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大本神諭
004 明治25年旧1月(日不明)
001 (年月日不明)
013 明治25年旧5月5日
006 明治26年(月日不明)
017 明治26年旧7月12日
032 明治27年旧1月3日
236 明治29年旧5月26日
237 明治29年旧8月23日
020 明治29年旧12月2日
190 明治30年(月日不明)
219 明治30年旧11月6日
229 明治31年旧1月3日
261 明治31年旧3月24日
260 明治31年閏3月6日
208 明治31年閏3月27日
209 明治31年旧4月4日
262 明治31年旧4月16日
018 明治31年旧5月5日
158 明治31年旧7月16日
238 明治31年旧8月7日
075 明治31年旧8月27日
076 明治31年旧9月30日
077 明治31年旧11月5日
073 明治31年旧11月30日
078 明治31年旧12月26日
016 明治32年(月日不明)
183 明治32年旧1月(日不明)
079 明治32年旧1月18日
184 明治32年旧2月(日不明)
094 明治32年旧2月3日
095 明治32年旧2月3日
185 明治32年旧3月(日不明)
186 明治32年旧4月(日不明)
081 明治32年旧4月12日
080 明治32年旧4月22日
187 明治32年旧6月(日不明)
082 明治32年旧6月3日
083 明治32年旧6月9日
084 明治32年旧6月10日
087 明治32年旧6月18日
085 明治32年旧6月20日
088 明治32年旧6月23日
188 明治32年旧7月(日不明)
021 明治32年旧7月1日
160 明治32年旧7月1日
086 明治32年旧7月3日
089 明治32年旧7月9日
090 明治32年旧7月29日
189 明治32年旧8月(日不明)
161 明治32年旧9月19日
091 明治32年旧12月17日
092 明治32年旧12月29日
159 明治33年旧1月7日
093 明治33年旧1月15日
096 明治33年旧3月1日
259 明治33年旧4月7日
210 明治33年旧5月20日
008 明治33年旧6月10日
036 明治33年旧7月30日
222 明治33年旧8月4日
180 明治33年旧8月5日
097 明治33年旧8月6日
098 明治33年旧8月6日
181 明治33年旧8月6日
182 明治33年旧8月8日
221 明治33年旧8月8日
118 明治33年旧8月10日
119 明治33年旧8月11日
157 明治33年旧8月13日
220 明治33年旧8月16日
211 明治33年旧8月20日
065 明治33年閏8月1日
067 明治33年閏8月1日
066 明治33年閏8月2日
069 明治33年閏8月2日
068 明治33年閏8月4日
070 明治33年閏8月5日
248 明治33年閏8月23日
099 明治33年旧9月6日
105 明治33年旧9月12日
223 明治33年旧12月11日
124 明治33年旧12月13日
225 明治34年旧1月16日
177 明治34年旧2月24日
037 明治34年旧3月7日
038 明治34年旧6月3日
277 明治34年旧7月15日
071 明治34年旧8月5日
072 明治34年旧8月6日
230 明治34年旧9月1日
226 明治34年旧9月16日
227 明治34年旧9月17日
228 明治34年旧9月18日
179 明治34年旧11月(日不明)
178 明治34年旧11月9日
224 明治34年旧12月3日
204 明治35年旧3月(日不明)
010 明治35年旧3月8日
203 明治35年旧3月8日
011 明治35年旧3月11日
205 明治35年旧3月12日
012 明治35年旧3月14日
121 明治35年旧4月3日
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197 明治35年旧6月3日
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199 明治35年旧6月10日
200 明治35年旧6月14日
201 明治35年旧6月16日
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028 明治35年旧7月11日
126 明治35年旧7月11日
127 明治35年旧7月12日
029 明治35年旧7月16日
128 明治35年旧7月16日
129 明治35年旧7月25日
166 明治36年旧1月1日
014 明治36年旧1月3日
167 明治36年旧1月3日
168 明治36年旧1月5日
171 明治36年旧1月9日
176 明治36年旧1月30日
274 明治36年旧2月9日
103 明治36年旧2月29日
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050 明治36年旧4月1日
169 明治36年旧5月1日
172 明治36年旧5月6日
170 明治36年旧5月8日
173 明治36年旧5月11日
174 明治36年旧5月18日
175 明治36年旧5月19日
192 明治36年閏5月23日
193 明治36年閏5月23日
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043 明治36年旧6月4日
164 明治36年旧6月5日
165 明治36年旧6月7日
115 明治36年旧6月8日
252 明治36年旧6月12日
246 明治36年旧6月14日
244 明治36年旧6月15日
251 明治36年旧6月15日
269 明治36年旧6月17日
047 明治36年旧7月13日
270 明治36年旧7月24日
100 明治36年旧8月16日
243 明治36年旧8月22日
249 明治36年旧8月22日
241 明治36年旧8月27日
242 明治36年旧8月30日
271 明治36年旧9月18日
245 明治36年旧10月1日
247 明治36年旧10月1日
240 明治36年旧10月10日
272 明治36年旧10月10日
273 明治36年旧11月4日
048 明治36年旧11月9日
239 明治36年旧11月14日
275 明治36年旧11月19日
267 明治36年旧12月7日
263 明治36年旧12月10日
268 明治36年旧12月10日
266 明治36年旧12月25日
265 明治36年旧12月28日
101 明治36年旧12月29日
264 明治36年旧12月29日
039 明治37年旧1月10日
102 明治37年旧1月11日
106 明治37年旧1月11日
108 明治37年旧1月11日
107 明治37年旧1月16日
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035 明治37年旧7月12日
031 明治37年旧8月3日
015 明治37年旧8月10日
041 明治38年旧4月16日
194 明治39年旧12月2日
142 明治40年旧7月11日
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156 明治40年旧10月16日
195 明治41年旧4月24日
136 明治41年旧6月8日
137 明治41年旧6月13日
138 明治41年旧6月15日
147 明治41年旧8月14日
139 明治41年旧10月10日
141 明治41年旧10月15日
140 明治41年旧10月18日
162 明治42年旧10月6日
163 明治42年旧10月29日
153 明治43年旧4月15日
154 明治43年旧4月18日
150 明治43年旧8月7日
151 明治43年旧9月10日
152 明治43年旧9月28日
234 大正元年旧3月8日
060 大正元年旧7月4日
235 大正元年旧7月30日
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059 大正3年旧7月14日
022 大正3年旧9月17日
026 大正3年旧9月17日
058 大正3年旧9月19日
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110 大正4年旧4月6日
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135 大正4年旧5月4日
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053 大正4年旧6月11日
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256 大正5年旧5月18日
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233 大正5年旧9月5日
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009 大正5年旧11月8日
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218 大正6年旧1月22日
003 大正6年旧1月23日
005 大正6年旧2月9日
207 大正6年閏2月22日
206 大正6年閏2月25日
027 大正6年旧3月9日
033 大正6年旧3月12日
034 大正6年旧4月17日
049 大正6年旧4月26日
046 大正6年旧5月6日
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113 大正6年旧11月23日
114 大正7年旧1月12日
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120 大正7年旧2月26日
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【新着情報】
[2023/12/19] サイトの全面改修に伴いサブスク化します。
詳しくはこちらをどうぞ
。[2024/6/30]8月中にサイトの大改修を行います。
実験のためのサイトをこちらに作りました
(今はメニューを変更しただけです)。
大本神諭
> 大正7年旧3月15日
<<< 大正7年旧2月26日
(B)
(N)
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マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。
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大正七年旧三月十五日
インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1918(大正7)年4月25日(旧3月15日)
神霊界掲載号:
大正7年11月1日号(第73号) 3頁
神霊界八幡書店復刻版:
第3巻 291頁
七巻本:
第4巻 135頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
