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明治三十六年旧五月八日
インフォメーション
種類：
大本神諭
年月日：
1903（明治36）年6月3日（旧5月8日）
神霊界掲載号：
大正8年6月1日号（第87号） 2頁
神霊界八幡書店復刻版：
第5巻 10頁
七巻本：
第5巻 120頁
五巻本：
未調査
三五神諭：
なし
東洋文庫天の巻：
なし
東洋文庫火の巻：
なし
連合会水の巻：
なし
大本史料集成：
未調査
庶民生活史料集成：
なし
概要：
備考：
タグ：
データ凡例：
データ最終更新日：
2017-07-05 20:33:20
OBC ：
os170
001
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
身魂
(
みたま
)
が
現
(
あら
)
はれて、
002
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
、
003
岩戸開
(
いわとびら
)
きを
致
(
いた
)
したら、
004
世界
(
せかい
)
には
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から、
005
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
に
言
(
い
)
はして
在
(
あ
)
る
事
(
こと
)
、
006
手
(
て
)
で
書
(
かか
)
して
在
(
あ
)
る
事
(
こと
)
が
皆
(
みな
)
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
007
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
して
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
へ
出
(
で
)
て
来
(
き
)
て、
008
筆先
(
ふでさき
)
の
腹
(
はら
)
へ
入
(
はい
)
る
人民
(
じんみん
)
で
在
(
あ
)
りたら、
009
其
(
そ
)
の
日
(
ひ
)
から
楽
(
らく
)
にして
遣
(
や
)
る
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
出口
(
でぐち
)
の
神
(
かみ
)
で
在
(
あ
)
るなれど、
010
皆
(
みな
)
思
(
をも
)
ひが
違
(
ちご
)
うて
居
(
を
)
るから、
011
皆
(
みな
)
が
我
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
で
身
(
み
)
を
攻
(
せ
)
めて
居
(
を
)
るのを、
012
善
(
よ
)
うして
与
(
や
)
ろうと
思
(
をも
)
ふて
永
(
ながら
)
く
知
(
し
)
らしたなれど、
013
燈台元
(
とうだいもと
)
は
真暗黒
(
まっくらがり
)
で、
014
遠
(
とほ
)
くから
判明
(
わかり
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
015
判
(
わか
)
らんのは
自分
(
われ
)
は
偉
(
ゑ
)
らいと
皆
(
みな
)
爆心
(
まんしん
)
が
在
(
あ
)
る
故
(
ゆへ
)
に、
016
肝腎
(
かんじん
)
の
本源
(
もと
)
の
教
(
おしへ
)
が
汲
(
く
)
み
取
(
と
)
れんぞよ。
017
慢心
(
まんしん
)
致
(
いた
)
して、
018
上位
(
うえ
)
じゃと
思
(
をも
)
ふて
居
(
を
)
ると、
019
下
(
した
)
へ
落
(
を
)
ちなならん
事
(
こと
)
が、
020
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
は
出来
(
でき
)
る
事
(
こと
)
が
在
(
あ
)
るから、
021
チットも
気
(
き
)
赦
(
ゆる
)
しは
出来
(
でき
)
んぞよ。
022
誰
(
だれ
)
に
由
(
よ
)
らず
別
(
わ
)
け
隔
(
へだ
)
ては
致
(
いた
)
さん、
023
大本
(
おほもと
)
へ
立
(
たち
)
寄
(
よ
)
る
人
(
ひと
)
は
能
(
よ
)
く
心得
(
こころえ
)
て
下
(
くだ
)
さらんと、
024
後
(
あと
)
で
取
(
とり
)
返
(
かへ
)
しは
出来
(
でき
)
んから、
025
クドウ
出口
(
でぐち
)
の
手
(
て
)
で
