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インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1899(明治32)年0月0日(旧3月0日)
神霊界掲載号:
大正8年6月15日号(第88号) 8頁
神霊界八幡書店復刻版:
第5巻 68頁
七巻本:
第5巻 211頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
なし
東洋文庫火の巻:
なし
連合会水の巻:
78頁
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
なし
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
os185
001
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
に
付
(
つ
)
いて、
002
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
には
色々
(
いろいろ
)
と
天地
(
てんち
)
から
不思議
(
ふしぎ
)
を
見
(
み
)
せるから、
003
又
(
また
)
世界
(
せかい
)
にも
段々
(
だんだん
)
と
不思議
(
ふしぎ
)
な
事
(
こと
)
を
為
(
し
)
て
見
(
み
)
せるぞよ。
004
是
(
これ
)
も
皆
(
みな
)
人民
(
じんみん
)
を
助
(
たす
)
けたさに、
005
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
への
気
(
き
)
附
(
づ
)
けで
在
(
あ
)
るから、
006
是
(
これ
)
を
見
(
み
)
て
日本魂
(
やまとだましい
)
に
改心
(
かいしん
)
致
(
いた
)
さんと、
007
外国
(
がいこく
)
はまだまだ
厳
(
きび
)
しき
見示
(
みせし
)
めを
致
(
いた
)
すぞよ。
008
世
(
よ
)
が
変
(
かは
)
ると
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は、
009
何事
(
なにごと
)
も
無
(
な
)
しには
世
(
よ
)
は
変
(
かは
)
らぬから、
010
神
(
かみ
)
の
大経綸
(
たいもう
)
が
始
(
はじ
)
まりたら、
011
一旦
(
いったん
)
はエライ
混雑
(
こんざつ
)
に
成
(
な
)
るなれど、
012
整理的大神業
(
たいもう
)
が
終結
(
おさま
)
りたなら
天下泰平
(
てんかたいへい
)
に
世
(
よ
)
を
治
(
をさ
)
めて、
013
万劫
(
まんご
)
末代
(
まつだい
)
苦舌
(
くぜつ
)
のないやうに
致
(
いた
)
して、
014
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
を
安心
(
あんしん
)
させるぞよ。
015
今度
(
こんど
)
此
(
こ
)
の
事業
(
こと
)
は、
016
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
小
(
ちい
)
さうても
是
(
こ
)
れ
位
(
ぐらい
)
な
尊
(
とうと
)
い、
017
威権
(
いけん
)
の
有
(
あ
)
る
国
(
くに
)
と
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
を
世界中
(
せかいぢう
)
に
見
(
み
)
せて、
018
末代
(
まつだい
)
外国
(
がいこく
)
を
従
(
したが
)
はす
御用
(
ごよう
)
で
在
(
あ
)
るから、
019
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
余程
(
よほど
)
の
覚悟
(
かくご
)
が
無
(
な
)
いと、
020
日本
(
にほん
)
も
危
(
あや
)
ふい
事
(
こと
)
が
在
(
あ
)
るぞよ。
021
また
日本
(
にほん
)
の
身魂
(
みたま
)
と
外国
(
がいこく
)
の
身魂
(
みたま
)
とは、
022
位
(
くらい
)
も
天職
(
やく
)
も
違
(
ちが
)
ふから、
023
其
(
そ
)
の
事
(
こと
)
も
判明
(
わけ
)
て
見
(
み
)
せるのじゃぞよ。
024
此
(
こ
)
の
因縁
(
いんねん
)
を
判
(
わ
)
けて、
025
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
の
心
(
こころ
)
の
洗濯
(
せんだく
)
を
致
(
いた
)
させぬと、
026
世
(
よ
)
は
良
(
よ
)
く
成
(
な
)
らぬから、
027
此処
(
ここ
)
を
聞
(
き
)
き
判
(
わ
)
けて、
028
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
よ
早
(
はや
)
う
身魂
(
みたま
)
を
日本魂