なし
東洋文庫火の巻:
235頁
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
87頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2018-03-22 19:22:49
OBC :
os146
001
天
(
てん
)
の
御先祖
(
ごせんぞ
)
様
(
さま
)
が、
002
此
(
この
)
世
(
よ
)
には
何
(
ど
)
うでも
宜
(
よ
)
いといふやうな
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
り、
003
押
(
を
)
し
籠
(
こ
)
まれて
居
(
を
)
りた
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
が
無
(
な
)
いやうに
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
りた
故
(
ゆゑ
)
に、
004
この
世
(
よ
)
が
闇雲
(
やみくも
)
に
成
(
な
)
りて
了
(
しも
)
ふて
現今
(
いま
)
の
体裁
(
ていさい
)
、
005
えらい
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
りたものであるぞよ。
006
この
時代
(
よ
)
が
来
(
く
)
る
事
(
こと
)
が、
007
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
からよく
分
(
わか
)
りて
居
(
を
)
りて、
008
日本
(
にほん
)
の
霊
(
ひ
)
の
本
(
もと
)
には、
009
一
輪
(
りん
)
の
仕組
(
しぐみ
)
がしてありて、
010
よく
解
(
わか
)
るやうに、
011
変生男子
(
へんぜうなんし
)
の
手
(
て
)
で
大国常立尊
(
おほくにとこたちのみこと
)
が
書
(
か
)
いたり、
012
言葉
(
ことば
)
とで、
013
爰
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
りた
折
(
をり
)
には
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
して、
014
身魂
(
みたま
)
を
磨
(
みが
)
きて
居
(
を
)
るやうに、
015
今
(
いま
)
に
知
(
し
)
らして
居
(
を
)
るなれど、
016
人民
(
じんみん
)
には
解
(
わか
)
らん
筈
(
はづ
)
、
017
守護神
(
しゅごうじん
)
に
解
(
わか
)
らんから、
018
肉体
(
にくたい
)
に
解
(
わか
)
らなんだが、
019
何彼
(
なにか
)
の
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
たから、
020
御筆先
(
おふでさき
)
通
(
どほ
)
りに
何
(
なに
)
も一
度
(
ど
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
て、
021
一
度
(
ど
)
に
開
(
ひら
)
く
梅
(
うめ
)
の
花
(
はな
)
、
022
遅
(
おそ
)
く
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
る
丈
(
だけ
)
一
度
(
ど
)
に
開
(
ひら
)
けるから、
023
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
天地
(
てんち
)
から
見
(
み
)
せてあるから、
024
開
(
ひら
)
け
出
(
だ
)
したら
迅
(
はや
)
いぞよ。
025
天地
(
てんち
)
の
大神
(
おほかみ
)
、
026
元
(
もと
)
の
活神
(
いきがみ
)
は
昼夜
(
よるひる
)
といふ
事
(
こと
)
も
無
(
な
)
し、
027
暑
(
あ
)
つい
寒
(
さむ
)
いといふ
厭
(
いとい
)
はないから、
028
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どう
)
りに
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
たから、
029
一
日
(
にち
)
増
(
ま
)
しに
仕組
(
しぐ
)
みてある
事
(
こと
)
が
順
(
じゅん
)
に
出現
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
030
長
(
なが
)
う
掛
(
かか
)
りて
居
(
を
)
りたら、
031
何方
(
どちら
)
の
国
(
くに
)
も
潰
(
つぶ
)
れて
了
(
しも
)
ふから、
032
九
分
(
ぶ
)
九
厘
(
りん
)
で
悪
(
あく
)
の
世
(
よ
)
の
終末
(
しまい
)
と
成
(
な
)
りて、
033
二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
して
末代
(
まつだい
)
の
事
(
こと
)
が
決
(
きま
)
りて、
034
従来
(
これまで
)
の
習慣
(
やりかた
)
制度
(
ほじつ
)
を
薩張
(
さっぱり
)
変
(
か
)
へて
了
(
しも
)
ふから、
035
申
(
まう
)
すやうに
致
(
いた
)
さん
身魂
(
みたま
)
は
為
(
せ
)
な
為
(
す
)
るやうに
変
(
かへ
)
さすぞよ。
036
向后
(
このさき
)
で
慢心
(
まんしん
)
と
従来
(
これまで
)
の
遣
(
やり
)
方
(
かた
)
を
一寸
(
ちょっと
)
でも
致
(
いた
)
した
守護神
(
しゅごうじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
りたら、
037
規則
(
きそく
)
通
(
どう
)
りにして
了
(
しま
)
ふぞよ。
038
天地
(
てんち
)
の
相違
(
ちがひ
)
に
何事
(
なにごと
)
も
変
(
かは
)
りて
了
(
しま
)
ふぞよ。
039
為損
(
しそこな
)
ひの
無
(
な
)
いやうに
皆
(
みな
)
致
(
いた
)
されよ。
040
爰
(
ここ
)
まで
口
(
くち
)
と
手
(
て
)
とで
知
(
し
)
らしたらこれに
落度
(
おちど
)
はよもやあるまい。
041
この
上
(
うへ
)
は
各自
(
めんめ
)
に
自己
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
を
自己
(
われ
)
が
審査
(
あらた
)
めて、
042
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
は
善
(
よ
)
いと
悪
(
わるい
)
との
鑑
(
かがみ
)
が
出
(
で
)
るから、
043
鑑
(
かがみ
)
を
見
(
み
)
て
善
(
よ
)
い
方
(
ほう
)
へ
写
(
うつ
)
るやうに
致
(
いた
)
さんと、
044
悪
(
わる
)
い
方
(
ほう
)
へうつりたら、
045
末代
(
まつだい
)
善
(
よ
)
い
方
(
ほう
)
へは
上
(
あが
)
る
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
ん
規則
(
きそく
)
が
決
(
きま
)
るから、
046
今
(
いま
)
の
転換期
(
かはりめ
)
に、
047
充分
(
じゅうぶん
)
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
ひをさせんやうに………。
048
向后
(
このさき
)
の
規則
(
きそく
)
は
善
(
ぜん
)
の
方
(
ほう
)
も
末代
(
まつだい
)
であるぞよ。
049
悪
(
あく
)
も
末代
(
まつだい
)
、
050
底
(
そこ
)
の
国
(
くに
)
仕舞
(
しまい
)
であるから、
051
従来
(
これまで
)
の
心
(
こころ
)
と
遣
(
やり
)
方
(
かた
)
を
変
(
か
)
へて
了
(
しま
)
はんと、
052
悪
(
あく
)
の
遣
(
やり
)
方
(
かた
)
致
(
いた
)
す
守護神
(
しゅごうじん
)
に
使
(
つか
)
はれたら、
053
向后
(
このさき
)
未代
(
まつだい
)
嬉
(
うれ
)
しい
事
(
こと
)
の
無
(
な
)
い
所
(
とこ
)
へ
落
(
をと
)
されるから、
054
今
(
いま
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るのにまだ
念
(
ねん
)
を
入
(
い
)
れて
書
(
か
)
かして
置
(
お
)
くぞよ。
055
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
との
鑑
(
かがみ
)
を
見
(
み
)
て
善
(
ぜん
)
の
遣
(
やり
)
方
(
かた
)
へうつるやうに、
056
心
(
こころ
)
を
持
(
も
)
ちかへて
貰
(
もら
)
はんと、
057
向后
(
このさき
)
は
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
大間違
(
おほまちがい
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
058
時節
(
じせつ
)
には、
059
何
(
なに
)
も
敵
(
かな
)
はんと
申
(
もう
)
してあるが、
060
何彼
(
なにか
)
の
時節
(
じせつ
)
がまはりて
来
(
き
)
て、
061
善悪
(
ぜんあく
)
の
根本
(
こっぽん
)
の
事
(
こと
)
を
説
(
と
)
いて
聞
(
き
)
かせる
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
たから、
062
上
(
うへ
)
へあがりて
居
(
を
)
れる
守護神
(
しゅごうじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
れる
肉体
(
にくたい
)
が、
063
何
(
なん
)
となく
心
(
こゝろ
)
が
寂
(
さび
)
しく
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るといふ
事
(
こと
)
が、
064
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
世界中
(
せかいぢう
)
の
事
(
こと
)
が、
065
伊呂波
(
いろは
)
四十八