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けて
置
(
を
)
くぞよ。
026
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
取
(
とり
)
違
(
ちが
)
い
致
(
いた
)
すは
当
(
あた
)
り
前
(
まえ
)
、
027
薩張
(
さっぱ
)
り
世
(
よ
)
がヒックリ
返
(
かへ
)
りて
居
(
を
)
りた
故
(
ゆへ
)
に、
028
善
(
よ
)
き
身魂
(
みたま
)
はトコトン
世
(
よ
)
に
落
(
をと
)
して
在
(
あ
)
りたから、
029
人民
(
じんみん
)
の
目
(
め
)
からは、
030
神
(
かみ
)
から
善
(
よ
)
き
事物
(
もの
)
が
悪
(
わる
)
く
見
(
み
)
えるので
在
(
あ
)
るが、
031
神
(
かみ
)
からは
正反対
(
あらくら
)
であるから、
032
何事
(
なにごと
)
も
神
(
かみ
)
と
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
とは
物
(
もの
)
が
違
(
ちが
)
ふので、
033
夫
(
そ
)
れで
誠
(
まこと
)
を
申
(
もう
)
して
聞
(
き
)
かせると、
034
悪
(
わる
)
き
事
(
こと
)
を
申
(
もう
)
すやうに
思
(
をも
)
ふのじゃ。
035
何事
(
なにごと
)
も
筆先
(
ふでさき
)
通
(
どほり
)
が
世界
(
せかい
)
から
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
036
チト
違
(
ちが
)
ふと
善
(
よ
)
いなれど、
037
毛筋
(
けすじ
)
も
違
(
ちが
)
ひは
無
(
な
)
いから、
038
上
(
うへ
)
に
立
(
た
)
ちて
居
(
を
)
る
人
(
ひと
)
よ
用意
(
ようゐ
)
を
致
(
いた
)
されよ。
039
是迄
(
これまで
)
の
事
(
こと
)
は
用
(
もち
)
ひんぞよ。
040
大分
(
だいぶん
)
慮見
(
りょうけん
)
の
違
(
ちが
)
ふ
人
(
ひと
)
が
出来
(
でき
)
るなれど、
041
是
(
これ
)
も
時節
(
じせつ
)
で
世
(
よ
)
は
持
(
もち
)
切
(
き
)
りには
致
(
いた
)
させんので
在
(
あ
)
るから、
042
素直
(
すなを
)
に
致
(
いた
)
す
人民
(
じんみん
)
が
結構
(
けっこう
)
であるぞよ。
043
世
(
よ
)
に
落
(
を
)
ちて
居
(
を
)
りた
身魂
(
みたま
)
は、
044
水晶
(
すいせう
)
に
早
(
はや
)
く
磨
(
みが
)
けるなれど、
045
上
(
うへ
)
へ
上
(
あが
)
りて
学
(
がく
)
で
智慧
(
ちゑ
)
の
出来
(
でき
)
た
鼻高
(
はな
)
学者
(
だか
)
が
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
な
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
るが、
046
夫
(
そ
)
れでも
身魂
(
みたま
)
の
洗濯
(
せんだく
)
を
致
(
いた
)
して
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
へ
参
(
まゐ
)
りて、
047
誠
(
まこと
)
の
教
(
をしへ
)
の
耳
(
みみ
)
え
入
(
はい
)
る
人民
(
じんみん
)
で
在
(
あ
)
りたら、
048
直
(
す
)
ぐようして
与
(
や
)
る
此
(
この
)
方
(
ほう
)
なれど、
049
我
(
われ
)
が
上
(
うへ
)
じゃと
思
(
をも
)
ふ
人民
(
じんみん
)
斗
(
ばか
)
りで、
050
中々
(
なかなか
)
改心
(
かいしん
)
出来
(
でき
)
る
人民
(
じんみん
)
が
世界
(
せかい
)
に
無
(
な
)
いぞよ。
051
是
(
これ
)
からはアチラコチラに
目
(
め
)
覚
(
さ
)
ましが
始
(
はじ
)
まるから、
052
改心
(
かいしん
)
致
(
いた
)
して、
053
天地
(
てんち
)
へ
御詫
(
おわ
)
びを
致
(
いた
)
さうよりも
仕方
(
しかた
)
が
無
(
な
)
いぞよ。
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