(
やまとだましい
)
に
磨
(
みが
)
いて
置
(
を
)
いて
下
(
くだ
)
されよ。
029
此
(
こ
)
の
神
(
かみ
)
の
事
(
こと
)
を
何
(
なん
)
ぞ
悪
(
わる
)
い
事
(
こと
)
でも
致
(
いた
)
す
様
(
やう
)
に
思
(
をも
)
ふて
居
(
を
)
る
人民
(
じんみん
)
よ、
030
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
の
威権
(
いけん
)
が
判
(
わ
)
かりて
居
(
を
)
りて
悪
(
わる
)
く
申
(
もう
)
すのか、
031
本来
(
もと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
に
立
(
たち
)
帰
(
かへ
)
りて
見
(
み
)
よれ、
032
悪
(
わる
)
く
申
(
もう
)
す
処
(
ところ
)
は
毛筋
(
けすじ
)
も
無
(
な
)
いので
有
(
あ
)
れど、
033
逆様
(
さかさま
)
により
感得
(
と
)
れんのは、
034
身魂
(
みたま
)
が
暗
(
くも
)
りて
居
(
を
)
るから、
035
外国
(
がいこく
)
の
悪神
(
あくがみ
)
の
容器
(
いれもの
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るからで
在
(
あ
)
るぞよ。
036
夫
(
そ
)
れでは
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
が
天地
(
てんち
)
の
真相
(
まこと
)
を
開
(
ひら
)
くと
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は
六
(
むづ
)
ケ
敷
(
し
)
いぞよ。
037
○
038
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
胸
(
むね
)
の
中
(
うち
)
は、
039
晴天
(
せいてん
)
でも
曇
(
くも
)
りたやうに
見
(
み
)
える、
040
さえたる
月夜
(
つきよ
)
も
暗
(
やみ
)
のやうな
心
(
こころ
)
で
居
(
を
)
るが、
041
是
(
こ
)
れも
大望
(
たいもう
)
の
判
(
わか
)
りた
人民
(
じんみん
)
が
無
(
な
)
い
故
(
ゆへ
)
、
042
力
(
ちから
)
に
致
(
いた
)
す
頼
(
たよ
)
りが
無
(
な
)
いからで
在
(
あ
)
れど、
043
明
(
あ
)
けの
鳥
(
からす
)
と
成
(
な
)
りて、
044
世界中
(
せかいぢう
)
の
夜
(
よ
)
が
明
(
あ
)
けて
来
(
き
)
たら、
045
変性男子
(
へんぜうなんし
)
、
046
女子
(
にょし
)
の
気苦労
(
きぐろう
)
で、
047
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
勇
(
いさ
)
んで
暮
(
くら
)
さすぞよ。
048
夫
(
そ
)
れに
付
(
つ
)
いては
世
(
よ
)
の
洗濯
(
せんだく
)
を
致
(
いた
)
さねば
成
(
な
)
らんから、
049
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
現
(
あら
)
はれるに
付
(
つ
)
いて、
050
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
に
心
(
こころ
)
丈
(
だ
)
けの
神徳
(
しんとく
)
を
授
(
さづ
)
けるぞよ。
051
今日
(
けふ
)
好
(
よ
)
くても
心
(
こころ
)
悪
(
あ
)
しくば、
052
先
(
さ
)
きで
大
(
おほ
)
きな
難渋
(
なんじう
)
を
致
(
いた
)
すぞよ。
053
改心
(
かいしん
)
して
信服
(
したがう
)
て
来
(
き
)
た
人民
(
じんみん
)
は、
054
昨日
(
きなう
)
の
心配
(
しんぱい
)
も
今日
(
けふ
)
は
無
(
な
)
くなりて、
055
心
(
こころ
)
も
晴
(
は
)
れ
晴
(
ば
)
れと
致
(
いた
)
すやうに
仕
(
し
)
て
与
(
や
)
るなれど、
056
誰
(
たれ
)
も
欲
(
よく
)
の
無
(
な
)
い
者
(
もの
)
は
無
(
な
)
いから、
057
皆
(
みな
)
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
ひ
致
(
いた
)
して、
058
結構
(
けっこう
)
な
御蔭
(
おかげ
)
を
取
(
と
)
り
外
(
はづ
)
すので
在
(
あ
)
るぞよ。
059
世界中
(
せかいぢう
)
の
身魂
(
みたま
)
の
洗濯
(
せんだく
)
で
在
(
あ
)
るから、
060
良
(
よ
)
き
身魂
(
みたま
)
と
悪
(
あ
)
しき
身塊
(
みたま
)
とを
立
(
たて
)
別
(
わ
)
けて、
061
