霊界物語.ネット
~出口王仁三郎 大図書館~
設定
|
ヘルプ
ホーム
神諭
大本神諭
明治25年旧1月(日不明)
(年月日不明)
明治25年旧5月5日
明治26年(月日不明)
明治26年旧7月12日
明治27年旧1月3日
明治29年旧5月26日
明治29年旧8月23日
明治29年旧12月2日
明治30年(月日不明)
明治30年旧11月6日
明治31年旧1月3日
明治31年旧3月24日
明治31年閏3月6日
明治31年閏3月27日
明治31年旧4月4日
明治31年旧4月16日
明治31年旧5月5日
明治31年旧7月16日
明治31年旧8月7日
明治31年旧8月27日
明治31年旧9月30日
明治31年旧11月5日
明治31年旧11月30日
明治31年旧12月26日
明治32年(月日不明)
明治32年旧1月(日不明)
明治32年旧1月18日
明治32年旧2月(日不明)
明治32年旧2月3日
明治32年旧2月3日
明治32年旧3月(日不明)
明治32年旧4月(日不明)
明治32年旧4月12日
明治32年旧4月22日
明治32年旧6月(日不明)
明治32年旧6月3日
明治32年旧6月9日
明治32年旧6月10日
明治32年旧6月18日
明治32年旧6月20日
明治32年旧6月23日
明治32年旧7月(日不明)
明治32年旧7月1日
明治32年旧7月1日
明治32年旧7月3日
明治32年旧7月9日
明治32年旧7月29日
明治32年旧8月(日不明)
明治32年旧9月19日
明治32年旧12月17日
明治32年旧12月29日
明治33年旧1月7日
明治33年旧1月15日
明治33年旧3月1日
明治33年旧4月7日
明治33年旧5月20日
明治33年旧6月10日
明治33年旧7月30日
明治33年旧8月4日
明治33年旧8月5日
明治33年旧8月6日
明治33年旧8月6日
明治33年旧8月6日
明治33年旧8月8日
明治33年旧8月8日
明治33年旧8月10日
明治33年旧8月11日
明治33年旧8月13日
明治33年旧8月16日
明治33年旧8月20日
明治33年閏8月1日
明治33年閏8月1日
明治33年閏8月2日
明治33年閏8月2日
明治33年閏8月4日
明治33年閏8月5日
明治33年閏8月23日
明治33年旧9月6日
明治33年旧9月12日
明治33年旧12月11日
明治33年旧12月13日
明治34年旧1月16日
明治34年旧2月24日
明治34年旧3月7日
明治34年旧6月3日
明治34年旧7月15日
明治34年旧8月5日
明治34年旧8月6日
明治34年旧9月1日
明治34年旧9月16日
明治34年旧9月17日
明治34年旧9月18日
明治34年旧11月(日不明)
明治34年旧11月9日
明治34年旧12月3日
明治35年旧3月(日不明)
明治35年旧3月8日
明治35年旧3月8日
明治35年旧3月11日
明治35年旧3月12日
明治35年旧3月14日
明治35年旧4月3日
明治35年旧6月1日
明治35年旧6月3日
明治35年旧6月8日
明治35年旧6月10日
明治35年旧6月14日
明治35年旧6月16日
明治35年旧6月20日
明治35年旧7月1日
明治35年旧7月11日
明治35年旧7月11日
明治35年旧7月12日
明治35年旧7月16日
明治35年旧7月16日
明治35年旧7月25日
明治36年旧1月1日
明治36年旧1月3日
明治36年旧1月3日
明治36年旧1月5日
明治36年旧1月9日
明治36年旧1月30日
明治36年旧2月9日
明治36年旧2月29日
明治36年旧3月5日
明治36年旧4月1日
明治36年旧5月1日
明治36年旧5月6日
明治36年旧5月8日
明治36年旧5月11日
明治36年旧5月18日
明治36年旧5月19日
明治36年閏5月23日
明治36年閏5月23日
明治36年旧6月(日不明)
明治36年旧6月4日
明治36年旧6月5日
明治36年旧6月7日
明治36年旧6月8日
明治36年旧6月12日
明治36年旧6月14日
明治36年旧6月15日
明治36年旧6月15日
明治36年旧6月17日
明治36年旧7月13日
明治36年旧7月24日
明治36年旧8月16日
明治36年旧8月22日
明治36年旧8月22日
明治36年旧8月27日
明治36年旧8月30日
明治36年旧9月18日
明治36年旧10月1日
明治36年旧10月1日
明治36年旧10月10日
明治36年旧10月10日
明治36年旧11月4日
明治36年旧11月9日
明治36年旧11月14日
明治36年旧11月19日
明治36年旧12月7日
明治36年旧12月10日
明治36年旧12月10日
明治36年旧12月25日
明治36年旧12月28日
明治36年旧12月29日
明治36年旧12月29日
明治37年旧1月10日
明治37年旧1月11日
明治37年旧1月11日
明治37年旧1月11日
明治37年旧1月16日
明治37年旧2月11日
明治37年旧7月5日
明治37年旧7月12日
明治37年旧8月3日
明治37年旧8月10日
明治38年旧4月16日
明治39年旧12月2日
明治40年旧7月11日
明治40年旧8月26日
明治40年旧10月16日
明治41年旧4月24日
明治41年旧6月8日
明治41年旧6月13日
明治41年旧6月15日
明治41年旧8月14日
明治41年旧10月10日
明治41年旧10月15日
明治41年旧10月18日
明治42年旧10月6日
明治42年旧10月29日
明治43年旧4月15日
明治43年旧4月18日
明治43年旧8月7日
明治43年旧9月10日
明治43年旧9月28日
大正元年旧3月8日
大正元年旧7月4日
大正元年旧7月30日
大正元年旧8月19日
大正元年旧10月5日
大正2年旧9月11日
大正3年旧5月24日
大正3年旧7月11日
大正3年旧7月14日
大正3年旧9月17日
大正3年旧9月17日
大正3年旧9月19日
大正4年旧1月23日
大正4年旧4月6日
大正4年旧4月9日
大正4年旧4月14日
大正4年旧5月4日
大正4年旧5月13日
大正4年旧6月8日
大正4年旧6月11日
大正4年旧6月11日
大正4年旧6月12日
大正4年旧6月13日
大正4年旧6月15日
大正4年旧6月20日
大正4年旧6月22日
大正4年旧6月28日
大正4年旧7月12日
大正4年旧7月15日
大正4年旧8月28日
大正4年旧8月30日
大正4年旧11月6日
大正4年旧11月26日
大正4年旧12月2日
大正5年旧2月3日
大正5年旧2月3日
大正5年旧2月8日
大正5年旧3月6日
大正5年旧3月14日
大正5年旧3月17日
大正5年旧3月23日
大正5年旧3月28日
大正5年旧5月14日
大正5年旧5月18日
大正5年旧5月18日
大正5年旧5月21日
大正5年旧6月10日
大正5年旧7月23日
大正5年旧8月5日
大正5年旧9月5日
大正5年旧9月5日
大正5年旧9月9日
大正5年旧10月2日
大正5年旧11月8日
大正5年旧11月8日
大正5年旧11月21日
大正5年旧12月3日
大正6年旧1月22日
大正6年旧1月23日
大正6年旧2月9日
大正6年閏2月22日
大正6年閏2月25日
大正6年旧3月9日
大正6年旧3月12日
大正6年旧4月17日
大正6年旧4月26日
大正6年旧5月6日
大正6年旧8月22日
大正6年旧9月5日
大正6年旧9月30日
大正6年旧10月16日
大正6年旧11月23日
大正7年旧1月12日
大正7年旧1月13日
大正7年旧1月23日
大正7年旧2月26日
大正7年旧2月26日
大正7年旧3月15日
大正7年旧10月29日
×
設定
この文献を王仁DBで開く
印刷用画面を開く
[?]
プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。
[×閉じる]
話者名の追加表示
[?]
セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。
[×閉じる]
追加表示する
追加表示しない
【標準】
表示できる章
テキストのタイプ
[?]
ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。
[×閉じる]
通常のテキスト
【標準】
コピー用のテキスト
文字サイズ
S
【標準】
M
L
ルビの表示
通常表示
【標準】
括弧の中に表示
表示しない
アンカーの表示
[?]
本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。
[×閉じる]
左側だけに表示する
【標準】
表示しない
全てのアンカーを表示
宣伝歌
[?]
宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。
[×閉じる]
一段組
【標準】
二段組
脚注[※]用語解説
[?]
[※]、[*]、[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。[※]は主に用語説明、[*]は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
脚注マークを表示する
【標準】
脚注マークを表示しない
脚注[*]編集用
[?]
[※]、[*]、[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。[※]は主に用語説明、[*]は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
脚注マークを表示する
脚注マークを表示しない
【標準】
外字の外周色
[?]
