霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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明治三十六年旧六月八日

インフォメーション
種類:大本神諭 年月日:1903(明治36)年7月31日(旧6月8日)
神霊界掲載号:大正7年4月15日号(第60号) 3頁 神霊界八幡書店復刻版:第2巻 265頁 七巻本:第3巻 237頁 五巻本:未調査 三五神諭:なし 東洋文庫天の巻:なし 東洋文庫火の巻:60頁 連合会水の巻:なし 大本史料集成:未調査 庶民生活史料集成:25頁
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2017-07-07 23:35:38 文字数:4015 OBC :os115
001 艮(うしとら)の金神(こんじん)変性男子(へんじょうなんし)の御魂(みたま)が顕(あら)はれて、002世界(せかい)の守護(しゅご)を致(いた)すには、003此(こ)の世(よ)に今迄(いままで)に無(なか)りた事(こと)ばかりを致(いた)さねばならんから、004実(まこと)に大事業(たいもう)であるぞよ。005永(なが)き世(よ)の終末(しまい)となりた世(よ)の中(なか)を立替(たてかへ)るには、006世界(せかい)の人民(じんみん)を守護(しゅご)いたして居(を)る暗雲(やみくも)の守護神(しゅごうじん)の心(こころ)が、007金輪際(こんりんざい)見苦(みぐる)しき事(こと)に化(な)りて了(しも)ふて、008世(よ)の立替(たてかへ)を致(いた)すのに掛(かか)りかけが出来(でき)んやうな非道(ひど)い状態(こと)になりて居(を)れども、009ドウしても今度(こんど)は水晶(すいしょう)の神代(かみよ)に立替(たてかへ)いたさねばならん、010変性男子(へんじょうなんし)の御魂(みたま)の天職(やく)であるから、011何時(いつ)も直(なを)が心配(しんぱい)をいたすのを見(み)て居(を)る神(かみ)も辛(つら)いから、012大本(こ)の内(なか)の二人(ふたり)と役員(やくいん)の身魂(みたま)が水晶(すいしょう)に磨(みが)けて来(こ)んと、013誠(まこと)の教(おしへ)が立(た)たんから、014明治(めいじ)二十五年(ねん)からの筆先(ふでさき)を役員(やくいん)と二人(ふたり)とが全部(すっくり)腹(はら)へ入(い)れたら、015大(おほ)きな声(こゑ)で物(もの)を言(い)ふのも言(い)えんやうに成(な)るから、016そう成(な)って貰(もら)はんと神(かみ)が表(おもて)に現(あら)はれる事(こと)が出来(でき)んぞよ。017斯(こ)の曇(くも)りた世(よ)を立替(たてかへ)るには、018世間(ひと)から、019何(な)ンとした結構(けっこう)な御道(をみち)で在(あ)ると申(まう)して、020大本(こ)の中(なか)へ来(こ)いでも改心(かいしん)を致(いた)す位(ぐらい)に、021大本(こ)の中(なか)から成(な)って貰(もら)はな、022誠(まこと)の神(かみ)の威勢(いせい)は出(で)ぬ由(よ)って、023日々(にちにち)に大本(こ)の中(なか)の様子(ようす)を見(み)て、024神(かみ)と出口(でぐち)とが気苦労(きぐろう)をいたすぞよ。
025 口(くち)で言(い)へば行(い)かず、026筆(ふで)に出(だ)せば気(き)に障(さは)るなり、027斯(こ)の曇(くも)りた世(よ)の中(なか)の彼方此方(あちらこちら)の一切(いっさい)の事(こと)を構(かま)はねば物事(ものごと)は成就(じょうじゅ)いたさんし、028今(いま)では直(なを)が肉体心(にくたいごころ)で勝手(かって)に申(まう)す如(よ)うに、029吾児(わがこ)でさえも未(ま)だ大本(ここ)へは立(たち)寄(よ)らん如(や)うな事(こと)なり、030肝心(かんじん)の上田(うへだ)会長(かいちょう)は一寸(すこし)も力(ちから)に成(な)って呉(く)れず、031一々(いちいち)反対(はんたい)ばかり致(いた)すなり、032出口(でぐち)直(なを)はまだ一人(ひとり)で辛(つら)い事(こと)なれど、033是(これ)が変性男子(へんじょうなんし)の御魂(みたま)の御役(おやく)であるぞよ。034夫(そ)れで明治(めいじ)二十六年(ねん)に出口(でぐち)直(なを)が牢(ろう)へ這入(はい)りて居(を)る折(おり)に、035推量節(すいりょうぶし)が作(つく)りて在(あ)るぞよ。