文字
(
もじ
)
で
書
(
か
)
かしてある
事
(
こと
)
が
響
(
こた
)
へて
来
(
き
)
て、
066
発根
(
ほっごん
)
と
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
す
守護神
(
しゅごうじん
)
は
結構
(
けっこう
)
であるが、
067
今
(
いま
)
に
大
(
おほ
)
きな
目的
(
もくてき
)
のある
守護神
(
しゅごうじん
)
は
可哀相
(
かあいさう
)
なれど、
068
余
(
あま
)
り
大
(
おほ
)
きな
取
(
とり
)
違
(
ちがい
)
、
069
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
近
(
ちか
)
う
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
て
居
(
を
)
るから、
070
最
(
も
)
う
揃
(
そろ
)
ふて
解
(
わか
)
らんと、
071
一
度
(
ど
)
にキリキリ
舞
(
ま
)
はな
成
(
な
)
らん
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
て
来
(
き
)
て、
072
何所
(
どこ
)
へ
取
(
と
)
り
附
(
つ
)
く
島
(
しま
)
は
無
(
な
)
い、
073
何
(
ど
)
う
仕様
(
しよう
)
も
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
が
近
(
ちか
)
うなりて
来
(
き
)
て
居
(
を
)
るぞよ。
074
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
時節
(
じせつ
)
が
来
(
き
)
たぞよ。
075
歓
(
よろこ
)
ぶ
身魂
(
みたま
)
と
悲
(
かな
)
しみてキリキリ
舞
(
ま
)
はな
成
(
な
)
らん
身魂
(
みたま
)
とが
出来
(
でき
)
るから、
076
申
(
まう
)
す
事
(
こと
)
を
疑
(
うたが
)
はずと、
077
発根
(
ほっごん
)
の
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
さんと、
078
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
も
爰
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
る
事
(
こと
)
を
待
(
ま
)
ちて
居
(
を
)
りたのであるぞよ。
079
松
(
まつ
)
の
世
(
よ
)
を
待
(
ま
)
ちた
松
(
まつ
)
の
世
(
よ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
080
仕組
(
しぐ
)
みてある
時節
(
じせつ
)
が
廻
(
ま
)
はりて
来
(
き
)
たから、
081
二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
し、
082
悪
(
あく
)
も
善
(
ぜん
)
に
立替
(
たてかへ
)
て、
083
向后
(
このさき
)
は
善
(
ぜん
)
一つの
世
(
よ
)
に
致
(
いた
)
して、
084
皆
(
みな
)
手
(
て
)
を
引
(
ひ
)
き
合
(
あ
)
ふて
行
(
ゆ
)
きたいのであるのに、
085
取
(
とり
)
違
(
ちがい
)
があると、
086
見
(
み
)
る
眼
(
め
)
が
厭
(
いや
)
であるぞよ。
087
爰
(
ここ
)
までに
致
(
いた
)
した
世
(
よ
)
を
水晶
(
すいしょう
)
の
世
(
よ
)
に
立替
(
たてかへ
)
るのであるから、
088
中々
(
なかなか
)
骨
(
ほね
)
の
折
(
を
)
れる
事
(
こと
)
であるなれど、
089
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
造営
(
こしら
)
へた
天地
(
てんち
)
の
根源
(
もと
)
を
造営
(
こしら
)
へた
覚
(
をぼ
)
えのある、
090
肉体
(
にくたい
)
其
(
その
)
儘
(
まま
)
で
末代
(
まつだい
)
その
儘
(
まま
)
で
居
(
を
)
り、
091
爰
(
ここ
)
までは
蔭
(
かげ
)
から
守護
(
しゅごう
)
をして
居
(
を
)
りた
天
(
てん
)
の
弥勒様
(
みろくさま
)
と、
092
地
(
ち
)
のお
地
(
つち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
とでないと、
093
二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は
他
(
ほか
)
の
身魂
(
みたま
)
では
何
(
ど
)
うして
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
をするといふ
事
(
こと
)
が
解
(
わか
)
らんのであるから、
094
世界中
(
せかいぢう
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
人民
(
じんみん
)
が
末代
(
まつだい
)
掛
(
かか
)
りても
出来
(
でき
)
んから、
095
分散
(
まくばり
)
てある
身魂
(
みたま
)
を
引
(
ひ
)
き
寄
(
よ
)
して、
096
身魂
(
みたま
)
の
性来
(
せうらい
)
の
御用
(
ごよう
)
さすから、
097
従来
(
これまで
)
は
暗
(
くら
)
がりの
世
(
よ
)
でありたから、
098
何
(
なに
)
も
解
(
わか
)
らなんだなれど、
099
何彼
(
なにか
)
の
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
100
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
守護
(
しゅごう
)
と
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
たから、
101
解
(
わか
)
らなんだ
事
(
こと
)
が
解
(
わか
)
りて
来
(
き
)
て、
102
向后
(
このさき
)
は
嬉
(
うれ
)
し
嬉
(
うれ
)
しの
末代
(
まつだい
)
凋落
(
しほ
)
れん
生花
(
いきばな
)
の
咲
(
さ
)
く
世
(
よ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
103
嬉
(
うれ
)
し
嬉
(
うれ
)
しで
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
るから、
104
従
(
したが
)
ふ
所
(
とこ
)
へは
従
(
したが
)
ふて
温順
(
すなを
)
に
致
(
いた
)
せば、
105
其
(
その
)
日
(
ひ
)
から
嬉
(
うれ
)
し
嬉
(
うれ
)
しで
暮
(
くら
)
して
行
(
ゆ
)
ける
時節
(
じせつ
)
が
循
(
まは
)
りて
来
(
き
)
たぞよ。
106
温順
(
すなほ
)
な
守護神
(
しゅごうじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
る
肉体
(
にくたい
)
から
良
(
よ
)
く
致
(
いた
)
してやるから、
107
一寸
(
ちょっと
)
でも
敵対
(
てきたう
)
て
来
(
く
)
る
守護神
(
しゅごうじん
)
は、
108
自己
(
われ
)
の
身体
(
からだ
)
は
我
(
わ
)
が
自由
(
じゆう
)
に
成
(
な
)
りはせんぞよ。
109
善
(
よい
)
と
悪
(
わるい
)
との
鑑
(
かがみ
)
が
出
(
で
)
るから、
110
善
(
よ
)
い
鑑
(
かがみ
)
を
見
(
み
)
て
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
されよ。
111
お
筆先
(
ふでさき
)
通
(
どほ
)
りの
世
(
よ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
112
温順
(
すなほ
)
な
守護神
(
しゅごうじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
る
肉体
(
にくたい
)
は
大変
(
たいへん
)
良
(
よ
)
くなるが、
113
敵対
(
てきたう
)
て
見
(
み
)
よれ、
114
自己
(
われ
)
の
身体
(
からだ
)
がわが
自由
(
じゆう
)
に
成
(
な
)
らんのが、
115
自己
(
われ
)
が
為
(
し
)
て
居
(
を
)
ると
思
(
をも
)
ふて
居
(
を
)
るのが、
116
させられて
居
(
を
)
るのであるぞよ。
117
向后
(
このさき
)
は
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
守護
(
しゅごう
)
と
成
(
な
)
るから、
118
何事
(
なにごと
)
もよく
解
(
わか
)
るぞよ。
119
爰
(
ここ
)
までは
暗
(
くら
)
がりの
世
(
よ
)
でありたから
何
(
なに
)
も
解
(
わか
)
らなんだなれど、
120
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
121
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
守護
(
しゅごう
)
となりて
来
(
き
)
たから、
122
向后
(
このさき
)
は
物事
(
ものごと
)
が
迅
(
はや
)
いぞよ。
123
御筆
(
おふで
)
に
出
(
だ
)
してある
事
(
こと
)
も、
124
直
(
なを
)
の
口
(
くち
)
で
言
(
い
)
はしてあることも、
125
遅
(
をそ
)
い
事
(
こと
)
、
126
速
(
はや
)
い
事
(
こと
)
はあるなれど、
127
皆
(
みな
)
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
128
便
(
たよ
)
りしやうにも
伝言
(
ことづて
)
しやうにも、
129
人
(
ひと
)
に
言
(
い
)
はれん
隠身
(
かくれみ
)
であるから、
130
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
と
成
(
な
)
りて
現
(
あら
)
はれるぞよ。
131
乙姫殿
(
をとひめどの