一般のフォントに存在しない文字は専用の外字フォントを使用しています。目立つようにその文字の外周の色を変えます。
[×閉じる]
無色
【標準】
赤色
現在のページには外字は使われていません
表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。
【新着情報】
サイトをリニューアルしました。不具合がある場合は
従来バージョン
をお使い下さい|
サブスク
のお知らせ
神諭
>
大本神諭
> 大正7年旧3月15日
<<< 大正7年旧2月26日
(B)
(N)
大正7年旧10月29日 >>>
大正七年旧三月十五日
インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1918(大正7)年4月25日(旧3月15日)
神霊界掲載号:
大正7年11月1日号(第73号) 3頁
神霊界八幡書店復刻版:
第3巻 291頁
七巻本:
第4巻 135頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
なし
東洋文庫火の巻:
235頁
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
87頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2018-03-22 19:22:49
OBC :
os146
001
天
(
てん
)
の
御先祖
(
ごせんぞ
)
様
(
さま
)
が、
002
此
(
この
)
世
(
よ
)
には
何
(
ど
)
うでも
宜
(
よ
)
いといふやうな
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
り、
003
押
(
を
)
し
籠
(
こ
)
まれて
居
(
を
)
りた
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
が
無
(
な
)
いやうに
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
りた
故
(
ゆゑ
)
に、
004
この
世
(
よ
)
が
闇雲
(
やみくも
)
に
成
(
な
)
りて
了
(
しも
)
ふて
現今
(
いま
)
の
体裁
(
ていさい
)
、
005
えらい
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
りたものであるぞよ。
006
この
時代
(
よ
)
が
来
(
く
)
る
事
(
こと
)
が、
007
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
からよく
分
(
わか
)
りて
居
(
を
)
りて、
008
日本
(
にほん
)
の
霊
(
ひ
)
の
本
(
もと
)
には、
009
一
輪
(
りん
)
の
仕組
(
しぐみ
)
がしてありて、
010
よく
解
(
わか
)
るやうに、
011
変生男子
(
へんぜうなんし
)
の
手
(
て
)
で
大国常立尊
(
おほくにとこたちのみこと
)
が
書
(
か
)
いたり、
012
言葉
(
ことば
)
とで、
013
爰
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
りた
折
(
をり
)
には
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
して、
014
身魂
(
みたま
)
を
磨
(
みが
)
きて
居
(
を
)
るやうに、
015
今
(
いま
)
に
知
(
し
)
らして
居
(
を
)
るなれど、
016
人民
(
じんみん
)
には
解
(
わか
)
らん
筈
(
はづ
)
、
017
守護神
(
しゅごうじん
)
に
解
(
わか
)
らんから、
018
肉体
(
にくたい
)
に
解
(
わか
)
らなんだが、
019
何彼
(
なにか
)
の
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
たから、
020
御筆先
(
おふでさき
)
通
(
どほ
)
りに
何
(
なに
)
も一
度
(
ど
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
て、
021
一
度
(
ど
)
に
開
(
ひら
)
く
梅
(
うめ
)
の
花
(
はな
)
、
022
遅
(
おそ
)
く
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
る
丈
(
だけ
)
一
度
(
ど
)
に
開
(
ひら
)
けるから、
023
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
天地
(
てんち
)
から
見
(
み
)
せてあるから、
024
開
(
ひら
)
け
出
(
だ
)
したら
迅
(
はや
)
いぞよ。
025
天地
(
てんち
)
の
大神
(
おほかみ
)
、
026
元
(
もと
)
の
活神
(
いきがみ
)
は
昼夜
(
よるひる
)
といふ
事
(
こと
)
も
無
(
な
)
し、
027
暑
(
あ
)
つい
寒
(
さむ
)
いといふ
厭
(
いとい
)
はないから、
028
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どう
)
りに
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
たから、
029
一
日
(
にち
)
増
(
ま
)
しに
仕組
(
しぐ
)
みてある
事
(
こと
)
が
順
(
じゅん
)
に
出現
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
030
長
(
なが
)
う
掛
(
かか
)
りて
居
(
を
)
りたら、
031
何方
(
どちら
)
の
国
(
くに
)
も
潰
(
つぶ
)
れて
了
(
しも
)
ふから、
032
九
分
(
ぶ
)
九
厘
(
りん
)
で
悪
(
あく
)
の
世
(
よ
)
の
終末
(
しまい
)
と
成
(
な
)
りて、
033
二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
して
末代
(
まつだい
)
の
事
(
こと
)
が
決
(
きま
)
りて、
034
従来
(
これまで
)
の
習慣
(
やりかた
)
制度
(
ほじつ
)
を
薩張
(
さっぱり
)
変
(
か
)
へて
了
(
しも
)
ふから、
035
申
(
まう
)
すやうに
致
(
いた
)
さん
身魂
(
みたま
)
は
為
(
せ
)
な
為
(
す
)
るやうに
変
(
かへ
)
さすぞよ。
036
向后
(
このさき
)
で
慢心
(
まんしん
)
と
従来
(
これまで
)
の
遣
(
やり
)
方
(
かた
)
を
一寸
(
ちょっと
)
でも
致
(
いた
)
した
守護神
(
しゅごうじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
りたら、
037
規則
(
きそく
)
通
(
どう
)
りにして
了
(
しま
)
ふぞよ。
038
天地
(
てんち
)
の
相違
(
ちがひ
)
に
何事
(
なにごと
)
も
変
(
かは
)
りて
了
(
しま
)
ふぞよ。
039
為損
(
しそこな
)
ひの
無
(
な
)
いやうに
皆
(
みな
)
致
(
いた
)
されよ。
040
爰
(
ここ
)
まで
口
(
くち
)
と
手
(
て
)
とで
知
(
し
)
らしたらこれに
落度
(
おちど
)
はよもやあるまい。
041
この
上
(
うへ
)
は
各自
(
めんめ
)
に
自己
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
を
自己
(
われ
)
が
審査
(
あらた
)
めて、
042
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
は
善
(
よ
)
いと
悪
(
わるい
)
との
鑑
(
かがみ
)
が
出
(
で
)
るから、
043
鑑
(
かがみ
)
を
見
(
み
)
て
善
(
よ
)
い
方
(
ほう
)
へ
写
(
うつ
)
るやうに
致
(
いた
)
さんと、
044
悪
(
わる
)
い
方
(
ほう
)
へうつりたら、
045
末代
(
まつだい
)
善
(
よ
)
い
方
(
ほう
)
へは
上
(
あが
)
る
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
ん
規則
(
きそく
)
が
決
(
きま
)
るから、
046
今
(
いま
)
の
転換期
(
かはりめ
)
に、
047
充分
(
じゅうぶん
)
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
ひをさせんやうに………。
048
向后
(
このさき
)
の
規則
(
きそく
)
は
善
(
ぜん
)
の
方
(
ほう
)
も
末代
(
まつだい
)
であるぞよ。
049
悪
(
あく
)
も
末代
(
まつだい
)
、
050
底
(
そこ
)
の
国
(
くに
)
仕舞
(
しまい
)
であるから、
051
従来
(
これまで
)
の
心
(
こころ
)
と
遣
(
やり
)
方
(
かた
)
を
変
(
か
)
へて
了
(
しま
)
はんと、
052
悪
(
あく
)
の
遣
(
やり
)
方
(
かた
)
致
(
いた
)
す
守護神
(
しゅごうじん
)
に
使
(
つか
)
はれたら、
053
向后
(
このさき
)
未代
(
まつだい
)
嬉
(
うれ
)
しい
事
(
こと
)
の
無
(
な
)
い
所
(
とこ
)
へ
落
(
をと
)
されるから、
054
今
(
いま
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るのにまだ
念
(
ねん
)
を
入
(
い
)
れて
書
(
か
)
かして
置
(
お
)
くぞよ。
055
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
との
鑑
(
かがみ
)
を
見
(
み
)
て
善
(
ぜん
)
の
遣
(
やり
)
方
(
かた
)
へうつるやうに、
056
心
(
こころ
)
を
持
(
も
)
ちかへて
貰
(
もら
)
はんと、
057
向后
(
このさき
)
は
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
大間違
(
おほまちがい
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
058
時節
(
じせつ
)
には、
059
何
(
なに
)
も
敵
(
かな
)
はんと
申
(
もう
)
してあるが、
060
何彼
(
なにか
)
の
時節
(
じせつ
)
がまはりて
来
(
き
)
て、
061
善悪
(
ぜんあく
)
の
根本
(
こっぽん
)
の
事
(
こと
)
を
説
(
と
)
いて
聞
(
き
)
かせる