036 『今度(こんど)の推量節(すいりょうぶし)は何処(どこ)から流行(はや)る、037綾部(あやべ)出口(でぐち)の屋敷(やしき)から推量々々(すいりょうすいりょう)』と申(まう)してあるぞよ。038出口(でぐち)が座敷牢(ざしきろう)へ這入(はい)りて居(を)る折(おり)、039夜(よる)の十一時(じゅういちじ)と思(をも)ふ時分(じぶん)に、040二十歳(はたち)ぐらいな声(こゑ)で二人(ふたり)が牢(ろう)の傍(そば)で、041推量々々(すいりょうすいりょう)と謳(うた)ふて居(を)る声(こゑ)が致(いた)した事(こと)がありたが、042翌(あく)る日(ひ)の朝(あさ)になりて明神(みょうじん)の高倉稲荷(たかくらいなり)と鬼嶽稲荷(おにたけいなり)で在(あ)りたが、043推量節(すいりょうぶし)を唐土(から)天竺(てんじく)へ拡(ひろ)めに行(ゆ)くのでありたと云(い)ふ事(こと)が直(なを)に分(わか)りて喜(よろこ)びたぞよ。
044 推量節(すいりょうぶし)が流行(はやり)て来(く)るやうに成(な)りたらば判(わか)りて来(く)るなれど、045○○きちの心(こころ)と出口(でぐち)の心(こころ)を推量(すいりょう)せいとの歌(うた)でありたぞよ。046それから十一年(じゅういちねん)の今日(けふ)になるまでの出口(でぐち)直(なを)の気苦労(きぐろう)と申(まう)すものは普通(ひととうり)の苦労(くろう)では無(な)いが、047何(ど)の教祖(きょうそ)でも中々(なかなか)の苦労(くろう)を致(いた)して居(をれ)るが、048此(この)綾部(あやべ)の艮(うしとら)の金神(こんじん)を世(よ)に出(いだ)す教祖(きょうそ)は亦(ま)た一層(いっそう)の骨(ほね)が折(を)れるから、049普通(ひととうり)の身魂(みたま)では世(よ)に落(お)ちた地(ち)の先祖(せんぞ)の生神(いきがみ)を世(よ)に出(だ)すと云(い)ふ事(こと)は六ケ敷(むづかしい)ぞよ。050後(あと)の世継(よつぎ)と成(な)る人(ひと)が山奥(やまをく)に潜(かご)みて居(を)る様(よう)な落(をち)付(つ)いた、051何事(なにごと)が出(で)て来(き)てもビクともせぬ大精神(たましい)になりて下(くだ)さらねば、052今(いま)の如(や)うな状態(こと)では、053艮(うしとら)の金神(こんじん)が国常立尊(くにとこたちのみこと)と世界(せかい)へ現(あら)はれて、054昔(むかし)からの因縁(いんねん)を、055神(かみ)の席(そば)へ引(ひき)寄(よ)して話(はな)して、056世界(せかい)の人民(じんみん)に言(い)ひ聞(き)かすと言(い)ふ所(とこ)へは未(ま)だ未(ま)だ行(ゆ)かんぞよ。057我身(わがみ)や世界(せかい)の良(よ)くなる事(こと)ばかりを何程(なにほど)待(ま)ちて居(を)りても、058肝腎(かんじん)の行状(おこない)が不修成(でけん)と、059誠(まこと)の生神(いきがみ)が世界(せかい)の表面(おもて)へ現(で)た所(とこ)で、060そこらが醜(みぐ)るしくて神(かみ)の鎮(を)る所(とこ)も無(な)いぞよ。061俄(にわか)に土地(とち)面貌(めんぼう)をふりて神徳(をかげ)の墜(をち)る如(よ)うな失態(こと)のないやうに、062胴(どう)を据(す)えて居(を)らんと、063是(これ)からの世界(せかい)は一日(いちにち)増(ま)しに激(はげ)しく成(な)りて来(く)るぞよ。