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インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1914(大正3)年6月17日(旧5月24日)
神霊界掲載号:
大正6年9月1日号(第51号) 3頁
神霊界八幡書店復刻版:
第1巻 367頁
七巻本:
第2巻 70頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
なし
東洋文庫火の巻:
97頁
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
38頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
os052
001
大国常立尊
(
おほくにとこたちのみこと
)
変生男子
(
へんじょうなんし
)
の
御魂
(
みたま
)
が、
002
大出口
(
おほでぐち
)
の
大守
(
おほかみ
)
と
現
(
あら
)
はれて、
003
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
身魂
(
みたま
)
の
立替
(
たてかへ
)
立直
(
たてなほし
)
を
致
(
いた
)
すぞよ。
004
海外
(
むこう
)
の
国
(
くに
)
の
科学
(
がく
)
の
教
(
おしへ
)
は
結構
(
けっこう
)
と
申
(
もう
)
して、
005
日本
(
にほん
)
の
元
(
もと
)
の
御魂
(
みたま
)
を
滅
(
なう
)
して
居
(
を
)
るぞよ。
006
学問
(
がくもん
)
さへありたらば、
007
何所
(
どこ
)
までも
登
(
のぼ
)
れると
申
(
もう
)
して、
008
大
(
おほ
)
きな
取違
(
とりちが
)
いをして
居
(
を
)
るから、
009
世界
(
せかい
)
は
何事
(
なにごと
)
につけても、
010
甚大
(
ゑら
)
い
困難
(
こんなん
)
であるぞよ。
011
現世
(
このよ
)
には
何
(
なに
)
が
結構
(
けっこう
)
と
申
(
もう
)
しても、
012
神力
(
しんりき
)
が
第一
(
だいいち
)
に
結構
(
けっこう
)
であるぞよ。
013
日本
(
にほん
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
が
取違
(
とりちが
)
いをして
居
(
を
)
れるから、
014
人民
(
じんみん
)
はその
筈
(
はず
)
であるぞよ。
015
神力
(
しんりき
)
と
学力
(
がくりき
)
との
力競
(
ちからくら
)
べの
世
(
よ
)
がまいりて
来
(
き
)
たぞよ。
016
時節
(
じせつ
)
には
何
(
なに
)
も
叶
(
かな
)
はんぞよ。
017
従来
(
これまで
)
の
世
(
よ
)
は
物質
(
ぶつじ
)
の
世
(
よ
)
でありたから、
018
日本
(
にほん
)
の
霊
(
ひ
)
の
元
(
もと
)
の
根本
(
こんぽん
)
を
全然
(
さっぱり
)
棄
(
す
)
てて
了
(
しも
)
ふて、
019
天
(
てん
)
の
神徳
(
しんとく
)
も
地
(
ち
)
の
神徳
(
しんとく
)
も
無視
(
なう
)
に
致
(
いた
)
して、
020
外教
(
ぶつ
)
と
科学
(
がく
)
を
結構
(
けっこう
)
と
思
(
おも
)
ふて、
021
外教
(
ぶつ
)
と
科学
(
がく
)
とで
末代
(
まつだい
)
続
(
つづ
)
くやうに
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
れるが、
022
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
外国
(
がいこく
)
の
教義
(
おしえ
)
では
立
(
た
)
ちては
行
(
い
)
かぬ
国
(
くに
)
であるぞよ。
023
日本
(
にほん
)
の
学者
(
がくしゃ
)
ほど
鼻高
(
はなだか
)
になりて、
024
天
(
てん
)
の
御先祖様
(
ごせんぞさま
)
の
御恩
(
ごおん
)
を
思
(
おも
)
ひ
遣
(
や
)
りのない
人民
(
じんみん
)
ばかりであるぞよ。
025
前途
(
さき
)
の
見
(
み
)
えぬ
守護神
(
しゅごじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
る
肉体
(
にくたい
)
は、
026
一度
(
いちど
)
に
困
(
こま
)
る
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るから、
027
前途
(
さき
)
の
見
(
み
)
えすく
守護神