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
たから、
062
上
(
うへ
)
へあがりて
居
(
を
)
れる
守護神
(
しゅごうじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
れる
肉体
(
にくたい
)
が、
063
何
(
なん
)
となく
心
(
こゝろ
)
が
寂
(
さび
)
しく
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るといふ
事
(
こと
)
が、
064
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
世界中
(
せかいぢう
)
の
事
(
こと
)
が、
065
伊呂波
(
いろは
)
四十八
文字
(
もじ
)
で
書
(
か
)
かしてある
事
(
こと
)
が
響
(
こた
)
へて
来
(
き
)
て、
066
発根
(
ほっごん
)
と
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
す
守護神
(
しゅごうじん
)
は
結構
(
けっこう
)
であるが、
067
今
(
いま
)
に
大
(
おほ
)
きな
目的
(
もくてき
)
のある
守護神
(
しゅごうじん
)
は
可哀相
(
かあいさう
)
なれど、
068
余
(
あま
)
り
大
(
おほ
)
きな
取
(
とり
)
違
(
ちがい
)
、
069
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
近
(
ちか
)
う
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
て
居
(
を
)
るから、
070
最
(
も
)
う
揃
(
そろ
)
ふて
解
(
わか
)
らんと、
071
一
度
(
ど
)
にキリキリ
舞
(
ま
)
はな
成
(
な
)
らん
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
て
来
(
き
)
て、
072
何所
(
どこ
)
へ
取
(
と
)
り
附
(
つ
)
く
島
(
しま
)
は
無
(
な
)
い、
073
何
(
ど
)
う
仕様
(
しよう
)
も
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
が
近
(
ちか
)
うなりて
来
(
き
)
て
居
(
を
)
るぞよ。
074
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
時節
(
じせつ
)
が
来
(
き
)
たぞよ。
075
歓
(
よろこ
)
ぶ
身魂
(
みたま
)
と
悲
(
かな
)
しみてキリキリ
舞
(
ま
)
はな
成
(
な
)
らん
身魂
(
みたま
)
とが
出来
(
でき
)
るから、
076
申
(
まう
)
す
事
(
こと
)
を
疑
(
うたが
)
はずと、
077
発根
(
ほっごん
)
の
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
さんと、
078
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
も
爰
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
る
事
(
こと
)
を
待
(
ま
)
ちて
居
(
を
)
りたのであるぞよ。
079
松
(
まつ
)
の
世
(
よ
)
を
待
(
ま
)
ちた
松
(
まつ
)
の
世
(
よ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
080
仕組
(
しぐ
)
みてある
時節
(
じせつ
)
が
廻
(
ま
)
はりて
来
(
き
)
たから、
081
二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
し、
082
悪
(
あく
)
も
善
(
ぜん
)
に
立替
(
たてかへ
)
て、
083
向后
(
このさき
)
は
善
(
ぜん
)
一つの
世
(
よ
)
に
致
(
いた
)
して、
084
皆
(
みな
)
手
(
て
)
を
引
(
ひ
)
き
合
(
あ
)
ふて
行
(
ゆ
)
きたいのであるのに、
085
取
(
とり
)
違
(
ちがい
)
があると、
086
見
(
み
)
る
眼
(
め
)
が
厭
(
いや
)
であるぞよ。
087
爰
(
ここ
)
までに
致
(
いた
)
した
世
(
よ
)
を
水晶
(
すいしょう
)
の
世
(
よ
)
に
立替
(
たてかへ
)
るのであるから、
088
中々
(
なかなか
)
骨
(
ほね
)
の
折
(
を
)
れる
事
(
こと
)
であるなれど、
089
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
造営
(
こしら
)
へた
天地
(
てんち
)
の
根源
(
もと
)
を
造営
(
こしら
)
へた
覚
(
をぼ
)
えのある、
090
肉体
(
にくたい
)
其
(
その
)
儘
(
まま
)
で
末代
(
まつだい
)
その
儘
(
まま
)
で
居
(
を
)
り、
091
爰
(
ここ
)
までは
蔭
(
かげ
)
から
守護
(
しゅごう
)
をして
居
(
を
)
りた
天
(
てん
)
の
弥勒様
(
みろくさま
)
と、
092
地
(
ち
)
のお
地
(
つち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
とでないと、
093
二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は
他
(
ほか
)
の
身魂
(
みたま
)
では
何
(
ど
)
うして
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
をするといふ
事
(
こと
)
が
解
(
わか
)
らんのであるから、
094
世界中
(
せかいぢう
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
人民
(
じんみん
)
が
末代
(
まつだい
)
掛
(
かか
)
りても
出来
(
でき
)
んから、
095
分散
(
まくばり
)
てある
身魂
(
みたま
)
を
引
(
ひ
)
き
寄
(
よ
)
して、
096
身魂
(
みたま
)
の
性来
(
せうらい
)
の
御用
(
ごよう
)
さすから、
097
従来
(
これまで
)
は
暗
(
くら
)
がりの
世
(
よ
)
でありたから、
098
何
(
なに
)
も
解
(
わか
)
らなんだなれど、
099
何彼
(
なにか
)
の
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
100
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
守護
(
しゅごう
)
と
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
たから、
101
解
(
わか
)
らなんだ
事
(
こと
)
が
解
(
わか
)
りて
来
(
き
)
て、
102
向后
(
このさき
)
は
嬉
(
うれ
)
し
嬉
(
うれ
)
しの
末代
(
まつだい
)
凋落
(
しほ
)
れん
生花
(
いきばな
)
の
咲
(
さ
)
く
世
(
よ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
103
嬉
(
うれ
)
し
嬉
(
うれ
)
しで
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
るから、
104
従
(
したが
)
ふ
所
(
とこ
)
へは
従
(
したが
)
ふて
温順
(
すなを
)
に
致
(
いた
)
せば、
105
其
(
その
)
日
(
ひ
)
から
嬉
(
うれ
)
し
嬉
(
うれ
)
しで
暮
(
くら
)
して
行
(
ゆ
)
ける
時節
(
じせつ
)
が
循
(
まは
)
りて
来
(
き
)
たぞよ。
106
温順
(
すなほ
)
な
守護神
(
しゅごうじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
る
肉体
(
にくたい
)
から
良
(
よ
)
く
致
(
いた
)
してやるから、
107
一寸
(
ちょっと
)
でも
敵対
(
てきたう
)
て
来
(
く
)
る
守護神
(
しゅごうじん
)
は、
108
自己
(
われ
)
の
身体
(
からだ
)
は
我
(
わ
)
が
自由
(
じゆう
)
に
成
(
な
)
りはせんぞよ。
109
善
(
よい
)
と
悪
(
わるい
)
との
鑑
(
かがみ
)
が
出
(
で
)
るから、
110
善
(
よ
)
い
鑑
(
かがみ
)
を
見
(
み
)
て
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
されよ。
111
お
筆先
(
ふでさき
)
通
(
どほ
)
りの
世
(
よ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
112
温順
(
すなほ
)
な
守護神
(
しゅごうじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
る
肉体
(
にくたい
)
は
大変
(
たいへん
)
良
(
よ
)
くなるが、
113
敵対
(
てきたう
)
て
見
(
み
)
よれ、
114
自己
(
われ
)
の
身体
(
からだ
)
がわが
自由
(
じゆう
)
に
成
(
な
)
らんのが、
115
自己
(
われ
)
が
為
(
し
)
て
居
(
を
)
ると
思
(
をも
)
ふて
居
(
を
)
るのが、
116
させられて
居
(
を
)
るのであるぞよ。
117
向后
(
このさき
)
は
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
守護
(
しゅごう
)
と
成
(
な
)
るから、
118
何事
(
なにごと
)
もよく
解
(
わか
)
るぞよ。
119
爰
(
ここ
)
までは
暗
(
くら
)
がりの
世
(
よ
)
でありたから
何
(
なに
)
も
解
(
わか
)
らなんだなれど、
120
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
121
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
守護
(
しゅごう
)
となりて
来
(
き
)
たから、
122
向后
(
このさき
)
は
物事
(
ものごと
)
が
迅
(
はや
)
いぞよ。
123
御筆
(
おふで
)
に
出
(
だ
)
してある
事
(
こと
)
も、
124
直
(
なを
)
の
口
(
くち
)
で
言
(
い
)
はしてあることも、
125
遅
(
をそ
)
い
事
(
こと
)
、
126