)
の
御働
(
おはたら
)
きは、
132
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
方
(
ほう
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
では
小指
(
こゆび
)
の
真似
(
まね
)
も
出来
(
でき
)
はせんから、
133
昔
(
むかし
)
から
末代
(
まつだい
)
其
(
その
)
儘
(
まま
)
の
御姿
(
おすがた
)
のある、
134
混
(
ま
)
ぜりなしの
御手伝
(
おてつだい
)
を
遊
(
あそ
)
ばす、
135
元
(
もと
)
の
生粋
(
きっすい
)
の一
輪
(
りん
)
の
大神
(
おほかみ
)
のお
手伝
(
てつだい
)
がありたなら、
136
霊魂
(
みたま
)
の
神
(
かみ
)
が
何程
(
なにほど
)
集
(
よ
)
りて
来
(
き
)
ても、
137
お
一方
(
ひとかた
)
のお
働
(
はたらき
)
があり
出
(
だ
)
したら、
138
霊魂
(
れい
)
の
神
(
かみ
)
では
今度
(
こんど
)
の二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は、
139
元
(
もと
)
の
其
(
その
)
儘
(
まま
)
のお
姿
(
すがた
)
のお
働
(
はたらき
)
には
到底
(
とうてい
)
敵
(
かな
)
はんから、
140
今
(
いま
)
の
内
(
うち
)
に
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けて
置
(
を
)
くぞよ。
141
従来
(
これまで
)
の
世
(
よ
)
は
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
に
大将
(
たいしゃう
)
無
(
な
)
しに、
142
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
りた
守護神
(
しゅごうじん
)
が
自己
(
われ
)
一
力
(
りき
)
で
狡猾
(
わるがしかう
)
ありたら
上
(
うへ
)
へあがりて
出世
(
しゅっせ
)
が
出来
(
でき
)
たなれど、
143
二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
したら、
144
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
天地
(
てんち
)
にかはるから、
145
充分
(
じゅうぶん
)
お
筆先
(
ふでさき
)
を
見
(
み
)
て
置
(
を
)
かんと、
146
量見
(
りゃうけん
)
が
違
(
ちが
)
ふから、
147
向后
(
このさき
)
お
筆先
(
ふでさき
)
に
出
(
だ
)
した
事
(
こと
)
を
用
(
もち
)
ひんと、
148
自己
(
われ
)
の
思
(
をも
)
ふやうに
為
(
し
)
やうと
思
(
をも
)
ふても
行
(
ゆ
)
きはせんぞよ。
149
他人
(
ひと
)
を
見
(
み
)
ても
能
(
よ
)
く
解
(
わか
)
るから、
150
他人
(
ひと
)
を
見
(
み
)
て
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
されよ。
151
外国
(
がいこく
)
見
(
み
)
て
日本
(
にほん
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
が
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
さな
成
(
な
)
らんやうに
大変
(
おおがは
)
りが
致
(
いた
)
すぞよ。
152
外国
(
がいこく
)
の
心
(
こころ
)
を
善
(
よ
)
いと
思
(
をも
)
ふて、
153
外国
(
がいこく
)
の
真似
(
まね
)
を
致
(
いた
)
して、
154
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
が
大
(
おほ
)
きな
取
(
とり
)
違
(
ちがい
)
をして
居
(
を
)
りて、
155
世界中
(
せかいぢう
)
の
大
(
おほ
)
きな
難渋
(
なんじゅう
)
であるから、
156
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
の
霊
(
ひ
)
の
元
(
もと
)
の
大和
(
やまと
)
魂
(
だましい
)
に
立
(
たち
)
返
(
かへ
)
りて、
157
元
(
もと
)
の
弥勒様
(
みろくさま
)
の
教
(
をしへ
)
通
(
どほ
)
りを
致
(
いた
)
さんと
世
(
よ
)
が
立
(
た
)
ちては
行
(
ゆ
)
かんから、
158
従来
(
これまで
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
は
俄
(
にはか
)
に
大変
(
たいへん
)
辛
(
つら
)
く
成
(
な
)
るから、
159
長
(
なが
)
らく
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けたのでありたが、
160
今
(
いま
)
に
分
(
わか
)
らん
守護神
(
しゅごうじん
)
が
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
にあるなれど、
161
最
(
も
)
う
此
(
この
)
上
(
うへ
)
に
知
(
し
)
らせやうが
無
(
な
)
いぞよ。
162
所々
(
ところどころ
)
に
宮柱
(
みやはしら
)
を
立
(
た
)
てて
先走
(
さきばし
)
りがさしてありたが、
163
九
分
(
ぶ
)
九
厘
(
りん
)
まではよく
分
(
わか
)
りて
居
(
を
)
るなれど、
164
肝腎
(
かんじん
)
の
一輪
(
いちりん
)
の
仕組
(
しぐみ
)
で、
165
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
には
大事業
(
たいもう
)
な
仕組
(
しぐみ
)
の
元
(
もと
)
であるから、
166
向后
(
このさき
)
は
遠方
(
とほく
)
から
開
(
ひら
)
けて
来
(
き
)
て、
167
近所
(
ちかく
)
の
人
(
ひと
)
が
余
(
あま
)
り
取
(
とり
)
違
(
ちがい
)
で、
168
面目
(
めんぼく
)
無
(
な
)
うて、
169
大
(
おほ
)
きな
声
(
こえ
)
で
物
(
もの
)
も
言
(
い
)
えん、
170
アフンと
致
(
いた
)
して
見
(
み
)
て
居
(
を
)
らな
成
(
な
)
らん
様
(
やう
)
な
事
(
こと
)
の
無
(
な
)
いやうに、
171
爰
(
ここ
)
まで
知
(
し
)
らしてやりて
歓
(
よろこ
)
ばしたいのであるなれど、
172
余
(
あま
)
り
惨
(
むご
)
う
分
(
わか
)
らんので、
173
お
蔭
(
かげ
)
が
後廻
(
あとま
)
はしと
成
(
な
)
りて
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
であるなれど、
174
この
御道
(
おみち
)
は
引
(
ひ
)
っ
張
(
ぱ
)
りには
行
(
ゆ
)
かんから、
175
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
いて
来
(
き
)
たら
出
(
で
)
て
御座
(
ござ
)
れ。
176
聴
(
き
)
き
度
(
た
)
くば、
177
何
(
ど
)
んな
事
(
こと
)
でも
説
(
と
)
いて
聴
(
き
)
かせる
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
であるから、
178
昔
(
むかし
)
から
言
(
いひ
)
置
(
を
)
きにも
書
(
かき
)
置
(
を
)
きにも、
179
書物
(
しょもつ
)
にも
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
………。
180
元
(
もと
)
の
根本
(
こんぽん
)
の
事
(
こと
)
から
将来
(
ゆくさき
)
の
事
(
こと
)
からを、
181
伊呂波
(
いろは
)
四十八
文字
(
もじ
)
で
書
(
か
)
いてある
事
(
こと
)
が
皆
(
みな
)
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るから、
182
伊呂波
(
いろは
)
の
勉強
(
べんきゃう
)
は
今
(
いま
)
では
学者
(
がくしゃ
)
には
阿呆
(
あほ
)
らしいやうにあるなれど、
183
伊呂波
(
いろは
)
の
勉強
(
べんきゃう
)
を
為
(
し
)
て
置
(
を
)
かんと、
184
日本
(
にほん
)
の
大和
(
やまと
)
魂
(
だましい
)
に
成
(
な
)
れんぞよ。
185
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
伊呂波
(
いろは
)
でない
事
(
こと
)
には、
186
真正
(
まこと
)
の
天地
(
てんち
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
んぞよ。
187
何事
(
なに
)
も
伊月波
(
いろは
)
へ
戻
(
もど
)
すのであるから、
188
世界中
(
せかいぢう
)
の
人民
(
じんみん
)
の
思
(
をもい
)
が
余
(
あま
)
り
大
(
おほ
)
きな
間違
(
まちがい
)
で、
189
腰
(
こし
)
が
抜
(
ぬ
)
けるやら、
190
顎
(
あご
)
が
外
(
はづ
)
れて
耻
(
はづ
)
かしいやら
面目
(
めんぼく
)
無
(
な
)
うて、
191
大
(
おほ
)
きな
声
(
こえ
)
で
物
(
もの
)
も
言
(
ゆ
)
えんやうな
事
(
こと
)
になると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が
毎度
(
まいど
)
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
けてあるぞよ。
192
男
(
をとこ
)
も
女
(
をんな
)
も
大本
(
おほもと
)
へ
早
(
はや
)
うから来て
居
(
を
)
りて、
193
何
(
なに
)
をして
居
(
を
)
りたじゃと
云
(
い
)
ふやうな
事
(
こと
)
の
無
(
な
)
いやうに、
194
早
(
はや
)
うから
来
(
き
)
て
居
(