064チョロコイ精神(こころ)では斯(こ)んな誠(まこと)の神(かみ)の御用(ごよう)は勤(つと)まらんぞよ。065艮(うしとら)の金神(こんじん)が体内(にくたい)へ這入(はい)りての正実(せうまつ)の御用(ごよう)いたすのは、066変性男子(へんじょうなんし)の身魂(みたま)で無(な)いと、067イツまで掛(かか)りたとて今度(こんど)の二度目(にどめ)の神政成就(たてかえ)の経綸(しぐみ)は、068人民(じんみん)の知(し)らん事(こと)であるから六ケ敷(むづかしい)のじゃぞよ。069今(いま)が世界(せかい)大洗濯(おほせんたく)の初発(しょっぱつ)であるから、070斯大本(ここ)へ立(たち)寄(よ)る人(ひと)は余程(よほど)精神(こころ)を改(あらた)めて来(き)て下(くだ)されよ。071今(いま)は掛(かか)りであれども日増(ひま)しに辛(つら)くなるから、072其(その)覚悟(かくご)をいたして居(を)らんと、073外(ほか)の教会(きゃうかい)の行(や)り方(かた)とは全然(さっぱり)天地(てんち)の相違(ちがい)であるから、074各自(めいめい)に身魂(みたま)を審判(あらため)られると辛(つら)いぞよ。075是迄(これまで)の世界(せかい)は夜(よる)の食国(くに)の守護(しゅごう)で在(あ)りたから、076ドンナ行為(こと)を致(いた)して居(を)りても罸(ばち)も当(あた)らず、077大悪人(だいあくにん)の覇張(はば)るに都合(つごう)が能(よ)く出来(でき)て居(を)りて、078神(かみ)の利益(りやく)と云(い)ふものも微弱位(すこしくらい)より現(あら)はれなんだが、079是(これ)からは神界(かげ)で調査(あらため)て在(あ)る事(こと)を厳重(げんじう)に現(あら)はして了(しま)ふぞよ。
080 斯(この)世(よ)が斯(こ)う云(い)ふ事(こと)に乱(みだ)れて居(を)ると云(い)ふ事(こと)を、081出口(でぐち)直(なを)の一番(いちばん)姉娘(あねむすめ)の米(よね)に為(さ)して見(み)せて在(あ)るから、082是(これ)を見(み)て斯(この)大本(なか)へ立(たち)寄(よ)る人(ひと)は心得(こころゑ)て下(くだ)されよ。083我児(わがこ)にして見(み)せねば、084他(ひと)の児(こ)に斯大本(ここ)から瑕(きず)は付(つ)けられんから、085神(かみ)と出口(でぐち)の心(こころ)を推量(すいりゃう)いたして、086各自(めいめい)に身魂(みたま)を研(みが)いて、087日本魂(やまとだましい)に成(な)りて下(くだ)されよ。088今(いま)の世(よ)の中(なか)に清(きよ)らかな水晶(すいしょう)の人民(じんみん)は何程(なにほど)も無(な)いぞよ。089何(ど)れも皆(みな)深(ふか)い罪過(めぐり)が有(あ)り勝(が)ちじゃぞよ。090誰(たれ)も雪蔭(せんち)で饅頭(まんぢう)を喰(く)たやうな顔(かほ)を致(いた)して居(を)れど、091神界(かげ)ではモウ何事(なにごと)も能(よ)く調(しら)べて在(あ)るから、092斯大本(ここ)へ立(たち)寄(よ)ろうと思(をも)ふ人(ひと)は誰(たれ)に由(よ)らず厳(きび)しき調査(あらため)をいたすから、093其(その)覚悟(かくご)で居(を)りて下(くだ)されよ。094我子(わがこ)、095人(ひと)の子(こ)、096親(おや)、097兄弟(きょうだい)の隔(へだ)ては出来(でき)んのが神界(しんかい)の規則(きそく)であるぞよ。098改心(かいしん)の出来(でき)た守護神(しゅごうじん)に使(つか)はれて居(を)る身魂(みたま)は善(よ)く成(な)るし、099誠(まこと)の判(わか)らん守護神(しゅごうじん)に使(つか)はれて居(を)る人民(じんみん)は可愛想(かあいそう)なから、100上(うへ)から改心(かいしん)をさせねば成(な)らんと申(まう)して、101筆先(ふでさき)に毎度(まいど)出(だ)して気(き)を附(つ)けて在(あ)るぞよ。