速
(
はや
)
い
事
(
こと
)
はあるなれど、
127
皆
(
みな
)
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
128
便
(
たよ
)
りしやうにも
伝言
(
ことづて
)
しやうにも、
129
人
(
ひと
)
に
言
(
い
)
はれん
隠身
(
かくれみ
)
であるから、
130
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
と
成
(
な
)
りて
現
(
あら
)
はれるぞよ。
131
乙姫殿
(
をとひめどの
)
の
御働
(
おはたら
)
きは、
132
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
方
(
ほう
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
では
小指
(
こゆび
)
の
真似
(
まね
)
も
出来
(
でき
)
はせんから、
133
昔
(
むかし
)
から
末代
(
まつだい
)
其
(
その
)
儘
(
まま
)
の
御姿
(
おすがた
)
のある、
134
混
(
ま
)
ぜりなしの
御手伝
(
おてつだい
)
を
遊
(
あそ
)
ばす、
135
元
(
もと
)
の
生粋
(
きっすい
)
の一
輪
(
りん
)
の
大神
(
おほかみ
)
のお
手伝
(
てつだい
)
がありたなら、
136
霊魂
(
みたま
)
の
神
(
かみ
)
が
何程
(
なにほど
)
集
(
よ
)
りて
来
(
き
)
ても、
137
お
一方
(
ひとかた
)
のお
働
(
はたらき
)
があり
出
(
だ
)
したら、
138
霊魂
(
れい
)
の
神
(
かみ
)
では
今度
(
こんど
)
の二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は、
139
元
(
もと
)
の
其
(
その
)
儘
(
まま
)
のお
姿
(
すがた
)
のお
働
(
はたらき
)
には
到底
(
とうてい
)
敵
(
かな
)
はんから、
140
今
(
いま
)
の
内
(
うち
)
に
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けて
置
(
を
)
くぞよ。
141
従来
(
これまで
)
の
世
(
よ
)
は
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
に
大将
(
たいしゃう
)
無
(
な
)
しに、
142
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
りた
守護神
(
しゅごうじん
)
が
自己
(
われ
)
一
力
(
りき
)
で
狡猾
(
わるがしかう
)
ありたら
上
(
うへ
)
へあがりて
出世
(
しゅっせ
)
が
出来
(
でき
)
たなれど、
143
二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
したら、
144
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
天地
(
てんち
)
にかはるから、
145
充分
(
じゅうぶん
)
お
筆先
(
ふでさき
)
を
見
(
み
)
て
置
(
を
)
かんと、
146
量見
(
りゃうけん
)
が
違
(
ちが
)
ふから、
147
向后
(
このさき
)
お
筆先
(
ふでさき
)
に
出
(
だ
)
した
事
(
こと
)
を
用
(
もち
)
ひんと、
148
自己
(
われ
)
の
思
(
をも
)
ふやうに
為
(
し
)
やうと
思
(
をも
)
ふても
行
(
ゆ
)
きはせんぞよ。
149
他人
(
ひと
)
を
見
(
み
)
ても
能
(
よ
)
く
解
(
わか
)
るから、
150
他人
(
ひと
)
を
見
(
み
)
て
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
されよ。
151
外国
(
がいこく
)
見
(
み
)
て
日本
(
にほん
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
が
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
さな
成
(
な
)
らんやうに
大変
(
おおがは
)
りが
致
(
いた
)
すぞよ。
152
外国
(
がいこく
)
の
心
(
こころ
)
を
善
(
よ
)
いと
思
(
をも
)
ふて、
153
外国
(
がいこく
)
の
真似
(
まね
)
を
致
(
いた
)
して、
154
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
が
大
(
おほ
)
きな
取
(
とり
)
違
(
ちがい
)
をして
居
(
を
)
りて、
155
世界中
(
せかいぢう
)
の
大
(
おほ
)
きな
難渋
(
なんじゅう
)
であるから、
156
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
の
霊
(
ひ
)
の
元
(
もと
)
の
大和
(
やまと
)
魂
(
だましい
)
に
立
(
たち
)
返
(
かへ
)
りて、
157
元
(
もと
)
の
弥勒様
(
みろくさま
)
の
教
(
をしへ
)
通
(
どほ
)
りを
致
(
いた
)
さんと
世
(
よ
)
が
立
(
た
)
ちては
行
(
ゆ
)
かんから、
158
従来
(
これまで
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
は
俄
(
にはか
)
に
大変
(
たいへん
)
辛
(
つら
)
く
成
(
な
)
るから、
159
長
(
なが
)
らく
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けたのでありたが、
160
今
(
いま
)
に
分
(
わか
)
らん
守護神
(
しゅごうじん
)
が
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
にあるなれど、
161
最
(
も
)
う
此
(
この
)
上
(
うへ
)
に
知
(
し
)
らせやうが
無
(
な
)
いぞよ。
162
所々
(
ところどころ
)
に
宮柱
(
みやはしら
)
を
立
(
た
)
てて
先走
(
さきばし
)
りがさしてありたが、
163
九
分
(
ぶ
)
九
厘
(
りん
)
まではよく
分
(
わか
)
りて
居
(
を
)
るなれど、
164
肝腎
(
かんじん
)
の
一輪
(
いちりん
)
の
仕組
(
しぐみ
)
で、
165
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
には
大事業
(
たいもう
)
な
仕組
(
しぐみ
)
の
元
(
もと
)
であるから、
166
向后
(
このさき
)
は
遠方
(
とほく
)
から
開
(
ひら
)
けて
来
(
き
)
て、
167
近所
(
ちかく
)
の
人
(
ひと
)
が
余
(
あま
)
り
取
(
とり
)
違
(
ちがい
)
で、
168
面目
(
めんぼく
)
無
(
な
)
うて、
169
大
(
おほ
)
きな
声
(
こえ
)
で
物
(
もの
)
も
言
(
い
)
えん、
170
アフンと
致
(
いた
)
して
見
(
み
)
て
居
(
を
)
らな
成
(
な
)
らん
様
(
やう
)
な
事
(
こと
)
の
無
(
な
)
いやうに、
171
爰
(
ここ
)
まで
知
(
し
)
らしてやりて
歓
(
よろこ
)
ばしたいのであるなれど、
172
余
(
あま
)
り
惨
(
むご
)
う
分
(
わか
)
らんので、
173
お
蔭
(
かげ
)
が
後廻
(
あとま
)
はしと
成
(
な
)
りて
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
であるなれど、
174
この
御道
(
おみち
)
は
引
(
ひ
)
っ
張
(
ぱ
)
りには
行
(
ゆ
)
かんから、
175
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
いて
来
(
き
)
たら
出
(
で
)
て
御座
(
ござ
)
れ。
176
聴
(
き
)
き
度
(
た
)
くば、
177
何
(
ど
)
んな
事
(
こと
)
でも
説
(
と
)
いて
聴
(
き
)
かせる
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
であるから、
178
昔
(
むかし
)
から
言
(
いひ
)
置
(
を
)
きにも
書
(
かき
)
置
(
を
)
きにも、
179
書物
(
しょもつ
)
にも
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
………。
180
元
(
もと
)
の
根本
(
こんぽん
)
の
事
(
こと
)
から
将来
(
ゆくさき
)
の
事
(
こと
)
からを、
181
伊呂波
(
いろは
)
四十八
文字
(
もじ
)
で
書
(
か
)
いてある
事
(
こと
)
が
皆
(
みな
)
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るから、
182
伊呂波
(
いろは
)
の
勉強
(
べんきゃう
)
は
今
(
いま
)
では
学者
(
がくしゃ
)
には
阿呆
(
あほ
)
らしいやうにあるなれど、
183
伊呂波
(
いろは
)
の
勉強
(
べんきゃう
)
を
為
(
し
)
て
置
(
を
)
かんと、
184
日本
(
にほん
)
の
大和
(
やまと
)
魂
(
だましい
)
に
成
(
な
)
れんぞよ。
185
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
伊呂波
(
いろは
)
でない
事
(
こと
)
には、
186
真正
(
まこと
)
の
天地
(
てんち
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
んぞよ。
187
何事
(
なに
)
も
伊月波
(
いろは
)
へ
戻
(
もど
)
すのであるから、
188
世界中
(
せかいぢう
)
の
人民
(
じんみん
)
の
思
(
をもい
)
が
余
(
あま
)
り
大
(
おほ
)
きな
間違
(
まちがい
)
で、
189
腰
(
こし
)
が
抜
(
ぬ
)
けるやら、
190
顎
(
あご
)
が
外
(
はづ
)
れて
耻
(
はづ
)
かしいやら
面目
(
めんぼく
)
無
(
な
)
うて、
191
大
(
おほ
)
きな
声
(
こえ
)
で
物
(
もの
)
も
言
(
ゆ
)
えんやうな
事
(
こと
)
になると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が
毎度
(
まいど
)
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