を
)
る
人
(
ひと
)
は
些
(
ち
)
と
効能
(
こうのう
)
が
無
(
な
)
いと、
195
他
(
ひと
)
に
面目
(
めんぼく
)
無
(
な
)
いやうな
事
(
こと
)
の
無
(
な
)
いやうに
神徳
(
しんとく
)
を
貰
(
もら
)
ふて
居
(
を
)
らんと、
196
向后
(
このさき
)
は
段々
(
だんだん
)
善
(
よ
)
く
分
(
わか
)
る
人
(
ひと
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
197
アチラコチラに
成
(
な
)
りて、
198
結構
(
けっこう
)
なお
話
(
はなし
)
を
聴
(
き
)
かして
貰
(
もら
)
ふやうな
事
(
こと
)
の
無
(
な
)
いやうに………。
199
肚
(
はら
)
の
中
(
なか
)
に
誠
(
まこと
)
といふ
精神
(
せいしん
)
を
有
(
も
)
ちて
居
(
を
)
ると、
200
善
(
よ
)
いお
話
(
はなし
)
が
何
(
なん
)
となく
耳
(
みみ
)
へ
入
(
はい
)
りて、
201
結構
(
けっこう
)
が
腹
(
はら
)
へ
滲
(
し
)
み
込
(
こ
)
みて、
202
他
(
ひと
)
から
見
(
み
)
てあの
人
(
ひと
)
は
違
(
ちが
)
ふた
人
(
ひと
)
であるといふ
事
(
こと
)
がよく
分
(
わか
)
りて、
203
他
(
ひと
)
が
崇
(
あが
)
めるし、
204
神徳
(
しんとく
)
が
受
(
う
)
かるから
人徳
(
じんとく
)
が
出来
(
でき
)
るし、
205
一
(
ひと
)
つは
各自
(
めんめ
)
の
行為
(
おこない
)
善
(
よ
)
くば
神徳
(
しんとく
)
がよく
分
(
わか
)
りて
来
(
く
)
るなり、
206
従来
(
これまで
)
とは
違
(
ちご
)
ふて、
207
今度
(
こんど
)
の二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は、
208
さっぱり
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
、
209
精神
(
せいしん
)
の
持
(
もち
)
方
(
かた
)
を
変
(
か
)
へて
貰
(
もら
)
はんと、
210
従来
(
これまで
)
の
事
(
こと
)
は
些
(
ちっ
)
とも
用
(
もち
)
ゐられんから、
211
守護神
(
しゅごうじん
)
が
辛
(
つら
)
くなるぞよ。
212
従来
(
これまで
)
の
遣
(
や
)
り
方
(
かた
)
は
誠
(
まこと
)
の
無
(
な
)
い、
213
表面
(
うはべ
)
を
飾
(
かざ
)
る
世
(
よ
)
でありたから、
214
上
(
うへ
)
から
見
(
み
)
て
立派
(
りっぱ
)
にありたら
宜
(
よ
)
い
世
(
よ
)
でありたなれど、
215
二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
で
末代
(
まつだい
)
の
事
(
こと
)
が
決
(
きま
)
るのであるから、
216
従来
(
これまで
)
の
心
(
こころ
)
の
持
(
もち
)
方
(
かた
)
を
変
(
か
)
へて、
217
遣
(
やり
)
方
(
かた
)
を
薩張
(
さっぱり
)
変
(
か
)
へさすから、
218
今
(
いま
)
が
転換期
(
かはりめ
)
で
誠
(
まこと
)
に
辛
(
つら
)
い
所
(
とこ
)
であるぞよ。
219
辛
(
つら
)
いのが
行
(
ぎゃう
)
であるぞよ。
220
元
(
もと
)
の
其
(
その
)
儘
(
まま
)
で
末代
(
まつだい
)
居
(
を
)
る
活神
(
いきがみ
)
は、
221
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
来
(
く
)
る
事
(
こと
)
を
世
(
よ
)
の
根元
(
もと
)
から
良
(
よ
)
く
分
(
わか
)
りて
居
(
を
)
る
故
(
ゆへ
)
に、
222
何
(
ど
)
んな
苦労
(
くろう
)
も
為
(
し
)
たり
為
(
さ
)
せたりして
居
(
を
)
りて、
223
爰迄
(
ここまで
)
の
辛抱
(
しんぼう
)
が
出来
(
でき
)
たのである。
224
世
(
よ
)
の
根本
(
もと
)
から
爰
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
る
事
(
こと
)
が
良
(
よ
)
く
分
(
わか
)
りて
居
(
を
)
りて、
225
世
(
よ
)
に
押
(
をし
)
込
(
こ
)
まれるのも、
226
何
(
なに
)
もよく
承知
(
しゃうち
)
で、
227
爰
(
ここ
)
までの
行
(
ぎゃう
)
を
為
(
さ
)
せて
戴
(
いただ
)
いたお
蔭
(
かげ
)
で………。
228
爰
(
ここ
)
までの
行
(
ぎゃう
)
をして
置
(
を
)
かんと
世
(
よ
)
が
元
(
もと
)
へ
戻
(
もど
)
るのであるから、
229
何
(
なに
)
一
(
ひ
)
と
種
(
いろ
)
知
(
し
)
らんといふ
事
(
こと
)
の
無
(
な
)
いやうに
行
(
ぎゃう
)
をして
置
(
を
)
かんと、
230
向后
(
このさき
)
に
成
(
な
)
ると、
231
何
(
ど
)
んな
事
(
こと
)
でも
新規
(
さらつ
)
の
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
るのであるから、
232
問
(
と
)
はれた
事
(
こと
)
に
弁解
(
べんかい
)
の
出来
(
でき
)
んやうな
事
(
こと
)
では、
233
天
(
てん
)
の
御先祖
(
ごせんぞ
)
様
(
さま
)
の
御威徳
(
ごいとく
)
が
分
(
わか
)
らんやうな
事
(
こと
)
では、
234
弥勒様
(
みろくさま
)
のお
傍附
(
そばつき
)
とは
申
(
まう
)
されんぞよ。
235
この
世
(
よ
)
は
天
(
てん
)
の
御先祖
(
ごせんぞ
)
様
(
さま
)
の
弥勒様
(
みろくさま
)
であるから、
236
元
(
もと
)
を
大事
(
だいじ
)
に
致
(
いた
)
さんと、
237
体主霊従
(
あく
)
にもせよ、
238
爰
(
ここ
)
まで
開
(
ひら
)
けた
此
(
この
)
世界
(
せかい
)
を、
239
元
(
もと
)
は
天
(
てん
)
の
弥勒様
(
みろくさま
)
の
御艱難
(
ごかんなん
)
で、
240
鉄
(
てつ
)
の
棒
(
ぼう
)
が
針
(
はり
)
に
成
(
な
)
る
所
(
とこ
)
までの
御艱難
(
ごかんなん
)
を
汲
(
く
)
み
取
(
と
)
りて、
241
誠
(
まこと
)
に
致
(
いた
)
す
守護神
(
しゅごうじん
)
が
無
(
な
)
い
故
(
ゆへ
)
に………。
242
自己
(
われ
)
に
苦労
(
くろう
)
を
為
(
し
)
て
来
(
こ
)
んと
誠
(
まこと
)
の
事
(
こと
)
は
分
(
わか
)
りはせんぞよ。
243
苦労
(
くろう
)
は
出世
(
しゅっせ
)
の
基
(
もと
)
であるぞよ。
244
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
には
一
(
ひ
)
と
通
(
とほ
)
りの
守護神
(
しゅごうじん
)
では
勤
(
つと
)
まらんから、
245
弥勒様
(
みろくさま
)
が
初発
(
しょっぱつ
)
に
造
(
こしら
)
へ
成
(
な
)
さりてお
出
(
い
)
であそばす
先祖
(
せんぞ
)
を、
246
力量
(
ちから
)
が
有
(
あ
)
り
過
(
す
)
ぎると
申
(
もう
)
して、
247
他
(
ほか
)
の
神
(
かみ
)
の
邪魔
(
じゃま
)
に
成
(
な
)
ると
申
(
もう
)
して、
248
弥勒様
(
みろくさま
)
へお
願
(
ねがひ
)
遊
(
あそ
)
ばしたら、
249
弥勒様
(
みろくさま
)
は、
250
多勢
(
おほぜい
)
と
一人
(
ひとり
)
とは
換
(
か
)
へられんから、
251
艮
(
うしとら
)
へ
押
(
をし
)
込
(
こ
)
めいとの
御命令
(
ごめいれい
)
が
下
(
さが
)
りて、
252
さあ
甘
(
うま
)
い
事
(
こと
)
じゃと
皆
(
みな
)
の
神
(
かみ
)
に、
253
一
人
(
にん
)
も
此
(
この
)
方
(
ほう
)
へ
附
(
つ
)
いてくださる
守護神
(
しゅごうじん
)
が
無
(
なか
)
りたが、
254
押
(
をし
)
込
(
こ
)
められた
御蔭
(
おかげ
)
で
爰
(
ここ
)
迄
(
まで
)
の
行
(
ぎゃう
)
が
出来
(
でき
)
たから、
255
何事
(
なに
)
も
弥勒様
(
みろくさま
)
が
為
(
さ
)
せなされたのであるぞよ。
256
向后
(
このさき
)
は
最
(
も
)
う
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は
出来
(
でき
)
んのであるから、
257
爰
(
ここ
)
迄
(
まで
)
の
行
(
ぎゃう
)
が
出来
(
でき
)
て
居
(
を
)
らんと
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
が
続
(
つづ
)
いては
行
(
い
)
かんから、
258
弥勒様
(
みろくさま
)
が
為
(
さ
)
せなされたのであるぞよ。
259
皆
(
みな
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
の
御蔭
(
おかげ
)
で、
260
今
(
いま
)
に
成
(
な
)
ると
誠
(
まこと
)
に
結構
(
けっこう
)
で
ム
(
ござ
)
ります。
261
一
(
ひ
)
と
通
(
とほ
)
りでは
爰
(
ここ
)
迄
(
まで
)
の
行
(
ぎゃう
)
は
出来
(
でき
)
んなれど、
262
弥勒様
(
みろくさま
)
からの
御神徳
(
ごしんとく
)
を
戴
(
いただ
)
いて
爰
(
ここ
)
い
成
(
な
)
りて
誠
(
まこと
)
に
結構
(
けっこう
)
なれど、
263
今
(
いま
)
に
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
守護神
(
しゅごうじん
)
に
大事
(
だいじ
)
の
実地
(
じっち
)
が
分
(
わか
)
らんので、
264
大
(
おほ
)
きな
間違
(
まちがい
)
出来
(
でき
)
ては
成
(
な
)
らんから、
265
温順
(
すなを
)
に