102何事(なにごと)も時節(じせつ)が近(ちか)よりたから、103変性男子(へんぜうなんし)の御役(おやく)は誠(まこと)に辛(つら)いぞよ。104人(ひと)には命(さ)せられん約(つま)らん事(こと)を我子(わがこ)に命(さ)して鏡(かがみ)に出(だ)して置(おい)て、105人(ひと)の心(こころ)を直(なを)さねば成(な)らんと云(い)ふ、106実(まこと)に辛(つら)い変性男子(へんぜうなんし)の天職(やく)であるぞよ。107上(うへ)から下(した)まで、108隅(すみ)から隅(すみ)まで、109薩張(さっぱり)暗黒界(やみよ)に化(な)りて居(を)る世(よ)を根本(こんぽん)から立替(たてかへ)て、110昔(むかし)の神代(かみよ)の政治(よ)に戻(もど)さねば成(な)らん神界(しんかい)からの御役(おやく)であるぞよ。111世界(せかい)が総体(みな)泥水(どろみづ)同様(どうよう)に汚(けが)れて居(を)るのを、112綾部(あやべ)の大本(ここ)から澄(す)まして、113水晶(すいしょう)の清(きよ)らかな世(よ)に改復(いたさ)ねばならんから、114是迄(これまで)のやうな行状(をこない)を仕(し)て居(を)りては、115世(よ)が元(もと)の水晶(すいしょう)の神代(かみよ)へ戻(もど)らんから、116是(これ)から大本(ここ)の中(なか)は神(かみ)が一々(いちいち)気(き)を附(つ)けるから、117一日(いちにち)増(ま)しに激(はげ)しく成(な)る。118斯大本(ここ)へ這入(はい)りて来(き)て、119陽気(ようき)な気楽(きらく)な精神(こころ)では一時(いっとき)の間(ま)も居(を)る事(こと)は出来(でき)ぬやうに致(いた)すぞよ。120出口(でぐち)の口(くち)で申(まう)す代(かわ)りに筆先(ふでさき)に書(かか)して在(あ)るから、121此大本(ここ)へ改心(かいしん)いたして来(き)たなれば、122外(ほか)では判(わか)らん結構(けっこう)な事(こと)を言(い)ふて聞(き)かして身魂(みたま)を磨(みが)いて、123日本魂(やまとだましい)の種(たね)に致(いた)して遣(や)るから、124タタキ落(おと)しても人(ひと)からは能(よ)う奪(と)らん、125神徳(おかげ)を持(も)たして帰(いな)して遣(や)るなれど、126其人民(そんなひと)が無(な)いので中々(なかなか)骨(ほね)が折(を)れるぞよ。127何事(なにごと)も神(かみ)の経綸(しぐみ)の早(はや)く解(わか)るのは良(よ)き守護神(しゅごうじん)の憑(かか)りて居(を)る人民(じんみん)であるぞよ。128艮(うしとら)の金神(こんじん)の気(き)に合(あ)ふ身魂(みたま)は、129一(いち)を申(まう)せば十(じゅう)を感得(とり)て眼配(めくば)り心配(こころくば)りを能(よ)く致(いた)し、130人(ひと)の心(こころ)が見(み)え透(す)くやうに成(な)らねば、131誠(まこと)の神界(かみ)の肝腎(かんじん)の御用(ごよう)は勤(つと)まらんぞよ。132我身(わがみ)が苦労(くろう)いたして人(ひと)に罪穢(めぐり)を積(つま)せんやう、133我身(わがみ)は次(つ)ぎにして他人(ひと)良(よ)かれの心(こころ)でないと、134誠(まこと)の神(かみ)の心(こころ)に叶(かな)はんぞよ。135斯(こ)の心(こころ)の在(あ)る身魂(みたま)でありたなら、136一旦(いったん)は人(ひと)より一倍(いちばい)苦労(くろう)を致(いた)さねば成(な)らぬなれど、137神界(かみ)から其(その)精神(こころ)の者(もの)は何彼(なにか)の事(こと)を守護(しゅごう)いたすから、138何事(なにごと)も思(おも)ふやうに行(ゆ)くなれど。139夫(そ)れは水晶(すいしょう)の身魂(みたま)に研(みが)かんと、140曇(くも)りが在(あ)りては此(この)世(よ)は思(おも)ふやうには行(ゆ)きはせんぞよ。