けてあるぞよ。
192
男
(
をとこ
)
も
女
(
をんな
)
も
大本
(
おほもと
)
へ
早
(
はや
)
うから来て
居
(
を
)
りて、
193
何
(
なに
)
をして
居
(
を
)
りたじゃと
云
(
い
)
ふやうな
事
(
こと
)
の
無
(
な
)
いやうに、
194
早
(
はや
)
うから
来
(
き
)
て
居
(
を
)
る
人
(
ひと
)
は
些
(
ち
)
と
効能
(
こうのう
)
が
無
(
な
)
いと、
195
他
(
ひと
)
に
面目
(
めんぼく
)
無
(
な
)
いやうな
事
(
こと
)
の
無
(
な
)
いやうに
神徳
(
しんとく
)
を
貰
(
もら
)
ふて
居
(
を
)
らんと、
196
向后
(
このさき
)
は
段々
(
だんだん
)
善
(
よ
)
く
分
(
わか
)
る
人
(
ひと
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
197
アチラコチラに
成
(
な
)
りて、
198
結構
(
けっこう
)
なお
話
(
はなし
)
を
聴
(
き
)
かして
貰
(
もら
)
ふやうな
事
(
こと
)
の
無
(
な
)
いやうに………。
199
肚
(
はら
)
の
中
(
なか
)
に
誠
(
まこと
)
といふ
精神
(
せいしん
)
を
有
(
も
)
ちて
居
(
を
)
ると、
200
善
(
よ
)
いお
話
(
はなし
)
が
何
(
なん
)
となく
耳
(
みみ
)
へ
入
(
はい
)
りて、
201
結構
(
けっこう
)
が
腹
(
はら
)
へ
滲
(
し
)
み
込
(
こ
)
みて、
202
他
(
ひと
)
から
見
(
み
)
てあの
人
(
ひと
)
は
違
(
ちが
)
ふた
人
(
ひと
)
であるといふ
事
(
こと
)
がよく
分
(
わか
)
りて、
203
他
(
ひと
)
が
崇
(
あが
)
めるし、
204
神徳
(
しんとく
)
が
受
(
う
)
かるから
人徳
(
じんとく
)
が
出来
(
でき
)
るし、
205
一
(
ひと
)
つは
各自
(
めんめ
)
の
行為
(
おこない
)
善
(
よ
)
くば
神徳
(
しんとく
)
がよく
分
(
わか
)
りて
来
(
く
)
るなり、
206
従来
(
これまで
)
とは
違
(
ちご
)
ふて、
207
今度
(
こんど
)
の二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は、
208
さっぱり
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
、
209
精神
(
せいしん
)
の
持
(
もち
)
方
(
かた
)
を
変
(
か
)
へて
貰
(
もら
)
はんと、
210
従来
(
これまで
)
の
事
(
こと
)
は
些
(
ちっ
)
とも
用
(
もち
)
ゐられんから、
211
守護神
(
しゅごうじん
)
が
辛
(
つら
)
くなるぞよ。
212
従来
(
これまで
)
の
遣
(
や
)
り
方
(
かた
)
は
誠
(
まこと
)
の
無
(
な
)
い、
213
表面
(
うはべ
)
を
飾
(
かざ
)
る
世
(
よ
)
でありたから、
214
上
(
うへ
)
から
見
(
み
)
て
立派
(
りっぱ
)
にありたら
宜
(
よ
)
い
世
(
よ
)
でありたなれど、
215
二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
で
末代
(
まつだい
)
の
事
(
こと
)
が
決
(
きま
)
るのであるから、
216
従来
(
これまで
)
の
心
(
こころ
)
の
持
(
もち
)
方
(
かた
)
を
変
(
か
)
へて、
217
遣
(
やり
)
方
(
かた
)
を
薩張
(
さっぱり
)
変
(
か
)
へさすから、
218
今
(
いま
)
が
転換期
(
かはりめ
)
で
誠
(
まこと
)
に
辛
(
つら
)
い
所
(
とこ
)
であるぞよ。
219
辛
(
つら
)
いのが
行
(
ぎゃう
)
であるぞよ。
220
元
(
もと
)
の
其
(
その
)
儘
(
まま
)
で
末代
(
まつだい
)
居
(
を
)
る
活神
(
いきがみ
)
は、
221
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
来
(
く
)
る
事
(
こと
)
を
世
(
よ
)
の
根元
(
もと
)
から
良
(
よ
)
く
分
(
わか
)
りて
居
(
を
)
る
故
(
ゆへ
)
に、
222
何
(
ど
)
んな
苦労
(
くろう
)
も
為
(
し
)
たり
為
(
さ
)
せたりして
居
(
を
)
りて、
223
爰迄
(
ここまで
)
の
辛抱
(
しんぼう
)
が
出来
(
でき
)
たのである。
224
世
(
よ
)
の
根本
(
もと
)
から
爰
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
る
事
(
こと
)
が
良
(
よ
)
く
分
(
わか
)
りて
居
(
を
)
りて、
225
世
(
よ
)
に
押
(
をし
)
込
(
こ
)
まれるのも、
226
何
(
なに
)
もよく
承知
(
しゃうち
)
で、
227
爰
(
ここ
)
までの
行
(
ぎゃう
)
を
為
(
さ
)
せて
戴
(
いただ
)
いたお
蔭
(
かげ
)
で………。
228
爰
(
ここ
)
までの
行
(
ぎゃう
)
をして
置
(
を
)
かんと
世
(
よ
)
が
元
(
もと
)
へ
戻
(
もど
)
るのであるから、
229
何
(
なに
)
一
(
ひ
)
と
種
(
いろ
)
知
(
し
)
らんといふ
事
(
こと
)
の
無
(
な
)
いやうに
行
(
ぎゃう
)
をして
置
(
を
)
かんと、
230
向后
(
このさき
)
に
成
(
な
)
ると、
231
何
(
ど
)
んな
事
(
こと
)
でも
新規
(
さらつ
)
の
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
るのであるから、
232
問
(
と
)
はれた
事
(
こと
)
に
弁解
(
べんかい
)
の
出来
(
でき
)
んやうな
事
(
こと
)
では、
233
天
(
てん
)
の
御先祖
(
ごせんぞ
)
様
(
さま
)
の
御威徳
(
ごいとく
)
が
分
(
わか
)
らんやうな
事
(
こと
)
では、
234
弥勒様
(
みろくさま
)
のお
傍附
(
そばつき
)
とは
申
(
まう
)
されんぞよ。
235
この
世
(
よ
)
は
天
(
てん
)
の
御先祖
(
ごせんぞ
)
様
(
さま
)
の
弥勒様
(
みろくさま
)
であるから、
236
元
(
もと
)
を
大事
(
だいじ
)
に
致
(
いた
)
さんと、
237
体主霊従
(
あく
)
にもせよ、
238
爰
(
ここ
)
まで
開
(
ひら
)
けた
此
(
この
)
世界
(
せかい
)
を、
239
元
(
もと
)
は
天
(
てん
)
の
弥勒様
(
みろくさま
)
の
御艱難
(
ごかんなん
)
で、
240
鉄
(
てつ
)
の
棒
(
ぼう
)
が
針
(
はり
)
に
成
(
な
)
る
所
(
とこ
)
までの
御艱難
(
ごかんなん
)
を
汲
(
く
)
み
取
(
と
)
りて、
241
誠
(
まこと
)
に
致
(
いた
)
す
守護神
(
しゅごうじん
)
が
無
(
な
)
い
故
(
ゆへ
)
に………。
242
自己
(
われ
)
に
苦労
(
くろう
)
を
為
(
し
)
て
来
(
こ
)
んと
誠
(
まこと
)
の
事
(
こと
)
は
分
(
わか
)
りはせんぞよ。
243
苦労
(
くろう
)
は
出世
(
しゅっせ
)
の
基
(
もと
)
であるぞよ。
244
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
には
一
(
ひ
)
と
通
(
とほ
)
りの
守護神
(
しゅごうじん
)
では
勤
(
つと
)
まらんから、
245
弥勒様
(
みろくさま
)
が
初発
(
しょっぱつ
)
に
造
(
こしら
)
へ
成
(
な
)
さりてお
出
(
い
)
であそばす
先祖
(
せんぞ
)
を、
246
力量
(
ちから
)
が
有
(
あ
)
り
過
(
す
)
ぎると
申
(
もう
)
して、
247
他
(
ほか
)
の
神
(
かみ
)
の
邪魔
(
じゃま
)
に
成
(
な
)
ると
申
(
もう
)
して、
248
弥勒様
(
みろくさま
)
へお
願
(
ねがひ
)
遊
(
あそ
)
ばしたら、
249
弥勒様
(
みろくさま
)
は、
250
多勢
(
おほぜい
)
と
一人
(
ひとり
)
とは
換
(
か
)
へられんから、
251
艮
(
うしとら
)
へ
押
(
をし
)
込
(
こ
)
めいとの
御命令
(
ごめいれい
)
が
下
(
さが
)
りて、
252
さあ
甘
(
うま
)
い
事
(
こと
)
じゃと
皆
(
みな
)
の
神
(
かみ
)
に、
253
一
人
(
にん
)
も
此
(
この
)
方
(
ほう
)
へ
附
(
つ
)
いてくださる
守護神
(
しゅごうじん
)
が
無
(
なか
)
りたが、
254
押
(
をし
)
込
(
こ
)
められた
御蔭
(
おかげ
)
で
爰
(
ここ
)
迄
(
まで
)
の
行
(
ぎゃう
)
が
出来
(
でき
)
たから、
255
何事
(
なに
)
も
弥勒様
(
みろくさま
)
が
為
(
さ
)
せなされたのであるぞよ。
256
向后
(
このさき
)
は
最
(
も
)
う
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は
出来
(
でき
)
んのであるから、
257
爰
(
ここ
)
迄
(
まで
)
の
行
(
ぎゃう
)
が
出来
(
でき
)
て
居
(
を
)
らんと
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
が
続
(
つづ
)
いては
行
(
い
)
かんから、
258
弥勒様
(
みろくさま
)
が
為
(
さ
)
せなされたのであるぞよ。
259
皆
(
みな
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
の
御蔭
(
おかげ
)
で、
260
今
(
いま
)
に
成
(
な
)
ると
誠
(
まこと
)
に
結構
(
けっこう
)
で
ム
(
ござ
)
ります。
261
一
(
ひ
)
と
通
(
とほ
)
りでは
爰
(
ここ
)
迄
(
まで
)
の
行
(
ぎゃう
)
は
出来
(
でき
)
んなれど、
262
弥勒様
(
みろくさま
)
からの
御神徳
(
ごしんとく
)
を
戴
(
いただ
)
いて
爰
(
ここ
)
い
成
(
な
)
りて
誠
(
まこと
)
に
結構
(
けっこう
)
なれど、
263
今
(
いま
)
に
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
守護神
(
しゅごうじん
)
に
大事
(
だいじ
)
の
実地
(
じっち