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
に
改心
(
かいしん
)
させねば
成
(
な
)
らぬから、
062
今迄
(
いままで
)
長頭
(
かしら
)
して
威張
(
いば
)
りて
居
(
を
)
りたもの、
063
審査
(
さには
)
致
(
いた
)
して
見
(
み
)
れば
皆
(
みな
)
、
064
世
(
よ
)
に
落
(
を
)
とさねば
成
(
な
)
らぬもの
斗
(
ばか
)
り、
065
身魂
(
みたま
)
が
悪
(
あく
)
の
守護
(
しゅご
)
で
在
(
あ
)
るから、
066
上
(
うへ
)
へ
行
(
ゆ
)
く
程
(
ほど
)
慢心
(
まんしん
)
が
激烈
(
きつ
)
くて、
067
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
が
判
(
わか
)
らんからで
在
(
あ
)
るなれど、
068
中
(
なか
)
には
心
(
こころ
)
の
良
(
よ
)
きものは
御用
(
ごよう
)
に
使
(
つか
)
ふぞよ。
069
今迄
(
いままで
)
は
我
(
わ
)
れの
一力
(
いちりき
)
で、
070
力量
(
ちから
)
さえ
在
(
あ
)
りたらドンナ
事
(
こと
)
でも
人民
(
じんみん
)
の
思
(
をも
)
わくに
出来
(
でき
)
たなれど、
071
モウ
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
の
守護
(
しゅご
)
の
世
(
よ
)
に
世
(
よ
)
が
変
(
かわ
)
りたから、
072
我
(
われ
)
の
我
(
が
)
では
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
は
行
(
い
)
けん
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
るから、
073
何
(
なに
)
も
皆
(
みな
)
元源
(
もと
)
へ
服従
(
したが
)
うて
来
(
こ
)
ねば
成
(
な
)
らん
様
(
やう
)
に、
074
規則
(
きそく
)
が
定
(
さだ
)
まりたので
在
(
あ
)
るから、
075
今迄
(
いままで
)
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
覇張
(
はば
)
りて
居
(
を
)
りた
神
(
かみ
)
は、
076
皆
(
みな
)
我
(
が
)
の
強
(
つよ
)
いもの
斗
(
ばか
)
り、
077
今度
(
こんど
)
此
(
こ
)
の
方
(
ほう
)
が
身魂
(
みたま
)
審判
(
あらため
)
致
(
いた
)
すに
付
(
つい
)
ては、
078
我
(
が
)
の
強
(
つよ
)
いものから
戒
(
いまし
)
めを
致
(
いた
)
すから、
079
夫
(
そ
)
れで
上
(
うへ
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
、
080
下
(
した
)
へ
落
(
を
)
ちねば
成
(
な
)
らんと
申
(
もう
)
すので
在
(
あ
)
るぞよ。
081
我力
(
が
)
で
行
(
ゆ
)
くなら
行
(
や
)
りて
見
(
み
)
よれ、
082
我
(
わ
)
れで
無
(
な
)
くては
成
(
な
)
らんと
思
(
をも
)
ふて
居
(
を
)
りても、
083
神
(
かみ
)
の
方
(
ほう
)
は
皆
(
みな
)
身魂
(
みたま
)
が
調査
(
あらため
)
致
(
いた
)
して
在
(
あ
)
るから、
084
これからは
我力
(
が
)
では
行
(
ゆ
)
けぬと、
085
腹
(
はら
)
の
底
(
そこ
)
から
改心
(
かいしん
)
致
(
いた
)
して、
086
神国
(
しんこく
)
の
教
(
おしえ
)
に
服
(
したが
)
ふて
来
(
く
)
る
人民
(
じんみん
)
は
結構
(
けっこう
)
が
出来
(
でき
)
るなれど、
087
改心
(
かいしん
)
出来
(
でき
)
ん
我
(
が
)
の
強
(
つよ
)
い
身魂
(
みたま
)
はこれから、
088
ドウ
変
(
かは
)
るやら
知
(
し
)
れんぞよ。
089
○
090
ドンナ
学
(
がく
)
の
在
(
あ
)
る
人民
(
じんみん
)
が
何程
(
なにほど
)
奮励
(
きば
)
りても、
091
世界中
(
せかいぢう
)
の
人民
(
じんみん
)
が
集
(
よ
)
りて
考
(
かんが
)
へても、
092
此
(
こ
)
の
先
(
さ
)
きの
世
(
よ
)
は、
093
人民
(
じんみん
)
の
細工
(
さいく
)
では
治
(
をさ
)
まらんぞよ。
094
人民
(
じんみん
)
の
考
(
かんが
)
へや
利口
(
りこう
)
では
天地
(
くに
)
の
世
(
よ
)
の
持
(
も
)
ち
方
(
かた
)
が
判
(
わか
)
らんから、
095
太初
(
むかし
)
から
神
(
かみ
)
が
仕組
(
しぐみ
)
致
(
いた
)
した
此
(
こ
)