141思(おも)ふやうに斯(この)世(よ)で行(ゆ)かんのは我(われ)の心(こころ)の持(もち)方(かた)が遠(ちご)ふて居(を)るので在(あ)るから、142熟々思(じっくり)と考(かんが)えて見(み)るが良(よ)いぞよ。143大本(ここ)の明治(めいじ)二十五年(ねん)からの神諭(ふでさき)を落度(おちど)の無(な)いやうに見(み)たなれば、144何事(なにごと)にも腹(はら)が立(た)たぬやうに成(な)るし、145一々(いちいち)我(われ)の心(こころ)が耻(はづ)かしうて黙(だま)りて居(をり)て改心(かいしん)が出来(でき)るなれど、146余(あま)り激烈(ひどい)くもり如(や)うで斯大本(ここ)へ罪穢(めぐり)を持(も)って来(く)る斗(ばか)りであるぞよ。147何(ど)んな重(おも)い罪穢(めぐり)でも大本(ここ)は引(ひき)請(う)けて遣(や)るなれど慮見(りゃうけん)を持(もち)代(か)えて来(き)て呉(く)れんと、148是(これ)からは今迄(いままで)の如(や)うに思(おも)ふて来(く)ると何(な)んと無(な)く気遣(きづか)いで、149罪穢(めぐり)を祓(はろ)ふて貰(もら)ふ所(とこ)まで辛抱(しんぼう)を能(よ)ふ致(いた)さんぞよ。150この高天原(たかあまはら)へ何(なに)も構(かま)はずに上(あが)りて来(き)ても其(その)行状(おこない)が出来(でき)んと、151途中(とちう)で変(かわ)るやうな事(こと)では、152却(かへ)って神界(しんかい)に罪穢(めぐり)を積(つ)む事(こと)になるぞよ。153初発(しょっぱつ)は好(よ)くても後縮(しりすぼま)りは艮(うしとら)の金神(こんじん)見(み)る眼(め)が辛(つら)いから、154初発(しょっぱつ)から充分(じうぶん)に心得(こころゑ)て、155誠(まこと)の御道(おみち)を一足々々(ひとあしひとあし)と段々(だんだん)に高天原(たかあまはら)へ上(あ)げて貰(もら)ふ様(よう)に謹慎(つつし)みて、156油断(ゆだん)の無(な)き如(よ)うに身魂(みたま)を研(みが)いて下(くだ)されよ。157高天原(たかあまはら)の神(かみ)の席(おせき)へ列(つら)ねて頂(いただ)けば、158人民(じんみん)は神(かみ)の分身魂(わけみたま)であるから、159何(ど)んな事(こと)でも出来(でき)るやうの神徳(おかげ)が授(さづ)かるので在(あ)るぞよ。
160 今(いま)では未(ま)だ判(わか)りて居(を)らんから左程(さほど)には無(な)いなれど、161天晴(あっぱ)れ表面(おもて)に現(あら)はれたら、162モウ一度(いちど)身魂(みたま)を審査(あらため)るから、163撰(よ)り出(いだ)すと気(き)の毒(どく)な身魂(みたま)が沢山(たくさん)に有(あ)るから、164其処(そこ)へ成(な)りて来(き)て余(あま)り明白(ありやか)に審別(わける)と可愛想(かあいそう)なから、165各自(めいめい)に判(わか)らん中(うち)に心得(こころゑ)て置(お)かんと、166耻(はづ)かしき事(こと)が出来(しゅったい)いたすぞよ。167余(あま)り面向(めむき)で申(もう)すと誰(たれ)も能(よ)う立(たち)寄(よ)らんから、168口(くち)と筆(ふで)とで曳(ひか)へるだけは扣(ひか)えて知(し)らして置(を)くぞよ。169今度(このたび)の七社参拝(しちしゃまいり)の御供(おとも)は我(われ)も私(わし)もと申(まう)して参拝(さんぱい)いたすのは結構(けっこう)では在(あ)れども、170変性男子(へんぜうなんし)と変性女子(へんぜうにょし)と竜宮(りうぐう)の音霊観殿(をとひめどの)と禁闕金(きんかつかね)の神殿(かみどの)と四魂(しこん)揃(そろ)ふた御礼(おれい)やら、171三代(さんだい)の世継(よつぎ)を授(さづ)けて貰(もら)ふた御礼(おれい)やら、172結構(けっこう)に神界(しんかい)の経綸(しぐみ)の成就(じょうじゅ)いたした大望(たいもう)な事(こと)の御礼(おれい)やら、173弥仙