)
が
分
(
わか
)
らんので、
264
大
(
おほ
)
きな
間違
(
まちがい
)
出来
(
でき
)
ては
成
(
な
)
らんから、
265
温順
(
すなを
)
に
皆
(
みな
)
為
(
し
)
て
貰
(
もら
)
ひ
度
(
た
)
いのが
此
(
この
)
方
(
ほう
)
の
願
(
ねが
)
ひであるぞよ。
266
慢心
(
まんしん
)
が
大怪我
(
おほけが
)
の
基
(
もと
)
であるから、
267
無調法
(
ぶちゃうほう
)
が
出来
(
でき
)
るから、
268
何彼
(
なにか
)
の
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
269
大本
(
おほもと
)
へ
遠国
(
えんごく
)
から
分
(
わか
)
る
守護神
(
しゅごうじん
)
が
追々
(
をいをい
)
と
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りに
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るが、
270
お
一方
(
ひとかた
)
でも
早
(
はや
)
く
来
(
き
)
て
分
(
わ
)
けてくだされ。
271
共々
(
ともども
)
手
(
て
)
を
引
(
ひ
)
き
合
(
あ
)
ふて
善
(
ぜん
)
の
世
(
よ
)
へ
立替
(
たてかへ
)
れば、
272
前途
(
さき
)
ほど
広
(
ひろ
)
き
善
(
よ
)
き
道
(
みち
)
が
造
(
こしら
)
へてあるから、
273
御用
(
ごよう
)
が
勇
(
いさ
)
みて
出来
(
でき
)
るから、
274
お
一方
(
ひとかた
)
でも
綾部
(
あやべ
)
の
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りを
開
(
ひら
)
いてくだされよ。
275
悪
(
あく
)
も
善
(
ぜん
)
へ
立
(
たち
)
返
(
かへ
)
りて
一
(
ひと
)
つの
心
(
こころ
)
に
成
(
な
)
りて
天地
(
てんち
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
せば、
276
元
(
もと
)
の
弥勒様
(
みろくさま
)
の
御歓
(
およろこ
)
びで、
277
改心
(
かいしん
)
の
出来
(
でき
)
た
御守護神
(
ごしゅごうじん
)
から
天地
(
てんち
)
の
善
(
よ
)
い
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
るのであるから、
278
守護神
(
しゅごうじん
)
に
分
(
わか
)
りたら
肉体
(
にくたい
)
に
分
(
わか
)
りて
来
(
き
)
て、
279
うれしうれしで
結構
(
けっこう
)
な
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
る
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
であるのに、
280
上
(
うへ
)
から
下
(
した
)
まで
余
(
あま
)
り
大
(
おほ
)
きな
間違
(
まちがい
)
で、
281
向
(
むか
)
ふの
国
(
くに
)
の
今
(
いま
)
の
体裁
(
ていさい
)
、
282
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
なものであるなれど、
283
行
(
ゆ
)
く
所
(
とこ
)
まで
行
(
ゆ
)
かんと
限
(
め
)
が
醒
(
さ
)
めんのであるが、
284
悪
(
あく
)
へかへりて
仕舞
(
しま
)
ふて
居
(
を
)
るから、
285
何程
(
なにほど
)
実地
(
じっち
)
を
申
(
まう
)
しても
結構
(
けっこう
)
を
書
(
か
)
いて
見
(
み
)
せても、
286
自己
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
が
引
(
ひ
)
っ
繰
(
く
)
りかへりて
了
(
しま
)
ふて
居
(
を
)
るから
耳
(
みみ
)
へ
這入
(
はい
)
らんが、
287
雁
(
がん
)
も
鳩
(
はと
)
も
立
(
た
)
ちて
了
(
しも
)
ふてからそろそろ
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
いて
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
なものなれど、
288
それは
国
(
くに
)
の
御魂
(
みたま
)
の
借銭
(
しゃくせん
)
であるから、
289
罪穢
(
めぐり
)
の
甚
(
ひど
)
い
所
(
とこ
)
には
甚
(
ひど
)
い
事
(
こと
)
が有ると、
290
皆
(
みな
)
お
筆先
(
ふでさき
)
に
気
(
き
)
がつけてあるなれど、
291
何程
(
なにほど
)
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けても
自己
(
われ
)
ほど
偉
(
えら
)
いものは
無
(
な
)
いと
思
(
をも
)
ふて
居
(
を
)
るから、
292
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
ける
程
(
ほど
)
悪
(
わる
)
う
取
(
と
)
りて、
293
まだ
今
(
いま
)
に
逆様
(
さかさま
)
に
取
(
と
)
りて、
294
聴
(
き
)
く
温順
(
すなを
)
な
身魂
(
みたま
)
がないから、
295
モー
気
(
き
)
の
附
(
つ
)
けやうが
無
(
な
)
いぞよ。
296
長
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
の
国
(
くに
)
同志
(
どうし
)
の
人
(
ひと
)
の
殺
(
ころ
)
し
合
(
あ
)
ひを
致
(
いた
)
して
何
(
なに
)
効能
(
こうのう
)
がある。
297
まだえらい
目的
(
もくてき
)
を
立
(
た
)
てて
居
(
を
)
るがまだ
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
かんが、
298
今
(
いま
)
の
精神
(
せいしん
)
では
外国
(
がいこく
)
は
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
なものであるぞよ。
299
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
には
大望
(
たいもう
)
な
仕組
(
しぐみ
)
がしてあるが、
300
其
(
その
)
事
(
こと
)
は
外国
(
がいこく
)
の
霊魂
(
みたま
)
では
分
(
わか
)
るまいがな。
301
向
(
むか
)
うの
国
(
くに
)
の
仕組
(
しぐみ
)
はドイライ
仕組
(
しぐみ
)
であるなれど、
302
艮
(
とどめ
)
を
刺
(
さ
)
すのは
日本
(
にほん
)
の
霊
(
ひ
)
の
元
(
もと
)
でないと
刺
(
さ
)
せんぞよ。
303
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
ける
間
(
あいだ
)
に
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
かんと、
304
何
(
ど
)
うしても
聴
(
き
)
かねば
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りの
規則
(
きそく
)
通
(
どほ
)
りにして、
305
悪
(
あく
)
の
霊
(
れい
)
を
平
(
たひら
)
げて
了
(
しま
)
ふて、
306
国
(
くに
)
に
口舌
(
くぜつ
)
の
無
(
な
)
い
様
(
やう
)
に、
307
悪
(
あく
)
といふ
醜
(
みぐる
)
しい
霊
(
れい
)
は
世界
(
せかい
)
に
無
(
な
)
い
様
(
やう
)
に
致
(
いた
)
すのであるから、
308
何
(
なに
)
につけても二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は
大事業
(
たいもう
)
であると
申
(
もう
)
して十
分
(
ぶん
)
知
(
し
)
らしてあるぞよ。
309
お
筆先
(
ふでさき
)
に
書
(
か
)
かしたら
天地
(
てんち
)
の
規則
(
きそく
)
であるから、
310
変
(
か
)
へる
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
ず、
311
其
(
その
)
通
(
とほ
)
りを
致
(
いた
)
さな
成
(
な
)
らんお
筆先
(
ふでさき
)
を、
312
今
(
いま
)
沢山
(
たくさん
)
に
出
(
で
)
ると
思
(
をも
)
ふて
粗末
(
そまつ
)
に
致
(
いた
)
したら、
313
先
(
さき
)
へ
行
(
ゆ
)
くほど
心配
(
しんぱい
)
が
出来
(
でき
)
て
取
(
とり
)
戻
(
もど
)
しの
成
(
な
)
らん
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るから、
314
毎度
(
まいど
)
お
筆先
(
ふでさき
)
で
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
けてあるぞよ。
315
今度
(
こんど
)
の二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は、
316
太初
(
むかし
)
の
事
(
こと
)
から、
317
天
(
てん
)
と
地
(
ち
)
と
世界中
(
せかいぢう
)
の
事
(
こと
)
から、
318
この
世
(
よ
)
へ
出
(
で
)
てお
出
(
い
)
でる
神
(
かみ
)
の
因縁
(
いんねん
)
から、
319
守護神
(
しゅごうじん
)
の
将来
(
せうらい
)
の
事
(
こと
)
から、
320
何
(
なに
)
も一
切
(
さい
)
の
事
(
こと
)
を
速
(
すみ
)
やかに
査
(
あらた
)
めを
致
(
いた
)
して、
321
三
段
(
だん
)
に
別
(
わ
)
けてある
霊魂
(
みたま
)
の
性来
(
せうらい
)
の
事
(
こと
)
から、
322
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
、
323
神界
(
かみ
)
、
324
仏界
(
ぶつじ
)
、
325
人民
(
じんみん
)
、
326
鳥類
(
ちゃうるい
)
、
327
畜類
(
ちくるい
)
、
328
餓鬼
(
がき
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るものまでも