皆
(
みな
)
為
(
し
)
て
貰
(
もら
)
ひ
度
(
た
)
いのが
此
(
この
)
方
(
ほう
)
の
願
(
ねが
)
ひであるぞよ。
266
慢心
(
まんしん
)
が
大怪我
(
おほけが
)
の
基
(
もと
)
であるから、
267
無調法
(
ぶちゃうほう
)
が
出来
(
でき
)
るから、
268
何彼
(
なにか
)
の
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
269
大本
(
おほもと
)
へ
遠国
(
えんごく
)
から
分
(
わか
)
る
守護神
(
しゅごうじん
)
が
追々
(
をいをい
)
と
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りに
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るが、
270
お
一方
(
ひとかた
)
でも
早
(
はや
)
く
来
(
き
)
て
分
(
わ
)
けてくだされ。
271
共々
(
ともども
)
手
(
て
)
を
引
(
ひ
)
き
合
(
あ
)
ふて
善
(
ぜん
)
の
世
(
よ
)
へ
立替
(
たてかへ
)
れば、
272
前途
(
さき
)
ほど
広
(
ひろ
)
き
善
(
よ
)
き
道
(
みち
)
が
造
(
こしら
)
へてあるから、
273
御用
(
ごよう
)
が
勇
(
いさ
)
みて
出来
(
でき
)
るから、
274
お
一方
(
ひとかた
)
でも
綾部
(
あやべ
)
の
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りを
開
(
ひら
)
いてくだされよ。
275
悪
(
あく
)
も
善
(
ぜん
)
へ
立
(
たち
)
返
(
かへ
)
りて
一
(
ひと
)
つの
心
(
こころ
)
に
成
(
な
)
りて
天地
(
てんち
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
せば、
276
元
(
もと
)
の
弥勒様
(
みろくさま
)
の
御歓
(
およろこ
)
びで、
277
改心
(
かいしん
)
の
出来
(
でき
)
た
御守護神
(
ごしゅごうじん
)
から
天地
(
てんち
)
の
善
(
よ
)
い
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
るのであるから、
278
守護神
(
しゅごうじん
)
に
分
(
わか
)
りたら
肉体
(
にくたい
)
に
分
(
わか
)
りて
来
(
き
)
て、
279
うれしうれしで
結構
(
けっこう
)
な
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
る
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
であるのに、
280
上
(
うへ
)
から
下
(
した
)
まで
余
(
あま
)
り
大
(
おほ
)
きな
間違
(
まちがい
)
で、
281
向
(
むか
)
ふの
国
(
くに
)
の
今
(
いま
)
の
体裁
(
ていさい
)
、
282
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
なものであるなれど、
283
行
(
ゆ
)
く
所
(
とこ
)
まで
行
(
ゆ
)
かんと
限
(
め
)
が
醒
(
さ
)
めんのであるが、
284
悪
(
あく
)
へかへりて
仕舞
(
しま
)
ふて
居
(
を
)
るから、
285
何程
(
なにほど
)
実地
(
じっち
)
を
申
(
まう
)
しても
結構
(
けっこう
)
を
書
(
か
)
いて
見
(
み
)
せても、
286
自己
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
が
引
(
ひ
)
っ
繰
(
く
)
りかへりて
了
(
しま
)
ふて
居
(
を
)
るから
耳
(
みみ
)
へ
這入
(
はい
)
らんが、
287
雁
(
がん
)
も
鳩
(
はと
)
も
立
(
た
)
ちて
了
(
しも
)
ふてからそろそろ
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
いて
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
なものなれど、
288
それは
国
(
くに
)
の
御魂
(
みたま
)
の
借銭
(
しゃくせん
)
であるから、
289
罪穢
(
めぐり
)
の
甚
(
ひど
)
い
所
(
とこ
)
には
甚
(
ひど
)
い
事
(
こと
)
が有ると、
290
皆
(
みな
)
お
筆先
(
ふでさき
)
に
気
(
き
)
がつけてあるなれど、
291
何程
(
なにほど
)
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けても
自己
(
われ
)
ほど
偉
(
えら
)
いものは
無
(
な
)
いと
思
(
をも
)
ふて
居
(
を
)
るから、
292
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
ける
程
(
ほど
)
悪
(
わる
)
う
取
(
と
)
りて、
293
まだ
今
(
いま
)
に
逆様
(
さかさま
)
に
取
(
と
)
りて、
294
聴
(
き
)
く
温順
(
すなを
)
な
身魂
(
みたま
)
がないから、
295
モー
気
(
き
)
の
附
(
つ
)
けやうが
無
(
な
)
いぞよ。
296
長
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
の
国
(
くに
)
同志
(
どうし
)
の
人
(
ひと
)
の
殺
(
ころ
)
し
合
(
あ
)
ひを
致
(
いた
)
して
何
(
なに
)
効能
(
こうのう
)
がある。
297
まだえらい
目的
(
もくてき
)
を
立
(
た
)
てて
居
(
を
)
るがまだ
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
かんが、
298
今
(
いま
)
の
精神
(
せいしん
)
では
外国
(
がいこく
)
は
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
なものであるぞよ。
299
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
には
大望
(
たいもう
)
な
仕組
(
しぐみ
)
がしてあるが、
300
其
(
その
)
事
(
こと
)
は
外国
(
がいこく
)
の
霊魂
(
みたま
)
では
分
(
わか
)
るまいがな。
301
向
(
むか
)
うの
国
(
くに
)
の
仕組
(
しぐみ
)
はドイライ
仕組
(
しぐみ
)
であるなれど、
302
艮
(
とどめ
)
を
刺
(
さ
)
すのは
日本
(
にほん
)
の
霊
(
ひ
)
の
元
(
もと
)
でないと
刺
(
さ
)
せんぞよ。
303
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
ける
間
(
あいだ
)
に
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
かんと、
304
何
(
ど
)
うしても
聴
(
き
)
かねば
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りの
規則
(
きそく
)
通
(
どほ
)
りにして、
305
悪
(
あく
)
の
霊
(
れい
)
を
平
(
たひら
)
げて
了
(
しま
)
ふて、
306
国
(
くに
)
に
口舌
(
くぜつ
)
の
無
(
な
)
い
様
(
やう
)
に、
307
悪
(
あく
)
といふ
醜
(
みぐる
)
しい
霊
(
れい
)
は
世界
(
せかい
)
に
無
(
な
)
い
様
(
やう
)
に
致
(
いた
)
すのであるから、
308
何
(
なに
)
につけても二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は
大事業
(
たいもう
)
であると
申
(
もう
)
して十
分
(
ぶん
)
知
(
し
)
らしてあるぞよ。
309
お
筆先
(
ふでさき
)
に
書
(
か
)
かしたら
天地
(
てんち
)
の
規則
(
きそく
)
であるから、
310
変
(
か
)
へる
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
ず、
311
其
(
その
)
通
(
とほ
)
りを
致
(
いた
)
さな
成
(
な
)
らんお
筆先
(
ふでさき
)
を、
312
今
(
いま
)
沢山
(
たくさん
)
に
出
(
で
)
ると
思
(
をも
)
ふて
粗末
(
そまつ
)
に
致
(
いた
)
したら、
313
先
(
さき
)
へ
行
(
ゆ
)
くほど
心配
(
しんぱい
)
が
出来
(
でき
)
て
取
(
とり
)
戻
(
もど
)
しの
成
(
な
)
らん
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るから、
314
毎度
(
まいど
)
お
筆先
(
ふでさき
)
で
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
けてあるぞよ。
315
今度
(
こんど
)
の二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は、
316
太初
(
むかし
)
の
事
(
こと
)
から、
317
天
(
てん
)
と
地
(
ち
)
と
世界中
(
せかいぢう
)
の
事
(
こと
)
から、
318
この
世
(
よ
)
へ
出
(
で
)
てお
出
(
い
)
でる
神
(
かみ
)
の
因縁
(
いんねん
)
から、
319
守護神
(
しゅごうじん
)
の
将来
(
せうらい
)
の
事
(
こと
)
から、
320
何
(
なに
)
も一
切
(
さい
)
の
事
(
こと
)
を
速
(
すみ
)
やかに
査
(
あらた
)
めを
致
(
いた
)
して、
321
三
段
(
だん
)
に
別
(
わ
)
けてある
霊魂
(
みたま
)
の
性来
(
せうらい
)
の
事
(
こと
)
から、
322
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
、
323
神界
(
かみ
)
、
324
仏界
(
ぶつじ
)
、
325
人民
(
じんみん
)
、
326
鳥類
(
ちゃうるい
)
、
327
畜類
(
ちくるい
)
、
328
餓鬼
(
がき
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るものまでも