(
しゅごじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
れば、
028
世界
(
せかい
)
に
何事
(
なに
)
が
出
(
で
)
て
来
(
き
)
ても、
029
経綸
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りが
出
(
で
)
て
来
(
き
)
たと、
030
婦女子
(
おんな
)
でも
胴
(
どう
)
がすはるぞよ。
031
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
には、
032
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
天
(
てん
)
と
地
(
ち
)
との
先祖
(
せんぞ
)
が、
033
現時代
(
このよ
)
の
来
(
く
)
ることの
仕組
(
しぐみ
)
を
能
(
よ
)
く
知
(
し
)
りて
居
(
を
)
りて、
034
爰
(
ここ
)
までは
蔭
(
かげ
)
の
守護
(
しゅご
)
でありたから、
035
日本
(
にほん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
誰
(
だれ
)
も
知
(
し
)
るまいがな。
036
露国
(
ろこく
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
仕組
(
しぐ
)
みて
居
(
を
)
ることを、
037
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
は
皆
(
みな
)
帳面
(
ちょうめん
)
に
記
(
つけ
)
てあるぞよ。
038
天
(
てん
)
の
御先祖様
(
ごせんぞさま
)
と
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
とは、
039
永世
(
まつだい
)
の
事
(
こと
)
が
皆
(
みな
)
仕組
(
しぐみ
)
みてあるぞよ。
040
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
と
云
(
い
)
ふやうナ
神業
(
こと
)
を
致
(
いた
)
すのには、
041
前後
(
あとさき
)
の
見
(
み
)
えんやうなことでは
成就
(
じょうじゅ
)
せんぞよ。
042
行
(
や
)
り
放題
(
ほうだい
)
、
043
行
(
い
)
き
放題
(
ほうだい
)
に
仕
(
し
)
て
居
(
い
)
ると、
044
現今
(
いま
)
の
様
(
やう
)
になると、
045
末世
(
まつだい
)
の
事
(
こと
)
がよく
判
(
わか
)
りて
何事
(
なにごと
)
も
経綸
(
しぐみ
)
がしてあるから、
046
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
の
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りに
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
047
時節
(
じせつ
)
参
(
まい
)
りて
九分九厘
(
くぶくりん
)
と、
048
世界
(
せかい
)
の
事
(
こと
)
がなりて
来
(
き
)
たら、
049
天
(
てん
)
の
御三体
(
ごさんたい
)
の
御加護
(
おてつだい
)
が、
050
夜昼
(
よるひる
)
に
烈
(
はげ
)
しきから、
051
変生男子
(
へんじょうなんし
)
の
御魂
(
みたま
)
には、
052
歴々
(
ありあり
)
と
実地
(
まこと
)
の
正体
(
せうまつ
)
が
見
(
み
)
せてあるぞよ。
053
身魂
(
みたま
)
を
磨
(
みが
)
けば
天
(
てん
)
から
真象
(
せうまつ
)
を
見
(
み
)
せなさるぞよ。
054
何程
(
なんぼ
)
でも
神徳
(
しんとく
)
は
与
(
わた
)
すなれど、
055
取
(
と
)
りて
呉
(
く
)
れんから
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
遅
(
おそ
)
くなりて
居
(
を
)
るぞよ。
056
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
申
(
もう
)
してあるやうに、
057
直
(
なお
)
には
変
(
へん
)
な
方
(
ほう
)
から
蔭光
(
ひかり
)
が
射
(
さ
)
して、
058
天
(
てん
)
からは
何程
(
なんぼ
)
でも
水晶
(
すいしょう
)
の
光
(
ひかり
)
渡
(
わた
)
り
出
(
だ
)
す
也
(
なり
