(あらた)めいたして、223斯(この)世(よ)を持(もち)荒(あら)した守護神(しゅごじん)の改(あらた)めに掛(かか)りて、224野天狗(のてんぐ)、225野狐(のぎつね)、226狸(たぬき)、227この世(よ)の風来者(ふうらいもの)を夫(そ)れ夫(ぞ)れ処分(らち)を付(つ)けて、228悪(あく)の守護神(しゅごじん)に使(つか)はれて居(を)りた肉体(にくたい)は、229外国(がいこく)根(ね)の国(くに)底(そこ)の国(くに)行(ゆ)きと致(いた)すから、230其(その)覚悟(かくご)を致(いた)されよ。231出口(でぐち)直(なを)の日々(ひび)の願(ねがい)が耳(みみ)へ這入(はい)る守護神(しゅごじん)なら、232此(こ)の大本(おほもと)から構(かも)ふてやれば、233万古(まんご)末代(まつだい)の結構(けっこう)な事(こと)であるなり、234根(ね)の国(くに)底(そこ)の国(くに)に落(おと)されたら、235モウ是(これ)からは日本(にほん)の土地(をつち)を踏(ふま)して貰(もら)ふ事(こと)は出来(でき)ん事(こと)に成(なる)から、236気(き)を注(つ)けたので在(あ)るぞよ。
237 素盞嗚尊(すさのおのみこと)の霊魂(みたま)が体主霊従(あく)に覆(かへ)りて、238天地(てんち)の岩戸(いわと)を閉(し)めた故(ゆえ)に、239天(てん)も地(ち)も妖気(くもり)起(き)りて了(しも)ふて、240草木(くさき)の色(いろ)まで天然(てんねん)の光沢(ひかり)も出(で)んやうになりて、241稲(いね)にも、242豆(まめ)にも、243野菜物(やさい)にも、244花(はな)にも、245果物(くだもの)にも悪(わる)い虫(むし)が湧(わ)くやうになりて、246十分(じゅうぶん)の取穫(とりいれ)も出来(でき)んやうになりて居(を)るから、247今度(こんど)は一番(いちばん)に此(この)霊魂(みたま)から、248御改心(ごかいしん)をして貰(もら)はねば、249天地(てんち)の岩戸(いわと)は何時(いつ)まで掛(かか)りても開(ひら)けんから、250変生女子(へんじょうにょし)の改心(かいしん)が一番(いちばん)であるぞよ。251今度(こんど)天地(てんち)の岩戸(いわと)が開(ひら)けたら、252草木(くさき)も、253人民(じんみん)も、254山(やま)も、255海(うみ)も光(ひか)り輝(かがや)いて、256誠(まこと)にそこら中(じゅう)がキラキラ致(いた)して、257楽(たの)もしい世(よ)の穏(おだや)かな世(よ)になるぞよ。258是(これ)が誠(まこと)の神世(かみよ)であるぞよ。259雨(あめ)も欲(ほ)しい時分(じぶん)に降(ふ)り、260風(かぜ)も欲(ほ)しい時(とき)に吹(ふ)いて、261人民(じんみん)の身魂(みたま)も清(きよ)らかになりて、262天下(てんか)泰平(たいへい)、263天地(てんち)の身魂(みたま)が勇(いさ)む世(よ)になるぞよ。264月(つき)も日(ひ)もモット光(ひか)りが強(つよ)くなりて、265水晶(すいしょう)のやうに物(もの)が透(す)き通(とほ)りて見(み)え出(だ)すから、266悪(あく)の身魂(みたま)の潜(かく)れる場所(ばしょ)が無(な)きやうになるぞよ。267時節(じせつ)が来(き)たぞよ用意(ようい)をなされ。
268 今度(こんど)の御用(ごよう)は各自(めいめい)同(おな)じ御用(ごよう)はさしてないぞよ。269昔(むかし)からの霊魂(みたま)の因縁(いんねん)だけのことをさすぞよ。270出口(でぐち)直(なを)には筆先(ふでさき)で知(し)らさすなり、271純子(すみこ)には筆先(ふでさき)の代(かわ)りに口(くち)で言(い)はさすなり、272上田(うえだ)喜三郎(きさぶろう)は出口(でぐち)王仁三郎(おにさぶろう)と名(な)を替(か)へさして、273神界(しんかい)の経綸(しぐみ)の御用(ごよう)に使(つか)ふなり、274役員(やくいん)は役員(やくいん)で各自(めいめい)に異(ちが)うた御用(ごよう)を致(いた)さすから、275同(おな)じ御用(ごよう)は一人(いちにん)も無(な)いぞよ。276皆(みな)霊魂(みたま)に因縁(いんねん)ありての御用(ごよう)を神(かみ)が致(いた)さすのであるから、277素直(すなほ)に聞(き)いて下(くだ)さらんと、278我(が)を出(だ)したら縮尻(しくじり)が出来(でき)るぞよ。279神(かみ)は何事(なにごと)も前(まえ)つ前(まえ)つに気(き)を注(つ)けるぞよ。
280 この大本(おほもと)は、281筆先(ふでさき)通(どほ)りに致(いた)さねば、282人民(じんみん)の我(が)でやろうと思(おも)ふたら、283何(なに)一(ひと)つ物事(ものごと)成就(じょうじゅ)いたさんぞよ。284ドイライ目醒(めざ)ましに会(お)ふて、285世界(せかい)の人(ひと)に顔(かお)も合(あ)はされず、286大(おほ)きな息(いき)も能(よ)うせずに、287家(いえ)の隅隈(すみくま)に隠(かく)れて居(を)らんならん事(こと)が出来(しゅったい)いたすから、288筆先(ふでさき)を十分(じゅうぶん)に見詰(みつめ)て、289其(そ)の行(おこな)いをいたして下(くだ)されと、290クドウ申(もう)すのであるぞよ。291此(この)神(かみ)の申(もう)す事(こと)を軽(かる)くとりて、292何時(いつ)も同(おな)じ烏(からす)が啼(な)いとる位(くら)いに思(おも)ふて、293何時(いつ)までもシブトウ聞(き)かんと、294何時(いつ)船(ふね)が覆(かへ)るやら知(し)れんから、295此(この)大本(おほもと)へ来(き)て御用(ごよう)をいたさうと思(おも)ふたら、296余程(よほど)しっかり致(いた)さんと、297肝腎(かんじん)の時(とき)の御用(ごよう)には使(つか)はんぞよ。298神(かみ)の申(もう)す間(うち)に聞(き)かんと、299モウ神(かみ)は堪忍袋(こらへぶくろ)が切(き)れるから、300此(こ)の堪忍袋(こらへぶくろ)が切(き)れたら、301到底(とうてい)叶(かな)はんぞよ。
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