助
(
たす
)
けな
成
(
な
)
らん
大望
(
たいもう
)
な二
度目
(
どめ
)
の
立替
(
たてかへ
)
であるから、
329
何
(
なに
)
につけても
大事望
(
たいも
)
ばかりであるぞよ。
330
この
前途
(
さき
)
は
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
早
(
はや
)
う
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るから
申
(
もう
)
すやうに
致
(
いた
)
されよ。
331
世
(
よ
)
は
持
(
も
)
ち
切
(
き
)
りには
致
(
いた
)
させんぞよ。
332
世
(
よ
)
はグルグルと
変
(
かは
)
るから、
333
何
(
なに
)
も
時節
(
じせつ
)
には
敵
(
かな
)
はんから、
334
従
(
したが
)
ふ
所
(
とこ
)
へは
従
(
したが
)
ふて
早
(
はや
)
う
帰順
(
おうぜう
)
を
致
(
いた
)
さんと、
335
後
(
あ
)
と
廻
(
まは
)
しにしられたら
敵
(
かな
)
はんぞよ。
336
慢心
(
まんしん
)
を
致
(
いた
)
して
頑張
(
がんば
)
りて
居
(
を
)
る
程
(
ほど
)
後廻
(
あとま
)
はしと
成
(
な
)
るから、
337
温順
(
すなお
)
に
致
(
いた
)
せば
霊
(
れい
)
の
入
(
い
)
れ
替
(
かへ
)
をしてやりて、
338
改心
(
かいしん
)
の
出来
(
でき
)
た
身魂
(
みたま
)
から
大本
(
おほもと
)
へ
引
(
ひき
)
寄
(
よ
)
して
天地
(
てんち
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
せば、
339
この
世
(
よ
)
にこれ
程
(
ほど
)
結構
(
けっこう
)
な
事
(
こと
)
はないぞよ。
340
体主霊従
(
あく
)
では
日本
(
にほん
)
のお
土
(
つち
)
の
上
(
うへ
)
には、
341
一
寸
(
すん
)
の
場
(
ば
)
の
上
(
うへ
)
にも
置
(
お
)
いて
貰
(
もら
)
へん
時節
(
じせつ
)
がまはりて
来
(
き
)
たから、
342
日本
(
にほん
)
の
内地
(
うち
)
に
居
(
を
)
り
度
(
た
)
くば、
343
今
(
いま
)
の
中
(
うち
)
に
温順
(
すなを
)
に
致
(
いた
)
してくだされよ。
344
天地
(
てんち
)
の
間
(
あひ
)
に
発生
(
わか
)
してある
皆
(
みな
)
類
(
るい
)
の
者
(
もの
)
である。
345
破滅
(
つつぼ
)
には
為
(
し
)
とも
無
(
な
)
いなれど、
346
自己
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
で
破滅
(
つつぼ
)
に
成
(
な
)
らんやうに
致
(
いた
)
されよ。
347
従来
(
これまで
)
の
世
(
よ
)
の
遣
(
やり
)
方
(
かた
)
は
表面
(
うへ
)
から
見
(
み
)
ては
立派
(
りっぱ
)
にありたなれど、
348
余
(
あま
)
り
贅沢
(
ぜいたく
)
過
(
す
)
ぎて
世
(
よ
)
が
持
(
も
)
って
行
(
ゆ
)
けんから、
349
金錢
(
きん
)
を
只
(
ただ
)
出来
(
でき
)
たやうに
思
(
をも
)
ふて、
350
衣類
(
いるい
)
、
351
道具
(
どうぐ
)
を
飾
(
かざ
)
り
立
(
た
)
てて、
352
天地
(
てんち
)
へ
冥加
(
めうが
)
の
程
(
ほど
)
が
恐
(
おそ
)
ろしいから、
353
従来
(
これまで
)
は
天地
(
てんち
)
の
御恩
(
ごおん
)
といふ
事
(
こと
)
が
些
(
ちっ
)
とも
分
(
わか
)
りて
居
(
を
)
らなんだから、
354
肝腎
(
かんじん
)
の
弥勒様
(
みろくさま
)
御夫婦様
(
ごふうふさま
)
、
355
天照皇太神宮殿
(
てんしょうくわうだいじんぐうどの
)
、
356
御
(
ご
)
三
体
(
たい
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
御神力
(
ごしんりき
)
といふ
事
(
こと
)
を
左程
(
さほど
)
に
思
(
をも
)
はずと、
357
自己
(
われ
)
の
力
(
ちから
)
で
何事
(
なにごと
)
もやりて
行
(
ゆ
)
けるやうに
思
(
をも
)
ふて
居
(
を
)
りた
事
(
こと
)
が、
358
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
大間違
(
おほまちがい
)
で、
359
この
世
(
よ
)
の
息
(
いき
)
ある
者
(
もの
)
は、
360
何
(
ど
)
うして
出来
(
でき
)
たといふ
事
(
こと
)
も
分
(
わか
)
ろまい。
361
天地
(
てんち
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
御
(
ご
)
三
体
(
たい
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
日々
(
にちにち
)
の
御心
(
おこころ
)
の
分
(
わか
)
りた
霊魂
(
みたま
)
が
無
(
な
)
かりた
故
(
ゆへ
)
に、
362
永
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
の
口惜
(
くちを
)
しき
事
(
こと
)
も
分
(
わか
)
らず、
363
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
の
先祖
(
せんぞ
)
を
力量
(
ちから
)
が
有
(
あ
)
り
過
(
す
)
ぎてお
邪魔
(
じゃま
)
に
成
(
な
)
ると
申
(
もう
)
して
押
(
おし
)
籠
(
こ
)
めて、
364
爰迄
(
ここまで
)
は
蔭
(
かげ
)
の
守護
(
しゅごう
)
でありたなれど、
365
蔭
(
かげ
)
の
守護
(
しゅごう
)
では
最
(
も
)
う
行
(
ゆ
)
けぬから、
366
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
守護
(
しゅごう
)
と
相更
(
あいか
)
はりて、
367
向后
(
このさき
)
はお三
体
(
たい
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
御威徳
(
ごいとく
)
を、
368
日本
(
にほん
)
の
霊
(
ひ
)
の
元
(
もと
)
の
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りに
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
して
埒
(
らち
)
良
(
よ
)
う
致
(
いた
)
して、
369
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
の
神徳
(
しんとく
)
と
向
(
むか
)
ふの
国
(
くに
)
の
学力
(
がくりき
)
との
力競
(
ちからくら
)
べの、
370
国
(
くに
)
と
国
(
くに
)
と、
371
神
(
かみ
)
と
神
(
かみ
)
との
大戦
(
おほたたか
)
ひであるから、
372
戦
(
か
)
ちた
方
(
ほう
)
へ
従
(
したが
)
はな
成
(
な
)
らん
正念場
(
せうねんば
)
であるぞよ。
373
外国
(
がいこく
)
の
七尾
(
ななをう
)
も
八尾
(
やをう
)
もある
王
(
わう
)
を
平
(
たひら
)
げて、
374
一つの
王
(
わう
)
の
元
(
もと
)
の
天地
(
てんち
)
の
王
(
わう
)
で
治
(
をさ
)
めるぞよ。
375
十
分
(
ぶん
)
気
(
き
)
が
附
(
つ
)
けてあるから、
376
最
(
も
)
う
気
(
き
)
の
附
(
つ
)
けやうが
無
(
な
)
いから、
377
何彼
(
なにか
)
の
実知
(
じっち
)
を
始
(
はじ
)
めるから、
378
不足
(
ふそく
)
を
申
(
もう
)
して
呉
(
く
)
れなよ。
379
天
(
てん
)
と
地
(
ち
)
との
先祖
(
せんぞ
)
が
爰迄
(
ここまで
)
に
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
に
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けて
知
(
し
)
らしてあるぞよ。
380
まだ
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
ひをして
悪
(
わ
)
るい
鑑
(
かがみ
)
に
成
(
な
)
らんやうにして
下
(
くだ
)
されよ。
381
今度
(
こんど
)
取
(
とり
)
違
(
ちがい
)
をして、
382
悪
(
わ
)
るい
鑑
(
かがみ
)
に
成
(
な
)
りたら、
383
世界中
(
せかいぢう
)
へ
面目
(
めんぼく
)
無
(
な
)
うて
何
(
なに
)
言
(
い
)
ふことも
出来
(
でき
)
ず、
384
悶
(
もだえ
)
死
(
じに
)
を
致
(
いた
)
すより
仕様
(
しやう
)
無
(
な
)
いぞよ。
385
余
(
あま
)
り
頑張
(
がんば
)
らんと
温順
(
すなほ
)
に
致
(
いた
)
さんと、
386
向后
(
このさき
)
は
従来
(
これまで
)
格合
(
かくあひ
)
には
行
(
ゆ
)
かんぞよ。
387
止
(
とど
)
めの
大峠
(
おほとうげ
)
と
成
(
な
)
りてから、
388
従来
(
これまで
)
の
事
(
こと
)
を
何
(
ど
)
の
様
(
やう
)
にでもお
詫
(
わび
)
を
致
(
いた
)
しますで
恕
(
ゆる
)
して
下
(
くだ
)
されと
申
(
まう
)
して
来
(
き
)
ても、
389
モー
其様
(
そん
)
な
事
(
こと
)
には
掛
(
かか
)
りて
居
(
を
)
れんぞよ。
390
何
(
なに
)
もお
筆先
(
ふでさき
)
通
(
どう
)
りに
世界
(
せかい
)
が
廻
(
せま
)
りて
来
(
き
)
たから、
391
向后
(
このさき
)
は
各自
(
めんめ
)
に、
392
吾身
(
わがみ
)
の
心
(
こころ
)
を
考
(
かんが
)
へて
見
(
み
)
て、
393
心
(
こころ
)
の
事
(
こと
)
を
自己
(
われ
)
が
審判
(