助
(
たす
)
けな
成
(
な
)
らん
大望
(
たいもう
)
な二
度目
(
どめ
)
の
立替
(
たてかへ
)
であるから、
329
何
(
なに
)
につけても
大事望
(
たいも
)
ばかりであるぞよ。
330
この
前途
(
さき
)
は
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
早
(
はや
)
う
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るから
申
(
もう
)
すやうに
致
(
いた
)
されよ。
331
世
(
よ
)
は
持
(
も
)
ち
切
(
き
)
りには
致
(
いた
)
させんぞよ。
332
世
(
よ
)
はグルグルと
変
(
かは
)
るから、
333
何
(
なに
)
も
時節
(
じせつ
)
には
敵
(
かな
)
はんから、
334
従
(
したが
)
ふ
所
(
とこ
)
へは
従
(
したが
)
ふて
早
(
はや
)
う
帰順
(
おうぜう
)
を
致
(
いた
)
さんと、
335
後
(
あ
)
と
廻
(
まは
)
しにしられたら
敵
(
かな
)
はんぞよ。
336
慢心
(
まんしん
)
を
致
(
いた
)
して
頑張
(
がんば
)
りて
居
(
を
)
る
程
(
ほど
)
後廻
(
あとま
)
はしと
成
(
な
)
るから、
337
温順
(
すなお
)
に
致
(
いた
)
せば
霊
(
れい
)
の
入
(
い
)
れ
替
(
かへ
)
をしてやりて、
338
改心
(
かいしん
)
の
出来
(
でき
)
た
身魂
(
みたま
)
から
大本
(
おほもと
)
へ
引
(
ひき
)
寄
(
よ
)
して
天地
(
てんち
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
せば、
339
この
世
(
よ
)
にこれ
程
(
ほど
)
結構
(
けっこう
)
な
事
(
こと
)
はないぞよ。
340
体主霊従
(
あく
)
では
日本
(
にほん
)
のお
土
(
つち
)
の
上
(
うへ
)
には、
341
一
寸
(
すん
)
の
場
(
ば
)
の
上
(
うへ
)
にも
置
(
お
)
いて
貰
(
もら
)
へん
時節
(
じせつ
)
がまはりて
来
(
き
)
たから、
342
日本
(
にほん
)
の
内地
(
うち
)
に
居
(
を
)
り
度
(
た
)
くば、
343
今
(
いま
)
の
中
(
うち
)
に
温順
(
すなを
)
に
致
(
いた
)
してくだされよ。
344
天地
(
てんち
)
の
間
(
あひ
)
に
発生
(
わか
)
してある
皆
(
みな
)
類
(
るい
)
の
者
(
もの
)
である。
345
破滅
(
つつぼ
)
には
為
(
し
)
とも
無
(
な
)
いなれど、
346
自己
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
で
破滅
(
つつぼ
)
に
成
(
な
)
らんやうに
致
(
いた
)
されよ。
347
従来
(
これまで
)
の
世
(
よ
)
の
遣
(
やり
)
方
(
かた
)
は
表面
(
うへ
)
から
見
(
み
)
ては
立派
(
りっぱ
)
にありたなれど、
348
余
(
あま
)
り
贅沢
(
ぜいたく
)
過
(
す
)
ぎて
世
(
よ
)
が
持
(
も
)
って
行
(
ゆ
)
けんから、
349
金錢
(
きん
)
を
只
(
ただ
)
出来
(
でき
)
たやうに
思
(
をも
)
ふて、
350
衣類
(
いるい
)
、
351
道具
(
どうぐ
)
を
飾
(
かざ
)
り
立
(
た
)
てて、
352
天地
(
てんち
)
へ
冥加
(
めうが
)
の
程
(
ほど
)
が
恐
(
おそ
)
ろしいから、
353
従来
(
これまで
)
は
天地
(
てんち
)
の
御恩
(
ごおん
)
といふ
事
(
こと
)
が
些
(
ちっ
)
とも
分
(
わか
)
りて
居
(
を
)
らなんだから、
354
肝腎
(
かんじん
)
の
弥勒様
(
みろくさま
)
御夫婦様
(
ごふうふさま
)
、
355
天照皇太神宮殿
(
てんしょうくわうだいじんぐうどの
)
、
356
御
(
ご
)
三
体
(
たい
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
御神力
(
ごしんりき
)
といふ
事
(
こと
)
を
左程
(
さほど
)
に
思
(
をも
)
はずと、
357
自己
(
われ
)
の
力
(
ちから
)
で
何事
(
なにごと
)
もやりて
行
(
ゆ
)
けるやうに
思
(
をも
)
ふて
居
(
を
)
りた
事
(
こと
)
が、
358
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
大間違
(
おほまちがい
)
で、
359
この
世
(
よ
)
の
息
(
いき
)
ある
者
(
もの
)
は、
360
何
(
ど
)
うして
出来
(
でき
)
たといふ
事
(
こと
)
も
分
(
わか
)
ろまい。
361
天地
(
てんち
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
御
(
ご
)
三
体
(
たい
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
日々
(
にちにち
)
の
御心
(
おこころ
)
の
分
(
わか
)
りた
霊魂
(
みたま
)
が
無
(
な
)
かりた
故
(
ゆへ
)
に、
362
永
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
の
口惜
(
くちを
)
しき
事
(
こと
)
も
分
(
わか
)
らず、
363
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
の
先祖
(
せんぞ
)
を
力量
(
ちから
)
が
有
(
あ
)
り
過
(
す
)
ぎてお
邪魔
(
じゃま
)
に
成
(
な
)
ると
申
(
もう
)
して
押
(
おし
)
籠
(
こ
)
めて、
364
爰迄
(
ここまで
)
は
蔭
(
かげ
)
の
守護
(
しゅごう
)
でありたなれど、
365
蔭
(
かげ
)
の
守護
(
しゅごう
)
では
最
(
も
)
う
行
(
ゆ
)
けぬから、
366
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
守護
(
しゅごう
)
と
相更
(
あいか
)
はりて、
367
向后
(
このさき
)
はお三
体
(
たい
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
御威徳
(
ごいとく
)
を、
368
日本
(
にほん
)
の
霊
(
ひ
)
の
元
(
もと
)
の
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りに
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
して
埒
(
らち
)
良
(
よ
)
う
致
(
いた
)
して、
369
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
の
神徳
(
しんとく
)
と
向
(
むか
)
ふの
国
(
くに
)
の
学力
(
がくりき
)
との
力競
(
ちからくら
)
べの、
370
国
(
くに
)
と
国
(
くに
)
と、
371
神
(
かみ
)
と
神
(
かみ
)
との
大戦
(
おほたたか
)
ひであるから、
372
戦
(
か
)
ちた
方
(
ほう
)
へ
従
(
したが
)
はな
成
(
な
)
らん
正念場
(
せうねんば
)
であるぞよ。
373
外国
(
がいこく
)
の
七尾
(
ななをう
)
も
八尾
(
やをう
)
もある
王
(
わう
)
を
平
(
たひら
)
げて、
374
一つの
王
(
わう
)
の
元
(
もと
)
の
天地
(
てんち
)
の
王
(
わう
)
で
治
(
をさ
)
めるぞよ。
375
十
分
(
ぶん
)
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
けてあるから、
376
最
(
も
)
う
気
(
き
)
の
附
(
つ
)
けやうが
無
(
な
)
いから、
377
何彼
(
なにか
)
の
実知
(
じっち
)
を
始
(
はじ
)
めるから、
378
不足
(
ふそく
)
を
申
(
もう
)
して
呉
(
く
)
れなよ。
379
天
(
てん
)
と
地
(
ち
)
との
先祖
(
せんぞ
)
が
爰迄
(
ここまで
)
に
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
に
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けて
知
(
し
)
らしてあるぞよ。
380
まだ
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
ひをして
悪
(
わ
)
るい
鑑
(
かがみ
)
に
成
(
な
)
らんやうにして
下
(
くだ
)
されよ。
381
今度
(
こんど
)
取
(
とり
)
違
(
ちがい
)
をして、
382
悪
(
わ
)
るい
鑑
(
かがみ
)
に
成
(
な
)
りたら、
383
世界中
(
せかいぢう
)
へ
面目
(
めんぼく
)
無
(
な
)
うて
何
(
なに
)
言
(
い
)
ふことも
出来
(
でき
)
ず、
384
悶
(
もだえ
)
死
(
じに
)
を
致
(
いた
)
すより
仕様
(
しやう
)
無
(
な
)
いぞよ。
385
余
(
あま
)
り
頑張
(
がんば
)
らんと
温順
(
すなほ
)
に
致
(
いた
)
さんと、
386
向后
(
このさき
)
は
従来
(
これまで
)
格合
(
かくあひ
)
には
行
(
ゆ
)
かんぞよ。
387
止
(
とど
)
めの
大峠
(
おほとうげ
)
と
成
(
な
)
りてから、
388
従来
(
これまで
)
の
事
(
こと
)
を
何
(
ど
)
の
様
(
やう
)
にでもお
詫
(
わび
)
を
致
(
いた
)
しますで
恕
(
ゆる
)
して
下
(
くだ
)
されと
申
(
まう
)
して
来
(
き
)
ても、
389
モー
其様
(
そん
)
な
事
(
こと
)
には
掛
(
かか
)
りて
居
(
を
)
れんぞよ。
390
何
(
なに
)
もお
筆先
(
ふでさき
)
通
(
どう
)
りに
世界
(
せかい
)
が
廻
(
せま
)
りて
来
(
き
)
たから、
391
向后
(
このさき
)
は
各自
(
めんめ
)
に、
392
吾身
(
わがみ
)
の
心
(
こころ
)
を
考
(
かんが
)
へて
見
(
み
)
て、
393
心
(
こころ
)
の
事
(
こと
)
を
自己
(
われ
)
が
審判
(
さには
)
を
致
(
いた
)
すやうに
成
(
な
)
らんと、
394
お
蔭
(
かげ
)
は
取
(
と
)