山(しゅみせんざん)で神界(しんかい)の岩戸(いわと)を開(ひら)いた御礼(おれい)やら、174産土(うぶすな)、175氏神(うじがみ)さまに国々(くにぐに)所々(ところどころ)の氏子(うじこ)を構(かも)ふて貰(もら)ふ願(ねが)いやら、176大望(たいもう)な神業(こと)ばかりで在(あ)るから、177何(なに)に付(つ)けても斯(こ)の大本(おほもと)の御用(ごよう)は気(き)づかいな事(こと)斗(ばか)りで、178人民(じんみん)には一寸(ちょっと)も知(し)らん事(こと)で在(あ)るから、179昔(むかし)から未(ま)だ斯(この)世(よ)に無(な)き事(こと)やら、180人民(じんみん)の知(し)らぬ事(こと)を先(さ)きに知(し)らして、181世界(せかい)の人民(じんみん)に改心(かいしん)をさせて、182三千世界(さんぜんせかい)を一(ひ)とつに丸(まる)めて、183日本(にほん)と外国(がいこく)との身魂(みたま)を立(たて)分(わ)けて、184日本(にほん)の御魂(みたま)は開発統一楽天清浄魂(やまとだましひ)ばかりを撰(より)抜(ぬき)て、185日本(にほん)は神国(しんこく)霊主体従(ひのもと)で在(あ)ると云(い)ふ事(こと)を、186斯大本(ここ)から世界(せかい)へ模範(てほん)を出(だ)して見(み)せねば成(な)らぬ所(ところ)であるから、187今度(こんど)七社(しちしゃ)の神(かみ)へ御礼参拝(おれいまいり)を致(いた)すのは、188昔(むかし)から無(な)き事(こと)の深(ふか)い因縁(いんねん)の在(あ)る、189大望(たいもう)な神業(こと)であるから、190余程(よほど)皆(みな)が清(きよ)らかな心(こころ)に復(な)りて、191後戻(あともど)りをせぬやうに心得(こころゑ)なされよ。
192 変性男子(へんじょうなんし)と変性女子(へんじょうにょし)も薩張(さっぱ)り守護(しゅごう)が代(かわ)りて、193坤(ひつじさる)の金神(こんじん)の守護(しゅごう)と成(な)りた御礼(おれい)やら、194又(ま)た此(こ)の先(さき)の日本(にほん)と露国(ろこく)との大戦(おおたたか)いや、195世界中(せかいじう)の大戦争(おおいくさ)の御幽助(おたすけ)の御願(おねがい)や色々(いろいろ)の深(ふか)い経綸(しぐみ)の御礼(おれい)の参拝(さんぱい)であるから、196今度(こんど)の参拝(さんぱい)の御供(おとも)いたした人(ひと)に能(よ)く言(い)い付(つ)けておくぞよ。197今度(こんど)の御供(おとも)を致(いた)してから心間違(こころまちが)いやら、198神(かみ)の気勘(きかん)に叶(かな)はぬ事(こと)がありたら、199誰彼(たれかれ)に由(よ)らず是(これ)からは酷(きび)しき懲戒(みせしめ)をいたすから、200此(この)心得(こころゑ)を胸(むね)に離(はな)さぬ様(よう)に致(いた)されよ。201御供(おとも)さえ致(いた)したら、202直(す)ぐに良(よ)い利益(りやく)が貰(もら)えるやうに思(おも)ふて居(を)ると慮見(りゃうけん)が違(ちが)ふぞよ。203まだまだ是(これ)から世界(せかい)が悪(わ)るく成(な)りて来(く)るから、204我(われ)一人(ひとり)の御蔭(おかげ)を頂(いただ)く所(ところ)へは行(ゆ)かんから出口(でぐち)の手(て)で気(き)を附(つ)けておくぞよ。205三千世界(さんぜんせかい)の世(よ)の立替(たてかへ)で有(あ)るから、206我身(わがみ)の都合(つごう)の良(よ)い事(こと)ばかりを待(ま)ちて居(を)りても、207一旦(いったん)世界(せかい)が九分九厘(くぶくりん)まで行(ゆ)くから、208松(まつ)の心(こころ)で神(かみ)の道(みち)に歩(あゆ)みて居(を)らんと、209ヂリヂリ煩悶(もだえ)いたす事(こと)が出(で)て来(く)るぞよ。
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