さには
)
を
致
(
いた
)
すやうに
成
(
な
)
らんと、
394
お
蔭
(
かげ
)
は
取
(
と
)
れんぞよ。
395
神
(
かみ
)
は
何程
(
なにほど
)
でもお
蔭
(
かげ
)
は
渡
(
わた
)
すから、
396
お
蔭
(
かげ
)
取
(
と
)
るのは
自己
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
で
取
(
と
)
るのであるぞよ。
397
肚
(
はら
)
の
中
(
なか
)
に
誠
(
まこと
)
といふ
何人
(
たれ
)
が
何
(
ど
)
う
申
(
もう
)
しても、
398
誠
(
まこと
)
がありたらビクリとも
致
(
いた
)
さんのが
誠
(
まこと
)
であるから、
399
この
世
(
よ
)
には
誠
(
まこと
)
ほど
強
(
つよ
)
い
者
(
もの
)
が
無
(
な
)
いから、
400
誠
(
まこと
)
の
心
(
こころ
)
に
持
(
も
)
ちかへて、
401
従来
(
これまで
)
の
心
(
こころ
)
は
大川
(
おほかは
)
へ
流
(
なが
)
して
了
(
しま
)
へと
申
(
まう
)
して、
402
お
筆先
(
ふでさき
)
で
毎度
(
まいど
)
知
(
し
)
らしてある
誠
(
まこと
)
の
心
(
こころ
)
に
持
(
も
)
ちかへんと
誠
(
まこと
)
の
御蔭
(
おかげ
)
が
取
(
と
)
れんから、
403
誠
(
まこと
)
、
404
誠
(
まこと
)
と
申
(
まう
)
すのぢゃ。
405
誠
(
まこと
)
の
生花
(
いきばな
)
が
咲
(
さ
)
く
世
(
よ
)
になりて
来
(
き
)
て
居
(
を
)
るのに、
406
正味
(
しょうみ
)
の
無
(
な
)
い
灰穀
(
はいから
)
の
心
(
こころ
)
では二
度目
(
どめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
したら、
407
従来
(
これまで
)
の
遣
(
や
)
り
方
(
かた
)
は
些
(
ちっ
)
とも
用
(
もち
)
ゐられんやうに
大変
(
おほがは
)
りが
致
(
いた
)
すぞよ。
408
天地
(
てんち
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
は
今
(
いま
)
の
習慣
(
やりかた
)
制度
(
ほじつ
)
をお
嫌
(
きら
)
ひ
為
(
な
)
さるから、
409
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
今
(
いま
)
の
灰殻
(
はいから
)
を
誠
(
まこと
)
にお
嫌
(
きら
)
ひ
遊
(
あそ
)
ばすから、
410
何彼
(
なにか
)
の
遣
(
や
)
り
方
(
かた
)
から
心
(
こころ
)
を、
411
昔
(
むかし
)
の
根本
(
こっぽん
)
の
遣
(
や
)
り
方
(
かた
)
に
程
(
ほど
)
なく
返
(
かへ
)
さすから、
412
今
(
いま
)
が
転換期
(
かはりめ
)
で
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
六
(
むづ
)
ケ
敷
(
しい
)
なれど、
413
向后
(
このさき
)
は
申
(
まう
)
してあるやうに
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が一
度
(
ど
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
て、
414
一
度
(
ど
)
に
開
(
ひら
)
く
梅
(
うめ
)
の
花
(
はな
)
、
415
筆先
(
ふでさき
)
通
(
どう
)
りに
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
て、
416
世界
(
せかい
)
は一
日
(
にち
)
増
(
ま
)
しに
騒
(
さわ
)
がしうなるぞよ。
417
これまでは
天
(
てん
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
を
此
(
この
)
世
(
よ
)
には
何
(
ど
)
うでも
可
(
よ
)
い、
418
自己
(
われ
)
が
神
(
かみ
)
であるといふやうな
何
(
なに
)
も
分
(
わか
)
らん
利己主義
(
われよし
)
の
遣
(
や
)
り
方
(
かた
)
、
419
御苦労
(
ごくろう
)
致
(
いた
)
された
天
(
てん
)
の
御先祖
(
ごせんぞ
)
様
(
さま
)
も、
420
日
(
ひ
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
も、
421
天照皇大神殿
(
ていしょこうだいじんどの
)
も、
422
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
の
先祖
(
せんぞ
)
も、
423
元
(
もと
)
の
大神
(
おほかみ
)
、
424
天
(
てん
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
御艱難
(
ごかんなん
)
の
思
(
をも
)
ひといふ
事
(
こと
)
を
知
(
し
)
らずに、
425
此
(
この
)
世
(
よ
)
が
自然的
(
ぬしがで
)
に
出来
(
でき
)
たやうに
思
(
をも
)
ふて、
426
苦労
(
くろう
)
無
(
な
)
しの
向
(
むか
)
ふの
守護神
(
しゅごうじん
)
が、
427
余
(
あま
)
り
大
(
おほ
)
きな
取
(
とり
)
違
(
ちがい
)
を
今
(
いま
)
にして
居
(
を
)
りて、
428
元
(
もと
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
御恩
(
ごをん
)
を
知
(
し
)
りた
守護神
(
しゅごうじん
)
一
人
(
にん
)
も
無
(
な
)
いといふやうな
惨
(
むご
)
い
事
(
こと
)
に
世界中
(
せかいぢう
)
の
守護神
(
しゅごうじん
)
が
成
(
な
)
りて
今
(
いま
)
の
難渋
(
なんぢう
)
、
429
大神様
(
おほかみさま
)
の
御守護
(
ごしゅごう
)
で、
430
爰
(
ここ
)
までは
結構
(
けっこう
)
に、
431
天
(
てん
)
からは
弥勒様
(
みろくさま
)
は
御水
(
おみづ
)
の
御守護
(
ごしゅごう
)
、
432
日之大神様
(
ひのおほかみさま
)
は
火
(
ひ
)
の
御守護
(
ごしゅごう
)
遊
(
あそ
)
ばすのが、
433
人民
(
じんみん
)
では
分
(
わか
)
ろまいがな。
434
分
(
わか
)
りた
人民
(
じんみん
)
一
人
(
にん
)
でもあるなら、
435
改心
(
かいしん
)
致
(
いた
)
して
身魂
(
みたま
)
に
些
(
ちっ
)
とも
曇
(
くも
)
りの
無
(
な
)
いやうに、
436
水晶
(
すいしょう
)
に
磨
(
みが
)
いて
来
(
き
)
たら、
437
大本
(
おほもと
)
には
事実
(
せうまつ
)
があるから………。
438
大本
(
おほもと
)
の
内部
(
なか
)
には六
年後
(
ねんあと
)
から、
439
明亮
(
ありやか
)
な
勿体
(
もったい
)
ない
事
(
こと
)
がありて、
440
一
日
(
にち
)
増
(
ま
)
しに
結構
(
けっこう
)
が
出来
(
でき
)
るのに………。
441
この
事
(
こと
)
は二
階
(
かい
)
に
大神様
(
おほかみさま
)
をお
祭
(
まつ
)
りがしてある
折
(
をり
)
に、
442
勿体
(
もったい
)
なくも
天照皇大神宮様
(
てんしゃうくわうだいじんぐうさま
)
が
大出口
(
おほでぐち
)
直
(
なを
)
にお
憑
(
うつ
)
り
遊
(
あそ
)
ばして、
443
直
(
なを
)
が
余
(
あま
)
り
大望
(
たいもう
)
な
御役
(
おやく
)
であるから、
444
三
体
(
たい
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
が
下
(
した
)
へ
降
(
を
)
り
上
(
あが
)
りを
致
(
いた
)
して、
445
手伝
(
てつだい
)
をしてやらんと、
446
余
(
あま
)
り
大望
(
たいもう
)
な
御用
(
ごよう
)
であるとお
言葉
(
ことば
)
を
戴
(
いただ
)
いた
事
(
こと
)
が、
447
六
年後
(
ねんあと
)
から
大本
(
おほもと
)
の
内部
(
なか
)
にもお
邸
(
やしき
)
の
内
(
うち
)
に
実地
(
せうまつ
)
のお
姿
(
すがた
)
が、
448
彼方此方
(
あちらこちら
)
にお
出
(
い
)
でますなれど、
449
余
(
あま
)
り
曇
(
くも
)
りた
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
であるから、
450
この
内部
(
なか
)
お
邸
(
やしき
)
を
余程
(
よほど
)
清
(
きよ
)
らかにして、
451
男
(
をとこ
)
も
女
(
をんな
)
も
生神
(
いきがみ
)
ばかりの
中
(
なか
)
に
居
(
を
)
るのであるぞよ。
452
この
大本
(
おほもと
)
は
他
(
ほか
)
の
教会
(
きゃうかい
)
とは
違
(
ちが
)
ふから、
453
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
実地
(
じっち
)
の
生神
(
いきがみ
)
ばかりであるから、
454
一
(
ひ
)
と
通
(
とほ
)
りの
事
(
こと
)
を
思
(
をも
)
ふて
居
(
を
)
ると
大間違
(
おほまちがい
)
が
出来
(
でき
)
ては
成
(
な
)
らんから、
455
その
心
(
こころ
)
でこの
内部
(
なか
)
を
清
(
きよ
)
らかに
致
(
いた
)
されよ。
456
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
根本
(
こんぽん
)
の
大神
(
おほかみ
)
は、
457
天
(
てん
)
も
構
(
かま
)
ひ
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
も
構
(
かま
)
ひ、
458
御水
(
おみづ
)
と
御火
(
おひ
)
と、
459
お
土
(
つち
)
とで、
460
この
世
(
よ
)
が
立
(
た
)
ちて
行
(
ゆ
)
くのであるぞよ。
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