の
大神業
(
たいもう
)
が
済
(
す
)
まねば、
096
天下泰平
(
てんかたいへい
)
には
世
(
よ
)
が
治
(
をさ
)
まらんから、
097
頑張
(
がんば
)
らずと
早
(
はや
)
う
改心
(
かいしん
)
致
(
いた
)
して、
098
神
(
かみ
)
の
申
(
もう
)
すやうに
致
(
いた
)
せと
申
(
もう
)
すので
在
(
あ
)
るぞよ。
099
改心
(
かいしん
)
さえ
致
(
いた
)
して、
100
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
に
此
(
こ
)
の
方
(
ほう
)
の
威徳
(
いとく
)
が
判
(
わか
)
りて
来
(
き
)
たら、
101
其処
(
そこ
)
で
世界
(
せかい
)
は
良
(
よ
)
く
成
(
な
)
るなれど、
102
今迄
(
いままで
)
の
事
(
こと
)
を
申
(
もう
)
して、
103
人民
(
じんみん
)
の
考
(
かん
)
がへや
利口
(
りこう
)
で
行
(
や
)
ろうと
思
(
をも
)
ふても、
104
世
(
よ
)
は
段々
(
だんだん
)
と
悪
(
わる
)
く
成
(
な
)
りて、
105
人民
(
じんみん
)
が
難渋
(
なんじう
)
を
致
(
いた
)
す
斗
(
ばか
)
りで
在
(
あ
)
るぞよ。
106
チットも
善
(
ぜん
)
と
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
は
致
(
いた
)
さんから、
107
此
(
こ
)
の
先
(
さ
)
きは
神
(
かみ
)
が
表
(
をもて
)
へ
現
(
あら
)
はれて、
108
世界中
(
せかいぢう
)
を
神国
(
しんこく
)
の
世
(
よ
)
に
致
(
いた
)
すので
在
(
あ
)
るから、
109
中々
(
なかなか
)
大望
(
たいもう
)
な
事
(
こと
)
で
在
(
あ
)
るなれど、
110
永
(
なが
)
らく
仕組
(
しぐみ
)
の
致
(
いた
)
して
在
(
あ
)
る
事
(
こと
)
で
在
(
あ
)
るから、
111
何
(
なに
)
も
皆
(
みな
)
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どほり
)
が
世界
(
せかい
)
から
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
112
世界
(
せかい
)
の
事変
(
こと
)
は
皆
(
みな
)
金神
(
こんじん
)
が
仕組
(
しぐみ
)
た
事
(
こと
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
113
夫
(
そ
)
れで
世界
(
せかい
)
の
事情
(
こと
)
は
何
(
なに
)
も
皆
(
みな
)
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
へ
出
(
で
)
て
来
(
こ
)
ねば
判
(
わか
)
りは
致
(
いた
)
さんのじゃぞよ。
114
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
との
戦
(
たたか
)
ひに
付
(
つい
)
て、
115
悪
(
あく
)
が
九分九厘
(
くぶくりん
)
の
処
(
とこ
)
まで
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
持
(
も
)
ち
荒
(
あら
)
したゆえに、
116
天地
(
てんち
)
の
王
(
おう
)
神様
(
かみさま
)
はナカナカ
厳敷
(
きびしき
)
御気障
(
おきざわり
)
が
在
(
あ
)
るのじゃが、
117
此
(
こ
)
の
方
(
ほう
)
が
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
を
助
(
たす
)
けたさに、
118
種々
(
いろいろ
)
と
苦労
(
くろう
)
を
致
(
いた
)
して、
119
悪
(
わる
)
く
言
(
い
)
はれてもチットも
気
(
き
)
にも
障
(
さ
)
へずに、
120
天地
(
てんち
)
の
王
(
おう
)
神様
(
かみさま
)
へ
御詫
(
おわ
)
びを
致
(
いた
)
して、
121
十分
(
じゅうぶ
)
の
処
(
ところ
)
を
三分
(
さんぶ
)
に
許
(
ゆるし
)
て
御貰
(
おもら
)
ひ
申
(
もう
)
すので
在
(
あ
)
るが、
122
改心
(
かいしん
)
出来
(
でき
)
ずに
何時
(
いつ
)
迄
(
まで
)
も
頑張
(
がんば
)
りて
居
(
を
)
ると、
123
此
(
こ
)
の
方
(
ほう
)
の
堪忍
(
こらえ
)
袋
(
ぶくろ
)
が
破
(
やぶ
)
れたら、
124
ドンナ
事変
(
こと
)
が
在
(
あ
)
りても
不足
(
ふそく
)
は
申
(
もう
)
されまいぞよ。
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