れんぞよ。
395
神
(
かみ
)
は
何程
(
なにほど
)
でもお
蔭
(
かげ
)
は
渡
(
わた
)
すから、
396
お
蔭
(
かげ
)
取
(
と
)
るのは
自己
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
で
取
(
と
)
るのであるぞよ。
397
肚
(
はら
)
の
中
(
なか
)
に
誠
(
まこと
)
といふ
何人
(
たれ
)
が
何
(
ど
)
う
申
(
もう
)
しても、
398
誠
(
まこと
)
がありたらビクリとも
致
(
いた
)
さんのが
誠
(
まこと
)
であるから、
399
この
世
(
よ
)
には
誠
(
まこと
)
ほど
強
(
つよ
)
い
者
(
もの
)
が
無
(
な
)
いから、
400
誠
(
まこと
)
の
心
(
こころ
)
に
持
(
も
)
ちかへて、
401
従来
(
これまで
)
の
心
(
こころ
)
は
大川
(
おほかは
)
へ
流
(
なが
)
して
了
(
しま
)
へと
申
(
まう
)
して、
402
お
筆先
(
ふでさき
)
で
毎度
(
まいど
)
知
(
し
)
らしてある
誠
(
まこと
)
の
心
(
こころ
)
に
持
(
も
)
ちかへんと
誠
(
まこと
)
の
御蔭
(
おかげ
)
が
取
(
と
)
れんから、
403
誠
(
まこと
)
、
404
誠
(
まこと
)
と
申
(
まう
)
すのぢゃ。
405
誠
(
まこと
)
の
生花
(
いきばな
)
が
咲
(
さ
)
く
世
(
よ
)
になりて
来
(
き
)
て
居
(
を
)
るのに、
406
正味
(
しょうみ
)
の
無
(
な
)
い
灰穀
(
はいから
)
の
心
(
こころ
)
では二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
したら、
407
従来
(
これまで
)
の
遣
(
や
)
り
方
(
かた
)
は
些
(
ちっ
)
とも
用
(
もち
)
ゐられんやうに
大変
(
おほがは
)
りが
致
(
いた
)
すぞよ。
408
天地
(
てんち
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
は
今
(
いま
)
の
習慣
(
やりかた
)
制度
(
ほじつ
)
をお
嫌
(
きら
)
ひ
為
(
な
)
さるから、
409
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
今
(
いま
)
の
灰殻
(
はいから
)
を
誠
(
まこと
)
にお
嫌
(
きら
)
ひ
遊
(
あそ
)
ばすから、
410
何彼
(
なにか
)
の
遣
(
や
)
り
方
(
かた
)
から
心
(
こころ
)
を、
411
昔
(
むかし
)
の
根本
(
こっぽん
)
の
遣
(
や
)
り
方
(
かた
)
に
程
(
ほど
)
なく
返
(
かへ
)
さすから、
412
今
(
いま
)
が
転換期
(
かはりめ
)
で
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
六
(
むづ
)
ケ
敷
(
しい
)
なれど、
413
向后
(
このさき
)
は
申
(
まう
)
してあるやうに
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が一
度
(
ど
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
て、
414
一
度
(
ど
)
に
開
(
ひら
)
く
梅
(
うめ
)
の
花
(
はな
)
、
415
筆先
(
ふでさき
)
通
(
どう
)
りに
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
て、
416
世界
(
せかい
)
は一
日
(
にち
)
増
(
ま
)
しに
騒
(
さわ
)
がしうなるぞよ。
417
これまでは
天
(
てん
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
を
此
(
この
)
世
(
よ
)
には
何
(
ど
)
うでも
可
(
よ
)
い、
418
自己
(
われ
)
が
神
(
かみ
)
であるといふやうな
何
(
なに
)
も
分
(
わか
)
らん
利己主義
(
われよし
)
の
遣
(
や
)
り
方
(
かた
)
、
419
御苦労
(
ごくろう
)
致
(
いた
)
された
天
(
てん
)
の
御先祖
(
ごせんぞ
)
様
(
さま
)
も、
420
日
(
ひ
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
も、
421
天照皇大神殿
(
ていしょこうだいじんどの
)
も、
422
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
の
先祖
(
せんぞ
)
も、
423
元
(
もと
)
の
大神
(
おほかみ
)
、
424
天
(
てん
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
御艱難
(
ごかんなん
)
の
思
(
をも
)
ひといふ
事
(
こと
)
を
知
(
し
)
らずに、
425
此
(
この
)
世
(
よ
)
が
自然的
(
ぬしがで
)
に
出来
(
でき
)
たやうに
思
(
をも
)
ふて、
426
苦労
(
くろう
)
無
(
な
)
しの
向
(
むか
)
ふの
守護神
(
しゅごうじん
)
が、
427
余
(
あま
)
り
大
(
おほ
)
きな
取
(
とり
)
違
(
ちがい
)
を
今
(
いま
)
にして
居
(
を
)
りて、
428
元
(
もと
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
御恩
(
ごをん
)
を
知
(
し
)
りた
守護神
(
しゅごうじん
)
一
人
(
にん
)
も
無
(
な
)
いといふやうな
惨
(
むご
)
い
事
(
こと
)
に
世界中
(
せかいぢう
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
が
成
(
な
)
りて
今
(
いま
)
の
難渋
(
なんぢう
)
、
429
大神様
(
おほかみさま
)
の
御守護
(
ごしゅごう
)
で、
430
爰
(
ここ
)
までは
結構
(
けっこう
)
に、
431
天
(
てん
)
からは
弥勒様
(
みろくさま
)
は
御水
(
おみづ
)
の
御守護
(
ごしゅごう
)
、
432
日之大神様
(
ひのおほかみさま
)
は
火
(
ひ
)
の
御守護
(
ごしゅごう
)
遊
(
あそ
)
ばすのが、
433
人民
(
じんみん
)
では
分
(
わか
)
ろまいがな。
434
分
(
わか
)
りた
人民
(
じんみん
)
一
人
(
にん
)
でもあるなら、
435
改心
(
かいしん
)
致
(
いた
)
して
身魂
(
みたま
)
に
些
(
ちっ
)
とも
曇
(
くも
)
りの
無
(
な
)
いやうに、
436
水晶
(
すいしょう
)
に
磨
(
みが
)
いて
来
(
き
)
たら、
437
大本
(
おほもと
)
には
事実
(
せうまつ
)
があるから………。
438
大本
(
おほもと
)
の
内部
(
なか
)
には六
年後
(
ねんあと
)
から、
439
明亮
(
ありやか
)
な
勿体
(
もったい
)
ない
事
(
こと
)
がありて、
440
一
日
(
にち
)
増
(
ま
)
しに
結構
(
けっこう
)
が
出来
(
でき
)
るのに………。
441
この
事
(
こと
)
は二
階
(
かい
)
に
大神様
(
おほかみさま
)
をお
祭
(
まつ
)
りがしてある
折
(
をり
)
に、
442
勿体
(
もったい
)
なくも
天照皇大神宮様
(
てんしゃうくわうだいじんぐうさま
)
が
大出口
(
おほでぐち
)
直
(
なを
)
にお
憑
(
うつ
)
り
遊
(
あそ
)
ばして、
443
直
(
なを
)
が
余
(
あま
)
り
大望
(
たいもう
)
な
御役
(
おやく
)
であるから、
444
三
体
(
たい
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
が
下
(
した
)
へ
降
(
を
)
り
上
(
あが
)
りを
致
(
いた
)
して、
445
手伝
(
てつだい
)
をしてやらんと、
446
余
(
あま
)
り
大望
(
たいもう
)
な
御用
(
ごよう
)
であるとお
言葉
(
ことば
)
を
戴
(
いただ
)
いた
事
(
こと
)
が、
447
六
年後
(
ねんあと
)
から
大本
(
おほもと
)
の
内部
(
なか
)
にもお
邸
(
やしき
)
の
内
(
うち
)
に
実地
(
せうまつ
)
のお
姿
(
すがた
)
が、
448
彼方此方
(
あちらこちら
)
にお
出
(
い
)
でますなれど、
449
余
(
あま
)
り
曇
(
くも
)
りた
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
であるから、
450
この
内部
(
なか
)
お
邸
(
やしき
)
を
余程
(
よほど
)
清
(
きよ
)
らかにして、
451
男
(
をとこ
)
も
女
(
をんな
)
も
生神
(
いきがみ
)
ばかりの
中
(
なか
)
に
居
(
を
)
るのであるぞよ。
452
この
大本
(
おほもと
)
は
他
(
ほか
)
の
教会
(
きゃうかい
)
とは
違
(
ちが
)
ふから、
453
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
実地
(
じっち
)
の
生神
(
いきがみ
)
ばかりであるから、
454
一
(
ひ
)
と
通
(
とほ
)
りの
事
(
こと
)
を
思
(
をも
)
ふて
居
(
を
)
ると
大間違
(
おほまちがい
)
が
出来
(
でき
)
ては
成
(
な
)
らんから、
455
その
心
(
こころ
)
でこの
内部
(
なか
)
を
清
(
きよ
)
らかに
致
(
いた
)
されよ。
456
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
根本
(
こんぽん
)
の
大神
(
おほかみ
)
は、
457
天
(
てん
)
も
構
(
かま
)
ひ
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
も
構
(
かま
)
ひ、
458
御水
(
おみづ
)
と
御火
(
おひ
)
と、
459
お
土
(
つち
)
とで、
460
この
世
(
よ
)
が
立
(
た
)
ちて
行
(
ゆ
)
くのであるぞよ。
Δこのページの一番上に戻るΔ
<<< 大正7年旧2月26日
(B)
(N)
大正7年旧10月29日 >>>
神諭
>
大本神諭
> 大正7年旧3月15日
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【
メールアドレス
】
【大正7年旧3月15日|大本神諭|/os146】
合言葉「みろく」を入力して下さい→