)
。
059
水晶
(
すいしょう
)
の
球
(
たま
)
が
何程
(
なんぼ
)
でも
見
(
み
)
せてあるぞよ。
060
地
(
あげ
)
の
竜宮館
(
りゅうぐうやかた
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
であるから、
061
天地
(
てんち
)
の
神宝
(
おんたから
)
を
授
(
さず
)
け
申
(
もう
)
すぞよ。
062
筆先
(
ふでさき
)
通
(
どほ
)
りの
象
(
かた
)
を
天
(
てん
)
から
見
(
み
)
せるぞよ。
063
御筆先
(
おふでさき
)
に
出
(
だ
)
したら
実地
(
じっち
)
が
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
064
昔
(
むかし
)
から
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
であるぞよ。
065
従来
(
これまで
)
の
世
(
よ
)
は
邪悪
(
あく
)
の
世
(
よ
)
でありたから、
066
斯
(
こ
)
ンな
事
(
こと
)
は
為
(
し
)
て
見
(
み
)
せて
無
(
な
)
いなれど、
067
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
したら、
068
水晶
(
すいしょう
)
の
世
(
よ
)
に
致
(
いた
)
すのであるから、
069
神
(
かみ
)
となりたら
宝玉
(
たから
)
といふやうな
物
(
もの
)
は
不要
(
いらぬ
)
から、
070
天
(
てん
)
の
宝玉
(
たから
)
も
地
(
ち
)
の
宝玉
(
たから
)
も、
071
地
(
あげ
)
の
竜宮館
(
りゅうぐうやかた
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
、
072
本
(
もと
)
の
宮
(
みや
)
へ
降
(
お
)
り
込
(
こ
)
みて
来
(
く
)
る
也
(
なり
)
。
073
地
(
ち
)
の
宝
(
たから
)
が
流
(
なが
)
れ
込
(
こ
)
むと
云
(
い
)
ふ
形
(
かたち
)
を
大出口
(
おほでぐち
)
の
筆
(
て
)
で
顕
(
あら
)
はすぞよ。
074
大正
(
たいしょう
)
二
年
(
ねん
)
の十一
月
(
がつ
)
の二十三
日
(
にち
)
の
夜
(
よる
)
の
八時
(
はちじ
)
に、
075
大出口直
(
おほでぐちなお
)
に
天照皇大神
(
てんしょうこうだいじん
)
と
竜宮
(
りゅうぐう
)
の
乙姫
(
おとひめ
)
どのとがまゐりて、
076
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
と
同一
(
おなじ
)
御霊
(
みたま
)
の
変生男子
(
へんじょうなんし
)
の
身魂
(
みたま
)
とが、
077
一
(
ひと
)
つになりて、
078
大事業
(
たいもう
)
に
御苦労
(
ごくろう
)
なされて
居
(
を
)
れるを
御知
(
おし
)
り
遊
(
あそ
)
ばして、
079
竜宮
(
りゅうぐう
)
の
乙姫殿
(
おとひめどの
)
の
御宝
(
おたから
)
を、
080
天照皇大神
(
てんしょうこうだいじん
)
と
金竜海
(
きんりゅうかい
)
の
霊水
(
たますい
)
の
地
(
あげ
)
の
竜宮館
(
りゅうぐうやかた
)
の
乙姫殿
(
おとひめどの
)
と
御両方
(
おふたかた
)
して、
081
大出口
(
おほでぐち
)
の
守
(
かみ
)
に
渡
(
わた
)
してある
世界
(
せかい
)
の
宝
(
たから
)
が、
082
本
(
もと
)
の
宮
(
みや
)
へ
皆
(
みな
)
納
(
おさ
)
まる
時節
(
じせつ
)
が
循
(
めぐ
)
りて
来
(
き
)
たぞよ。
083
筆
(
ふで
)
で
書
(
かか
)
してある
事
(
こと
)
も、
084
初発
(
しょぱつ
)
から
直
(
なお
)
の
口
(
くち
)
で
言
(
い
)
はしてある
事
(
こと
)
も、
085
皆
(
みな
)
毛筋
(
けすじ
)
も
違
(
ちが
)
はぬやうに
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
086
善
(
よ
)
き
事
(
こと
)
も、
087
世界
(
せかい
)
には
厭
(
いや
)
な
事
(
こと
)
も
延
(
の
)
びた
丈
(
だけ
)
は
一度
(
いちど
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
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